月刊短波2008年4月号(第3版)
編集 赤林隆仁  時間 JST


◎三才ブックスより「再び始めるBCL」発行
   三才ブックスからラジマニア特別編として「再び始めるBCL」(三才ムック Vol.188 A5版162ページ)が発売になった。 1970年代のBCLブーム世代(今は40代の中堅になっている)を主対象に「BCLを再び始める」ノウハウを伝授する本だが、 勿論これから入門する人や入門しかかかった人、 中堅、 ベテランにも多いに役立つ内容である。  まず巻頭では「BCL仙人」山田耕嗣氏が「かっての少年たち、目覚めよ いま再びBCL!」、  「山田耕嗣が選んだ心に残るアナウンサー10傑」を掲載して大いに気を吐いている。  「BCLブームを振り替える思い出のベリカード」、  大村清氏(当時Radio Australiaの人気アナウンサー)による「当時のアナが語る ラジオオーストラリアでの日々」、  次いで「ラジオオーストラリアの素晴らしきベリカード集」、  「海外放送局ペナント大全」のカラーページが続く。 本編は「第1章 BCLを再び始めるあなたへ」でBCLの基本について復習するが、 ボルメット局など「特殊な放送」についても漏れなく言及している点が心にくい。  その後は再びカラーページ「BCLラジオカタログマニアックス」となり以前に同社から発売された「BCLラジオカタログ」を更に掘り下げた1970年代 BCL受信機の特集となる。 「第2章 BCL機材研究」では現在の最新BCL機材(受信機、アンテナ、 周辺機器)などの紹介とその実際の使い方、  昔のBCLラジオと最新機種との性能比較なども一挙に掲載。  続く「第3章 オススメ海外放送」では主要日本語放送・英語放送27局について1970年代からの展開も含めて現状・聞き所を紹介。 BCLならば一冊持っていても損はない。 2850-25323kHz間の3,200波を掲載した「BCLラジオ周波数データBOOK for Broadcasting Listeners」(B6版67ページ)が別冊付録でついている。  価格は\1,500、 随所で売切れになってしまっているが、書店になければ注文を出して取寄せてもらうか、直接三才ブックス(hanbai @  sansaibooks.co.jp)に問合わせて申込む方法もある。またアマゾン(http://www.amazon.co.jp)からは送料無料で 取り寄せられる。(赤林)

(左)「再び始めるBCL」本体 (右)別冊付録
  


◎Kol Isrealペルシャ語放送のみ短波継続    2版追加
  Jerusalem Post紙の報道によると、 イスラエルのIBAに対してペルシャ語放送の継続に必要な400万シェケルの予算が認められそうである。 この放送はイランのユダヤ人向に行われており彼らと母国を結ぶ架け橋となっていた。 他の外国語短波放送は3月末ですべて廃止され、 番組の一部は中波とFMで行われているRekaチャンネルとインターネットに移行される。 Kol Israelペルシャ語部のMenashe Amir氏によると、 ペルシャ語放送は1958年に開始され、 イラン在住のユダヤ人にとっては文化の生命線とも言えるものだが、 同時に国内メディアの宣伝的な報道に飽き足らないイラン人にも聞かれているという。 Kol Israelの予算は従来外務省とユダヤ人協会が共同支出していたが、 今回両者が分裂したのが、 短波放送廃止の直接理由である (Media Network)
  Israel Broadcasting Authority(IBA)は3月31日を以て、60年間続いたKol Isrealの短波放送を、イラン向ペルシャ語放送を除いて廃止した。多くの反対が寄せられたが、予算削減の目的が先行した。但しペルシャ語放送のみは政 府の緊急決定で継続することになった。その他の放送はインターネット上でのストリーミング放送のみになる。URLはhttp: //www.intkolisrael.com。
 イラン向ペルシャ語放送のスケジュールは; 日−木曜 23:00-24:30 金・土 23:00-24:00 13850 11605kHzである。(IBA) ストリーミングで行われる英語放送は12:30-12:45 18:30-18:45 03:30-04:45に行われたものをオンデマンドで聴取できます。イランは旧周波数である9985と7420kHzにまだジャミングをかけ続けている そうです。

