月刊短波2010年10月号(第6版)
編集 赤林隆仁  時間 JST


◎AWR日本語放送10月31日で終了 6版新規
 AWRの日本語放送は10月31日で終了する。以降はAWR-JapanのHP上での日本語情報提供のみとなる。29日と31日には特別番組「AWR日 本語放送の23年間を振り返る」が放送される。(AWR via JSWC 大武逞伯氏) 06:00-06:30 11850 11980、22:00-23:00 9805 11975kHz。

◎Radio Sweden 10月31日で短波放送廃止 6版新規
 Swedish Radio International(Radio Sweden)は3月16日の経営陣による決定に従って10月31日で短波・中波による放送を打ち切る。それ以降の各言語放送は以下の通りとなる。
 国内向FM放送+インターネット放送; 英語、仏語、Meänkieli語、Sami語、ロマ語、アラビア語、ソマリ語、ペルシャ語、クルド語
 インターネット放送; 独語、露語
 廃止; アルバニア語、アッシリア語、ボスニア語、セルボクロート語
 番組編成局長のBjörn Löfdahl氏によれば、「ラジオで放送を聴いている人はおらず、ほとんどインターネットで聴いている。従って短波や中波で放送するのは不適切であり、 経済的にも報道手段として許されるものではない。資本は必要なところに投下しなければならない。」としている。
 10月31日以降の放送は以下のようになる。
 国内向第2放送(FMのみ)で平日の15:00(スウェーデン時間)より。
 Stockholm市内向 89.6MHz で平日の20:30(スウェーデン時間)より。
 衛星放送: アジア向は平日23:00-04:00 Thaicom  5衛星 (78.5º E) 3.640 GHz/H SR 28066 FEC 3/4
        及びWRN衛星放送 平日の12:00 19:30 05:00に Intelsat 10衛星 (68.5° E) 3.808 GHz/V SR 10340 FEC: 3/4
(Radio Sweden) 極東向短波放送は22:00-23:00 15735kHz(前半スウェーデン語、後半英語)です。衛星放送もインターネット放送も聴く人はわずかのため、費用対効果から見れば、他局の例と同じ く遠からずしてすべての放送が消滅すると思われます。 これで北欧からの短波放送全滅です。

◎RMRCセントヘレナデー特別支援放送アジア向に再放送 〜JSWCが送信に協賛  5版新規・6版追加
 ドイツのRobert Kipp氏によると、同国のRhein-Main Radio Club (RMRC) は「セントヘレナデー特別支援放送」をアジア向にも実施することになり、来る10月23日(土)の22:00-23:00に11640kHzで放送する。 送信所は前回と同じLithuaniaのSitkunai送信所で出力は100kWである。放送内容は10月10日に北米向に行われた英語放送と同内容 で、2009年のセントヘレナデーからのオーディオクリップ、RMRCについての紹介、Robert Kipp氏によるコメント、JSWCの大武逞伯氏による特別コメント等である。受信報告の送付先は前回(10月10日)と同じ。Sitkunai送信所の 東向ビームアンテナは79度の方向であり、カザフスタン、香港、海南島、フィリピンがメインターゲット(日本や韓国は40-50度)である。(ドイツ  Wolfgang Bueschel氏)
 10月10日の欧州、北米向放送が日本では不調であったため、JSWC(日本短波クラブ)の要請を受け、「クラブ創立60周年記念」の一環として JSWCが送信料金の一部を負担して実施されるも のである。受信報告は返信料不要でRMRC e.V., PO-BOX 700849, 60558 Frankfurt/Main, GermanyまたはE-mailのmail @ rmrc.deにて受け付ける。またE-mailによるもののみjswcqsl @ live.jpでも受け付ける。(JSWC 大武逞伯氏) 欧州向に259度の角度で発射された10月10日の9770kHzの信号は(多分逆方向の79度で)届いていました。同クラブのHPに日本 語の案内も掲載してもらいました。http://www.rmrc.de/index.php?option=com_content&view =article&id=80&Itemid=82をご覧下さい。関東地方では放送の後半は大変良好に受信できました、辻由紀子氏による 日本語のメッセージも出ました。





◎Voice of TurkeyでEDXCインタビュー放送 5版新規

 10月23日(土)の21:30-22:00に15520kHzで放送されるVoice of Turkeyの英語放送の中でEDXCでの大武逞伯氏インタビューの模様が放送される。同局には日本語放送開始の計画があり延期となっていたが、同氏は強 く計画の再開を訴えた。(JSWC 大武逞伯氏) RMRCアジア向の直前の「景気づけ」にどうぞ。

◎スウェーデンSAQが国連の日特別送信 6版修正
 
英国のNick Buxton氏によると、スウェーデンの保存CW局SAQは来る10月24日の「国連の日」を記念して同日の21:00に平和を求めるメッセージを 17.2kHzにてCW送信する。この送信に対する受信報告を受けつけない。(WWDXC Topnews 983)

◎HCJB日本語放送インターネット上でも開始 5版新規
 HCJBではHCJBホームページ上にて、インターネット日本語放送を行うことになった。HCJB尾崎師と相談の結果、10月13日よりHCJB日本語 放送の最新番組をホームページ上で公開する。これは、あくまでも短波放送を補完するサービスであり、短波放送をインターネット放送に切り替えるわけでな い。先日開催されたの「関東地区リスナーの集い」の際に、HCJBのスポンサーである淀橋教会の教会員から、「どうすれば放送が聴けるのか?」との問い合 わせがあり、教会関係者に短波放送を受信してもうらうのは、ハードルが高いということになり、短波放送を補完する形でインターネット配信を併用する事にし たも のである。既にホームページには、10月分の放送がアップロードされている。URLはhttp://japanese.hcjb.org/。
(HCJB HP管理人 岩沙一彦氏) podcastの形でダウンロードし、iPod等のmp3プレーヤーで聞くことができます。

