月刊短波2011年6月号(第4版)
編集 赤林隆仁  時間 JST



◎RNWリストラ反対緊急放送 〜6月27日  4版新規
 Radio Netherlands Worldwideの大幅リストラに反対する緊急放送が首都Hagueより6月27日(月)の15:00-21:00にオランダ語で実施される。以下の方 法で受信できる。
 ■Hague市内ではFM107.5MHz
 ■オランダ及びベネルクス諸国では中波1296kHz
  ■短波 15:00-21:00 5955 9895  19:00-21:00 13700
  ■インターネット(RNWのオランダ語webサイトからアクセス可)
 ■衛星放送
(MN 6/26)

◎Radio Netherlands Worldwideの存続が予断を許さない状態に 3版新規
 オランダ議会はRNWの予算を少なくとも25%カットする議決を行う見通しである。これが可決されればオランダ放送は廃止、英語、スペイン語、フランス 語、ポルトガル語、アラビア語、中国語、Papiamento語(Bonaire・Aruba・Curaçaoで話されているポルトガル語・スペイン語・ アフリカ方言の混じった言語)、インドネシア語の放送やwebサイトにも影響が及ぶことは必須である。(MN 6/9)
  オランダ地区のRTL TVは6月7日に「RNWが予算カットにより海外放送を廃止する」と報道した。この報道をRNWのJan Hoek会長は否定した。同日に発表した「言論の自由、オランダの価値」の方針を受けた報道と思われる。RNWは確かにオランダ語放送 を削減する発表はした。また予算削減規模は1000万ユーロでこれは予算の20%に当たる。RTLはこれに対してオランダ政府筋から得た確かな情報で間違 え ないとしている。現在の所RNWには年間4600万ユーロの予算がついており、海外在留オランダ人向情報提供、国際緊急時放送、言論不自由地域への情報提 供、オランダの考え方の伝達の4使命を担っている。(MN 6/7) 
 政府のRNW予算削減措置に反対してこれまでに5つの請願が行われた。RNWオランダ語課の職員一同が数週間前にオランダ語放送削減計画に反対する請願 を出したのを皮切りに、旧オランダ大使一同、国際的に商売を行っているオランダの民間企業もRNWの存在が海外でのオランダのイメージを保つために必要そ して反対請願を出した。更にオランダジャーナリスト連盟(NVJ)もRNWが世界での言論の自由に貢献するところが大きいとして反対請願を出した。RNW 内の予算削減反対行動委員会会長Iede de Vries氏はこれらの請願をとりまとめて6月27日に予定されている予算採決の前に下院に提出する。(MN 6/13)

◎BBC-WS夏至の南極向特別放送 3版 新規
 BBC-WSは毎年年に1回夏至の日に英国の南極観測隊向特別放送を行っているが、今年もその周波数が登録された。それによると放送は6月22日の 06:45-07:00で周波数は5950(Skelton 300kW)、7295(Rampisham 500kW)、7360(Ascension 250kW)、9850(Skelton 300kW)kHzである。昨年までは06:30-07:00に行われていたので、今年は予算削減の影響か、放送時間が半分にカットされている。また BBCではこの放送について公式に発表していない。(ドイツ Wolfgang Bueschel氏)
  この放送の聴取者は南極観測隊員43名のみというBBC World Serviceでも特殊な放送である。結局今年も例年通りの06:30-07:00に4周波数(上記)で実施されることになった。南極では今冬で一日中 真っ暗闇の中観測隊員は楽しみにしているという。なおこの放送の録音はhttp: //www.bbc.co.uk/worldservice/programmes/2011/06/110620_antarctic_midwinter_broadcast_2011.shtml で聴くことができる。(MN 6/20) 当たり前の事ですが南半球では昼が最も短い日なのですね!

◎台湾からの道教放送5月で終了 3版 新規
 台湾の呂澄男氏からの情報では、台湾の新興道教団体「一貫道」(IKT)が中央廣播電台の送信時間を借りて短波で行っていた「打開心靈的鎖匙」の番組 は、契約期間が切れたことから5月いっぱいで打ち切られた。(中国 張世峰氏) 20:00-21:00に7460kHzで行われていました。同時に開始 (昨年5月1日)された中波1098kHz(21:00-22:00)も廃止の模様です。HPにはまだ周波数が掲載されていますが、6月以降の番組の掲載 がありません。

◎TV-FM受信ガイド2011年版完成 2版 新規
 Japan V-UHF DXers Circle(JVUDXC)より例年恒例の「TV-FM受信ガイド2011」が発行された。例年通り受信記録編(電波伝搬、地域別受信記録)と資料編 (国内各U-VHF局周波数・所在地リスト)に分かれている。B5版232ページと昨年版より8ページ増加している。特別寄稿は赤林隆仁氏「JVUDXC 以前のU/VHF-DXing」。今年版はJVUDXCが準備会の発足(正式発足は1982年3月2日)より30年ということで、表紙となかの白紙を、前 年版より、少し厚くしてあり、表紙色は初の「銀鼠(ぎんねず)」で仕上げている。定価は送料込で\2,500。購入希望者はhttp: //tvfmjusinguide.at.webry.info/を参照の上、ブログ内の案内に従って連絡する。(JVUDXC 福永光洋氏)

2011年版は銀色しわ入りの表紙


 
◎HCJB6月開局80周年記念番組 2版新規
 
HCJBは今年6月で開局80周年を迎えた。それを記念して日本語放送の今月のQSLカードはPERSEUSの受信画像となった。また6 月のサタデートークの番組はHCJB日本語放送再開5周年、HCJB開局80周年記念が重なりDX中心の番組となっている。放送済番組はインターネットで 再聴取できる。(JSWC 岩沙一彦氏) 6/4 HCJB日本語放送再開5周年記念スペシャル 6/11 HCJB開局80周年記念大会スペシャル 6/18 "Hello DXers"スペシャル パート@ 6/25 "Hello DXers"スペシャル パートA。

