月刊短波2012年12月号 (第7版)
編集 赤林隆仁  時間 JST

◎IRRS東南アジア向試験放送 〜12/28に実施 7版新規
 NEXUSのRon Norton氏によると、同社の経営するItalian Radio Relay Serviceは12月28日に東南アジア向試験放送を実施する。スケジュールは以下の通り。放送の最初と最後には英語のアナウンスがある。
 22:00-23:00 15325kHz(300kW)
 受信報告はE-mailでreports @ nexus.org宛に送る。新製のQSLカードが用意されている。(DXLDyg 12/27)

◎Voice of Croatia 12月31日で短波放送廃止 7版 新規
 米国のGlenn Hauser氏によると、Voice of Croatiaは12月31日で短波放送を廃止し1月1日以後は中波、インターネット、衛星のみの放送となると発表した。短波放送に使用されていた資金は インターネット放送等に振り向けられる。詳細はhttp://www.hrt.hr/fileadmin/video/Glas_Hrvatske_- _prijam.pdfを参照のこと。インターネット放送はhttp://www.hrt.hr/liveでストリーミング放送、http: //www.hrt.hr/rnzでオンデマンド放送を聞くことができる。国内向短波中継も廃止されるかどうかは不明。(DXLDyg 12/27)

◎CVC Media12月31日で「Africa 1」の短波放送廃止 7版 新規
 CVC Mediaによると、同局は現在Zambia送信所から15:00-07:00に13590kHz(100kW、315度)で放送している「Africa 1」の短波放送を12月31日で廃止する。(DXLDyg 12/24) 既報のようにCVC-Zambiaからの近隣向放送は残る見込みです。

◎セントヘレナ完全に終焉 〜結局短波送信はなし 6版新規
 ドイツのRobert Kipp氏によると、Radio St Helenaは12月26日の03:00-09:00に1548kHz(1kW)とインターネットで特別お別れ番組を放送してその歴史を閉じることになっ た。最終番組はTony Leo局長の他Stedson Francis、Ralph Peterのスタッフが出演する。但しインターネット放送を行うかどうかは正式には決まっていない。なおセントヘレナにある唯一の公営FM局である Saint FMも12月22日の01:00に放送を終了することになっており、同局が使用していたライブストリーミングを利用すればインターネット放送も可能と見ら れている。http://www.shbc.shを試て欲しい。クリスマス以後セントヘレナには公共のラジオ放送局は無くなることになる。今回の最終番組 に対する受信報告は受け付けず、QSLは発行されない。(DXLDyg 12/22) 結局短波による最終放送は実現しませんでした。2009年の「七夕」放送が短波放送の最後になりました。

セントヘレナもやがて過去の物語に



◎IRRS年末特別放送 6版 新規
 IRRSによると、同局では今後も短波放送を維持強化して、現在のターゲットエリアである欧州、北アフリカ、中近東以遠の地域に対しても放送を行って行 くことにしている。12月23日と30日の05:00-06:00には英語・フランス語によるDXer向特別ニュース番組を放送する。周波数は7290、 1368kHzである。12月31日までにこの放送について受信報告を送った人には新しいQSLカードを発行する。受信報告はE-mailでは reports @ nexus.orgに、郵送ではIRRS, PO Box 10980, I-20110 Milano, Italyに送って欲しい。(DXLDyg 12/21)

◎MV Baltic Radio系欧州各局が週末特別放送 6版新規
 MV Baltic Radio(ドイツ)のTom Taylor氏によると、HH Lokalradio、European Music Radio、Radio Gloria Internationalの各局は来る12月22/23日に以下のように放送する。
 HH Lokalradio 12/22 14:00-20:00 7265 欧州向 20:00-02:00 6190 欧州向
 Radio Gloria International 12/23 09:00-11:00 9480 全世界向  19:00-20:00 6005 欧州向 19:00-21:00 9480 欧州向
  European Music Radio 12/23 11:00-12:00 9480 全世界向
(DXLDyg 12/21)

◎オランダFRSが年末QRM放送 5版新規
 オランダのFRSは来る12月30日に2012年の終焉を祝って6時間の特別放送を行う。放送でオンエアするためのメッセージを募集中で郵送ではP. O. Box 2702, 6049 ZG Herten, Holland、E-mailではfrs @ frsholland.nlで受け付ける。19:00スタートで周波数は7600、7685kHzまたは6070kHzである。詳細は直前に発表する。 (DXLD 1250)

