月刊短波2008年10月号(第4版)

編集 赤林隆仁   時間 JST

◎RNZIが10月19日停波   4版新規
 Radio New Zealand Internationalはアンテナ系統の調整を行うために、来る10月19日(日)の06:00-12:00に短波を停波する。またこれに伴い10月19日-25日の間送信スケジュールが変更される可能性がある。 (Media Network)

◎スウェーデンSAQが10月24日とクリスマスイブに特別送信  4版新規
 ベルギーのHugo Matten氏によると、Alexandeson altenatorという火花送信機を使用したSwedenの保存海岸局SAQは来る10月24日の 「国連デー」を記念して同日の18:30(実際には18:00頃より開始する)に17.2kHzで特別送信を実施する。今回は受信報告を求めず、QSLも 発行しない。また次の特別送信は12月24日の17:00に行う。(DX Listening Digest 8111)

◎台湾国際放送が中華民国成立97周年記念放送   3版新規
 来る10月10日(台湾では「国慶日」)、台湾国際放送では中華民国成立97周年を祝って、11:00-12:00に15320kHzで東南アジア向特 別英語放送を実施する。webcastでも同時に放送される。なおこれに伴い同じ時刻に5950kHzで行われている北米向放送は同日に限り中止され る。(Media Network)
 
◎St.Helenaが事前試験送信 2版新 規 3版追加
 Radio St.HelenaのRobert Kipp氏によると、今年のSt.Helenaデーを控えて同局は事前の試験送信を来たる10月4日ないし5日の03:00過ぎから 11092.5kHzUSBで実施する予定である。この試験送信に対してはQSLカードは発行されないが、E-mailで受信状況を知らせて欲しい。宛先 は radio.sthelena @ helanta.shである。
 また昨年のSt.HelenaデーのQSLは全て発行済みであるが、もし未着の場合はE-mailにて、件名「RSH Office : RSD 2007 QSL Problem 氏名 国名」として、送った受信報告のコピー、同封物(返信料等)の種類や数、貼った切手の種類やスタンプを押した郵便局の名前 を教え欲しい。調査の上 できる限りは善処する。(JSWC 大武逞伯氏)
   4日早朝に放送されたRSHのテスト放送は1時間程度の予定であったが、放送開始直後は変調が非常に悪く、機器調整のため大幅に延長され*03:09- 04:28*/*04:32-05:04*に放送された。番組は音楽とテストアナウンス、05:01から終了アナウンスが流れ05:03からは約1分間珍 しいRSHのローカルNewsが途中から中継され終了した。受信状況はアンテナビームを振っていたようで03:08の開始時はある程度来ていたが、03: 45くらいから信号は落ちた。再開後の04:32からは非常に強くテスト放送中に何人かの方がメールでレポートを送っていたので日本にビームをふってくれ たかも知れない。(NDXC 長谷川清一氏)

◎AIRがDRM試験放送  2版 新規
 インドのAlokesh Das Gupta氏によると、AIRは10月2日よりDelhi Khampur送信所より、以下のようにDRM試験放送を実施する。出力は50kW。
 インド向 18:00-21:00 6100
 欧州向 02:45-07:30  9950
  受信報告はspectrum-manager @ air.orgに。(DX Listening Digest 8109)

◎「しおかぜ」フランス語放送も開始
 NDXCの長谷川清一氏によると、北朝鮮拉致被害者向放送「しおかぜ」は8月末より不定期にフランス語放送を開始した。時刻は23:00-23:30 6020 05:30-06:00 5965。
(WWDXC Topnews 876)