HCJB日本語6月のQSLカードは岩沙一彦氏のPerseus HCJB受信画面
(聖書のゼカリア書の文言は実際のPerseus画面には表示されない) 



◎ポルトガルRDP Internacional 6月1日より「一時的に」短波廃止

 ポルトガルの通信t当局ANACOMは国際放送RDP Internacionalが「一時的に」短波放送を廃止しても問題なしとの結論に達し、政府も それ を承 認した。RDPの上部機関であるRTPによれば、短波廃止の理由は@短波聴取者数の減少、A経費が掛かり過ぎ他の分野への投資を優先したい、B衛星・ケー ブル・インターネットでもっと安価に放送できる、としている。そしてこの決定はここ数年他の国際放送局が皆行ってきたし、世の中はその方向に向かっている としている。一定期間廃止したあとその効果を評価するとしている。この決定に対してRDD Internacionalリスナー代表のOmbudsman Mário Figueiredo氏は「全面的に反対」と怒っている。氏によれば、(アフリカ大陸の)トラック運転手の間でもRDPは人気があり、衛星やインターネッ トではどうしようもないとしている。(MN 5/4) 
  ポルトガルのBruno Smarado氏によると、リスナーからの要望が多ければ再開される可能性もある。短波放送再開を求めるサイト http://www.peticaopublica.com/PeticaoAssinar.aspx?pi=P2011N9010が開設されており、 そこからリクエストを送ることができる。また直接E-mailでrdp.internacional @ rtp.ptまたはrtp @ rtp.pt、郵便でAv. Marechal Gomes da Costa, 37-bloco B 2o,1849-030 Lisboa, Portugalにメッセージを送っても良い。(WWDXC TP 1016)
 RDPは一時的短波放送停止を6月1日から実施すると発表した。理由は費用削減と短波放送聴取者の減少。後日復活させるかどうかを検討はするとしてい る。番組制作は継続され衛星放送、ケーブルラジオ放送、インターネットで聴取できる。局では「短波を廃止したり削減したりしている多くの国際放送の一例に 過ぎない」としている。(MN 5/28) 「一時的」と言っていますが恒久廃止と見て間違えなさそうです。

◎Deutsche Welle B11より短波放送を80%削減 〜海外向放送大幅削減・中継局は廃止
 ドイツのDeutsche Welle (DW)は5月18日、B11シーズンから短波放送を現在の週260時間から55時間に約80%削減する計画を発表した。B11以降短波放送はアフリカ向 及びアジアの一部地域向のみが残る。それに伴いスリランカのTrincomalee中継局、ポルトガルのSines中継局は廃止される。これはDWの中期 計画(2010-2013年)に従ったもので、今後は現地FM中継(アフリカ中心)、インターネット、携帯電話の3メディアに特化して行く。短波放送は一 部地域向に限定し、それ以外はすべて廃止する。短波廃止で浮いた資金は衛星放送DW Television(ドイツ語以外に英語、スペイン語、アラビア語チャンネルを増設)、携帯電話放送の強化に回す。FM中継が行われている放送でも、7 月1日でヒンズー語放送は廃止する、また同日以降ブルガリア語、ギリシア語、クロアチア語、マケドニア語、ルーマニア語、アルバニア語、ボスニア語、セル ビア語を削減・廃止する。ウクライナ語放送は需要を見て削減・廃止するかどうか決定する。ロマ語放送は当面維持する。
 短波放送については11月1日以降ドイツ語、ロシア語、ペルシャ語、インドネシア語放送を廃止する。英語放送は残るがアフリカ向のみになる。中国語放送 は存続するが1日2時間から1時間に削減する。廃止される4言語についてインターネット放送、携帯電話放送は継続して行われる予定である。必要のなくなっ たTrincomalee、Sinesの両中継局は11月1日に使用停止され、適当な時期に廃止される。B11シーズン以降短波放送で残るのはアムハリ 語、中国語、ダリ語、英語、フランス語、ハウサ語、スワヒリ語、パシュトン語、ポルトガル語、ウルドー語のみとなる。(MN 5/18) 基本的には予算を投資が回収できるかどうか分からない無料の海外向ラジオ放送から有料の衛星TV放送、携帯電話放送に振り向けて投資金額の回収を短期的か つ確実に行うという方向です。スリランカのDXer Victor Goonetileke氏によればTrincomalee送信所は中国に売却されてCRIが使用することになると懸念されています。

◎FEBCのKFBS局短波送信を停止
 ウクライナのAleksandr Diadischev氏によると、FEBCのロシア語部門の主任技術者Oleg Cherny氏は同局が4月30日でサイパンのKFBSからの短波送信を停止したと語った。デンマークのAndy Sennit氏によると、HFCCのリストからもKFBSが削除されていたので送信停止を懸念する声が出ていた。(MN 5/14)
 サイパンのDerek Gifford氏によると、FEBCは既に送信所の解体を開始している。 元KFBSの技術者であったオーストラリアのKevin Keegan氏は3月と4月にサイパンに行き送信機の移送の準備を行ったことを明らかにした。そこでは4月30日ですべての送信を停止し、即時に送信施設 を解体することが決められており、3基ある短波送信機はすべてフィリピンのFEBCに移送されて同局のBocaue及びIba送信所で使用されることに なっている。KFBSのGraham Baker氏によれば、FEBCは4月30日の現地時間23:00ですべての送信を停止した。停止を前にした22:30に送信所のスタッフにより感謝の祈 りが 捧げられた。同送信所は1984年4月26日の開設であるため丁度27年にして廃止されたことになる。(DXLD 1120)
 Graham Baker氏によると廃止の理由は以下の通り。@サイパンでは電力はディーゼル発電に頼っているため電力料金が一般向で$0.66/kWh、放送向でも $0.38/kWhとフィリピンに比べて割高である、Aサイパンでは距離の関係で1ステップではターゲット地域の東南アジアを通り越してしまう、Bサイパ ンでは米国本土と同じ移民・雇用政策が適用されることになり、米国籍を持っていない社員は雇用継続ができなくなる。送信設備(Continental社製 418F送信機3台、TCI社製カーテンアンテナ4方向4基、4基あった418F送信機の内1台は既にフィリピンBocaue送信所に移転済)はすべて撤 去するが、局舎は現地政府の建物として残す(土地は現地政府から借りているため)。(DXLD via WWDXC TP 1015)

