月刊短波2009年6月号(第2版)
編集 赤林隆仁  時間 JST

◎SAQが超長波で定例記念送信 2版新規
 英国のMike Terry氏によると、来る6月28日の「Alexandesonデー」に旧Grimenton Radio/SAQは同時のAlexanderson altenator送信機を使用して18:00と12:00に17.2kHzにてCW定例送信を行 う。この時刻の30分前くらいから調整用の電波が出る予定である。受信報告にはQSLカードが発行される。宛先はAlexander - Grimeton Veteranradios Vaenner, Radiostationen, Grimeton 72, SE-430 16 Rolfstorp, Swedenである。詳細はhttp://www.alexander.n.seを参照のこと。(DX Listening Digest 9049)

◎バングラデッシュ夏時間に 2版新規
 6月20日02:00よりバングラデッシュは夏時間となり、標準時を1時間進めてUTC+7時間とした。これに伴いバングラデッシュ向各国際放送の時刻 も変更になった。(DX Listening Digest 9049) いつも夏なのに夏時間とは面白いですね。終了は9月25日という説と、12月まで続くという説、そのままずっと続くという説があります。

◎JVUDXCが「TV-FM受信ガイド2009」を発売
 
JVUDXCが永年発行している「VHF DXingのバイブル」、「TV-FM受信ガイド2009」が発行された。本ガイドは同クラブに寄せられたTV,FM受信情報等を整理・公開し、東アジア のVHF DX愛好者向データベースとして毎年発行しているものである。例年通り受信記録編と資料編に分かれている。受信記録編では、国内外TV、FMの受信情報を 国別、電波伝搬形式毎に分けて整理しており、どの国のどの放送局がどういう伝搬で受信できたかということがすぐに判るようになっている。一方資料編では、 同クラブが入手した最新情報を基に、国内TV(アナログ/デジタル)、FM局をリスト形式で掲載している。各局の住所も完全掲載しているので、国内DXや 旅行先での受信、さらにはQSL獲得に威力を発揮する。さらに、特別寄稿「FMで聞く韓国語・朝鮮語」、最新の韓国FM周波数リストを掲載している。A5 版、全245頁、定価1700円(送料込)である。入手方法等はTV-FM受信ガイドblog (URL); http://tvfmjusinguide.at.webry.info/内の2009年5月31日付記事に記載しているので、これを参照の上申込む。 な お秋葉原ラジオセンター1階の(有)萬世書房(TEL:03-3255-0605)では直接販売を行っている。(JVUDXC 福永光洋氏)

今年のカラーは橙色



◎ソマリアに新局Radio Hage

 フィンランドのJari Savolainen氏によると、Sam Voron氏のwebサイト(https://sites.google.com/site/somaliahamradio/)上でソマリアの新局 Radio Hageの出現が報じられている。それによると、所在地はGalkayoで出力は1.25kW、周波数3980、6915kHzで18:00-19: 00、12:00-14:00の放送である。デンマークのAnker Petersen氏によると、E-mailアドレスはradiohagesom @ gmail.comである。この局も含めてソマリアの短波放送は2局(もう一局はRadio Hargeisa)である。4月26日に受信を試みたが入感しなかった。(WWDXC Topnews 910) 

◎Domestic Broadcasting Survey 11発行
 DSWCI会長のAnker Petersen氏によると、毎年恒例のDSWCIの出版物Domestic Broadcasting Surveyの第11版(DBS-11)が発行された。全部で4部分からなり、第一部が2300-5700kHz間のアクティブ局リストでこれはDBSの 前身である「Tropical Bands Survey」の第37版を兼ねる。第二部は5700kH以上の国内向局リスト、第三部はアクティブな秘密局リスト、第四部は過去5年間で使用されなく なったが再現する可能性のある2-30MHz間の国内向局周波数リストである。2008年5月から2009年4月までのモニター結果によって制作されてお り、アクティブな局もA:いつも聞こえる、B:時々聞こえる、C:滅多に聞こえない、D:もう出ていないかも知れないの4段階評価を行っている。また最後 に受信された日も掲載されている。購入者は毎月更新の「Tropical Band Monitor」を自由に閲覧可能である。A4版35ページで、電子版(pdf形式)は$8.00またはIRC5枚、印刷版は$16.00またはIRC9 枚である。申込はDSWCI, c/o Bent Nielsen, Egekrogen 14, DK 3500 Vaerloese, DENMARKに。(DX Listening Digest 9037)
  JSWCではDBS-11の代理販売を行う。電子版のみを扱い、メール転送は一部\850、FD送付は一部\1,000である。希望者は「DBS-11申 込」と記述の上、E-mailアドレス、送付先住所(FD希望の場合)を記入して00260-4-46188(口 座名「JSWC50」)に送金する。(JSWC)

DBS-11の表紙



◎Radio For Peace InternationalのHP復活

 米国のFranklin Seiberling氏によると、コスタリカで2003年に放送を止めさせられた短波局Radio For Peace Internationalのwebサイトhttp://www.rfpi.orgが復活している。(DX Listening Digest 9037)

