月刊短波2010年11月号(第6版)
編集 赤林隆仁  時間 JST


◎Voice of Tamilが特別短波放送 6版新規
 WRNによると、欧州でタミール人向けに衛星放送しているVoice of Tamil(Tamilar Kural Radio)が、11月26日・27日の両日に開催される「Tamil Convention」を記念して短波特別放送を実施する。スケジュールは以下の通り。放送は11/26及び11/27のみ。
 19:30-23:00  17880
  23:00-24:00  6230
  00:00-01:30(11/27 11/28) 13860
 同局のURLはhttp://www.tamilarkuralradio.com/である。(DXLDyg 11/25) 6230kHzは受信可能です。連絡先は上記URL内にあります。

◎オランダ海賊局FRS-Holland特別放送 5版新規

 イタリアのRoberto Scaglione氏によると、オランダの海賊局FRS-Hollandは10月に続き11月28日にも30周年記念特別放送を実施する。11月は 1988-1997年にフォーカスした番組で、スケジュールは次の通り。
 17:52-24:00 7600 5800
  17:59-20:00 6005
  20:00-24:00 5980
  この放送内容は同日の23:52-06:00にhttp://nednl.net:8000/frsh.m3u上でストリーミング再放送される。
 また1998-2010年にフォーカスする第3回目の特別放送は12月ではなく2011年1月16日に同様のスケジュールで実施予定である。今回の送信 には特別QSLカード(特別放送3回とも異なったデザインにものを用意)が発行される。受信報告は郵便で、 FRS-Holland, POBox 2702, 6049 ZG Herten, The Netherlandsに送付する。(DXLDyg 11/21)

◎NHK正月に海 外放送特番 〜意見募集開始 4版新規

 NHKによると、NHKラジオでは来年正月に
年始特別番組 「海外日本語放送の絆 〜2011・ニッポンに期待する〜」をNHKラジオで放送する。これは世界で日本に向けて日本語放送を行っている放送局のアナウンサーに2011年の日本 に期待することを尋ねるもので、中国・韓国・アルゼンチン・イラン・ロシア・ベトナムの各局のアナウンサーにインタビューする。それに先立ち番組内で紹介 するためにJSWC等日本語放送を聴いているBCLの意見を募集する。11月12日(金)以降NHKラジオのホー ムページhttp://www.nhk.or.jp/radiosp/bcl/にアクセスして番組名のバナーをクリックするとアンケー ト画面になるので、各国との関係を深めて日本が復活するにはどうしたら良いかの意見を提出して欲しいとのことである。意見募集の〆切は12月6日(月)。 放送は 新年1月2日の20:05-21:30にNHK第一放送、NHKワールド音声放送、インターネットストリーミング放送で流される予定。(JSWC 大武逞 伯 氏)

◎RAEも年内で廃局の可能性 〜存続希望のメールを 3版新規  4版追加
 
RAE日本語班のアナウンサーであるMarcello Carvajal氏より電話とメールで緊急情報が寄せられた。それによると、RAEが使用して いる送信機は寿命がきており改修を行わないと運用不可能だが、アルゼンチン政府は改修予算を認めない決定を行う見込で、年内で放送を廃止する可能性が強く なった。そのためRAEの局長は、各言語セクションに対して、リスナーへ呼びかけて、送信機改修の支援要請のメールを集めてほしいと通達を出した。短波存 続希望のリスナーはdxrae2010 @ gmail.comに日本語でも良い(スペイン語がベスト)から存続希望のメールを送って欲しい。(JSWC 大武逞伯氏 岩沙一彦氏) 
  11月5日のRAE日本語放送によると、アルゼンチン政府の布告で来年より有害なPCB(ポリ塩化ビフェニール)を含む機器の使用が禁止される。RAEが 現在使用している短波送信機にはPCBを含む部品が使用されているため使用出来なくなる。しかしアルゼンチン政府は代わりの送信機を購入するつもりがない とのことである。(岩手県 伊藤甲一郎氏) 確かに古い送信機にはコンデンサー等にPCBが使われています。日本では数十年前に禁止されていますが。政府 はこれをきっかけにRAEを廃止してしまいたいらしく、欧米の悪しき風潮がついに南米に及んだという感もあります。なおメールがうまく遅れない場合は http: //www.radionacional.com.ar/contacto.htmlから直接送る こともできますが、スペイン語です。





◎周波数リストのポータルサイト 2版新規
 B10シーズンの周波数リストはAoki、EiBi、HFCC、Primetime Shortwave(英語放送のみ)の4種類のものが毎回出されて定評があるが、NASWA(North American Shortwave Association)の前会長Dan Furgason氏はこの4リストの最終更新日をチェックしていつでもアクセスできるポータルサイト「SHORT WAVE STUFF」を開設している。更にPerseus等の受信機用に4リスト及び他の情報をを合体した総合周波数表をExcel形式とtext形式で提供して いる。http://www.hfskeds.com/skeds/上で好みのものをダウンロードできる。(赤林)

