月刊短波2005年9月号(第5版)
編集 赤林隆仁 時間 JST

◎LatviaよりEMRが送信 5版新規
 来る9月18日の17:00-18:00と19日の01:00-02:00にEuropean Music RadioはLatviaの送信所より9290kHzで放送する。聴取者は放送でアナウンスされる電話番号にかける事で番組に参加できる。(HCDX) 受信報告は EMR c/o Mr. Tom Taylor, 32 Broscoe Road, Colliers Wood, London SW19 2AQ, U.K.に。

◎SAQ 9月25日にも送信  5版新規
 イタリアの
Andrea Borgnino氏によると、スウェーデンのCW保存局SAQが来たる9月25日の公開日にも17.2kHzで火花式Alexandersen altrnatorを使用した送信を18:30と21:30に実施する。この日は施設が公開されるとともに、「flea market」と称してGrimeton Radioや旧Gothenburg Radio(現在無線博物館となっている)の設備の一部が販売される。(DX Listening Digest 5162)

◎New OrleansのWWL局がWHRIより短波放送 4版追加
 ハリケーン「カトリーナ」の被害を受けたWWL局(870kHz)のwebサイトによると、同局等はWRHI局の送信機より短 波で緊急特別放送を行っている。  同局のURLはhttp://www.wwl.com。(赤林)
 スケジュールは当初のものから次のように更新されている。
 月〜金: 14:00-20:00 5835  21:00-23:00 11785  23:00-05:00 15285 07:00-09:00 9840(火−土)
 土: 14:00-21:00 5835  23:00-02:00 15285  08:00-09:00 9840(日) 09:00-11:00 5835(日)  12:00-14:00 5835(日)
 日: 14:00-21:00 5835  23:00-02:00 15285  03:00-06:00 15285(月)  11:00-14:00 5835(月) 
 WHRIが中継しているのはLouisianaのNews局を中心に、Katrina Aidで結成されたUnited Radio Bradcastters of New Orleans (URBONO)が統一番組をOn Airしており、この番組を中継しているようである。webストリーミングはLouisiana州のBaton Rougeの近郊Denham Springs から1210kHz(10/1kW(D/N))でOn AirしているWSKRから流されている。WWL、WSKR共にこのURBONOの構成局である。また別の情報ではWWL局のの緊急スタジオとしてClear ChannelのBaton Rougeスタジオが使用されているという。WSKR局もClear Channel傘下であるため、WSKR局のスタジオの可能性が大きい。そうすればストリーミング放送がWSKRから出ている理由も理解できる。(愛知県 長谷川清一氏)
 Kelvin Redding氏によるとWWL局はbelo Corporationが経営するCBS系の放送局で、New Orleansの局中唯一TVのWWL-TVとラジオのWWL(870kHz)でハリケーンの襲来中も含めて四六時中住民に対する情報を放送し続けた。 Poydras Avenueのスタジオは浸水し、局員は退去せざるを得なくなったが、外にスタジオを移して放送は継続された。送信施設の残った地元局は9局 で、WWLを中心にUnited Radio Broadcasters of New Orleansを形成して、同局の番組を共同中継している。(DX Listening Digest 5155)
  WRHI局の送信地点はCypress Creekである。(DX Listening Digest 5156) WWL局はスタジオ、送信施設共に被害を受けたがスタッフは活動していて、WSKR局のスタジオを借りて放送を制作し、同局からインターネッ トで流している。それをWRHI局が短波で全米に中継しているという図式でしょうか?


特別ロゴ


Katrinaにより滅茶苦茶になったWWLのスタジオ(同局のHPより)


◎アイルランドが短波でサッカー中継 2版新規

 アイルランドのPaul Guckin氏によるとRTEは来る9月11-12日と25-26日に行われる「All Ireland Hurling and Football Finals」の実況中継をアフリカ向に短波で次のように中継する。
 南アフリカ向  22:00 - 02:00  Woofferton 21730 kHz
  西アフリカ向  22:00 - 02:00  Ascension 17680 kHz
  東アフリカ向 22:00-23:00  Meyerton 15255 kHz
  中央アフリカ向  23:30-02:00  Ascension 15255 kHz
(DX Listening Digest 5153)

