AFN-Misawa (Japan)

 戦後多くの地域で放送していた在日米軍局(旧Far East Network、1997年からはAmerican Forces Network)は縮小が続き、現在は三沢、東京(横田)、岩国、佐世保、沖縄の5ヵ所となった。中波で直接受信する場合三沢、岩国、佐世保は同じ 1575kHzであるので、指向性アンテナを使うか、近傍に行かない限り識別が難しい。これらの局はAFN東京の番組を同時に流すこともあるが、独自番組 を制作したり、他の(米国)番組を中継したりする場合も多い。1575kHzを使用している3局で東京で最も入感する確率の高いのが距離的に近いAFN三 沢(出力600W)で、アンテナを北向にすればまず間違いなく夜間に受信することができる。同局の独自番組は昼間の事が多い(公式スケジュールでは平日の 06:00-18:00と土曜日の18:00-21:00が独自番組)が、夜間の「AFN-Misawa」のアナウンスが出たり、三沢基地に関する special informationが流されたりするので結構容易に確認・識別することができる。
 AFN三沢が放送を開始したのは比較的新しく、1957年9月に青森県駐留の米空軍が八戸から三沢に移転した時に1510kHzで放送が開始された。現 在放送は「The Edge 1575AM」というニックネームを持ち、三沢基地関係の軍属とその家族13,500人をターゲットとしている。なおFMの88.3MHzでも出ている。 またAFN-Misawaは1960年12月に本土の米軍局としては初めて米国チャンネルのUHF66チャンネルを使用して空中波によるTV放送を実施し た事でも有名で、この放送は現在も継続されている。
 受信報告にはコンピュータで制作した大型のQSLカードが発行される。同局を運営しているのは「Detachment12」と言われる
第 12報道分遣隊によって行われている。
 局は三沢基地の中にある。三沢基地の飛行場は三沢空港と共用である。現在は新幹線や新青森空港の完成で利用するチャンスがなくなってしまったが、軍用飛 行場のため相当の降雪があっても着陸でき、青森出張には重宝であった。午後からの青森での会議に出席するために早朝の羽田発三沢便に乗り、三沢駅で前夜に 上野を発った夜行急行「十和田」に追いつき列車で青森入りするのが便利だった時代が思い出される。

   受信報告の宛先: 〒033-0022 青森県三沢市三沢 三沢基地内
   E-mail:    afn @ misawa.af.mil
   URL:   http://myafn.dodmedia.osd.mil/AffiliateInfo.aspx?a=221


(左)三沢基地の正門  (右)放送中の三沢基地司令官
  


AFN-MisawaのQSLシート 大きさはA4 発行者は第12報道分遣隊のLarry A. Schneck氏




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