月刊短波2011年11月号(第5版)
編集 赤林隆仁  時間 JST




◎KBC Radio等多数ががDRM放送実施 〜ブルガリアの放送会社から11/14より Radio Pragueも短波で! 5版 新規
 オランダのKBC Radio等は「DRM MIX」と称するDRMの放送を11月13日より毎週日曜日早朝03:00-06:00に7590kHzで実施する。このDRM放送はブルガリアの Spaceline Ltdが実施会社で、毎週日曜日に7590kHzで色々な局のDRM放送を実施する模様である。KBC Radioの他TWR、AWR Wavescan、HCJB World Radio等が放送予定に入っている。Spaceline Ltdによるとアルメニアの送信会社Radio CJSCのGavar送信所から7590kHz(100kW)で欧州に向けて放送するもので、来る11月20日はRadio Prague., TWR, AWR Wavescanの30分番組と1970年代のヒット曲を放送する予定。受信報告はinfo @ spaceline.bgに送付する。11月13日の放送は送信機の都合で14日に振り替えられたが日本でもラベル表示に成功したDXerが複数いた。 Dailymotion動画も放送された。(NDXC  長谷川清一氏)
 「DRM MIX」はリスナーに色々な局の番組を高音質で受信してもらために企画されたDRMのデモンストレーションである。このプロジェクトはB11のHFCC会 議で発表されたもので、参加各放送局は30分スロットで放送することができ、送信料金は不要である。詳しくはhttp: //www.spaceline.bgを参照のこと。(MN 11/17)

◎EMR/MVBRが特別放送  5版 新規
 MV Baltic Radio(ドイツ)のTom Taylor氏によると、同局は11月6日(日)に続き11月20日(日)にも以下のスケジュールで特別放送を行う。
 17:00-18:00 9480  European Music Radio
  18:00-19:00  9480  MV Baltic Radio(11/6の再放送)
 23:00-24:00  6140  European Music Radio
 European Music Radio(EMR)は20日23:00-21日07:00までの毎日23:00、02:00、05:00、07:00にhttp: //www.emr.org.uk上でインターネット再放送を行う。(MN 11/14)

◎RNWのMadagascar送信所よりスウェーデン旧Hörby送信所送信機の 試験送信実施 5版 新規
 スウェーデンの旧Hörby送信所で使用されていたABB社製250kW送信機が、RNWのMadagascar中継局に移設され、早ければ11月19 日、遅くとも11月21-25日に欧州向に試験放送を行う。
 スケジュールは以下の通り。
 16:00-19:00 21480 オランダ語
 23:00-24:57 21480 英語
 受信報告はrnwmonitoring @ gmail.comに。(MN 11/14 11/16)

◎Radio Waves Internationalが12・13日に創立28周年記念放送  〜日本でも良好に受信される! 5版 追加
 フランスの海賊局Radio Waves Internationalは創立28周年を迎えるため、11月12・13日に以下のように記念放送を行う。
 12日 06:00-08:00 欧州向 6055
 13日 11:00-13:00 米国向 7420  22:30-24:30 アジア向 9895
 
周波数は他に6395、6980、6985、11401kHzで出る場合もある。(DXLDyg 11/4)
 同局からの連絡によるとアジア向けの9895kHz等は送信ブローカー経由の放送で出力100kWでの送信である。送信所および送信ビームはHFCCリ ストから判断すると、リトアニアのSitkunaiから79度である。このアンテナから出ているVOIRIのロシア向けロシア語中継は良好に受信できてい るのでかなり期待はできる。同時 送信を予定の6395、6980、6985、11401kHzは従来の同局の35W送信機による放送。同局のE-mailはrwaves @ free.fr、QTHはR.W.I. - BP 130 92504 RUEIL Cedex  France。受信報告に返信料、IRCは不要とのことである。(NDXC 長谷川清一氏)
  13日に行われた28周年記念放送は日本でも強力、かつクリアーに2時間受信できたが、この放送はVOIRIがロシア語放送に使用しているダイポール CH1/1/0.3Typeビーム79/259度からではなくRFAの中央アジア向に使用しているカーテンアンテナEHR4/4/0.5からビーム79度 を使用して放送された模様である。良好に受信できたのも納得できる。(NDXC 長谷川清一氏)

◎三才ブックスより「BCLラジオ修理読本」発行
 三才ブックスより「BCLラジオ修理読本」が発行された。BCLやラジオマニアの間でいまだに人気の高い名機ソニーICF-5900とナショナル(現パ ナ ソニック)RF-2200を中心として往年のBCLラジオの修理・調整に関して徹底的に解説した。上記2機の他トライエックス2000/ICF- 5500/ICF-6500/CRF-320/RF-1180/RF-2600の修理情報も掲載している。ラジオ修理を専門に手がけている「BCLラジオ リユースTASE」の全面協力で同店に寄せられた修理レポートや不具合が発生した細かい修理情報も記載されており、マニア必携である。A4版、132ペー ジ、総カラーで定価は\2,940。 旧式のBCLラジオを愛好する人も多いが、どうしても経年変化による機能低下が避けられない。 自分で修理するしないは別として情報として手元に置いておく価値があるのではと判断して出版した。 発行部数が少ないので高額な本となったが、このような本を出し続けることも大切と考えている。内容は以下の通り、・私の青春はラジオとともに〜ICF- 5900/RF-2200で過ごしたBCLライフ、・ICF-5900とRF-2200の修理心得〜修理のポイントと基板各部の解説、・カルテ01 ソ ニー  ICF-5900〜電池ブタがない/電球が切れている/マーカーの発振不良、・カルテ02 ソニー  ICF-5900〜バンド切替スイッチの接触不良/ボリュームのガリ/周波数のズレ、・カルテ03 ソニー  ICF-5900〜メインメモリのズレ/スプレッドダイヤルプラス側の感度落ち、・カルテ04 ソニー  ICF-5900〜短波帯の感度低下/スプレッドダイヤルの誤差が大きい、・カルテ05 ソニー  ICF-5900〜基本整備/チューニングメーター不良/受信感度の低下、・カルテ06 ソニー  ICF-5900〜スプレッドダイヤルプラス側で感度低下/周波数のズレ/バンド切替スイッチの接触不良、・カルテ07 ソニー  ICF-5900〜バンド切替スイッチの分解洗浄、・カルテ08 松下電器産業  RF-2200〜SW用バンド切替の接触不良/受信音が途切れることもある、・カルテ09 松下電器産業  RF-2200〜ジャイロアンテナ起立不良/ボリュームのガリ/周波数精度の不良、・カルテ10 松下電器産業  RF-2200〜SW用バンド切替スイッチの不良/メーター指針の塗装が落ちている/FM受信時のガリガリという雑音、・カルテ11 松下電器産業   RF-2200〜周波数のズレ/ジャイロアンテナの動作不良/SWバンドでの感度低下、・カルテ12 松下電器産業  RF-2200〜SWバンドでの感度低下/ロッドアンテナに触ると感度が上昇する、・カルテ13 松下電器産業  RF-2200〜部品取り機の再生、・カルテ14 松下電器産業  RF-2200〜SW用バンド切替スイッチの分解洗浄、・カルテ15  松下電器産業  RF-2200〜ジャイロアンテナの修理、・カルテ16 東芝  RP-2000F〜バンド切替スイッチの分解洗浄、・カルテ17 東芝  RP-2000F〜チューニングメーターの不良/マーカー発振の不良/フィルムダイヤルのズレ、・カルテ18 ソニー  ICF-5500〜アンテナポップアップ機構の不良/チューニングメーターの動作不良/MW、SW受信でガリガリ音が発生、・カルテ19 ソニー   ICF-6500〜SWバンドの感度低下/アナログメモリの傾き/外部アンテナ端子の破損、・カルテ20 松下電器産業  RF-1180〜落下による筐体の破損/周波数メモリのズレ/タイマーが不動/SWバンドの受信感度が低下、・カルテ21 ソニー  CRF-320〜音が出ない/メモリ板が空回りする/FMバンドの受信感度低下/周波数のズレが大きい、・カルテ22 松下電器産業  RF-2600〜バンド切替スイッチの接触不良/ナロー・ワイド切替スイッチの不良/SWバンド全体の受信感度低下、・プロが使う測定器、工具、ケミカル を拝見。(三才ブックス)「私の青春はラジオとともに」に小生も含むJSWCerが寄稿しています。