有名なロゴも復活



◎イランの若者には西側の放送人気

 VOAのKim Andrew Elliott氏によると、イランの20代の若者4,024人に「最も信頼できるメディアは何か?」という質問を行ったところ、2,523人から回答が あった。その結果は男性の場合VOAが54%で最も高く、Radio Farda(27%)、BBC(23%)、IRIB(10%)であった。また女性の場合もVOAが40%とトップで、BBC(30%)、Radio Farda(19%)、IRIB(10%)であった。(DX Listening Digest 9037) ブッシュ政権時代に開始された宣伝放送Radio FardaはVOAを凌ぐほどではないという結果です。

◎BDXCの無料出版物更新
 Tony Rogers氏編集の以下の無料出版物が更新され、最新版がBritish DX Club(BDXC)のwebサイト(http://www.bdxc.org.uk)で公開されている。更新されたのは「Africa on Shortwave」、「Middle & Near East on Shortwave」、「South Asia on the Tropical Bands」、「UK on Shortwave」の4種類である。なおBDXCでは有料出版物「Broadcasting in English」のA09版も発行した、これは32ページで国内向、国外向の短波で行われている英語放送を時間別に掲載したものである。詳細はwebサイ ト参照のこと。(DX Listening Digest 9037)

◎Pacific Asian Log最新版発行
 ニュージーランドRadio Heritage Foundationの米国のBruce Portzer氏編集のアジア・太平洋地区の中波局リスト「Pacific Asian Log」の最新版が発行され、http://www.radioheritage.net/PAL_search.aspより無料でダウンロード可能であ る。今回の改訂では中国局1379波、日本局630波、オーストラリア局352波が掲載されており、中国は局数では何と10000局が掲載されている。な おRadio Heritage FoundationはNGOであり、寄付を募集している。(DX Listening Digest 9037)

◎英国Montoring Monthly誌廃刊
 英国のMike Terry氏によると、同国の月刊通信雑誌「Monitoring Monthly」は4月号で廃刊となった。予約購読をした人への残額分の払い戻しはない。またHP(http: //www.monitoringmonthly.co.uk/)は残存しているが、廃刊についての記述はない。同誌は2006年2月に創刊され、当初は 良く売れていた。(DX Listening Digest 9037)

2009年4月号



◎HCJBにBE社小出力送信機が当選

 Broadcast Electronics(BE)社は創立50週年記念として、新型の1kW小出力送信機BE STX LPが当たる籤とコンテスト(最古のBE社製送信機を使っている局)を実施した。この内籤にはHCJB GlobalのCharles Jacobson氏が当選し、同氏の名前の入ったBE STX LPが6月に納入されることになった。HCJBではこの送信機をアフリカまたはアジア・太平洋地域で活用する予定である。コンテストの方は6月1日が〆切 で18日に結果が発表される。(Media Network)

BE社創立50周年のロゴ


◎中国SARFT管理のジャミング専用送信所判明
 NDXCによると、中国の国家広播電影電視総局(SARFT)管理の短波送信所の内ジャミング専用に使用されているのは以下の送信所である。
 海南省 東方 略称DOF 150kW1台 500kW5台
 江西省 南昌 略称NAN 100kW6台
 黒竜江省 斉斉哈爾 略称QIQ 100kW6台 500kW1台
 福建省 泉州 150kW1台   (WWDXC Topnews 910) この他北京郊外の顺义、内蒙古の呼和浩特、浙江省の寧波、広東省の広州、遼寧省の丹東等もジャミング送信所として使われていると言われていま す。これだけの設備があるのだから、国際的にジャミングの請負ビジネスも考えられます。またジャミングが不要となり、ロシアの旧ジャミング送信所が老朽化 した後は米国等の放送請 負も行うのでは? 

◎エチオピア向秘密放送に集中ジャミング

 ドイツのWolfgang Büschel氏によればロシアのSamara送信所からTDP仲介で250kW送信(方向188度)されている以下の各局にジャミングが集中的にかけら れている。何れも02:00-03:00に15350kHzである。
 月曜日 02:00-03:00  Radio Bilal  アムハリ語
 火曜日 02:00-02:30   Radio Xoriyo Ogadenia  ソマリ語 02:30-03:00 Radio Asena ティグリナ語
 水曜日 02:00-02:30   Ginbot 7 Dimts Radio アムハリ語 02:30-03:00 Denge Meselna-Delina ティグリナ語
 木曜日 02:30-03:00   Radio Asena  ティグリナ語
  金曜日 02:00-02:30  Ginbot 7 Dimts Radio アムハリ語  02:30-03:00 Denge Meselna-Delina ティグリナ語
  土曜日 02:00-03:00  Radio Xoriyo Ogadenia  ソマリ語  02:30-03:00  Radio Asena  アラビア語
 日曜日 02:00-02:30   Ginbot 7 Dimts Radio アムハリ語  02:30-03:00  Denge Meselna-Delina ティグリナ語
(WWDXC Topnews 911)

◎RFAが新QSLシリーズ発行
 Radio Free AsiaのAndrew Janitschek氏によると、同局はアジアの楽器を描いた新QSLカードシリーズを発行する。最初に発行されるのはウィグルで使用されている二弦の dutarという楽器で、5月1日−6月30日迄の限定発行である。(DX Listeing Digest 9038)