◎日本初「てんがらもんのQSLカレンダー2011」発行 4版 新規
 
愛知県のDXer植之原耕治氏が「てんがらもんのQSL Calender 2011」を発行した。QSLカードを主題にしたカレンダーはドイツにその例があるが、日本で発行されるのは初めてである。同氏が1960-1980年代 に得たQSLカードの中から選りすぐったデザインのもの25枚が掲載されている。中には局自体がなくなり二度と入手できない、Radio Safari(南アフリカ)、La Voz de Galapagos(エクアドル)、Radio Swiss、局は存在するが短波を止めてしまってまず受信不可能な、Lithuanian Radio、Radio Afghanistan、Maldive Islands Broadcasting Service、Rádio Clube de Maçambique、Radio Medditerranean(マルタ)、TIFC(コスタリカ)、Radio Fiji、Radio Tahitiなど貴重なものが目白押しである。また表紙に原寸大で掲載されているCyprus Broadcasting Corporationの1970年発行のものは同局発行の中でbest designであり多分二度と同質のものは発行されないと思われる。掲載された QSLカードは勿論だが、このカレンダー自体もコレクターズアイテムである。オールカラー、解説、受信データ付。大きさはA4版横、価格は送料とも \2,500。発行部数はわずかに40部であるので、希望者はメールplants-bcl @ ccnet-ai.ne.jp で同氏に在庫を確認してから指示先に送金する。なおカレンダーの題名にある「てんがらもん」は鹿児島県の薩摩地方の方言で、元々の意味は「天から授かった もの」(子供について言う)という意味だが、転 じて「利巧もの、お利巧さん」の意味に使われる。また「てんがらか」と形容詞として「立派な、気が利いた、やさしい、気だての良い」との意味に も使用される。植之原氏は現在は愛知県在住であるが、出身地は薩摩であるため「てんがらもん」の名前をつけた。なお氏は、薩摩のいちき串木野市で活躍した 伝説的 DXer故田淵哲也氏の親戚でもある。カレンダー用QSLの選択にも氏の「てんがらもん」たる資質が充分発揮されていると言える。(赤林)



 

◎RMRCがセントヘレナデー支援特別放送 3版追加

 ドイツのRMRC(Rhein-Main Radio Club)は10月10日にリトアニアのSitkunai送信所からセントヘレナデー支援特別放送を実施する予定である。受信報告を歓迎し特別QSLカー ドが送られる他、抽選で12人の報告者には「RMRC 2011 QSL Calendar」が送られる。スケジュールは10月10日の00:30-01:30 9770kHz 欧州向ドイツ語、07:30-08:30 6130kHz 北米向英語。出力は100kW。受信報告は RMRC e.V., PO-BOX 700849, 60558 Frankfurt/Main, Germanyに送付する。E-mailによる受信報告はmail @ rmrc.deで受け付ける。(RMRC) 
 ドイツのRobert Kipp氏(St.Helena Day支援チームの長)によると、今年の支援放送は予定通りに実施される。内容は昨年のSt.Helana Dayの番組クリップと同氏によるコメント・解説など。返信料は必要ないが、この放送の受信報告をE-mailも含めてRadio St.Helenaに直接送ってはならない。(DXLDyg 10/1 10/7)

◎WWCRが90mbに波を一時シフト予定  2版新規
 米国のTom Nyberg氏によると、米国のWWCR局は10月2日〜8日の間#1送信機から行われている3215kHzの放送を3255kHzにシフトして放送す る。放送時間は10:00-18:00。(DXLDyg 10/2)

◎Radio Prague一部の中継放送を縮小  2版新規
 Radio Pragueは10月1日より、欧州向中継放送の一部を縮小した。廃止されたのは
 09:00-09:27 7410 Ascension中継 250kW ドイツ語放送
 01:30-01:57 11700 Sines中継 250kW スペイン語放送
(WWDXC Topnews 982) B10シーズンでの大幅縮小の伏線でないことを望みます。

◎Hamburger Lokalradioが特別短波放送
 ドイツのThomas Voelkner氏によると、Hamburger Lokalradio (HLR) が10月3日(日)の15:00-21:00に5980kHz(Kall送信所、1kW)で特別放送を行う。局では受信報告を歓迎する、正しい受信報告 (返信料同封歓迎)には特別QSLカードを発行する。QTHはHamburger Lokalradio, Kulturzentrum Lola, Lohbruegger Landstrasse 8, 21031 Hamburg, Germany、E-mailはredaktion @ hamburger-lokalradio.deである。10月3日は東ドイツ崩壊から20周年に当たるので、旧東ドイツのアーティストによる音楽番組や ドイツ統合扱った小説の紹介等を予定している。なお同局局では毎日18:00-19:00(冬期は19:00-20:00)に5980kHz(1kW)、 毎週日曜日の同じ時刻に6045kHz(100kW)でも放送を行っている。(DX Listening Digest 1039)

◎Austrian Military Radio Societyが50周年記念特別放送
 オーストリア陸軍内のアマチュア無線組織であるAustrian Military Radio Societyの創立50周年を記念した特別放送がORFより以下の期日に実施される。
 2010年11月7日 19:00-19:30 6155 欧州向
 2010年11月8日 01:00-01:30 17620 北米向
 2010年11月14日 19:00-19:30 6155 欧州向(再放送)
 2010年11月15日 01:00-01:30 17620 北米向(再放送)
 出力は100kW、DAM(Daynamic Amplitude Modulation)送信となる。送信後、欧州向は7120kHz、北米向は14210kHzでハムからの受信報告交信を受け付ける。
 Austrian Military Radio Societyは1960年のコンゴ紛争時に派遣されたオーストリア軍部隊の通信が途絶して孤立した時にアマチュア無線家の隊員が通信を復活させたのを期 に創設されたAustrian Military Radio Sectionがその初めで、その後の世界各地の紛争にオーストリア軍が派遣された時にも力を発揮した。そして1991年には現在の名称になった。 (Austrian Military Radio Society)  QTHはAUSTRIAN MILITARY RADIO SOCIETY e.v., Gussriegelstrasse 45, 1100 Vienna, Austria。E-mailはoe4rgc @ amrs.at。




◎Radio VOP放送開始10周年
 ジンバブエ向の人権派放送Radio VOP(Radio Voice of People)がRadio NederlandのMadagascar中継局より放送を開始してから今年で10年となるのを記念して式典がジンバブエの首都Haraweで行われ、ジ ンバブエ政府に国内での放送許可を求めた。放送は当初現地時間の06:00-07:00に9875kHzで開始され、後に夕方の放送も追加され、web (http://www.radiovop.com)でも放送されるようになった。ジンバブエ政府は現在もRadio VOPを初めとする人権派の放送が国内から放送することを認めていないので、同局では更にYouTubeやFacebook、携帯電話を新たなメディアと して利用することを考えている。番組はHarareにある局舎内のスタジオで制作されているが、2002年には爆弾攻撃を受けた。現在は政府の迫害で職を 追われた人々を中心として30人のジャーナリストを雇用している。(Media Network 9/4)
 ジンバブエ政府が国内放送局に新たな団体の参入を認めない現状ではRadio VOPは短波放送を中断すべきでないと、メディア専門化が9月初めにHarareで開催された10周年記念式典で語った。ジンバブエ政府はRadio VOPや他の外国放送局に短波放送を止めるように勧告しているが、国内法でこれらの団体の放送が認められない以上は短波放送を続けるのが理にかなっている し、外部からの短波放送を止めさせる権限は政府にはないとしている。(Media Network 9/7)