KFBSのカーテンアンテナ(米国Glenn Hauser氏提供)



◎米国の中央アジア向短波放送廃止は失敗 〜米国外務研修所長
 米国国務省外務研修所(FSI: Foreign Service Institute)のPaul Goble所長は、カザフスタン・キルギスタン・タジキスタン・トルクメニスタン・ウズベキスタン等の中央アジア諸国向短波放送を米国が止めてしまったの は失敗であったと語った。これは中東での政変についての「Arab Spring」という講演で会場からの質問に答えたもの。中東・北アフリカでの民主化の波が中央アジア諸国にも波及するという趣旨の内容であったが、会場 から「RFE/RLの役割」についての質問があり、Paul Goble所長は「中央アジア諸国向短波放送を現地FM中継に切り替えて廃止した結果、FM局が政府による免許取り上げを恐れて自主規制するようになり政 府に都合の悪い部分を中継しなくなったため 、米国の意図とは異なった結果となった」として短波放送廃止が米国の戦略達成の上で失敗であったことを認め た。(MN 5/18) 現地FM中継は当事国どうしが蜜月の間のみ有効です。一度短波放送を廃止してしまうとそうでなくなった時の通信手段がなくなってしまいます。

◎日本陸軍の通信諜報戦 〜北多摩通信所の傍受者たち〜
 今まで秘密のベールに包まれていた日本陸軍の北多摩通信所(現在の東京都小平市と東久留米市の境付近にあった)について、BCLでもあり、この分野に詳 しいジャーナリストの鳥居英 晴氏が地道な調査を行いその全貌を描き出した「日本陸軍の通信諜報戦 北多摩通信所の傍受者たち」が発行された。内容は1部(初期の電波傍受: 高速度受 信所の建設、小規模な傍受組織、第一次拡張工事、日米開戦を傍受、二人一組の通信傍受、小野・岩槻などに分遣隊を派遣、少年軍属の採用、二世がボイスを傍 受、B-29を集中監視)、2部(特情機関、公安調査庁)に分かれ、1部では当通信所において米国の特殊爆弾による広島攻撃の予告放送を事前に傍受してい たが、「特殊爆弾」が「原子爆弾」であるとの知識がなかったために活用されなかった事が明らかにされている。A5版79ページ、けやき出版、\1,029 (税込)。(JSWC 平原哲也氏)



 

◎RNWのwebサイトへDDos攻撃  〜粉の入った手紙も
 5月4日の05:00頃より、Radio Netherlands Worldwide(RNW)のwebサイトがDDos(Distributed Denial of Service)攻撃を受けてアクセス不能となった。この攻撃は無数の処理要求信号を送信してシステムを麻痺させるもので「rnw.nl」のドメイン全体 に対して行われた。処理要求が多過ぎる場合は要求をモバイル用サイトに転送する仕組みになっているが、今回は処理要求の数が多すぎてモバイル用サイトも麻 痺した。モバイル用サイトはこの仕組みを解除した結果回復した。通常のwebサイトも対策を施した結果、攻撃は間断なく継続しているもののアクセス可能と なった。どこから攻撃が行われたかは判明していない。(MN 5/4)
  5月10日RNWにアルジェリアで投函された不審な手紙が届いた。中には手紙と粉が入っていたため、分析のために警察に渡された。RNWはアルジェリア向 にはアラビア語放送を実施している。Jan Hoek局長は「我々は言論の自由が制限されている地域に向けて偏らない情報を提供している。今のところこの手紙が先週のサイト攻撃と関連があるかどうか 分からないし、それを詮索するつもりもない。今後も事実を伝えるのみだ。」と語った。(MN 5/10)
 警察の捜査で白い粉は有害物質ではないことが判明した。また脅迫めいた手紙が入ってた訳ではなかった。警察では手紙を発信した人物について慎重に捜査を 進めている。(MN 5/11)

◎Radio Fly情報続報
 米国のRon Howard氏がTabubil駐在のRadio Fly technicianであるRoseanne Kulupi女史より受け取ったメールによると、女史は4月29日にTabubilより85マイル離れたKinungaにある同局の短波送信所に出掛け た。 目的は3kVAの無停電電源が3月に故障したためで、メーカーから技術者が修理に来るまでの間臨時に500VAのものに取り替えるためである。容量が小さ いために電源が落ちると短時間しか持たないが、安定化電源としての役割もあり過大電圧が来た時の機器の保護にも役立つそうである。
  米国のBruce Porzer氏が女史より受け取ったメールによると、Radio Flyの3915kHzの方は送信機の故障で停波中である。修理に出した送信機は時機に戻ってくるので、5月中にはこの周波数でも再開出来そうである。 QSLカードは印刷屋に発注中であり、印刷屋から届き次第発送したいと考えている。(DXLDyg 5/4)

◎台湾からベトナム向民主派放送 2版追加
 5月11日より、ベトナム民主化財団(Foundation for Democracy of Vietnam)は毎日23:30-24:00に中波の1503kHzでベトナム向に放送を開始する。この時間帯・周波数はBBC-WSのベトナム語放送 が3月迄放送していたものを受け継いだ。送信所は台湾屏東県の枋寮(ファンリャオ)にあり出力は600kW、247度の方向に送信する。同送信所はRFI のクメール語放送、ベトナム向けRadio Chan Troi Moi、Family Radioも使用している。仲介はWRMIのJeff White氏とPCJ RadioのKeith Perron氏である。(MN 5/3)
 上記のベトナム語放送の局名が富山出身で香港在住のDXerと福永光洋氏の協力で判明した。富山出身で香港在住のDXerが6月2日の23: 30に受信した音声ファイルを福永氏が分析したところ、行進曲風のコーラスに続き"Day la dai phat thanh Dap Loi Song Nui tieng noi ----"とのアナウンスが聞き取れ、局名は「Radio Dáp Lòi Sông Núi」であることが確認された。放送主体は民主化団体というより旧サイゴン政府系の亡命軍人関係の模様である。http: //www.lldtcntq.org/にこの放送のアーカイブが上がっている。(NDXC 長谷川清一氏)「山河のささやき」というような意味と思われ ます。団体のマークにも「山河」が描かれています。