◎「ラジオマニア2010」発行

 三才ブックスより「ラジオマニア2010」が10月16日発行された。例年は真夏に発行となるが、今年は秋の発行となった。重点は「国内局DXing」 にあり、中波局、FM局、CFM局を含めた情報とDXing術が満載の内容である。 内容は■巻頭カラー: 特集「radikoでラジオは大きく変わる!」(特別ワザも紹介)、ラジオを“見に行く!”、送信所・アンテナの未知なる魅力(国 内各局の送信アンテナの写真多数掲載)、■第1章 放送の裏側 教えます!: 人気朝ワイド スタート半年でどう変わった?、各局自慢のタイムテーブル拝見!、“有料ネット配信”について考える、地上波ラジオ番組関連のポッドキャストリスト(ポッ ドキャスト派には役立つ)、地域 に根ざした“街のラジオ局”コミュニティFM訪問記(首都圏の11局掲載)、複雑怪奇なラジオの“ネットワーク”を理解しよう!、ラジオ業界用語集、■カ ラー企画:  radikoで聴ける!局アナ番組、後世に伝えたい名機たち「BCLラジオカタログ 厳選15機種」(KH-2100などという珍品も掲載)、■第2章 受信を極める!:最強受信機材でAMラジオ遠距離受信実験!!(Perseus+ ALA1530)、手軽に設置できる中波受信用アンテナの威力(ソニーAN-12)、少しでも遠くの FM局を聴くテクニック、話題のラジオレコーダー徹底比較!、話題の新製品速報、地図の専門家が教えるAMラジオ受信に役立つ3つのポイント、■第3章  やっぱりラジオが好き!:AMステレオアダプターを作ろう!、iPadは新しい携帯ラジオになるか!?、読者投稿コーナー、付録「RADIO-MANIA handbook」120%活用術、名作映画の中のラジオたち、■第4章 ラジオ番組表アーカイブ
25年前の1985年にタイムスリップ(1985年のラジオ新番組速報版の縮小コピー)、ととにかく盛り沢山。製作記事まであるのが楽しい。更に■別冊付 録「RADIO-MANIA handbook 2010-2011」がついており、コミュニティーFM局の開局日入りBCLカレンダー、日本語/英語受信報告書フォーマット、全国放送 局データ(AM民放、FM民放、ラジオNIKKEI、NHK、コミュニティーFM局詳細データ、周波数表、送信所リスト)、中波帯海外局リスト、船舶気象 通報局マップ、海外日本語放送スケジュール、受信ログブック、民放ラジオ系列局一覧 表、と至れり尽くせりの内容である。本誌A5版178ページ、別冊付録114ページ、定価\1,500。(赤林)

(左)本誌 (右)別冊付録 RADIO-MANIA handbook 2010-2011

  


◎Radio Sadaye ZindagiがWertachalから出る
 「Radio Sadaye Zindagi」がFEBAのDari語サービスとして10月2日よりMB社のWertachal送信所中継で出ている。日本で良好に受信可能である。  スケジュールは毎日01:00-01:30 11895kHz(250kW、90度) 
(NDXC 長谷川清一氏)
 オーストリアのPatric Robic氏によると、FEBAは同名の放送を、11:30-12:00 9725kHz(Al Dhabayya中継)、00:00-00:30 11755kHz(Armavir中継)で、金〜火曜日の00:30-01:00 1251kHz(印度Sangli中継 20kW)で行っていたが、今回更に増強された訳である。(DXLDyg 10/3)
  何ヶ月も前から5130kHzで不明局として追いかけていたのもこの局であり、 Radio Maranatha(在Bishkek)の*2355v-0250v*の 一部の時間に出ている ことをキルギスのDXerが確認した。送信はKyrgyz Telecomの100kW送信機から出ている。こちらの方は 現在もイレギュラーで受信できるがFEBAのスケジュールには載っていないスケジュールである。この事実は日本でも10月5日の01:30に確認された。 (NDXC 長谷川清一氏)
  B-10スケジュールではこの放送はFEBAではなく、Broadcasting Network BVBNの枠で同一周波数、同一時間に出ることになっている。(WWDXC Topnews 986) 「Sadaye Zindagi」とは「人生の声」という意味。FEBA自体のDari語放送ではなく、キリスト教局から共通に放送されるアフガニスタン向に制作された Dari語番組のようです。この番組制作元のURLはhttp://www.sadayezindagi.com/です。このHP内には上記で報告され ている周波数が(5130kHz以外は)すべて掲載されています。QTH はP.O.Box 702 GPO, Lahore, Pakistanです。

「Sadaye Zindagi」をアラビア文字で表示すると
「صدای زندگی」



◎IRRSの放送予定

  Italian Radio Relay ServiceのB10スケジュールは以下の通り。
 毎日 04:00-06:00 7290 欧州・北アフリカ・中近東向
  日曜 19:30-22:00 9510 欧州・北アフリカ・中近東向
  土曜 18:00-19:00 9510 欧州・北アフリカ・中近東向
  毎日 12:00-15:00 7385 23:00-02:00 15750 スーダン向 Miraya Radio
(IRSS)
  土曜日の放送(9510kHz)では第1土曜日はRadio Joystick、第2土曜日はRadio Cityの中継を行う。
(DXLDyg 10/24)