◎swissinfoも存続の危機
 スイス通信省はswissinfoに対する資金供出を停止することを検討している。現在年間2600万スイスフラン(約2550万ドル)かかっている swissinfoの予算の半分は政府から、半分はSwiss Broadcasting Corporation(SBC)から出ている。SBCでは最低限swissinfoの対象から外国人を外し、在留邦人のみにした場合の予算700万スイ スフランは準備していたが、これも議会で承認されていない状況である。swissinfoは2004年に予算を4400万スイスフランから2600万スイ スフランに減らされ、人員削減と短波放送の廃止を行った経緯がある。(Media Network 9/4) 短波放送の廃止はメディアの問題ではなく、「収入が入らないので儲からない放送は行わない」という考えが底辺にあります。従って短波を廃止してインター ネットに切り替えてもやがてこのように廃止されてしまいます。

◎SW Radio Africaにジンバブエがジャミングを再開
 ジンバブエのムガベ政権は民主派の放送SW Radio Africa(SWRA)のニュース番組に対してジャミングを再開した。同局と政府の間では妨害を停止するという約束が結ばれていたが、8月29日よりレ コードを遅回しした音の電波が同一周波数で発射されSWRAのニュース番組は聴取不可能になった。聴取者によるとニュース番組が終わるとジャミングも停止 され、他の番組は正常に受信できたという。これについてジンバブエ通信省に電話で尋ねても答えはなかった。大統領直轄の秘密情報機関が行ったものと見られ ている。(Media Network 9/3)

◎BBCビルマ語放送開始70周年
 BBCがビルマ語放送(これがビルマ語による最初の放送であった)を開始してから9月2日で70周年となった。その記念式典がビルマ国境のタイ側の町 Mae Sotで行われた。ビルマ語放送はVOA、RJ、RAが実施しているが、最も聴取率が高いのがBBCで、22.9%を占めている。政治危機等の場合はもっ と高まる傾向にある。BBCの聴取者は軍事政権の検閲が厳しいために秘密裡に聞いているという。(Media Netowrk 9/2)




◎BBC海外放送25%予算カット 〜ビルマ語放送廃止を勧告
 AFP電によると、英国外務省は来年4月よりの新会計年度でBBC海外放送への予算を25%カットすることを通告した。削減対象としてはビルマ語放送と ロシア語放送があげられ、特にビルマ語放送については「聞いている人は殆どおらず、費用が掛かっている割りに無駄である」として廃止を求めている。これに 対して同国の民主化運動支持者からは「BBCビルマ語放送の廃止は軍事政権へのなによりの贈り物になる」として懸念の声が上がっている。(Media Network 9/8) 
 ビルマNLDのキ・ウィン党首によると、アウンサン・スーチー女史はBBCのビルマ語廃止のニュースを聞いて、同国の国民が情報をBBCに 頼っているとして懸念を表明した。(DX Listening Digest 1037) 短波廃止論議も同じですが、先に結論ありきで実態を無視しているようです。ビルマ国内の聴取率23%が「聞いている人がいな い」に当たるのでしょうか?

◎BBC海外放送予算削減にジャーナリストから批判の声
 BBC海外放送の予算削減についてジャーナリストからは批判の声が相次いでいる。Sunday Telegraph紙は「アフリカやアジアの最貧国向の放送をけちることで、結局その国々向の英国からの援助額は削減額以上に増えてしまう」、「BBC海 外放送の年間予算は2億5千万ポンドだが、中国はそれ10億ポンド以上使っている。彼らはまだBBCほどには効果を上げていない。しかし、現状では中国政 府の方が英国政府よりも海外放送に対する投資の効果を理解していることは明白だ」としている。(Media Network 9/12)

◎BBC労組が給与削減反対のストライキ  2版追加
 BBCは予算削減の影響で、職員に対して平均1%の年間給与カットを通告した。職員の約半分に当たる19,000人の組合員がいるBBC労組はこれに反 発して、10月5日・6日及び19日・20日の2回に渡り48時間ストライキを実施することを決定した。(Media Network 9/14)
 BBC労組は10月5-6日のストライキは中止する決定を行った。しかし交渉が決裂すれば10月19-20日に第一波、25-26日に第二波のストライ キを実施するとしている。(Media Network 10/1)

◎CRIがオーストラリアPerthでFM放送
 China Radio Internationalは西オーストラリア州PerthのFM 104.9 Network Pty Ltd(104.9MHz、50W)を全面借用して中国語FM放送を開始することになった。オーストラリア当局は32万オーストラリアドルで出力を5kW まで増 力することと、周波数を90.5MHzにして指向性送信を認めたために、CRIは有利な条件でPerth市内全域をカバーできるようになった。 (Media Network 9/2) Perthの人口150万人の内10万人が中国人です。

◎CRIパキスタンで直接中継
 パキスタン政府は7月に、相互協定を締結し中国CRIがPakistan Broadcasting Corporation(PBC)のFM放送波をCRIが使用して放送することを承認した。今後CRIの直接FM放送がパキスタンで実施されることにな る。(Media Network 8/29)

◎BBC東地中海中継局から直接ベリ発行 6版追加
 米国のBruce Jensen氏はCypruのBBC東地中海中継局より、サインもデータの記入もないお礼カードを受け取った。同封したPFCやドル札は返送されてきた。 宛先はP.O.Box 54912, Limassol, Cyprusである。(DX Listening Digest 1035)
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、このアドレスは英国のForeign & Commonwealth OfficeのHPであるhttp://www.fco.gov.uk/en/travel-and-living-abroad/find-an- embassy/europe/east-mediterranean-relay-stationに掲載されている。(WWDXC Topnews 984) FAXは+357 24 332595/332180、HPとしてhttp://ukincyprus.fco.gov.uk/en/(British High Commission Nicosia)が掲載されています。

◎TWR-Guamの送信機増強計画
 TWR-Guamにある4基の100kW短波送信機は1977年の開設以来3年間に渡り使用されてきた。予想よりずっと長く働いてくれているが、そろそ ろ取替の時期が来ている。新品の100kW短波送信機は1台100万ドルもするが、局では中古の250kW送信機(Thomson社CSF TRE 2326型)2台を設置費込みで69万ドル以下で入手することに成功した。それでも金がかかるので現在基金を設立しているところである。そして2010年 11月には作業を開始する予定である。(WWDXC Topnews 978)

◎Abkhazia Radioの情報
 ブルガリアのRumen Pankov氏によると、ロシアのAbkhazia Radioは月曜の13:00から14:05頃までアブハジア語、水・金曜の16:00-17:00にアブハジア語、17:00-17:10のロシア語 で、9535kHzにて放送中である。17:10からはロシアの民間FM局Avto Radioの番組が放送されている。中波1350kHzも使用されている。(DX Listening Digest 1035)