◎「BCLライフ 2012-2103」発行 4版新規
 
三才ブックスより「BCLライフ 2012-2013」が発行された。年1回発行されるが、2012年の発行が遅れたためにこのような名称になった。「海外放送受信に役立つ実践型マガジ ン」を標榜しているだけに、初級〜上級のBCLに役立つ記事が満載されている。内容は巻頭カラー特集が、「領土問題と各日本語放送の反応」、「BCLの個 人 輸入まるごとガイド」、「初心者のためのペディション講座」、「夢見るロシアナビゲーター」(ロシアの声いちのへ友里さんによる特別寄稿)、第1章は「海 外放送の今!」(日本語放送、外国語放送、特別業務局、「この30年の短波放送の軌跡と今後の展望」、「短波放送の今と言語の大研究!」、「メルボルンコ ミュニティFM-3ZZZ日本語放送の活動報告」、「HCJBのインタビュー番組ができるまで」)、カラー企画として「懐かしのBCLラジオメーカーカタ ログ」(BCL新製品情報付)、第2章は「アススメ受信機材!」(「初級・中級者向け機器大研究」、「室内用ループアンテナLA400の実力を試す!」、 第3章は「BCLに役立つ情報・テクニック」(「海外現地受信レポートinアフリカ」、「返信率向上の研究・後編〜効率的QSL獲得術」、「九十九里浜で の受信結果」)となっている。今回は山田耕嗣コレクションの中より「いまは聞けない激レア日本語放送音源」のCDが特別付録としてついている。そのCDの 解説「激レア日本語放送音源の楽しみ方」も掲載されている。A5版162ページ。\1,600。書店にない時はアマゾンで購入できる。(赤林)





◎ドイツNorddeutscher Rundfunk船舶向クリスマス特別番組を短波放送 
4版 新規
 来る12月25日の04:00-06:00及び06:00-08:00にNorddeutscher Rundfunkでは特別短波放送を全世界に向けて放送する。
 第1部 12/25 04:00-06:00 船舶乗組員向祝賀メッセージ
  9850  Wertachtal 285度 100kW   北大西洋向
  13780  Nauen 235度 125kW   西アフリカ・大西洋向
 11840  Nauen 200度 125kW   南大西洋向
 11720  Nauen 163度 100kW   南東アフリカ・南アフリカ・インド洋向
 11840  Wertachtal 120度 100kW  インド洋西部向
 11965  Wertachtal  90度 125kW   インド洋東部向
  第2部 12/25 06:00-08:00 Hamburgの聖ヨハネHarvestehude教会のクリスマスミサ及び船舶乗組員向祝賀メッセージ
  7335  Wertachtal 270度 100kW 北大西洋向
  11655  Nauen 235度 125kW   西アフリカ・大西洋向
   9490  Nauen 200度 125kW   南大西洋向
   9735  Nauen 163度 100kW   南東アフリカ・南アフリカ・インド洋向
   9490  Wertachtal 120度 100kW  インド洋西部向
   9650  Wertachtal  90度 125kW   インド洋東部向
 同局は毎年FM放送や中波放送で船舶向にクリスマス放送の中継を行っている。第59回目の今年はインターネット、衛星の他に短波送信を使ってクリスマス 放送をより広域的に行う。短波放送を行う理由は他の船舶がすぐ近くにいて更に波で揺れる洋上ではアンテナを定位置にして置くのが難しく、インターネットや 衛星では安定して受信できない場合が多いからである。海岸局Norddeich Radioが1990年代終りに廃止されて以来船舶向に短波送信を行うのはこれが初めてである。しかも100-125kWという大出力である。局ではドイ ツ人船員以外の人にも聞いてもらいクリスマスを祝いたいとしている。この番組に関する連絡先は Norddeutscher Rundfunk, Redaktion "Gruss an Bord", z. Hd. Wolfgang Heinemann, Rothenbaumchaussee 132-134, 20149 Hamburg, Germany。 担当者のE-mailはw.heinemann @ ndr.de、URLはhttp://www.ndr.de/grussanbordである。(ドイツ Wolfgangu Bueschel氏) 画期的な出来事ですね、日本ではインド洋東部向のおこぼれを狙うか、西アフリカ・大西洋向のロングパスを狙うかですかね。

