月刊短波2010年3月号(第4版)
編集 赤林隆仁 時間 JST


◎新局WTWWが5MHz台で出る 4版追加
 
米国の新宗教局WTWWが3月1日、5755kHzでテスト放送を開始し、日本時間の夕方から受信できている。大体18:00ころから 21:00の周波数切り替えまでそれ程強くはないが宗教番組が聞こえている。IDは毎正時にしか出ていないようである。21:00以降は9480kHzに QSYしているのが在米の日本人DXerによって確認されている。テスト期間、スケジュールなど詳細は不明だがNashvilleで開催中の National Religious Broadcasters Convention(2/26-3/2)に合わせて出てきたのではないかといわれている。(NDXC 長谷川清一氏)
 米国のDXerによれば5755kHzは3月中旬より5080kHzに変更されている。受信音質はあまり良くない。(DXLDyg 3/13)

◎Radio New Zeland International 一送信機のみに  3版新規
 Radio New Zealand Internationalは送信所の電源が故障したため3月9日より送信機一基のみの運用を余儀なくされており、送信スケジュールを削減している。
当面のスケジュール(3月末日まで)はhttp://www.rnzi.com/pages/listen.phpに記載」されている。現在復旧作業を 行っている。(Media Network)

◎Radio Australia送信所に雹被害  4版追加
 英国のNoel Green氏によると、3月初旬にRadio AustraliaのShepparton送信所が雹を伴った激しい暴風雨に見舞われ被害が生じた模様である。3月9日より高い周波数が出なくなってい る。(DXLDyg 3/9)
 米国のGlenn Hauser氏によると、Radio Australiaの送信はは3月11日よりは正常に戻った模様である。(DXLDyg 3/11)

◎WWCRが90mbから撤退、60mbは周波数2度変更  3版追加
 米国のJ.D. Stephens氏によると、WWCR局は1月31日で90mbの3240kHzの使用を中止する。3240kHzで出ていた第一号送信機は周波数を 7465kHz(06:00-11:00 100kW 46度)に変更する。(WWDXC Topnews 949)
 WWCRの第3号送信機から出ていた5070kHzは最近受信されず、代わりに4775kHzで出ているのを米国のAlex Jones氏が発見した。(DXLDyg 2/3)
 NDXCの長谷川清一氏によると、日本では18:00頃4775kHzにてAIR-Imphalと混信しながら入感した。(DXLDyg 2/4)
 WWCRは3月1日より4775kHzを4840kHzに変更した。出力は100kW、12:00-21:00 北米向40度。(DX MIX NEWS 3/8)

◎エチオピア・エリトレア秘密局の動き 3版追加
 英国のTom Read氏によると、エチオピア秘密局Radio Huriyoは水・土曜の01:30-02:00にNauen送信所から行っていた9820kHzの放送を2月20日より中止した。(WWDXC Topnews 952)
 ソマリア向秘密局Radio Xoriyo Ogadeniaは火・土曜の02:30-03:30にSamara送信所から行っていた7530kHzの放送を中止した。
 エチオピア向秘密局Radio Bilalは2月中旬より放送時間と周波数を変更し、毎日Samara送信所(250kW)より03:00-04:00に9345kHzで出ている。以前 は月曜の02:30-03:30 9605kHzであった。アムハリ語。(DX MIX NEWS 2/22)
   エチオピア秘密局 Addis Dimts Radioは2月7日でTDP仲介で行っていたSamara中継のアムハリ語放送(21:00-22:00 21525kHz 250kW)を中止した。(DX MIX NEWS 2/22)
   他のエチオピア・エリトレア秘密局でMedia Broadcastの送信所から出ているものは以下の通り。(WER: Wertachal  ISS: Issudun  NAU: Nauen)
 Voice of Oromiyan Liberation Front:  月・水・金 01:00-01:30 11760 WER 500 kW オロモ語
 Voice of Oromiya Independence: 日 02:00-02:30 9680 ISS 100kW オロモ語
 Voice of Oromo Liberation (Sagalee Bilisummaa Oromoo): 月 02:00-03:00 11810 100kW オロモ語 木 02:00-03:00 11810 100kW オロモ/アムハリ語
 Voice of Democratic Eritrea-Ethiopians For Democracy: 木・月 02:00-03:00 11830 NAU 500kW ティグリナ/アラビア語
 Voice of Eritrean People: 金 02:00-03:00 11830 NAU 125kW ティグリナ/アラビア語
  Ethiopia Adera Dimtse Radio: 日 02:00-03:00 11830 NAU 500kW アムハリ語
  Radio Oromiyaa Liberation: 土 02:30-03:00 9660 NAU 100kW オロモ/アムハリ語
(DX MIX NEWS 3/8)

◎米国からDRM放送Disco Palace開始  3版追加
 DRMによる欧州・北米向ディスコミュージック放送「Disco Palace」が2月8日より開始された。本拠地は米国Miamiで運営者は放送仲介業のAlyx & Yeyi社である。英米両国で1970-1980年代に流行ったディスコ音楽及びスローディスコ音楽を放送する。番組プロバイダーはTDP社で、送信は TDF社の施設から短波で行われる。 (Media Network)
 これに伴いTDPの「Dance Music」は2月8日より、周波数・時間を変更して次のように行われている。何れもDRM放送。
 月 16:00-17:00 火 17:00-18:00 水 18:00-19:00  木 19:00-20:00   金 20:00-21:00   土 21:00-22:00   日 22:00-23:00  6015kHz Issudun 35kW
  毎日 04:00-05:00 17755kHz Cayenne 100kW
(DX MIX NEWS 2/22)
  Disco Palaceの3月のスケジュールは次の通り。
 22:00-03:30 15475 Bonaire 100kW 欧州向
 23:00-24:00 6015 Issudun 35kW 欧州向
 05:00-06:00 17755 Cayenne 100kW 北米向
(DX MIX NEWS 3/8) 連絡先はThe Disco Palace, c/o Alyx & Yeyi LLC, 5201 Blue Lagoon Drive, 8th Floor, Miami, FL 33126, U.S.A.、電話は+1 305 572 8070、FAXは+1 305 572 8074、E-mailはinfo @ thediscoplace.com、URLはhttp://www.thediscoplace.com。