◎HCJBエクアドルから米国経由でオーストラリアに送信機を移動
 HCJB News Update Aug 23-27によると、HCJBのエクアドルPifo送信所で過去20年間使用されていた100kW短波送信機(HC100)2基は米国インディアナ州 ElkhartにあるHCJB Global Technology Centerに移されオーストラリアのKununura送信所に設置するためのオバーホールとDRM送信可能とする改造を受けている。完成すると荷造り・ 船積みされてオーストラリアのDarwinに送られ、陸揚げ後8時間かけてKununura送信所に陸送される。Kununuraの他の送信機2台はそれ ぞれPerthとMelbourneから陸送されたが陸送に3日を要した。これによりKununura送信所の対応力は格段に向上することが期待される。 (DX Listening Digest 1035)
 
◎Myanmar Radioが5920kHzにQSY
 米国のRon Howard氏によると、9月初めよりMyanmar Radioの少数民族向放送が5915kHzから5920kHzにQSYしている。00:00の終了する。5915kHzのCRIを避けるための措置か。 (DXLDyg 9/5)

◎旧Darwin送信所の送信機の行方
 ドイツのKai Ludwig氏によると、オーストラリアの旧Darwin送信所の送信機は次のように処分された。
 Collins 250 kW送信機3台(1968年設置) 解体廃棄 (現在このタイプの送信機はSackvilleだけになった)
 Thomson TRE 2326 250kW送信機2台(1993年設置) 未発表だがGuamのKTWRに移転された
 Thomson 300kW送信機1台(1996年設置) 解体廃棄(1997年に廃止された旧Caranvon送信所から移設された中古機)
 Continental 418E/F 100kW送信機2台(2000年設置)  Shepparton送信所に移設(Christian Visionにより他の送信所から移設されたもの)
(DX Listening Digest 1037) 比較的新しくしかも小出力のものが再利用されているようです。KTWRではTRE2326送信機をDRM化して使用する見込で、その模様がhttp: //ktwrdrm.blogspot.com/に掲載されています。

◎VT Communicationsが買収により改名
 英国の送信管理会社VT Communicationsは去る7月に親会社のVT GroupがBabcock International社にM&A(買収)されたため、名称をBabcockに改める。A11シーズンからは略号がBABとなる(現在は VTC)。(Babcock社Press Release)

VT社買収を報じるBabcock社のHPより



◎ジンバブエでは受信料不払いは逮捕拘禁
 ジンバブエではTVやラジオを所有していてZimbabwe Broadcasting Corporation(ZBC)の受信料を支払わない人は逮捕拘禁されることになった。警察は一件一件家を回り、更に街角には多数の集金人が配置され、 受信料の支払いに応じない者は即刻逮捕される。この措置はムガベ政権の宣伝ばかりしているとして評判の悪いZBCに対する怒りを深めている。同国では政府 の放送を聴取せず、無料で聴取できる隣国のSABC等の聴取者が増加していることに対する措置。(Media Network 9/12) ZBCの受信料は法外に高くTV受信料は一般労働者の月給を上回ります。またラジオの聴取だけでも受信料が必要です。

◎エクアドルにHCJBの新短波送信所建設計画 〜ドイツが主導
 スイスで開催されたHFCC会議においてドイツVozAndes MediaのStephan Schaa氏が明らかにしたところによると、エクアドルのPifo送信所から撤去された送信機はHCJBドイツ語部門「VozAndes Media」の所有となっている。内訳はHC-100型100kW送信機1台、Siemens社製33kW送信機4台(4kWのDRM送信試験に使用され たもの)、10kW送信機2台(内1台は地元に残り6050kHzのローカル放送用に使用されている)である。VozAndes Mediaでは今後半年〜一年以内にエクアドルに新しい短波送信所を建設する計画を持っているが、まだ具体的な場所は決まっていない。新送信所からはラテ ンアメリカ向にドイツ語、スペイン語、ポルトガル語及びケチュア語等の南米現地語の放送を行うとともに、100kW送信機を使用して欧州向にドイツ語放送 を行うことになる予定である。また同時にDRM放送も実施する。(WWDXC Topnews 979)  ドイツ主導というのが面白いですね。HCJBは新送信所用の土地を太平洋沿いのGuayaquillに一時取得していたことがありましたが、背後にアン デ ス山脈を控えており打ち上げ角度の問題で断念したといわれています。

◎ナイジェリアFRCN-Abujaは旧送信所から
 Thomson社の技術者Bodo Fritsche氏がドイツのWolfgang Bueschel氏に語ったところによると、Radio Nigeriaの新短波送信所として建設中のAbuja送信所には3台のThomson社製250kW送信機が昨年12月中旬に設置されたが、まだ稼働し ていない。Abuja市内のスタジオ工事が現在行われているところである。現在FRCN-Abujaから行われている7275kHz(13:30-06: 30)の放送はGwagwalarda送信所からの送信である。この送信所には2台のThomson社製100kW送信機があるが、状態が悪く、今年1月 にThonson社の技術者が修理点検を行い、2005年位から送信を停止していた同送信所を一旦復活させ、半年程度延命したので7275kHzの電波が 出るようになった。FRCN Abujaの旧アドレスは P.O.Box 377 Gwagwaladaだが、新アドレスは P.M.B. 71, GARK1, Abujaとなる。(WWDXC Topnews 979)

◎ポルトガルのHam Fair
 ポルトガルのHam Fairが来る11月28日に首都Lisboaで行われる。会場は万博公園内のIPJ( Instituto Português para a Juventude)ビル。アマチュア無線連盟(A.R.V.M.:Associação de Radioamadores da Vila de Moscavide)の主宰で、詳細はhttp://www.arvm.org/を参照のこと。問い合わせはarvm @ arvm.orgまで。(WWDXC Topnews 979)

Lisboa北部のIPJビル 駅は国鉄Oriente駅 右後に見える橋脚はヴァスコ・ダ・ガマ大橋



◎「国境なき記者団」がジンバブエのジャミングを非難
 「国境なき記者団」はジンベブエ政府が英国を本拠地とする亡命ジャーナリスト集団による放送Short Wave Radio Africa(SWRA)にジンバブエ政府がジャミングを発射していることを非難した。9月1日から開始されたジャミングには同国のCentral Inteliligence Organinzation(CIO)の関与が各方面から指摘されている。同国では5月に政府系以外の出版は認められたが放送に関しては逆に規制が強化さ れたという。ジャミングは9月1日から開始された30分間のSWRAの新番組「Radio Newsreel」に執拗に向けられており、番組が終了するとジャミングも止む。ムガベ政権は中国から供与されたジャミング送信機を使用して2005年よ りSWRAの他、VOAのStudio7、Radio VOPの3局に対して「海賊局」としてジャミングの発射を開始している。SWRAは2005年以前はCapital Radioという合法局として放送していたが、同年Zimbabwe Broadcasting Corporation以外の放送は禁止され、 Harareのホテルから放送していた同局は警察によって放送を中止させられた経緯がある。(DXLDyg 9/12)