◎中央アフリカ短波残存

 ポルトガルのCarlos Gonçalves氏によると、中央アフリカの短波局の内残存しているBimboのRadio Centrafriqueは5月初旬現在も21:00-23:00過ぎまで7220kHzで受信されているが、「まだ聞こえる」が送信出力はかなり低下し ているのが感じられる。(DX Listening Digest 9038)

◎中国送信所の解析
 ドイツのKai Ludwig氏が中国送信所の衛星写真を解析したところ以下の点が判明した。
 北京竇店(Doudian)送信所: この送信所は古くから使用されており、現在はThomson社のTSW2500送信機が設置されている。また 1968年納入のTRE2330も数台ある筈でこれは1990年以前に西側から中国に輸入されたことが確認されている唯一の送信機である。以前 6950kHzで出ていた。現状では方向の異なる4基の衛星アンテナが見える。また2つある冷却水用の池の内1つは修理中であり、もう1つも水が張られて いない。送信機の更新で冷却水が不要になったように見受けられる。旧送信所の建物は平地になっている。
 烏魯木斉呼図壁(Hutubi)送信所: 1521kHz用に3基の異なったアンテナが立っている。西側の2基は反射器の構造を除いてはロシア製SV4 +4に類似している。もう1基はシベリア方向を向いており導波器2つ、反射器1つのシンプルな構造である。中波用アンテナの南にContinental社 製の新しい短波送信施設があり、IBBの各送信施設と類似の外観を呈している。カーテンアンテナの一つは中国国内にビームを向けている。また中波送信施設 の東2kmの地点には別の送信所が存在し、そこには4基の中波用アンテナマストが見られる。(DX Listening Digest 9038)

◎「Wavesacan」は6月7日以降はWRMIから
 WRMIのJeff White氏によると、AWRから放送されていたDX番組「Wavesacn」は6月よりWRMIから放送されることになった。AWRは Singaporeスタジオの閉鎖とともに「Wavescan」の制作から撤退するので、6月7日以降は以降はエディターのAdrian Peterson氏が米国Indianapolisで原稿を作成し、MiamiのWRMIが番組制作と送信を行う。これは四半世紀前にAdrian Petersen氏が「Wavescan」の前のDX番「Radio Monitors International」を制作し、Jeff White氏が当時プロデューサーをしていたRadio Earthでもこれを流していた縁による。またアジア各国の地域ニュース担当も変わらず継続される予定である。
 6月7日以降の放送スケジュールは以下の通り。周波数はすべて9955kHz。*は北米向、それ以外は中南米向。なおこの他にAWR系列局でも流れる可 能性がある。
 日曜 17:30  月曜 06:30  火曜   00:30*  09:15  14:00  20:30  水曜 20:30  金曜 23:30*  土曜  10:30   16:30
(DX Listening Digest 9038)

◎TWR-Africa予算カットで放送削減
 TWR-Africaによると、同局は世界恐慌による財政難で南部アフリカ向送信の削減を余儀なくされている。削減は朝1時間、夜30分で、その結果5 月3日より朝の放送は19:00、夜の放送は07:00(日曜日のみ07:30)に終了する。財政難が去れば元に戻る可能性がある。早く復旧するために TWRでは布施を求めている。(WWDXC Topnews 911)

◎チベットの短波送信所写真公開
 中国チベット(西蔵)に建設された中国広電総局602送信所の写真が地図上の位置とともに公開されている。写真から見る限りGE社製の設備である。同送 信所には300kW中波送信機(594/1332kHz用)1基と50kW短波送信機13基が設置されており、地理的な位置は北緯29度38分58.20 秒、東経91度14分55.90秒である。写真はhttp://www.panoramio.com/photo/16142183
に掲載されている。(WWDXC Topnews 911)

◎中国41mb辺境国内局の周波数変更
 41mb区分の変更に伴い中国は5月6日に41mbの辺境国内局について周波数を変更した。詳細は以下の通り。カッコ内は旧周波数。
 新疆PBS 烏魯木斉: 中国語 12:00-21:00 無指向 7260 (7155) 100kW
                                  キルギス語 12:30-14:30 19:30-21:20 7295 (7120) 50kW 247度
                ウイグル語  21:30-03:00 08:30-12:00  7205 (7195)  50kW 230度
  内蒙古PBS 呼和浩特: 中国語 07:00-02:00 7420 (7165) 50kW 263度
                 モンゴル語 07:00-02:00 6040 (7210) 50kW 263度
 西蔵PBS  拉薩: 中国語 18:00-03:00 7450 (7170) 100kW 85度
             チベット語 19:00-03:00 06:00-11:00  7255 (7125) 100kW 85度 
 呼和浩特から7150kHz(50kW 07:00-02:00)で放送していた中央人民広播電台第二節目は廃止された。
(DX MIX NEWS 5/6) 
   オーストラリアのRobin Harwood氏によると、中国局が移動した後の周波数にはまだキャリアが出ているものもある。米国のRon Howard氏によると、7130kHzや7185kHzではエコー形式のジャミングが引き続き発信されている。またスウェーデンのOlle Alm氏が5月8日に確認したところでは西蔵PBSは移動していたが、新疆PBSはまだ7120/7155/7195kHzに残っていた。 (DX Listening Digest 9039)