◎WTWWが新送信機から試験送信
 米国のGlenn Hauser氏がWTWW局のGeorge McClintock氏から電話で聞いたところによると、同局に3基目の短波送信機が納入され、12100kHzで出力20kW、変調度50%で試験放送 を実施している。最終的には100kWを出す予定である。3号機は欧州向の40度のビームアンテナに接続されており、現在休止中の2号機より先に本運用に 入ると見られる。本運用では15MHz帯が使用される可能性もある。同局では更に送信機を増備して中国語放送も行う予定であるという。(DXLDyg 5/4)
 
◎オマンが新アドレス
 ドイツの Sebastian Arndt氏によると、Radio Sultanate of Omanの住所が以下のように変更されている。新住所は P.O.Box 397, P.C. 113 Muscat, Omanである。(WWDXC TP 1013)

◎聴取者からの寄付がないとやって行けないRadio New Zealand
  英国のMike Terry氏が「NZ Herald」紙の報道として伝えたところによると、Radio New ZealandのRichard Griffin会長は国会の「Commerce Select Committee」に対して、現在の予算のままで、広告放送なしでやって行くには聴取者から寄付を募らざるを得ないと述べた。氏は広告の実施を考えてい たが経営委員会で否決されたためで、寄付を集める団体を設立したいとしている。人員や番組の削減を避けるためにはこの方法しか残されていないという。さも ないと来年か再来年には倒産するとしている。(DXLDyg 5/5) ニュージーランドでは受信料制度が1999年に廃止され、すべて国庫からの支出で賄われています。

◎ウルグアイのRadio Universo短波放送l復活
 ウルグアイのRadio Universo(在Castillos, Department of Rocha)が6055kHzで短波放送を復活した。アルゼンチンのEnrique Wembagher氏とArnaldo Slaen氏がDXペディション中の5月8日に発見したもので、コールサインはCWA148、中波の1480kHzとパラである。同局のHP(http: //wwww.universoam.com)にはアフリカ、北米の大半、欧州、アジア(インド・中国)をカバー範囲とする壮大なサービスマップが掲載さ れている。番組は音楽、娯楽、スポーツ、ニュースなどである。同局のE-mailはam1480 @ adinet.com.uy、電話は+598 475 8054、QTHは 18 de Julio 1322, 27200 Castillos, Uruguayである。(DXing.info 5/12)

Radio Universoの壮大なサービスマップ!



◎Radio Symban放送時間を限定
 オーストラリアのJohn Wright氏によると、同国のRadio Symban(2368.5kHz)は400Wで放送しており、海外からも多くの受信報告を受け取っている。同局はオーストラリア国内への放送を強化した いと考えているが電気代の財源が乏しいため、やむなく放送時間を15:00-21:00に限定せざるを得なくなった。現在送信機は自動タイマーによりこの 時刻のみ放送している。現在の放送に対してはオーストラリア国内からの受信報告を求めている。宛先はE-mailならばsymban @ radiosymban.com.au、電話は+61 423 333 978。John Wright氏自身も受け付ける(E-mail dxer1234 @ gmail.com、電話+61 416 766 490。(DXLD 1118)

◎WWRB局商業局に変身して時間売り
 米国のGlenn Hauser氏がWWRBのDavid L. Frantz局長に聞いたによると、同局は最近宗教局から商業局にくら替えした。同局ではスタッフへの宛先に修道士(brother)とか修道女 (sister)の肩書を書かないように求めている。また今までは宗教団体に無料で放送時間を割り当ててきたが、今後は有料で宗教団体(1時間$65、 30分$33)、政治団体等(料金は応相談)に時間売りを行う。現在使用中のGlobal-ONE送信機では夏期には5050kHz、冬期には 2390kHzを使用する。3215kHz、3195kHzも併用して今後は「世界放送」を実施する。今後15MHzでも放送を行う計画である。アンテナ は45度の打ち出し角度を持つロンビック型である。(DXLDyg 5/9) 同局のHPには「Airline Transport Communications社の子会社」と記述しています。

◎BBC World Serviceに英国内でも多数の受賞
 英国のMike Terry氏によると、解体の道を歩むBBC World Serviceは英国内でもリスナーが多いらしく、英国内の放送イベントにおいて次のような賞を獲得している。
 「BBC World Service Sport 」はsportsworld部門の「Best Sports Programme」銀賞を受賞。「BBC World Service News and Current Affair」はnewshour部門の「 Best News and Current Affairs Programme」銅賞を受賞、「BBC Audio and Music Factua」(ウズベク語サービスの番組)はworld stories部門の「Best News Special」銅賞を受賞している。詳しくはhttp://radiotoday.co.uk/news.php?extend.6979.2参照のこ と。(DXLDyg 5/10) 受賞の対象となる「優れた放送」と「儲かる放送」は内容が違う筈で、BBCは「儲かる放送」中心に価値観を変えたということです。

◎ジンバブエ3外国局を「違法局」の認定
 ジンバブエのメディア情報広報長官George Charamba氏は国外から放送している「海賊局」は「違法」であると発表した。「違法」とされた局はStudio7を放送するVOA、Voice of People、Shortwave Radio Africaの3局である。長官は駐ジンバブエ米国大使Charles Ray氏に対して「違法」であると警告した。「違法」の理由はジンバブエ国外から、ホスト国の法律に基づいて放送を行っていることで、これは同国の法律で 禁止している「ジンバブエに向けた他国政府による放送」に該当するとしている。同国の法律ではそれらの諸国政府に放送を止めさせることができるとしてい る。(MN 5/11) 勝手な法律ですね。