◎タスマニアからHobart Radio Internationalが!? 2版新規
 Rob Wise氏によると、オーストラリアのタスマニア島にあるHobart Radio Internationalが9月4日の17:00から9270kHzで、19:00から11410kHzで送信を行う。送信出力は5W。同局は今年2月 6日の23:00-23:30に15kWで初送信を行ったが、送信機が発火して燃えてしまい、今回は新送信機で出る。同局のURLはhttp: //www.hobartradiointernational.co.nr 、E-mailはhobartradiointernational@yahoo.com.au、QTHはPost Box 711, Rosny 7018, Tasmania, Australiaだが郵送の受信報告に対してはQSLを発行しない方針である。(DX Listening Digest 5154)  本当ですかね? どうしてwebサイトがノルウェイなのでしょうか? あっても趣味の海賊局の部類でしょう。HPには8月21日にJRRIから 6240kHz、4月24日にRadio Cochiguazから6350kHzから放送し、9月6日にBSARSから6270 11410kHzで放送と書いてあります。

◎HCJB日本語放送復活に  〜リスナーの集いも開催〜 4版追加
  HCJB尾崎氏からの情報によると、HCJBの日本語放送が秋より復活することになった。 週2回(土・日曜)30分間で、 朝の放送となる。 送信はHCJB Australiaから行われる。 再開の理由は春の日本語特別放送に対する反響が大きかった事による。 (埼玉  林義晃氏 新潟 八木真一氏)
 日本語放送再開に先立ち大阪・東京・北九州の3カ所でリスナーの集いが開催される。大阪: 場所 「太閤園」レ ストラン (大阪市都島区網島町9-10 、JR 大阪環状線京橋駅で、東西線へ乗り換え、大阪城北詰駅下車徒歩1分 TEL 06-6356-1110)9月22日(木) 正午から、バイキング形式の昼食会、尾崎夫妻・ HCJBアダムス夫妻出席、東京:場所 淀橋教会(新宿区百人町1-17-8 JR中央線大久保駅より徒歩1分、JR山手 線新大久保駅より徒歩3分 TEL 03-3368-9165 ) 9月25日(日) 午後1時から、尾崎夫妻・HCJBアダムス夫妻出席、北九州:場所 リーガロイヤルホテル2階「コルベーユ」(北九州市小倉北区浅野2 -14-2  TEL 093-531-1121 JR小倉駅新幹線北口より空中回廊で直結徒歩1分) 9月27日(火) 正午より昼食会、尾崎夫妻のみ出席。(埼玉県 林義晃氏)
 
◎Radio Varnaの冬スケジュール
  ブルガリアのRadio VarnaはB-05スケジュールでは月曜日の07:00-13:00に7600kHz(100kW)で放送されることになった。 (OBSERVER)

◎CRIのHabana中継減力に
  China Radio InternationalはHabanaからの中継送信の出力をB-05シーズンより現行の250kWから100kWに減力する。 電力不足に対する措置らしい。 23:00-01:00に13740kHz。(WWDXC Topnews 722)

◎BBCMが2007年春までに大量リストラ
  BBC Monitoringの職員は2007年春までに80人を解雇し50人に削減することを通告された。 政府がBBCの予算を2006年から2011年の5年間に渡り毎年180万ポンド増額するという決定をした直後であった。 なお150人いる海外スタッフにまでリストラが及ぶかは不明。 BBC Monitoringは従来外務省、 議会、防衛省、BBC自体の4機関から予算を受けていたが、 今回より株主に対する説明責任を負うBBCによる資金で運営されることになったためにこの事態となった。(Media Network)

◎英国民間放送ポケットブック発行
  英国のDave Kenny氏によると、同国の民間放送局の詳細情報を記載した「2005 Commercial Pocket Book」(72ページ)がCommercial Radio Companies Association(英国民間放送連盟)から発行された。 http://www.crca.co.ukより無料でダウンロードできる。 (DX Listening Digest 5134)



◎5054.6kHzでTIFC復活

  世界各地で19:0-21:00頃に5054.6kHzでFaro del Caribeが受信されている。 エクアドルのBjorn Malm氏が同局の技術者Salvador Lopez氏に電話して確認したところ、 長らくオフエアしていたが、 8月初めよりテスト送信を開始したとのことで、 時間は09:0-13:00頃と19:00-01:00頃とのこと。 過去に使用していた9645kHzに戻る予定はないそうである。 (WWDXC Topnews 723)

