月刊短波2009年4月号(第4版)
編集 赤林隆仁  時間 JST


◎FEBCサイパンからDRM試験 放送実施   4版新規
 4月15日より5月6日までFEBCはサイパンから日本方面向のDRM試験放送を実施している。時間は18:00-19:00、周波数は 11650kHz。当地では初日の放送が大変強力に受信復調できた。(静岡県 伊藤 満氏)
 FEBCの外部技術者であるJohn Stanley氏によると、送信方向は341度で、日本、韓国、ロシア、欧州北部がターゲットである。放送が許されたのは3週間であるが、少なくとも10 日間は毎日放送を行う予定である。また今後中国向にも試験放送を行う予定である。受信報告は kfbseng @ febc.orgに。(Media Network)
  John Stanley氏によると、更に中国向には4月末まで17:00-19:00に11580kHzでも放送する。(drm software radio forums)

◎トルコの日本語放送計画は中止 〜Çakirlar短波送信所は廃止
  3版追 加
 TRTのChief EnginnerであるElvan Boratav氏がGlenn Hauser氏に語ったところによると、A09スケジュールで当初同局は日本語(予定では05:00-06:00 9635kHz)とモンゴル語の放送開始を予定していたが、2つある送信所の内Çakirlar送信所の廃止が急遽決定されたため、中止された。 Çakirlar送信所の閉鎖に伴い今後はEmirler送信所からのみの放送となるため他の放送も時間や周波数が削減されることになる。  (DX Listening Digest 9029)
 A09スケジュールでは日本語放送開始の中止だけでなく、アルバニア語、ギリシア語、キルギス語、マケドニア語の各放送が廃止された。(WWDXC Topnes 907)

◎現地のRadio Solh状況
 アフガニスタンのAl Muick氏によると、同氏はインターネットサービス確立のためKandaharの米空軍基地を訪れ、同地にあったRadio Solh(6700kHz)について関係者にインタビューを行った。それによると、Radio Solhに使用されていたスタジオ等の設備はすべて撤去されたとのことであった。基地内には6700kHzの送信用に使用されていた1/2波長ダイポール アンテナとアンテナ同調装置(ATU)のみが残存していた。(WWDXC Topnews 901)  WRTH Updateによると昨年12月に送信が停止されたようです。
  米国のGlenn Hauser氏によると、VTC Merlin社からの再送信もキャンセルされている。米国新政権の政策が心理部隊の活動に影響しているのかも知れない。過去の放送は毎日同じCDを再生す るだけの内容で、税金の無駄遣いも甚だしく、アフガニスタン人一人一人にそのCDを配った方が増しであったと考えられる。セルビアのDragon Lekic氏によると、VTC Merlin社からの最後の送信は1月24日の03:00であった。(WWDXC Topnews 902)

Kandahar基地に残るRadio Solh用ダイポールアンテナの鉄塔(Al Muick氏撮影)



◎GTRK-KabbalkTeleradio短波で放送
 ロシアのTbiliskaya送信所よりGTRK-KabbalkTeleradio(ГТРК-Каббалк Телерадио) の放送が03:30(開始)-04:00(終了)に6005kHz で行われている。(DX Listening Digest 9018)

◎ジンバブエ向新局Zimbabwe Community Radio放送開始
 ジンバンブエの首都Harareで配信されているwebサイトによると、ジンバブエでは民間放送が許可されなくなったため、やむなくいくつ かの民間放送 が集合して「Zimbabwe Community Radio」を結成し、3月1日よりアラブ首長国連邦の送信所より1日1時間(05:00-06:00)、短波の5935kHzで放送することになった。 放送内容は経済、政治、文化等で同国の言論の自由、地域社会の確立を目的としている。同国では政府系の4放送機関のみが免許されており、Zimbabwe Community Radioでは免許されるまで外国からの放送を続けるとしている。同国では既に多くのジャーナリストがSW Radio Africa、Voice of People、VOA Studio 7など国の外部からの放送で活躍している。フィンランドのJari Savolainen氏によればA09シーズンでは5995kHzにQSYするという。(Media Network)
  フィンランドのJari Savolainen氏によると、スケジュールは05:00 ンデベレ語 05:25 英語 05:45  ショナ語 である。(DX Listening Digest 9019)
  同氏によると局のURLは3月中旬現在建設中でhttp://www.zicora.com となる予定である。(DX Listening Digest 9023)
  オーストラリアのDavid Foster氏によると、同氏はZimbabwe Community Radioの受信報告に対してBulawayoにあるRadio Dialogueの局長Nigel Johnson氏(mjphnson @ mweb.co.zw)よりE-mailによる受信証を受け取った。それによると
Zimbabwe Community RadioはRadio Dialogueの上部団体であるジンバブエ・コミュニティーラジオ協会の会員局の番組提供によって放送しているとのことである。David Foster氏は英国人の牧師で、2000年にRadio Dialogueを設立してコミュニティー放送を開始したが、ジンバブエ政府により2005年に放送免許を拒否されており、他の放送手段を探していた。 (WWDXC Topnews 903)

◎Radio Okapi放送開始7周年
 コンゴ民主共和国向けに国連とスイスのHirondelle財団が行っている放送Radio Okapiが2月25日で放送開始7周年を迎えた。同局はコンゴ内乱後の和平プロセスに一環として、コンゴの住民に公平、正確で役立つ情報を提供するため に設立された。放送スタジオは首都のKinshasaにあり、コンゴ国内に9つの支局と20の中継局を展開している。放送スタッフはジャーナリスト、プレ ゼンター、技術者など総計200名で、フランス語、リンガラ語、スワヒリ語、トシルバ語、キコンゴ語の5カ国語で番組制作を行っている。これはコンゴでの プロのジャーナリスト育成にも大いに寄与しているという。(Media Network)

◎ナイジェリアKaduna局に日本の援助で200kW送信機
 日本政府は教育放送の振興を目的として、ナイジェリアのFRCN(Federal Radio Corporation of Nigeria)-Kaduna局に200kWの中波送信機を無償供与した。無償供与の送信機は更にEnuguにも設置される。ナイジェリア政府による国 内中波放送強化政策の一環である。(Media Network)

◎レソトから5年半振りに郵便返送
 カナダのDXerが2003年にP.O.Box 552, Maseru 100, LesothoのRadio Lesothoに送った受信報告が5年半振りに「受取人が取りに来なかった」(unclaimed)という理由で返送されて来た。同封しておいたオーディ オカセットテープもそのままであった。(WWDXC Topnews 901)  郵便が届かない国が多い中では非常に優秀ですね。放送局の怠慢(担当者が私書箱を忘れてしまった、面倒臭いので取りに行かなかったなど)によるものだと推 測され、こういうケースは意外と多いのです。こういう場合は住所を調べるか、都市名だけで出すという方法もあります。