表紙にはICF-5900とRF-2200が



◎KTWR が送信機能強化記念DRM送信 4版 新規
 
 ドイツのHansjoerg Biener博士によると、TWR社長のLauren Libby氏はGuamのKTWRにある設置後33年を経た100kW短波送信機2台を250kW2台(Thompson社製デジタル送信機)に置き換え たと発表した。250kW送信機の火入れ 式は11月18日に行われ、22:30-23:00に15400kHzで実況中継される他、http://www.twr.org上でや米国内の他のラジ オ局でも中継される。(WWDXC TP 1039)
 インドのAlokesh Gupta氏によると、KTWRは来る11月18日(金)に行われる新送信機火入れ式の式典に合わせて同日の18:00-18:15に17640kHz (75kW)で、記念 DRM放送を実施する。(DXLDyg 11/10)

◎再び日本向に海賊局集中試験放送 〜11/5・6に計画 4版 追加
 FinlandのパイレーツDXer、Harri Kujala氏が再度パイレーツ(海賊)局の日本向試験放送を11月5、6日に計画している。どんな局が参加するのか?詳しい時間等は今後決まるので、詳 細 は以下のwebページを参照のこと。http://www.hkdx2.blogspot.com。先回の試験放送では、日本各地で受信できQSLを得た 方も多かった。
 この試験放送は10-28MHz帯を使用して11月5日(土)、6日(日)両日に行われるもので、スケジュールは17:00-21:00が欧州・アジ ア・日本向、21:00-01:00が欧州・米国向である。Harri Kujala氏(E-mailはHarriku @ dnainternet.net)によれば津波に打ちひしがれても懸命に生きる日本の人々に感銘を得た、この試験放送で更に前向きになって欲しいとの願い がこもっているという。参加局はオランダ、英国、フィンランドの海賊局の他、米国、他の欧州各国、日本も予定している。そのリストは近々発表される。(岡 山県 しんぞう氏、埼玉県 シエスタ氏)(NDXC 長谷川清一氏)
 日本向けテストは21MHzの状況が良くかなり多くのDXerが各局を受信し た。特にCupid Radio-21460kHzは良好で21470kHzのBBCの英語より強力に入っていた。詳細はHarri氏のblogに掲載されている。(NDXC  長谷川清一氏)
  11月5日現在以下の10局が確定しています。4)は米国から参加する予定でしたが、送信機が故障して急遽取り止めとなりました。
 1) BALTIC SEA RADIO - Scandinavia - 18950/21550kHz - LSB (80/200 W)  日本向 17:00 21550 80W 19:00 18950 200W  米国向 23:00 18950 200W
 
2) OLD TIME RADIO - Scandinavia - 15008kHz - AM (500W)  日本向 17:00-18:00 (6日のみ) 米国向 23:00-24:00
 3) CUPID RADIO - Holland - 15065 (または15070) / 21460 (または21465) kHz - AM  5日 17:00-18:00 21460 日本時間の夜間 15065または21460 6日 16:30-18:00 21460
 5) RADIO SCOTLAND - Holland - 15060 または 15080 /15090 / 15305kHz - AM  5日 18:00-19:00 23:00-24:00  6日 18:00-19:00
 6) SPACESHUTTLE RADIO - Scandinavia - 13mb -AM(50/150W)  6日 17:00
   7) RADIO BLACK ARROW - Holland - 21490kHz - AM(80W)  6日 17:00 (14mHダイポールアンテナ、スペイン・フィンランド・日本・ニュージーランド向)
   8) FRS HOLLAND - Holland - 9300kHz -AM  6日18:00-19:00
 9) RADIO POWERLINER -Holland - 15070/15807kHz - AM(他に11485kHz) 18:00-19:00  22:00-23:30
 10) RADIO BORDERHUNTER - Holland - 15800kHz付近 6日 00:00-01:00 16:00-17:00 19:00-20:00 24:00-01:00
 11) WR INTERNATIONAL -UK - 12257kHz -AM(35W) 6日 18:00 (特に参加しないがこの時間には放送する)


◎Radio BulgariaのDRM送信は11月いっぱい  5版 修正
 Radio Bulgaria技術部のVentsislav Georgiev氏によると、同局は11月30日までSofia Kostinbrod送信所より以下のスケジュールでDRM送信を行う。何れも欧州向、306度、出力50kW。
 月−木 19:00-22:00 11600 Horizontの番組(ブルガリア語)
 金 14:00-17:00 6000 Horizontの番組(ブルガリア語)
 毎日 01:00-02:00 11600 ロシア語
 毎日 02:30-03:00 9600 ドイツ語
 毎日 03:00-03:30 9600 フランス語
 毎日 03:30-04:00 9600 英語
 土日 16:00-19:00 11600 Horizontの番組(ブルガリア語)
  土日 19:00-19:30 11600 Euranetの番組
 ブルガリア語以外の放送に対する受信報告はE-mailでfrequencies @ bnr.bgに。またブルガリア語の番組に対する受信報告はfrequencies @ bnr.bgに送付して欲しい。(WWDXC TP 1040)

◎Hamburg Local Radioが試験送信  3版新規
 ドイツのHamburg Local Radioは11月5日の16:00-24:00に7265kHz(Goehren送信所1kW)で試験送信を行う。MBV Baltic Radioの協力で行うものである。受信報告は同局(m.kittner @ freenet.de)またはMV Baltic Radio(info @ mvbalticradio.de)に。(WWDXC TP 1039)

◎タイの洪水でBBC Nakon Sawan中継局に被害  3版 新規
 インドのAlokesh Gupta氏によると、10月30日にBBCのNakhon Sawan中継局は音楽のみを流したり、通常の放送を行わなかったりした。その後放送は正常に戻った。BBCに問い合わせたところ、同中継局は水害の被害 を受けており、急遽周波数の(他中継局への)切換を行ったとのことである。(WWDXC TP 1039)

◎ELCOR送信機の不調について 
2版追加
 米国のGlenn Hauser氏がDallasで開催されたHFCC会議で得た情報では、コスタリカのELCOR社送信機から出ている5954.2vkHzのRadio Pupublica(キューバ向秘密放送)とRadio Nederlandの5955kHz(14:00 欧州向)との間でビートが生じている問題について、Radio NederlandはELCOR社に品質の良い水晶を提供したが、同社は水晶をつけあぐねていて問題は解決していない。(WWDXC TP 1034)
 コスタリカのRaúl Saavedra氏によればこの送信機はコスタリカProvincia de LimónのCantón de Pococí県Guápiles村に設置されている。(DXLDyg 10/29)