◎Radio FlyはQSL準備中
 フィンランドのJari Savolainen氏が受け取ったE-mailによると、パプアニューギニアの民間局Radio Flyの3915/5960kHzの2台の短波送信機は何れもKiungaの設置されており、1kWで運用されている。同局では現在QSLを準備中であ り、出来上がったら受信報告者に送付する予定である。(DXLDyg 9/10)

◎JSWCもe-QSLを発行
 JSWCはクラブ制作DX番組の受信報告に対しては独自のQSLを発行して来た。これまでは郵便による受信報告のみに対しQSL発行を行なってきたが、E-mailでの受信報告も多くなってきたため、 E-mailでの受信報告に対してはe-QSLを発行することになった。対象は9月5日以降のWavescan等の番組。宛先はjswcqsl @ live.jpである。発行担当は同クラブの岩沙一彦氏が担当する。(JSWC 大武逞伯氏)

◎インドネシアRRIが海外放送強化を表明
 インドネシアのRRIは海外で働くインドネシア人が増加したため海外在留インドネシア人向の海外放送を強化する。Parni Hadi局長は同局の65周年記念に当たり「RRIは国内ではあまねく放送してしているが、今後は韓国、日本、マレイシア、香港、中東向放送を強化して、 『
Siaran Kampung Halaman』(母国からの放送)としてそれらの地域で働くインドネシア人と母国の家族をつなぐ『空の架け橋』を目指す」 と語った。最初に拡張されるのは香港、マレイシア向の予定である。なお同局は既にサウジアラビアでメッカ大巡礼(ハッジ)を行うインドネシア人向放送も実 施している。(Media Network 9/13)

◎新華社がiPhoneメディアに進出
 中国の新華社通信はiPhoneユーザーが中国語及び英語の「新華社TV」を聴視できるサービスを9月11日より開始した。アップル社のappストアよ り専用アプリをダウンロードすることで、3G携帯または無線LANで24時間聴視可能となる。このサービスはiPadやiPod touchでも利用できる。(Media Network 9/12)

◎南アSentech料金未納に苦慮
 南アフリカの国営送信請負会社Sentech社は料金未納のコミュニティTV局やラジオ局に対して9月14日までに料金を支払わない場合送信を停止する という最終通告を出した。同社は料金未納で資金ショートを起こしており、これ以上事態を放置できない状況になっていると説明している。Sunday Times紙によれば緊急に徴収しないとならない未納額は2700万ランド(約3.3億円)にのぼっており、回収できないとヨハネスブルグにある本部の家 賃85万ランド(約1千万円)の 支払いもままならぬ状態である。(
Sowetan 9/13)
 9月15日Sentech社は送信料を支払わない40の放送業者の番組送信を停止した。その中には政府の放送、コニュニティラジオ・TV放送が多数含ま れている。なお送信停止の最後通告に対して30の放送機関が支払いに応じたか支払いの約束をした。送信停止された業者もすぐに料金を支払えば送信を復活す るとしている。(Times Live 9/15) 国家機関や公共機関が支払えないとは! 
短波送信に影響が出なければ良いのですが。

◎Radio YunostはAM撤退
 ロシアの
Andrew Nogovitsyn氏によれば、同国の全国ラジオネットRadio Yunost(Радио Юность:青年放送)はついにAM(中波、長波)放送から完全に撤退した。最後まで残っていたMoscowの 153kHzからも最近撤退し現在は FMバンドのみになった。(DXing.info 9/14)

◎短波でTV放送
Diveemoを計画
 オランダのAmsterdamで9月9-14日に開催された国際放送機器展「IBC2010」において
ドイツのFraunhofer IIS 社はDRM技術を使った短波による小画面のTV放送「Diveemo®」を全世界的に実施す ることを表明した。これは同社の他にスイスのThomson Broadcast & Multimedia社、中国のChengdu NewStar Electronics社(成都紐斯達電子公司)の協賛で行われる。IBC2010 では9月13日に初のデモ放送が実施され、BBC放送の画面がNewStar社のDRM受信機画面に表示された。短波放送によるDRM画面配信は現在送信 所の周囲100-500万平方kmで可能である。一台の短波送信機で効率的に全世界をカバーできるだけでなく、複数の送信機から同一周波数で送信すること でより広域をカバー可能であるので、無料の画像放送に適するとしている。(Media Network 9/14) 成都紐斯達電子公司製の受信機とはフランスUni Wave社が販売した「Di-Wave 100」受信機のことです。

Di-WaveでDiveemoを観る(
Fraunhofer IIS 社プレスリリースより)

 

◎Greenville送信所の撤去は来年に延期
 NASB Newsletterによると、スイスで行われたHFCC/ASBU B10周波数調整会議において、米国IBBは10月に予定していたGreenville送信所の閉鎖が、来年以降に延期になったことを公式に発表した。 (DXLDyg 9/14) 議会両院で廃止のための予算が不承認となったためです。

◎REEがコスタリカ中継局から北米向DRM放送を継続
 NASB Newsletterによると、スペインのREEはコスタリカ中継局より毎日09:00-11:00に9630kHzにて北米向(340度)スペイン語 DRM放送(Bモード)を実施中で、受信報告を求めている。(DXLDyg 9/14)

◎中央アフリカ短波局の現状
 HCJBのHank Zeck氏によると、現在中央アフリカには2つの短波送信所がある。1つは首都Bangui近くのBimbo送信所で、国営局が5035kHzで出てい る。もう一つはBoaliにある宗教局ICDIで3390kHzで出ている。送信機は何れもTB1000であるが、アンテナはそれぞれの周波数に合わせて 独自に製作されたものである。(DX Listening Digest 1037)

◎トロピカル バンド使用国内向短波局の周波数増減状況
 デンマークのAnker Petersen氏が2010年4月に発行されたDBS-12を元に解析したところ、2200-5800kHz間(トロピカルバンド)で実際に放送してい る各国の国内向短波放送の使用周波数は2009年と比べて12減って223であった。1973年からの経年変化を地域別に見ると以下の表の如くなった。ブ ラジル、中国、インド、ペルー、パプアニューギニア、ボリビアは依然としてトロピカルバンドを使用し続けているが、アフリカ中部、ラテンアメリカ、インド ネシアでは減少が著しい。老朽化した短波送信機を維持するよりも他のメディアへの切替を優先させた結果である。(DX Listening Digest 1037)