◎ケニア拠点の新短波局Radio Bar-Kulan放送開始  2版修正・追加
 英国のChris Greenway氏によると、ケニアを拠点とするソマリア向放送局Radio Bar-Kulan(「集会所」という意味)が3月1日に放送を開始する。この局は国連とアフリカ連合ソマリア派遣団によって設立され、スタジオ及び拠点 はケ ニアのNairobiに置かれる。運用はコンゴのRadio Okapiと同じ形式で行われる。放送時間は当面1日2 時間で、短波、衛星、インターネットの他ソマリア国内ではFM中継される。短波の送信所や周波数はVT社に委託してい る。(DXLDyg 2/8)
 3月1日から開始された同局のスケジュールは次の通り。何れも東アフリカ向ソマリ語。
 14:00-15:00 15750 Dhabbaya 250kW A-10シーズンも続行
  01:00-02:00 9960 Meyerton 250kW A-10シーズンでは9930kHzに変更
(DX MIX NEWS #614)
   3月1日に開始したソマリア向け放送Radio Bar-Kulanが日本でも良好に受信できている。14:00-15:00の15750kH, 01:00-0:200の9960kHz共に少し前から VT musicで開始し、正時からRadio Bar-Kulanを開始している。番組はほとんどの時間HOA音楽がかかっている。3月2日02:00の終了前には局歌と思われる”Radio Bar-Kulan”の局名が入った曲がかかっていた。またこの曲の局名の入って部分をジングルとして使っている。9960kHzではRadio Bar-Kulan終了後キャリアーを切るまでの短い間だがAWRの開始がそのまま流れていた。(NDXC 長谷川清一氏) 同局のURLはhttp: //www.bar-kulan.com、連絡先は barkulanradio @ gmail.comです。

(左)同局のロゴ (右)directorのDavid Smith氏
 


◎ベラルシもAM放送全廃状態に 2版追加
 ベラルシ(白ロシア)では殆どの中波放送が停波されている。現在残っているのはHrodnaの1008kHz、 Brest/Miadzel/Salihorの1026kHz、Minskの1026kHzだけとなった。国内向短波放送はHrodonaが 7265kHz(旧7110kHz)、Mahilioúは冬季のみ7235kHzで残っている。(WRTHUpdate 2/19)
 スペインのMauricio Molano氏が3月初旬に確認したところでは、短波ではMogilev 6190 7235、Brest 6010 6070、Grodno 6040 7280が出ている。(DXLDyg 3/2) 

◎KBS日本語放送が緊急試験送信実施 〜受信報告募集 2版新 規
 3月2日のKBSワールドラジオで金考宣班長から試験放送実施についての次のようなアナウンスがあった。KBS国際放送では3月5日(金)から7日 (日)までの3日間、新周波数を使った試験放送を行う。これは現在放送中の20:00からの7275kHzの受信状態がかなり悪いという受信報告が多いた め行うものである。試験放送は、19:00-19:50 9805  20:00-21:00 9640kHzで当日の番組内容を流し、日本での受信状態をチェックしする。この2つの放送時間と周波数についての受信報告の結果により、春の番組改定に 合わせて放送時間と周波数を決定する。そのためこの試験放送に対する受信報告を募集する、報告の締切は3月17日(金)到着分まで。(岩手県 伊藤甲一郎 氏)

◎VOA Greenville送信所を秋に廃止

 米国のGlenn Hauser氏が信頼できる筋から聞いた情報によるとVOAは米本土のGreenville送信所(北カロライナ州)の使用を2010年9月30日に中止 する。 (DXLDyg 2/1)
 この決定は地元Pitt Countyでも取り上げられている。地元紙「The Daily Reflector」によるとBBGのスポークスマンLetitias King女史は「Greenville送信所の廃止で310万ドル節約できる。予算が厳しい中で、この送信所からでなくても他のリソースで番組を届けられ る目処が立った。」と語った。送信所の従業員は23名いるが、何時解雇されるかは予算が決まらないと分からないという。地元選出の下院議員Walter Jones 氏は「廃止理由が薄弱で、詳しい説明を聞かないと納得しかねる」、もう一人の地元選出下院議員G K Butterfield氏は「廃止論議の前に今で同送信所に投資してきた国庫資金と提供しているサービスが維持されるのか検討すべき」としている。これに 対してKing女史は「短波需要が減っており過去6年間Greenvile送信所からの短波放送は削減の一途であった。ハイチでは短波放送の聴取率は1% しかなく効果はない。キューバ向けには短波より中波の方が効果がある。」と反論している。(Media Network) BBGの2011年予算要求の細項目に「TRANSMISSION NETWORK REDUCTION (GREENVILLE STATION) 」とあり、廃止のための費用まで計上しているので廃止は明白です。今まで重要視もしていなかった最貧国ハイチの聴取率(多分一番低いと思われます)を廃止 の理由するのはいかがなものかと思いま すが。Glenn Hauser氏は北カロライナ州選出の上・下院議員に送信所存続の請願を手紙で出すように呼びかけています。

Greenville送信所のカーテンアレイアンテナ群(http://www.flickr.com/より)



◎BBC Load Haw Hawの資料を公開
 BBCは戦時中ナチスドイツから対英宣伝放送を行ったLord Haw Hawに関するオーディオを含む資料をweb上で公開した。この中には1940年に放送されたBBC Monitoring Serviceについて言及した37分間の番組「英国の耳」(Load Haw Hawの最初の放送に当たる)、ろれつが回らなく明らかにアルコールを飲んで放送していると見られる最後の放送(1945年)などが含まれている。動画映 像の提供は英国国内に限られるが他は国外からもアクセス可能である。(Media Network) URLはhttp://www.bbc.co.uk/archive/hawhaw/index.shtml。Lord Haw Hawは放送した時のニックネームで本名はWilliam Joyceという英国人でした。戦後英国で大逆罪に問われ1946年絞首刑となりました。