◎MV Baltic Radioのスケジュール
 Tom Taylor氏によると、B10スケジュールではMV Baltic Radioは次のように放送する。
 第1日曜日 MV Baltic Radio
  第3日曜日 European Music Radio(12月のみ)
 第4日曜日 Radio City
  放送は上記に当たる日曜日の19:00-20:00 6140kHz(Wertachal送信所、100kW)で行われる。
(DXLDyg 10/24)

◎Star Radio 3960kHzにQRT?
 リベリアのStar Radioは9月5日より、4025kHzで行われていた短波放送の周波数を3960kHzに変更し14:00-18:00、03:00-06:00に放 送すると発表し、HPにも掲載されているが、米国でのモニターでは3960kHzでは聞こえていない。欧州では依然4026kHz付近で聞こえているとい う報告もある。(DXLDyg 10/5)

◎新疆人民広播電台の周波数が復活
 NDXCの長谷川清一氏によると、4月28日より停止されていた新疆人民広播電台のいくつかの周波数が10月9日より復活した。復活が確認されたのは以 下の周波数である。
 中国語放送(05:00開始) 4820 5935 6050 7450 7240
  チベット語放送(06:00開始) 4905 4920 5240 6110 6130 6200 7255 7385
(WWDXC Topnews 983)

◎Power Stationが新周波数
 ドイツのPower Station2(http://www.rtr2.eu)が10月10日よりMedia Broadcast社のWertachal送信所より日曜日の17:00-18:00に5945kHz(100kW、欧州西部向)で放送されることになっ た。同局は更に日曜日の22:00-24:00に6180kHzでも放送するとしている。(WWDXC Topnews 983) QTHはRTR Radio Europa, Postfach 1142D-52157 Roetgen, Germany。




◎7350kHzにFRCN Abuja出現

 10月に入ってから欧州では7350kHzでナイジェリアのFRCN Abujaが15-16時頃受信されている。英語放送であるが、放送内容は同時刻に出ているVoice of Nigeriaのものとは異なる。以前に7275kHzに出ていて今年の2月12日にQRTした放送の復活と思われる。(WWDXC Topnews 983) 日本でも冬場になれば受信可能性大です。

◎ノーベル平和賞候補に「ビルマ民主の声」放送が
 今年のノーベル平和賞の候補にノルウェーを本拠地にビルマ向に放送している民主派の放送局「Democratic Voice of Burma」の局員237名全員が挙げられていたことが明らかになった。ノーベル平和賞章受賞には至らなかったが、受賞すればビルマの民主化に大きな影響 を与えたとして注目される。(kimandrewelliott.com) 最近の情勢に即すると中国の民主化の方が優先されたということです。

◎また出てきたRadio Quito 〜免許維持狙いか?
 米国のChuck Bolland氏らによると4919kHzにてエクアドルのRadio Quitoが19:30頃受信できる。毎年この時期に受信できるようになるため、普段はQRTしていて、この時期だけ免許維持のための送信実績づくりで出 ているのはないかとの意見もある。(DX Listening Digest 1040)

◎ガンビア秘密局送信停止
 Save the Gambia Democracy ProjectのNauen送信所からの放送(日曜 03:15-03:30 15225kHz 125kW)は10月3日より中止された。(DX MIX NEWS 10/6)

◎RFIがTDF Guyana送信所よりメキシコ向にDRM送信
 RFIはTDFのGuyana送信所より以下のスケジュールでメキシコ向DRM放送を実施している。
 04:00-08:56 17650kHz
  09:00-12:57 12110kHz
  DRM放送のモードはB、帯域幅は10kHzである。出力は100kW。言語は仏語、西語。
(DX Listening Digest 1040)

◎ロシアのKRTRSがDRM試験放送
 ロシアのKRTRS(КРТРС:Κубанский Российская Телевизионная и Радиовещательная Сеть)はArmavir及びKrasnodar送信所より欧州西部向に6050kHzでDRM試験放送を実施する。試験放送は不定期で13:00- 01:00の間に実施される。(DX MIX NEWS 10/13)
   ドイツのKai Ludwig氏によると、この局はロシアの送信機管理会社RTRSのKrasnodar支部に当たる。KrasanodarのTbilisskaya送信 所からのDRM試験放送は過去にも行われたことがあり、75mbでVestiFMの番組が流されたことがある。DRMコンソーシアムではこの局の情報を秘 密としてきたため、
Tbilisskaya 送信所からDRM試験放送が行われていることは知られていない。(DXLDyg 10/16)