◎ウクライナのDX-Editor解雇される
 Radio Ukraine Internationalは、過去13年間DX番組のエディターをしていたDXer Alexander Yegorov を2月21/22日の番組を最後に解雇した。理由は財政事情の悪い中でDX番組など不要と決めつけられたことにある。同氏によればNational Radio Company of UkraineにはQSLカードの在庫がたっぷりあるので国内向放送にも受信報告を送って欲しいとのことである。同氏はDXerとしての活動は継続する が、局のE-mailアドレス egorov @ nrcu.gov.ua は使用できなくなったので aseg @ rambler.ru に連絡を取って欲しいとのことである。(WWDXC Topnews 901)

◎Radio Chechnya Svobodnaya改名
 Voice of Russiaはチェチェン向放送の呼び名を従来の「Radio Chechnya Svobodnaya」(Радио Чечня Свободная) から、「Programma Kavkaz Radiokompanii Golos Rossii」(Программа Кавказ Радиокомпаний  Голос Россий) に変更した。(WRTH domestic Update 2/19)
   英国のDavid Kernick氏によると、現在でも「Chechnya Svobodnaya」の名称は継続使用されているが、VORの中の「自由チェチェン」という番組(「Radiokompanii Golos Rossii, Programma Chechnya Svobodnaya」)(Радиокомпний  Голос Россий, Программа Чечня Свободная)という使い方である。番組の送信対象を広げ たためではないかと思われる。(DX Listening Digest 9020) 番組表はhttp://new.chechnyafree.ru/html/Program/7.htmに掲載されています。インターネット放送もありま す。

◎Broadcast Electronics社中国で送信機販売攻勢
 米国のBroadcast Electronics(BE)社は中国の北京コ思堡科技有限公司と共同で中国国内に送信機を拡販することになった。北京コ思堡科技有限公司はBE社から 仕入れた新型のAM/FM送信機(アナログ/デジタル、出力レベルも様々選べる)を中国国内に販売するとともに、システムインテグレーションも担当する。 BE社は放送用送信機の専門会社で50年の歴史があり、現在米国内で稼働しているデジタル送信機の半分を供給している。同社ではこれを機に中国、韓国、タ イ、インドネシア、フィリピン、ベトナムでデジタル送信機の拡販を行う予定である。(Media Network)

  


◎釜山e-FM開局

 釜山市が運営する「釜山 e-FM」(釜山英語FM放送:부산영어FM방송)が2月 27日に開局した。この日10時より、釜山市内海雲台にあるコ ンベンション センターBEXCOで、釜山市の関係者 や釜山に駐在している外交官、韓国ロッテジャイアンツのロイスト監督ら250人を招いて開局セレモニーを行い李明博大統領からのメッセージも代 読された。そし て90.5MHzにて午前11時よりら放送を開始した。放送時間は毎日05:00-02:00の、1日21時間放送し、釜山市に住む外国人のためにニュー スや各種の情報を伝える。このうち4 時間34分は自主制作した番組(”Let's Talk Busan”、”Busan News”等)を放送し、残りの時間はすでに英語放送を行っているソウルの「tbs e-FM」やアリラン放送の番組( “Mid-Day Break” “K-Pop Zone” “Evening Groove” ”Arirang News”等、当初約60%の番組を提供)を放送する。釜山市の関係者は、「釜山e-FMは釜山市に住む外国人や観光客に各種の情報を伝えるとともに韓国 の 文化も紹介するが、英語を学 習する市民にも役立ててもらいたいと」と説明した。(KBS World他)  QTHは釜山放送(KNN)と同じで〒611-711 大韓民國釜山廣域市蓮堤區蓮山洞603-8番地KNN빌딩5階、電話 +82-51-861-8606、FAX +82-51-861-8619、E-mail burn_knucle1 @ hotmail.com です。地下鉄蓮山洞駅の2番出口から行くことができます。社長は金Kevin氏。

◎BDXCの情報出版物一斉更新
   英国のBritish DX ClubはTony Roger氏編集の以下の無料出版物を一斉に更新した。
  AFRICA ON SHORTWAVE
  MIDDLE & NEAR EAST ON SW
  SOUTH ASIA ON SW
  UNITED KINGDOM ON SW
 http://www.bdxc.org.uk よりダウンロードできる。(DX Listening Digest 9020)

◎BBC-WSとアゼルバイジャン政府との約束無効に
 BBC Word Serviceは昨年10月にアゼルバイジャン政府との間で同国のAgsu、Lerik、Daskasan地方にFM中継局を新たに設置することで合意し た。しかし昨年12月30日にTVラジオ委員会の命令でBBC、VOA、RFE/RLの行っていたすべてのFM中継は停止させられた。同委員会によれば国 家間の合意よりも 委員会の結論の方が優先するとしている。なおVOAはFM中継禁止後、短波・中波の周波数を伝えるポスターをBaku市内に貼り出したが、政府によってす べて撤去されたという。(Media Network)

◎Radio Nederlandがジンバブエ民主派局と番組共同制作
 3月6日Radio Nederlandはジンバブエ民主派局Voice of Peopleと共同で英語の「Newsline」の番組を制作し、Radio Nederlandで当日の23:00から放送されただけでなく、Voice of Peopleも同じ番組を短波で放送した。Voice of Peopleはジンバブエで100万人の聴取者を有しているが、Radio Nederlandとの共同番組制作はこれが初めてである。番組内では混乱の続くジンバブエの前財政相Simba Makoni氏へのインタビューも放送された。(Media Network)  この国も海外からの短波放送が国民の「生命線」となっています。

◎ザンビアが短波送信施設新設
 ザンビア情報相は議会報告の中で、同国政府がZNBC(Zambia National Broadcasting Commission)用に、新たに2基の短波送信アンテナを昨年購入し、国内にあまねく電波が届くようになることを発表した。またZNBCは今年6月に 首都LusakaでTVチャンネルも増設する予定で、今後他の地域でも見られるようにして行く。(Media Network) 同国は短波送信機の新設も行っており、国土全土の短波放送でのカバーという賢明な措置を取っています。