      1973年     1985年     1997年     2010年
アフリカ中部 102 76 40 12
アフリカ南部 57 39 33 8
中東 9 4 1 0
インド亜大陸 62 45 45 30
東南アジア 40 29 21 4
インドネシア 171 105 65 10
中国・台湾・モンゴル 119 110 75 32
CIS諸国(旧ソ連) 61 59 47 7
極東 38 28 28 12
パプアニューギニア 17 20 20 14
豪州・太平洋 10 4 13 11
中央アメリカ 21 23 24 3
カリブ海 29 3 3 2
南米北西部 98 41 19 3
エクアドル 47 33 22 4
ペルー 78 69 78 25
ボリビア 35 42 25 11
ブラジル 107 87 67 34
南米南部 5 2 1 1
合計 1,106 819 627 223


◎ルーマニアが送信時間売り
 WRMIのJeff White氏によるNASB Newsletterからの情報によると、ルーマニアの国営送信管理会社Radiocomは
Tiganeshti送信所及びSaftica 送信所にある短波送信機の時間売りビジネスに乗り出した。2つの送信所には合わせてContinetal社製送信機2台(100kW及び300kW)があ りアナログでもDRMでも放送可能である。またロシア製の水平ダイポールアンテナ12基、TCI社製回転式ログペリアンテナ1基があり、色々な方向に電波 を発射することができる。(DX Listening Digest 1037)

(左)radiocomのロゴ (右)送信所
  



◎白石晋一氏QSLカードコレクションをweb上に公開
 JSWCの白石晋一氏は1956年以来収集してきたQSLカードのコレクションを伊藤甲一郎氏の協力を得てweb上に公開した。
http://picasaweb.google.com/jswc5160?showall=true#100。今後も公開数を増やして行く予定。 (DX Listening Digest 1037)

Gabriel Iván Barrera氏チリで急逝
 ウルグアイの
Horacio Nigro 氏によると、アルゼンチンの有名DXerであったGabriel Iván Barrera氏が9月14日チリのSantiagoで死去した。同氏はチリの生まれで建国200年祭を祝うためにSantiagoを訪れており、9月 15日に帰国する予定であったが、現地時間の9月14日の23時過ぎに突然の心臓発作に襲われ急逝した。アルゼンチンDX界の大物で、Radio Nederland やRadio Enlaceのコラボレータを勤め、多くの南米からの情報を発信していた。(DXLDyg 9/15)
  デンマークDSWCIのAnker Petersen氏によると、
Gabriel Iván Barrera氏は1983年以来のDSWCIのメンバーであり、まだ52歳の若さであり早逝が惜しまれる。 氏はチリ生まれだが、父親がアルゼンチンのBuenos Airesで商売を始めたためその会社の社員となりアルゼンチンに居住していた。DXingを開始したのは1976年であり、ラテンアメリカ、アフリカ諸 国の局に興味を持っていた。1989年までの13年間で180カントリーを受信し、内145カントリーからQSLを得た。また30年前から現在までアルゼ ンチンRAEのDX番組エディターを勤めており、9月17日オンエアーの番組が最期となってしまった。氏は1990年8月でデンマークを訪れ、Anker Petersen氏は1995年にGabriel Iván Barrera氏の招きでアルゼンチンを訪れた。Beatrix夫人との間に2人の 子供がいる。(DSWCI DXW via WWDXC Topnews 981)

故Gabriel Iván Barrera氏



◎Radio Zanzibarそろそろ復活か?
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、Radio Zanzibarは昨年(2009年)2月10日にザンジバル島と本土を結ぶ海底電線が切れて電力供給が不可能となり、Dole送信所にあった2台の短波 送信機(11735kHz、6915kHz、アンテナは中国製)は稼働不能となりQRTしていた。復旧は今年9月までかかるとされていた。この期間ザンジ バル全体が停電し、Radio Zanzaibarは自家発電の電力でかろうじて585kHz(10kW、50kW新送信機と取替予定)と97.4MHzで放送を行っていた。米国の Ron Howard氏らは9月15日の12:00頃6015kHzの放送が復活しているのを発見した。(DXLDyg 9/15) 深夜の11735kHzも復活すると良いのですが。

◎RFEがアフガン国境向放送Radio Mashaalを強化
 RFEは9月15日より、パキスタン・アフガニスタン国境地域向パシュトン語放送Radio Mashaal("mashaal"とはパシュトン語で松明〈たいまつ〉のこと)を一日6時間から9時間に強化した。この地域でのイスラム過激派の活動が 活発化する中で、地元民にテロ、政治、女性問題、健康問題に関するニュースを提供する。中波の621kHzでは13:00-22:00に9時間連続放送す る他、短波では以下の通りに放送する。13:00-22:00 12130 13:00-18:00 15175 13:00-18:00 15740 18:00-22:00 12030 18:00-22:00 15360。(Media Network 9/16)

◎VOAがスーダン南部向放送を強化
 スーダン南部に自由で偏りのないニュースを伝えるために、VOAは9月21日よりスケジュールを拡張する。拡張されるのは火〜土曜の01:30-02: 00で、周波数9675、12015、13825kHzで放送される。(DXLDyg 9/18)
 
◎Radio Verdadついに短波復帰  6版追加
 グアテマラの宗教局Radio Verdadの局長
Edgar Amilcar Madrid氏によると、送信機の故障でQRTしていた同局(4052.5kHz)は9月18日の04:30より短波放送を復活した。但し当面出力50W の小さな送信機を使用する。受信報告を歓迎する。宛先は郵便では Apartado 5, Chiquimula, Guatemala、E-mailではradioverdad5 @ yahoo.comである。米国のGlenn Hauser氏によると、定時放送間は月〜土曜が20:00-15:05、日曜が21:55-15:05。(DXLDyg 9/17) 
 Glenn Hauser氏が
Edgar Amilcar Madrid局長から受け取ったメールによると、同局の送信機の修理が10月20日に完成し、近々従来の周波数(4052.5kHz)、出力(1kW)で 短波放送が再開される予定である。(DXLDyg 10/20) 50W送信は欧米 では4055kHzで受信されています。「地球村の真実放送」として有名です。
 
◎ベトナム国内向放送で語学講座
 NDXCの長谷川清一氏がタイ・チェンマイにいる友人の話として伝えるところによると、ベトナムの国内向第二放送(VOV-2:中波+5925kHz) では以下のように外国語講座を放送している。
 英語 火〜月曜 01:00-01:14、仏語
火〜月曜 01:15-01:29、日本語 火・木曜 01:30-01:44、中国語 水・土曜 01:30-01:44、外国人向ベトナム語 金・日曜 01:30-01:44
(DXLDyg 9/17)

◎Radio PeaceはJubaに移転
 フィンランドの
Jari Savolainen氏によるいと、スーダン南部向に4740kHzで放送しているRadio Peaceが昨年10月9日に、本部・送信所共にJubaに移転したことが分かった。同局はウガンダから一時Narusの近郊に移転していたので、2度目 の移転となる。この間QRTしていた。webサイトは http://www.globalendeavor.org/index.htmlである。 (DXLDyg 9/18)
 
