月刊短波2012年9月号(第7版)
編集 赤林隆仁  時間 JST



◎Radio Japan/NHK第二放送からJSWC 60周年記念放送  6版新規 7版修正
 Radio Japanは来る9月30日に英語放送番組「Fiends around the World」の中でJSWC 60周年に関する大武逞伯氏とのインタビューを放送する。スケジュールは以下の通り。
 14:00 6110(Sackville) 5975(Skelton) 11970(Issoudun)
  19:00 9695(Singapore) 9625(八俣)
 21:00 9695(Singapore) 6120(Sackville)
  22:00 15735(Tashkent)
  23:00  15735(Tashkent)
  翌日03:00 15720(Madagascar)
  この放送は国内向にはラジオ第二放送で、9月30日及び10月6日(再放送)の 14: 10-14:30にも放送される。  この放送の受信報告対してJSWCから特別QSLカードが発行される。eQSL希望者はjswcqsl @ live.jpまで、紙のQSLカード希望者はSASE(90円分の切手を貼って自分の宛先を書いた封筒)同封の上〒2248- 8691    鎌倉郵便局私書箱44号  日本短波クラブQSL係まで。(JSWC 大武逞伯氏) Radio Japanからは10月6日には再放送されません。

◎「モンゴルの声」からJSWC60周年記念特番  7版 新規
 Voice of Mongoliaの日本語放送は9月30日(日)の「ウィークエンドスペシャル」にてJSWC60周年記念のコンテンツを流す。時間と周波数は以下の通 り。
 18:00-18:30 12085
  24:00-24:30 12015
  JSWCではこの放送の受信報告に対して特別QSLカードを発行する。(JSWC 大武逞伯氏)

◎HH LokalradioとAtalantic2000 9/30〜10/1に放送 7版 新規
 MVBRのTom Meyer氏によると、HH LocalradioとAtlantic2000が9/30〜10/1に短波放送を行う。
 HH Lokalradio 9/30 14:00-02:00 7625kHz
  Atlantic2000 9/30 17:00-18:00 9480kHz  10/1 04:00-05:00 3955kHz
(DXLDyg 9/28)  HH Lokalradioの連絡先はm.kittner@freenet.de、Atlantic2000 のURLはhttp://radioatlantic2000.free.fr/(ストリーミング放送もあり)。        

◎RTEサッカー特別短波放送  2版新規  6版修正
 アイルランドのRTEは来る9月23日の「All-Ireland Football Final」を海外在住のアイルランド人向に短波・長波(252kHz)で特別放送する。
 短波放送の予定は以下の通り。すべてアフリカ向である。00:00以降は翌日である。
 22:00-02:00 17685 Wofferton送信所 300kW / 160度  南アフリカ向
 22:00-01:00 17540 Meyerton送信所 250kW / 5度  東アフリカ向
 01:00-02:00 11915 Meyerton送信所 250kW / 5度 東アフリカ向
 22:00-02:00 7505  Meyerton送信所 100kW / 5度  南アフリカ向
(DX REMIX NEWS 9/18)

◎Kieth Perron氏RCIを再び短波に載せる計画 〜台湾の送信所から放送か? 5版新規 6版修正
 台湾のKeith Perron氏によると、短波放送を廃止したRadio Canada Internationalの番組を9月22日(土)、29日(土)及び10月6日(土)、13日(土)に、以下の時間短波で「リンクして」放送する予定 である。
 米州向 9955kHz 50kW  12:00開始
 太平洋向 5860kHz 50KW 23:00開始
  送信所は9955kHzがWRMI(米国)、5860kHzは同氏が台湾からの短波放送を計画中の台湾南部にある「休眠中の」送信所である。(DXLD 1238) 台湾からの初送信は9月22日は不発だった模様です。多分のRCIが行っているインターネット上の番組(多分英語)をそのまま放送するのでしょう。当分要 注意です。な おRCI自体はこの計画について関知していない模様です。

