月刊短波2008年3月号(第5版)
編集 赤林隆仁  時間 JST

◎Kol Israel 3月末で短波放送全廃 5版追加
 Kol Israelは来る3月31日限りで短波放送を全廃する。4月1日以降はすべてインターネット放送に切り替わる。http: //www.intkolisrael.com、http://www.iba.org.il/reka上で聞くことができる。(DX Listening Digest 8030)
  BBCMがJerusalem Post誌のwebsiteからの情報として伝えたところによると、IBA(Isreal Broadcasting Authority)のスポークスマンであるLinda Bar氏によると、IBAはイラン向ペルシャ語放送を短波で継続したい意向を持っていたが、イスラエルの放送法でIBA独自では短波放送を行う権限がない ことから断念した。今までは外務省とJewish Agency(ユダヤ局)が資金を出して実施していたが、徐々に協力関係が薄れてきていた。(Media Network) Andy Sennit氏によれば過去何回も閉局のアナウンスが行われたが今回は本気らしいです。「聞こえなくなったら本当なのだろう」と氏は言っています。web サイトはまだ機能していないようです。現在の短波スケジュールはhttp://israelradio.org/sw.htm参照のこと。

◎SW Radio Africaが新周波数のテスト 5版新規
 ジンバブウェの民主化を支援して放送されているSW Radio AfricaはA08より7125kHzを新周波数12035kHzに変更する予定である。そのため03:00-04:00に12035kHzで試験送信 を開始している。4880kHzの方は変更しない。また02:00-04:00の7125kHzも3月中は併行して出されている。(Media Network)(DX Listening Digest 8035)

◎「ふるさとの風」「日本の風」がDarwinからの送信開始 4版新規
 
3月12日より、CVC-Darwinの送信機を使用した、「ふるさとの風」、「日本の風」の放送が開始された。スケジュールは次の通 り。
 23:30-24:00  ふるさとの風 11995kHz
 00:00-00:30  日本の風 13725kHz
   アナウンスでは1日2回となっているため、従来の台湾送信に追加されたものと見られる。(NDXC 長谷川清一氏) ITUのリストには2月22日よりJCIの名前で23:30-24:00に11995、13725kHz、00:00-00:30に11650、 13725kHzが登録されていました。

◎米国SWL Fest向に各局が特別DRM放送 2版新規
 米国のKim Andrew Ellliott氏によると、米国で開催される今年のSWL Festの期間中各局が次のように特別DRM放送を実施する。
 TDF, Montsine'ry 3/8 10:00-11:00  11605kHz  150° 3/7-8 22:30-05:00  17840kHz 150°
 HCJB, Pifo,    3/5-9  10:00-13:00  9735kHz 4°3/5-8 23:00-06:00 15275(または15370)kHz 4°
 Vatican Radio, Santa Maria di Galeria 3/6-8 22:00-23:00 15515kHz  (DX Listening Digest 8030)

◎KBS日本語放送が試験送信  3版追加
 KBS国際放送では、3月30日(日)に春の周波数変更を行う。日本語放送は、受信状態が悪い23時からの7275kHzを廃止する代わりに、19時台 に新しい周波数を設ける計画を進めている。それに伴い新しい周波数の試験放送を実施する。@とAを聞き比べたうえ、放送音声ファイルの転送など、可能な方 法での受信報告を求めている。報告者には記念品が送られる。
 3/8-10  @19:00-19:20 100kW  A19:20-19:50 250kW  周波数 6155kHz
 放送内容は2月29日放送の「玄界灘に立つ虹」、締め切りは3月14日。(KBS)
  3/8-10の試験放送は中国の混信で一部の地域を除いては不調であった。そのため試験放送期間を2日間延長し、3月11日・12日の両日18:00- 19:00に6155kHzで試験放送(放送内容は3/7放送分のもの)を行う。この放送についてもメールまたはFAXで3月13日までに受信報告を求め ている。 (房総半島 山田耕嗣氏)

◎Denge Mesopotamia送信所を変更
  米国のGlenn Hauser氏によると、 クルド秘密局Denge Mesopotamiaは1月中はMoldovaの500/300kW送信機から出ていたが、 2月1日よりUkraineのSimperpol送信所に切り替わった。 周波数は以前と同じで、スケジュールは以下の通り。
 14:00-24:00 11530 500kW 129°
 00:00-04:00 7540 500kW 129°
 04:00-06:00 7540 300kW 129°
(DX Listening Digest 8014)