◎Amhara Regional State Radioと連絡とれる
 スウェーデンのBjoern Fransson氏はエチオピアのAmhara Regional State Radio(6090kHz12:00-15:00、18:00-20:00、23:00-02:00)の局長Dereje Moges氏からE-mailを受け取った。それによると同局は12年前に設立され、当初は1日1時間の放送だっtが、現在は9時間放送している。また TVや新聞も出しているおり、TVは1時間放送しているとのことである。同氏のE-mailアドレスはdereradio2000 @ yahoo.comである。(WWDXC Topnews 911) 

◎中国CRIオーストラリア首都でFM中継
 China Radio Internationalは5月6日よりオーストラリアの首都Canberraで88.0MHzでFM中継を開始した。放送は「Beyond Beijing FM88」の名称で現地時間の8時から20時まで1日12時間行われる。CRIは既にPerthで104.9MHzにて同様のFM放送を 実施している。(Media Network) 

◎韓国では引き続き英語放送局開局
 現在韓国では3つの英語専門局−ソウル・仁川のTBS eFM、釜山のe-FM、光州のGFNだが、今年中に更に3つの英語専門局が、蔚山、大田、大邱に設立される予定で全国7都市で英語専門局を聞くことがで きるようになる。これは現地の情報が分からないという現地に居住する外国人からの苦情に対応するものとされている。それに対応して韓国政府は昨年5月に韓 国通信協会(KCC)英語専門局の設立を支援する体制を作った。TBS eFMは豊富な人材と資金で全ての番組を内製 しているが、e-FM、GFNは殆ど外注の番組に頼っており、独自番組を作れないとの批判を浴びている。e -FMではTBS eFMと国際アリラン財団からの提供番組が殆どで、独自制作番組は1日21時間の内わずか1時間であり、GFNも似た状況である。e- FMの幹部は「ソウル以外の地域では英語が流暢に話せる人を見つけるのは難しく、そういうスタッフを確保できていない」としている。(Media Network) 

◎フランスRFIで労組がストライキ 2版追加
 Radio France International内の5つの労働組合の内4組合が経営側による人員削減計画に反対して5月12日より無期限ストライキに入る。 RFIの経営側は1月に局の近代化の一環として1000人いるRFIの職員の内206人を削減する計画を発表していた。その結果ドイツ語、ポーランド語、 ルーマニア語、アルバニア語、ラオ語、セルボクロート語放送は廃止、ペルシャ語、中国語、ロシア語、ベトナム語放送は短波を廃止してインターネット化され る予定である(現在インターネット上の放送はトルコ語のみ)。(kimandrewelliott.com)
 フランスのMike Cooper氏によると、RFIの無期限ストライキは6月9日現在既に5週目に入っており、同局のスト史上最長となっている。組合によれば組合の人員削減 撤回要求に対して当局側からは回答がなく話し合いも持たれていないとのことである。(DX Listening Digest 9049)

◎Radio MonacoがMonaco Radioから放送
 フランスのChristian Ghibaudo氏によると、モナコでFM放送を行っているRadio Monaco(Côte d’Azur 95.4MHz、Monaco 98.2MHz、Grasse 103.2MHz)は海岸局Monaco Radioより5月4日から短波でも中継されている。時刻は16:00と20:00で、周波数は4363 8728 13146 17260kHz USB、で放送時間は約3分間の気象通報である。なおMonaco Radioではこの他にMétéo France制作の気象通報を8806 13152 17323 22768KHzで16:30 17:00 18:30 19:30 21:03 17:30に放送している。Radio Monaco(FM局)のQTHはGildo Pastor Center, 7 rue du Gabian, MC-98000 Monaco、海岸局Monaco RadioのQTHはNaya Sarl 1 chemin du Fort Antoine, MC- 98000 Monaco、E-mailはinfo @ naya.mcである。短波はFontbonne送信所から出ている。(DX Listening Digest 9039)
  スウェーデンのkarl-Erik Stridh氏によると、Monaco Radio(3AC)はモナコの西側のフランスとの国境上に位置し、入口はモナコ側にある。またFontbonne送信所(TWRの送信所も近くにある) は完全にフランス領内にある。(WWDXC Topnews 912)

◎2010財政年度の米国BBG予算要求提出  〜VOAは3カ国語放送を廃止に
 米国政府は5月11日、総額7億4550万ドルの2010財政年度(2009年10月〜2010年9月)のBBG(Broadscasting Board of Governors)予算要求を提出した。これは前年度比で3.9%の増である。予算要求の骨子はアフガニスタン及びパキスタンにおけるVOA (Radio Deewa)の強化、中央アジア向けのRFE/RLロシア語インターネットサイトの創立、放送のデジタル化支援、Middle East Broadcasting Networks(MBN)の機器更新等である。
 具体的施策は以下の点となっている。
 ・イラン向のVOAペルシャ語TV放送及びRadio Fardaの24時間ストリーミング放送
 ・Alhurra Television上での毎日3時間の生番組「Al Youm」の開始
 ・パキスタン・アフガニスタン国境地域向Radio Deewa及びVOAパシュトン語番組の開始
 ・パキスタン向VOAウルドー語ラジオ及びTV放送の強化
 ・ソマリア向VOAソマリ語放送の強化
 ・北朝鮮向RFA/VOA共同10時間ストリーミング放送の実現
 ・ベネズエラ向1日5回30分のVOAスペイン語TV放送の実施
 反面、VOAのクロアチア語、ギリシア語、ヒンズー語放送は廃止、VOAのパリ財政事務所は閉鎖、西アフリカ・東アフリカ市場調査事務所は統合される。 TV Martiのニュース番組は半減、Radio Martiは24時間ニュース放送の形式に改められる。インド向VOA英語ストリーミング放送、イラン向Radio Farda及びVOAペルシャ語TV放送は継続される。(Media Network)
   BBG全体では予算は増えたが、VOAの個別言語サービス部門に関しては2009年の300万ドルから1/3の100万ドルに削減された。 (kimandrewelliott.com) 米国の財政年度は10月開始ですので、来年度予算はB09シーズンより実行されます。