◎イラン日本語放送周波数変更 4版 新規
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、イランIRIBの日本語放送は06:00-07:00の放送の周波数を12月中旬より6145kHから5990kHzに変更 した。また22:30-23:30の放送の周波数も9540、9785kHzより9585、9665kHz(何れもSirjan送信所500kW)に変更 された。(DXLDyg 12/13)

◎今年もSAQがクリスマス送信 4版 新規
 Michael Oexner氏によると、スウェーデンの保存無線局SAQは今年も12月24日の16:30頃から17.2kHzにて世界遺産の古い送信機よりCW電波を 発信する。今回の送信についてはQSLカードが発行される。受信報告は郵便ではAlexander - Grimeton Veteranradios Vaenner, Radiostationen, Grimeton 72, S-432 98 Grimeton, SWEDEN、E-mailではinfo @ alexander.n.se、FAXでは+46-340-674195に送付する。(DXLD 1249)

◎ブルガリアSpacelineが特別DRM放送 4版 新規  5版追加
 AWR Wavesacanによると、ブルガリアの送信会社Spacelineは12月23、24、26、27日の01:00-03:00に9755kHzにて DRM送信を行う。01:00にはThe mighty KBC、02:00にはAWR Wavescan、02:30には他局(未定)の番組を流す。受信報告はinfo @ spaceline.beに。詳細はhttp://spaceline.bg/drmmix.html参照のこと。(NDXC 長谷川清一氏) 郵送ではSpaceline Ltd, James Baucher blvd 71, Fl. 6, Office 5 , 1407 Sofia , BULGARIA。
 
Adventist World Radio(AWR)はRadio Miami Internationalと共同で来たる12月23、24、26、27日の02:00-02:30にBulgariaのSpaceline社の送信所よ り9755kHz(100kW)で特別DRM番組「DRM Mix」をDRM放送する。放送内容はブルガリアの放送史で、受信報告にはAWR WavescanよりQSLカードが発行される。(WWDXC TP 1049)

◎サラワクに新たな秘密局出現 〜最終的にパラオから送信 2版追加 4版追加 5版追加
 ギリシアのZacharias Liangas氏がBorneo Post紙の報道(11/21付)として伝えたところによると、マレイシアのサラワク州に向けてRadio Kenyalangという新しい短波局が放送を開始する。言語はIban語で、サラワク労働者党(Sarawak Workers Party、略称SWP)と関連があるとしている。SWPは次回の選挙で現政権のParti Rakyat Sarawak (サラワク大衆党、略称PRS) に対抗して議席を獲得することを目指している。Radio Kenyalangは以前からある秘密局Radio Free Sarawakとも関連する。Radio Free Sarawakの経営者であるLester Melanyi氏はSWPの広報部門の長でもありプリントメディアによるジャーナリズムには経験のある人物である。氏によれば、Kuala LumpurとLondonを往復してRadio Kenyalangを支援するとしている。放送枠はWorld Radio Networkを仲介して購入するため、放送はLondonから行うことになる。また放送開始は11月末の予定で1日1時間放送する。拠点をLondon に設 ける理由は既成政党からの妨害を防ぐためとしている。(DXLDyg 11/20)
 米国のGlenn Hauser氏によると、局名の「Kenyalang」はサラワクに生息する鳥「サイチョウ」の現地名称であるが、サラワクにおける特殊な階層集団のシン ボル名でもある。放送は11月30日の21:00-23:00に15650kHzで開始される。送信地は明らかにされていないが、HFCCにはWRNが Kazakhstanの200kW送信所を同時刻に登録している。(DXLDyg 11/30)
 同局はWRNやIRRSの送信所からの伝搬試験を行っていたが、最終的にはWRNの仲介で12月17日よりパラオの送信所から18:00-19:00に 15360kHz(100kW、270度)で出ることに決定した。17日からは日本でも良好に受信できている。19:00から周波数を15420kHzに 変更して引き続きRadio Free Sarawakが中継されている。結局パラオから連続3時間サラワク向けの反政府放送が中継されていることになる。(NDXC 長谷川清一氏)