◎北朝鮮向秘密局はErevan送信に

  韓国からの北朝鮮向秘密局は現在送信所がErevanとなって、 次のように放送されている。
  自由朝鮮放送(Radio Free Chosun) 21:00-22:00 Erevan 9950 300kW 65°
  自由北韓放送(Free North Korea Radio) 05:00-05:30 7510 Erevan 300kW 65°
  開かれた北韓放送(Open Radio for North Korea) 06:00-07:00 7510 300kW 65°
(DX MIX NEWS)

◎アフガニスタン6700kHz復活
  スウェーデンのStig Adolfsson氏によるとRadio Solhと思われる局が6700kHzで復活している。 23:50頃音楽番組が受信できる。 (DX Listening Digest 8015)

◎Radio Tangazei Kristoは短波撤退
  コンゴ民主共和国から放送していた宗教局Radio Tangazei Kristo(4845kHz 300W)は、 技術上の問題から短波より撤退し、 今後短波に復帰する予定はない。 (WRTH update)

◎Radio Kahuziの連絡先
  米国のBruce Churchill氏によると、 コンゴ民主共和国から放送しているRadio Kahuzi(6210kHz)の連絡先はHarold Smith, President, BESI/Radio Kahuzi, P.O.Box 115, San Marcos, CA 92079, U.S.A.である。 QSLカードが発行される。 (DX Listening Digest 8015)

◎ミャンマーでの外国放送聴取率
  米国のAndrew Kim Elliott氏によると、  ミャンマー(ビルマ)では「賢い人は外国の放送を聴かない」キャンペーンが行われているが、 2007年に9つの大都市で行われた調査では、  過去1週間のBBCを聴いた大人は27%、以下VOA 22%、RFA 12%の順であった。 これは世界のどの地域の値よりも高い。 (DX Listening Digest 8016) ある村ではBBCを聞いていた人が軍隊に逮捕拘束されたそうです。

◎BBGの2009年度予算要求出る
  米国のBBG(Broadcasting Board of Governors)は2009年度の「予算要求内容を明らかにした。  予算要求額は6億9950万ドルで前年度比で2.6%増である。  中東・イラン・ソマリア・ロシア・中国など米国にとって危険なエリア向の放送強化とジャミングや混信の回避措置としても使えるインターネット送信の強化が 2009年度の主眼である。
  具体的内容は次の通り。
  ・VOAペルシャ語プロとTV Radio Fardaのイラン向24時間ストリーミング放送
  ・中東向Alhurra TV及びRadio Sawaの強化
  ・Radio Deewa、パキスタン向VOAウルドー語放送(ラジオ・TV)の強化
  ・VOA及びRFE/RLのアフガニスタン向パシュトン語・ダリ語放送の強化
  ・ソマリア向VOAソマリ語放送の強化
  ・北朝鮮向RFA/VOAの10時間ストリーミング放送
(Media Network)

◎Radio Swedenがドイツ語放送廃止に
  Radio Swedenは3月末で、 69年間続いたドイツ語放送を廃止する。  インターネットのストリーミング放送やpodcastingの聴取者は増えたが短波での聴取者が激減したがその理由。web上のニュース放送とその podcastingは残す。 英語放送は継続される。 (Media Network)

◎Chad Radio一時放送停止
  2月2日に反政府勢力が首都に進撃したチャドでは、 放送局が攻撃され4905kHzのChad Radioも一時中断した。  しかし2月6日には再開した。 (Media Network) 反乱軍の攻撃で同国独立当時の貴重な録音等のアーカイブが破壊されたとのことです。

◎ソビエト時代のジャミング資料無料掲載
  カナダのSheldon Harvey氏によると、 「Radio Jamming in the Soviet Union」という資料が無料で公開されている。 当時の状況が設備の写真入りで説明されている。 http://cbc.am/jamming.pdfからpdf形式でダウンロード可能。 (DX Listening Digest 8017)



◎VOAを聴かない中国人 −VOA調査で判明?
  米国のAndrew Kim Eliott氏はVOA中国語部の番組編成会議での調査結果を次のように伝えた。 2007年に中国人8229人に調査した結果、 大人でVOAを聴いている 人は0.2%、RFAは0.1%、BBCは0.9%であった。 中国の人口からすると0.2%でも200万人にはなる。  これから分かるように中国人は西側の 放送を特に聴きたいとは思っていない。 短波ラジオを持っていても外国の局を聴くよりも他の事をする方に興味があるようだ。  中国を含む東アジアでは電 気のない時代からラジオの時代を飛ばして直接TVの時代になってしまった(?!)。 その証拠に2007年のTV普及率は98%、 ラジオ普及率は 21%であった。 FM放送を聴く割合は14%、中波は4%、短波は1%であった。 東アジアではラジオよりTVが、 ニュースより娯楽番組が好まれ、  中国人も 同じである。 また現代の中国人は政治より商売に熱心である。 (DX Listening Digest 8018) だからVOA中国語部の予算をカットしろという事らしいです。場の雰囲気は黙っていろというを感じだったそうですが、 Kim氏は敢えて反論したそうです。 でも これは中国や東アジア特有の事でしょうか?