◎AIR地方局等のwebサイト一覧
 インドのAlokesh Gupta氏によると、5月2日現在のAIR地方局等のURLは以下の通り。
  All India Radio - Agartala (Tripura) <www.airagartala.org>
  All India Radio - Ahmedabad(Gujarat) <www.airahmedabad.in>
   All India Radio - Allahabad (UP) <air.iiita.ac.in/>
   All India Radio - Aizawl : <airaizawl.in>
   All India Radio - Bhawanipatna(Orissa) <www.airbpn.org>
   All India Radio - Cuttack <www.aircuttack.com> ( <www.airctc.com> より変更)
  All India Radio - Haflong <www.airhaflong.org>
  All India Radio - Imphal (Manipur) <cicmanipur.nic.in/html/air_imp.htm>
   All India Radio - Jaipur (Rajasthan) <www.airjaipur.com>
   All India Radio - HPT Malad, Mumbai <www.airhptmalad.org.in/> ( <www.airhptmalad.com> より変更)
   All India Radio - Panaji (Goa) <www.airpanaji.gov.in>
   All India Radio - Rampur (UP) <rampur.nic.in/air.htm>
   All India Radio - Shillong <www.airshillong.org>
   All India Radio - Thiruvananthapuram <www.airtvm.com>
   All India Radio - Kolkata (非公式) <www.freewebs.com/airkolkata/>
  インド情報放送省 <mib.nic.in/>
  Prasar Bharati <prasarbharati.gov.in/>
  All India Radio - 新Portal <newsonair.com/>
  All India Radio - メインWebsite <www.allindiaradio.org>
  All India Radio - Vividh Bharati <vividhbharati.weebly.com/index.html>
  All India Radio, Central Sales Unit, Mumbai <csuair.org.in/>
  All India Radio, Civil Construction Wing <www.ccwprasarbharati.nic.in>
  All India Radio - Staff Training Institute <stitairdd.org/>
  All India Radio - Regional Staff Training Institute, Bhubaneshwar <www.rstitbbsr.org/>
  All India Radio - Childrens Programme <childrensection.tripod.com/>
  URLが消滅した局はJhansi、Rohtakの各局。
(WWDXC TP 1014)

AIR-AizawalのHP



◎サモアが日付変更線を変更 〜究極の「日出ずる国」に
 オーストラリアのWilliam Hague氏によると、サモアのTuilaepa Sailele首相は日付変更線を現在よりも東にずらして世界で最も遅い時刻の国から、最も早い時刻の国に変更すると発表した。変更は今年の12月29日 に実施され、その日よりサモアの日付は1日進んで、オーストラリアやニュージーランドと同じになる。ただし西隣の米国領サモアは依然として日付変更線の東 側であるため行き来をすると1日日付が遅れたり進んだりするため誕生日や結婚記念日の日付が両国で異なることになるので注意が必要とされている。 (WWDXC TP 1014) 中波/FM DXerは気をつけて下さい。

◎Radio Azadiも本格的モバイル対応に
 RFEのアフガニスタン向放送Radio Azadiはアフガニスタン国内の携帯電話ユーザーの増加に対応して、モバイル放送やSMSニュースサービス等のモバイル対応を5ヶ月前に開始した。開始 後現在までに登録受信者は20万人を突破した。また携帯電話利用者はRadio Azadiに携帯電話で撮った写真やビデオも送付できるようになった。更に携帯電話からのメッセージを放送する番組も設けた。アフガニスタンの携帯電話普 及率は57%で、全国民2900万人の内1700万人が使用している。(DXLD 1118)

携帯電話でRadio Azadi(Radio AzadiのHPより)



◎ St. Petersburgの Russian Television and Radio Broadcasting Networkが特別短波放送+記念ベリ予定
 ロシアのMikhail Timofeyev氏によると、St. Petersburgの Russian Television and Radio Broadcasting Networkは同局の発足10周年とロシアでのTV放送開始80周年を記念して特別QSLカードとペナントを発行する。来月にQSLの対象となるSt. Petersburg各局による特別短波放送「SW-marathon」(最低1時間、最高24時間)の詳細計画を発表する。(DXLD 1118)

◎PAL Radio Guide最新版発行
 アジア・太平洋地域の中波局及び短波局の情報を網羅した「PAL Radio Guide」の最新版(2011年版)がニュージーランドのRadio Heritage Foundationから公開された。前年版と比べて中波局の部分の情報が増加している。編集は米国シアトル在住のBruce Portzer氏。http://www.radioheritage.comより検索することができる他、ファイルで受け取ることも可能。(MN 5/14)

◎Radio Free Europe創立60周年記念
 Radio Free Europe(RFE)はこの5月で創立60周年を迎えた。その記念式典が本部のあるチェコで行われた。チェコのPetr Necas首相は「RFEは共産主義の情報バリアを打ち破ってくれた。」、スロバキアのIveta Radicova首相は「RFEはいつも真実を伝えたことが心に残っている、共産主義体制下の個々の家庭に小さな自由の島をもたらしてくれた。RFEの報 道姿勢は共産主義が終わりチェコ語やスロバキア語の放送が無くなった後にも良い影響を残している。」と語った。共産主義が終わったあとのRFEはロシア、 ベ ラルーシ、イラン、イラク、アフガニスタン、パキスタン向に放送を続けており、21ヵ国に向けて28言語で放送、2000万人のリスナーを有する。同局の John O’Sullivan副社長は「我々の使命は専制政治、戦争、テロの恐怖にあえぐ人々に生きてゆくのに最低限必要な情報を届けることである。残念なことだ が使命の達成にはほど遠い状況である。」と語った。60周年記念の特別webサイトがhttp://www.rferl.org/info/60+ years/1355.htmlに開設されている。(MN 5/14)