◎Radio TV Martíで予算削減によるリストラ
 米国もMiami Herald誌によると、Radio & TV Martíは来年度予算が240万ドル削減されることを受けて全体の20%に当たる職員をレイオフすることになる。(DX Listening Digest 9040)
削減予定は160名中35名で、10名は既に実施済。キューバの人口は1120万人だが、同局のTV放送が聴取可能なアンテナ数は米国の調査で1〜1.5 万に過ぎない。また1200人を対象とした電話調査では過去1週間以内にRadio Martíを聞いたことがある人は1%であった。2010財政年度での予算カット率は7%であった。議会には同局の効果を疑問視する意見がある。予算カッ トと番組形式の変更に対して局内には強い反発がある。(HCDX)

Miamiにある同局のスタジオ(NBC Night Newsより)



◎RFE/RL新本部始動

 Radio Free Europe/Radio LibertyのPrague新本部が5月12日より仕事を開始した。2001年の911テロで、旧本部(旧チェコスロバキアの国会議事堂の建物で 1995年より使用)が危機に曝されているとの認識から計画されていたもので、セキュリティーに最も重きが置かれている。RFE/RLは最近では東欧向の 比率が減少し、ロシア・ベラルシ・ウクライナ・コーカサス・中央アジア・アフガニスタン・イラン・イラク向が中心となっているが、1,000人以上の ジャーナリストを抱え、28言語で放送、websiteの機能も強化している。(Media Network)

RFE/RL新本部



◎中国の無線電管理局長2月に急死

 ドイツのWolfgang Bueschel氏が聞いた情報によると、中国の国家無線電管理局長であった張勝利氏は2月17日の昼食後食堂の階段を精神恍惚状態で転げ落ちて急死し た。52歳であった。同氏は病気でこのとこ ろふさぎ込みがちであったとされている。公式には事故死とされているが、香港の人権団体では同氏の死体近くに睡眠薬が発見されたため、睡眠薬自殺を図った のではないかとしている。また氏は中国の電波上の軍事機密を多数握っており、局内には大きな心配が広がっており、氏の遺体は政府高官しか知らない秘密の場 所に安置されているという。張氏は2004年3月に、当時信息産業部に属していた国家無線電管理局の局長に就任、2008年3月に同局が新設された工業和 信 息化部の下部組織となり局の格が上がった後も引き続き局長を務めていた。周波数調整、衛星管理、放送局管理の権限を一手に握っていた他、軍と民間との電波 資源配分の調整役も行っていた。特に北京オリンピックでは無線通信部門の セキュリティー責任者を務めた。オリンピック期間中に英国の通信代表団と会見したのが公に目撃された最後であった。(DX Listening Digest 9040)

張勝利氏(互動百科より)



◎Voice of Russiaがポドキャスト実施

 オーストラリアのRich Cuff氏によると、Voice of Russiaは過去に放送した番組を含めて一部番組(Mocow Mailbag、Kaleidoscope、This is Russia、Regend of Russian Sports、Guest Speaker、Voice of Russia Treasure Store)のポドキャスト提供を開始した。http://ruvr.ru 。Treasure Storeには旧Radio Moscow時代の録音もある。(DX Listening Digest 9040) 英語放送のページを選択し、右側に出てくる番組名をクリックすると、liveかdownloadかを聞いてきます。

◎米国Cheetah Radio MediaCorp送信所より短波放送 2版追加
 米国のGlenn Hauser氏によると、米国の商業教育放送Cheetah RadioがMediaCorp社のWertachal送信所より英語による短波放送を開始した。毎週日曜日01:00-02:00 11885kHz 南米向けである。同局のURLはhttp://cheetahradio.com、E-mailはradio @ cheetahlearning.comである。(DX Listening Digest 9040)
 Media BroadcastのJuelich送信所より11885kHzで行われていたCheetah Radioは6月20日より周波数を11730kHz(100kW)に変更した。南アジア向で毎週日曜日の01:00-02:00である。(DX MIX NEWS 6/22)

同局のロゴ



◎エチオピア秘密局 Voice of Oromia Liberation Frontの最新スケジュール

 エチオピア秘密局Voice of Oromia Liberation FrontのOmoro語放送の最新スケジュールは5月3日以降以下の通り。
 月・水・金 01:00-01:30  11760(Wertachal 500kW 135度) 11975(Juelich 100kW 130度)
(DX MIX NEWS 5/15)