◎St.Helenaの連絡先変更
  Radio St.HelenaのLaura Lawrence女史によると、 同局の私書箱の番号が24番から、 93番に変更された。 24番宛の手紙も当分は届くが、 今後は93番を利用して欲しい。 (DX Listening Digest 8019)

◎BBC欧州向短波放送を全廃
  米国のKevin Redding氏によると、BBC World Servicは2月18日で欧州向の短波放送を全廃する。 これはFM、衛星放送、 インターネットでの放送を好むリスナーが増え、 短波を受信する 人が減った事による。 BBCでは欧州向放送に大半を2007年3月に廃止しているので、 今回の廃止の影響は少ないと見ている。 今後は別の方法でBBCを聴 いてほしいとのことである。( DX Listening Digest 8019)
  ギリシアのZacharias Liangas氏によると、 欧州でBBC-WSを空中波で聴くには648kHz(24H)の中波か198kHz(10:00-14:30)になる。 また Moscowでは1260kHz、 Ekaterinburgでは666kHzで中継されている。 また英国のAlan Pennington氏によると西ロシア向の短波放送は残る。 (DX Listening Digest 8020) 英国から見るとロシアは欧州ではないのですね。 またBBCの発表ではDRM試験放送には影響がないそうです。

◎カメルーンの放送に日本が援助
  Cameroon Radio Televisionの局長が東京を訪問し、 日本政府は8台の10kW送信機とデジタル化スタジオ設備を無償で提供する事に合意した。 これで放送の聴取が 不可能なエリアが減るという。 (Media Network)

◎ベネズエラに新短波送信所建設
  キューバRHCのArnie Coro氏によると、 Radio Nacional de VenezuelaはGuarico州に新短波送信施設を建設中である。 新たに設置されるのは60mb用50kW送信機1台と100kW短波送信機5台、  短波用高利得カーテンアンテナ数基、 中波用無指向性quandrantアンテナ数基である。 送信機にはpulse step変調方式が採用され、 エネルギー効率と信号品質(100%の変調が可能)の向上が図られている。 同局の技術部によれば送信機の一部は近日中に稼働 を開始する。 完成すれば南米で最も近代的で省電力の送信所となる。 カバーエリアは中南米であるが、世界中で受信される事になろう。 (Media Network)

◎米国沿岸警備隊の短波気象放送継続
  米国のKevin Redding氏によると、米国沿岸警備隊(US Coast Guard)は2月7日、短波で行われている海洋気象放送(FAX、音声、RTTY)を継続すると発表した。 短波気象放送は2007年4月に存続の可否が パブリックコメント(公聴)にかけられていたが、 衛星受信装置などを購入する余裕のない関係者から継続の希望が強かったことによる。 沿岸警備隊は送信施設 の更新費用などがこれらの希望に見合ったものであると判断した。 現在20カ所の送信所の更新費用が認められている。 (DX Listening Digest 8020)
  このうち音声による放送は次の通り。
  Chesapeake(NMN)      4426, 6501, 8764 kHz (USB)  12:30 14:15 18:30
                                 6501, 8764, 13089 kHz (USB) 20:15 00:30 06:30 08:15
                                 8764, 13089, 17314 kHz (USB) 02:15
  New Orleans(NMG)     4316, 8502, 12788 kHz (USB)  12:30 14:15 18:30 00:30 02:15 06:30 08:15
  Pt. Reyes(NMC)         4426, 8764, 13089 kHz (USB)  13:30 19:30
                                8764, 13089, 17314 kHz (USB)  01:30 07:30
  Kodiak(NOJ)             6501 kHz (USB)  11:03 01:45
  Honolulu(NMO)          6501, 8764 kHz (USB)  15:00 21:00
                                8764, 13089 kHz (USB)  09:05 03:00
  Guam(NRV)              6501 kHz (USB)  18:30 00:30
                              13089 kHz (USB)  12:30 06:30
   