◎Radio Zamanehのwebサイトにイランからサイバー攻撃(?)
 オランダのAmsterdamを根拠地としてペルシャ語で放送しているRadio Zamanehのwebサイトが1月29日「 Iran’s Cyber Army」と称する集団にハックされ、動作不能となった。ハック集団はwebサイトの画面上に「大逆罪に当たる金目当ての輩共にどこに居ても安全ではない 事を警告する」という文章を掲載した。Radio Zamanehはオランダ政府の資金援助を受けており、選挙後の混乱するイラン情勢も伝えていた。web経由では受信できなくなってしまったが衛星放送は 受信可能である。(Media Network)  以前は短波でも放送していました。http://www.radiozamaneh.com/で現在は復活しています。

◎ウィーンの中波送信所撤去
 ウィーンにあるBisamberg中波送信所が2月いっぱいで解体撤去されることになった。この送信所からは1476kHzで放送が行われていたが 2008年12月31日で停止していた。同送信所には50年間使用された585kHz用の265m鉄塔「Nordmast」と1476kHz用の120m 鉄塔「Suedmast」があるが双方とも一挙に撤去される予定である。当初120m鉄塔は残して他の民間局に1476kHzで放送させる予定であった が、その可能性はなくなった。(WWDXC Topnews 949) NHK東京第一放送と第二放送が一挙になくなってしまうようなものですね。やがて日本にもこういう時代がやって来るんでしょうか!?

◎米国BBGの2011会計年度予算要求出揃う
 米国のBroadcasting Board of Governors (BBG)は2011会計年度の予算要求を提出した。総額7億6880万ドルで、2010会計年度よりも1.5%の増加となっている。目新しい予算要求ポ イントは以下の 通りである。
 ・全世界への衛星通信システムの更新
 ・FM中継及び新メディアへの対応
 ・デジタル化及び携帯電話配信への対応
 ・アフガニスタンにおけるRFE/RL・VOA用の24時間放送FM中継局の追加
 ・RFAビルマ語、チベット語、中国語、ベトナム語放送のビデオ番組化
 ・アフリカへのVOA番組配信手段の多様化
 ・RFE/RL部門の人材強化
 2010会計年度より継続する施策は以下の通りである。
 ・イラン向VOA Persian News Network、Radio Fardaの24時間ストリーミング配信
 ・Alhurra TVの1日3時間中東からの生中継番組制作
 ・中東向Radio Sawaの放送
 ・VOA及びRFE/RLのパキスタン・アフガニスタン国境地域向パシュトン語・ダリ語放送
 ・パキスタン向VOAウルドー語のラジオ及びTV放送
 ・ソマリア向VOAソマリ語放送
 ・北朝鮮向1日10時間のRFA・VOAストリーミング放送
 ・ベネズエラ向1日30分のVOA平日スペイン語TV放送
  2011会計年度にサービスが削減・廃止される項目は次の通りである。
 ・VOAクロアチア語・ギリシア語放送(削減)
 ・VOAヒンズー語放送(廃止)
(Media Network)

◎VOAと
Radio Martíが共同制作番組
 VOAとRadio Martíはスペイン語のニュース番組「A fondo」(深層をえぐる)を2月より共同制作することになった。両局のジャーナリスト・通信員・プロデューサーがチームを作り月〜金曜にラテンアメリ カ 諸国及び 米国で起きた出来事について報道する。番組は両局より平日の10:00-11:00に放送される他、VOAはhttp: //www.voanoticias.com、Radio Martíはhttp://www.martinoticias.comでもインターネット放送される。ベネズエラのChávez大統領が1月に政府に反 対する論調の放送局の閉鎖を命じたことに対応する措置で、ターゲットは主としてベネズエラである。(Media Network)
 Miami Herald紙によれば、共同制作番組はキュバー向宣伝放送の将来について色々な憶測を呼んでいる。Radio Martí廃止の前触れという深読みもあれば、単なる効率化策と見る向きもある。共同制作の舵取り役だったOffice of Cuban Broadcasting(Radio Martíの運営元)の旧幹部Alberto Mascaro氏によればこれは政策的なものではなく単なる経営資源の有効活用であるとしている。予算の上から見ると、Radio Martíは昨年度は予算削減措置で20名以上を解雇した。VOAの2011会計年度予算要求額2億6800万ドルは2010年度の実績をわずかに上回っ ているが、Office of Cuban Broadcastingの要求額は2920万ドルで前年より更に400万ドル減少している。(Media Network) Radio Martíの存在価値に対する疑問や批判に答えた措置かとも思われますが。

◎UADXが17年振りに復活
 Union of Asian Dxers(UADX)が17年の眠りから不死鳥の如くに復活を遂げた!UADXは1967年にスリランカのVictor Goonetileke氏らによって設立され、南アジアを本拠地とするDXクラブとして一世を風靡し、ザラ紙に謄写版刷りの「UADX Newsletter」を発行していたが、1993年7月号を最後に活動を休止していたが、2月1日より同氏やインドのAlok das Gupta氏、Gupta氏の息子の
Abhishek氏らの努力と当時のUADXのメンバーであったGerhard Werdin、Sarath Amukotuwa 、Sarath Weerakoon各氏らの協力 でDX Asiaのwebサイト内にblog形式で復活した。アクセスはhttp://dxasia-uadx.blogspot.com/。(DX Asia)