◎WRMIから「Happy Station」が出る!
 戦前戦後を通じてRadio Nederlandの人気番組であった「Happy Station」が今度は米国のWRMI(Radio Miami International)から出る。同番組は1927年にPhillips Radioで最初のものが開始され、戦後の1946年からはRadio Nederalndに引き継がれEdward Startz、Tom Meijer、 Pete Myer、 Jonathan Groubertの4名のホストに引き継がれ1995年まで続いた。新しい「Happy Station」はRadio Nederlandから名称使用の承諾は得て新たに制作されるもので、ホストはカナダ出身で現在台北在住のKeith Perron氏(E-mailはpcj.happystation @ gmail.com)、番組はすべて台北で制作される。Tom Meyer氏も時々出演するという。現在が英語だけだが、スペイン語版も近日中に制作される。スケジュールは毎週木曜日の10:00-10:55  9955、再放送は金曜日00:00-00:55 9955である。なお新しい「Happy Station」は現在のRadio Nederlandとは直接関係がない。(WRMI) DXクラブ紹介もあるそうで、JSWCのものも流れるとのことです。

◎国内向AM放送からも撤退するイスラエルIBA
 イスラエルのIsreal Braodcasting Authority(IBA)は費用削減で、英語放送その他の外国語放送を廃止したが、ついに国内向AM放送も廃止することになった。これは同地の新聞 Jerusalem Postが伝えたもので、廃止期日は明確にされていないが、既にIBAのwebサイトからはAMの周波数が削除されており、IBAのスポークスマンは公式 にAM放送廃止の意向を明らかにしている。それによるとAM放送の維持に年間2000万新シェケル(約6億円)が費やされており、今後は予算が確保できな いとしている。FM放送は残るがイスラエル全土をカバーするにはほど遠い状況であり、エルサレム市内でも聞こえない場所がある。(Media Network) 
  ドイツのKai Ludwing氏によると、IBAのYavne送信所には531kHz/100kWと657kHz/200kWの中波送信機がある。同送信所はBezeq 社が運営管理しているが、2台の中波送信機が運用停止となれば、同送信所にはイラン向に行われているペルシャ語放送用の短波送信機のみが残ることになる。 Bezeq社がこれだけでやって行けるとは思えず、他局の中継等短波送信機を活用するなどの手を打たなければ存続が危ぶまれることになる。(DX Listening Digest 9022) 他の国でもそうですが、短波放送が廃止されると結局ラジオ放送全体の廃止につながって行くようです。生まれてから一度もラジオを聞いたことのない世代は日 本にも出現しています。

◎ルーマニアが中央アフリカ向放送を開始
 3月29日より始まるA09シーズンで、Radio Romania Internationalは中央アフリカ向英語放送を開始する。時間は20:00-21:00 15430 11790kHz。また同日より西欧向英語放送も同じ時刻となり、11775、15210kHzで放送される。(Media Network)

◎TDP仲介局の変更
 TDPが仲介しているAso Radio(ナイジェリア向)は新たに月−金の14:30-15:00に7385kHz(SAM 250kW 1800度)で中央アフリカ向ハウサ語放送を追加した。また Suab Xaa Moo Zoo(ラオス向)のモン語放送08:30-09:00は送信所・周波数を11860kHz(DHA 250kW 90度)に変更した。従来は5890kHz(TAC 100kW 131度)であった。(DX MIX NEWS 3/8)

◎新局Radio Kimpwanza出る
 TDP仲介でコンゴ向の新局Radio Kimpwanzaが3月9日より放送を開始する。月曜日の02:00-03:00に15260kHz(SAM 250kW 188度)でリンガラ語放送。(DX MIX NEWS 3/8)
  スペインのJosé Miguel Romero二世氏によると、同局のURLはhttp://www.radiotvkimpwanza.net/ である。(DX Listening Digest 9022)
  英国のTony Roger氏によると、web内にコンゴ解放愛国集団(PRLC)へのリンク(http://www.rplc-rdc.com)があるので、この団体が コンゴ民主共和国へ向けて放送しているものと思われる。この団体の連絡先は 106 North Denton Tap #210-362, Coppell, Texas 75019, U.S.A.であり、E-mailはcontact @ rplc-rdc.comである。(DX Listening Digest 9023) 局のURLに記述された連絡先には日本の電話番号もあります。





◎ドミニカは世界一の放送国家!?
   ドミニカ通信省のJose Rafael Vargas長官は「ドミニカは世界一のラジオ・TVの国である」と述べた。それによると同国には98のCATV局、44のTV局、391のラジオ局(中 波126局、FM247局、短波20局)があり、放送が聞こえない地域は一カ所もないとのことである。(Media Network) 
 米国のGlenn Hauser氏によると、WRTHがリストしているドミニカの短波局は3局で、これは過去に出た実績のある局という意味で、短波20局というのは理解に苦 しむ。局数が多ければ質が良いという訳でもない。(DX Listening Digest 9023)

◎辺境地域の放送を懸念する中国
 3月9日に北京で開催された第11回中国人民政治協商会議で、常任委員の馬慶生氏は「中国に敵対する勢力や分離主義者は、長時間の放送を周 波数を度々変 える戦術を用いて、少数民族の住む中国の辺境地域から中国を侵略することをたくらんでいる」と語り警戒感を露わにした。氏によれば辺境地域にある20戸以 上の集落の内23,000集落には中国国内からTVやラジオの放送が届いていない。例えば雲南省ではTV・ラジオの電波が届かない人口は350万人に上 る。敵は電波の届かない少数民族を放送で懐柔して中国を侵略しようとしているので、政府は辺境地域に電波が届く方策を緊急に講じるとともに敵の放送に対す るジャミングを強化しなければならないとしている。Andy Sennitt氏によると中国の高官が公けにジャミング発射に言及するのは珍しい事である。(Media Network)

◎ラトビア中継局復活遠のく
 カナダのEdward Kusalik氏が英国のTom Taylor氏から受け取ったE-mailによると、ラトビアのUlbroka送信所は2月に10kWの低出力送信を再開する予定であったが、経済危機に 伴う諸事情により再開を今年末に延期することになった。(DX Listening Digest 9022)

◎バチカンとオランダが放送時間交換
 イタリアのLuigi Cobisi氏によると、Vatican RadioとRadio Nederlandは、イタリアの送信所とマダガスカルの送信所の放送時間を交互に交換することで合意した。合意は3ヶ月後から有効になり、Radio NederlandはSanta Maria di Galeria送信所から中東向アラビア語放送を04:59-05:57に7385kHzで、Vatican RadioはMadagascar中継局から英語・スワヒリ語放送をを12:00-13:00に9660kHzで相互中継する。(DX Listening Digest 9022)  どちらも自国の領土からの送信でない点が特徴です!