ウクライナのDXerが受信したDRM放送画面



◎ザンビア衛星放送・FM放送を導入

 アリゼンチンのArnald Slaen氏によると、ザンビアの
Ronnie Shikapwasha情報大臣はZambia National Broadcasting Service(ZNBC)を全国向衛星放送に置き換えると発表した。来年度より150億Kwachaをかけて5年計画で衛星放送設備を設置する。同時に 来年度48台のFM送信機を購入して農村地域に設置する。Radio 1とRadio2用の短波送信機が2月の故障して放送不能になっていることに対する措置。(DXLDyg 10/17) まず短波送信機を修理するのが先ではないでしょうか?衛星ラジオ放送の受信機が普及しているとは思えないですし、48台のFM送信機で地方がカバーできる とも思われません。現在インターネット上にRadio1,2,4が出ています。

◎SLBC海外向短波放送を縮小
 インドのJose Jacob氏によると、SLBCの短波海外放送が縮小され、18:30-21:15に11905kHzのみになっている模様である。19:00-20: 00にマラヤラム語、20:00-21:15にタミル語、他は英語である。(DXLDyg 10/16)

◎AIRが海外向中波送信機を増備
 インドのBoradcast Engineering Consultants India(BECUL)社はインド政府よりAIR近隣諸国向放送用の1000kW中波送信機2基の設置を受注した。送信機はRajakotと Chinsurahに設置される。DSWCIのAndy Sennit氏によると何れもDRM対応可能な送信機で、Rajkotでは老朽化して使用不能となっている1017kHz用送信機を置き換えることになる 筈である。またChinsurahは現在594及び1134kHzで出ているものを置き換える。(Media Network 10/18) Rajakotは南西部パキスタン国境近く、Chinsurahは南東部バングラデッシュ国境近くと、インドの東西両翼部に位置します。

◎ブラジルでもGoogle Street View
 オーストラリアのIan Baxter氏によると、ブラジルにおけるGoogle Street Viewのサービスが開始された。これによりブラジル短波・中波局のアンテナが簡単に目視できるようになった。(WWDXC Topnews 984) アンテナが実際に立っているかの確認ができる点は重要です。

◎韓国の住所表記来年7月より変更 〜KBSワールドも
 10月18日のKBSワールドラジオの放送によると、日本植民地時代からおよそ100年間使ってきた地番中心の韓国の住所表記が、来年7月から道路名中 心の住所に変わることが決まった。行政安全部が18日に発表したもので、住所の表記は、日本のように地区ごとに番号を与えている方式から、主な道路や建物 の名称に番号をつける方式に変わる。KBSソウル本社の住所の場合、これまでの서울特別市永登浦(영등포)區汝矣島(여의도)洞18番地から、来年7月からは서울特別市永登浦區汝矣公園(여의공원)路13に変わる。(岩手県 伊藤甲一 郎氏) 日本式から中国式への変更で番地が廃止されるため、日本の「字」や「町」に当たる「〜洞(동)」 という地名が消滅しそうです。有名な「明洞」や「仁寺洞」は通りの名前とし て残るようですが。 他の局の住所もすべて変わることになります。

◎英国政府BBC World Serviceに対する国庫支出を停止
 英国政府は国民がBBCに支払う受信料を一世帯当たり年間£145.50で今後6年間凍結すると発表した。またBBC World Serviceは従来受信料収入とは別に外務省から財政措置を得ていたが、今回これを廃止し受信料収入で維持することになった。BBC World Serviceは英語及び31カ国語で放送され、開発途上国を中心に世界で最も良く知られているBBCの部門で、ウェールス語TV放送局のS4Cと同じよ うに政府の資金で維持されてきた。今後BBCはWorld Serviceにかかる年間3億ポンドを受信料収入の中から捻出しなければならない。その結果World Serviceは今後6年間に渡り16%の予算削減を余儀なくされる。BBCに対する予算削減は英国民一般にあるBBC幹部や解説委員の高給に対する批判 から来ている。英国人はBBCそのものは好ましいと思っているが、幹部の高給は認められないとしている。(Media Network 10/19) 
 具体的なカット内容は以下のとおり。
 ■2011-2017年の6年間BBCの受信料を年間 £145.5に凍結、実質的にBBC全体で毎年16%の予算カット。
 ■ウェールス語(英国の保存言語)TV放送局S4Cへの政府支出打ち切り、職員の25.6%に当たる40人の人員リストラ。放送時間の大幅縮小とイン ターネット放送への移行。
 ■BBC World Serviceに外務省から給付されている年間2億7200万ポンドの予算打ち切り。
 ■BBC Monitoringへの支出打ち切り。
 ■農村地域でのインターネットTV放送普及費用年1億5000万ポンド、番組充実費用年2500万ポンドの補助金打ち切り。
 ■ラジオ放送のデジタル化ネットワーク構築費用補助の打ち切り。
(Media Network 10/20) 国民一般から受信料が原則タダのWorld Serviceに自分たちの受信料を回すのはけしからんという意見が出てきそうです。財政悪化の中、日本(NHKが政府の命令と予算で国際放送を行ってい る)でも同じ事態になる可能性も否定できません。