復活UADXの一部(2010年1月31日号) 地の色が昔のザラ紙(わら半紙)を彷彿させる



◎All India RadioがDRM送信機を発注
 All India RadioはこのほどDRM用の1000kW中波送信機2基を発注した。これらの送信機は西ベンガル州の
Chinsurah とグジャラート州のRajkot に設置される予定であり、アナログ送信、アナログ・デジタル同時送信、デジタル送信の3モードを切り替えて運用可能である。この2基でインド全土は勿論ア ジアの大半もカバーできると見られている。All India Radioはラジオ放送のデジタル化を進めており、現在はDelhiのKhampur 送信所から高出力の短波DRM送信を行っているが、今後40基をデジタル送信機に置き換える計画である。(Media Network)
 インドのAlokesh Gupta氏によると、他に今年10月までの計画としてはDelhiのMall Roadにある1368kHz中波送信機を20kW新型DRM送信機に置き換え、Delhiに26MHzローカル送信用500W短波送信機を増備す、 Bangalore送信所の500kW短波送信機を新型500kWDRM送信機に置き換えの計画がある。(DX Listening Digest 1006)


◎短波放送の聴取者増対策をABUで論議
 マレイシアの
Kuala Lumpurで2月初めに開催されたABU(アジア放送連合)の総会では短波放送の聴取者を今後いかに増やして行くかが論議された。その中で短波放送はコ ンテンツ(番組内容)で他のメディアに凌駕されているいう点で意見が一致した。事務局長のDavid Astley氏は、短波放送は衛星やインターネットとの競合の中では今後コンテンツで勝負しなければならないと述べた。氏によれば放送が好まれるかどうか は配信手段よりももしろコンテンツに依存し、対象となる聴取者はコンテンツを重要なものと見ておりコンテンツで成功すれば短波放送の聴取者を増やすことが 出来ているとした。また各国の短波放送を相互に受信して十分な品質で信号が届いているかを確認する モニター網の重要性が再認識された。これはABUが仲介して相互に取り決めればコストをかけずに実行できる方法としている。(Media Network) HCJBの日本語放送などはこの例では。制作費を削減するために国内放送の中継だけしているとどこかで廃止されてしまうかも知れないということです。相互 モニターは以前は各国の局が国内のBCLに依頼して行っていましたが予算削減の波の中で行われなくなってしまいました。

◎日本の援助でナイジェリアに100kW中波送信機
 日本政府はナイジェリアのFRCN(Federal Radio Corporation of Nigeria)に100kW 中波送信機を無償提供した。これは国際協力事業団(JICA)を通じて行われ、東部のEnuguのMilikin Hill 送信所に設置されて同地方のカバー用に利用される。設置プロジェクトは昨年2月に開始され、去る2月2日にFRCNのYusuf Nuhu会長出席の元落成式が行われた。試験送信は既に1月より実施されている。(Media Network)  同様のプロジェクトで既に北部Kadunaには200kW送信機が設置されています。FRCN-Enugu局の周波数は828kHz。産油国ナイジェリ アには中国が多額の援助を行っています。

Milikin Hill送信所の90m中波鉄塔(JICAの資料より)



◎AOR社からAR2300発表
 日本AOR社は業務用PC制御広帯域受信機AR2300を発表した。「Black Box Receiver」と名付けられ、電源スイッチ以外はUSBまたはRS232C経由でPC制御される。通常の受信の他、不法信号の自動検出、自局電波のモ ニターなど業務用、遠隔モニター(オプションでLANコントローラーを付属可能)など業務用の特殊用途にも使用できる。受信帯域は 40kHz〜3150MHzで、広帯域スキャナーと同じである。対応PCはWindowsXP以降のOSを有するもので、専用のソフトウェアで制御する。 帯域は固定でCWは500kHz、SSBは3kHz、AMは6kHz、NFMが15kHz、WFMが200kHzである。異なる周波数の同時併行受信も可 能。ソフトウェア受信機とは異なり音声は受信機本体から取り出せ、スピーカーも付属している。出力としては45MHzのIF出力(25MHz以上用)、 12kHz出力(DRM/AM用)、ビデオ出力を有している。SDメディアレコーダを内蔵しているのが特徴でwav形式で1GB当たり約8時間の自動録音 (信号がある時のみ録音するスケルチ録音も可能)が可能である。電源はDC12-13.8V 1.5A、大きさは285×220×70mm、重量は3kg である。またオプションのI/Qインターフェースを取りつけると任意の1MHz帯をPCのハードディスクにデジタル記録することもできる。(AOR社 HP) AOR社からは英語版のカタログが出されています。価格は未定。AM用に狭帯域が選択出来るかは不明。

AR2300受信機(Officer.comより)


◎Radio PMR放送時間を倍増
 
英国のDave Kenny氏によると、モルドバのRadio PMRは2月より放送時間を倍増した。新しい放送時間は以下の通りである。
Grigoriopol 送 信所から、出力500kW。
 火−土曜 03:00-05:00 (03:00 英語 03:15 仏語 03:30 独語 03:45 英語 04:00 仏語 04:15 独語 04:30 英語 04:45 独語)  6240
 月−金曜 07:00-09:00 (07:00 英語 07:15 仏語 07:30 独語 07:45 英語  08:00 仏語 08:15 独語 08:30 英語 08:45 独語)  6240 
(DX Listening Digest 1007) 日本でも良好に受信可能。仏語の放送回数が少ないため、若干仏語放送の時間が上記より長く設定されているようです。

◎RTBFより正式短波放送終了状届く
 ベルギーのフランス語社会の国際放送局RTBFのFrancis Goffin氏より12月31日付けで、正式な短波放送中止通知が送られてきた。それにようrと、同局は1月1日の08:15に短波放送を中止した。以後 はhttp://www.rtbifi.be上でインターネット放送を聞くことができる。またアフリカと欧州の一部ではAB3衛星による衛星放送で聞くこ とも可能、更にKinshasa(コンゴ)では99.2MHz、ベルギー国内では621kHzで受信できる。rtbfi @ rtbf.be、電話は+32 2 72740 24、手紙の宛先はRTBFi, BRR016, 52 Boulevard Rayers, B-1044 Brussels, Belgiumである。
(JSWC 伊藤智彦氏) 短波はなくなってもRFBFiは存続しているということです。中波も1233、1305kHzは廃止されました。