◎VORからJSWC60周年記念特番第二弾 5版新 規
 VOR(ロシアの声)東京特派員からの連絡によるとハムフェア報告を含むJSWC60周年記念特番第二弾が9月18日の21:20頃から日本語放送 (720、7235、7340kHz)で放送される予定である。(JSWC 大武逞伯氏) 

◎リビアが11600kHzで放送再開  4版新規 5版追加
 NDXCの長谷川清一氏によると、9月10日埼玉県のDXerがリビアの11600kHzアラビア語プロが出ているのを00:10-03:48(終了) に確認した。(DXLDyg 9/11)
  ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、9/13の早朝には11600kHzでは出ていなかった。(DXLDyg 9/13)
 ブルガリアIvo Ivanov氏によると、以前はすべてフランス語であったものが今回はアラビア語に代わった。時刻は00:00-07:00だが、放送時間は日によって異 なる。(DXLDyg 9/16)

◎韓国国防省秘密放送スケジュール再度変更  4版新規
 
NDXCの長谷川清一氏によれば8月9日に変更された韓国国防省秘密放送は9月中旬になって更なる周波数変更が あった。新スケジュールは以下の通りである。開始時刻・終了時刻共にその付近で一定していない。1〜5は放送のバージョンを示す。
 1. 13:00-13:45 4925 6760
  2. 14:00-14:40  5150 6480
  5. 15:00-15:35  4740 6700
  4. 16:00-16:35  5290 6360
  2. 19:00-19:40  5150 6480
  3. 20:00-20:50  4740 6700
  1. 21:00-21:40  4925 6760
 各バージョンの内容は以下の通り。
 第1バージョン: 男性アナ 開始音楽 
「来て(올래)」   終了音楽 「愛のために(사랑을 위하여)」
  第2バージョン: 男性アナ 開始音楽 「口笛(휘 파람)」 終了音楽 「我等の願い(우 리의소원)」
 第3バージョン: 男性アナ 開始音楽 「平 和(평화)」   終了音楽 「我等の願い(우 리의소원)
 
第4バージョン: 女性アナ 開始 音楽 「純粋(순수)」   終了音楽 「懐かしい懐かしい(그리워 그리워)」
 第5バージョン: 女性アナ 開始音楽 「平和 (평화)」   終了音楽 「我等の願い(우리의소원)
(DXLDyg 9/11)

 

◎RFAが創立16周年記念QSLカード発行 3版新規
 Radio Free Asia(RFA)は1996年9月30日の06:00の中国向中国語放送を以て開始された。現在は中国の他、ビルマ、カンボジア、ラオス、北朝鮮、ベト ナム向に放送しこれらの国の民主化に大きな影響を及ぼしている。今年の9月30日が放送開始16周年になるのを記念してRFAでは記念QSLカードを発 行することになった。発行期間は9月1日〜12月31日(UTC)迄の間の受信報告である。カードはFacebook上で提案した5つのデザインの中から 最も評判の良かったものを選択した。(RFA AJ Janitschek氏) 送信所シリーズQSLはどうなってしまったのでしょうか?