◎「インドの放送80周年」発行
 インドのAlokesh Gupta氏によると、 インド放送技術協会(BES: Broadcast Engineering Society)は「インドの放送80周年」と題した特別記念誌を発行した。 80年前の放送黎明期から最新のHDTV放送に至るインドの放送の歴史が記述 されている。 無料でpdf形式のものがダウンロードできる。 http://www.besindia.com/Juldec2007.pdf。 (DX Listening Digest 8021)

BES REVIEWの特別記念誌 表紙はAIR-Dehli本局舎とラジオで演説するマハトマ・ガンジー
「放送には凄い力がある。まるでシャクティー(ヒンズー教で不思議な力を持った女神)のようだ!」



◎韓国KBSが欧州で中波放送
  ドイツのAlexander Schultz氏によると、  韓国のKBSは3月2日より02:00-02:30にドイツ語放送をRadio Luxembourgより1440kHzで中継放送する。 (DX Listeing Digest 8021)

◎AFN沖縄 中波放送を復活
  AFN沖縄の中波放送(648kHz)は、 キャンプ金城にある送信用鉄塔が2007年1月定期メンテナンス中に倒壊したため、  送信を中断して いたが、 2月18日より1年振りに送信を再開する。(在日米軍海兵隊)  NDXCの長谷川誠一氏によると、 再開後はAMとFM(89.0MHz)は別番組となり、 AMはニュースやトーク中心、 FMは音楽中心とな る 。(DX Listening Digest 8021)

AFN沖縄のアンテナ(倒壊前)



◎パプアニューギニアNBC各局のニックネーム

 パプアニューギニアのNBC各局は夜間の放送ではIDをニックネームで出しているところが多い。 各局のニックネームは次の通りである。
  4890 Port Moresby; Voice of Papua New Guinea
  3220 Lae; Maus Bilong Kundu (Kundu:現地の太鼓)
  3385 Rabaul; Maus Bilong Tavuvur (Tavuvur: 現地の火山名)
  3905 Kimbe; Singaut Bilong Tavur (Tavur: 巻き貝の名前)
  3235 Kaveng; Singaut Bilong Drongo (Drongo: 鳥の名前)
  3315 Lorengau; Maus Bilong Chauka (Chauka: 鳥の名前)
  3325 Buka; Maus Bilong Sankamap  (Sankamap: 日の出)
  3355 Kundiwana; Karai Bilong Mumbu (Munbu: 竹製管楽器の名)                        
  3275 Mendi; Karai Bilong Muruk (Muruk: 鳥の名前)
  3205 Vanimo; Maus Bilong Sandaun (Sandaun: 「日没」の意味の地名)
  3335 Wewak; Maus Bilong Sepik (Sepik: 地名)
  3260 Madang; Maus Bilong Garamut (Garamut: 現地の太鼓の名前)
  3345 Popondetta; Voice of the People of Oro (Oro: 地名)
  3365 Alotau; Voice of Kula (Kula: カヌー)
  3245 Kerema; Voice of the Seagull
  3305 Daru; Voice of the Sunset
  使用言語は英語、ピジン語(Tok Pisin)であるが、 Port Moresby、Kerema、Daru局では更にMotu語が、 Rabaul局ではKuanua語が使用されている。 (DX Listeing Digest 8021 8022) "maus"は「口」、 "bilong"は「〜から」、 "singaut"は「呼び声」という意味です。

(左)Muruk鳥  (右)Tavuvur火山
 

◎Radio Mustaqbal短波送信再開
  Radio Mustaqbalが短波送信を再開した。 スケジュールは次の通り。
  14:45-15:15 月-水・土 15510 (月-水 M 土 D)
  15:20-15:50 月・火・土 15510 D
  16:30-17:00 月-水・土 15485 D
  17:05-17:35 月・火・土 15485 D
  20:30-21:00 月-水・土 15485 D
  21:05-21:35 月・火・土 15485 M
(M:Meyerton 250kW、D:Dhabbayya 250kW)
(DX MIX NEWS)

◎Brother StairがフィンランドPori送信所使用
  2月20日より米国のBrother StairはフィンランドのPori送信所より次のスケジュールで送信を開始したが混信対策のため、3月1日より04:00からの放送の周波数を変更し現 在 は次のように放送している。
  00:00-02:00 9595 160° 250kW
  04:00-05:00 5990 220° 250kW
  05:00-06:00 6120 220° 250kW
(DX MIX NEWS)