◎メキシコDX-Meeting予定通り実施に
 メキシコのMagdiel Cruz Rodroguez氏によると、インフルエンザ騒ぎが鎮静化しつつあるため、今年の「Mexican National DX-Meeting」は予定通り実施される。期日は7月31日〜8月2日で、開催場所はMorelos州Cuernavacaにある 「CANACINTRA Morelos」である。参加希望者は主催者の同氏に連絡すること。電話は+52 777 110 94 56、宛先はApartado Postal 22, 62571 CIVAC, Morelos, MEXICO、URLはhttp://entre-ondas.blogspot.com。(WWDXC Topnews 912)

Mexico DX Meeting 2009を伝えるロゴ



◎希望之声廣播電台は米国から返信

 米国のRichard D'Angelo氏によると、同氏は中国向秘密局希望之声廣播電台(Sound of Hope Radio Network)の米国のアドレス(P.O.Box 70456, Sunnyvale, CA 94086, USA)からイアフォンとマイクロフォンを図案としたQSLカードを受け取った。発行者はListener Service CoodinatorのDemi Yan氏。局からの手紙によれば同局は中国向最大の非政府系短波放送局であり、中国大陸の人々に中国政府からは得られないような自由、独立、有意義な情報 を提供することを目的としているとのことである。(WWDXC Topnews 912)

◎ODXA6月よりはオンライン会誌に
 ODXAのHarold Sellers氏によると、以前伝えられたようにカナダのODXA(Ontario DX Association)の会誌「Listening In」は5月号が冊子版の最終号となる。そして6月号からは無料のオンライン会誌に変わる。ニュースや記事はpdfまたはword形式でサイト上に掲載さ れるので自由に閲覧、印刷可能である。今後は冊子形式を継続希望する人に限り有料で発送を行う。雑誌のオンライン化で情報発信の自由度が高まり幅が広がる ことが期待される。(WWDXC Topnews 912)

◎SLBCはBBCからCRIに乗り換え?
 China Radio InternationalとSri Lanka Broadcasting Coriporationは、CRIシンハラ語放送の番組をSLBCが今後国内向に中継することで合意した。SLBCはタミール人勢力との紛争に批判的と してBBCの中継をこのところ拒否していた。(Media Network)

◎NASBがDRM受信機の早期提供を要請
 米国のNational Association of Shortwave Broadcasters (NASB) は去る5月8日にテネシー州Nashvilleで開いた総会に於いて、ラジオメーカーに対して高品質で低価格なDRM受信機を早期に開発提供するように求 める決議を採択した。それによると、現在DRMコンソーシアムに加盟しているラジオメーカーが提供しているDRM受信機の価格は北米、欧州以外の国ではと うてい市場に受け入れられない価格であり、HF/MW専用の低価格で簡単操作の受信機が必須であるとしている。宗教局用の固定周波数短波受信機を製作・提 供しているカナダGalcom International社のAllan McGuirl Jr氏によれば、現在余分な機能を省いたDRM受信機を開発中とのことであるが、詳細は発表できないそうである。(Media Network) 新型の送信機はすべてデジタル送信可能であるのに、受信機がないという状態が続いています。鉱石デジタルラジオでも作りますか!

◎TWR-Asia新webサイト
 インドのAlokesh Gupta氏によると、GuamのTWR-Asiaが新webサイトを立ち上げた。URLはhttp://www.twr.asia/。(WWDXC Topnews 912)

◎Radio St.Helenaの局長がメッセージ
 Radio St.Helenaの局長Gary Walters氏は「St.Helena Day 2008」のQSLカードを送付した主なDXerに対してE-mailにてメッセージを寄せた。それによると、同氏は2008年の「St.Helena Day」に寄せられた報告にすべて目を通した。DX界からのみならず全世界から報告が寄せられた。QSLカードについては全ての記入を終え、5月8日発の Ascension島行きの船便で発送した。郵便はAscension島からは航空便で英国に送られる予定で、英国やアイルランドからは既に受け取ったと いうE-mailも来ている。また近いうちに11092.5kHzUSBを受信して欲しい。(HCDX) 同氏のE-mailはstation.manager @ cwimail.sh。5月下旬には日本に続々とQSLが到着しているようです。

◎Voice of Vietnam新庁舎から新サービス
 HanoiのQuan Su通58番地にあるVoice of Vietnam(VOV)の新庁舎が落成し、運用に入った。これに伴い全国向TV放送と交通ラジオ放送の制作が開始された。交通ラジオ放送はHanoi市 内100カ所に交通監視カメラを設置し、運転者や通行者に市内の最新の交通情報を伝える。これでVOVの国内向ラジオ放送は5系統となった。TV放送は、 webサイトも更新し、内外の最新情報をカバーできる体制を確立する。更に短波、中波、FMを利用して一日218時間の放送を実施しており、総人口の 99%をカバーしている。(Media Network)

