Radio Santa Cruz (Bolivia)

 ボリビアというと首都La Pazのあるアンデス山脈から「山国」を連想してしまうが、実はボリビアの国土の大半はアマゾン川上流部の熱帯平原なのである。Santa Cruz(正にはSanta Cruz de la Sierra)はボリビア南東部のチキトス平原にあるボリビア第2の都会で、文化の様相もLa Pazとはかなり異なっている。町は7つの環状道路と碁盤の目の道を組み合わせた構造で、「指輪都市」とも言われている。近くには日系人入植地もあり、日 本 とも関係の深い所である。昨年12月には同市在住の日系人Michiaki Nagatani氏が市長選に出馬し落選した。同氏は今年12月のボリビア大統領選にも立候補するという。
 そのSanta Cruzを代表するカトリック放送局がRadio Santa Cruzであり、カトリック教会の強い国柄だけに同局は地元の教育文化の中心にもなっているという。短波の6135kHz(CP32 10kW)の他中波の970kHz(CP32 10kW)、FMの92.1MHz(Stereo92)でも放送を行っている。今年は太陽黒点数が最小に近い上、短波から撤退する局が増えてバンドが空い てきた事も相俟って夕方の60mbや49mbで小電力の中南米局が一昔前のような賑わいを取り戻している。Radio Santa Cruzもその一つで6135kHzは18:00の開始(実際には17:54頃から信号が出ている)頃から受信できる事が多い。日によってはブラジルの Radio Aparecidaが混信するが、こちらはあの「鼻に抜ける」ポルトガル語なのでそう間違えることはないであろう。今年5月に受信し、1ドル紙幣とPFC を同封してスペイン語で受信報告を送ったところ37日後に返信が届いた。PFCに記入してくれた他、手紙もついていた。PFCの絵柄には同局の親団体であ るIRFA Fundaci
ón のマークを使用した。IRFAは Instituto Radiofónico Fe y Alegría の頭文字で、「信仰と幸福」放送協会とでも訳されよう。実 際に局のマークもおなじものを使用しており、カーステッカーや局舎にも使用されている。ヤシの木のマークはアンデスのイメージとそぐわないが前述のように 熱帯平原に位置していることを考慮すればもっともである。発行者はSecretaria de Dirección のMa.Yolanda Marcó Escóbar 氏。手紙の中では季候も良く世界遺産(サマイバタの砦、他にチキトス聖堂もある)もあるので是非訪れるように勧めている。同局はCalle Mario Flores esq. Güendá N°20 にあるが、ボリビアの郵便事情を考えると下記の私書箱に出した方が良い。なお私書箱は672の他に3213でも大丈夫である。また同局のURLは http://www.irfacruz.orgで「PAGINA EN DESARROLLO」(作成中)の状態が続いていたが、ついに8月3日に登録期限が切れてしまい売りに出されてしまった! 放送時間は18:00-10:00。
 ボリビアは南米の中でも最貧国であり、乳幼児死亡率もずば抜けて高い。Radio Santa Cruzは1990年代初めに90分の乳幼児健康に関する番組を週4回放送したところ、Santa Cruzでの乳幼児死亡率は非常に改善されたという。また同局はSanta Cruz地区の情報発信源ともなっており、現在NSS-7衛星でラジオ放送の国際中継も行っている等積極的に活動している。

 受信報告の宛先: 
Radio Santa Cruz, Emisora del Instituto Radiofónico Fe y Alegría, Casilla 672, Santa Cruz de la Sierra, Bolivia
   E-mail:  irfacruz@entelnet.bo
   FAX:  +591 3 3532257

PFC利用のQSLカード


局からの手紙


局からの封筒
 

カーステッカー (ボリビア東部第一の局と書いてある)

 

左: 局舎にもヤシの木のマークが!(Walt Fair Jr.氏のhttp://www.comportco.comより)
右: ヤシとオニハス − アンデス離れした近郊の景色 (http://www.bolivia.comより)
 



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