(左)残ったペルシャ語放送HPのロゴ部分 局名の後ろに「米国」の影がある!
(右)ストリーミング放送のHP 14カ国語分ある
    


◎AIR-Itanagar・Shillong短波復帰 3版追 加

  送信機の故障で短波放送を中断していたAIR-Itanagarは4990kHzで3月13日より放送を再開した。 当初変調が浅く、 開始10分後に聞こえなくなってしまったが、 夜間には正常に放送されていた。 (WWDXC Topnews 851)
 スリランカのVictor Goonetilleke氏によると、AIR-Itanagarは安定して聞こえている。またAIR-Shillongも4970kHzで放送を再開して いる。22:30頃良好に確認された。(DX Listening Digest 8039)

◎KTWRが放送開始30周年  3版新規

 Guam島のAganaにあるKTWR局はこの4月で放送開始30周年を迎える。これを記念して4月12日の現地時間15:00-17:00に局で記念 式典が行われる。4月13日には「Back to the Bible」でおなじみのキリスト教弁士Woodrow Krollの講演が予定されている。同局は現在アジア・南太平洋の70カ国に向けて放送を行っている。(Media Network)

◎NHK国際放送は国策化方向  3版新規
 古森重隆NHK経営委員長は3月11日開催のNHK経営委員会で、「国際番組基準」の中にあった「国際連合憲章の精神を尊重し」という文言を削除し、 「国際連合憲章の精神を尊重し、自由と正義とを基調」を「編集にあたっては人権を尊重し、自由と民主主義とを基調」と訂正する方針を明らかにした。国際連 合憲章には敵国条項があるためこれに固執するのは時代遅れ(国際放送基準は1959年制定)と判断した。また国際放送の報道姿勢についても、放送法で定め られたNHKの「不偏不党」、「公平公正」な放送は国内向放送についてのもので国際放送には当てはまらないとして「日本国の国益を重視した放送を行う」方 向にする方針とした。NHK国際放送の内TV部門(NHKワールドTV)は4月1日より(株)日本国際放送の所轄となり、ラジオの国際放送がNHKに残 る。ラジオ国際放送の予算42億円の内、18億円は国の支出による。(毎日新聞 3/31)(日本経済新聞  3/25) 某共和国の国際放送のような姿を目指すようですね!BBCなどは「事実の報道」ということで信用を得ていると思いますが。

◎Radio Japanはスリランカ中継局の使用を中止 3版 新規
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、Radio Japanは3月29日でスリランカのEkala中継局(300kW)の使用を中止した。この送信機は日本からスリランカに供与されるのであろうか?この 送信機を使うのであればSLBCのスケジュールが変わる可能性もある。(DX Listening Digest 8041)

◎ベルギーVRTは中波一波のみに
  ベルギーのHelman Boel氏によると、  ベルギーのフレミッシュ系放送VRTは第一放送用中波の540,1188、1512kHzを廃止して、 927kHzのみで放送を行うことになった。  この措置でVRTの中波独占がなくなり、  民間局がこれらの周波数を買う事も予想される。  この措置は3月30日に行われる。 理由はCO2の削減で、 中波送信の廃止で年間250万KWの電力が節減でき、 結果としてCO2が1850トン削 減できる という。 (Media Network)

◎ブラジル局周波数表更新
  ブラジルのDX Clube do Paranaはブラジル放送局全局リストの最新版を3月1日に発行した。 EXCEL形式で周波数順にブラジル全局の中波・短波局の情報が網羅されている。 http://www.dxclube.com.br/arquivos_lista_br.htmlよりダウンロード可能。  オンラインデーターベースの形でも提供されており、 http://www.dxclube.com.br/db/LISTA_RESUMIDA_list.asp上で検索できる。 なおデーターベースには放送局の他、 長波NDBのリストもある。 (DX Listening Digest 8030)




◎Radio Japan更に縮小

  インドのAlokesh Gupta氏によると、 Radio JapanはA08シーズンよりベンガル、ヒンズー、ウルドー語の放送を縮小する。 3言語ともに1日2回30分づつの放送であったものが1日1回45分に 縮小される。 (DX Listening Digest 8030) A08スケジュールではベンガル語22:00-22:45、ヒンズー語22:45-23:30、ウルドー語23:30-00:15 17595kHzと なっています。