◎韓国MND Radio周波数変更 2版修正

 名古屋のDXerにより、韓国国防部による北朝鮮向放送の周波数が12月1日より変更されたことが確認された。新周波 数と放送時間は以下の通りである。
 1  13:00-13:55 5150 6360
  2  14:00-14:40 4925 6550
  5  15:00-15:35 6270 6480
  4  16:00-16:35 5290 6435
  2  19:00-19:40 4925 6550
  3  20:00-20:40 6270 6480
  1  21:00-21:55 5150 6360
 1〜5は放送のバージョンでありアナウンサーの性別と開始・終了音楽が異なる。
 1  女性アナ 開始 江南スタイル(강남스타일) 終了 愛のために(사랑을 위하여)
 2  男性アナ 開始 口笛(휘파람) 終了 我等の願い(우리의소원)
 3  女性アナ 開始 平和(평화) 終了 我等の願い(우리의소원)
 4  女性アナ 開始 True Love 終了 懐かしい懐かしい(그리워 그리워)
  5   女性アナ 開始  平和(평화) 終了 我等の願い(우리의소원)
   開始・終了音楽のサンプルは次を参照のこと。
  江南スタイル http://www.youtube.com/watch?v=9bZkp7q19f0
  愛のために http://www.youtube.com/watch?v=L5XQ0oirlOE
  口笛 http://www.youtube.com/watch?v=uqylN2aBcbk
  我等が願い http://www.youtube.com/watch?v=T75K5o7u8gw
  平和 http://www.youtube.com/watch?v=U2u9VSebqgQ
  True Love http://www.youtube.com/watch?v=bOTXN4zq7Gg
  懐かしい懐かしい http://www.youtube.com/watch?v=iM90l1LVLPs
(NDXC 長谷川清一氏)

◎Zimbabwe 向にRadio Dialogue 2版追加
  英国のDave Kernick氏、米国のRon Howard氏によると、11月20日よりMadagascarのTalata-Volondry送信所(旧RNWマダガスカル中継局)より Zimbabmwe向新秘密局Radio Dialogueが放送を開始した。01:00開始で周波数は12105kHzである。放送は英語と現地語である。(DXLDyg 11/19 11/20)
 この局名Radio Dailogueは旧Zimbabwe Community Radio-ZiCoRaが局名変更したものと思われる。(NDXC 長谷川清一氏) 「Channel Zim」という団体のHP(http://www.swradioafrica.com/channelZim/index.htm)に他の Zimbabwe秘密局Radio VOP、SW Radio Africaのスケジュールと共にスケジュールが掲載されています。それによると01:00-03:00、07:00-09:00、13:00-15: 00、19:00-21:00の放送となっています。URLはhttp://www.radiodialogue.comで、連絡先は9th Floor Pioneer House, Cnr 8th Avenue & Fife Street, Bulawayo, Zimbabwe、電話番号は+263(09)884858/881020、FAXは+263(09)884828となっています。

Radio Dialogueのロゴ


◎Radio HargeisaのQSLマネージャーは引き続きBaldur Drobnica氏 2版追加

 米国のJensen氏によると、ソマリアRadio Hargeisa(7120kHz)のQSLマネージャーは引き続きドイツのBaldur Drobnica氏であることが分かった。氏は$3を同封してレポートしたところQSLカードが送られてきた。宛先はMr. Baldur Drobnica, Consultant, Zedernweg 6, D-50127 Bergheim, Germanyである。(DXLDyg 11/29)
  Radio Hargeisaは13:30-1430、00:00-04:00の放送の他22:00頃f/in-23:00の放送も行っており、22:20-22: 40頃に英語放送を行っている。(NDXC 長谷川清一氏)

◎WRTH2013年版発刊 〜JSWCでも購入可能 2版追加・修正
  2013年版World Radio TV handbook(WRTH2013)が発行された。体裁は例年と同じである。特別記事としてWRTH Receiver Reviews 2013(Newstar DR111、Cross Contry Wireless SDR-4+)、Internat専用ラジオ、Wellbrook FLG100GN、Classic 1990s DSP Receivers、Children's Radio Foundation、Listening on Curaçao、Digital Update、Khmer Post Radioも掲載されている。全672ページ。今回で67回目の発行となる。価格は£24.95+送料£9.50、 WRTH社のHP(http://www.wrth.com)より直接申込ができる。なおIBSジャパンでは12月中に限り日本語の 「WRTHの使い方」(12ページ、特別記事付き)、日本語WRTHアンケート付のものを送料共で月刊短波 読者 \3,599(一般価格\3,699)で直接受付・即時発送 を行う。この場合はWRTH2013入手希望として郵便振替00210-7- 28136(口座名 IBSジャパン)に送金する。既に発送が開始されており、12月4日以降入手可 能である。またWRTHでは同時にB12スケジュールをバーグラフ表示した「B12 WRTH Bargraph Frequency Guide」CDも発行した。こちらの方はWRTH社への直接注文のみで価格は送料別£9.99である。(赤林)