◎HCJBエクアドルで新たな外国向短波放送の計画
 ドイツのKai Ludwig氏によると、HCJBの旧Pifo送信所の100kW送信機1台、低出力(30/10kW)送信機数台が他の付属機器とともに運び出された。 この内100kW送信機は
Vozandes Media社の供与された。同社はHCJB-Brazilと協力してエクアドルから再びドイツ語とポルトガル語で海外向放送を開始することを目指してい る。この100kW送信機が稼働可能になるまではChileの送信所からの送信を続けるとしている。(DXLDyg 2/6)  結局HCJB-Ecuadorは復活することになりそうです。

◎Radio Pakistan VOA「Deewa Radio」の中継を中止
 パキスタンの新聞Daily Timesによると、Radio Pakistan首脳はVOAの「Deewa Radio」の中継契約を破棄する決定をした。「Deewa Radio」はVOAがタリバンの影響力排除を目指して昨年(2009年)パキスタン北西部の国境地域向に放送を開始した放送で、Radio PakistanはVOAとの契約に基づき現地時間の19:00-22:00に中継していた。Radio Pakistanのsenoir producerによれば、タリバンや反米団体がRadio PakistanのPeshawar局に爆弾攻撃を仕掛けると警告したことと、現地聴取者による中継反対の投書が現地新聞社に殺到したことが理由である。 放送内容が現地の反米的な感情を刺激した点と、番組がPeshawar局で制作されているという誤解を聴取者に与えたことも一因である。これについて Radio Pakistanの局長は、米国との中継合意は昨年9月・10月のみで、相互の合意の上で中止されたとしている。(Media Network)

◎Darwin送信所の廃止決定 〜解体始まる
 オーストラリアのMike Bird氏によると、DarwinのCox Peninsulaにある短波送信所は去る1月31日で閉鎖された。1999年よりこの送信所を借用して送信を行っていた英国のCVC (Christian Voice)が10年の借用期間が満了するのを機に、この送信所からの送信を打ち切りアジア向短波放送から撤退する決定を行ったためである。同送信所は 1997年に当時のHoward政権により閉鎖されていたのをCVCが借用して現在まで運用してきた経緯がある。送信所の立地している場所は原住民アボリ ジニから返還を要求されている土地である。2月初めには技術者が設備を封鎖し、アンテナの高さを低くする作業を開始した。Radio Australiaはこの送信所を使う予定はなく、アジア向サービスには別の送信所を活用する。英国VT社は既にPalauのMedorm送信所とアラブ 首長国のDahbbaya送信所を提供開始した。また最近Radio Australia、VT社、シンガポール政府間でKranji送信所の使用について話し合いが持たれた。
 2月以降Radio Australiaは次のスケジュールでPalau及びDhabbayaから送信を行う。
 Palau送信所
  09:00-09:30 西・中央インドネシア向 インドネシア語 15225
   10:00-10:30 ビルマ向 ビルマ語 15665
   13:00-13:30 西・中央インドネシア向 インドネシア語  15780
   14:00-14:30 西・中央インドネシア向 インドネシア語  15590
  22:00-23:30 東南アジア向  中国語  9890
   01:00-01:30 ビルマ向 ビルマ語 9965
   07:00-09:00 東南アジア向 英語 12040
 Dhabbaya送信所
 07:00-08:30 西・中央インドネシア向 インドネシア語 5935
 08:00-08:30 ビルマ向 ビルマ語 5935
(Media Network)
 米国のGlenn Hauser氏がCVCの幹部Andrew Flynn氏に聞いたところによると、Darwin送信所の借用期限は6月いっぱいで、その後どうなるかはRadio Australiaが決める事である。但し現行設備の所有権はCVCにあるので、設備の転用・売却・棄却はCVCの責任で行う。1月末で既に放送が終了し たため、送信所閉鎖の特別放送や特別QSLカード発行は現実的でない。(DX Listening Digest 1006) Dawrin送信所がDarwin市街から湾を隔てたCox半島にあります。1月いっぱいまではRadio Australiaと日本のJCI(北朝鮮向)も送信していましたがこれらの中継が他送信所に移転したことと、設備はCVCの所有であることを考えると で、閉鎖はほぼ決定で、6月迄には完全に解体され・撤去されるものと考えられます。

◎CRIエストニア語・リトアニア語のwebサイト開設
 China Radio International(CRI)は2月8日より新たにエストニア語(http://ee.radio86.com)とリトアニア語(http: //lt.radio86.com)のwebサイトを立ち上げ、中国の産業・文化に関する情報をテキスト、写真、音声、ビデオで提供し始めた。これで 1998年開始のCRI Onlineは61カ国語となり、内18カ国語でwebcastを行っている。(Media Network)

◎FM多摩3月いっぱいで閉局
 東京都多摩市のFM多摩(77.6MHz)は3月末で閉局され、運営するエフエム多摩放送は解散されることになった。ピーク時には7000万円あった広 告収入の減少で赤字が累積し、老 朽化した放送機器の更新費用3000万円の捻出が出来なくなったため。同社は多摩市、多摩商工会議所等の出資で1995年から放送を続けてきたが、出力規 制で放送地域が限定(半径15km 102万世帯)され ているため広告収入が減少を続け、2008年度は黒字となったものの設備更新費の捻出について、市が支援を断念したため継続は困難と判断した。(産経新聞  2/10)




◎ハイチ大地震後の放送局状況
 米国FCCのMindel DeLaTorre国際部長はハイチ大地震後の首都Port-au-Princeの放送局状況について次のように報告した。18局あったTV局の内送信を 続けているのは6局でだが、送信はとぎれとぎれである。AM放送局の内2局は自家発電用の石油がないため放送できない状態である。40局あったFM局の内 30局は放送を続けているが、1日12-16時間放送している局はわずかである。設備・施設の損傷、広告収入の途絶が重大な悪影響を与えている。 (Media Network)