◎BhutanのQSL連絡先
 NASWA Journal5月号によると、Bhutan Broadcasting Serviceは現在もE-QSLを発行しているが、現在の発行者はTransmission HeadのNgawang Dorji氏で、同氏のE-mailアドレスはngawangdorji23 @ gmail.com、またはSherub Tharchen氏(sherubt @ bbs.com.bt )経由でも可。(DXLDyg 5/15)

◎第2回国際ラジオ祭6月に開催
 米国のJohn Figliozzi氏によると、ラジオの力を再評価してラジオ界を元気づける催し「第2回国際ラジオ祭」(International Radio Festival)が来たる6月9-19日にスイスのZurichで開催される。世界から30局の放送局が参加し、50番組が会場から生放送される。同時 にラジオ界を元気づけるフォーラムも開催される。(DXLDyg 5/17)詳細はhttp://www.irfzurich.ch/266参照のこと。




◎PRO-1AとALA1530対決 ALA1530に軍配
 米国のGuy Atkins氏は米国Pixel Technologies社のRF PRO-1Aアンテナと英国Wellbrook社のALA1530アンテナについて数ヶ月間にわたり各局を受信したときの信号雑音(S/N)比の比較を 行った。測定にはPerseus受信機のスペクトラムアナライザー機能を使い、長波・中波・短波帯での受信比較を行った。その結果としてはALA1530 の方が若干S/N比が良好であった。その詳細なレポートは http://www.wellbrook.uk.com/reviews/ALA1530-vs-RFPRO-1AReview.pdfで入手できる。 (DXLDyg 5/17)

◎WRTH A-11 Bargraph Frequency Guide CD発行
 A-11スケジュールを元に周波数別スケジュールを24時間分カラーグラフ表示した、「WRTH A-11 Bargraph Frequency Guide」がCD-ROMの形式で発行された。送料共£9.99で、http://www.wrth.comより直接注文できる。(WRTH) 今後半年に1回発行されるようです。

◎バングラデッシュ短波増強は2012年
 オーストラリアのIan Baxter氏が、Bangladesh Betarの技術部に確認したところ、現在設置作業中の250kW新短波送信機がKabirpur送信所で稼働するのは2012年の6月となる。 (DXLD 1120) それ迄はバングラデッシュからの短波はおあずけのようです。無くなってしまうよりずっと増しですが。

◎NASBの短波聴取者調査の結果
 NASB(National Association of Shortwave Broadcasters: 全米短波放送局連盟)は昨年5月より1年間web上で全世界を対象とした短波聴取者調査を実施した。5月14日にカリブ海クルーズ船 Royal Caribbean's Majesty of the Seasの船上で行われたNASB年次総会でその結果が発表された。それによると調査の回答者は約1300人で、大半は北米、欧州の聴取者であったが、ア ジア及びオセアニアからもある程度の数の回答があった。回答者の約半分はアマチュア無線家であった。また97%は男性であった。短波放送ではニュース・解 説・文化番組を聞いているいる人が大半であった。宗教番組を聞いている人の割合は7%であった。最も受信頻度の多い放送局はBBCであった。詳細は http://www.shortwave.orgに発表される。(NASB Press Release 5/19)

◎NASB年次総会カリブ海上で開催
 NASB(National Association of Shortwave Broadcasters: 全米短波放送局連盟)の年次総会が5月13-16日にMiamiからBahamaに向かうカリブ海クルーズ船Royal Caribbean's Majesty of the Seasの船上で開催された。参加者は米国、フランス、英国、フィンランド、中国等から総計21名であった。船上での総会開催はNASB創設以来初めてで あった。5月13日には中国のCui Litang(崔哩糖?)氏から同国のジャミング戦略について、米国HCJBの世界技術センター のJohn Wineman氏から携帯DRM受信機について、14日にはフィンランドFDXAのRisto VahakainuからフィンランドのDXについて、フランスTDFのJerome Hirigoyen氏より同社の短波送信施設について、15日には米国WYFR局及びWRMI局について、フランスDRM ConsortiumのMichel Penneroux氏よりDRM受信機の開発・発売状況について、米国World Christian BroadcastingのRex Morgan氏より中南米向短波放送・マダガスカルからの新短波放送についての講演が行われた。最後に新しい役員を選び、更に次回の開催場所を決定して閉 幕した。次回の年次総会は2012年5月11・12日の両日WashingtonのRadio Free Asiaで開催される。(NASB Press Release 5/19)

◎RZNIに予算つく
 Radio New Zeland International(RZNI)の2011-12会計年度の予算はNZ$190万で確定した。予算は昨年と同じだが、米ドルの下落で米ドル換算で は昨年より20%増となっている。ニュージーランド政府はRadio lの予算を3年間凍結する方針なので、少なくとも2015年まではRZNIは短波放送を継続可能である。但し職員の賃上げ率が年間2-4%であるの でその分が圧迫される恐れはある。RZNIは短波送信のDRM化を打ち出しているが、現在2台ある100kW送信機の内の1台は設置後21年を経たアナロ グ短波送信機である。しかしそれを新型に置き換える費用は考慮されていない。費用削減のためRZNIでは送信出力を50kWに落として、カバーできない分 は現地放送局17局への番組配信で切り抜けている。(Radio Heritage Foundation)