◎CIS諸国で中波・長波の同期放送計画
 CIS地域通信連合の会議がMoscowで開催され、同地域内において171、549、873kHzの3波で同期放送を実施する計画が話し合われた。 (Media Network 10/20)

◎台湾RTI米国本土の中波局から放送
 インドのAlokesh Gupta氏によると、台湾のRTIは米国の中波局から以下のように放送している。時間は現地時間。
 KEBR 1210kHz Sacrament(カリフォルニア州) 中国語 20:00-23:00 広東語/客家語 23:00-24:00
  WBGR 860kHz Baltimore(メリーランド州) 中国語第一 20:00-21:00  中国語第二 21:00-22:00  広東語/客家語 22:00-24:00
(DXLDyg 10/20) 双方ともFamily Radio所有の宗教局です。台湾からのFamily Radio中継の交換措置と思われます。

◎DWロシア国内の中波中継を中止
 米国のSergei S.氏によると、DWはロシア国内で行っている中波中継(Moscow 693kHz、St.Petersuburg 1188kHz、Grigoripol 999kHz)を年内限りで廃止する。この内St.Petersburgの1188kHzではRFIがDWから送信時間を借りて1日2-3時間露語、仏語 放送の中継を行っている。(DXLDyg 10/21)

◎メッカ巡礼支援放送Radio of Haji Awareness放送開始
 サウジアラビア情報文化省によるメッカ巡礼支援放送Radio of Haji Awarenessが10月23日から開始された。放送はメッカ巡礼(ハッジ)の期間中約1ヶ月に渡り24時間8カ国語で継続される。使用される言語は、 アラビア語、英語、仏語、インドネシア語、ウルドー語、トルコ語、ペルシャ語、スワヒリ語で、96の番組が放送される。周波数は発表されていないが過去に はメッカ地域向に594kHz、メディナ地域向け1017kHz、Mina, Arafat、Muzdalifah地域向にはFMで放送された。(Media Network 10/24) ドバイなどでは聞こえる可能性がありますので、ラジオを持参しましょう。

◎イラン向新秘密局Radyoe Rahoye Iran出る?
 NDXCの長谷川清一氏が秋田県のDXerの情報として伝えるところによると、5840kHzにて01:30-02:30に「Radyoe Rahoye Iran」と称する新秘密局らしき局が受信されている。ペルシャ語ないしは類似の言語で、「Inja Los Angels, Radyo-e Rahoya Iran」というアナウンスも出たので、宗教局ではなく政治的な秘密局と思われる。送信地はArmeniaと推測される。5130kHzで 出ている Radio Maranathaとは別内容である。オーストリアのPatrick Robic氏によれば、番組はペルシャ語で、番組内で米国テキサスにある「Radio Iran」のURL(http://www.kriht.com)がアナウンスされている。(WWDXC Topnews 986)
  英国のDave Kernick氏によると、上記のURLで、同時間にストリーミング放送でも出ている。(DXLDyg 10/25) QTHはP.O.Box 2541 Spring, TX 77383-2541, U.S.A.。




◎Voice of Orthodoxy変更
 ロシアのIgor Jaremenko氏によると、カザフスタンのAlmatyから送信されているVoice of OrthodoxyはB10シーズンでは00:30-01:00に7515kHz(200kW)で312度方向に放送されることになった。過去の冬期には 7430kHzで行われていたが、受信状況が思わしくないため今回変更された。(WWDXC Topnews 986)

◎アルゼンチン今年も夏時間不採用
 米国のGlenn Hauser氏によると、アルゼンチンは昨年夏時間を採用しなかったが、今年も中央部のSan Luís県以外では採用しないことになった。従って冬期の時間はUTC-4時間のままであり、放送時間にも変更はない。(DX Listening Digest 1042) 南半球では10月からが夏時間です!

◎Radio Inconfidensia 15190kHzに復活確認
 ブラジルのDXerにより、10月14日の02:00よりRadio Inconfidenciaが15190kHzで復活したことが確認された。これでこの局は19mb使用の唯一のブラジル局(Radio Gazetaが不定期に15325kHzで出ているという報告があるが)であるとともに、ブラジル局で最も高い周波数を使っている局となった (17815kHzのRadio CluturaSão Paulo が出ていないため)。ブラジルのDXer Danilo Nonato氏が同日Radio Inconfidenciaの技師Marcus Starling氏に確かめたところ、02:00より20年ぶりに送信を再開したと語っていた。受信報告にはE-mailでQSLを発行する予定だとい う。宛先はdirectoria @ inconfidencia.com.br。Starling氏は20年振りの短波復活はチリの33人救出と同じくらい感動的だと自画自賛していた。 前記のE-mailで不成功な場合はmstarbhz @ gmail.comも試して見ると良い。(DX Listening Digest  1042)