◎今年のセントヘレナデー詳細決まる
 デンマークのAnker Petersen氏がRadio St.Helena支援のRobert Kipp氏から聞いたところによると、今年のセントヘレナデーは11月16日(日)早朝と決まった。スケジュールは次の通り。
 05:00-06:00 日本向 06:00-07:30 欧州向 07:30-08:30 北米向 周波数 11092.5kHz USB。
 昨年・一昨年のスケジュールがスタッフには過激過ぎたため、今年は時間を短縮した。
受信報告は昨年・一昨年と同様、3ドル以上を同封の上Radio St. Helena, P.O. Box 93, Jamestown, St. Helena STHL 1ZZ, South Atlantic Oceanへ。(WWDXC Topnews 876)
  Robert Kipp氏によると、Radio St.Helenaの局長であるLaura Laurence女史は、教師に転職するため9月5日で退職し、同局の局長はGary Walter氏となる。同氏のE-mailアドレスはradio.sthelena @ helanta.shである。(DX Listening Digest 8097)
   昨年のSt.Helena Dayの受信報告に対するQSLカードは247枚発行された。受信報告は欧州、日本、米国、カナダから寄せられた。またドイツではこの活動のドキュメント がTV番組として放送された。(Media Network)

◎植之原耕治氏が「世界の短波攻略法」出版
 
DX歴51年の植之原耕治氏が「QSL1200枚から学ぶ世界の短波放送攻略法」を出版した。同氏の半世紀に及ぶDX活動の集大成ともい うべきもので、故中西透氏の収集したものも含めて1200枚の過去QSLカードの中から代表的なものを国別に選択して、その局についてもコメント、聞き 方、難易度などを記述している。「てがらもん」という随筆も挿入されている。A4版72ページ。価格は2,000円+送料290円、5-9冊は送料450 円、 10冊以上は送料無料。希望者は〒441- 0204 愛知県豊川市赤坂台703 植之原耕治 氏宛に葉書で申しこむ。落丁・乱丁がある場合は連絡すれば対応する。(植之原耕治氏) 中には今では得 られないRadio  Clube de Huambo、Radio 4VEH、Radio Nacional de Sao Tome e Principeなど珍品も含まれています!



◎RFAが9月より新QSL発行

 NASWAのRich D’Angelo氏がRadio Free AsiaのA.J.Janitschek氏に聞いたところによると、同局は9月1日より開局12周年記念の3種類のQSLカードを発行する。Card1は 9月中、Card2は10月中、Card3は11月中の受信報告に限定して発行される。図柄はRFA職員の子供が描いた民主主義精神を高揚する絵の中から 選択されている。受信報告は局への手紙の他にweb上(http://www.techweb.rfa.org)、E-mail(qsl @ rfa.org)でも受け付ける。(DX Listening Digest 8095)

◎またエチオピア秘密局
 米国のAllan Penington氏によると、新たなエチオピア秘密局が9月12日(エチオピアでは9月11日が元旦「Enqutatash」に当たる)より放送を開始 する。局名はGinbot 7 Dimits Radioで、放送時間は毎週水・金・日の02:00-02:30 21555 17655kHz 500kW である。同局のURLはttp://www.ginbot7.orgである。(DX Listening Digest 8095)
 送信所はSamaraで出力250kW、188°で出ている。(DX MIX NEWS)
  ドイツのWolfgang Bueschel氏によると同送信にエチオピア政府はジャミングをかけている。バズ音に似た白色雑音でかなり聞きにくい。(WWDXC Topnews 879)



◎英国中継のRadio Solhは1年間同内容
 米国のGlenn Hauser氏によると、英国中継のRadio Solh(17700kHz)は過去1年間同一内容で放送されている。かかっているCDが毎日同じ時刻に針飛びを起こしている!(DX Listening Digest 8096)

◎エリトレアの8000kHzの怪
 ブルガリアのRumen Pankov氏によると8000kHzで受信できるエリトレア局は02:00に「Redio end Televizhun Ertra」というIDがクリアに出る。従ってこの局はThe Voice of the Broad Masses of Eritreaではない。s/onは23:54で、ISのあと24:00に上記と同様のIDが出る。(DX Listening Digest 8096 8097)
  ドイツのThorsten Hallmann氏によれば、8000kHzに出ている局はエチオピアからエリトレアに向けた謀略放送Voice of Tesfa Deninaと見られ、局名を偽称していると思われる。
(DX Listening Digest 8099)

◎台湾区漁業廣電台を短波中継
 NDXCの長谷川清一氏によると、台湾区漁業廣電台の気象状況放送が船舶向に毎週水曜日の18:30-19:00にCBS/RTIの短波送信機より 11550 11745 15240 15265kHzで中継されている。(DX Listening Digest 8098)