◎Radio Hargeisa 7120kHzで放送再開 〜webサイトも 2版新規 3版追加
  インドのAlokesh Gupta氏によると、ソマリランドのRadio Hargeisaが設置中であった100kW短波送信機が完成し8月27日より7120kHzで運用に入った。カバー範囲は「アフリカの鼻」地域の他アジ アも入っている。http://www.somalinet.com/forums/viewtopic.php?t=312318&p= 3753360にビデオが公開されている。(DXLDyg 8/31)
 一番早く気がついたのはNZのDXerで8月30日の2340に7120kHzでHOA音楽を流す局が受信され、日本でも遅れること1時間ほどの31日 00:30に同じようにHOA(「アフリカの鼻」地方の)音楽を流す不明局が受信され、"Idhaat al Hargeisa"のIDがコピーされた。未だテスト放送のようでHOA音楽とアナウンスのみで番組にはなっていない。変調レベルも不安定で深くなったり 殆ど音声を確認できないような浅いときもある。放送も開始は00:00前後、終了は31日が04:00、1日が03:30と流動的である。Youtube には竣工記念のインタビューがアップされており、新送信機には"BBEF"(中国の北廣科技集団)のロゴを確認する事ができる。9月1日付けの現地の新聞 (電子版)によれば新送信機による大出力短波放送は日本、インド、欧州でも受信されており大成功と伝えている。またインドのAlokesh Gupta氏からのメールによると、E-mailでのレポートに対して担当のSafia Ali 氏から返信が有った。(NDXC長谷川清一氏)
  インドのPartha Sarathi Goswami氏によると、Radio Hargeisaの最新webサイトはhttp://www.radiohargaysa.net/である。それによると、同局のQTHは Quarter, Near SLNTV, Hargaysa, Somalilandである(下記参照)。E-mailはinfo @ radiohargaysa.netまたはradiohargaysa @ hotmail.comである。電話は00252-2-523094、携帯は00252-2-4421202, 4424937, 520880となっている。(DXLDyg 9/1) Radio Hargeisaの運用体制についてはソマリランド政府の中で不統一があり、誰が責任者かが不明確とのことです。日本からソマリランドには郵便送達ルート がないので上記アドレス宛の郵便は郵便局から返送されて来ます。電話・携帯も接続できるかどうか不明です。メールは上記webサイトの中からも送付できま す。00:00:-04:00の放送は試験送信である、近々に周波数も吟味の上本送信に入るそうです。
This e-mail address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.
◎NBC West New Britain放送再開 2版新規
 米国のRon Howard氏によると、パプアニューギニアのNBC West New Britainが3235kHzで放送を3年振りに再開した。8月30日の20:44-23:05(終了)に受信できた。NBCの技術チームが送信機を復 旧させたという。但し通常のNBCと番組内容が異なっており21:00や22:00の全国ニュースが出ず太平洋的な音楽番組のみであった。放送はTok Pisin語。(DXLDyg 8/30)

◎VOAがマリ向に携帯電話放送開始 2版新規
 VOAはマリでの携帯電話の普及率が極めて高い事から、同国向の従来短波・中波で行われてきたマリ向フランス語放送に加えて携帯電話放送をhttp: //www.mali1.com/にて開始した。このサイトでは3分間最新のニュースを選択して聞くことができる。同国の北部はイスラム過激派に支配され ているが北部の住民向放送は携帯電話が最良と判断した。携帯電話放送は首都Bamakoの他北部のTimbuktu、Gao、Kidal、Moptiの各 都市でも聞くことができる筈である。(DXLDyg 8/29) この国では携帯電話が普及している(本当なのでしょうか?)から短波・中波の放送は中止という「伏線」でないと良いのですが。

携帯電話放送Mali1の画面 podcast方式でニュースを選択して聞くことができる



◎映像付IS&ID集「
Glory Day of Shortwave Radio」発表 2版新規
 SWL DX Bulgaria氏が40分を越える超大作のIS & ID集「Glory Day of Shortwave Radio」をYoutubeにUpしています。各局のQSLや送付物の静止画を使ったすばらしいIS & ID集である。http://www.youtube.com/watch?v=sf_UzdvTyKQ&feature= player_embedded。今はもう聞けなくなった懐かしい北欧各局やTahiti等を聞くことができる点が嬉しい。(NDXC 長谷川清一氏)

◎Radio Ukraineがオンデマンド放送開始 2版新規
 
英国のHarry Brooks氏によると、Radio Ukraineがオンデマンド放送を開始した。http://radioukr.com.ua/en/157でストリーミング音声が受信できる。但しダウ ンロードはできない。(DXLDyg 8/30)

◎デンマークが長波でDRM放送試験 2 版新規
 英国のMike Terry氏によると、Telecom社はデンマークのKalundborgに設置されたNautel社製NX50送信機(2011年設置、50kW)を 使用してDRMの試験放送を出力10kW、周波数243kHzで実施する。期日はIBCが開催される9月6-12日で12:35以前、16:20-18: 35の間、01:30以降の3回BBCの番組「The Strand」を繰り返し放送する。DRM放送のIDには「DRM Kalundborg」と表示される。(DXLDyg 9/5)