◎ルーマニアは古ラジオのQSLカードシリーズ
 インドのAlokesh Gupta氏によると、Radio Romania Internationalは今年中の受信報告に対して古ラジオのQSLシリーズを発行する。(DX Listening Digest 9022)

◎MW/SW周波数ズレリスト発行
 公称周波数と実際の周波数がどれくらいズレているかのリストが公表された。MW局が主だがSW局についてもいくつか記載されている。 http: //www.myradiobase.de/mediumwave/mwoffset.txt。 (DX Listening Digest 9022)

◎木製短波ラジオ発売
 米国のEric Bryan氏によると、インドネシア製の木製短波ラジオが発売された。「Singgih Kartono Magno木製ラジオ」で、AM(530-1600kHz)、FM(76-108MHz)、SW1(2.3-7MHz)、SW2(7-22MHz)が受信 可能、mp3プレイヤーも接続できる。価格は$250と安くない。大きさ7.5 x 7.5 x 4.25 インチ。 (DX Listening Digest 9022) デザインだけのようですが、インテリアには良いかも知れません。木製のPerseusなどはどうでしょうか?

Singgih Kartono Magno木製ラジオ



◎ナイジェリアではIRC無効に
 ナイジェリアのDzever Ishenge氏によると、最近ナイジェリア郵便当局はIRCの切手への交換を停止した。従ってナイジェリアではIRCや払込済封筒などは現在無効である ので注意すること。(WWDXC Topnews 902) 万国郵便連合加盟国といえどもIRCが通用するとは限りませんので効力を過信しない事です。

◎VOVがブラジル音楽の番組
 Voice of Vietnamは同国駐在のブラジル大使館と共同でVOV第三放送において毎週木曜日の12:30-13:00にブラジル音楽の番組を放送することになっ た。ハノイでは102.7MHz、ホーチミンでは104.5MHzのFMで放送される。(Media Network)

◎Worldspaceは創業者が買い戻すことに
 米国破産法11条の規定で競売に出されたWorldspace社は、結局創業者のNoah Samara氏が所有する会社に2530万ドルで買い取られることになり、同社の倒産問題は決着した。海外子会社も含めた同社の設備、放送権等すべてが新 会社に移管されて継続することになる。(Media Network)

◎NDBのデーターベース
 世界の長波NDB(Non-directional Beacon)局の情報を収集したデーターベースが公開されている。http: //www.classaxe.com/dx/ndb/rww/で、リスナーが新しく確認した情報を追加することもできる。(HCDX) NDBファンには有り難い存在です。

◎中国大陸の短波・中波・FM周波数表
 中国大陸の全短波局の周波数、局名、放送時間、放送曜日、言語、出力、所在地を記述した「2009中国大陆国内广播短波 频率表」がweb上で公開された。http: //www.5bcl.com/Article/Class3/200903/3126.htmlより入手で きる。
 また中国主要都市のFM周波数表「中国主流城市FM频率表」 も同時に公開された。これは周波数順に主要都市で使用されているFM局名を記 述したもので、http://www.5bcl.com/Article/Class3/200903/3142.htmlより入手できる。
 すでに1月に「2009年中国大陆中波频率表」 (http: //www.5bcl.com/Article/Class3/200901/3024.html)が公開されている。(赤林)
 この内「2009年中国大陆中波频率表」は Alan Davis氏編集の「Asiawaves AM RADIO FREQUENCY TABLES」とWRTH(何れも著作権が設定されている)から中国部分を抜粋して中国語訳したもの、「2009中国大陆国内广播短波 频率表」は青木リスト(B08)から同様の処理で抽出したものである。(NDXC 長谷川清一氏)

◎「DX Juke Box」のDick Speekman氏死去
 1970年代のRadio Nederland人気DX番組「DX Juke Box」のホストを務め、1980年代にはRadio AustraliaのDX番組「Spectrum」のホストも務めたDick Skeekman氏が3結腸ガンのため3月11日、結腸癌のため南オーストラリア州のHawker病院で死去した。新しい「Happy Station」を始めたKeith Perron氏によれば死の二週間前には3月26日に放送予定の番組にで使用るメッセージを録音して送ってきてくれたとの事である。その中で同氏は 「(1950年代にHappy Station」を担当していた)Eddy Startz氏とRadio Nederlandでのインタビューを予定していたところ、スタジオに到着する1時間前にStartz氏が急死したことを知らされてびっくした」という話 を していた。WWDXCのMichael Betge氏によると1979年3月に放送されたDick Speekman氏の「DX JUke Box」ホストとしての最後の番組のアーカイブがリアルオーディオ形式でhttp://archive.wwdxc.de/dxjukbox.ram に格納されている。(Media Network)  次々とDX界の大物がこの世を去り寂しい限りです。

◎TGNAの短波は出ていない
 米国のMarlin A Field氏によると、グアテマラのRadio Cultural(TGNA)は現在中波の730kHzで出ているのみで、かって使用していた3300、5955kHzともに出ていない。同局はこのとこ ろキューバのキリスト教関係者に対する援助に力を入れている。米国のGlenn Hauser氏によれば同局の3300kHzは2006年4月以来確認されていない。(DX Listening Digest 9023)

◎KGREの名称変更
 Ron Howard氏によると、インドネシアRRI-Jakartaが放送している英語教育番組「Kang Guru Radio English」(KGRE)の名称が昨年8月より「Kang Guru Indonesia」(KGI)に変更されている。放送時間は水曜日、金曜日の17:00-17:20で周波数は9680kHz。(DX Listening Digest 9023)

◎VORが12カ国語放送を廃止
 米国のSergei Sosedkin氏がDXing.ruの報道として伝えるところによると、3月29日より Voice of Russiaは大幅な変更を行う。
 増強されるのは以下の放送である。
 −英語のWorld Serviceは毎日24時間放送となる。現在は16時間放送。
 −欧州、中南米向スペイン語放送は毎日3時間から6時間に倍増。
 −クルド語放送は1時間から2時間に倍増。
 −ドイツ語、セルボクロート語、ヒンズー語放送は30分増えてそれぞれ7.5、3.5、2時間となる。
 以下の言語の放送は廃止される。
 −アルバニア語、ベンガル語、ブルガリア語、チェコ語、フィンランド語、ギリシア語、韓国語、ノルウェー語、ルーマニア語、スロバキア語、スウェーデン 語、ウルドー語、ベトナム語。これらの中には過去50年間放送されてきたものもある。
 またロシア語のWorld ServiceはCIS向の
Sodruzhestvo Serviceと統合されて24時間放送となる。音楽とニュースを流しているRussian International Radioは24時間放送を維持継続する。(DX Listening Digest 9023)

◎AWRがイスラエルで現地放送
 Adventist World Radioはイスラエル国内でFM放送の時間を借りてヘブライ語とロシア語の放送を開始する。放送内容は家庭、健康、精神に関するものが中心となる。カ バー地域はイスラエル中央部のJerusalem、Tel Aviv、ヨルダン川西岸地域である。これでAWRの放送言語は77言語となる。(Media Network) ユダヤ教徒のキリスト教化を行うのでしょうか?