◎フィリピンDYXRが復活
 70年前にMetro Manilaで最初に放送を始めたDYXR局(ニックネーム
Aksyon Radyo)が1999年以来十余年振りに復活する。9月21日より 「dyRC Radyo Cebu」(旧局名はPadayon Pilipino Foundation)として元の周波数648kHzで放送を再開する。スタジオはCebu市のDoña Maria Luisaビル3階にあり、Manila Broadcasting Co (MBC)の経営による。1999年の閉局は経済的理由によるものであったが、MBCは閉局以前に出演していたパーソナリティを採用して再起を図る。局長 のJuniño Padilla氏によると、将来はデジタル送信を行う予定である。webサイトはhttp://www.dyrc-cebu.com、9月21日05: 00より放送を開始する。(Media Network 9/20) QTHはSuite 302 Maria Luisa Bldg., Fuente Osmena, Cebu City,Philippines、E-mailはinfo @ dyrc-cebu.comです。




◎太陽黒点が2016年には消滅 〜数十年続く
 英国のMike Terry氏が雑誌「Sicence NOW」の報道として伝えたところによると、科学者の分析では太陽黒点は2016年には消滅し、その状態が以後数十年間持続する見込である。それに伴い太 陽からの磁気も徐々に弱まると予測される。同様の減少は17世紀に起きたことがあり、この時地球は一時低温化し、天変地異が続発した。(DXLDyg 9/23)  17世紀の無黒点期は70年間続きました。今のBCL世代が生きている間は高い周波数は駄目ということになります。高い周波数を使う大所の局の減少傾向 を加速しそうです。今後は中波やトロピカルバンドDXingに自ずと力を入れなければなりません。

◎グアテマラTGNのWayne Berger局長エルサレムで急逝
 グアテマラRadio VerdadのEdith Madrid氏によると、同国TGN(Radio Cultural)の局長でエンジニアでもあるWayne Berger氏が9月21日、訪問中のエルサレムにて急逝した。氏はグアテマラからのエルサレム巡礼ツアーの導師として同地を訪れていた。米国の Glenn Hauser氏によると、同氏は短波時代のTGNでは世界中のBCLに広く知られた人物で、最近はRadio Verdadの送信機再生にも協力していた。TGNのHP上(http://www.radiocultural.net/site/index.php には)には追悼文が掲載されている。(DX Listening Digest 1038) Radio Culturalの短波放送はTGNAとして知られ、31、49、90mbを使っており日本でも良く受信されていました。氏はその頃から主任技術者として 米国の本部からTGNに派遣されており、BCLに非常に理解がありました。現在TGNは中波の730kHzとFM105.5MHzのみです。

故Wayne Berger局長



◎エチオピアのジャミングは米国の法律の基づいて発射!?
 New Yorkで開催された「
World Leaders’ Forum」でエチオピアのMeles Zenawi大統領は、VOAアムハリ語放送に同国がジャミングを発射している事に関して、「1940年の米国ではVOAを国内向に放送することを禁止し ている。我が国もそれに従って国内向VOA放送が聞こえないようにしているだけだ。」と語った。(Media Network 9/24)

GRTK Sakha情報
 NDXCの長谷川清一氏によると、ロシアの
GRTK Sakha は毎日05:00-01:00に次の短波周波数で放送している。6150(50kW)、7140(20kW)、7200(100kW)、7230 (100kW)、7410(100kW)、7440(20kW)。
 他の情報では長波・中波は171(500kW)、549(50kW)、864(20kW)で出ている。
 オーストリアの
Patrick Robic氏によると、QTHは ul. Ordzhonikidze 48, 677007 Yakutsk, Respublika Sakha (Yakutiya), Russia、E-mailはgtrksakha @ yandex.r、QSL担当者は局長のCh. N. Dyakolov氏である。(WWDXC Topnews 981)

◎ITUの最新短波モニターレポート公表
 ITU Montoring Reportの最新版(No.327、2010年7〜9月)が公表されている。A4版45ページで短波帯域におけるユーティリティ局、中国の「火龍」も含 んだすべての局のモニター結果が掲載されている。
http://www.itu.int/ITU-R/terrestrial/docs/monitoring/files/pdffiles/327.pdf より無料でダウンロードできる。(WWDXC Topnews 981)

◎EBU放送局リスト発行
 European Broadcasting Union(EBU)の放送局リストの最新版(「EBU Directory」、A4版111ページ)が9月14日発行された。EBU加盟国(欧州、中近東)及び関連諸国の放送機関について、所在地、URL、幹 部氏名等が掲載されている。
http://www.ebu.ch/CMSimages/en/in_ebu_directory_2009_tcm6 -55220.pdfより無料でダウンロードできる。(WWDXC Topnews 981)

◎米社台湾BCCにAMトリプレクサーアンテナ納入
 米国北カロライナ州の
LBA Technology社は台湾の中国廣播公司(BCC)に「AM Triplexer」システムを納入した。これは世界で2例目の導入である。「AM Triplexer」とは同社が開発した一本のアンテナから同時に3波の中波が送信できる画期的な仕組みで、湖の中央に建設された低い鉄塔と、水上30 フィートに設置された周波数多重化装置の微妙な組合せで実現できる。今回納入されたものは531、648、963kHz各10kW、変調度125%の電波 を 一本のアンテナから送出するものである。(Media Network 9/27)

BCCに納入されたTriplexerシステム(LBA Technology社HPより)



◎WTWW局QSLカード完成  5版追加

 
米国のGlenn Hauser氏によると、WTWW 局の George McClintock局長は9月26日長らく待たれていたQSLカードが完成したと発表した。今までに郵便で受信報告を出した人には通常のQSLカード が、E-mailで出した人にはE-mailでQSLカードが送られる。同局のQTHは 1784 West Northfield Blvd., # 305 Murfreesboro, Tennessee 37129, U.S.A.である。局長宛のE-mailはGeorge @ WTWW.USである。 同局は現在音質の向上に努めており、webstream上での音声歪みを是正することで5755kHzの放送の音質も改善される 筈である。コロラド州Laporteにあるスタジオからテネシー州Lebanonにある送信所まではT1回線(1.5Mbpsのデジタル専用回線)を使っ て番組を送出しているからである。デジ タル衛星回線を使うこともできるがあくまでバックアップ用としか考えていない。(DXLDyg 9/27)
 WTWW局の
George McClintock局長によると、9月中にE-mailで100枚、郵便で750枚のQSLカードを発送した。更に郵便で500枚、E-mailで 200枚を発送する予定である。(DX Listening Digest 1041)