(左)WRTH2013 (中)日本語版「WRTHの使い方」(IBSジャパン) (右)B12 WRTH Bargraph Frequency Guide
    



◎RMRCより2013年版QSLカレンダー 2版追加

 ドイツのRhein-Main-Radio-Club(RMRC[)は2013年版「QSLカレンダー」を発行した。例年通りフルカラーで、1930年 代から現代までの26枚のQSLカードが原寸大のカラーで掲載されている。価格は送料とも€15。詳しくはhttp://www.rmrc.deを参照の こと。(RMRC Herald Gabler氏)

表紙は懐かしのRadio CanadaとSABC




◎新たな「アフリカの鼻」地域向秘密放送出現 2版追加

 WRN仲介で新たなソマリア向秘密放送が出現した。モルドバのGrigoriopol送信所より100kW、160度で02:00-02:30に 11560kHzで出ている。NDXCの長谷川清一氏は11月18日の01:57(s/on)-02:27 (s/off)に同局を受信できた。(WWDXC TP 1092)  
 「アフリカの鼻」地域向けの新しい地下局が開始された。11月17日に名古屋のDXerが初めて受信した。20日付DX RE MIXNEWSによればエリトリア向の地下局「Dimtse Radio Yerena (Erena)」が毎日02:00-02:30に11560kHzでAfar語、Oromo語の放送を14日から開始した模様である。15日付HFCC ListではモルドバのGrigoliopolから100kW送信がリストされているがDX RE MIXNEWSでは送信所はSecret/hidden siteとされて公表していない。Sofiaで大変強く入っているという情報があるため、Sofiaからの送信の可能性もある。(NDXC 長谷川清一氏)
 英国のDave Kernick氏はGlobal Tunerを使い、11560kHzの内容と同時刻に同局のストリーミング放送http://erena.orgの内容を比較して見たが別内容で、スト リーミング放送ではArabsat衛星放送の周波数をアナウンスしていた。(DXDL 1248) Radio Erenaの電話番号は+33 (0)1 45 89 64 51、E-mailはradioerena @ gmail.comまたはradioerena @ yahoo.comです。電話番号からはフランスに連絡先があるようです。





◎北朝鮮対南宣伝放送を再開 4版追加

 北朝鮮平壌の「祖国平和統一委員会」(조국평화통일위원회)は11月29日HP上で12月1日から「国内外の同胞」に向けて『統一のこだま』放送(통일 의메아리방송)を開始すると発表した。スケジュールは07:00-09:00、13:00-15:00、21:00-23:00に684、1080、 3970、 6250kHz及びFM 97.8MHzである。
  11月30日の21:00から「조선은 하나다 (Korea is One)」の開始音楽に続いて開始アナウンスとスケジュールの紹介、その後は殆ど北朝鮮音楽をノンストップで流しているのが684、1080、 6250kHzで受信された。多分本放送に向けてテスト放送を行っていたものと思われる。12月1日は07:00から開始音楽に続いて本放送が開始され た。3970kHzは受信確認できていない。「祖国平和統一委員会」は「民間放送」と発表しているが同 組織自体が対南機構のため韓国の対北宣伝放送MND Radioに対抗して韓国大統領選に合わせて宣伝放送を開始したものと思われる。(NDXC 長谷川清一氏) 
 NDXCの長谷川清一氏によると、12月10日より同局の6250kHzに韓国からジャミングがかけられている。(DXLDyg 12/11)
 
◎VORスイスからの中波中継停止に
 2011年4月1日から開始されたVoice of Russiaのスイス中波中継558kHzが2012年12月31日に停止されることが同局のロシア語webサイトの情報より明らかになった。この送信は SRGが2008年に廃止したCima di Dentro送信所の200kW送信機から行われていた。VORの中波中継廃止でスイスの中波局は消滅することになる。同送信所は1979年に建設された もので http://www.giangrandi.ch/electronics/broadcast/ceneri.htmlに見られるように、地下のシェ ルター内に送信機を配置し、核戦争になっても電波が出せるようになっている。(DXLDyg 10/31)