◎DWがB10より個別DRM送信撤退
 ドイツのKai Ludwig氏によると、10月30日でDWはDRM送信サービスから完全撤退する。またDWと共同でDRM放送を推進してきたBBC World ServiceもB10スケジュールではSinesとMoosbrunn送信所からの1日数時間の放送のみに縮小する。今後英国内のBabcok送信所か ら集中してDRM放送を出すのか、両局ともに撤退してしまうのかは不明。(DX Listening Digest 1042) DRMから撤退したのではなく、下記の特定地域向集中放送に切り替えたようです。

◎BBC WS/DW 南アジア向に共同DRM集中送信
 BBC World ServiceとDWは協力して南アジア向DRM放送サービスをB10シーズンより開始する。このサービスは1日4時間実施され、BBC World ServiceとDWの英語・ヒンズー語放送を流すと同時に、文字情報、電子番組表も放送する。現地の送信所を使用してインド、 パキスタン、バングラデッシュ、ネパール及び近隣諸国をFM音質の短波放送でカバーする。 スケジュールは23:00-03:00 13590 5845kHz、なお02:00-03:00には1548kHzでも放送する。(Media Network 10/26)
  米国のGlenn Hauser氏によれば、5845kHzはNakhon Sawan 100kW、13590kHzはTrincomalee 90kW、1548kHzもTrincomaleeからの送信と推測される。(DXLDyg 10/27) この地域ではDRM受信機が普及どころか販売もされていないのですが。

◎DW南アジア向放送を削減
 ドイツのAndreas Volk氏によると、B10シーズンよりDWは南アジア向放送を削減する。ヒンズー語放送は廃止となり、ベンガル語は短波放送が廃止され、00:30- 01:00の中波放送(1548kHz)のみとなる。ウルドー語放送は中波・短波に残る。(DX Listening Digest 1042) 上記のDRM共同プロジェクトでヒンズー語はBBC World Serviceに任せてしまったようです。

◎Radio Nederlandの管轄官庁を変更
 オランダの新連立政権はRadio Nederlandの財政管轄官庁を教育文化科学省(日本の文科省に当たる)から外務省開発協力局に変更した。Jan Hoek局長は、同局は国際的にオランダの認識を高めるのみ役立っており、今後も現状を保って行く必要があるため歓迎すると語った。しかし同時に外務省は 新政権から10億ユーロの削減を命じられており、Radio Nederlandの予算がカットされるおそれもあると指摘した。(DX Listening Digest 1042)  仕分け等により教育文化科学省の予算では維持できなくなったため、下駄を外務省に預けたのではないでしょうか? 額面通り「歓迎」できる内容ではなさそう です。

◎偽セントヘレナが出る! 〜QSLも発行
  米国のJohn Wilkins氏によると、10月17日本物のセントヘレナの放送は行われなかったが、北米の某所から11092.0kHzUSB(本物より500Hz 下)で同日08:00過ぎに「偽セントヘレナ」が出現した。音楽とともに偽海賊局であることを「告白」、特別E-mailアドレス piratesainthelena @ gmail.comへの受信報告を求めていた。氏は3日後に海賊マーク(髑髏の下に大腿骨2個交差)のデザインのQSLを受領した。同局からのメールによ ると、米国の6州、カナダの1州から受信報告が届いたそうである。(DX Listening Digest 1042) この局と同じかどうか不明ですが20世紀のセントヘレナデーにも「偽セントヘレナ」が出ていたことがあります。 絶海の孤島セントヘレナに向かった船が 海賊に襲われたという話は沢山あります。ナポレオンが被っていた帽子も海賊帽と似ていますし!

◎ハムバンド内調査報告書出る
 第一地域のハムバンド内で送信しているアマチュア無線局以外に局(放送局、業務局等)を調査したリスト「IARUMS Region 1 Newsletter September 2010」が完成し公表されている。http://www.iarums-r1.org/iarums/news2010/news1009.pdfより 無料で入手できる。(DX Listening Digest 1042)

◎台湾の中聲廣播電台が住民の抗議で放送停止し解散
 台中の中聲廣播電台は10月末で放送を停止し、局を解散することになった。同局は1953年に台湾中部地区唯一の民間放送局として864kHz (BEV52/10kW)で開局し 以来同地区に向けてキリスト教放送を行ってきた。その電波は遠く苗栗、雲林にまで及んでいた。今年7月7日に放送免許が更新され、来年6月30日までの免 許が与えられた。しかし放送局と送信所が台中市の市街地に位置しており、安全性に疑問を持つ市民から多数の苦情が寄せられていた。局では送信所を郊外に移 転することも考えたが費用(局の運営費用は殆ど信徒の寄付広告で賄われているが減少傾向にある)が膨大になることから断念し、今年初めに局の解散を決定し ていた。局員16名は全員解雇されることになっている。現在の國家通訊傳播委員會が4年前に発足してから初めての中波局の廃局である。同委員会は局に対し てリスナーに廃局を伝えることと、送信施設を安全に撤去することを求めている。(中央社即時新聞 10/13) URLはhttp://www.864.com.tw、現用送信機はHarris社製DX-10です。