◎釜山に英語専門局 3版追加

 韓国の釜山に24時間の英語専門局が今年中に開局する。釜山市が15億ウォンを支出して財団を作り、放送免許を獲得する予定である。市内在住の外国人向 に情報を提供する他、市民の英語力向上も目的とする。年間運用費用は1億ウォンを見込んでいる。(Media Network)
 釜山広域市の英語専門局は、市民公募により名称が「釜山e-FM」に決まった。年末に開局予定で、周波数90.5MHzが割り当てられている。、光州広 域市の方はまだ局名は決まっていないが、年末に周波数98.7MHzで開局する予定である。(アジア放送研究会 山下透氏) 釜山市内に在住する外国人は 中国人や日本人が多いような気がしますが。

◎ボリビアのRadio Virgen de Remedios復活
  ブラジルのLúcio Otávio Bobrowiec氏によると、ボリビアのRadio Virgen de Remedios(在Tupiza)が4111kHzで復活した。08:00頃確認された。(DX Listening Digest 8101)

◎パキスタンが夏時間を延長
 
インドのAlok Dasgupta氏によると、パキスタン政府は夏時間から冬時間への切替を11月第一週まで遅らせる決定を行った。そのためVOAのウルドー語放送は A08シーズンいっぱい現行スケジュール(22:00-10:00 972 1539 09:00-10:00 7135 11755 22:00-23:00 9340 15795)で行われることになった。(WWDXC Topnews 877)

◎ウガンダのRadio Dunamis復活
 
デンマークのAnker Petersen氏、ドイツのRoland Schulze氏はウガンダの宗教局Radio Dunamisが4750kHzで復活しているのを確認した。英語による宗教番組で03:30に終了する。なお02:14まではBangladeshが、 02:35までは中国が出ているので注意。スウェーデンのBjorn Fransson氏によると、これはHCJBから派遣された技術者が送信機を修理したためで9月第一週より復活したものである。(WWDXC Topnews 877)

◎Radio Nove de Julhoが9820kHzに現れる
 ブラジルのMarcelo Vilela Bedene氏らによると、同国のRadio Nove de Julhoが9820kHzに現れている。時刻は12時頃と23時頃。(DX Listening Digest 8102)
 São Pauloの
Rádio 9 de Julhoが久しぶりに短波に出てきた。同局は1600kHzで放送しているが、このほど久しぶりに短波の9820kHzを使用し始めた。ブラジルの DXerであるEdison Bocorny Jr.氏が9月13日に初めて発見、報告した。(DXing.info)

同局のHPには1600kHzのみ表示

 
◎カナダCHU局が周波数を変更予定
 米国のBruce Barker氏がカナダ国立計測標準研究所(Canadian  Institute for National Measurement Standards)のRaymond Pelletier氏に聞いたところによると、時報局CHU(3330 7335 14670kHz)の7MHz帯の周波数を現在の7335kHzから7850kHzに変更する予定であるという。しかし変更が何時になるのかはまだ明確で ないとのことであった。もし変更する場合には1ヶ月前に予告するとのこと。(DX Listening Digest 8103)

◎Radio Cultural CoatanがQRTか
 米国のBob Wilkner氏によると、グアテマラのSan SebastianにあるRadio Cultural Coatan(4780kHz)は9月前半現在10日以上に渡り聞こえていない。(DX Listening Digest 8103)

◎オランダFlevo送信所の設備撤去
 Radio Nederlandに使用されていたFlevo送信所はKPN Broadcast社の所有となっているが、同社はFlevo送信所にある500kWのAEG社製送信機4基を撤去することを決定した。送信所の建物とア ンテナがどうなるのかは発表されていない。なお撤去された送信機の部品はドイツの送信所(多分NauenとJuelich)の補充用になる。(DX Listening Digest 8103)