◎IBB-Kuwaitに新アンテナ
  米国IBBのKuwait中継局は、 3つのシェルター(shelter)施設、 送信線(cable)、3基の中波用アンテナアレー(antenna array)を建設することになり、  競争入札手続に入った。  送信所は首都Al Kuwaitの北西40kmの地点にある。(Media Network)

◎ナイジェリアに日本から新中波送信機
  ナイジェリアの情報通信大臣はRadio Nigeria KadunaのFM放送開設式で、  北アフリカから中東に広がるハウサ語文化圏に影響を与えるため、  現在使えなくなってしまっている中波送信設備の復興に力を入れることを表明した。  その一環としてJajiに日本より200kW新中波送信機が到着し、 実装作業に入っているという。 (Media Network) 原文は「短波」でしたが、平原哲也氏が外務省の資料を当たったところ中波と判明したため、中波に修正しました。

◎BBCが「しおかぜ」放送を取材
  BBCは北朝鮮拉致被害者向放送「しおかぜ」について取材し、 3月5日に「BBC24」の中で放送した。  詳細はhttp://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/7275598.stmに掲載されている。 (Media Network)

◎VOAがアムハリ語放送を増強
  VOAは現地時間で朝に30分間のアムハリ語(Amharic)の新サービス「New Morning Show」を開始した。  エチオピアの聴取者向けに同国に関連したニュースと世界のニュースを伝える エチオピア奥地の人々にも最新の情報を伝えるのが目的である。  時間は月-金の12:00-12:30で、周波数は7220、9730、13605kHz。 従来は夜の放送(03:00-04:00 9320 9860 11575 11675 11905 13870kHz)のみであった。 (Media Network)

◎仏領ギアナのVOLMET局情報
  Vladimir Rozhkov氏によると、 仏領ギアナのCayenne空港のVOLMETのQTHはAerodrome de Cayenne-Rochambeau, 97351 Matoury, French Guianaである。 QSLレターが発行される。  周波数は3455、5520、6586、8846、11330、17097kHz。 (DX Listening Digest 8031)

◎Bangkok VOLMET情報
  イタリアのMauro Giroletti氏によると、 タイのBangkok VOLMETの詳細は次の通り。
  QTH: Meteorological Department, 4353 Sukhumvit, Banga, Bangkok 10260, Thailand
  E-mail: tmd @ metnet.tmd.go.th
  VOLMET放送: 11378 6676 2965kHz USB 毎時 10 15 40 45分
  船舶向気象通報: 6765.1 8743kHz USB 09:00-11:00 12:00-14:00 15:00-17:00 18:00-20:00 21:00-23:00 00:00-02:00 03:00-05:00 06:00-08:00
  FAX放送: 7395kHz 09:50 10:00 10:20 10:40 11:00 12:00 12:20 12:40 13:00 13:20 14:00 14:20 14:40 15:00 16:00 16:20 16:40 17:00 17:20 19:00 19:20 22:00 02:00 02:20 08:00 08:20
  QSLはJantina Niyomchok女史より発行される。 (DX Listening Digest 8031)

◎RFE/RLはアルメニア語放送に短波復活
  米国のSergei Sosedkin氏によると、 アルメニアでは地元FM局によるRFE/RLの中継が禁止されたため、 RFE/RLは急遽短波のアルメニア語放送を復活させた。 スケジュールは00:00-01:00 9830 11695。 (DX Listening Digest 8033)

◎Radio Nederlandの歴史的アーカイブ公開
  ウルグアイのHoracio Nigro氏によると、 http://blogs.rnw.nl/haa/において、 Radio Nederlandが過去に放送した番組のアーカイブがmp3形式で公開されている。 その中には1950年代の「HAPPY STATION」や1980年代の「DX JUKE BOX」など懐かしいものも多い。 (DX Listening Digest 8033)