VOV新局舎



◎ビルマで短波ラジオの価格高騰

 スーチー女史が逮捕された5月14日以降ビルマのSittweでは短波ラジオの需要が急増してラジオが値上がりしている。中国製の短波ラジオは2日間で 20%も値上がりしたが、それでも購入する人が列をなしている。ある老市民は「値段が上がったが、外国からのスーチー女史に関するニュースを知りたいから ね。ビルマ人は皆そう思っているじゃないの。どうして20%も値上がるか理解できるよ。」と語った。SittweのあるArakan州の人々はスーチー女 史の動向に非常な興味を持っており、短波ラジオを購入して外国からのビルマ語放送を受信しようとしている。(Media Network)
 インドのAlokesh Gupta氏によると、中国製短波ラジオの価格が通常2,500kyat位であったのが4,000kyat位になっているとのこと。BBC、VOA、 RFA、Demcratic Voice of Burmaでスーチー女史が逮捕後どうなったかを朝晩のニュースで知るのが目的である。(DX Listening Digest 9041) 1US$=450kyat位だそうです。

◎「南極の放送局ガイド」
 
The Radio Heritage Foundationはこのほど南極の放送局ガイド「Antartic Radio Unfreezes」をweb上で公開した。現在放送している局、過去の歴史等について簡便にまとめている。http: //www.radioheritage.netで閲覧できる。(DX Listening Digest 9041)

◎ブータンが「ブータン放送年鑑2007年版」を公開
 インドのAlokesh Gupta氏によると、Bhutan Broadcasting Serviceの2007年版「放送年鑑」(Annunal Report 2007)が同局のweb上で公開された。局舎や送信所の写真等も掲載されている。また強化された施設(100kW短波送信所など)についても言及されて いる。pdf形式でhttp://www.bbs.com.bt/annualreport07.pdf よりダウンロードできる。(DX Listening Digest 9041)

◎Rádio Guarujá Paulista復活
 フィンランドのMauno Ritola氏によると、ブラジルのRádio Guarujá Paulistaは一時停波していたがこのほど5045kHzにて復活した。オーナーのOrivaldo Rampazzo氏に電話で聞いたところによると、放送は24時間行われており、コールはZYG850、Globo Radio Networkには入っていないとのこと。所在地はSão Paulo州のGuarujá、同氏へのE-mailはrampazo @ radioguarujaam.com.br である。出力は250kWで、中波(1550kHz 1kW)とは別番組である。(DX Listening Digest 9041)

◎中国内でのアクセス可否判定ツールサイト出現
 特定のwebサイトが中国内でアクセス可能(ブロックされていない)かを調べるツールサイトが開設された。このサイトから特定の都市(北京、上海、広 州、香港)で特定のwebサイトが接続可能になっているかを調べることができる。なおこのサイトからの調査結果がOKでもブロックされている場合がある。 http://www.websitepulse.com/help/testtools.china-test.html (DX Listening Digest 9041)

◎中国がキューバに新送信機設置
 中国はキューバRHCの送信所に新しい250kW送信機を複数台設置することでキューバ政府と合意した。これらの送信機はRHCの送信強化用ではなく、 CRIの中継用らしい。(DX Listening Digest 9041)

◎PLCモデム認定異議申し立て門前払い
 JSWCの大武逞伯氏によると、JCWCは300名のクラブ員とともに総務省が認可した17種類のPLCモデムについて、短波帯での雑音レベルが基準 (20dB)を上回るとして異議を申し立てた。これに対して4月22日、総務省は「短波受信者は免許を受けた無線局ではないため異議を申し立てる資格がな い」として審議に入らず申し立てそのものを入口で却下する決定を行った。(DSWCI via DX Listening Digest 9041) JSWCは総務省が「日本には短波受信者が3名しか存在しないため短波放送に対する影響は考慮しなく て良い」としていたため、300名で異議を申し立てていた。

◎イスラエルの短波放送2年延命
 Radio Isrealではイラン向のペルシャ語放送だけが細々と行われているが、アンテナが老朽化し、5月中旬までにアンテナ新設費用100万新シュケル(1新 シュケルは約30円)が送信所運営会社Bezeqに支出されないと閉局することになっていた。このラジオ放送はイスラエルとイランを結ぶ唯一の通信手段 で、過去50年間実施されている。現在放送はイラン専門家Menashe Amir氏によって制作され、番組は一度米国で編集された後イスラエルに再送され送信されている。イスラエル通信省はこのほど今後2年間で300万新シュ ケルの予算をRadio Isrealにつけることを決定したため、同局は今後2年間は放送できることになった。(Media Netowrk)

◎加州Fresno市で日本語番組「二世アワー」
 米国カリフォルニア州のFresno市にあるKBIF局(900kHz)は日本語版組「二世アワー」を放送しているが、このほどこの番組がインターネッ トを通じて日本でも聴取可能となった。放送時間は土曜日の22:30-24:00、 日本の歌、ラジオドラマ、仏教・キリスト教番組、ニュースといった内容で、昔の雰囲気が漂う。局サイトはhttp: //asianradioam.com。(東京 平原哲也氏) FresnoはLos Anglelesに接する内陸部に位置しアジア系も多く住んでいます。「二世アワー」は1950年開始の長寿番組。同局ではアジア人コミュニティー向け に、日本語の他、モン語、ラオ語、ベトナム語、ヒンズー語でも放送中。