Bayerischer Rundfunkが6085kHzの短波放送廃止
 ドイツMunchenのBayerischer Rundfunkは10月1日に短波放送を廃止する。同局の短波放送は1949年に6085kHzで開始され、2005年まではアナログ放送が行われてい た。その後2005年5月2日よりは第5放送(B5 Aktuell) をDRMモードで中継していた。廃止理由は費用上の問題で、DRM受信機が普及しておらずこれ以上投資しても効果がないこと、今更アナログ放送に戻れない ことがあげられる。現在の放送はMunchen郊外のIsmaning送信所から15:00-09:05に行われている。同局は短波DRM送信を比較的早 く開始した局であり、これに習って多くの局がDRM送信を行っているが、使用できるDRM受信機は価格の高い一部機種に限られ、しかも入手困難である点が ネックとなっている。(Media Network 9/28)

◎NHKがBangladesh Betarを支援
 インドの
Swopan Chakroborty氏によると、9月27日NHKはBangladesh BetarとDhaka, Chittagong, Sylhet, Khulna, Rajshahi, Rangpur, Comillaの各都市でのFM放送実施に対する技術援助に年間約71万ドルを支出する約束をした。また番組品質向上のための訓練施設も建設することに なった。(DXLDyg 9/27) 短波放送施設の修復にもカネを出すべきですね。

◎米国が中波アマチュアバンドを提案
 米国のBill Pasternak氏によると、米国では中波帯の461-469kHz及び471-478kHzをアマチュアに開放する準備が進んでいる。FCC( Federal Communications Commission)とNTIA(National Telecommunications and Information Administration)は既にバンド開設に合意しており2012年にGeneveで開催される世界通信連合会議に提案する予定。米国を含む第二地 域での会議「Inter-American Telecommunication Commission」にこれを提案したところ海事無線に悪影響を与えるとの反対意見があり、特にブラジルは415 -526.5kHz間の使用に強く反対した。(DXLDyg 9/27)

◎BBC World Service米国での携帯放送拡大
 BBC World Serviceは米国の携帯電話放送プロバイダーの「AudioNow」と提携して、米国内での携帯電話放送を拡大する。既に7月24日よりアラビア語放 送に対応しているが、新たに次の放送に対応する。(カッコ内は米国内での携帯電話番号)
 ■BBC World Service 英語放送 24時間 (
1-712-432-6580)
  ■BBCペルシャ語放送 オンデマンド (
1-712-432-6583)
  ■BBCウルドー語放送 オンデマンド  (
1-712-432-6584)
  ■BBCソマリ語放送 オンデマンド (1-
712-432-6582)
  情報料は無料である。通話料、付帯サービス料は携帯電話会社によって異なるのでチェックする必要がある。番号を入力するだけでBBC放送を聴取できるの で、今までアクセス不可能であった部分の80%のリスナーがBBCを聞くことができると同局では見積もっている。(Media Network 9/28)

◎Radio Australia Shepparton送信所10月20日は休み
 Radio Australiaの
Shepparton送信所は10月20日の06:00より保 守作業のために送信を休止する。影響があるのは次の放送である。
 インドネシア語: 15415kHzは出ない、
5935、11550、15225、15335 kHzで受信可能。
 太平洋向英語: 
13690、15230、15240、17750、17795、21725 kHzは出ない、パプアニュギニアでは9660kHz、南西太平洋では12080kHzで受信可能。
 以上で受信できない場合はFM中継、web放送、衛星放送で受信できる。(Media Network 9/28)


◎真珠湾攻撃を米国に伝えたアナウンサー死去
 米国の放送創世期から放送界に関わり、Chicagoの老舗局WGNの会長であったWard Quaal氏が9月24日死去した、91歳であった。氏は1941年にWGN局に入社、同年12月7日に日本軍の真珠湾攻撃のニュースをいち早く米国内に 伝えたアナウンサーの一人としても有名で、戦後はWGNの幹部として活躍し、1956年には社長に就任、1950〜60年代にかけて同局のラジオ、TV放 送の拡大に尽力した。故レーガン大統領とも親密な間柄であった。当時の放送界の因習を打破した人物としても有名で、1973年にはNational Association of Broadcastersより表彰されている。(NAB News Release 9/27)

◎ドイツJuelich送信所の解体開始 4版追加
 オランダの
Jan Oosterveen氏によると、9月10日よりドイツのJuelich短波送信所の解体が開始された。今年初めにアース、ケーブル等は既に撤去されてい るが、今回の解体作業では34基あるアンテナタワーの内31基が撤去される。同送信所はDTKから2006年にChristian Vision(CVC)に譲渡されたが、同社は短波送信を断念して今年3月に土地を転売した。結局送信所は撤去されて跡地にテーマパークとホテルを建設す ることに なった。解体作業は10月末には終了する予定。(DXLDyg 9/30)
 ドイツのKai Ludwig氏によると、Media Broadcast社はChristian Visionに同送信所を譲渡する前に3台の送信機を移動させた。S4001送信機2台はWertachal送信所に移動され、1台は古い送信機と置き換 え、もう1台は予備用とされた。3台目はNauen送信所に移動されDWが2000年迄使用していた角度方向自在アンテナに接続して使用されている。 (DXLD via WWDXC Topnews 983) 1950年代から偉容を誇った大送信所が跡形もなく撤去されてしまうようです。「雲間に聳びゆる無線の鉄塔」は国家発展のシンボルだったこともあったので す が。

◎米国北朝鮮向放送を削減に
 Wall Street Journalによると、米国政府は予算削減の一環としてRadio Free Asiaの北朝鮮向放送を来年から大幅に削減する予定である。またFree North Korea Radio(自由北韓放送)への資金援助も停止する見込である。(kimandrewelliott.com)  経済原理を優先させれば、北朝鮮で聞く人が増えても短期的な利益は増えないので経営上の投資効果とがないと判断したものと思われます。

World Christian Broadcasting 年内にマダガスカルから放送開始
 マダガスカルに建設中の
World Christian Broadcastingは年内に、3台の送信機を使用してアフリカ、中東、インド、南米、ロシア西部、中国向の短波放送を開始する。これは同団体が運営 するKLNS局(アラスカ)でカバーしにくい地域を補完するものである。現在短波放送局の閉局が相次いでいるが、同局ではインターネットの可能性を否定は し ないが、南米からインドまでをカバーするメディア手段は現在でも短波しかないと考えている。2010年8月の調査ではアフリカの中で比較的進んでいるケニ アでさえもインターネットアクセス可能人口は10%程度である。現にDWなどは短波放送を削減してインターネットに切り替えた結果多くの聴取者を失ったこ とを認めている。(DX Listening Digest 1039)

◎AIR-Itanagar復活
 米国の
Ron Howard氏によると、8月よりQRTしていたAIR-Itanagarが9月30日に4990kHzで復活しているのが確認された。23:15にロー カルニュースが英語で出るので確認できる。(DXLDyg 9/30) 強力に出ている日と出ていない日があります。ニュースの時間は23:00-23:10のようです。


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