◎ドイツの無線博物館ついに閉館
  ドイツのKai Ludwig氏によると、 Koenings Wusterhausenにある無線博物館は8月7日に建物の借用期限が切れるため、 同日限りで閉館することになった。 博物館にあるKoepenik送信所の旧693kHz用送信機は別の施設に移される予定。 送信用ディーゼル発電機は当面そのまま現施設に残されるが来年には建物が取り壊されることになっている。 建物を維持するだけで毎年25万ユーロの費用がかかるのが取り壊しの理由。 (WWDXC Topnews 723)

◎オーマンの短波止まる
  英国のNoel Green氏によると、Radio Sultanate of Omanの15140kHzは7月20日に再停波した。 以前の故障が十分に修理されていない模様である。(DX Listening Digest 5135)

◎Sudan秘密局放送を増強
  英国のChris Greenway氏によると、秘密局Sudan Radio Service(スタジオはNairobi、送信はVT Communications)はスーダン副首相の暗殺以降の夜の送信時間を延長した。 現在のスケジュールは月-金曜の23:00-03:00に17660kHzである。 他に朝の送信は12:00-14:00に11665kHz、 14:00-15:0に15325kHz(何れも月-金曜のみ)に行われている。 送信所はWofferton。 (DX Listening Digest 5135)

◎KNXついにHollywoodを去る
  米国のBrock Whaley氏によると、過去67年間HollywoodのColombia Squareより放送を続けてきた老舗の中波局KNX(1070kHz)が8月15日ついにHollywoodからMiracle Mile disctrictに移転することになった。 同局は1922年に放送を開始し、 1938年からはCBS-TVと共用の現在地に居を移して以来ずっとここから放送を行ってきた。 これでHollywoodにスタジオのあるラジオ局は消滅することになる! (DX Listening Digest 5135)

同局の顔であったColombia Squareの局舎 (同局のHP http://www.knx1070.com/ より)


◎REEのQSLがカナリア諸島から
  スペインのManuel Mendez氏によると、Radio Exterior de Espanaの本局はQSL発行を中止しているが、 Tenerife局は局制作の「Espanores en la Mar」と言う番組に対してQSLカードを発行している。 同番組の放送時間と周波数は次のとおり。
  火・日 00:10 21700 17850 17760 15585 15385 11815 9765 21570
  火・土 06:10 17850 15110 11815 9765 7275
  宛先は; Espanoles en Mar, 38080 Santa Cruz de Tenerife, Islas Canarias, Espana  (DX Listening Digest 5136)

◎West Africa Demcracy Radioが試験送信
  フィンランドのMauno Ritola氏によると、SenegalのDakarを本拠地とするThe West Africa Democracy Radio(WADR)が17555kHzで試験送信を開始した。 この局は政府に透明であること、 国民にきちっと説明する事を求めることで地域経済や文化を発展させる事を目的としている。 Liberiaでは地方局が同局の番組を中継することになっている。 「西アフリカ」と称しているが本来のターゲットエリアはMano川流域諸国(リベリア、シエラレオネ、ギニア)で各国に支局が設置される。 試験送信は8月18日より1週間毎日17:0-18:00に行われた。 (WWDXC Topnews 724)
  フィンランドのJari Savolainen氏によると、同局の連絡先はP.O.Box 16650, Dakar Fann, Senegal、 E-mailはwadr@wadr.org、 FAXは221 864 7090である。 リトアニアのBernd Trutenau氏によると送信地は英国のRampishamで出力500kW。 (WWDXC Topnews 725) 9月開始予定の本放送に要注目です。

◎泥棒でRHCが停波
  米国のMike Terry氏によると、Havana近郊のSan FelipeにあるRadio Habana Cubaの送信施設で、 送信等のアルミニウム製インスレータが何者かに盗まれ、 同局のベネズエラ、 中央アメリカ向放送が2日間停波した。 この送信塔からはRadio MartiやTV Marti妨害電波も送信されていた。 (DX Listening Digest 5139)

◎Kim Elliott氏独自HP
  VOAのKim Andrew Elliott氏は独自のHP http://www.kimandrewelliott.comを立ち上げ国際放送関連の情報を提供し始めた。 (DX Listening Digest 5139)



◎デンマークではコンピュータTVは現在無料
  Denmark Radioは、デンマーク国民がコンピュータでTV放送を受像した場合には受信料を徴収しない現在の制度を見直すかどうか検討している。 現在受信料は年間2,100クローネ(約4万円)であるが、 販売店では受信料無料である点を強調してTV受像機能付パソコンの拡販を計画している。 現在PCでTVを見ている国民は1万人と見られる。 (Media Network)