◎北キプロスのRadio Bayak復活
 北キプロスのトルコ系放送Radio Bayrakが6150kHzで復活し15:00すぎに受信されている。(WWDXC TP 1034)

◎Denge Mesopatamiaの7540kHzについて
 米国のGlenn Hauser氏がDallasで開催されたHFCC会議でTDPのLudo Maes氏に聞いた情報では、01:00-05:00のクルド秘密局Denge Mesopatamiaの放送には9月初めより7540kHzに代わって7460kHz(送信所はウクライナ)を使用する予定であったが、Radio Tiranaの混信の恐れがあったため、そのまま7540kHzに据え置いている。クルド地域では7.5MHz以上に同調できない短波受信機が出回って おりDenge Mesopatamiaでは周波数変更を希望していた。(WWDXC TP 1034)
  B11のDenge Mezopotamyaのスケジュールは以下の通り。送信地はウクライナ。
 13:00-24:00  11530 300kW 129度
 00:00-05:00  7540  500kW 129度
(DX MIX NEWS 10/30) B11でもそのまま7540kHzが使用されています。

◎ナイジェリアAbuja新送信所表向き「完成」
 Voice of Nigeriaの発表によると、同局はAbujaに建設中の新送信所が5年の歳月を経て表向きには完成し、大統領が出席して完成式が行われた。しかしその 席で情報通信相は50億ナイラものカネをかけたのであるからもっと工事を進捗させるようにと発破をかけた。同送信所の主幹棟、送信棟、電源棟は本当に完成 し ており3台の短波送信機、2台の1000kVA主幹発電機、内部電源用発電機、固定ビームアンテナ2基、回転ビームアンテナ1基(固定ビームアンテナでは カバーできない中国とインドをカバーする目的)も一応実装されている。ただし完成はしておらず検収・引き渡しが行われていないので、当然支払いも済 んでいない。同国財務省は次の工期には支払いを認める意向である。また送信所に電力を供給する33kV送電線が架設されておらず、大統領の指示で早急に手 配することになった。(WWDXC TP 1034) 実際に電波が出るのはかなり先のことになることでしょう。石油収入に恵まれた素晴らしい国です。

(左)Abuja送信所の回転ビームアンテナ (右)開所式風景 (VONのHPより)

  


◎FRCN Kaduna電力途絶でオフエアー
 ナイジェリア北部で放送しているFRCN Kadunaは送電線の切断で電力供給が絶たれ約一週間放送不能となった。同局では自家発電で放送を回復したが、油が不足しているためその後も現地時間で 午前中の放送は途絶したままである。現在送電線修理の予算がつき復旧作業に入った。送電線は金属泥棒にやられたらしく同国では珍しくないことであるとい う。(MN 10/12)
 米国の Terry L Kruegerは10月27日6090kHzで07:00頃FRCN Kadunaが復活しているのを確認した。(DXLDyg 10/27) 世界有数の産油国なのに油がないのですね。

◎KRTPC Krasnodarが75mbでDRM放送
 ドイツのStephan Schaa氏によると、 KRTPC Krasnodarが最近「亡霊の如く」DRM放送を75mbで開始した。75mb内を徘徊する幽霊の如く3930、3940、3950、3960kHz とめまぐるしく周波数が変化し、ついに3990kHzにも出没した。当然75mbを使用している他の局と混信を起こしている。Wolfgang Bueschel氏によると、同局のQTHは KRTPC Krasnodar, ul. Radio 3a, Krasnodar 350038, Russia、E-mailはkrtpc @ krtpc.ru、FAXは+7 861 275 77 28、URLはhttp://krasnodar.rtrn.ru/である。(WWDXC TP 1034)





◎Radio SymbanのQSL代行

 カナダのEdward Kusalik氏によると、オーストラリアのエスニック局Radio SymbanのQSL代行をARDXCのJohn Wright氏が行っている。同氏の代行窓口E-mailであるdxer1234 @ gmail.comに受信報告を送る。(DXLD 1139)

◎ブラジル中波局リスト公表
 ブラジルのRocco Cotroneo氏によると、ブラジルDXクラブよりブラジル中波局リスト(第8版)が公表されている。html形式(周波数リストのみ)の他、pdf形 式(68ページ)もありpdf形式の方には局のアドレス、URLなども掲載されている。アクセスは http://www.ondascurtas.com/listaom/index.htmに。(DXLD 1139) ポップアップ画面をオフにしておくこと。

◎Radio BulgariaのQSL発行条件
 デンマークのAnker Petersen氏によると、Radio BulgariaはQSLの発行条件を厳格化した。同局の Rositsa Petkova女史によれば、異なった時刻3回以上に最低20-40分間以上の受信を行い、確かに同局と確認できるコンテンツやコメントが必須である。 (DXLD 1139)

◎Joy Post AwardにRCI短波送信所ドキュメンタリー
 大西洋映画祭において、優れたアーティストやその作品に毎年贈られる「Joy Post Award」が、第31回目の2011年はドキュメンタリー「Spectres of Shortwave」を制作したAmanda Dawn Christie女史に贈られることになった。カナダNew Brunswick州SackivilleにあるRCIの短波送信所の鉄塔の持つ「不思議な力」を扱ったドキュメンタリー映画である。 (kimandrewelliott.com 9/26)

◎AIR Khampur送信所が独自webサイト
 インドのAlokesh Gupta氏によると、AIRの海外向短波送信拠点であるKhampur送信所は独自のwebサイトを開設している。URLはhttp: //www.wix.com/hptkhampur/airkhampurである。(DXLD 1139)

◎AIRがハッジ特別放送
 インドのJose Jacob氏によると、All India Radioは今年のハッジ(メッカ巡礼)期間に当たる11月9日〜12月7日にウルドー語によるハッジ巡礼向特別放送を実施する。14:30-15:00 15210 15770 17845kHz。詳しくは http://allindiaradio.org/schedule/haj2011.htm参照のこと。(DXLD 1139)

◎キューバがRadio/TV Martíによる通信妨害を非難
 キューバ政府は10月3日、米国のキューバ向放送Radio/TV Martíが同国の携帯電話システムに週24,000通以上の長文のテキストメッセージを送り続けており、通信に大きな悪影響を与えていると避難した。こ のテキストメッセージは個人の電話番号からのメールの形態をとっておりブロックすることが困難であるという。Radio/TV MartíのCarlos García-Perez.局長によれば、同局は米国からキューバに向けて放送されたすべてのニュースや情報をテキスト化して送信するサービスを行ってい る。(MN 10/4)

◎BBCのリストラ進む 〜2000人解雇・中波放送は原則廃止
 英国政府の「BBCを2016年までに極めて小さくする計画」により昨年度比で予算の20%削減を言い渡されているBBCは、8つのチャンネルの廃止、 50の放送局の廃止などでかなり小さくなったが、更に2000人の職員を解雇して人件費を削減するとともに、放送権料の必要なスポーツ番組の廃止、再放送 番組の増加、ロンドン西部に保有する資産の売却を進めて2016年度までに6億7000万ポンドの費用を削減する。受信料は一世帯当たり年間 £145.50で据え置くが、BBC World Serviceは政府から支出される資金で運営する。BBC幹部は「政府の公共支出が全面的にカットされる中では仕方がないこと」と職員を説得している。 BBCを小さくすべきという要請はメディアとしてライバルとなるBSkyBなどからも強く主張されてきていたが2010年に成立した新しい英国政府はこれ らを受け入れた政策を行っている。BBCのMark Thompson会長はこれ以上BBCを小さくするともはやBBCとしての機能は果たせなくなると警告している。結局BBCの縮小でBSkyBが得をした 形となっている。(MN 10/6)
  英国のChiris Greenway氏によると、BBCは今後の放送縮減計画を発表した。それによると、FM放送が存在する地域のAM放送はすべて廃止となる。ただし Radio 5 Live、Asian Network系は残す。またJersey、Guernsey、Gloucester、Derby、Scotland、Wales、 Ulster/Foyle地域の中波放送は残す。長波放送には投資せず、放送は続けるが施設が老朽化して支障が出た時点で廃止する。その時点で全国放送が 必要な場合は残存しているアナログ送信機で中継する。(DXLDyg 10/6) 英国政府のBBC政策がある集団の要請によるものではないかと疑問を呈しています。

