Swedish DX Federation (スウェーデン)

 Swedish DX Federation (SDXF:Sveriges DX Förbund)はスウェーデンのDXクラブ連合体である。スウェーデンは昔からBCL活動が盛んな国で、各地にローカルなDXクラブができてそれぞれ活動を行っていた。それらのクラブの活動成果を共有して国全体のBCL力を向上しようと設立されたのがSDXFである。SFDXの設立は1956年9月、今年(2022年)で設立66周年を迎える。設立者は1948年以来Radio Swedenで「Sweden Calling DXers」を制作していたArne Skoog氏(1913-1999年)である。非政治的(NPO)でかつ非営利(NGO)の団体で、現在も趣味としてのDXingの促進のみを目的としている。各DXクラブの情報を統合しており、古い会誌のアーカイブも作成している。連合体だが加入は個人で、会員は隔月に発行される会誌「DX- Aktuellt 」(A4版約50ページ、スウェーデン語)の講読、DX関連出版物やCDの割引購入、年1回開催される「DX Parliament」への参加が出来る。

 2010年代になるとSDXFはこの頃増加してきたQRP(低電力)短波局から時々独自に制作した特別番組を流すようになった。当初色々なQRP局から出ていたが最近はドイツのChannel 292から出ることが多い。各特別番組の受信には特製のQSLカードが発行される。

 欧州のQRP局は日本では受信困難であったが、最近はリモートSDR技術のお陰で受信できるようになった。2022年2月13日にはChannel 292でユネスコの「World Radio Day」記念の特別番組(クラブメンバーによるDX談義)がChannel 292より行われた、これをオランダのTwente大学SDR経由で受信し、E-mailで受信報告を送ったところ、4ヵ月後に封書でQSLカードが送られてきた。なお所在地のGöteborg(日本では「ヨーテボリ」という)はスウェーデン南西部の北海に面した港町で、1994年まではスウェーデンを代表する海岸局「Göteborg Radio」があった無線に由緒のある場所である。

 受信報告の宛先: P.O. Box 1097, SE-405 23 Göteborg, Sweden

 E-mail: sdxf @ sdxf.se

 URL: https://www.sdxf.se/ (スウェーデン語)


(左)2022年World Radio Day記念放送のQSLカード表面 「TO RADIO TO TRUST」はユネスコWorld Radio Day 2022のスローガン 配色はウクライナカラーだがユネスコのスローガンの図柄に合わせたもので偶然かも知れない  大きさ149×106mm
(右)同裏面 若干右下がりに印刷されている 発行者はGelt Wilsson氏

 

(左)SDXFのロゴ 青字の「VÄRLD RADIO LYSSNARS」は「世界のラジオ聴取者」のこと 
(中)会誌「DX AKTUELLT」の2022年第4号表紙
(右)2021年8月にKarsborgで開催されたDX Parliamentに参集した30名のメンバー(EDXCより)

  


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