◎RRIがRadio Australiaを中継
  Jakarta Post紙によると、Radio Republik IndonesiaはRadio Australiaの報道番組を毎日15:30-16:00に中継することで合意した。 (Media Network)

◎VOA Creole語部も「報道の自由」で表彰される
  VOAのCreole語部は「ハイチを中心とするカリブ海地域の報道の自由と民主化」に貢献したとしてフロリダに本拠地を置くReconstruire Haitiという団体から8月18日表彰を受けた。 VOAは週9.5時間のCreole語放送を実施しているが、  ハイチの民主化に果たした役割は大きく、 現地のCrfeole語社会では必要不可欠なメディアとなっているとのことである。 (Media Network)

◎BeninからTWR・HCJBが短波放送も
  ドイツのHansjorg Biener氏によると、Trans World Radioは今年の11月よりBeninの送信所より1566kHz(100kW)で放送を開始する予定であるが、 更にHCJBと共同で短波放送も実施す る予定である。 内戦で広域短波放送が不可能となったリベリアのELWAを補強するのが目的であるという。 (DX Listening Digest 5141)

◎海のないハンガリーに短波海賊局
  ウクライナのVlad Titarev氏によると、ハンガリー初の海賊局Radio Balaton Internationalが8月中に放送を開始する。 Balaton湖畔より手製の10W送信機で630、6275、6264、6400kHzで出る予 定である。 北米の海賊局DXerとの協同によるもので、 毎日15:00-18:00、02:30-05:30に出ることにしている。受信報告は rbishortwave@gmail.com、 またはP.O.Box 19, Blue Ridge Summit, PA 17214, U.S.A.に。 (DX Listening Digest 5141) このアドレスどこかで聴いた事があるのですが!?.....

◎インド局90mbから60mbにシフト
  インドのAlokesh Gupta氏によると、B05スケジュールで90mbから60mbに移動するAIR局は次の通りである。
 Bhopal 3315 → 4870、Shimla 3223 → 4980、Gantok 3390 → 4810、Delhi 3365 → 5020。(DX Listening Digest 5141)

◎AIRが31mbで試験放送
 
AIRは31mbの9425kHz (Bangalore) で北インド向、9470kHz(Aligarh)で 南インド向の試験放送を行っている。送信スケジュールは10:30-14:30、17:30-21:30が「FM Gold」の番組、22:30-09:40がNational Serviceの番組である。受信報告はspectrum-manager@air.org.inに。(DX Asia)

◎キューバの送信所の連絡アドレス明らかに
  リトアニアのBernd Trutenau氏によると、 Radiocubaのwebサイトhttp: //www.radiocuba.cu/Nosotros/NuesteasDivisiones/tabid/76/Default.aspxで Radio Habana Cubaの3つの短波送信所の連絡先が明らかにされた。 (DX Listening Digest 5143)  Bauta送信所: Carretera Cayo la Rosa Km 3 1/2、Bauta, La Habana TEL 0680 373429 E-mail aixa@bauta.radiocuba.cu、 Bejucal送信所: Carretera de la Sami(Final), Bejucal, La Habana TEL 8635573 E-mail radiocuba@radiocuba.cu、 Quivican送信所: Carretera San Felipe Km.5 1/2, Quivican, La habana TEL 064 99132 - 99141 E-mail radiocuba@radiocuba.cu となっています。

◎FM ATLAS第20版発行
  北米のFM局の詳細を記述した「FM ATLAS」の第20版が発行された。 264ページ。 価格は送料別で$19.95。  申し込みはFM Atlas, P.O.Box 336, Esko,  MN 55733-0336,U.S.A.に。 クレジットカード可。 (DX Listening Digest 5143)

◎旧IRCはNZでは不可
  英国のSteve Whitt氏によると、 ニュージーランドの郵政当局は旧形式のIRCの受入を9月より中止する。 9月以降は後ろにバーコードが入っている新形式のものしか 受け付けない。 英国では2006年いっぱいですべての形式のIRCの受付を中止すると言われている。 (DX Listening Digest 51444)

◎Radio Heritage Foundationが短波ボランティア募集
  RadioHeritageFoundationではアジア・太平洋地域の中波Logに続き、 今年11月に短波Logも制作することになり、 この地区で協力してもらえるボランティアを募集している。 短波の知識が豊富でこの地区の短波の周波数をくまなく調査でき、 E-mail等で連絡が頻繁にとれる事が条件。 希望者はinfo@radioheritage.netに問い合わせること。 (DX Listening Digest 5144)

