Radio Hong KongとHong Kong Radio

 Radio  Hong Hongは香港の公営放送局「香港電台」のことである。以前は短波の3940kHzで放送しており、アジアの常連局の一つであった。しかし1970年代半 ばに短波放送は廃止され、それ以降はヨットのChina Raceがある時のみの臨時放送となって現在に至っている。現在もChina Race(「月刊短波11月号」に掲載の通り近々ある)の時には放送されるが、受信報告の宛先が後述のHong Kong Radioとなっており、送信所のみならず番組の管理も同局から離れてしまった感がある。掲載のQSLカードは1960年代後半に取得したもので有名な大 型カードだが、当時から日時の入っていない「不完全ベリ」としてもDXerの間で有名であった。このカードは少なくとも1990年代まで はヨットレースの時の短波の受信報告に対して発行されていたようである。QSLカードの写真は香港島西北部に設置されたFM送信所のアン テナ(摩西嶺あたりか?)から九龍半島を望んだものである。すぐ下の香港島の風景はあまり変わっていないが対岸の九龍に高層ビルが殆どな い点が時代を感じさせる。現在では通常日本で受信するには中波(567、621、675、783kHz)かEスポ出現時の FM(92.6、92.9、93.2、93.4、93.5、93.6、94.4、94.8、95.3、96.0、96.4、96.9、 97.6、97.8MHzなど)しか無くなってしまい馴染みの薄い局となってしまった。

 受信報告の宛先; 香港九龍廣播道30號
 E-mail: ccu@rthk.org.hk
  URL:  http://www.rthk.org.hk

香港電台の1960年代発行の大型QSLカード(203×153mm)

同上のカードの裏面(周波数しか記入のない不完全ベリ)

 
 

 一方3940kHzの短波送信機は現在はHong Kong Telecom(香港電訊)の管轄でここで受信報告も受け付けている。送信所は香港島の東南の角にある鶴咀(Cape d'Aguilar)にあり、これは海岸局Hong Kong Radio(コールVRX、香港海岸電台)の送信施設でもある。Hong Kong Radioの方は現在でも船舶向にSITOR信号を6322.5、8421.5、12585.5、12591.5、16821、16831、 22379kHzで送信しており信号の中でCWでコールサインを打つので確認は容易である。香港のビクトリア港の夜景のQSLカードを発 行している。

 受信報告の宛先: 香港石澳鶴咀道 または 香港中央郵政信箱9896號

香港海岸電台のQSLカード(170×118mm)

 

鶴咀短波送信所の入口(右方に骸骨マークがあり立入禁止となっている)

 
 

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