Africa Numero Un(ガボン)

 Africa Numero Un (Nr.1またはNº1と略記)は英語で「Africa No.1」ともいう。この局はアフリカには珍しい商業短波局である。ガボン政府は他局に送信時間をレンタルしたり、商業放送を行ったりしてアフリカ全体に 働きか えることでビジネスをもくろみ、1979年にフランスの援助で首都Librevilleから南に300km離れたMoyabiに発電所と500kW送信機 4台を備えた送信所が完成してオンエアーした。カバー範囲はアフリカ全体から大西洋を越えて南米の及び巨大な国際放送ビジネスになると期待された。当初は 一部の送信機のみを使用してアフリカ音楽や軽音楽の試験放送を行っていたが、1981年に4台の送信機がフル稼働可能となると、RFIがアフリカ向放送の 中継に使用するようになった。またこの時局のアドレスとしてNumero Un にふさわしく、Librevilleの私書箱1号が優先的に割り当てられた。そして1983年からは Radio JapanとSwiss Radio Internationalも中継局として利用するようになった。その後AWR、VOAも一時中継を行ったが、1990年代後半から徐々に減少して行き、 現在中継局として利用しているのはRadio Japanのみとなった。しかし今年10月以降はそれも削減される予定である。そこで同局は短波ビジネスよりもFM中継局や衛星放送、 podcastingに力を入れるようになった。現在旧フランス領諸国を中心にLibrevilleも含めて16都市とフランスのParisにFM局をお いている。またAfricasat衛星からアフリカ全土と南米の一部をカバーしている。
 QSLカードは当初地球の図案に局名をあしらったデザインのものが使用されていたが、緑色の局ロゴ制定されてからはロゴの下に同じ色で局名を入れたデザ インのものが使用されている。示したものは1983年に受領したもので、このデザインのカードの出始めである。裏はゴム印で押した周波数に丸がついている だけで、記入者のサインや日時のない不完全ベリである。
 短波部門は不振をかこって来たが、「月刊短波4月号」の報道の通り、どうもリビアが買い取った模様である。2006年2月にSawt-al-Amalと いう反リビア政府の局がモルドバの送信所から17660kHz付近に出てきた時に、リビア国内からと見られる妨害電波の他にアフリカ音楽を流して妨害する 局が出現しDX界では謎とされて来たが、リビアが経営権を取ったのであればMoyabiから妨害電波を出しても不思議ではない。また経営不振となってから 返信が来なくなっていたが、今後は潤沢な(?)リビアの資金が入ってくるので期待できるかも知れない。
 この局の姉妹局はParisにあり、URLなどは実はフランスで運用しているようだ。そこでどうしても返信が来ない場合はParisの姉妹局に手紙を出 す手も考えられる。事実小生は2002年にParisに行った時FMでこの局を受信してQSLカードを得ている。しかしその時はPFCで返信が来たため、 フランスの方には正式カードの在庫はないようである。どちらに送るにしてもフランス語が絶対有利。なお1984年にRadio JapanがMoyabi中継開始記念の特別QSLカードを発行したこともある。

 受信報告の宛先:  

   ガボン本局  Boite Postale 1,  Libreville, Gabon
                             TEL  +241  761 152   +241 761 153
                             FAX  +241 742 133

      パリ局     
33 Rue du Faubourg Saint Antoine - 75011 Paris, France
                             TEL  +33 1 55 07 58 01
                             FAX  +33 1 55 07 97 48
                             E-mail  webmaster@africa1.com

     URL     http://www.africa1.com

(左)1983年QSLカードの表 (右)同裏 そのまま切手を貼って送ってきた! 証明事項はゴム印の周波数のみ
 大きさ 147×103mm

     
(左)Librevilleの局舎 (右)コントロールルーム 同局のwebより
 



(左)パリ局のPFC利用QSL(2002年) 周波数はFM107.5MHz アドレスは現 在と異なっている (右)同裏面
 


一緒に送ってきた同局のテレカ 左はフラン表示なので現在は使えない 右はフランとユーロのダ ブル表示!


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