Flevo送信所の500kW送信塔を図柄にした同局のかってのQSL


◎カナダCFRBが6070kHzに復帰

 米国のGlenn Hauser氏らによると、一時QRTしていたカナダのCFRB局が9月中旬より6070kHzに復帰しているのが確認された。(DX Listening Digest 8101)

◎BBCがアフガニスタン向特別ニュース番組を新設
 BBCはアフガニスタン向にパシュトン語の特別ニュース番組を新設した。スケジュールは次の通り。
 01:00-02:00 6100(SLA 250kW / 35°) 6100(NAK 250kW / 255°) 7295(CYP 300kW / 77°) 9915(CYP 300kW / 77°)
(DX MIX NEWS)

◎Sheerwood社新型同期検波アダプターSE-3 Mk IV発表
 昨年より同期検波アダプターSE-3 MkVの製造販売を中止していた米国のSheerwood Engineering社はこのほど後継機種となるSE-3 MkIVを発表し受注を開始した。SE-3 MkIVは外見・性能ともに前機種とほぼ同様であり、受信機から455kHzのIF信号を取り出してこれをPLLによる同期検波処理し、USB、LSBの 信号を選択して取り出すとともに、キャリアレベル等細かい調整が可能となっている。また5kHzのカットオフ周波数を有するオーディオフィルター、5Wの 内蔵アンプ、通常のエンベロープ検波機能も有しておりこれを接続しておけばすべての用途に対応できる。価格は$695、日本向送料は$45である。クレ ジートカードで購入可能。R-390、AR-7030、RX-340等455kHzのIF出力を持った受信機にはそのまま接続できる。R-8等 455kHz以外のIF周波数の受信機には別売のコンバータ、NRD-535等IF出力を持たない受信機には別売の接続アダプターや内部の改造調整が必要 となる。詳細はhttp://www.sherweng.comを参照のこと。(赤林)前機種SE-3 MkVの部品調達が困難になった事による代替機種です。価格は約100ドル高くなってしまいました。

外形も仕様も従来と変わらない

 

◎AOR社からの次期期受信機は「Perseus」

 AOR社はAR-7030受信機の後継機種として「Perseus ダイレクト・サンプリングSDR受信機」(SDRはSoftware Difined Receiverの略)を取り扱うことを発表した。これはイタリアのMicrotelecom社が昨年に発表した製品で、すでに好評を博しているSDRで ある。高性能のPCと組み合わせる(USB2.0で接続)事で10kHz-30MHzをカバー、ソフトウェア的に信号を処理する事で任意の選択度や混信排 除処理を行うことができる。またバンド内の信号を同時にモニターしながら受信可能である。最大の特徴最大は1600kHz幅でバンド内のすべての信号をサ ンプリングしてHD(800kHz・5分で約2GB必要)に保存でき、あとで「同調」して受信・再現できることである。これにより混信局を後から同定でき る等DX上の便利さが増加する可能性がある。性能をフルに引き出すためには受信専用の高性能PC(要件としてはペンティアム2.5GHz以上、 RAM512MB以上、OS Windos2000 SP4・WindowsXP SP2・Windows Vistaが必要)と組み合わせる必要がある。価格は\136,290。これによりAOR社独自の次期DSP受信機の可能性は少なくなったといえる。詳細 はhttp://www.aorja.com、http://www.microtelecom.it/perseus/参照。(赤林) 「Perseus」自体は110×35×185mm、わずか380gの小さな「箱」です。小さな「箱」に比較的大枚(?)を投資して「PCで短波を受信す る」という事がどれ位受け入れられるものなのか?世代にもよりましょうが。

◎パキスタンではVOAの聴取者が増加
 2008年6月のInterMediaの調査によると、パキスタンにおけるVOAの聴取者は人口の約12%に当たる1,100万人となり、1年前より倍 増したことが分かった。VOAのウルドー語ラジオ放送の聴取者は成人の6.3%(前年は2.8%)、VOAのTV放送の聴取者は6%であった。VOAの TV放送の聴取は2007年11月よりムシャラフ前大統領が辞任するまでの6ヶ月間法令により禁止されていた。VOAでは同国で国営メディア以外の報道が 禁止されていることが原因と見ている。(Media Network)