◎SW Radio Africaスケジュール変更
 ジンバブエ向秘密放送SW Radio Africaはスケジュールを変更し、土曜・日曜の15:00-17:00に15115kHz(Madagascar、250kW、265度)で放送して いる。言語は英語、ショナ語、ネベレ語。(DX RE MIX NEWS 741)

◎CBC北カナダ向短波放送の廃止は11月1日
 米国のAndy Reid氏によると、カナダCBCは北カナダ(ケベック州)向にSackvilleから9625kHzで行われている短波放送「CKCX-SW」を11月 1 日で廃止することを発表した。(DXLDyg 7/31)

◎Radio Bulgariaインターネット放送にもQSL
 ルーマニアのCélio Romais氏によると、最近短波放送を廃止したRadio Bulgariaは、唯一残っているインターネット放送に対して条件付でQSLカードを発行する。発行条件は2ヵ月の間に6通の受信報告を送ることで、受 信報告には日付、受信番組内容、感想・提案を記述する。局は旧来のリスナーとの絆を切らないためにこの方策をとっている。同局のインターネット放送は http://www.bnr.bgで受信できる。(DXLD 1230) 

◎Radio Damascusに爆弾攻撃
 ベルギーのKris Greenway氏によると、8月6日Radio Damascusのある国家放送局の建物が爆弾攻撃を受けた。同氏が電話で局に確認したところ物品の被害と3名の負傷者が出たが、放送には支障がなく、 9330kHzの短波放送も通常に出ている。(DXLDyg 8/8)

◎ナイジェリア・カメルーン国境から短波秘密放送出る
 ベルギーのKris Greenway氏によると、ナイジェリアの新聞Guardian紙は「Bakassi Self-Determination Front」(BSDF)という集団が8月6日より「Dayspring」という名称の短波放送を4200-5200kHz間で開始した。Bakassi はナイジェリア領であった半島に名称で、数年前に同国からカメルーンに割譲された。しかし住民はこれに反対しナイジェリア残留を望んでいる。 (DXLDyg 8/10)

◎AWRは今後も短波放送重視の姿勢
 Adventist World RadioのDowell Chow社長はFMやAM放送よりも短波放送を重視していると語った。氏によればFMやAM放送に比べ短波放送は極めて遠距離まで届くことは最大の利点 で、北朝鮮や中国、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア、インドの奥地にもメッセージを簡単に届けることができる。人々は短波ラジオを使い自分らの 言語でキリストの教えに触れることができる。そのための基幹局がGuamで、ここから全世界の人々に向けてメッセージを送っている。(DXLDyg 8/9) 既報のように7月よりGuam送信所の設備を大幅にアップグレードしました。

◎北朝鮮の中国製送信機運用開始
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、北朝鮮の江界(カンゲ)送信所に中国の北広電子集団(BBEF)製の短波送信機が去る3月2-5日にかけて搬入された。北朝 鮮の運用技術者は北京の同社で運用方法の訓練を既に昨年受けていた。現在KCBSの6100、6250、6400、9665、11680kHzは1Hzに 至るまで正確に出ているが、これらの周波数が北広電子集団製の送信機から出ていることを物語っている。但し「朝鮮の声」の球場(クジャン)送信所では旧式 の送信機がいまだに使用されている。例えば16:00からの日本語放送は9650.004、11865.025kHzに出ている等周波数が正確でないこと からもこれが分かる。(WWWDXC TP 1077)

◎中国のジャミング送信機は周波数設定が5kHzおき
 中国がジャミングに使用しているBBEF社製と思われるジャミング送信機は送信周波数の設定が5kHzステップでしかできないようである。そのため Voice of Tibet等はジャミングを少しでも避けるため末尾のkHzを2kHzあるいは3kHzという半端な周波数で出ている。(NDXC 長谷川清一氏)