◎メディアプラットホーム移行に関する議論に意図的な誘導 −カナダの放送団体が指 摘
 カナダのCanadian Radio-television and Telecommunications Commission (CRTC)は、最近行われているオンラインやモバイルへの放送プラットホーム移行に関する議論には意図的な誘導があると発表した。明確な事実に 基づかずに安易なプラットホーム移行政策がとられると警告している。その論点は以下の通りである。
 ・新しい方法で情報が届けられるようになっても今までの方法(無線放送)を止めてしまう訳ではないのに、「不要となる」と結論づけてしまう。
 ・インターネットや携帯電話を使用する人が増えているという事実だけで、プラットホームも移行すると結論してしまう。
 ・カナダ人はインターネットや携帯電話でも補完的に情報を得ているだけで、テレビ放送の契約率は下がっていないのに、既存の放送は不要になると結論して しまう。
 ・既存メディアもインターネットやモバイルサイトを立ち上げて国際的にアピールしているにも拘わらず、インターネット・モバイルメディアのみが国際的に 情報を届けることができると結論してしまう。
 ・ビジネスモデルとして成功したオンライン番組の少数例をもってメディアの全てがその方向にあると結論してしまう。
 ・聴取者が現在の放送メディア並に増加してきた場合のインターネット・モバイルメディアのキャパシティ対応能力の問題を無視する。
(MN 10/5) 「短波は時代遅れのメディアであり、......」というのと同じ論理で最初から結論ありきの世論誘導がなされている感があります。こういう事は世界中で 行われているのですね。

◎ブータンまだ30kW旧送信機で送信中
 インドのAlokesh Gupta氏がBhutan Broadcasting Serviceに確認したところでは、故障した50kW新短波送信機は修理中だがまだ直っておらず、現在も旧30kW送信機で放送中とのことである。新送 信機は2011年10月中には修理を終える予定になっていた。(DXLD 1140)
 
◎6055kHzでRadio Juan XXIII  〜新5kW送信機
 スウェーデンのThomas Nilsson氏によると、6055kHzでボリビアのRadio Juan XXIIIが07:00頃出ている。局名はWRTHに掲載の「Radio Cultural Juan XXIII」ではなくなっている点に注意。07:02にs/offしている。米国のJamie Labadia氏によると、同氏は5kW短波送信機(Philippis BLF-278)とアンテナ(5/8波長LAZY H型2素子、利得8dB)を今年2月に設置・調整した。実効出力30-40kWが出る。ビームは北米を向いている。Thomas Nilsson氏によると、QTHはPlaza 31 de Julio. San Ignacio de Velasco, Santa Cruz, Bolivia、電話は+591 3 962 2188、E-mailは、radiojuan @ hotmail.comである。カトリック局でボリビア東部の「Chiquitania」と呼ばれる地域をカバーしている。(DXLD 1140)

◎Radio World América LatinaにRadio Verdad紹介記事
 米国のGlenn Hauser氏によると、Radio World América Latina誌の10月号にグアテマラのRadio Verdadの紹介記事が掲載されている。オンラインで読むことはできるがダウンロードすることはできない。 http://www.nxtbook.com/nxtbooks/newbay/rwla_201110/。(DXLD 1140)

◎インドの2011年周波数プラン公表
 インドのJose Jacob氏におると、インド政府は「National Frequency Allocation Plan 2011」を公開した。277ページの内容だが、以下のURLで参照可能。 http://wpc.dot.gov.in/Docfiles/National%20Frequency%20Allocation%20Plan-2011.pdf.。   (DXLD 1140)

◎韓国再び北朝鮮との電波戦争に
 米国のHans Johnson氏によると、韓国政府は2004年以来北朝鮮に対する宣伝工作を控えてきたが、昨年の天安号撃沈事件及び延坪島砲撃事件以降方針を変えた。 韓国軍には心理作戦部隊が新たに編成され、FMによる宣伝放送「自由の声」が復活し、ソウルで制作された番組は「無窮花5号」衛星で軍事 境界線付近に設置された6つのFM放送局に転送されそこから北朝鮮向に放送される。番組は韓国風のポップスの他、北朝鮮風の行進曲スタイルのものも流され る。北朝鮮ではFM受信機はあまり出回っていないため中波での放送も計画されている。これらの放送、米国による短波放送、風船による大量のDVDやリーフ レットの散布で脱北者の増加に大きな効果が上がっている。更に16万5000ドルの費用を投じて国境線に12km先まで響き渡るラウドスピーカーを配備し 大規模な音声宣伝放送を開始する準備も進めている。 (DXLD 1140)

◎マダガスカルが6135kHzに出没
 オランダのMartien Groot氏、米国のRon Howard氏らによると、9月末よりRadio Nationale Malagasyが6135kHzに出てきており、24:00に放送を終了する頃受信できる。5010kHzと同一内容である。(DXLD 1140)

◎Rohde & Schwarz社より短波受信安定化ソフトウェア 〜送信側から改善
 ドイツの Rohde & Schwarz社は同社の送信システムM3TR、M3SR Series 4100向のソフトウェアVersion7.0を発表した。短波放送の受信状況は送信アンテナの効率や電離層での伝搬状態に左右されてしまうが、このソフ トウェアはそれらの変動要因を自動的に察知して、受信状況が悪くなりそうな状況では送信時のS/N比を向上させて了解度を高める「Last-ditch voice」という新しいテクノロジーを採用している。(kimandrewelliott.com via DXLD 1140)

◎IBC 2011を見た放送専門家DRMに対して厳しい意見
 去る9月にオランダのアムステルダムで開催された欧州放送機器展示会「IBC 2011」を見た欧米の放送専門家はDRM放送について以下のような厳しい見方をしている。
 Keith Perron氏: 受信機の出展もなくDRMについては見るべきものは何もない。発表後15年間経っても何も起きていないのだ。聴取者が4 人しかいないと いう 安っぽ いディスコ放送局を立ち上げただけだ。DRMとは「Digital Radio Moron」(moronは「馬鹿・間抜け」の意味)の略称にした方が良い。試験放送ばかり繰り返してどうするのだろう。もういいかげんに誰かが止め ようと言いだ出しても良いのでは。
 Jonathan Marks氏: 会場を回ってみてDRMは提唱されてから15年も経ているのに何のインパクトも与えていないというのが結論だ。放送コンテ ンツを提供する 立 場からすると全く何のソリューションも提供しておらず、問題外である。
 Lou Josephs氏: DRMは一時もてはやされたAMス テレオやHD(超高音質) Radioと同じで、もはや「死に体」状態である。聞いても途中でプツンと切れる雑音しか印象に残らない、放送局からは相手にされていない技術だ。
(WWDXC TP 1035)

◎Radio NepalがB11シーズンに多くの周波数を予約
 米国のGlenn Hauser氏によると、Radio NepalはB11シーズンにHFCCに下記のように多数の周波数を予約した。出力は100kW、無指向性。
  6100 08:15-02:15
   6140 16:15-20:15
   7105 20:15-02:15  土曜のみ
   7120 20:15-02:15  日〜金曜
  7165 08:15-15:15
   7240 14:15-20:15
   9540 16:15-20:15
  11970 20:15-02:15
  15200 16:15-20:15 土曜のみ
 17800 14:15-20:15 日〜金曜
 ネパールの標準時はUTC+5時間45分のために半端な時間からの開始・終了になっている。また長らく使用されてきた5005kHzは登録されていな い。(WWDXC TP 1035) 中国の援助で新送信所でも作ったでしょうか?にわかには信じられないのですが!

