復興廣播電台
(Fu Hsing Broadcasting Co., Taiwan)

 台湾を代表する放送局として有名な復興廣播電台は、1957年に政府内政部によって開局された。一時は全国に31局を配置する大ネット局となった が2002年の放送再編で、29局を分離し現在は台北、台中、高雄の3局に縮小された。また局の機能も総合教育娯楽局から、2003年以降は主として中国大陸と台湾の「両 岸」に情報を伝えるという任務に変わった。現在のスローガンは「復興電台、深得
心、両岸資訊、請聴復興」(復興電台は、両岸の情報であなたの心を深くつ かみます、復興電台をお聴き下さい)である。中波・FMでの放送は良く知られており日本でも受信されているが、短波放送があることはあまり知られていな い。実は15250kHz(10kW)で短波放送が1993年8月23日以来実施されている。ターゲットは勿論中国大陸で、両岸の生活の話題や、音楽、民 俗、観光の情報を放送している。放送は1日4回(08:00-11:00、13:00-15:00、17:00-19:00、22:00-24:00) で、中国から妨害電波が出ているが日本では昼間の放送が狙い目である。IDも頻繁に出るため確認は比較的容易である。この放送は、中波やFMで流されてい る第一網、第二網とは別で「第三網」と称されている。他の系統と同様にインターネットのストリーミング放送(即時廣播)として聞くことができるが、面白い ことに1秒程度短波の放送の方が進んでいる。
 中波・FMの方は現在次の通りである。
 台北 
臺北市中山北路五段280巷5號 一網 AM558KHz、909KHz、1089KHz 二網 AM594KHz
 台中 臺中市春社路里中台路81號 一網 FM107.8MHz 二網 AM594KHz、1089KHz
 高雄 高雄縣鳥松郷澄清路819號 一網 AM594KHz 二網 AM846KHz
 短波で放送を受信し中国語(繁体字)で受信報告を送ったところ32日後に大きな郵便物でQSLカードと手紙が届いた。また局のキーホルダー、ペーパーナイフ、メモリーケースが記念品として同封されてきた。QSL発行者は總台長の趙歇儀氏。
  カードの表の右下には「吉祥三寶」という言葉が入っている。これは仏教用語からきた言葉で「めでたく仏のようにありがたいもの」の意味である。この名前の歌が実は両岸で歌われている。実に素朴な歌詞なので紹介する。

 小女兒問:爸爸、太陽、月亮和星星是什麼?” (女の子:「お父さん、お日様と月と星って何?」)
 
爸爸回答:吉祥三寶。 (お父さん:「吉祥三寶だよ」)
 小女兒問:
媽媽、漉t、花和果實是什麼?” (女の子:「お母さん、葉っぱとお花と実って何?」)
 媽媽回答:
吉祥三寶。 (お母さん:「吉祥三寶だよ」)
 小女兒問:
爸爸、媽媽和我是什麼?” (女の子:「お父さん お母さんと私って何?」)
 
爸爸吉祥三寶。 (お父さん:「吉祥三寶だよ」)
 
小女媽媽爸爸:吉祥三寶 永遠吉祥”  (三人揃って: 「吉祥三寶が永遠でありますように」)

 中台関係、日中関係もこうありたいものである。

 受信報告の宛先:  中華民國臺北市中山北路五段280巷5號
 URL  http://www.fhbs.com.tw
  E-mail  fushinge@ms63.hinet.net

QSLカード表面 大きさ 148×105mm 下部に「TAIWAN−−−−→吉祥三寶」の文字がある


QSLカード裏面 英語と中国語 右上にスローガン 日付に「94」とあるのは「民國94年」で西暦では2005年       


 


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