◎米国政府がイラン向アゼリ語放送を計画

  米国政府はイラン向アゼリ語放送を計画している。 イランの1/4を占めるアゼリ人に政治的影響を与えるためである。 2008年10月よりの予算がついており、 議会の承認待ちの状態である。予算が認められればRFE/RLより1日2時間の放送が行われる予定。  イランの公用語はペルシャ語だが、 人々は日頃使っている言語で情報を得たがっているという調査結果に基づく。 (Media Network) アゼリ語はアゼルバイジャンの公用語で、RFE/RLでは既に同国向けアゼリ語放送は行っています。


◎ルーマニアがノルウェイよりDRM放送
  Radio Romania InternationalはノルウェイのKvitsoy送信所より次のスケジュールでDRM放送を行っている。
  02:00-02:30 7570 35kW 190° ドイツ語
  03:00-03:40 7465 35kW 220° 英語(混信回避のため6160kHzより変更)
(DX MIX NEWS)

◎Radio Nederlandがアラビア語放送復活に
  米国のSergei Sosedkin氏によると、Radio Nederlandは9月よりアラビア語放送を復活する。  計画では短波、 中波、 FM、 衛星、 インターネットを使用し1日1時間、 週5回放送する。 同局のアラビア語放送は中東では「Radio Hilversum」という名称で知られていたが、 1994年に50年の歴史を一旦閉じていた。 (DX Listening Digest 8033)

◎BBCカリブ海向短波放送を廃止
  BBC World Serviceは3月23日でカリブ海向短波放送を廃止する。 そのため同地域では短波放送は聞けなくなるので、 FM、 衛星、インターネットで聴いて欲しいとしている。 またFM中継の拡大を計画中である。 現在Antigua、 Trinidad、 Jamaicaでは24時間のFM中継が行われている。 (Media Network)

◎VOAケニア向スワヒリ語放送を拡充
  VOAのPress Releaseによると、同局はケニア向スワヒリ語放送を毎日30分拡充する。 ケニア情勢の悪化で情報需要が高まっているためで、 VOAアフリカ課長のGwen Dillard女史は「VOAがいかに聴取者に必要なサービスを提供できるかの見せ所」としている。 拡張された部分では同地域に関するニュースや論説が放送され、 また問題を深く掘り下げて解説する「焦点」という番組も放送される。 スケジュールは月-金の18:30-19:00と日・月の02:00-02:30である。 詳しくはhttp://www.voanews.com/swahiliを参照のこと。 (Media Network)
  3月16日からのVOAスワヒリ語放送の周波数は次の通り。
 18:30-19:00 15740 BOT 100 kW / 010° 17565 SAO 100 kW / 100°17885 BOT 100 kW / 010°21765 SAO 100 kW / 092°
(DX Listening Digest 8036)

◎北朝鮮が韓国からの放送を非難
  北朝鮮は韓国の保守勢力が米国や日本と共謀して北朝鮮向宣伝放送を強化していると非難した。 「祖国統一民主戦線中央委員会」のスポークスマンによれば、 北向の各放送は同国と半島統一に対して「耐え難い対決キャンペーン」であるとしている。 また日本や米国のRFA・VOAと共同して韓国からの放送(註:RFAやVOAの中波放送の事か?)が北朝鮮への敵対姿勢を深めているという。 そして韓国の保守勢力は北朝鮮を放送で中傷した結果の責任を持たなければならないとしている。 (Media Network)

◎Galei Tzahalが5000kHzに出現
  デンマークのAnker Petersen氏がドイツのRoland Schulze氏からの情報として伝えたところによると、 イスラエルの軍局Galei Tzahalが3月18日の02:35頃5000kHzのUSBで出ていた。 AM放送(6973kHz)と比べで2秒遅れていた。 他の欧米のDXerも07:00にかけて同じ放送を確認している。 ヘブライ語。 (DX Listening Digest 8035)

◎Radio Hargeysaが新送信機を取得
  ソマリア臨時政府の情報相Ahmad Haji Dahir Ilmi氏によると、Radio Hargeysaは新しい送信機を取得し、 3月15日の20:00より試験運用を開始した。 周波数は10120kHzとしている。 これに対しデンマークのAndy Sennit氏は、周波数は従来使用していた7120kHzの読み間違いではないかとしている。 (Media Network)
  フィンランドのJari Savolainen氏によると、 関連するwebsiteを調べた結果では周波数は7120kHz、  出力は25kW、 コスタリカ製送信機(多分Elcor社製)で、 昨年12月にHargeysaに到着したらしい。  ソマリア臨時政府によればソマリア全国なみならず世界中のソマリ語使用者に放送するのが目的としている。 (DX Listening Digest 8036)