◎WYFR予告の5月21日に終末来ず
 米国のDan Hensley氏によると、同国の宗教局WYFRは「5月21日に世界の終末が来る」と放送してそれに備えた寄付を募っていたが、世界的に5月21日には 終末 は来なかった。同局の放送も継続されており、同局では終末が先(10月21日)に伸びたとして更なる寄付を要請している。FCCでは流言飛語に対しては法 律に 基 づき免許の停止を検討している。(DXLDyg 5/22) 
   WYFRは5月21日以降の番組を製作していなかったのかトランペットの開始音楽に続いて開始アナウンスが入る以外はノンス トップで賛美歌 等を流しているだけで番組になっていない。
5月25日のBabcock中継波は中継時間全てVTmusicを流していた。(NDXC 長谷川清一氏) 5月21日終末説を強力に主張していた局オーナーのHarold Camping氏は局に姿を見せなくなっtいましたが、6月9日に心臓発作を起こし病院に担ぎ込まれたとのことです。5月22日以降は言語に拘わらず音楽 のみを流し続けており、「終末」以降の番組を用意していなかった模様。

5月23日まで同局のHP冒頭に掲載されていたカウントダウンのメッセージ



◎Ozy RadioよりE-QSL
 米国のDave Valko氏は2310/5050kHzで放送しているオーストラリアのOzy Radioから簡単なE-QSLを受け取った。宛先はozyradio @ iprimus.com.auである。(HCDX)

◎TDP仲介の新局・新サービス
 ベルギーのTDPの仲介により、以下の新局・新サービスが開始された。
 エチオピア向秘密局 Radio Democracia: 日曜 21:00-22:00 21555kHz (Samara 250kW 188度) 東アフリカ向アムハリ語
 ウガンダ向秘密局 Radio Ndiwulira: 水・日曜 02:00-02:30 17770kHz (Samara 250kW 188度)   東アフリカ向Luganda語 (5月22日開始)
 Disco Palce印度向DRM放送: 毎日 00:30-01:30 15775kHz (Issoudun 35kW 90度) アジア向
(DX MIX NEWS 5/23)

◎WYFRがLuba語放送開始
 噂のWYFRが5月18日よりBABCOCK社Ascension送信所(250kW)より、新たにLuba語放送を東アフリカ向(85度)に開始し た。時間は02:00-03:00 17545kHz。これに伴い同周波数で01:00-03:00に行われていた英語放送は01:00-02:00に短縮された。(DX MIX NEWS 5/23)

◎VOAから新サービス「VOA Direct」
 VOAはKIT digital社と新サービス「VOA Direct」の配信システム供給契約を行った。「VOA Direct」とは38ヵ国の1400局に対してインターネット経由でVOAから音声・ビデオ映像・web内容等を直接配信する仕組みで、携帯電話やタブ レットPCで配信を受けられる他、これまでの衛星経由の配信に比べて飛躍的にコストを削減することができる。(MN 5/24)

◎Radio Nord Revival Projectに短波周波数正式割当
 スウェーデン郵電省はRadio Nord Revival Projectに対して短波周波数を正式に割り当てた。割当られた使用可能周波数と使用許可時間は以下の通り。
 7320kHz  15:00-18:00 20:00-01:00
  7360kHz  15:00-23:00
  7485kHz  13:00-05:00
  9340kHz  13:00-05:00
  9930kHz  13:00-05:00
  9940kHz  13:00-05:00
 出力は10kWで、送信機の設置場所はSala。これらの周波数を使用した送信が行われる場合は事前に通告する。この周波数割当にはTERACOM のIngemar Larsson氏が奔走した。
(Radio Nord Revival HP) この時間内、この周波数の何れかで放送して良いという意味です。時々行われる試験送信の時にこの範囲で使われます。5月28-30日には7485、 9940kHzが使用されました。日本でもキャリアを確認できたとのことです。

◎サウジアラビアはイスラム布教にFM・短波・インターネット
 サウジアラビアのSaleh Al-Asheikhイスラム相は、イスラム教の布教にインターネットやFM放送が有用であることを強調した。氏によればアフリカ、東アジア、東南アジア の国々では「FM放送が短波放送とともにイスラムの教えを拡げるには有用であることがわかった」とし、「FM(中継)放送は衛星放送よりも小さなコストで 多くの人々に届く」とその意義を強調した。(MN 5/26)

◎RUIがウクライナ語放送突如中止
 ウクライナの Aleksandr Diadischev氏によると、Radio Ukraine Internationalは5月25日に突如ウクライナ語放送を中止し、webサイトからもすべての情報を削除した。他の言語の放送は継続されている。 (DXLDyg 5/26)  23:00-02:00 9420kHzでした。残るは英語・ドイツ語・ルーマニア語(中波のみ)です。

◎WRTH2011 国際放送サプリメントA-11第2版発行
 5月13日に発行された「WRTH 2011 Int. Radio Supplement2」(国際放送局のA-11スケジュールを掲載)の第2版(Ver.2)が5月27日に公開された。第1版から変わった箇所は赤字で 示されている。http://www.wrth.comよりpdf形式で入手可能。(赤林)

◎ペルーにも拡張AMバンド局
 AM拡張バンドの1640kHzにペルーのRadio Onda Ceroが出現して欧州のDXerを驚かしている。この局はCuzco県Chumbivilcas郡Chamaca村から放送している。スウェーデンの Torolf Johnsson氏が最初に気づき、大家であるHenrik Klemetz氏が詳細に確認した。局のDavid Torres Boza氏からの情報ではChamacaはアンデス山中の標高3800mの地点(富士山のてっぺんと同じ高さ!)になる人口500人ほどの村である。同局 はペルーのOnda Cero Networkとは独立した局であるとのこと。(DXing.info 5/12)

◎BCL-LOOP5.0一般頒布開始
 兵庫県のDXerであるニックネームsj30氏は、自身で設計製作したSW/MW/LW用非同調ループBCL-LOOP5.0の一般頒布を発表した。 へッドアンプと電源インターフェース込みで\13,000である(電源・エレメント・同軸ケーブルは自分で用意する)。詳細はhttp: //blog.goo.ne.jp/shin749r/e/66eafc3993b9cc2d8a2e2aafe8143e89参照の上メールで問い合わ せること。また同機の開 発中の様子やモニターレポートはblog「ガレージ ド・グウ」http://blog.goo.ne.jp/shin749rに掲載されている。静粛な アンテナで中波DXerの間でも評判が良い。(NDXC 長谷川清一氏) 成熟した日本の底力が見えるような感じがします。