◎ICOM R75受信機は販売継続に
  英国のSteve Whitt氏によると、販売中止が伝えられたIC-R75受信機についてICOM社は当面生産と販売の継続を決定した。 Universal RadioのHPからも生産中止のメッセージが削除された。( DX Listening Digest 5144)

◎Zimbabuwe中国製ジャミング送信機を活用
  SW Radio Africa Zimbabuwe Newsによると、 同局を妨害するために中国からZimbabweに供与されたジャミング送信機は、 同局が短波放送を停止した後はMadagascarから中継されているVoice of Peopleの妨害に使われている。  妨害が始まったのは8月14日からで、 高 価なジャミング送信機の使い方を政府内で検討した結果と思われる。 (WWDXC Topnews 725)

◎中国が電波版「万里の長城」構築
  RSF(国境なき記者団)はSound of Hope Network、Radio Free Asia、Voice of Americaへの中国のジャミングについて、 電波版の「万里の長城」であると非難した。 Sound of Hopeに対するジャミングは6月よりは大連、福州の各都市と新疆維吾爾自治区から同時に発射されており、 CNRの番組や音楽を強力にぶつけており、 同局はほとんど受信不可能な状態である。 同様なジャミングは昨年の10月よりVoice of Tibet、BBC、VOA、RFAの各局にも発射されている。 ジャミングの送信施設はフランスのThales社が受注しており、 その性能は素晴らしく、 欧州や中央アジアから送信されている中国向の電波の殆どをブロックしてしまっている。 (WWDXC Topnews 725)

◎ApexRadioからループアンテナ500SL発売
  ApexRadioから受信用アクティブループアンテナ500SLは発売された。 カバー範囲は30kHzー180MHz、 吊り下げ型の非同調型正方形ループアンテナで、 一辺は50cm。 天井等から吊り下げて回転して使う点が特徴で、 吊り下げ用のヒモ(80cm)とローテーターも付属している。 特に5MHz以下の帯域では指向性が強く出るため回転して使うことが推奨されている。 3mの同軸ケーブル、 コントローラー(利得調整用、12V電源は別売)、 受信機接続用同軸ケーブル(1m)の付属する。 また別売オプションとしてBCLラジオ接続アダプタ35BNC、 バッテリーホルダ500BH、 ハイパスフィルタ2M-HPFがある。 価格は標準価格\20,790、 オンライン価格¥15,540(税別)。 ApexRadioのHP(http://www.rakuten.co.jp/apexradio/)より購入可能。 (ApexRadio)

500SL本体部 (ApexRadioのHP http: //www.rakuten.ne.jp/gold/apexradio/500sl_j.html より)


◎ベトナムが解放放送の記事を発表
 Voice of Vietnamはwebサイト(http://www.vovnews.com.vn)で1962-1975年に存在した「解放放送」 (Liberation Radio A)についての情報記事を発表した。(Media Network)
  記事によると解放放送(Liberation Radio B)は1962年2月1日に南ベトナムで設立されたが、敵のジャミングにより受信できる範囲は限られていた。そこで北ベトナム政府は同年4月30日に 「Liberation Radio A」と称する中継局の設立を決めた。これはベトナム全土で聞こえるだけでなく世界各地で受信される事を狙ったものであった。局はVoice of Vietnamの局舎の隣に当たるHanoiのQuansu通56番地に置かれ400名のスタッフがいた。南ベトナムにあったLiberation Radio Bの送信は設備の老朽化や悪天候で困難を極め、わずか5分程度の解説番組を受信して再構成し、送信するのに2-3時間を要した事もあった。1975年のサ イゴン陥落直前の総攻撃の時期には戦線から送られてくるLiberation Radio Bの番組を聴取者に届けるため局員は数日間徹夜で対応した。(赤林) 当時日本で聞こえた短波もLiberation Radio Aだったのでしょうね。