新しい送信機を使用して放送中のスタジオ(http://somlandnor.wordpress.com/ 3/15より)



◎西蔵人民広播電台の番組もVOAへのジャミングに追加

  NDXCの長谷川清一氏によると、 3月16日より09:00-10:00のVOAチベット語放送に対するジャングに9645kHzで西蔵人民広播電台の番組を流す電波が追加された。 従来は7255kHzで中央人民広播電台第一節目、 7480kHzで「火龍」が出ていた。 (DX Listening Digest 8035)

◎VOAとRFAがチベット向放送を強化
  インドのAlokesh Gupta氏がVOAのPress Releaseとして伝えたところによると、 VOAとRFAを統括する米国BBGの委員長James K.Glassman氏は「チベットでの中国政府の暴力的な弾圧に対して放送を強化して対抗する」、  「中国政府系メディアの偏った報道とはまるで異なる信用できる情報を伝える事は聴取者に対して意義が大きい」と述べて、  チベット向放送を強化する方針を明らかにした。
  VOAは従来1日4時間、 RFAは8時間のチベット向短波放送を行っていたが、 それを両局ともに1日2時間拡充する。 VOAはAsiaSat3より行っているチベット向衛星TV放送も週1時間から2時間に増やす。 RFAのチベット語放送ではほぼ1日中正確なニュースを聞けるようにする。  情報統制の行われているチベットでは中国メディアの流すニュースは信用されていない。 この事はBBGがネパールに亡命したチベット難民に対して行った調査でも明確であり、 口伝えが情報伝達の主要手段であるチベット社会でもVOAとRFAが最も有名な外国の情報ソースとなっていた。 VOAのdirectorであるDanforth Austin氏によれば、 経験的にチベット人は現在のような事態になった場合は必ずVOAにダイヤルを合わせるという。  またVOAが制作した亡命中のダライ・ラマが米国議会で表彰された場面のTV番組はコピーされてチベット中に出回っているという。 (DX Listening Digest 8035)
  3月17日より強化された放送は次の通り。 周波数はA08では変更される見込み。
  VOA; 12:00-13:00 15545(UDO 500 kW / 316°) 17665(UDO 500 kW / 316°) 21570(IRA 500 kW / 020°) 01:00-02:00 7395(UDO 500 kW / 316°) 9395(PHL 250 kW / 315°) 11865(BIB 100 kW / 075°)
   RFA ;  19:00-20:00  11540 (TIN 250 kW / 295°) 15275(TIN 250 kW / 297°) 15675(LAM 100 kW / 080°)  07:00-08:00 5865(TIN 125 kW / 309°) 7550(TIN 125 kW / 297°) 9860(LAM 100 kW / 075°)
(DX MIX NEWS)
  A08スケジュールでのRFAチベット語放送は次の通り1日10時間行われる。
 10:00-12:00  9365KWT  11695UAE 11975WER 15525TIN 17730MNG
  15:00-16:00 17510TJK 17780KWT 21500TIN 21690UAE
  19:00-20:00 15460LAM 17750KWT 21510KWT
  20:00-21:00  7470MNG 13830TJK 15375UAE 17750KWT
  21:00-23:00  7470MNG 11590KWT 11605TIN 13830TJK 15375UAE
  00:00-01:00  9370TJK 11550KWT 11585TIN 11795UAE
  07:00-08:00  5865TIN 7500TIN 9880LAM
  08:00-09:00  7470MNG 7500KWT 9805UAE 9875TIN
(ドイツ Wolfgang Bueschel氏)


続々とチベット騒乱のニュースを伝えるVOA(左:英語)とRFA(右:チベット語)のチベット語放送HP
 

◎AIRのチベット語放送にもジャミング
  AIRが21:15-22:30に1134 Calcutta 9575 Delhi 11775 Goa で行っているチベット語放送に対して中国はジャミングを発射し始めた。 (WRTH Update)