◎クルド秘密局情報
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によればクルデスタンの主要秘密局は次のように放送している。これらの周波数には広帯域のバブルジャミ ングがイランから複数発射されている。
  3930v Radio Voice of Kurdistan; 10:45v-12:00 21:45-23:00  クルド語 ID "Era Radyo Dengi Kurdistana"、12:00-12:30v 23:00-23:30 ペルシャ語 ID "Im Radyo Sedaye Kordestane"、 所在地 イラク北部 Sulaimaniya、 運営団体 Kurdistan Democratic Party of Iran
 3970v Voice of Iranian Kurdista; 11:25v-13:00 21:00-22:00 クルド語 ID "Ere Denge Kurdistana Irane"、13:00-13:30 22:00-22:30 ペルシャ語 ID "In Seda-ye Kordestan-e Iran"、所在地 イラク北部 Salah Al-Din、運営団体 Democratic Party of Iranian Kurdistan(本拠地はカナダ/フランス)、//4870(30秒遅れている)
 4870v Voice of Iranian Kurdistan; 11:25v-13:00 21:00-22:00 クルド語 ID "Era dengi Kurdistani Irana"、13:00-13:30 22:00-22:30 ペルシャ語、所在地 イラク北部 Salah Al-Din、//3970(以前は4775)
(WWDXC TP 1035)

◎アルゼンチン南極局復活 〜週2日のみ放送
 米国のGlenn Hauser氏によると、アルゼンチンの南極局LRA36(15476kHz)は7月22日以降停波していたが、9月8日に復活した模様である。イタリア のRoberto Scaglione氏によると、南極はこの時期冬でブリザードが窓を破り、5kW送信機内に雪が大量に入り込んで停波していた。復活後の放送は火曜日と木 曜日(日本時間では翌朝にかかる)のみである。(WWDXC TP 1035)

◎ギリシアRadio Station Macedoniaの短波送信中止か?
 ギリシアのEll Arthrografos氏によると、北部Thessalonikiから、欧州で運転中のギリシア人ドライバー、地中海航行中の船員、欧州に移住したり働 いたりしているギリシア人向に短波で放送されているRadio Station Macedoniaはここ十年ほどアテネ近郊のVoice of Greeceの短波送信所(それ以前はVOA中継局)から行われてきた。地元ではあまり知られていないがインターネットに接続するのが困難な在外ギリシア 人には重宝されていた。しかし財政難にあえぐギリシア政府は予算削減のためこの放送を廃止する方針を決めた。これに対して在外ギリシア人協会 (Council of Hellenes Abroad )はこの方針を再考するように求めるアピールを9月1日に発表した。(WWDXC TP 1035)

◎ロシアはアナログ送信機をデジタル化する方針
 Russian Radio and TelevisonのCEOであるAndrew Romanchenko氏によると、ロシアでは長波、中波、短波のアナログ送信機を廃止してデジタルに切り替える方針で、今後の送信機の調達はすべて「デ ジタル・アナログ両対応可能な送信機」で行う方針である。すでに極東、シベリア、クラスノダール地区、カリーニングラード地区にはDRMのパイロット局を 開設して試験放送中である。短波ではVORの中部・北部欧州、インド、中国、日本向放送をデジタル化して行く予定である。また2011年中になモスクワ地 区でもDRM試験放送を開始する。(WWDXC TP 1035) 短波放送を本気でデジタル化するかは分かりません。こう言わないと予算がとれないからでしょう。デジタル化した新送信機からでも現行のAM波は出せますの で。

◎ロシアSamara送信所が低出力短波放送の試験
 ロシアのDmitry Mezin氏によると、ロシアのSamara送信所は周辺地域向の短波放送を将来開始するために低出力の短波放送の送信試験を行っている。既に19:00 -19:20に4400kHz(20kW)での試験を行ったが300km離れたKazanでも普通の受信状態で受信できた。更に03:00-03:20に 6510kHzで10kW送信機の試験を行っている。試験放送の内容は最初の1分間が1000Hzの試験音声、残り19分間がRadio Mayakの中継である。(WWDXC TP 1035)

◎Babcock Kranji中継局ではMedia Corp社の設備を引き継がず
 PCJ MediaのKeith Perron氏は最近シンガポールのBabcock Kranji中継局を訪れた。廃止されたRadio Singaporeの短波放送用に使用されていたMedia Corp社の設備はすでにことごとく解体され撤去されていた。Media Corp社の設備は現有の中継局の設備より新しかったにも拘わらず、中継局側に対して使用可能な機器の引き継ぎや供与は一切なかったとのことである。
このことから見ても当時から中継局廃止が画策されていたことが分かる。(WWDXC TP 1035)

◎ウクライナも冬時間に移行せず 〜ロシアとその周辺では一年中夏時間
 今年の冬はウクライナ夏時間から冬時間に移行せず、現行の夏時間(UTC+3時間)がそのままになる。同国はロシアからの独立後の1992年から夏時間 を導入していたが、ロシアとその隣国のベラルーシがすでに夏時間から冬時間に復帰しない(つまり年中夏時間とする)決定をしたのに従った結果となった。既 に グルジアや中央アジアの旧CIS諸国もその決定を行っている。ソ連時代はすべての地域で年中夏時間であったが、今回の措置は当時のソ連の復活を暗に望むロ シア政府の思惑通りとなった。(WWDXC TP 1035) EUに加盟したバルト3国以外はすべて旧ソ連風の年中夏時間制度となります。旧ソ連の復活が進んでいる感があります。

◎VORがロンドンに制作スタジオ
 Voice of Russiaは英国ロンドンでDAB放送を最近開始したが、その放送向の番組をロンドンで現地制作することになり、World Radio Networkのビル内にスタジオと事務所を設置し、ジャーナリストや制作スタッフを雇用することになった。勿論モスクワでの制作も継続する。「より聴取 者に近い目線で番組を制作するため」とVORでは言っている。(MN 10/10) BBCの大リストラで有能な人材が集まるものと思われます。

◎ホンジュラスHRPC復活
 グアテマラのJulio Pineda氏によると、ホンジュラスのHRPC局が10月11日より3250kHzで数ヶ月ぶりに受信できた。時刻は09:30-11:40頃と22: 00-23:00頃である。(DXLDyg 10/13)

◎マガダンのローカルアナウンス確認
 Radio Rossii Magadanのローカルアナウンスが10月12日(水)の05:10に確認された。現地時間で07:10の時刻アナウンスの後、ローカルID 「Radio Rossii Magadan」が出た。(DXLDyg 10/13) 周波数は7320、5940kHz。