◎ロシアでのVOA聴取者が激減
 Free Media Onlineによると、米国BBG(Broadcasting Board of Governors)が独立機関に依頼した調査ではロシアにおけるVOAロシア語放送(ラジオ、TV、インターネット)の聴取率は2007年には 10.3%であったが、2008年には2.5%に激減した。VOAのような大局の聴取率が1年でこのように減少するのは国際放送の歴史上例がない出来事で ある。同団体では現在では1%以下だろうと見ている。Free Media Onlineでは、メディア統制が進む中で
ロシア 国民が米国のニュースを欲しがっている状況なのに、このような聴取者の減少は納税者の意向に背くも のであり、BBGは責任を持つべきであるとしている。(Media Network)  ブッシュ政権がVOAを嫌いだったからでしょう。

◎アイルランド短波放送WRNで復活
 World Radio Network(WRN)のプレスリリースによると、アイルランドの
RTÉは従来衛星とインター ネットのみで海外向放送を行ってきたが、アフリカでは電源もないところが多く、衛星聴取やインターネット接続が困難なため、同地域向けにポータブルラジ オで受信できる短波放送を復活させることになり、3月18日の04:30-05:30より6220kHz(南アフリカ中継)でアフリカ向アイルランド語放 送を毎日実施する。これはアフリカ大陸の奥地で支援活動や布教活動に当たる数千人のアイルランド人の希望に応えたものである。送信は 1994年以来RTÉの海外向送信を引き受けているWRNにより行われる。RTÉは2004年に短波放送を廃止し、WRNから Wordspace社衛星放送に番組を供給するサービスに切り替えた。しかしこの放送は有料化され、更にWorldspace社の経営危機で利用できなく なったという事情もある。なおWRNによる衛星放送、インターネット放送(http://www.wrn.org)は継続される。この件についてWRNへ の問い合わせはBusiness Development ManagerのSophie Wilson氏(Tel: +44 20 7896 4022 Fax: + 44 20 7896 9007 Email: sophie.wilson @ wrn.org)、RTÉへの問い合わせはPress OfficeのSarah Martin氏(Tel: +353 1 208 2312 Email: sarah.martin @ rte.ie)に。(DX Listening Digest 9023)

◎ロシアとインドがラジオ放送のDRM化決定
 Digital Radio Mondiale Consortiumによると、ロシアの全国ラジオ周波数センターは1月20日に同国の中波放送、短波放送をすべてDRM化することを決定した。これはロ シア情報省から正式に発表された。またインドのAll India Radioは2007年に行った試験放送の結果DRM化が有利と結論し、今年1月にはNew Delhiから250kWのDRM短波放送を開始、3月中には250kW短波送信機4台をDRM放送用に改造する。また新設中波局42局、既存中波局36 局、新設短波送信機5台もDRM化する予定である。但し送信機をDRM化しても適切な価格の受信機が市場にないことが問題となっている。
 Andy Sennitt氏によれば、この2ヵ国だけで人口は15億人にのぼり、受信機メーカーにとっては巨大で魅力のある市場となるであろう。ただ受信機の大衆化 が進まなければDRMは単なるテクノロジーに終ってしまう恐れもある。受信機が普及しないと見たRadio NederlandはA09スケジュールでDRM送信を全廃した。またDigital Radio Mondiale Consortium自体もロシアのDRM化宣言は半信半疑に受け取っているようだ。(Media Network)

◎ベラルシのA09スケジュール  3版追加
 ベラルシのAlexander Mazgo氏によると、ベラルシのA09スケジュールは次の通りである。短波放送のみを示す。
 Radiostation Berlarus (Radio Minsk) :
    20:00-08:00 7210(75kW 270deg) 7390(150kW 246deg) 
    02:05-08:00 7225(250kW 252deg)
  Belorusskoe Radio: 
   13:00-16:00 11930(Sosnovy 250kW 72deg) 
   00:00-02:00 7255(Sosnovy 250kW 72deg) 
   12:00-06:00 6010(Brest 5kW) 6040(Grodono 5kW) 6070(Brest 5kW) 6080(Kolodoshchi 150kW 127deg) 6115(Kolodishchi 75kW) 6190(Mogilev 5kW) 7110(Grodono 5kW)  7135(Mogilev 5kW)
 (WWDXC Topnews 903)
 米国のSergei Sosedkin氏によると、4月初めにはBelorusskoe Radioの小電力放送(6010 6040 ........7135kHz)が受信されていない。またRadiostation Berlarusの2回目の放送(7225kHz)では平日の最初の1時間はBelorusskoe Radioを中継している。(DX Listening Digest 9030)

◎Radio Kahuziはバナナ紙によるQSLカード発行
 米国のDave Valko氏によると、同氏はコンゴの布教局Radio Kahuzi(6210kHz)の受信報告に対しカリフォルニア州San Marcosの本部からバナナ樹皮で作った紙によるQSLフォルダーカードを受け取った。同時にハム形式のQSLカードも同封されていた。(DX Listening Digest 9024)

◎Amhara Regional State Radioより返信
 オーストラリアのDavid Foster氏によると、エチオピアのAmhara Reginal State Radio(6090kHz 2月号参照)より2日後にE-mailで受信証明が届いた。発信者はDereje Moges氏。受信報告はammawebmaster @ yahoo.comに送ったが返事はdereradio2000 @ yahoo.comから来た。同局を運営するAmma Amhara Mass Media AgencyのURLはhttp://www.amma.gov.et。送信所はBahir DarではなくGedjaにあるらしい。(WWDXC Topnews 903)

◎DWが中央アジア向放送を大幅カットを予定
 国際危機グループがロイター社に寄せた情報では、Deutsche Welleは近々に中央アジア向ロシア語放送の大幅カットを発表する。それによると削減は放送内容だけでなく提供手段にも及び、放送時間の削減、短波放送 の廃止が含まれる。半分以上の番組がインターネット上のみの供給となる。(Media Network) これは財政上の問題ではなく、局の方針として行われるとのことです。インターネットがブロックされたらどうするのでしょうか?