◎BBCはアジア向短波放送を削減
  ギリシアのZacharias Liangas氏がBBCのwebsiteからの情報として伝えたところによると、 BBC World Serviceは東アジア及び東南アジア向短波放送をA08シーズンから削減する。 短波でBBCを聞くことのできる機会はさらに減少するので、 FMや衛星、 インターネットで聞いて欲しいとしている。 BBCでは色々なメディアについて検討した結果、 朝晩以外の時間帯での短波放送は不要と判断した。 そのため現地時間の10-17時の間、 及び00-02時の間は短波による送信は無くなる。 詳しくはBBCのwebサイトで放送時間を確認して欲しい。 (DX Listening Digest 8035)

◎VOAがウルドー語短波放送を復活

  DXAsiaによると、 VOAはA08シーズンから、 1日2時間のウルドー語短波放送を復活する。 ウルドー語放送は1月28日で一時廃止されていた。 スケジュールは次の通り。
  10:00-11:00 7145 11805
  23:00-24:00 9515 15790 (4/14周波数変更)
  これでインド北部、 インド東部での受信状態が改善する。 中波放送は従来通り23:00-11:00に972 1539kHzで実施される。    (Media Network)
 
◎Voice of Turkeyがアフガニスタン向放送開始
  Voice of Turkeyは3月21日よりアフガニスタン向にダリ語、 ペルシャ語、 パシュトン語方言(アフガン在住ウズベク人向)の放送を開始する。 これで同局の放送する言語は29言語となった。 時間は01:000-02:00 9705kHz。 インターネットや衛星(Turksat2及びEutel)でも実施される。 アフガニスタン政府はこれに謝辞を送った。 (Media Netwok)  アフガニスタンは中央アジアに広がるトルコ文化圏にも一部かかっています。

◎TWRは何と225言語で放送
  Trans World Radioは新たにベニンで話されている言語であるBaatonum語、Ditammari語、 Lukpa語、 トーゴで話されている言語であるIfe語の放送を開始した。 これで同局は225カ国語で週1800時間放送することになった。 主要な送信地点数は世界15箇所。 (Media Network)

◎AWRが北アフリカ向中国語放送
  AWRはA08スケジュールでドイツのNauen送信所よりモロッコ・アルジェリア向に中国語放送を実施する。 時間は05:30-06:00で周波数は9430kHz(300kW)。 ドイツのWolfgang Bueschel氏によれば、同地域に多くなった中国人向で、 数年前から検討されていたものということである。 (DX Listening Digest 8037)

◎VT Communicvations社が新住所に移転
  国際送信斡旋会社であるVT Communications社はロンドン本社をサウスバンクにあるBlue Finビルに移転した。  同ビルには同社のMedia Management Centreも入居し、 世界各地の送信拠点に色々な方法で放送内容を送信する。 新住所はVT Communications Ltd,  Blue Fin Building,  110 Southwark Street,  London  SE1 0TA,  United Kingdom、 電話は+44 20 7969 0000、FAXは+44 20 7396 6221。 (Media Network)

◎中国華藝廣播公司4830kHz復活
 NDXCの長谷川清一氏によれば、 一時停波したいた中国華藝廣播公司の4830kHzが3月20日復活した。 現在のスケジュールは07:30-10:00 21:00-02:00 4830kHz、 10:00-21:00 6185kHzである。  なお同局のストリーミング放送はmms://218.5.3.181:1250/で出ている。 (WWDXC Topnews 853)