◎BBCの中波DRM試験放送は夜間には役立たず
 BBCは1年間の予定でEngland南西部でBBC Radio Devonの波を利用して中波DRM実験放送放送「Mayflower」を実施している。その結果DRM放送にするとカバー可能範囲がアナログ放送の場合 よりかなり拡大することが判明した。昼間時は電波が広く伝わり、音質はDAB放送並とは言えないが通常のFM放送並と評価されている。しかし夜間になると 混信で信号が崩れてしまい、音が出なくなるケーズが続出している。BBCではこの問題を解決するには放送ネットワークのプランを練り直して、もっと強力な 送信機を投入することが必要としている。(Media Netowrk)
  VOAのKim Andrew Elliott氏によれば中波のDRM放送が、VHFの218-230MHz(英国の場合)を使用するDAB放送より遠くまで届くというのならば驚くに当 たらないが、同じ周波数でDRM信号の方がアナログAM信号より遠くに届くというのは驚きである。信号強度があるレベル以下になると、AM信号はかろうじ て聞こえていてもDRM信号は切れてしまうからである。(DX Listening Digest 9043)

◎HCJB Pifo送信所からの短波送信2010年4月で終了 〜近隣向 100kWのみ残存〜
 NASB News Letter5月号でのFEBCのDavid Creel 氏の報告によると、HCJB-Ecuadorは2010年4月1日で現在使用中のPifo送信所を閉鎖する。その後はアンデス、アマゾン地区カバー用の 49mb送信機を現在の中波送信所に移しそこからローカル短波送信を行う。Pifo送信所にあった31基のアンテナは現在8基残っているが、4月までに全 部撤去される。現在ある100kWのHC-100送信機3基の内の1基がエクアドルに残され前述のように49mbでの放送に使われるが、他の2基は外国に 移設される。それ以外に残っている送信機はすべて解体撤去される予定だが、その内500kW送信機1基は変調機を取り替えれば250kW送信機として再利 用できる可能性がある。またアンテナスイッチ等に再利用可能なものがあり、売りに出される見込である。(WWDXC Topnews 913) HCJB-EcuadorはQuito市内から見えるPichincha山(4675m)の中腹、標高914mの地点にMount Pichincha送信所を有しており、現在50kW中波送信機1基と8kWFM送信機1基が設置されています。HC-100はそこに移設されるものと思 われます。ローカル向でも短波放送が残るのは喜ばしいことです。

HCJB Pichincha送信所



◎マダガスカルで建設中の宗教局ピンチに

 NASB News Letter5月号でのFEBCのDavid Creel氏の報告によると、World Christian Broadcastingがマダガスカルに建設中の短波局「Madagascar World Voice」は、1月27日に建設事務所が暴徒に襲われ破壊された。損害金額は5-10万ドルに上る。これを受けて局側では道路にバリケートを築いて施設 を守っている。米国大使館は建設スタッフの帰国を勧告したため、施設を破壊されないように隠し、11名の警備兵に食料費を渡してスタッフは撤退した。その 後も建設作業は進捗しているが、電線を盗まれてしまったため電力供給計画の見直しを迫られている状況である。また政権交代で社会主義政権が成立したが、財 政困窮状態となり5月末には国庫が空になる見通しで、混乱が深まり再び内戦に突入する可能性もある。前大統領のMarc Ravalomananaはキリスト教徒で局の建設に協力的であったが、現在の大統領Andry Nirina Rajoelinaは無宗教である。(WWDXC Topnews 913)

◎TDF-Montsinéryからブラジル局DRM中継
 @tividade DXによると、TDF-Montsinéryは5月15日よりブラジル局のDRM中継を開始した。中継されているのはRadio Nacinal de Rio de Janeiro、Radio Nacional de Brasilia、Radio MEC FM、Extra FMである。スケジュールは15740kHz 21:00-02:00 06:00-08:00、17875kHz 02:00-06:00で出力は150kW、音声だけでなく3.96kbpsで画像も送信されている。ブラジルのDXerであるRoland Zumerly氏がキャッチした画像やタイトルがhttp://www.qsl.net/py4zbz/hamdream/DRMtdf.htmに掲載さ れている。(DX Listening Digest 9043)

◎Henrik Klemetz氏録音集公開
 スウェーデンのHenrik Klemetz氏によれば、同氏が収集した中南米局等の珍しい録音が公開されている。http: //www.mcdxt.it/ExoticSounds.htm。 (DX Listening Digest 9043)

◎Vatican Radioでコマーシャル
 Vatican Radioは80年の歴史上初めて7月より放送内にコマーシャルを入れる。開始は7月6日からで、イタリア語番組内にイタリア国営のエネルギー企業 「Enel」の短いコマーシャルを入れる。(Media Network) 同局の費用は年間2,140万ユーロもかかっているので、少しは足しにしたいということでしょう。

◎AOR AR-ALPHA国内販売開始
  100kHz-3500MHzを連続カバーする究極のデジタルスキャナーAOR AR-ALPHAがついに日本で発売される。価格は\968,000だが、予約者には\768,000で提供されるという。納期は2〜8週間。販売は Apex Radio社、http://www.rakuten.co.jp/apexradio/参照のこと。(Apex Radio) 通販で購入可能ですがクレジットカードの使用限度額を越えないか注意が必要!


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