◎日本がRadioPakistanを援助
 日本はRadio Pakistanの中波送信網とスタジオ設備の再整備の対して援助を行うことになった。10月11日にJICA(国際協力機構:Japan International Cooperation Agency)とPBC(Pakistan Broadcasting Corporation)との間で覚え書きが交わされた。それによるとまずFaqirabadにある老朽化した中波送信機を最新型500kWのものと置き 換える。(MN 10/14)

◎Radio SawaがBenghaziでも放送開始
 10月11日よりRadio SawaはリビアのBenghziでFM放送を開始した。周波数は100.0MHzで、米国pops、アラブpops、ニュースを1日6時間放送する。リ ビアのニュース、専門家によるリビア情勢の分析など、リビアに特化した番組を流すので。情報が混迷した状況のリビア人 々にとっては役立つ内容であるとされている。(MN 10/14)

◎BBGが新五ヶ年計画  2版追加
 米国 Broadcasting Board of Governors (BBG)は10月13日、2012-2016年の「新五ヶ年計画」を作成承認した。それによると2016年までにBBGを5000万人の聴取者を有する 世界で最も指導的なニュース機関にするとしている。「新五ヶ年計画」には「革新と統合を通じた影響力」という副題がつけられ、新たな技術と伝達方法で世界 的なネットワークを構築するとしている。具体的には現在有する放送網や放送局の統合により一言語一放送局とし、聴取者への配信方法を革新、またBBGの番 組を米国国内用にも流すようにする。コンテンツに関しては人々の感動を誘うような内容を重視し、また制作側の米国と聴取側の人々との間で双方向的な通信が できるようにする。これらを実現するため「自由と民主主義の普及のため世界の人々に情報を与え、相互に結ぶために働く」ことを新しい使命とする。そして Alhurra TVのCairoスタジオが攻撃を受けたり、トルクメンでRFE/RLのレポーターが投獄されたりした事実はBBGが既にこれらの使命を果たしつつある証 拠だとし た。(BBG Press Release 10/14)
  BBGは11月1日に「革新と統合を通じた影響力」を標語とする「新五カ年計画」を正式発表した。内容は上記と同じ。具体策としてBBGとIBB (International Bureau of Broadcasting)の完全統合による人員削減、Voice of America/Radio Free Europe/Radio Liberty/Alhurra TV/Radio Sawa/Radio Free Asia/Radio TV Martíに現在分かれている放送組織の統合、中国・中央アジア・東南アジア向ネットワーク及び衛星TV配信の強化、インターネットブロッキング対応技術 の開発などが示された。(MN 11/2) 議会の厳しい批判を受けた後ですがあまり内容は変わっていません。「短波日没計画」は引っ込めましたが今度は「ラジオ日没計画」です! 「革新:聴取者へ の配信方法」→短波放送(というよりラジオ放送全体)は廃止、「統合:一言語一放送局」→VOAは原則廃止、という意味にとれますね。高度な資 本主義国の 米国で国 営のBBGが「世界で最も指導的なニュース機関」になる必要があるんでしょうか? 官僚が議会を馬鹿にするのは世界中同じですね。

◎フィンランドの時報局受信される
 米国のTerry L.Krueger氏は25000kHzでフィンランドの時報局Time Signal Station MIKES(在Espoo)を10月8日の21:58-22:15に受信することが出来た。北米で受信され たのは初めてであろう。出力は100W。1000Hzの時報パルスに周波数シフト方式で情報が載っている。WRTHには「2500kHzに変更予定」とあ るが、まだ変更されていないようだ。次の日は受信できなかった。(DXLD 1141) QTHはCentre for Metrology and Accreditation, P. O. Box 9, Tekniikantie1 FI - 02151 Espoo, Finland。

◎Radio Voice of Justice復活
 ブルガリアのRuman Pankov氏によると、アゼルバイジャンから送信されているイラン向秘密局Radio Voice of Justiceが2ヵ月ぶりに復活した。10月8日の14:00-14:26に9677.8kHzで受信できた。アゼリ語プロ。放送で言っていた住所は PWBR2006年版に記載されていたものと同じであった。フランスのサルコジ大統領のコーカサス地方訪問に合わせて復活したらしい。(WWDXC TP 1036)

◎ベラルーシの送信所不調
 ドイツのKai Ludwig氏によると、ベラルーシのMinskにある国内向短波送信機が不調である。22:50頃聞こえるRadio Beralus(7350kHz)は5kw送信機15台を結合して75kWで出ている筈だが、変調が浅く、ロシアの送信機でよく観察される種類の弱いハム 音が載っている。パラレルの7390kHzの方は音声が歪んでいる上に50Hzの高調波バズ音が載って聞きにくい。国内向第一放送を中継している低出力送 信も、6040、6070kHzは同様な状態、7235kHzは大変弱い、7280kHzだけは強い状態である。00:15に6080及び6115kHz で開始する国内向第一放送も15×5kW送信機を使っているため同様の不調状態である。(WWDXC TP 1036)

◎デンマークは長波を残す決定  〜新型送信機で復活
 英国のRog Parsons氏によると、Danmarks Radioは最近AM放送を長波の243kHzで復活させたが、同局のスポークスマンによればKalundborg 送信所は以前は中波で放送していたが、Nautel社製の新 型ソリッドステート式50kW長波送信機を導入することで安価に広いサービスエリアをカバーできることが判明したという。またFMやVHFでのDAB放送 と比べてDRMを使えば更に高音質で広いサービスエリアをカバーできるのも魅力だと語った。またDABと比べて高音質化の費用も最小で済む点も強調した。2008 年にトルコがErzurum 送信所が送信を停止した後は243kHzを使用している他の欧州局はなくなり混信もなくなった。そのため以前に使用していた300kW送信機を費用が安く 効 率の良い新送信機に取り替えて再出発したのである。(WWDXC TP 1036) デンマークは新設備で、英国は旧設備のまま長波AM放送を残すことになります。

◎BBC Radio4の長波放送は今後10年は存続可能
 BBC Radio4が行っている198kHzの長波放送の廃止議論がかまびすしいが、同局のGwyneth Williams女史によると、廃止論議は早計で、長波放送はあと10年は存続可能であると表明した。10月20日に教会やメディア関係者に語ったところ によると、BBCは最近Radio4の長波放送は時代遅れで取り除く対象であるとしたが、本当にそうなる可能性は10年くらい先となるとの見通しを明らか にした。(MN 10/23) 非常時用にも長波の大出力放送は残しておくべきで、当面は古い設備を温存するという意味でしょう。

◎アンゴラ地方局に短波復活
 アルゼンチンのArnald Slaen氏によると、アンゴラMoxico州のLuenaにRadio Nacional de Angolaの25kWの新型短波送信機が設置され10月14日に認可された。この地方は中央から離れているため電波が届きずらく、ラジオが良好に受信で きる町 は少なかった。Luenaには1980年代初めまでは短波送信所があったが、技術的な保守ができないため過去30年間短波放送は停止していた。 (DXLDyg 10/16)
  ドイツのKai Ludwig氏によると、1994年のWRTHには5191kHzがリストされている。当時はBenguela局も短波5041kHzで放送しており、欧 州では簡単に受信できたのを覚えている。ポルトガルの
Carlos Gonçalves氏によれば、局名はEmissor Provincial do Moxico(「Mexico」は「モーシェーコー」と発音する)で、旧 Radio Club do Moxicoの建物を使っている。Moxico州全体を中波やFMでカバーするのは困難であるため短波送信を行うことにしたものである。1年前に同局は 10kWの中波送信機を新設したが、Moxico州は22万平方kmもあり(日本は37万平方km)十分にカバーできなかったものと思われる。この国では すべての事がゆっくり進められており、周波数も未定らしいので、急に短波で放送が始まることはないであろう。(DXLDyg 10/19)
  ドイツのWolfgangu Bueschel氏によると、Luenaは旧名を
Vila Lusoと言い、WRTH1968にはコールサインCR6RVで5192kHzと中波の1214kHzがリストされている。(DXLDyg 10/21) 短波は「時代遅れのメディア」ですかね?