◎DWの予算増に議会が「待った」か?
 ドイツのKai Ludwig氏によると、DWに関して次のように否定的な報告が議会に提出されている。
 ・DWの要求通りに予算を執行すると2010年は前年より2,060万ユーロ増、2011年は4,140万ユーロ増、2012年は5,910万ユーロ 増、2013年は7,820万ユーロ増と際限がなく金が必要となる。
 ・放送で提供するドイツに関する情報が聴取者に本当に役立っているのか不明であり、限られたスタッフは放送以外の方法に投入した方が効果的である。
 ・英語、アラビア語、ロシア語が地域別に別番組で編成されていて無駄である。英語番組は速報性のあるニュースのみで十分である。
 ・2007年に調査した聴取者数は英語放送900万人、ドイツ語放送700万人、その他3,900万人で過去減少し続けており、予算を増やす理由がな い。
 ・DW-TVを含めると、聴取者数は北米400万人、アジア1,000万人、欧州1,200万人、中南米1,400万人、アフリカ4,300万人でラジ オに予算を投入すべきでない。
 ・モスクワでFM中継を試みたが成功しなかった。
 ・2007年に欧州連合からの補助金が切れた後もベラルシ向特別放送をだらだらと続けている。そのための費用で他のプロジェクトを中止せざるを得なく なっている。
 ・セルビアモンテネグロでは1999年には人口の14%がDWを聴取していたのに2006年には2.5%に減少した。バルカン半島全体では聴取率は 2006年で1.2-4%に過ぎない。
 ・ウクライナでは2006年に0.5%の聴取率であったものが2008年には2.5%に増えたが、これは国内中継のRadio Prominの効果であり、短波放送は効果がない。
 ・中国では2004年に外国人居住地域と大きなホテルにケーブルで番組を提供することになったが実現していない。これはインターネットでドイツの情報を 提供すれば済む問題である。
(WWDXC Topnews 903) 短波放送は非常時に聴取率が高くなります。短波以外の方法(インターネット、衛星TV、FM中継等)は非常時には使えなくなります。経済性から 言えば報告の通りですが国家のリスクマネジメント費用とは言えないでしょうか?軍事費と比べたら小さな金額で戦争抑止力になると思いますが。

◎ZambiaのCVCは南アフリカに連絡を
 キプロスの
Costa Constantinides氏によると、CVC-Africa(送信所はザンビア)のQTHはP.O.Box 3933, Tygervalley 7536, South Africa、URLはhttp://www.1Africa.tv、http://www.cvcafrica.comである。スケジュールは15: 00 -17:00 7160、17:00-01:00 13590、01:00-05:00 15745、05:00-08:00 11775である。(WWDXC Topnews 903)




◎4760kHzのAIR2局の見分け方は?

 米国のRon Howard氏はAIR-Port Blairが3月18日には4700kHzにQSYしていたのを受信した。4760kHzではAIR-Lehが聞こえていた。Port Blairは昨年11月にも4765kHzに動いたことがあった。フィンランドのJari Savolainen氏もこの事実を確認している。ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、同一周波数で出ている時に他のDXerがPerseus受信機で測定したところ、Leh局は4760.029kHz、 Port Blair局は4759.987kHzと、Leh局の方が若干上方に出ていた。(DX Listening Digest 9024)

◎米国沿岸警備隊は米国内のロラン局を廃止に
 米国のAndrea Borgnino氏によると、米国沿岸警備隊(USCG)は2月26日、現在残っている同隊の管理するロラン(LORAN:Long Range Aid to Navigation)C局を2009年いっぱいで廃止すると発表した。米国のロランC局は長波 の100kHzを使用し、航空機等の航行補助用に48州と沿岸地域・アラスカに配置されている。中波帯を使っていたロランA局は既に1979年に廃止され ている。これにより年間3,600万ドルの費用削減になる。(DX Listening Digest 9024) 日本の南鳥島にあるロランC局もかってはUSCGのものでしたが、現在は海上保安庁の管轄下ですので、直接の影響はないと思われます。

◎マダガスカル秘密局出現 〜17日後には停止 3版追加
 紛争の続くマダガスカルにRadio Mada Internationaleと称する秘密局が出現した。現地には1995年以来放送しているRadio Madaというフランス系の局があるがこれとは関係がない。この局は追放されたMarc Ravalomanana元大統領派によるもので、スケジュールでは13:00-13:30、02:00-02:30に5895kHzでの放送となってい るが、12:00から3時間おきに出ているという情報もある。URLはhttp://www.radiovazogasy.comで、2002年に元大統 領を擁立するために設立された政党Tiako I Madagaskara(TIM: 「マダガスカルを愛する」の意、URL http://www.tim-madagascar.net)の運営で、同党は2007年の総選挙で議会の 127議席中106議席を占める大政党である。局の存在は米国のGlenn Hauser氏が発見したが、送信地は不明。(Media Network)
  米国のGlenn Hauser氏によると、この放送はWRN(World Radio Network)の仲介で3月20日から行われたものである。送信所は不明だがRNのマダガスカル中継局ではなく、南アフリカのMeyertonらしい。 (DX Listening Digest 9025)
 米国のGlenn Hauser氏によると、WRNは4月6日13:00からの放送を最後に同局の中継を停止した。理由は明らかにされていない。(DX Listening Digest 9032)
 デンマークのAndy Sennitt氏によると、同局のwebサイトには中止に関する情報は掲載されていない。(Media Network)

パリで行われた同派によるデモの画面に周波数と時間が記述されている(You Tubeより)



◎Radio Veritas Asiaが放送開始40周年
 フィリピンのカトリック局Radio Veritas Asia(RVA)は4月で放送開始40周年を迎える。海外及び国内向本放送は1969年4月11日に開始された。これを記念して4月15・16日の両日 にわたり記念行事が行われる。同局は「’Federation of Asian Bishops’Conference」(FABC)によって運営されており、現在15のアジア言語で短波放送を行っている。スタジオはQuezon Cityにあり、送信所はマニラの北西230kmのZambales州Palauigにある。(Media Network) 1976-1992年には日本語放送もありました。