◎WTJC局8月2日で閉局!
 米国のGlenn Haouser氏がWTJC局(9367.7kHz)が出ていない事に気づき、局に確認したところ、8月2日に正式に閉局したとの回答があった。局を運営 していたFBN Radioのwebサイト( http://www.fbnradio.com/)からはWTJC局についての記述がすべて削除されている。今後はAM/FM中継、インターネット、ス マホアプリで聞いて欲しいとのことである。(DXLDyg 8/7)

◎カンボジアでVOA・RFAを中継していた放送局の社長逮捕 〜懲役14年に
 カンボジアの警察当局はPhnom PenhのBeehive Radio(FM105MHz)の社長でジャーナリストのMam Sonando氏を7月15日に逮捕した。同局はVOA及びRFAを中継していた。容疑は国家反逆罪で懲役14年が言い渡される予定。 (kimandrewelliott.com) 最近のカンボジアでは中国の影響が日増しに強くなっています。

◎Europe 1のアンテナマスト一部倒壊 〜放送に影響なし
 ドイツのKai Ludwig氏によると、ドイツFelsbergにあるEurope 1(183kHz)のアンテナマスト4本の内1本が8月8日の朝倒壊し、上部が破損した。そのため2本のマストを持つ予備用アンテナに切り替えて運用され ており、一般の受信に支障はない。フランスの本局は知らないようんで、放送でも触れていない。この送信所は1975年に更新されたが、そろそろ寿命なのか も知れない。(DXLD 1232)
 
◎WRTHの歴史サイト開設
 米国のTerry Palmersheim氏によると、同氏は「History of the World Radio-TV Handbook」のwebサイトを開設した。 http://www.wrthhistory.com で、古いWRTHやWRTH社の出版物を紹介している。(DXLD 1232)

◎HCJBオーストラリア新Kununura送信所を完成
 インドのAlokesh Gupta氏がHCJB Global News Update for Week 8/6の報道として伝えたところによると、HCJBは7年計画でオーストラリアの新Kununura送信所の建設を進めていたが、7月24日に これが完成しアジア・太平洋地域にはより強力な信号が届くようになった。旧Kununura送信所は2003年に開設されたが、地元空港に近いため当初 40m以上の鉄塔は建設が認められなかった。HCJBのエクアドル旧Pifo送信所ではこの4倍もの高さのカーテンアンテナを使用していたので受信状況の 差は歴然であった。そのためHCJBは更に2マイル離れた場所に「Lot 3000」と呼ばれる1250エーカーの土地を確保し2005年より7年計画で大型アンテナと新型送信機(HCJB製100kW短波送信機HC100)も 導入することにした。新送信所からはDRM送信も可能で、DRMを国家方針にしているインド向に今後活用する予定である。HCJBオーストラリアの番組責 任者Derek Kickbush氏は「伝達手段としては他のテクノロジーがのしてきているが、短波放送は南アジアや東南アジアではどこでも聞こえるメディアとしての役割 がある。」としている。同局では短波放送の果たす役割が最も高いアフリカ向放送も今後行って行く。(DXLDyg 8/12)

新送信機の調整を行うSteve Sutherland氏(HCJB Australia HPより)




◎元BBC日本語放送のお便り担当者死亡

 元BBC日本語放送の書簡担当者で同局のInternational Broadcasting & Audience Research(IBAR)所属し、日本をはじめ、世界中から日本語部宛に届いたお便り係を永らく務められたIFこと、ロンドン在住の白須以知子氏が死 去(死因は病死)していたことがこのほどわかった。白須氏はBCLブームのころからBBCに勤務し、1991年3月末の同放送廃止までリスナーから届いた 手紙に目を通し、BBCの付箋やベリカードの片隅にIFのイニシャルでリスナーへ返信を送ったり、BBCの内部の各言語セクションで閲覧する手紙を英訳す るなどの業務に従事した。BBC日本語部閉鎖後は英国を訪れるガドウィックやヒースローといった空港のイミグレーションで邦人観光客の通訳などの職務に従 事した。日本BCL連盟発行「MY WAVE」1986年9月号の特集に顔写真入りインタビュー記事、同じく1993年9月号のBCL最新情報の故人の顔 写真を掲載している。(東京都  紺野 敦氏)