◎BBCに代わる国際放送に 〜Monocle24立ち上げ
 BBC World Serviceが予算カットで壊滅して行く中、英国のMonocle社の社長
Tyler Brûlé氏は「Monocle24」を立ち上げBBCに代わる国際ラジオ放送にすると宣言した。それによると同局は従来の英連邦局BBC World Service、ABC、CBCと同様な方針をとり、BBC World Serviceなきあとの情報ギャップを埋めるとしている。そのためにBBC World Serviceをリストラされた人材を多数採用することにやぶさかでないとしている。Monocle24は10月18日には創立され、SkyとABC (オーストラリア)から提供されたニュースを流し、更に音楽や天気予報も流す。URLは
http: //www.monocle.com/24である。(MN 10/18) インターネットと携帯電話のみの放送です。BBCの短波放送局も引き取って欲しいですね。「From Seoul to Stockholm」と表示されており、カバー範囲は韓国までで日本は外のようです。

◎エクアドルHCJBがDRM試験放送に協力
 エクアドルと通信当局はDRM方式のデジタルラジオ放送の検討に入る決定を行い、同国のHCJB局とのUNP(記者組合:
Unión Nacional de Periodistas)が協力することで合意した。HCJBなどは試験放送を行いエクアドルがDRM方式を採用するかどうかを決定する支援を行う。その 調印式典が10月7日に首都Quitoで行われた。DRM方式はインドとロシアが採用を決定しているが、中南米では9月にブラジルが検討に入ったのが最初 であった。(MN 10/19) 決定に至らなくてもHCJBにとってはエクアドルに放送拠点を継続して持てる点や新規設備を購入できるという点で有利だと思われます。DRM方式の送信機 は従来のAM方式でも送信できます。

◎英国Rampisham送信所クリスマスで廃止に
  Babcock Engineering社が運営する英国のRampisham送信所は今年のクリスマスに廃止されることになり、19人(2名はアンテナ技術者、17名は 送信技術者)の送信所スタッフと7人のネットワーク関連スタッフは解雇されることになった。同送信所は70年の歴史を持ち、West Dorsetの空にそびえる鉄塔群は風物詩ともなっていた。同送信所は欧州・中東・アフリカ向の短波送信を行っていたが今年1月のBBC World Serviceの大縮小計画で2014年までに短波放送を全廃する方針が打ち出されたために不要となった。Babcock社は送信所廃止後、1年間は設備 の売却先を探す予定である。またWoofferton、Shropshire、Orfordness,、Suffolkの各送信所の人員・設備に関しても 見直しを行うことにしている。同送信所からは国内向BBC Radio Dorsetも送出されているが、地元ではこれも廃止になるのではと懸念している。(WWDXC TP 1037)

Rampisham送信所 http://www.drmradio.co.uk/より


 

◎RRI-Fak Fakが復活

 NDXCの長谷川清一氏によると、RRI-Fak Fakが4790kHzで復活している。モニターしたところでは10月19日は18:39、21日には19:50にs/offしていた。またさらに夜の 放送があり、そちらは23:53にs/offしている。(DXLDyg 10/21)

◎AIR-Port BlairからE-QSL
 インドのAlokesh Gupta氏によると、AIR-Port Blair局は郵便で送った受信報告に対して、word形式のQSLレターをE-mailで返信して来た。返信者はV.G.Suresh Babu氏、E-mailアドレスはairportblair @ rediffmail.comである。(WWDXC TP 1037)

◎Family Radio財政危機で寄付を要請 〜Harold Camping氏は辞任
 世界滅亡の予言が外れたHarold Camping氏経営のFamily Radioは10月23日、放送のサポーターに更なる寄付を要請した。同局には2005年から2009年の年間に8000万ドルの寄付が寄せられれたが、 現在は資金が枯渇して経営上困難な状況に陥っている。(MN 10/23)
  過去53年にわたりFamily Radioを率いてきたHarold Camping氏が10月24日代表を辞任することを発表した。理由は90歳と高齢なためもはやその任に耐えられなくなったためとされている。 Family Radioは過去数年間に渡り厳しい財政状態が続いており、PhiladelphiaのWKDN局、AnnapolisのWFSI局(首都 Washingtonをカバー範囲としていた)の2局を手放している。(M 10/26)

◎DW Sines中継局閉鎖に 〜ポルトガルは無短波国に
 
ポルトガルの Carlos Gonçalves氏によると、10月29日でDWのSines中継局が廃止されるが、これでポルトガルからの短波放送はすべて無くなり、ポルトガルは無 短波国になる。(DXLD 1143)
 ポルトガルの Carlos Gonçalves氏によると、10月末で廃止されるDW Sines送信所について、Rádio Trans-Europaとして設立され、後にDWの送信会社Pro-Funkになるまでの経緯が「 Adeus, DW Sines」という題名でDWのwebサイト上に公開されている。
 http://www.dw-world.de/popups/popup_single_mediaplayer/0,,15466549_type_audio_st\ruct_12273_contentId_6636099,00.html
 http://www.dw-world.de/dw/article/0,,6636099,00.html
(DXLDyg 10/27)

◎Radio Poland 英国1296kHzを使用せず
 英国のMike Terry氏によると、Radio PolandはB11スケジュールで従来英語放送で使用してきた英国Orfordness送信所からの中波1296kHz(300kW)を使用しないこと を決定した。これによりOrfordness送信所からは一切のAM波が出なくなる。英語放送は03:00-04:00に英国Skelton中継の 3955kHz(250kW)でのみ実施される。なおノルウェイのKvitsoy送信所より5895kHzで同時にDRM送信を行う場合がある。 (DXLDyg 10/27) Kranji、 Al-Dhabbaya、Moosbrunn送信所からの中継もキャンセルされた模様。

◎ITUの最新モニタリング報告出る
 英国のStuart satnippe氏によると、最新のITU Monitoring Report 331号(9月11日版)が発行された。2850〜27150kHz間の短波周波数でモニターされた局が周波数順に356ページにわたり掲載されている。 http://www.itu.int/ITU-R/terrestrial/docs/monitoring/files/pdffiles/331.pdf よりダウンロードできる。(DXLD 1143)

◎ラジオ放送を否定したDW
 ブラジルのElmar Meurer氏によれば、Deutche Welle(DW)は10月末でアフリカ向以外のすべてのラジオ放送を中止し、Sines(ポルトガル)とTrincomalee(スリランカ)の中継局 は廃止される。短波放送を廃止するだけでなく、インターネットのストリーミング放送も止めてしまい、一部のpodcastとオンデマンド放送が残存 するだけになってしまい、メディアとしてのラジオ(音声)放送を放棄してしてしまうことに特徴がある。残るのはTV放送だけだが、有料のTV放送だけで聴 取者を今後維持して行けるかは疑問が残るところである。悲観論者はDWはラジオというメディアを放棄したことにより今後解体に向かうだろうとしている。 DWはラジオ番組の制作やアーカイブの維持に定評があり、局の番組制作意欲が今後著しく低下することが懸念されるからである。(DXLD 1143)