◎CBC幹部は給与凍結・賞与カット 〜職員はリストラ
 財政難に陥っているCanadian Brodcasting Corporation(CBC)は幹部の給与と賞与をカットすると発表した。それによると幹部の給与は今後2年間に渡り2008年のレベルで凍結し、賞 与は50%カットする。対象となる幹部は80人で、年収は10-20%のダウンとなる。CBCは2009年度で約2億カナダドルの歳入不足が見込まれてい る。今後資産の売却、コマーシャル放送の増加で収入増を図る一方、職員600-1200人をリストラして費用を削減する予定である。(Media Network) 
  CBCの計画では広告収入がガタ落ちのため、800人の職員をリストラ解雇し、ローカル番組の比率を大幅に落とすことになっている。設備の老朽化と広告収 入の減少で2009年度予算には1.71億カナダドルの歳入不足が見込まれているが。カナダ政府は年間に11億カナダドルもCBCに支出しているとし、国 庫からのこれ以上の補填を拒否している。CBCでは資産を売却しても歳入不足を1.25億カナダドル程度に縮小するのが精一杯で、歳出の60%が人件費に 消えている状況ではリストラなしで状況に対処する事は不可能であるとしている。(Media Network) この決定に5,500人いる組合は猛反発だそうです。この情勢ではRCIの縮小(既にウクライナ語と広東語の放送打ち切りが決まっているようです)・廃止 問題が再燃して来る可能性大です。

◎エチオピア秘密局から返信
 オーストラリアのDavid Foster氏はエチオピア秘密局Radio BilalよりE-mailによる返信を受け取った。それにはこう書かれていた「言葉の分からない放送に何故興味を持つのですか? あなたはプロの短波屋 ですか、それとも趣味でちょっと聞いたでけですか? それとも何か研究や学習として聞いているのですか?」。E-mailはbilalradio @ yahoo.comから来た。同局のURLはhttp://radiobilal.media.officelive.com、連絡先はP. O. Box 34264, Washington, D.C. 20043, U.S.A.である。(DX Listening Digest 9025) A09スケジュールではSamara送信所から毎週月曜日の02:00-03:00に15350kHz、アムハリ語となっています。
 
◎TDF-Montsinéry送信所のDRM送信機が遊んでいる
 ドイツのKai Ludwig氏によると、仏領ギアナのMontsinéryのTDF送信所にあるDRM専用送信機TSW 2250 Dがほこりをかぶっている状態である。DRM用に使い道がないので、Voice of Russiaの中継に使用されると言われている。(DX Listening Digest 9025)

◎AIRの41mb各局が周波数をシフト
 インドのAlokesh Gupta氏によると、アマチュアバンドの拡張に伴い7100kHz台を使用していたAIR各局はA09シーズンから周波数をシフトする。またそれに伴う 41mb内の変更もある。変更されるの は以下の局である。カッコ内は旧周波数。
   海外向/国内向
    Panaji 01:15-02:30 ペルシャ語 02:30-03:30 マラヤム語  7250 (7115)
      Chennai  09:00-10:15  タミル語 10:15-11:00  シンハラ語 11:00-13:30  FM Goldの中継 7270 (7360)
      Mumbai   09:15-13:30  17:30-20:30  ウルドー語  20:30-20:40 HS (ヒンズー語/英語) 21:30-00:00 シンディ語 00:00-01:00 バルチ語 7340 (7195) 
    Delhi  09:30-09:40 HS(ヒンズー語/英語) 7370 (7150)  10:00-11:00  シンディ語  7370 (7125)  01:00-03:30 HS 7370 (7150)
  国内向のみ
    Bhopal 11:25-19:30 7430 (7180)
    Chennai 12:00-20:30 7380 (7160)
       Hyaderabad 11:25-20:45 7420 (7140)
       Imphal 11:30-19:00 7335 (7150)
       Jaipur 15:00-20:15 7325 (7120)
       Luknow 13:15-19:45 7440 (7105)
       Port Blair 12:15-19:45 7390 (7115)
       Shillong 13:30-19:45  7315 (7130)
  (DX Asia)

◎内蒙古と北朝鮮はまだ41mb旧周波数使用
 3月29日より全世界的に41mbが7205-7450kHzに変更となったが、同日の12:00現在、内蒙古人民広播電台と北朝鮮の「朝鮮之声」放送 は依然として7.1-7.2MHz間の周波数を使用している。(耳聴八方 広播快報第156期)

◎Radio Japan海外で中波/FM中継開始
 エジプトのTarek Zaidan氏によると、A09シーズンでRadio JapanはArmeniaのGavar送信所より05:15-05:45に1377kHzでアラビア語放送の中継を行う。同局の中東向中波中継はこれが 初めてである。またパレスチナではWRNの仲介でVoice of Peaceの波を借りてFM中継を行う予定であるとされている。
 米国のSergei Sosedkin氏、ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、同局はモスクワでもロシア語放送の中波中継を開始する。01:00-01:30 738kHzである。
(DX Listening Digest 9025) 外交関係の変化ですぐに止めさせられてしまうリスクがあるものの、短波放送の補完としては良い措置と言えましょう。

◎マダガスカルの政変でもRadio Nederland中継局影響なし
 デンマークのAndy Sennit氏によると、マダガスカルでは政情が不安定であるが、3月19日現在はRadio Nederlandのマダガスカル中継局には影響がなく、正常に運営されている。送信所周辺では現地の警察が24時間パトロールを行っているし、送信所と 現地のコミュニティとの関係も良好である。また万が一電力供給が断たれた場合も2週間分は自家発電で送信出来る燃料を蓄えている。本局では中継局職員の安 全を第一に考えており、毎日連絡を取って安全を確 認している。(DX Listening Digest 9025)

◎Mynamar Radioの少数民族教育放送は5915kHzに
 米国のRon Howard氏によると、以前4725kHzに出ておりその後9731kHzに変更されたMyanmar Radioの少数民族教育放送は現在5915kHzで出ているのが確認された。時間は22:30頃から00:00過ぎで、英語教育の放送などが行われてい た。(DX Listening Digest 9025)

◎KCBS局放送開始100周年
 サンフランシスコのKCBS局(740kHz、106.9MHz)は今年で放送開始100周年を迎える。1909年にSan Joseから14Wの送信機で放送を開始、1949年からはCBS系列となり現在のKCBSコール、周波数740kHzとなった。同局はこれを記念して 2009年いっぱい特別HP(http://www.kcbs.com/pages/3504672.php)を設けて、当時の写真や番組等を紹介してい る。(Media Netowrk)

100周年記念のパネル



◎EUが北朝鮮向民間放送を支援

 EUは脱北者等が行っている北朝鮮向放送に4億ウォンの支援を行うことになった。これは「国境なき記者団」の仲介で自由北韓放送、開かれた北韓放送、 自由朝鮮放送の3局との間で
今後3年間に渡って実施することで合意された。(Media Network)

◎ODXAの「Listening In」廃刊に
 オーストラリアのPaul Gager氏が、カナダのOntario DX Association(ODXA)のエディターであるHerald Sellers氏に聞いたところによると、ODXAの機関誌である「Listening In」は本年6月号を持って廃刊になるとのことである。ODXAのURLはhttp://www.odxa.on.ca。(WWDXC Topnews 904)