◎Radio Nederland北米向短波放送を廃止に
 Radio Nederlandは来る10月26日で北米向短波放送を廃止する。これは同局の調査で北米での短波聴取者が激減したことによるもので、同局では国内局で の中継、衛星放送(Siriusなど)とインターネットで充分補えるとしている。(Media Network)

◎Apsua Radioのスケジュール不安定   2版追加
 ブルガリアのRumen Pankov氏によると、グルジアの黒海沿岸にありロシアとの係争地となっているAbhaziaのApsua Radioは次のように放送している筈だが、最近放送が出ていない時や、異なる時刻(モスクワ時間に合わせた?)に出ていることが確認されている。
 月−土 12:30-14:00 (12:30 ロシア語 12:45 アブハジア語 13:00 アブハジア/ロシア語) 日 13:00-13:30 ロシア語 9495 9535 1350
 月−金 16:30-17:10 (16:30 アビハジア語 17:00 ロシア語) 9495 9535
  月−金 20:00-20:25 アブハジア/ロシア語 土・日 20:00-20:25 ロシア軍向ロシア語 9495
 月−土 23:00-24:00 アブハジア/ロシア語 日 23:00-24:00  ロシア語 9495 1350  毎日 03:00-03:15  アブハジア語 1350   (WWDXC Topnews 878)
  スウェーデンのBjoern Frasson氏によると、同局の連絡先はapsuaradio1 @ mail.ruで、ロシア語のE-mailに対して局のSusana Sadzba女史からロシア語で返信が来る。
(WWDXC Topnews 880)


◎コスタリカのTIRWR停波
 米国のGlenn Hauser氏によると、コスタリカのTIRWR局から出ているUniversity Networkの番組がここ数週間に渡って出ていない。すでに廃局して、送信所は他の用途に転用されている可能性がある。使用していた周波数は5030 6150 7375 9725 11870 13750 15460kHzであった。(WWDXC Topnews 878)

◎Media Broadcastよりエチオピア向新秘密局
 8月18日よりMedia BroadcastのJuelich送信所より新エチオピア秘密局New Voice of Oromia Liberation Frontが出ている。スケジュールは月・水・金曜の01:00-02:00で周波数は16570kHz(100kW / 130度)である。(DX MIX NEWS)
 米国のGlenn Hauser氏によると、同局のURLはhttp://oromoliberationfront.net/である。(WWDXC Topnews 878)

◎TDP Radioがアジア向けDRM放送を計画
 TDP Radioは10月に17780kHzを使用したアジア向DRM放送の開始を計画している。当初7月24日から開始する予定であった。(DX Listening Digest 8105)

◎ブラジル局5870kHzを否定
 5870kHzで受信されたブラジルのRadio Voz Missionariaについて、スウェーデンのChrister Brunstro氏が局に直接問い合わせたところ、同局は9665kHzのみで放送しているという回答であった。5870kzの謎は深まっている。(DX Listening Digest 8105)

◎ウクライナが新QSL発行
 インドのGautam Kumar氏によると、The National Radio Company of Ukraineは世界中のQSL収集ファンのために新QSLカードを発行する。対象はRadio Ukraine International 、国内向Ukrainian Radio(FM放送含む)で、受信報告は郵送するか、E-mailの場合は海外向はvsru @ nrcu.gov.ua、国内向はegorov @ nrcu.gov.uaである。(DX Listening Digest 8105)

◎イスラエルが標準時間に復帰
 イスラエルは10月5日より夏時間から標準時間に復帰する。これに伴いKol Israelのイラン向放送は送信時間が1時間遅くなり、00:00-01:30 (土・日は00:00-01:00) 13850 11605kHzとなる。インターネットで行われている英語放送も13:30 19:30 03:30 になる。(WWDXC Topnews 879)

◎Palauが新コールサインに
 NDXCの長谷川清一氏によると、Palauの旧T8BZ局はVT Merlin社のテスト送信とKWHRの中継を行っているが、9月1日よりコールサインをT8WHに変更した。アナウンサーに訛りがあり、THWHのよう に聞こえるので注意が必要である。 (WWDXC Topnews 879) Hは「エッチ」ではなく「eich」と読むので8を意味する「eight」と似てしまうのですね。