◎北朝鮮 国外メディアとの戦いを強化
  kimandrewelliott.comがKorea Timesの報道として伝えたところによると、 VOA、 韓国の対北放送メディア、オンライン新聞等が北朝鮮に対する攻勢を強めている。 北朝鮮はこれに対し てジャミングを発射して対抗している。 朝鮮労働党はこれらのメディアは同国の安定を乱すことが目的として非難し、人民軍に対して外国のビデオ、出版物、電 話、CDが国内に流入しないように厳命した。 (DX Listening Digest 8022)

◎短波初心者向サイト開設
  米国のThomas Witherspoon氏によると、 同氏は短波受信初心者向サイトを開設した。 http://SWLing.com、 で子供たちにもわかり易く短波受信の 面白さを教育する事を目的とする。(DX Listening Digest 8022)

◎ARDXC会誌500号達成
  ブルガリアのRumen Pankov氏によると、 Australian Radio DX Clubの会誌「Australian DX News」が500号を達成した。 同クラブは1965年6月に23人のDXerによって設立され、 現在200人の会員がいる。 クラブでは「最初の20年」 の歴史をDVD-ROMの形で配布する予定である。 (WWDXC Topnews 848) HPは更新されていないようですが?

◎コソボの放送局
 デンマークのAnker Petersen氏によると、 2月17日に独立を宣言したコソボには短波放送局はなく、 中波も549kHz(Prishtina 10kW)だけである。 EUの援助で1413kHz(1000kW)と1377kHz(10kW)の送信機を準備中である。 (WWDXC Topnews 848)

◎EMWGがコンテスト
  Euro-African Medium Wave Guide(EMWG)では発刊10周年記念として、 クイコンテンストを実施している。 リスナーは21の質問に対して回答を送る。 期間は3月1日〜4月 30日。 詳細はhttp://www.emwg-contest.org参照のこと。 各DXクラブが協賛しており景品が用意されている。 (WWDXC Topnews 848)

◎ブータンがインターネット同時放送開始
  ABUによると、 Bhutan Broadcasting Service(6035kHz)は、 毎日09:00-24:00にhttp://www.bbs.com.bt上でストリーミング放送(32kbps) を開始した。 (Media Network)

ストリーミング放送のクリックボタン



◎ウクライナAM放送を一部復活
  フィンランドのMauno Ritola氏によると、 ウクライナは予算不足で停止していた国内の一部の中波放送を再開した。 再開したのは以下の通り。
   549 Mykolaiv/Lviv?/Vinnitsya UR2
   657 Chernivtsi UR3
   675 Uzhhorod UR1
   711 Dokuchaievsk
   810 Lutsk
   837 Kharkiv
   936 Starobilsk
   972 Mykolaiv
  1134 Luhansk
  1242 Dokuchaievsk/Oktiabrske
  1377 Chernivtsi
  1557 Putila
(DX Listening Digest 8025)

◎ITUのモニタリングリスト最新版発行
  スペインのJose Miguel Romeno氏によると、ITU(国際通信連合)から2007年12月31日付の最新モニタリングリストが発行されている。 2850〜22910kHz間 のユーティリティ局を含むすべての短波局のモニター結果が224ページにわたり掲載されている。 pdf形式のものが無料でhttp: //www.itu.int/ITU-R/terrestorial/monitoring/files/pdffiles/316.pdfよりダウン ロードできる。 (DX Listening Digest 8025)

◎Radio RacjaがQSY
  リトアニアのSitkunai送信所より行われているRadio Racjaの白ロシア語放送は2月21日より00:30-02:28 7565kHz(100kW 40°)に変更されている。 従来は5815kHz 79°であった。 (DX MIX NEWS)  ドイツのKai Ludwig氏によると、中波放送はキャンセルされ、 短波のみの放送となった模様。 (DX Listening Digest 8027)

◎Mighty KBC RadioもQSY
  Mighty KBC RadioはリトアニアSitkunai送信所からの短波送信の周波数を変更する。 新スケジュールは次の通り。
  07:00-08:00 6055kHz(従来6265kHz)259° 3/4より実施
  10:00-10:59 6040kHz(従来6255kHz)310° 3/9より実施
(Mighty KBC)