◎「Wofferton送信所の50年」無料公開
 BBCは1993年に発行された「Fifity years of transmitting at BBC Wofferton 〜 A social and a technical hostory of a Short Wave Station」(Jeff Cant著、A4版、71ページ)を無料公開した。 http://www.bbceng.info/にアクセスし「Wefferton」で検索するとpdf形式で入手可能である。(DXLDyg 8/15)




◎Radio Six International 米国から短波中継

 英国のMike Terry氏によると、同国の Radio Six International はインターネット放送の他、時々米国WBCQより欧州・南米向に5110、9330kHzで中継する。放送がある場合には http://www.radiosix.com/schedule.html上で公示される。(DXLDyg 8/17)

◎TDPが解散・名称変更
 ベルギーの送信仲介業者TDP社は7月31日で会社を解散し、直ちに新会社を設立し同一業務を開始した。新会社の名称は「Broadcast Belgium」で送信仲介、コンサルティング、デジタルラジオ放送広報、モニタリングを主な業務とする。新会社のURLはhttp: //www.broadcast.be、E-mailはinfo @ transmitter.orgである。




◎DWが顧客回復作戦〜「My DW開設」

 ドイツのDuetche Welle(DW)は新たなwebサイト「My DW」を開設し、最新ニュースの提供をweb上で開始した。twitterや「Club Laouge」を通じてリスナー(ではなくリーダー)と局とが対話できるようになっている。http://www.dw.de/mydw。(DXLD 1233)

短波放送廃止の代替措置は功を奏するか?



◎BBC World Serviceの開始音楽「Lillibulero」出なくなる

 英国Guardian誌によると、BBC World Serviceの開始テーマ音楽として親しまれた「Lillibulero」が出なくなった。この音楽はアイルランドの舞曲を元に1689年Henry Purcellによって作曲されたものである。臨時に出なくなったのかもう永久に出ないのかは不明。(DXLDyg 8/23) 終焉へ向かってひた走るBBC WSに元気な音楽は不要なのでしょう。

◎swissinfo第二次大戦中のアーカイブを公開
 swissinfoのOlivier Pauchard氏によると、1935年にSSwiss Radio Internationalの前身Swiss Shortwave Serviceが設立から第二次大戦終了に至るまでの放送録音がこのほどデジタイズされ、その一部が公開された。詳細は http://www.swissinfo.ch/eng/culture/Wartime_radio_archives_come_to_light.html? ci\d=33301906を参照のこと。(WWDXC TP 1079)

◎Bangladesh Betar Thomson社製で短波送信機を更新
  Thomson Broadcast社の発表によると、Bangladesh Betarは中東・中央アジア・中国・インドネシア・マレーシア・インド亜大陸での同海外放送の受信状況を改善するため、昨年9月にDhaka近郊 40kmの送信所に同社製250kW短波送信機TSW2300D(ソリッドステート型パルスステップ変調器付、DRM送信可能)を一基導入した。この送信 機はHP-RCA 2/2/0.5回転アンテナに接続されて稼働する予定で、アンテナは2012年春の完成した。海外放送の主眼は対象地域で働くバングラデシュ人の故国の 情報や娯楽を伝えるためである。送信機・アンテナの設置作業は地元のTriwave Network社が請け負った。Bangladeh Betarでは既にThomso n Broadcast社の1000kW中波送信機S7HPを2009年に導入している。(DXLD 1234)

◎自由北韓放送時間変更
 民間の対北放送である自由北韓放送はVTCの仲介で放送しているが8月よりスケジュールを変更した。新スケジュールは以下の通り。
 22:00-23:00 15645 (Dushanbe送信所) 100kW
  04:00-06:00 7530 (Erevan送信所) 100kW
(DX RE MIX NEWS 8/20)