◎GTRK-Sakha情報
 
NDXCの長谷川清一氏によると、GTRK-Sakha(在Yarkutsk)のローカル番組についてのモニター結果は次の通りである。
  17:00-17:10 Radio Rossiのロシア語ニュース
 17:10-17:50台 前半(20-30分)ヤクート語ローカル番組、後半ロシア語ローカル番組
 17:50台-18:00 Radio Rossiのロシア語番組
 周波数は6150 7200 7345kHzである。(WWDXC Topnews 879)

◎DVBがパラオ送信所より放送

 米国のGlenn Hauser氏によると、ビルマ向民主派放送であるDemocratic Voice of Burmaは、パラオのT8WH局よりの送信を開始した。月・火・水曜の22:00-23:00に12095kHz(100kW / 270度)である。(WWDXC Topneqws 878)

◎バヌアツはアマチュア用送信機から
 ニュージーランドのDavid Thomann氏によると、Port VilaのVTBCは現在7260kHzの送信用にアマチュア無線用送信機を改造したものを使用している。10kWの新短波送信機を注文中であるが、島ま での輸送手段の確保が困難でま届くには相当時間がかかる見込み。RNZIから派遣された技術者は戻って来てしまった。今年末位には新送信機が到着するらし い。(WWDXC Topnews 879)

◎スイスの「2人のBob」は健在
 古いリスナーならば良く知っているSwiss Radio Internationalの1950-60年代の人気番組「Swiss Shortwave Merru-Go-Round」でホストを勤めた「2人のBob」が健在であることが分かった。 Bobの一人で「Switzerlnad in Sound」の編集を行ったRebert Bob Zanotti氏が明らかにしたもので、もう一人のBobであるBob Thomann氏は今年9月24日に80歳を迎えて健在である。それを記念して陵Bob氏の1時間にわたるトーク番組が収録された。これはhttp: //www.switzerlandinsound.comで公開されている。Bob Thomann氏はNexus-IRRSでも仕事をしていた。(WWDXC Topnews 879)

80歳を迎えたBob Thomann氏



◎聞こえないブラジル局

 エクアドルのGeorge Sampaio氏によると、ブラジルのRádio Pioneira de Teresina(5015kHz)はこのところ聞こえていない。理由は変調トランスの故障で、トランスを交換すれば元に復帰するとのこと。同局はブラジ ル北東部で短波放送を行っている数少ない局の一つである。(DX Listening Digest 8105)

◎RCI欧州向短波放送を廃止に
   スイスのBob Zanotti氏(前述の「2人のBob」の一人)によれば、Radio Canada InternationalはA08シーズン限りでロシア向を除く欧州向短波放送を廃止する。これが英語放送だけを意味するのか他の言語も含めるのかは不 明。(DX Listening Digest 8106)

◎Radio Okapiは冬周波数に戻る
 
ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、B08シーズンでRadio Okapiは01:00-02:00 9635kHz(MEY 100kW/345deg)に戻る。(DX Listening Digest 8106)

◎ボリビアに新局Radio Causachuan Coca

   ニュージーランドのBryan Clark氏によると、ボリビアに新局Radio Causachun Cocaが誕生した。9月16日の19:00頃6075kHzで初めて受信された。(DX Listening Digest 8106)
 放送内容は大統領のEvo Morales氏を支持する政治メッセージである。局は同国のコカ製造業者協会(コカの葉はコカ茶として現地で飲まれるが、コーラや麻薬のコカインの 原料となる)によって運営されており、所在地はLauka Ñ, Provincia de Tiraque, Región Trópico, Departamento de Cochabambaである。短波の他FMと中波740kHzでも放送している。受信されたのは9月14日以降 で、開始は19:00、終了は11:30である。同局の経営母体は2007年に設立されたSistema de Radios de los Pueblos Originarios (RPO)で、同一系列のRed Patria Nuevo局(6025kHz公称6040kHz)の番組を中継する事もある。局名の「causachun」というのはケチュア語で「万歳」のよう な意味で、「Causachun coca, wañuchun narcotráfico」のように使用され、その趣旨は「コカ万歳、(これを運んで行ってコーラや麻薬を作る)米国くたばれ!」である。 (DXing.info) 
  