◎IRIBのパレスチナ支援送信  〜TV局の音声送信も継続

 イランのIRIBはA09スケジュールで以下のパレスチナ支援送信を行う。
 Saut Falestin(Voice of Islamic Palestinian Revolution) アラビア語 12:30-13:27  9610 11875 
   Al Quds/Aqsa TV  アラビア語 01:30-05:30  7350
(WWDXC Topnews 904)

◎Radio Sweden在外スウェーデン人向放送を廃止
 Radio Swedenは在外スウェーデン人向スウェーデン語放送の制作部門を廃止した。従来毎日30分と週末にこの番組が出ていた。4月以降この番組枠は国内向放 送Sveriges Radioの中継で埋めらる予定である。新年度予算ではソマリ語、ロマ語、英語放送の充実に重点が置かれる予定である。なおスウェーデン語部門は昨年9月 24日のストックホルム・ラジオ祭で最優秀賞を受賞したばかりであった。(WWDXC Topnews 904)

◎北朝鮮向民間放送 韓国政府に支援要請
 北朝鮮向民間放送である「開かれた北韓放送」(열린북한방송)の河泰慶 (하태경)代表は、3月24日に市民団体が開いたシンポジウムにおいて、北朝鮮ではインターネットもTVも政府の 管制下にあるためラジオ放送が最も適した変革手段であり、ミサイルよりも効果的であると主張した。また中波帯で北朝鮮向に放送可能な周波数が4周波数空い ているとし、李明博大統領は昨年4月に米国ブッシュ政権と北朝鮮向民間放送の実施を許可する約束をしており、早く空き周波数を提供してそれを実行すべきで あると語った。更に韓国政府に対して機材や費用の支援を要請した。(Media Network)

◎ハンガリーJászberény送信所から撤退
 ドイツのKai Ludwig氏によると、Radio Hungaryは3月28日で自国のJászberény送信所からの送信を停止し、A09スケジュールではすべてMedia BroadcastのWertachal送信所(250kW)を使用することになる。また同時に北米向送信も廃止される。
 A09スケジュールは次の通り。
   13:00-14:00 3975 ND 
   19:00-19:59 6025 ND
   01:00-02:00 6025 ND 15160 150deg
   06:00-07:00 3975 ND
(DX Listening Digest 9026)

◎メルボルン近郊で日本語FM放送開始
 オーストラリアのメルボルン東部に位置するMorwell市のGippsland FM (104.7MHz)で、今年の2月より日本語番組"Japanese language program with Miyuki & Kumiko"が開始された。放送時間は毎週水曜日の現地時間19:30-21:00(4月5日までは17:30JST、それ以降18:30JST開始) で、担当者は美由紀さんと久美子さんである。局のURLはhttp://www.3gcrfm.org.au である。
(平原哲也氏)

◎ジンバブウェでは米ドルで「受信料」取り立て
 ジンバブウェ人権法律家協会(ZLHR)は政府運営の放送機関Zimbabwe Broadcasting Hoildings(ZBH)が受信料を米ドルで支払わせる事を決定したことについて裁判所に訴えを起こした。ZBHが国民に要求する国営放送のラジオ 受信料は地方で月額$10、都市で$20、テレビは個人が$50、法人は$100で、すべて米ドルの現金で支払わなければならないことになった。ZLHR ではこれを国営放送の番組の質から見て法外な料金でありそもそも違法であるとしている。(Media Network)  天文学的なインフレが進行しているため1月からは公務員の給与も米ドルで支払われているそうです。平均的な労働者の月給は米ドル換算で$10位ですので、 ラジオを聞くのに月給全部を受信料にとられる事になります。国民は外国の放送を聞くしかありませんね。

◎カメルーンの短波まだ聞こえる!
 ナイジェリアのJames MacDonnell氏によると、6005kHzのCameoon Radio & TVはまだ放送している。3月14日の16:00-02:00英語・現地語放送を確認した。放送の中では短波の周波数はアナウンスされていない模様であ る。送信音質は悪くハムを伴っていた。(DXLD via WWDXC Topnews 905)

◎マダガスカルに建設中の米宗教局の状況
 米国World Christian BroadcastingのAndy Baker氏によれば、マダガスカルに建設中の短波局向100kW送信機がDallasで完成し、Houston港からの出港を待っている状態である。電 力供給用のディーゼル発電機2台は既にマダガスカルの港に到着している。同時に4方向に送信できるように4基のアンテナが現在建設中である。完成後は AlaskaのKLNSと合わせて1日60時間の短波送信が行われる予定である。マダガスカルの政情不安定状況は現在収束しつつあり、帰国していた技術者 は建設作業のために現地に復帰した。但し収納庫に入れておいたワイヤー、ケーブル、工具類は破壊されてしまった。これ回するには3-6ヶ月かかるが、必要 な建物はすべて完成、鉄塔も立っており、現在カーテンアンテナの架設にかかったところである。(DXLD via WWDXC Topnews 905)

◎放送を大幅縮小のRadio PMR
 米国のSergei Sosedkin氏によると、モルドバのRadio PMRは既に国内向モルドバ語、ウクライナ語放送を中止しているが、従来英・仏・独語で15分づつ行われてきた海外向放送やロシア向ロシア語放送も大幅に 削減して来ている。理由は財政難で政府が放送への支出を行わなくなったためである。また局の設備は昨年8月に洪水で被害を受けたがまだ復旧していない状況 である。ドイツのWolfgang Bueschel氏によれば、政府はGrigoriopol 送信所をロシアのRTRSに売却してしまったため、レンタル料が上がって放送を継続できなくなったらしい。(DXLD via WWDXC Topnews 905)
  米国のJoe Hanlon氏によると、A09スケジュールでは月-金の07:15-08:00の北米向のみとなった。周波数は9665kHz、英仏独語15分づつ。 (DX Listening Digest 9028)

◎ペルーに短波新局
 ペルーのAlfredo Cañote氏によると、同国に新たな短波局Radio Rasuwilcaが出現した。所在地はFaldas del Cerro La Picota, Ayacucho, Peru。周波数は4805kHz、放送開始は2月26日頃。(DXing.info 3/29)

◎アフガニスタンに新たな中波放送局2局
 アフガニスタンに中波局が2局誕生した。国営のRadio Television Afghanistanが地方に設立した新局で、
Barmal地方のRadio Paktin Voice (1386kHz 5kW)とQalay-e-NawのRadio Badghis(1503kHz 6kW)である。(DXing.info 3/29)




トップページ