◎Radio Kuwait送信を拡張
 Radio Kuwaitは8月より以下の2サービスを追加した。出力500kW、Kabad送信所。
 19:00-21:00 15540 東南アジア向フィリピン語
 01:00-03:00 15540 南アジア向ウルドー語
 21:00-09:00 15515 東アジア向アラビア語General Service(8/20より)
(DX RE MIX NEWS 8/20)

◎webブラウザのみで利用可能なリモートSDR受信機提供
 英国のMike Barraclou
gh氏によると、オランダのTwente大学無線クラブはwebブラウザーでアクセスするだけでリモート受信可能は「Twente Online SDR受信機」を開発し、8月17日より一般ユーザーに公開した。ユーザーはjavaさえ動いていれば自由に同大学の受信機を操作し0-29MHz間で受 信することができる。アクセスはhttp://websdr.ewi.utwente.nl:8901/。(DXLDyg 8/26)

オンラインSDRの画面(立ち上げるとすぐ音声が出てくる)



◎ネパールの日本語ラジオ番組1周年
 ネパールで2011年8月22日より放送されている日本語・ネパール語の2ヶ国語併用番組が放送開始1周年を迎えた。この番組は「Nippon Chautari(日本のわくわく広場)」といい、現地時間で毎週月曜日07:30-08:00(10:45-11:15JST)に放送されている。日本 語を担当しているのはカトマンズで日本語学校を運営するポカレル本田明美さんである。番組はカトマンズ(UJYAALO 90 NETWORK 90.0MHz)、チトワン(SYNERGY FM 91.6MHz)、ポカラ(RADIO TARANGA 107.6MHz)の3都市で流されている。 番組内容は簡単な日本語講座、ゲストへのインタビュー、日本の音楽、日本とネパールの話題やお知らせ等である。Ujyaalo 90 Networkのサイト(http://www.unn.com.np)でオンライン放送が聞けるほか、番組のサイト(http://ja- jp.facebook.com/nipponchautari)では過去の番組も聴くことができる。本田さんは徳之島出身でhttp: //www.tokunosima.com/tida120413.htmlにも関連記事が掲載されている。(東京 平原哲也氏)

◎AOR社ハムフェアで新型ループアンテナL800を展示

 AOR社は8月25・26日に東京で開催された「ハムフェア2012」において新型ループアンテナLA800を展示した。直径78cm のアルミ製ループアンテナで基部にプリアンプがついており20dB以上の利得が得られるという。帯域は10kHz〜500MHzと広帯域で、この内 150kHz〜30MHzの放送帯ではΔLoop7と同様な同調型ループアンテナとして動作しり、コントローラ部でバンド(6バンド)を切り替えて同調受 信する。それ以外の帯域では非同調ループアンテナとして動作する。発売は秋の予定で、価格は\58,850とのことである。(赤林)

◎「朝鮮の声」放送不具合続く 3版追加
 北朝鮮の「朝鮮の声」日本語放送について、8月下旬になって長時間停波の回数は減少したが、電波は出ていても、音声が時折、途切れる現象が起こってい る。局の再放送用のテープの不具合、コンソール類の故障等と推測される。不具合は9月になっても継続しており、9月8日夜の11865kHzは1時間以上 停波していた。(大阪 山森健志氏)電力不足に加えて球場送信所の設備老朽化が原因なのでしょ う。



出展略称  

   DXLD DX Listening Digest
 DXLDyg: DX Listening Digest Yahoo Group
 WWDXC TP: World Wide DX Club Topnews
  DSWCI DXW
Danish Shortwave Club International  DX Window
  HCDX
Hard-Core-DX
  JSWC
Japan Shortwave Club
 NDXC: Nagoya DXers' Circle
  ABU
: Asia-Pacific Broadcasting Union
 BBG: Broadcasting Board of Govenors
  WRTH
: World Radio TV Handbook




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