◎EDXC2010はトルコで開催
 2010年のEDXC(European DX Council) Conferenceは9月30日〜10月3日にトルコの首都Ankaraで開催される。場所は市内のHotel Dedeman(Akay Cad. Buklum Sok No. 1. ANKARA 06660、電話 + 90 312 416 88 00 FAX + 90 312 418 13 86、URL http://www.dedeman.com)である。第1日目 12時受付開始 非公式晩餐会、第2日目 Voice of Turkey及び短波送信所視察、第3日目 総会 講義 昼食 公式晩餐会、第4日目 解散またはその後ツアー。 ホテル予約等の詳細はhttp: //www.edxc.org/events/Conference_2010.htmを参照のこと。参加予約等についてはEDXC事務局長のTibor Szilagyi氏(tiszi2035 @ yahoo.com)に問い合わせる。(EDXC) アジアで初めてのEDXC Conferenceです。

EDXC2010の会場となるDedemanホテル



◎ZNBC 短波放送を休止
 Zambia National Broadcasting Corporation (ZNBC)の発表によれば第1放送(11:45-07:05 5915kHz)、第2放送用(11:45-07:05 6165kHz)の短波送信(何れも100kW)が技術的なトラブルで停止している。短波放送の停止で地方では放送を聴くことができなくなる。送信再開に は故障部品を輸入する必要があるとしている。(Media Network)  2台の送信機が一挙に故障するとは電源トラブルか?

◎John Bryant氏事故死
 米国のGlenn Hauser氏によると、著名なBCLであったJohn Hulon Bryant氏が2月9日死去した。前日梯子から落下して頭に重傷を負ったのが原因で、68歳であった。氏は1941年に Oklahoma州Oklahoma Cityに生まれ、1968年にイリノイ大学建築学科の修士課程を修了した。卒業後は建設会社を経て1970年よりは大学の教職について建築学を講じた。 1970年代には日本建築の研究のため日本に1年間滞在した。帰国後はオクラホマ州立大学教授として日本建築を専門に教える傍らBCLと無線史に興味を持 ち、この分野でも多くの著作を残した。特に1988年から1992年にかけて6册出版した「Proceeding」は当時の専門的DXerの知識を総動員 したもので不滅のBCL書籍となっている。無線史の本としては「Zenith Radio - the Glory Years」、「Zenith Radio - the Early Years」、「Zenith - Trans Oceanic」など一連のZenith Radio社の研究書(何れもHarold Cones氏と共著)がある。葬儀は2月12日にオクラホマ州Stillwaterで行われた。(DXLFyg 2/11) 日本と関係の深いDXerで、2003年には「The Complete List of Japanese Medium Wave Station」、2005年には「Identifying Japanese NHK Mediumwave Stations」を発表しています。事故死とは残念なことでご冥福をお祈り致します。中高年の皆様は是非アンテナ架設等の際には安全にお気をつけ下さ い。

在りし日のJohn Hulon Bryant氏(Horacio Nigro氏による)



◎台湾国際放送 英語webcast開始
 台湾国際放送(Radio Taiwan International: RTI)は2月1日より英語の新しい30分webcast番組を開始した。この番組は「RTI Plus」と名付けられ、ニュース解説番組「Think Tank」の他「Spft Power」、「In Mystical Taiwan」からなる。インターネット上(http://english.rti.org.tw/)で毎日01:00-01:30に放送される他、国内 向には2月13日から1422kHzで09:30-10:00に放送する。(Media Network)

HP上でこのマークをクリックする


◎AIRのPanaji送信所低電力送信中
 インドのJose Jacob氏によると、GoaにあるAIRのPanaji送信所は中波(828kHz)、短波ともに低電力(20kW?)で送信している。同局への受信報 告はStation EnginnerのV. N. Page氏(E-mail  panaji.spt @ air.org.in)に出す。(DX Listening Digest 1006)

◎星星廣播電台が周波数変更
 NDXCの長谷川清一氏によると、台湾から大陸に向けて放送されていている乱数放送星星廣播電台が周波数を11350kHzから11430kHzに変更 した。現在の全スケジュールは次の通りである。
 9548kHz 11:00-11:30  12:00-12:30
  9570kHz 13:00-13:30
  11430kHz 14:00-14:30 15:00-15:30 21:00-21:30 22:00-22:30
  10522kHz 16:00-16:30 17:00-17:30
(DX Listening Digest 1006)

◎BBG Thailand中継局E-mailの受信報告受取
 米国のMike terry氏によると、BBGのThailand中継局はE-mailの受信報告を受け付けている。対象はUdorn Thani中継局、Ban Pachi中継局(中波1575kHz)で、これらの送信所から送られているRadio Thailandの放送も含まれる。宛先はmanager_thailand @ tha.ibb.govである。(DX Listening Digest 1005)

◎第22版「英国の放送局」発行
 BDXC英国及びアイルランドのすべての中波・FM局のリスト「Radio Stations in the United Kingdom」の第22版(2010年版)を発行した。72ページで周波数、局名、併行使用周波数、送信所、出力、送信極性、連絡先、URL、電話番号 が網羅されている。また小電力のコミュニティ局や大学・病院・学校等の放送局も取り扱われている。価格は送料込みで£6.00またはIRC9枚、申込先は British DX Club, 10 Hemdean Hill, Caversham, Reading RG4 7SB, U.K.である。(WWDXC Topnews 951)

英国の放送局第22版



◎WRN Premier League Football放送の新スケジュール

 2月以降の上記放送は原則以下のスケジュールで放送される予定だが、時間は不定である。
 土・日 21:30-04:30 6230 Tashkent送信 100kW 中国向中国語
 日・月 00:00-04:30 5800 Kiev送信 100kW 英国向英語
(DX MIX NEWS 2/8)