コロンビアのRafael Rodoriguez氏によると、中波の740kHzとFMの99.7MHzでも放送しているとのアナウンスがあった。(DX Listening Digest 8018)

◎EDXC 2008の報告を公開
 FinlandのVaasaで9月5-7日に開催(Finnsh DX Association主催)されたEDXC2008の内容がhttp: //www.edxc.org/events/Conference_2008.htmで公開されている。解説はAnker Petersen氏、写真はJari Perkiömäki氏。なお写真はhttp://www.netikka.net/edxc2008/photos.htmlにも沢山掲載されている。 (DX Listening Digest 8106) 日本からは大武逞伯氏が参加しました。同氏の写真も掲載されています。

EDXC2008には112名が12カ国から参加(上記webより)



◎ユーティリティDXのバーチャル博物館オープン

 ユーティリティDXのオンラインミュージアム「Virtual Museum of Radio Communications」が公開された。機材の紹介の他、現在の各国のユーティリティ局のデータも掲載している。URLはhttp: //www.utilityradio.com/。(DX Listening Digest 8106) 

◎リトアニアが75mb使用開始   2版追加
 米国のGlenn Hauser氏によると、9月26日よりリトアニアのSitkunai送信所は金・土・日の00:30-02:30に3955kHz (50kW/79deg)で送信を行う。用途は何であろうか?(DX Listening Digest 8107)
   ドイツのKai Ludwig氏によると、これは今年新設された新しいダイポールアンテナCH1/1/0.3(79/259度固定)を使用したRadio Racja用ではないであろうかと思われる。但しこのアンテナは6-7MHz用であるため、新たに75mb用のダイポールを仮設した可能性もある。(DX Listening Digest 8108)
   Radio Racjaは白ロシア語の試験送信を9月26-28日にSitkunai送信所から実施した。時間は00:30-02:30 3955kHz (100kW/79deg)であった。(DX MIX NEWS)
  ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、B08スケジュールでは23:30-00:30 ロシア語 00:30-02:30 白ロシア語 周波数3960kHzとなっている。(DX Listening Digest 8109)

◎グリーンランドの短波健在
 スウェーデンのStig Adolfsson氏によると、GreenlandのTasillaqにあるAmmasalik Radioは現在も3815kHzUSBでNuukの番組を放送している。確認されたのは05:15頃。(DX Listening Digest 8108)

◎VOA 4カ国語の短波放送から撤退・ロシアではインターネットに切替  2版追加  3版追加
 VOAのPress Releaseによると、VOAはヒンズー語、ボスニア語、セルビア語、マケドニア語の短波放送を9月30日で打ち切るが、インターネットやTV放送への 切替によりサービス自体は消滅せず、人員の削減も行わない。また同時に1日30分行われているロシア語のTV放送もインターネット上での情報提供に切替 て、廃止する。ロシアでは言論や報道の自由が失われており、VOA放送や他の外国の放送を中継していた各放送局にも政府から圧力がかっかった。ロシアの短 波聴取者率は2%を割っていたため、短波放送は断念(7月に廃止)し、全面的にインターネット(携帯からのアクセスも含む)に切り替える方針にした。なお RFE/RLのロシア語、セルビア語、ボスニア語、マケドニア語放送は継続される。(DX Listening Digest 8108) 
 Free Media Onlineによると、米国BBG(Broadcasting Board of Governeors)はVOAがMoscowで中波中継(810kHz)を行うことを中止した。ロシア政府がVOAの周波数使用を禁止した訳ではないの にである。またBBGはロシアのグルジア侵攻12日前に議会が行ったロシア語放送中止延期勧告を無視した。今後の予定ではグルジア語、ウクライナ語、イン ド諸語、その他の言語の中止も含まれている。ロシアのグルジア侵攻後VOA局長Dan AustinはBBGにグルジア語とウクライナ語放送の中止延期とロシア語放送復活の検討を申し出たが、BBGのJeff Trimble長官ははこれを拒否した。(Media Network)
  米国のSergei S氏によると、VOAを中継していた放送局は替わりにポピュラー音楽を一日中流している。他のFM局も同じような音楽を流しているが時々はロシア語の ニュースや天気予報、交通情報が入るだけ増しである。(DX Listening Digest 8109) 
   米国国務副長官のJames Glassman氏は10月3日にNational Press Clubで「外交の新時代」という題名で講演し、その中で「米国のグルジア向放送は強化されている」ことを強調し、またロシア、インド向放送の削減は「国 際理解の戦争」に悪影響があると否定的な考えを示した。これに対してFree Media Onlineは、同氏がBBGの前長官で、VOAのグルジア語、ウクライナ語放送の廃止決定を行った超本人であるにも拘わらず、ロシアのグルジア侵攻のと たんに言うことを翻したと批判している。(Media Network) 「言論・報道の自由」を主張するVOAを現在の米国政府は嫌っており毎度のリストラで完全に潰そうとしているという意見もあります。

