長江水上安全信息台
Chanjiang Maritime Security Information Center(China)

 中国の二大河川の内、黄河はすっかり水量が減ってしまったが、もう一つの大河である長江(揚子江)は対岸まで10km以上のところもあり、日本人には海のように見える。当然内陸部の水運に利用されており、船舶の航行が盛んである。日本では河川港というものは殆ど存在しないが、長江の場合、河口の上海から始まり、南京、武漢、重慶など大きなものの他に無数の河川港がある。
 その長江を航行する船舶向けに水上安全情報を提供する目的で長江航務管理局が中心となり2004年4月30日から放送を開始したのが長江水上安全信息台である。当初インターネット及びVHF(156.65MHz)の放送であったが、昨年から短波でも放送するようになり、福永光洋氏によって発見・確認された。本部及びスタジオは湖北省の省都である武漢市にある。武漢市には長江を渡る大橋が5つもあるのだ。
 日本で言えば「東京湾海上交通センター」のようなもので、純粋なユーティリティー局であるが、放送局的な要素も合わせて持っている。女子アナウンサーが多数活躍しており、HPでもその素顔が紹介されている。放送は毎日09:00、12:00、15:00、18:00、23:00の5回行われているが、この内15:00の放送は「综合互动节目」とされており、ニュース、法律、人物、技術等の話題(沿岸各省の人民廣播電台と同レベル)が提供される。なおこの内短波で出ているのは23:00の放送のみのようである。短波は8794kHzUSB(送信局は多分南京海岸電台であると推測される)で出ており22:45-23:20頃に放送が行われる。放送開始時はIDと軽音楽の繰り返しで、23:00過ぎより通報に入る。通報内容は水位公告(沿川各地点での水位)、航道通告(各地点の航路状況)、気象予報(各地点の天気、気温、風向・風力、霧の有無)、安全通告(航行上の注意事項)の4種類である。
  昨年この放送を受信し、10元とPFCを同封して中国語で受信報告を送ったところ、1ヵ月半後に同局の王青女史より返信があった、同女史は覚えたての日本語とPFCで返信を行ってくれた。
 中国にはこの種のユーティリティ的放送局は今後も増加すると見られ楽しみである。

 受信報告の宛先:    中华人民共和国湖北省武汉市沿江大道134号  长江水上安全信息台
                                    (No. 134, Yangjiangdai Road, Wuhan, Hupei, China)

 電話:   +86 27 82765666

  URL:   http://www.cjxxt.cn  (中国語)


(左)PFC利用のQSLカード  (右)同封されていた日本語の手紙





同局のロゴは船とアンテナ




スタジオ風景 アナウンサーは左が辛言さん 右が雨霏さん
   


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