◎FMLISTデータを拡充
  ドイツのBjorn Tryba氏によると、世界中のFM局のデータを集めているFMLISTは、 このほどオーストラリア、フィリピン、ニュージーランドの全FM局のデータを 収録した。 これらはweb上でサーチできる。 http://www.fmlist.orgを参照のこと。 (DX Listening Digest 8026) 利用には登録(無料)が必要です。 MWLISTも同時提供、異常伝搬時や海外旅行時に役立ちます。

FMLISTのカバー範囲 アジアも結構カバーしている


◎"Talkback"のBarry Seeber氏死去

  オーストラリアのMike Bird氏によると、 1980年代にRadio AustraliaのDX番組「Talkback」のアナウンスを担当していたBarry Seeber氏がガンとの4年間の闘病生活の後死去した。 享年65歳。 氏は1997年に同局を引退していた。 (Media Network)

◎VOA Delano送信所の歴史を記述
  VOA Delano送信所の歴史を写真とともに記述した「最後のVOA戦時送信所閉鎖さる」(Last of VOA's Wartime Transmitting Stations goes dark)が公開されている。 技術評論家のJames E.O'Neal氏によるもので、 貴重な歴史的写真とともに簡潔に述べられている。 http: //radioworld.com/pages/s.0106/t.11328.html参照のこと。 (DX Listening Digest 8027)

◎世界の時報局リスト発行
  ドイツのKlaus Betske氏は29ページにわたる「LW and SW Time Signal Stations」を無料で発行している。 http://www.longwave.de/TSS.pdfよりダウンロード可能。  このHPは近々に閉鎖さ れる予定なのでダウンロードは早めに行っておいた方が良い。 (DX Listening Digest 8027)

◎将来が危うい短波DRM放送
 ドイツのKai Ludwig氏によれば、Malaysiaで開催されたHFCCで公式・非公式の論議された結論として、DRMの実現は厳しそうである。短波放送の音質を FM並に高めるとして現在提案されているDRM(デジタル)放送システムは、現状の実験状態を脱して全世界的スケールで行うことは困難である。最大の理由 は対応する受信機が無いことで、これがあれば欧州と北米の豊かな国の短波リスナーには雑音のない快適な受信で短波放送を見直す機会を与えられる筈である。 しかし実験放送が開始されてから3年を経ても大衆的な価格で入手できる受信機は発売されていなし、メーカーも開発に興味を示していないのが実情である。 (WWDXC Topnews 849)

◎RFA朝鮮語放 送が中波使用開始 〜VOAも全朝鮮語放送に中波
 ワシントンのRFAを訪問し、A.J.Janitschek氏に会見したところ、RFAは来る3月3日より、朝鮮語放送に中波を使用開始することになっ た。
 00:00-04:00及び06:00-07:00に1350kHzである。北朝鮮近隣諸国からの受信報告を求めている。受信報告はRFAのweb (http://www.techwe.rfa.org)上から直接入力、qsl @ rfa.orgにE-mailで送付、
またはReception Reports, Radio Free Asia, 2025 M. Street NW, Suite 300, Washington DC 20036, USAに送付する。(JSWC 大武逞伯氏) 
  セルビアのDragan Lekic氏によると、VOAの韓国語放送も21:00-22:00の放送に同じく1350kHzを追加している。従来から22:00-23:00の放送 には648kHz(ロシア中継)を使用していたが、更に23:00-24:00と04:00-05:00の放送にも648kHzの使用を開始し、全部の放 送が中波でも行われることになった。(DX Listening Digest 8028) Andrew Kim Elliott氏によれば北朝鮮では短波ラジオよりも中波ラジオの方が入手し易く、またジャミングの影響を受けにくい事から中波放送の方が有利と米国では 見てい ます。北朝鮮で良く聞かれている中波放送は韓国のものなので、前政権と比べ親米的な李明博政権に対し、韓国内で
VOAやRFA用中波・FM送信所の提供を交渉中とのこ とです。1350kHzの送信所が問題となっていますが、モンゴル東部との説が有力です。

◎Yahoo!KoreaがVOA Newsの内容を提供
 kimandrewelliott.comによるとYahoo!Koreaは3月中旬よりVOAの朝鮮語ニュースの内容をリアルタイムで 韓国国内に提供することになった。内容は朝鮮半島、国際、米国内関連の多岐に渡り、特に報道の目が行 き届きにくい北朝鮮奥地のニュースも提供する。これで韓国民はVOAが北朝鮮向に伝えている各種ニュースの内容をインターネット上でもリアルタイムで知る ことができる。(DX Listening Digest 8028) VOA朝鮮語放送は韓国向ではなく、あくまで北朝鮮向な訳ですね。




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