◎Radio Nederland送信地点等を大幅変更
  ドイツのKai Ludwig氏によると、Radio NederlandはA08スケジュールで送信地点を大幅に変更する。  ドイツNauenとBonaireからのDRM放送は中止される。 DRM放送はドイツWertachtalからの放送が5955kHzで火-土曜の01:59-02:57のみとなる、  但し6/26迄は平日の19:59-23:57、9/1からは19:00-23:57が追加される。 6/27-8/31には19:59-23:57の時間帯は同一周波数でAM放送となる。 A08で使用される新たな送信所は6/29-9/1にフランスのIssoudun送信所で、欧州にてバカンスを楽しむオランダ人向オランダ語放送(従来は Juelich送信所から行われていた)他が実施される。  またフランス領ギネアのMontsinery送信所からスペイン語放送が9895kHzで08:59-10:57に行われる。  更にIBBのTinian送信所とSaipan送信所から豪州向英語放送が行われ、 タジキスタンのDushanbe送信所からも英語放送が出る。 ウズベキスタンのTashkent送信所、英国Skelton送信所、ロシアのTbilisskaya、Lesnoy、Kurovskaya、 Taldom(Moskva)、Angarsk送 信所、 南アフリカのMeyerton送信所からの中継は廃止される。  特筆すべきはオランダ本国のFlevo送信所からの送信が無くなる点で、同送信所の将来が懸念される。
  逆に海外の中継局は他局に時間貸しを行う。 マダガスカルのTalata中継局はVOA(Radio Fardaの中継は廃止)、 Radio Sweden、 RCI、 DW、 Family Radio、A WR、Malagasy Lutheran Church(01:30-02:00 3215)、 Voice of the People(13:00ー14:00 11610、02:00-03:00 7120)、 Voice of Tibet(23:00-23:30 00:30-01:00 17550)、 Democratic Voice of Burma(23:30-24:00 17625)が借用し、 Bonaire中継局はDW、 Radio Japan、 China Radio Internationalが借用する。 また1296kHzでの中波海外放送が2年半振りに復活する。 詳細はhttp://pdis.rnw.nl/werkman/amschedule.php、http: //pdis.rnw.nl/werkman/drmschedule.phpを参照のこと。 (WWDXC Topnews 853) CRIとVoice of Tibetが同時に借用するのですね! Radio Nederlandの全スケジュールはhttp://www.radionetherlands.nl/features/media/080330- rnw-summer-scheduleを参照。

◎KBS日本語放送が周波数変更
  KBS日本語放送はA08シーズン(3月30日から)より23:00-24:00の放送(7275kHz)を廃止し、  新たに18:00-19:00に6155kHzの放送を追加する。 これは3月に行われた試験放送の結果を反映したものである。 (JSWC 大武逞伯氏)
  3月の試験放送には230件もの反響が寄せられた。 局では記念品の贈呈に悩む事態となった。 (房総半島 山田耕嗣氏)

◎HCJB日本語放送に大武氏出演
  3月29日、4月5日、07:30-08:00のHCJB日本語放送の「サタデー・トーク」で、 JSWC大武逞伯氏がシカゴの尾崎一夫氏宅を訪問した時の録音が放送される。 周波数は、15525kHz 受信報告書は〒169-0073 東京都新宿区百人町1-17-8 淀橋教会HCJB係 まで。 (房総半島 山田耕嗣氏)

尾崎氏と会見・録音中の大武氏 (大武逞伯氏提供)
 


◎Greenlandの3815kHz健在

  フィンランドのRobert Wilkner氏がSwedenのHano Bayに設置されているGlobal Tunbersで確認したところによると、 GreenlandのKNR 3815kHzUSBが05:30-06:48に確認された。 (KDXC Japan Premium 518)

◎オーストラリアでまた日本語FM放送
  オーストラリア・ケアンズのCairns FM 89.1(89.1MHz)で4月9日(予定)より日本語(および英語)番組が開始される。  放送時間は毎週水曜日の05:00-06:00(現地時間06:00-07:00)である。 担当は、 CQLA社代表の藤井三香さん。  ケアンズとその近郊に住む日本人と日本に興味をもつ人を対象に、 ヒット曲、 日本の伝統音楽、 懐メロ等をとりまぜた音楽を流す予定。 また、そのうちゲストを迎えてのインタビューも放送するとのこと。 http://www.4ccr-fm.org.au/ (平原哲也氏) このところのオーストラリアドル高(円安)で、 円に換算するとオーストラリア人の大半は年収1,000万円以上の高額所得者となり、  旅行や滞在が安くできる日本が非常な人気になっているそうです。