□速報!臨時防災FM局情報  6月1日現在 2版更新
周波数・局名(申請者)・送信出力・(送信者)・コールサイン(JOYZ-XX)・放送免許認可日・状況等

東北地方 *総務省「東北総合通信局」HPより+JCBA日本コミュニティ放送協会HP より
●岩手県
76.7MHz 山田災害臨時ラジオ 10W = (IBC岩手放送) 3月17日付
77.4MHz みやこ(宮古市) 20W JOYZ-2U 3月19日付 *同局ブログによると、09時30分〜13時、14時〜16時迄放送。Ustreamチャンネル有。http: //www.ustream.tv/channel/miyakofm774
77.4MHz みやこ(宮古市) 10W JOYZ−2AJ 田老=たろう 5月31日付 *同市内田老に上記JOYZ-2Uの中継局設置
78.5MHz おおふなと(大船渡市) 30w JOYZ-2Z + 80.5 20w=(大船渡+陸前高田市) 3月28日付  *旧三陸町へのエリア拡大で、送信所設置場所を変更。奥州FMが支援。
86.0MHz かまいし(釜石市) 30W JOYZ-2AC = (釜石市) 4月7日付

●宮城県
76.4MHz いしのまき(石巻市) 100W JOYZ-2S = (R.石巻) 3月16日付  *同局HPによると、朝9時〜夕方18時を目安に放送中。
76.7MHz とめ(登米市) 100w 2Q =(はっとFM) 3月16日付
78.1MHz しおがま(塩竃市) 100W JOYZ-2T = (Bay FM) 3月18日付
77.9MHz いわぬま(岩沼市) 100W JOYZ-2Y = (FMいわぬま) 3月20日付
80.7MHz やまもと(山元町)・りんごラジオ 30W JOYZ-2W = (山元町) 3月21日付 *JCBAによると、FMながおか が支援。局公式ブログ http://ringoradio.cocolog-nifty.com/blog/
77.5MHZ けせんぬま(気仙沼市) 30W JOYZ-2X = (はっとFM) 3月22日付 * 河北新報によると、はっとFMが支援。
79.2MHz わたり(亘理町)・FMあおぞら 30W JOYZ-2Y = (亘理町) 3月24日付 * 4月2日78.6MHzから周波数変更。* JCBAによると、FMながおか が支援。7時〜19時放送。
80.1MHz なとり(名取市) 50W JOYZ-2AE = (名取市) 4月7日付
79.3MHz おながわ(女川町) 20W JOYZ-2AG = (女川町) 4月21日付 
76.8MHz けせんぬまもとよし(気仙沼市) 20W JOYZ-2AH = (気仙沼市) *気仙沼市内2局目
80.7MHz みなみさんりく(南三陸町) 30W JOYZ-2AI = (南三陸町) ***新規開局 南三陸町役場HP より

●福島県
76.6MHz そうま(相馬市) 30W JOYZ-2AB = (相馬市) 3月29日付
80.7MHz すかがわ(須賀川市) 30W JOYZ-2AD = (須賀川市) 4月7日付 局公式ブログ  http://sukagawa.ne.jp/modules/nmblog/
79.5MHz みなみそうま (南相馬市) 50W 2AF =(南相馬市) 新規開局 4月15日付。南相馬市役所 HP http://www.city.minamisoma.lg.jp/shinsai2/fm.jsp  4月16日より開始。

***臨時防災FM放送局から通常運用に戻った局。
●秋田県
77.4MHz よこて(横手市) 20W = 横手かまくらFM *同局ブログによると、30日夕方18時に防災FM放送終了。4月1日正式に「横手かまくらFM」として開局。サイマルラジオ有。
●岩手県
78.7MHz おうしゅう(奥州市)150W =(奥州FM) 3月12日付 *3月29日より通常運用へ。
77.8MHz はなまき (花巻市) 100W =(FMOne) 3月11日付 *4月3日より通常運用へ。
●福島県
77.5MHz  いわき(いわき市) 100W JOYZ-2AA = (Sea Wave) *5月27日日中で同波は廃止。同局HP上では、廃止の告知が無いが、聴取したサイマル放送では、「廃止した」事をアナウンスしていた。「Sea Wave」は従来通り76.2MHz (20W)で送信中。
76.2MHz ふくしま(福島市) 100W = (FMPOCO) 3月16日付 * 3月25日より、通常運用へ。
***廃止になった局
●宮城県
79.4MHz おおさき(大崎市) 50W JOYZ-2P 3月15日付  *5月15日午前11時廃止。
●福島県
77.5MHz いわき(いわき市) 100W JOYZ- 2AA = (Sea Wave) 3月28日付 *5月27日日中で廃止

関東地方 *総務省「関東総合通信局」HPより
●茨城県
76.7MHz かしま(鹿嶋市) 50W JOYZ-3M = (FM鹿嶋) 3月12日付 サイマルラジオ有
***臨時防災FM放送局から通常運用に戻った局。
84.2MHz つくば(つくば市) 80W JOYZ-3N = (ラジオつくば) 3月14日付 *4月16日午前6時通常運用。

■九州地方 *総務省「九州総合通信局」HPより
●宮崎県
82.3MHz たかはる(高原町) 20W JOYZ-0N= (高原町)3月25日付 *新燃岳による火山灰被害が続いている為。
(JSWC 小林浩氏)



出展略称
 DXLD: DX Listening Digest
 DXLDyg: DX Listening Digest Yahoo Group
 MN: Media Network
 WWDXC TP: World Wide DX Club Topnews
  DSWCI DXW: Danish Shortwave Club International  DX Window
  HCDX: Hard-Core-DX
  JSWC: Japan Shortwave Club
 NDXC: Nagoya DXers' Circle
  ABU: Asia-Pacific Broadcasting Union
 BBG: Broadcasting Board of Govenors
  WRTH: World Radio TV Handbook



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