◎VOA Poro送信所の連絡先
 オーストリアのPatrick Robic氏によると、VOAのフィリピン中継局Poro送信所(中波は1170kHz)への受信報告宛先は以下の通りである。
 Station Manager, IBB Philippines Transmitting Station, PSC 500 Box 28, DPO AP 96515-1000, U.S.A.(WWDXC Topnews 951)

◎DWが専用アプリでiPhone放送
 Deutche Welleは「DW News Portal」を創設し、全世界のiPhoneユーザーに対してニュース放送を提供することになった。専用のソフトウェアが必要であるがiTunesから ダウンロード可能である。詳細はhttp://www.dw-world.de/iphoneappを参照のこと。このサービスでは4種類の画質、7種類 の言語(英語、ドイツ語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スペイン語、トルコ語)でTV映像を視聴可能である。(Media Network) iPhoneの他、iPod touch(無線LAN環境必要)でも大丈夫なようです。「DW News Portal」はiTunesの中にあります。

◎西蔵人民広播電台の英語番組スケジュール
 NDXCの長谷川清一氏によると、西蔵人民広播電台の英語番組「Holy Tibet」は現在次のスケジュールで放送されている。
 15:00-15:30 4905 4920 5240 6110 6130 6200 9490 9580
  00:30-01:00 4905 4920 5240 6110 6130 6200 7255 7385
  07:30-08:00 4905 4920 5240 6110 6130 6200 7255 7385
(DXLDyg 2/16)

◎ナイロビでのエチオピア方面局モニター結果
 英国のChris Greenway氏がケニアのナイロビでエヒオピア・エリトレア局をモニターした結果は以下の通りである。
 エリトレア VOBME 7175、7210kHz(別番組)ともに受信可能 エチオピアからのジャミングあり 双方とも22:00には終了
        Radio Bana 5060kHzにはエチオピアのジャミングが01:30まで出ていて受信不能
 エチオピア Radio Ethiopia  7110 9704kHzで国内向放送が聞こえる 5990kHzでは時々聞こえるだけ  月−金の21:00-22:00に英語放送あり 国外向は7165 9560kHzで受信可
         Radio Fana 6110 6890 7210KHzの内の1〜2波を使用 7210kHzは現地時間の早朝のみ使用、同一周波数にエリトレアがいるので注意
         Voice of Tigray Revolution 5950kHzでのみ受信可能
         Radio Oromia  6030kHzで受信可能 04:00終了
         Amhara Regional State Radio 6090kHzで受信可能 04:00終了
(DXLDyg 2/17)
 フィンランドのJari Savolainen氏が2月23日の00:00に確かめたところによると、5060kHzでは中国局の下でエリトレア局が弱く聞こえていた。 (DXLDyg 2/22)

◎キューバ向Radio República周波数変更
 米国のGlenn Hauser氏が、WRMI社長のJeff White氏に聞いたところでは、キューバ向秘密放送Radio Repúblicaが周波数を9810kHzから9490kHzに変更した。新スケジュールは次の通り。
 09:00-12:00 9490 Sackville中継 火〜土
 12:00-14:00 9555 Miami WRMI中継 毎日
(DXLDyg 2/17)

◎RFIが英語の新webサイト開設 
 インドのAlokesh Gupta氏によると、Radio France Internationaleは英語の新webサイトを開設した。URLはhttp://www.rfienglish.com。
(DXLD yg 2/17)

◎Radio Habana Cubaの Lourdes López女史引退
 Radio Habana Cubaのリスナーサービス担当であった Lourdes López女史によると、同女史は40年間勤務したRadio Habana Cubaを退職し、孫と一緒にゆっくりと暮らす生活に入った。後任は経験30年のRosario Lafita Fernández氏である。Lourdes López女史はここ数年同局のリスナーからの受信報告や手紙の返信を一挙に手掛けており、全世界のリスナーから名前を知られていた。(赤林)

◎Radio New Zelandの予算カット国際放送にも影響か
 Radio New Zelandは予算がカットされたため、深夜放送を中止し、現地時間の午前0時〜6時までは放送を休止することになった。また全国のFM送信所の内かなり の数を廃止し、また受信料を徴収しつつ番組にコマーシャルも流すようにする。公共放送をこのように弱体化する方策に対して野党からは批判の声も出ている。 Andy Sennit氏は国内向番組をそのまま流しているRadio New Zeland Internationalにも少なからぬ影響が及ぶだろうとしている。(Media Network) リストラの波は短波放送だけでなくラジオ放送自体に向かってきているようです。

◎Miraya FM周波数変更
 Nexus(IRRS)中継で短波放送を行っているスーダンのMirayaFMはスケジュールを次のように変更した。何れもSofia送信所、 150kW。言語は英語・アラビア語。
 12:00-15:00 7385 東アフリカ向 165度 (追加)
 23:00-02:00 15670 東アフリカ向 165度 (9825kHzより変更)
(DX MIX NEWS)

◎バーレンの短波健在
 米国のBob Hill氏はRadio Baharainのアラビア語放送が9745kHzUSBで行われていることを06:41に確認した。またスリランカのVictor Goonetilleke氏は英語放送を6010kHzで02:00-02:55に確認した。(WWDXC Topnews 952)

◎「しおかぜ」が周波数変更
 NDXCの長谷川清一氏によると、北朝鮮向放送「しおかぜ」は北朝鮮によるジャミングを避けるため23:00-23:30の韓国語放送の周波数を 5910kHzから5985kHzに変更した。(DXLDyg 2/15)

◎Radio Mada InternationaleがGrigoriopol送信所から高出力放送   4版追加
 米国のBrian Alexander氏によると、マダガスカルの前大統領派による反政府秘密放送Radio Mada InternationaleがMoldovaのGrigoriopol送信所から高出力(300kW)で出ている。日・月のみ00:30-01:00に 15670kHz。最近同周波数に変わったMiraya FM(Sofia送信)と混信している。(HCDX)
 米国のBrian Alexander氏によると同局の周波数は15660kHzに変更されており、Miraya FMとの混信はなくなった。(WWDXC Topnews 955)