◎成田空港の航空無線に北朝鮮電波が混信
  成田空港で使っている洋上の飛行機と交信する8メガヘルツ帯の航空管制用無線に3月15日の17:11-20:57に、 北朝鮮を発信源とする電波が混信していたことを16日、 総務省が発表した。 混信には音楽のようなものが混じっていたが、 航空管制の通信に影響はなかった。 混信電波に、発信元を示す識別信号がなかったため、 同省は国際電気通信連合(ITU)の無線通信規則に違反するとしてITUに通報した。  成田の航空管制用無線には3月9日、11日、14日にも同様の混信があり、総務省が発信源を調べていた。(毎日新聞 3/16)
  福永光洋氏が確認したところ8900kHzに平壌からの電波が出ていた。  山下透氏によればこれは4450kHzで出ている反帝民族民主戦線平壌支部の2倍波である。 (アジア放送研究会) とすれば8897kHzの航空無線用周波数に混信したのではないかと思われます。  成田空港のHF受信設備の写真は国土交通省東京航空局のHP http://www.narita-cab.go.jp/info/com.html に 掲載されています。

◎「しおかぜ」が「猫の目作戦」
  特定失踪者問題調査会は3月26日の定例記者会見において、 「JSRしおかぜ」の3月30日からの周波数変更と、 妨害電波対策として猫の目作戦を実施することを明らかにした。 これによると同局はA08シーズンから北朝鮮からのジャミングへの対抗策として「猫の目作戦」を実施する。 これは北朝鮮の発信するジャミングに対応して周波数を変えていく作戦で、ジャミングが発信された事を確認し次第、 数日中には別の周波数から放送を発信、その周波数にジャミングがかかってきたら、 その時点でまた元の周波数から放送を発信して、 次々に周波数を変えて撹乱する方法である。 同会では2月14日に中国製短波ラジオで平壌でもジャミングに負けずにしおかぜが受信できている事を確認しており、 もし北朝鮮がすべての周波数にジャミングを出してきても全土的には十分な受信範囲を確保できると考えている。 またこの作戦で長期的には、ジャミングの状態を考慮しながら伝搬状態のより良い周波数を選択し、 出来るだけ聴取者に聴きやすい状態を確保出来るとも考えられる。 聴取者が放送を見失う恐れについては、 これまでの聴き取りからも、 ダイヤルを回し、 チューニングがあった所を聴く習慣があり、 見失いにくくするように近辺の周波数帯を選択し、 放送時間帯を変えていないこと、 放送内で順次新周波数の告知を行うなどの対策を行う。 (アジア放送研究会)

◎Indonesian DX Clubが「IDXCTop 50」コンテスト
 Indonesian DX Clubでは「IDXCTop 50」コンテストを実施する。詳細はhttp://www.idxc.org 及び http://top50.idxc.orgwp参照のこと。基本的には50枚のQSLカードの写真を受信データ(局名、場所、受信年月日、周波数)とと もに郵便またはE-mailで送付すれば良い。郵便の宛先はMr.Akbar Indra Gunawan, JL. Nurul Hikmah IV No.27A, Tugu - Cimanggis - Depok 16951, Jawa Barat, Indonesia、E-mailはcontact @ idxc.org。受賞者には賞状が送られる。(Indonesian DX Club  Akbar Indra Gunawan氏) 同クラブのHPにはインドネシア局詳細情報のページがありますが、まだ準備中です。50枚の他、25枚や100枚もあるようです。

IDXCの賞状



◎Democratic Voice of Burma周波数変更
 Democratic Voice of BurmaはA08シーズンより周波数変更を行う。23:30からの放送は15480 17625kHz、08:00からの放送は9490kHzとなる。 なお17625kHzはRadio NederlandのMadagascar中継局からの送信である。(Media Network)

◎サイクル23の逆襲が始まった!?
 
サイクル24が始まっているのに、前回のサイクル23の影響が戻ってきている。NASAの観測では3月後半に入ってから明らかにサイクル 23の名残りと見られる3個の太陽黒点が観測された。これについてNASAのDavid Hathaway博士は「現在サイクル24(1月に開始した)とサイクル23の影響が両方出ており、サイクル23はまだ終結していないと言える」と語っ た。(Media Network)



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