◎山下透氏が訳本「KBSの韓国語 ラジオドラマ」出版  2版新規
 故山田耕嗣氏の直弟子で、韓国の専門家である山下透氏が、この度、「KBSの韓国語ラジオドラマ」という本を出版した。これは今年の4月まで、韓国放送 公社(KBS)の韓民族放送(旧・社会教育放送)で毎日放送されていたラジオドラマ「ポラムちゃん家(ち)」で実際に放送された話9編をCDとして収録 し、シナリオの原文と日本語対訳、それに注釈を加えたもので、同氏が翻訳を行った。翻訳本だが、韓国でオリジナルが出版されているわけではない。同氏が KBS韓民族放送で毎日聞いていた「ポラムちゃん家」を、関係者協力を得てCD付きシナリオ本として出版したものである。昨今の韓流ブームで、テレビで放 映されたドラマ類のシナリオ対訳本は多数出ているが、実際の番組素材をCDとして付けたシナリオ本は、韓国語では珍しいのではないかと同氏は述べている。 ラジオドラマなので、韓国語の学習レベルとしては中級以上となるが、韓国のラジオを楽しんでいる方にはお勧めである。出版は有限会社HANAで、「韓国語 ジャーナル」の初代編集長が独立して立ち上げた会社である。発売は語学書でお馴染みの株式会社アルク。189ページ、KBS韓民族放送チーム著 山下透訳 、出版社名 HANA (ISBN:978-4-7574-1469-3)  、価格  2,415円(税込) 。アマゾンジャパンから送料無料で購入可能。(赤林 via 山下透氏)




◎ブルガリアは10月中「片肺送信」   2版新規
 Radio BulgariaはPlovdiv/Padasko送信所での技術上の不具合により、10月1日の12:00-26日の20:00迄すべての短波送信を1 つの周波数のみで行う。
 そのスケジュールは次の通り。
 08:00-12:00  11700 北米向 08:00 英語 09:00 ブルガリア語 10:00 仏語 11:00英語
 13:00-14:00  7200   欧州向 ブルガリア語 
 14:30-16:00  7200   欧州向 14:30 独語 15:00 仏語 15:30 英語
 19:00-01:00  15700 欧州向 19:00 ブルガリア語 19:30 独語 20:00 仏語 20:30 英語  21:00 ブルガリア語
 00:00-01:00 13800 豪州向 ブルガリア語
 01:30-03:00 7200  欧州向 01:30 独語 02:00 仏語 02:30 英語
 04:00-07:00 5900 欧州向  04:00 独語 05:00 仏語 06:00 英語 
(DX Listening Digest 8109)

◎モルドバのRadio PMR周波数変更   2版新規
 モルドバのRadio PMRは10月1日より周波数を12135kHzから7370kHzに変更した
 スケジュールは月−金の開始で23:00-02:00 出力は250kWで欧州向である。英・仏・独の3カ国語の放送が15分づつ繰り返される。
(DX MIX NEWS)




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