(左)中聲廣播電台の局舎(台中市光復路134號) (中)サービスエリア図  (右)ロゴ(略称はCSB)
        


◎Radio Slovakia International年内で短波放送廃止の可能性
 フランスのJ.M.Aubier氏がRadio Slovakia Internationalフランス語課からの情報として伝えたところでは、スロバキアでは国営TV放送とラジオ放送が合併することになり、結果として海 外向け放送の存在は困難となった。同局ではB10スケジュールを発表しているが、局内では3月末までではなく12月末まで有効とされている。従って12月 末で短波放送が打ち切られる可能性が高い。米国のGlenn Hauser氏によると、スロバキア文化省は10月26日に、国営のラジオとTV放送局を合併して2011年には165万ユーロを節減すると発表した。予 算削減は従業員の解雇、経営陣の縮小、番組編成の全般に及ぶことになっている。政府計画の予算ではTV部門だけでも来年度3700万ユーロの不足となる。 (DXLDyg 10/27)
 フランスのJ.M.Aubier氏によると、同局のフランス語放送では年末廃止を公式にアナウンスした。(DXLDyg 10/29) フランス語放送以外ではアナウンスされていません。もし本当だとすると国内向放送維持のため海外向放送廃止やむなしの構図です。予算削減を目的としたラジ オ部門とTV部門の合併はオーストリア、英国、ノルウェイ、ポルトガ ル、オランダ、イタリア等で既に行われており、オーストリアの短波放送は虫の息、ノルウェイ、イタリアは廃止となっています。

◎米国からループアンテナ新製品
 米国のMike Agner氏によると、米国コロラド州にある衛星受信機器メーカーPixel Tecnologies社よりBCL用ループアンテナが発売された。長波〜短波全域用に発売されたのがPro-1A Moebius Loopで、軍用の「Moebius Strip Magnetic Loop Antenna」を元に設計されたもので、直径96.5cmの非同調・増幅型ループアンテナである。筐体はアルミニウム製でALA1530に似ている。周 波数カバー範囲は100kHz〜30MHzで、全帯域で8の字特性を維持している。同社では電界型ホイップアンテナに比べてノイズレベルが30dB低くな るとしている。カナダODXAのBob Stewart氏が試用した結果は非常に静かで良好であったという。価格は$399.9(送料別)だが、パッケージが大きすぎるために、目下のところ米国 内のみにしか販売しない。中波用にはAM-1が発売された。こちらは大きさ・動作原理はPro-1Aと同じだが周波数範囲が500-1700kHzの中波 帯のみとなっている。価格は未定。(DXLDyg 10/27) Pixel Tecnologies社のURLはhttp://www.pixelsatradio.com/です。

Pro-1Aアンテナ AM-1も同じ形状



◎ネパール全土でCRIがFM中継放送実施に 〜番組の現地制作も
 中国はネパール全土でCRIのFM中継を実施することになった。ネパール情報通信省がCRIにネパール全土でのダウンリンク権を認めたもので、CRIは 現地でも番組制作を行うためにカトマンズに支局を開設した。同様のダウンリンク権はBBCにも与えられている。CRIは既にカトマンズのMaitri FM(99.4MHz)より現地時間17:45-22:45に中継放送を実施していた。CRIは今後231局あるネパールのFM局より中国語、英語、ネ パール語の放送を中継するためカトマンズにあるキー局との協議に入る。ネパールに入ったチベット難民が反中国的な動きをするのを抑制する目的と見られる。 (Media Network 10/28) 旧来インドの保護下にありましたが、共産党毛沢東派の台頭で中国に鞍替えした模様です。

◎Radio Verdadは4052.5kHzに戻る
 米国のGlenn Hauser氏によると、500Wの放送を復活したと発表したグアテマラのRadio Verdadは元の周波数4052.5kHzに戻っている。多分臨時の50W送信機が4055kHzで出ていたのであろう。(DXLDyg 10/27)

◎DSWCIが「全大陸縦断コンテスト」実施
 デーンマークのDSWCIはチェコのJaroslav Bohac氏企画による「全大陸縦断コンテスト」(The Grand Tour across all Continents)を実施する。DXerは誰でも参加できる。12月3日の09:00から12月20日の09:00までの間に、2300- 26100kHzの短波帯で(短波帯以外の帯域の場合は点数が半分となる)、@指定された16カントリー(用紙に書いてある)の放送を15分以上聴いてロ グを取る、1カントリ−1000点とする、ADX番組を受信した場合には100点加点、ただし4つ以内。参加料は3ユーロ/IRC4枚/5米ドルで、12 月31日までにJaroslav Bohac氏宛にコンテスト用紙に記入したログとともに送付する。参加用のログ、規則はhttp: //www.dswci.org/contest/2010grandtour.pdf参照のこと。(DSWCI)

