British Forces Broadcasting Service

  British Forces Broadcasting Serviceは世界中に駐留する英国軍に母国の情報を提供するための放送で、米国におけるAFNに当たる。イラク戦争への英国の参戦決定に伴い中東に駐 留する英国軍向の短波による特別放送が2月より開始された。この波はCIS諸国の送信所より出ているため日本では夜間の放送が良く受信で きている。最新のスケジュールは「月刊短波5月号」参照のこと。イラク戦争終結に伴い短波による放送は近日中に中止される可能性が大であ る。内容は英国国内でFMで放送されているBFBS-2またはBFBS-1の中継が主である。なおKuwaitの英軍基地ではFMでも放 送されている。
 BFBSは過去にはフォークランド紛争、湾岸戦争時に短波で放送され、特別のQSLカードが発行された が、今回は汎用カードによる返信で、予算が限られている事情が察せられる。今後BFBSが短波で放送される事態がまた起こってもこのカー ドが使用されるのであろう。戦争の度に発行というのはあまり好ましい事ではないが、歴史の記録とはなる。現在定常的にBFBS放送行われ ているが行われている地点が世界地図上にプロットされている。裏面は周波数の記入のない不完全ベリだが、これは湾岸戦争時も同じで以前か らの伝統である!カードに記載されているSSVCというのはBFBSを運用している民間支援団体の名称である。
  比較のために湾岸戦争時(1990年9月)のQSLカードを掲載した。現在のものよりも一回り小さい。QTHは変わっている。
 英国軍は近くは1997年の中国返還まで香港に駐留しておりBFBSもFMで放送していた。1960年代 にはシンガポールにも駐留しており短波の5010kHzで放送していた。その時のカードも参考に掲載する。この頃も世界中同一デザインの カードであったように記憶している。
 なお終戦後講和条約締結まで日本の呉にも英国占領軍(British Commonwealth Occupation Force)が駐留しており、同様の放送が短波の6105kHz(1kW)や中波の1470kHz(200W)で行われていた事があった。この時のカード は「国宝級」、獲得して持っている人は「人間国宝級」である! ところが実際にお持ちの方がいらっしゃった!日本短波クラブ50周年記念事業推進委員会の許可を得て、同クラブ会員の坪井達夫氏が 1950年に獲得された英国占領軍放送のQSLカードを参考資料として掲載する。
 
 受信報告の宛先; P.O.Box 903, Gerrards Cross, Buckinghamshire, SL9 8TN U.K.
  FAX:  +44 1494 874429
  E-mail:  info@bfbs.com
  URL:     http://www.ssvc.com/bfbs/index.html
 
 

イラク戦争時(2003年)のBFBSのカード 大きさ106×147mm
      
 

湾岸戦争(1990年)時の短波放送QSLカード  大きさ87×140mm

 
 

左:1968年のSingapore駐留BFBSのカード 大きさ93×149mm
右:1950年に坪井達夫氏が獲得された呉の英国占領軍BCOF放送のQSLカード(日本短波クラブ創立50周年記念誌より) 当時06:30-22:30の放送であったっことが分かる
     
 
 
 
 
 

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