◎Radio Vanuatuの2台目短波送信機5055kHzで稼働
 米国のHans Johnson氏に、ニュージーランドのBryan Clark氏によると、Radio Vanuatuの2台目の新短波送信機が稼働を開始した。日本時間の夕方に5055kHzでPidgin語放送が受信されている。(DXLDyg 2/19)

◎マダガスカル新キリスト教局準備は進む
 マダガスカルで短波放送開始準備を進めている
米国のWorld Christian Broadcastingによれば、ディーゼル発電機の到着遅延で建設は遅れているが、進んではいる。昨年盗賊によって盗まれた電線は今年4月号頃到着す る予定。今年前半には4基のアンテナ用鉄塔が立つ筈である。100kW短波送信機3台は米国での試験・調整が「済んでおり、船積みを待っている状態であ る。(DX Listening Digest 1007)

◎米国沿岸警備隊短波気象放送
 米国のGlenn Hauser氏によれば、米国沿岸警備隊(USCG)の音声によるSSB気象通報は以下のように行われている。この内NMGは音声の歪みが大きく、送信機 の調子が悪い模様である。
 USCG Chesapeake (NMN) : 12:30 14:15 18:30 20:15 00:30 02:15 06:30 08:15
                   4426 6501 8764 13089 17314
 USCG Pt. Reyes (NMC) :   13:30 19:30 01:30 07:30
                   4426 6501 8764 13089 17314
 USCG New Orleans (NMG):  12:30 14:15 18:30 20:15 00:30 02:15 06:30 08:15
                    4316 8502 12788
 USCG Honolulu (NMO):     09:05 15:00 21:00 09:00
                    6501 8764 13089
(DX Listening Digest 1007)

◎ブラジル国内局の動き
  Vóz Missionária(Camboriú SC)は現在5940kHz出ている。R. Guarujá AM/Paulista(Guarujá)は3235、5045、5940kHzで行っていた短波放送を停止した。R. Guarujá(Florianópolis)の5980kHzは現在出ていない。(WRTHUpdate 2/19)

◎新局「Voix de Djibouti」が出現 4版追加
 英国のChris Greenway氏によると、去る1月8日より毎週金曜日に仏語で「Voix de Djibouti」、ソマリ語で「Codka Djibouti」と称する局が15165kHzで出ている。放送時間は00:30-01:30である。番組はソマリ語と思われる。英国のDave Kenny氏によると、01:12頃より仏語も出ているという。同局のwebサイトはhttp://www.lavoixdjibouti.comであ る。(DXLDyg 2/25)
  ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、送信地はSamaraかGrigoripolらしく、仏語のIDで開始し、すぐにソマリ語放送となり、後半部分は仏語であ る。(DXLDyg 3/11) webサイトの説明(仏語)からは人民の自由を求める秘密局です。連絡先はスランス+33 1 76 66 04 52、または米国+1 613 482 1744、E-mailはinfo @ lavoixdjibouti.com。

同局のHPに掲載の写真
Djiboutiの景色ではなく米国ヨセミテ国立公園のハーフドームでは!


◎Radio Sweden東アジア向放送の周波数を変更
 
Radio Swedenは東アジア向21:00-21:30のスウェーデン語放送の周波数を2月23日より9380kHzから11550kHzに変更した。 9380kHzに中国の火龍ジャミングが出ているため。(Media Network)

◎Voice of Southern Azerbaijan再登場
 日本新潟県のIshii Masato氏によると、2月7日、14日の01:29(s/on)-02:00(s/off)に9375kHzで秘密局「Voice of Southern Azerbaijan」がアゼリ語で受信できた。IDは「Danisir cenub Azerbaican Radiosu」と出た。1998年8月に13645kHzで出ていた同名の局が再登場したらしい。米国のGlenn Hauser氏によればこの局は2003年にも一時出ていた。ブラジルのFabricio Andrade Silva氏も最近同局と思われる局を土曜・日曜の01:15-02:00に13645kHzで受信している。(DXLDyg  2/24) 南アゼルバイジャンはイランに属する地域で度々分離独立運動が起こっています。最近の米国・イランの関係に関連する動きかも知れません。

◎ナイジェリア地方局デジタル化
 ナイジェリアのKano地方政府はRadio Kanoに2基のデジタル送信機を導入した。購入費用は200万ドルで、現在549kHzと729kHzで出ている28年前の送信機を置き換える。ナイ ジェリアではNational Broadcasting Commissionが2012年までに全ての放送をデジタル化する方針が打ち出されている。(Media Network) デジタル送信可能な送信機に置き換えただけです。受信機が発売されていないのに放送だけデジタル化してどうするのでしょうか?

◎FRS Hollandが特別放送
 英国のGnosal Geraghty氏によると、FRS Hollandは来る2月28日と3月7日に短波で特別放送を行う。2月28日は17:52-22:05に7600 5800kHzで、3月7日は再放送で19:52-24:05に7600 9300kHzである。2月28日の放送予定は17:52 ISと開始、18:02 FRS Magazine、19:00 ドイツ語、19:30 Dave Scott's Radiowaves、20:30 FRS Goes DX、21:15 FRS Golden Show、22:05 放送終了である。後日インターネット上でも放送される予定。 (DX Listening Digest 1008) 

◎ペルーに新局Radio Frecuencia Popular出現
 コロンビアの Rafael Rodríguez氏はペルーの新局Radio Frecuencia Popularを2月20日の08:06-11:02(s/off)に5485.6kHzで受信した。アナウンスでは中波1320kHzでも放送している と言っていた。WRTH2010にはRadio Reyna de la Selva(在Chachapoyas)とリストされているが、アナウンスでは所在地はLambayeque地方のOlmos地区Calle Atahualpa 1073と言っている。(DX Listening Digest 1008)


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