◎FRS-Hollandが10月末より創立30周年記念放送
 インドのAlokesh Gupta氏によると、オランダの海賊局FRS-Hollandは創立30周年を記念して10月末(10/31)、11月末(11/28)、12月末 (12/26)の各日曜日に記念放送を実施する。
スケジュールは以下の通り。
 17:52-24:00 7600 5800 6005(6005kHzは20:00-21:00休止)
 同日は23:52-06:00にインターネッット上(http://nednl.net:8000/frsh.m3u)で再放送する。受信報告は FRS-Holland, P.O.Box 2702, 6049 ZG Herten, The Netherlandsに。
(DX Listening Digest 1043)

◎VORがニューヨークでFM中継
 Voice of Russiaは10月1日より米国New YorkでWorld Service1英語放送のFM中継を1日2時間実施している。時間は現地時間の20:00-22:00で、周波数は87.75MHz。VHFのアナログ 第6チャンネルのオーディオキャリアを扱う専門局WNYZ-LP(アンテナはLong Island、出力3kW)によるもので、正式にはFM放送ではない。なお同局は今年3月からはロシア語番組も中継している。(Media Network 10/3) オンライン放送がhttp://radiotime.com/station/s_68216/WNYZ-LP_877.aspxで出ています。

◎VORは全世界でFM中継を推進
 Voice of Russiaは、創立81周年記念の記事「世界放送ロシアの声」の中で、伝播メディアとしての短波の魅力が下がっているとして、短波に代わるメディアとし てFM中継を重視することを明らかにした。現在VORのFM中継はCIS諸国・周辺諸国を中心に90ヵ所で行われているが、この方法で人々に最もVORを 身近に聴いてもらえるため、今後これを全世界に拡大して行く方針である。まだ短波で聴いている人もいるので短波放送は補完的手段として残す。また同局によ れば短波に代わるメディアとして取りざたされている携帯電話等のデジタルメディアは主たる伝達手段になり得ないと見ている。(Media Network 10/29)

◎ジンバブエでは短波受信機没収
 Radio VOPの報道によると、ジンバブエではNGOなどが短波受信機を無料で地方の村に配布しているが、ジンバブエ政府はこれらの受信機が、同政府に敵対する Radio VOP、SW Radio Africa、VOA Studio 7などの放送受信に使われているとして、地方での受信機没収と所有者の逮捕に踏み切った。NGOや人権団体は人権や情報の自由の侵害であると抗議している が、政府はそのような事実はないと否定している。(Media Network 10/29)

◎Radio Ukraine International年内でまた短波放送廃止か?
 ウクライナのAlexander Yegorov氏によると、Radio Ukraine Internatinalは年内で短波放送を廃止する可能性がある。局では衛星放送(Sirius4衛星)とインターネット放送に切替、更に英語、独語放 送はWRNでの放送を考えている。(DXLDyg 10/21) スウェーデンと同じパターンですね。WRNがもっと短波で放送してくれれば良いのですが。

◎ウクライナにもう一つの短波局
 ウクライナのAleksandr Diadischev氏によると、ウクライナには国内向短波放送Radio Dniprovska Khvylia(在Zaporizhzhya)があり、B10スケジュールでは土曜日・日曜日の17:00-19:05に11980kHz(300W)で 放送することになっている。(DXLDyg 10/30) 数年前から存在しています。RUIが今年中で消滅してしまうと、唯一の短波放送となりますね。

◎ノルウェーは中波からも撤退に
 ドイツのKai Ludwig氏によると、ノルウェーのVigra局630kHzが2011年6月30日で送信停止となり、施設は2011年末までに解体されることになっ た。またRøst島送信所(675kHz)も2012年末で廃止されることが決まった。これでノルウェーの中波局は全滅で、AM局としては Nordkappの153kHzを残すのみとなる。この長波放送はNRKのバレンツ海向だが、他の海域向の放送を廃止しているので、この放送だけを残す必 然性はなく、遠からず廃止されてノルウェーにはAM局がなくなる可能性が高い。
 なお廃止されたKvitsøy送信所(短波・中波)にはまだコントロール施設が残っており、上記の153/630/675kHzの周波数を遠隔操作して いる。、また1314kHz用のS4006/S4005中波送信機、S4105短波送信機もそのまま残っており、短波送信機はRNWの特別放送やDRM放 送に使用されることもあるが、コントール施設が不要となればメンテナンス費用のかかるこれらの残存施設も廃棄される可能性が強い。(DXLDyg 10/30)

◎ルクセンブルクの1440kHz DRM送信停止
 ドイツのKai Ludwig氏によると、ルクセンブルクのMarnach送信所より1440kHzで現地時間の08:00-09:00に行われてきたDRM送信が廃止さ れ、定時の放送はAMモードで現地時間の04:30-08:00、17:00-02:00に行われるのみとなった。他の時間にCRIやKBSの中継放送で 何とか財政を支えている状況である。運営に当たっているRTL社は財政上の理由からルクセンブルクの送信所にこれ以上の投資は行いたくない意向であるとさ れ、1440kHz、600kWの新型送信機の行方が案じられる。(DXLDyg 10/30)


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