◎ウズベキスタンRadio Libertyの記者を6ヶ月の禁固刑に
 ウズベキスタンの法廷は、8月26日、政府を侮辱した罪でRadio Libertyのウズベク語部の記者で、ウズベキスタン人のNosir Zokirov氏に対し禁固6ヶ月の刑を言い渡した。これは同氏が国家の治安担当者との電話インタビューで政府を侮辱する発言をした事に対する刑であると されている。現在のカリモフ政権は5月のAndijanでのデモ隊への発砲事件以降言論弾圧を強めており、この発砲事件を報道したRadio Libertyの女性記者で妊娠3ヶ月であったLobar Kaynarova氏も自宅で暴行を受けている。(Media Network)

◎ApexRadioからBCL用フィルター2種
 ApexRadioよりBCL用ハイパスフィルター2M-HPFとローパスフィルター05M-LPFが発売された。2M-HPFは短波受信時に中波から の妨害を遮断するフィルターでカットオフ周波数は1850kHzで、それ以下の帯域を最大70dB減衰させることができる。05M-LPFは長波の受信時 に中波の妨害を遮断するフィルターでカットオフ周波数は450kHzでそれ以上の帯域を最大70dB減衰させることができる。ケースはアルミダイキャスト 製、コネクタはBNCを採用。スルースイッチがついている。価格はいずれも標準価格7,800円、オンライン価格6,500円(税別)で、 ApexRadioのHP(http://www.rakuten.co.jp/apexradio/)より購入可能。 (ApexRadio)

(左)2M-HPF (右)05M-LPF
 

◎Bangladesh Betarが短波放送中断
 バングラデッシュのAshik Eqbal Tokon氏によると、Bangladesh Betarの海外向短波放送は送信機が故障したため現在出ていない。送信機は真空管タイプのもので、技術部門で修理を試ているが、部品が入手困難な状態で ある。(DX Listening Digest 5149) TDPによると1983年製のThomson社TRE2320(250kW)ですのでそんなに旧式ではありません。インドでは聞こえているという情報もあ ります!

◎AFN-Tokyoの送信アンテナ取り替え
 Ben Dawson氏によると、埼玉県和光市南2にあるAFN-TokyoのMomote送信所(810kHz 50kW)にあるPhase Arrayアンテナ用の2本の鉄塔が8月10日より交換作業に入った。旧鉄塔を撤去し新鉄塔に取り替える作業である。アンテナまでのフィードシステムは既 に数年前に取り替えられている。(mediumwave.info)

◎CVCがIFA記念特別DRM短波放送実施
 CVC(Christian Vision)はベルリンで9月2-7日に開催されるIFA(Internationale Funkausstellung:国際無線見本市)を記念して同日の19:00-22:00に6065kHzでDRM放送を実施する。送信所は Mososbrunn(Austraia)で出力は50kW、利得11.8dbのログペリアンテナを使用し方向は335度。内容は英語で音楽とお喋りで、 オーストラリアのQueeslandにある同局のスタジオで制作されたもの。このため英国向の19:00-20:00 11815kHzの放送はこの期間 休止となる。(Media Network)



◎Radio NederlandもIFA記念DRM送信
 9月2-7日のIFA-Berlinを記念してRadio Nederlandは期間中次のようにDRMの特別送信を行う。
 Juelich送信 01:00-02:00 04:00-05:00 3965kHz 無指向
 Rampisham送信 5-7日のみ22:00-24:00 9770kHz 毎日 17:30-22:00 00:00-01:00 7240kHz 62度 
 番組は英語とオランダ語。平日の19:00-20:00には2系統の番組を1チャンネルに載せる試験を行う。なおFlevoからの17:00-22: 00と00:00-01:00の放送(7240kHz)は期間中休止する。(Media Network)

◎BBCのpodcastingダウンロード10万件に
 BBCはpodcastingの試行を始めたが、7月中1週間平均で10万件のダウンロードがあった。最も人気があったのはRadio 4の「In Our Time」で、3万件であった。BBCではオンデマンド方式のラジオ放送に対する要求は非常に高いと判断し、今後デジタル放送とともに podcastingに力を入れて行きたいとしている。BBCでは「In Our Time」のpodcastを昨年11月から開始し、4月からはダウンロード可能な番組数を20に増やした。なお7月中にストリーミングでBBCの放送を 聞いた人は710万人で、聴取時間はは総計1350万時間であった。このうち生放送のRadio Five Liveには120万件のアクセスがあり、しかもその半分は7月7日のロンドン同時爆破テロ事件のあった週に集中した。(Media Network)