DWのHPには悲痛な感じの「Goodbye」の文字が



◎Radio Fly QSLのその後
 カナダのEdward Kusalik氏は「Radio FlyのQSLカードを送った」というE-mailを送ったままOK Tedi社を退社してしまった James Kaltobie氏が本当にカードを送付したかどうかを、同社のFrancis.Tekei氏に質問した。同氏の答えは「James Kaltobie氏がQSLカードを送るように発送室に指示したと聞いている。Winnie Monouluk女史に発送室に問い合わせるように言う。」という事であった。多分QSLカードの束は同社のどこかで発送されないままなのであろう。 (DXLD 1143) ニューギニアの奥地ですのでなかなか難しいのかも。

◎Sakhaのローカル番組
 ロシアのVladimir Kovalenko氏によれば、Radio Rossii-Sakhaが17:10-18:00にローカル番組を放送しているのが、7230kHzで受信された。同局のHPはhttp: //www.gtrksakha.ru/であるが、ここにはスケジュールは掲載されていない。Yakutskの標準時はUT+10時間であるため、04: 10、10:10、17:10の1日3回ローカル番組が放送されることになる。(DXLD 1143)

◎IRCA Mexican Log第16版発行
 IRCA Mexican Logの第16版が発行された。メキシコ国内のすべての中波放送局を周波数順に掲載している。合わせてコールサイン、所在地、出力(昼夜 間別)、スローガン、放送スケジュール、番組フォーマット、所属ネットワークの情報も掲載。またコールサイン別、都市別、送信所所在地別のインデックスも ついている。メキシコの中波局を聞くDXerには欠かせない資料である。海外の非会員向価格は送料ともで$12.50。注文はIRCA Book Store, 9705 Mary NW, Seattle, WA 98117-2334, U.S.A.まで。PayPalでの送金(送金手数料$1.00がかかる)も可能、送信先はphil_tekno @ yahoo.com。(DXLD 1143)

◎B11のRNWスケジュール公開
 米国のSteve Luce氏によると、Radio Netherlands Worldwide(RNW)のB11スケジュールはHFCCのサイト(http: //www.hfcc.org/data/schedbybrc.php?seas=B11&broadc=RNW)で公開された。それによると Madagasscar中継局からは1日わずか6.5時間の送信しか行われないことになっている。また廃止予定のBonaire中継局からは1日10時 間の送信となっている。廃止されたRadio SwedenのHorby送信所からMadagascar中継局にはTekefunken社製送信機が移設されて「強化」されている筈なのだが。 (WWDXC TP 1038) 当面他の放送局の中継をビジネスとして行うが、近い時期には廃止されるのでしょう。

◎Vesti FMが3995kHzでDRM放送
 オーストリアのPatrick Robic氏によると、ロシアのVesti FMが3995kHzでDRM放送を行っているのが01:05に受信された。送信地はKrasnodarと思われる。(WWDXC TP 1083)

◎WRTHのwebサイトで過去のWRTHを公開予定
 現在のWRTHの発行人Nicholas Hardyman氏によると、WRTHは過去に発行されたWRTHをwebサイトからダウンロードできるように計画中である。1946年の初版から 1971年版まではドイツのADDXがデジタル化してCDで販売しているが、現在ADDXと交渉中である。1972-1998年版及び「Listen to the World」の各版は新たにデジタル化して公開する予定にしている。(WWDXC TP 1038)

◎QSL-Calendar 2012発行
 ドイツの Rhein-Main-Radio-Club(RMRC)とADDXは共同で「QSL-Caklendar 2012」を発行した。毎年発行されているQSLカレンダーの第7版目に当たる。A4版の大きさでフルカラーで1930年代から現代に至るQSLカードが 厳選掲載されているが、2012年版は1935年発行の歴史的QSLを掲載している。価格は送料込で€15。この出版は慈善事業であり、利益は全く見込ん でいない。注文はRMRCのHP(http://www.rmrc.de)から直接行う。問い合わせはRMRCのCEOである Harald Gabler氏(DrGabler  @ t-online.de)に。(RMRC Harald Gabler氏)

QSL-Calendar 2012の表紙



◎ドイツKall-Krekel送信所より多数の局が出る
 ドイツのChristian Milling氏によると、この冬ドイツのKall-Krekel送信所(1kW)より多くの局が試験放送等を行うためDXingのチャンスが増加する。 現在B11シーズンで決まっているスケジュールは以下の通りである。詳細はhttp://www.shortwaveservice.com参照のこと。
 3995kHz
 月・日 14:00-18:00  HCJB
  月・日 18:00-20:00  試験送信
 火・月 01:00-03:00  試験送信
 火・月 03:00-07:00  HCJB
 5980kHz
  月・日 19:00-20:00  Hamburg Local Radio
 6005kHz
  月・日 16:00-03:00  Radio UT700 "Hit Oldies"
     以下の番組を含む; 16:00-18:00 UT Berlarus ドイツ語、20:00-20:15 02:30-02:45 Mission Work UT friend's service、
     日のみ21:00-01:00 1UT Purely Radio 1、毎月第1日曜日のみ 19:00-20:00 Radio UT Joystick、
  毎月第4日曜日のみ 19:00-20:00  Radio UT Gloria International
 6085kHz
  毎月第3日曜日のみ 20:00-03:00  Radio Marabou
(WWDXC TP 1039)

◎World Chiristian Broadcastingは短波を最重視
  無線通信が始まって以来VOAなどの国際放送は短波を使用してきた。最近は多くの放送団体が他のテクノロジーによる放送に切り替える傾向にあるが、米国の 宗教放送団体だけは短波に固執している。そんな宗教放送団体であるWorld Chiristian BroadcastingはアラスカのKLNSを経営し短波で英語、中国語、ロシア語で放送中である。代表のCharles Caudil氏は「短波には大いに将来性がある」と語っている。特に開発途上国における地方地域に向けた放送には効果があるとしている。氏は更に「このよ うな地域ではインターネットにアクセスできたり衛星放送の受信設備を持っている人は少ない。しかし短波ラジオくらいは持っている。世界中には30億セット の短波ラジオが出回っているのだ。」と語っている。World Chiristian Broadcastingは30年前にMaurice Hall元陸軍大尉によって創立された。Maurice Hall元陸軍大尉はルーズベルト大統領がヤルタでチャーチルやスターリンと会談した時に短波放送設備を設置するのに従事した人物である。 テネシー州Nashvilleに本拠地を置いて世界中に布教活動を行う米国最大のキリスト教放送団体である。このほどイスラム教世界に門戸を開 くためにMadagascarに中継局を建設した。布教放送の手段にはTV、インターネット、携帯電話等色々あるが、World Chiristian Broadcastingは短波が最も良いと信じている。(VOA NEWS 10/28) VOA NEWSが敢えて伝えたところが意味深であり、「嫌短波派」が跋扈するBBGに対するVOAの意見をWorld Chiristian Broadcastingの口を借りて表明したのでしょう。

◎イタリアに中波新局
 イタリアに新局Radio Medjugorje Italiaが誕生した。周波数1476kHzで出力1kWである。10月5日に繰り返し試験番組を放送しているのがイタリアのRoberto Scaglion氏により発見されたが、既にスカンジナビア諸国でも受信されている。所在地はPadova。連絡先は medjugorjeitaliatv @ libero.it。(DXinfo 10/8)


出展略称

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 NDXC: Nagoya DXers' Circle
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: World Radio TV Handbook




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