◎韓国のアリラン放送全国放送に
 従来済州島内でのみ放送を行ってきた外国人観光客向の国営英語放送である「アリラン放送」(済州88.7MHz、西歸浦88.1MHz)は9月1日より DMB衛星経由で韓国全土に放送することになった。これに伴い国内ニュースの回数を倍の8回に増やし、ローカルニュースも07:00、12:00、18: 00、22:00に放送、またBBC中継のニュースは06:00、16:00、20:00に放送される。(Media Network)

◎AWR-Europeが新アドレスに
 ドイツのHansjorg Biener 氏によると、AWR-Europeは8月10日より英国EnglandのBracknellにある新オフィスに移転した。Newbold College近くにあった旧オフィスは売却した。これはAWRのアフリカ、アジア、アメリカの3地域を統括する部門が入るだけの容量を確保することが目 的である。新アドレスは次の通り。Adventist World Radio - Europe, 1 Millbank Court, Millbank Way, Bracknell, Berkshire, RG12 1RP, United Kingdom、電話は+44-1344-401-401、FAXは+44-1344-401-419、E-mailはeurope @ awr.org。(DX Listening Digest 5150)

◎AORから室内型全波アンテナLA380
 AOR社から室内用アクティブ型全波アンテナLA380は発売された。直径30cmの回転式円形ループアンテナ、実に10kHz- 250MHzという広帯域を一本のアンテナでカバーしている。ループの中央下にチューニング部がありバンドの切換(5バンド)と同調ができるよう になっている。利得20dBの増幅器も内蔵されており、インターセプトポイント+10dBと過入力にも強く設計されているという。価格は¥31,290 で、前出のApexRadioで取り扱っている。受信機との接続はBNC端子50Ω、外部電源12Vが必要(アダプタ附属)、重さは500g。

(左)LA380全体 (右)チューニング部分 (英国AOR社のHP http://www.aoruk.comより)
  

◎Victor Goonetilleke氏来日
 Sri Lankaを代表するDXerで同時に同国のアマチュア無線連盟の会長(4S7VK)でもあるVictor Goonetilleke氏夫妻がJARLの招待で8月19日来日し、20日にはHam Fair 2005で「津波来襲時のアマチュア無線の役割」について講演した。その後氏はJSWC(日本短波クラブ)の講演会やブースを訪れ日本のBCLとも交歓し た。その後氏は関西を訪れた後関西空港よりドイツに直行し、8月26・27日に開催の「 German-Dutch Ham Convention」に出席し津波来襲時の功績により「GOLDEN ANTENNA 2005」賞を受賞、DSWCIのコンベンションにも出 席した後、フランスを訪れFrench Ham Societyからも表彰を受ける予定で、8月31日にColomboに帰着する予定である。(赤林)

(左)Ham Fair 2005のテープカットをするGoonetilleke氏(右から2人目、その左はJARLの原会長) (左中)講演中のGoonetilleke氏  (右中)JSWCのブースを訪問したGoonetilleke氏とNiromi夫人(左は大武逞伯氏) (右)赤林と
     

◎RFA David Baden氏来日
 Radio Free AsiaのTechnical DirectorであるDavid Baden氏(47歳)がHam Fair 2005においてJSWC主催のフォーラム講演のために8月19日来日した。20日の午後には「RFAの自動QSL返信システム」についての講演を行い、 約1時間に渡りRFAやRFE/RL、Radio Marti、Radio Sawa等の米国政府内での位置づけ(この中ではRadio SawaはVOAとは独立した組織で監督官庁も異なる事が示された)、RFAの活動の意義、QSLポリシー(現在発行中のQSLカードはAJ Janitschek氏が一生懸命作成している)、自動QSL発行システム開発の経緯や使い方の説明を行った。自動QSL発行システムは同局のweb上か ら受信データを入力すると自動的にチェックが行われQSLが発行されるという仕組みで、主としてRFAのターゲット地域外のBCL向ということである。ま た珍しいRFAグッズ(帽子やボールペン)も披露された。大武逞伯氏、山田耕嗣氏、林義晃氏らのJSWCerの他丁度来日中のVictor Goonetilleke氏も聴講し活発な質疑応答が行われた。講演後同氏はJSWCのブースを訪問し、夕刻有明ワシントンホテルで行われたJSWC年次 ミーティングにも参加してJSWCerとの交流を行った。その後同氏はRFAの香港支局を経て帰米した。(赤林)

(左)講演中のBaden氏(左はGoonetillke氏、右は大武逞伯氏) (右)JSWCのブースを訪れたBaden氏と



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