◎北朝鮮 短波送信施設を入替
 インドのAlokesh Gupta氏がDaily NKの報道として伝えたところによると、北朝鮮当局は短波送信機の入替作業を行っている。作業は2012年3月より開始され、江界(カンゲ)送信所にある 3基の高出力短波送信機をすべて中国・北広電子集団(BBEF)製の新型に置き換え、次に平壌・球場(クジャン)送信所の送信機も置き換える。北朝鮮の 短波送信機は老朽化して効率が悪く、不足がちの電力を大量に消費する上、地方では国内向短波放送でさえ受信しにくい状態が続いていた。今回の措置は、韓国 向宣伝放送の受信状態改良の他、国内向放送の受信状態も改善して民衆が外国の放送を聞くことを防止する点にある。(DXLDyg 10/31)
  ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、北朝鮮の球場送信所からの送信で聞こえないものが10月末現在続発している。北朝鮮では江界送信所で2011年5月から 2012年3月に中国製送信機への入替を完了したとされている。今回は球場送信所の送信機入替も始まった可能性がある。(WWDXC TP 1089)

◎「朝鮮の声」11月のモニター結果
   「朝鮮の声」の日本語放送の秋からの新周波数の7580kHzが実際に出て来たのは11/22の夜からであった。電力事情、送信の質の悪さ等について は、11/18夜の「お便りの時間」の中でリスナーから指摘を受け局も認めていた。電力事情はとても悪化している模様で、土、日の夜は二波から三波出てい るが、平日は6070kHzのみで、これが停波した場合は中継波3250kHzで補助している。電力に余裕がある場合は9650kHzないしは 7580kHzのどちらかが出て来るが、両方出てくることは稀である。21:00からの放送は、途中から混信やノイズで聴こえなくなる日が多い。中継波の 4405kHzは確認できない。返信に対する東京税関成田の検閲は少し緩和された模様で大きな写真集が普通郵便で届くようになった。(大阪府   山森健志氏) 上記の送信機入替にも関連しているかも知れません。

◎AWRがGuam短波送信所更新のビデオ公開
 Adventist World Radioは「Across the Waters」と題するGuam短波送信所拡張工事のビデオを公開した。http://www.awr.org/en/home上にて視聴できる。 (DXLDyg 11/3)

◎オーストリアORFが18910kHz使用
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、オーストリアのORFはMosbrunn送信所より新たにオーストラリア向放送を18:00-18:30に 18910kHzで開始した。オーストラリア向放送は同送信所の主任技師Herbert Kuhnle氏が2000年末に死亡するまで30年間行われてきたが、このほど復活したものである。(WWDXC TP 1089)

◎ドイツからの短波放送のまとめ
 オーストリアのStephan Schaa氏がとりまとめたドイツからの現在の短波放送の状況は以下の通りである。
@Classic Broadcast社 <http://www.classic-broadcast.de>
 Kall送信所、4×1 kW  1×20 kW  1× 10 kW (中波)、1593 kHz, 3955, 5980, 6005, 6085kHz
 Radio 700 (1593, 3955, 6005)
 Hamburger Lokalradio (5980ないし6190.)
 Radio Belarus (6005, 3955?),
 PUR Radio 1 (6085),
 Radio Gloria (6005),
 EMR (European Music Radio) (6005),
 Stimme Indonesiens (3955),
 Missionswerk Freundesdienst (Radio 700内の番組として)
AMV Baltic Radio社 <http://www.mvbalticradio.de>
 Goehren送信所、1×2kW、7265, 9480kHz+6140kHz(Media Broadcast社送信)
 MV Baltic Radio (9480),
 Hamburger Lokalradio (7265),
 Radio Gloria (9480),
 EMR (European Music Radio) (7265, 9480)
B Radio 6150 ("Radio TRAX") 社<http://www.radio6150.de>
 Rohrbach (Waal) 送信所、 1×750W (将来20kWに増力予定)、6070kHz(旧6150kHz)
 放送局は今後決定される
CRadio HCJB <http://www.hcjb.de>
   Weenermoor送信所、1×1.5kW、 3995kHz
 HCJBドイツ語放送、ロシア語放送(「希望の波」)
 SW-Radio
 Missionswerk Werner Heukelbach
 Missionswerk Neues Leben, Botschaft des Heils
 Ichtys Radio
 Life FM (アイルランド、英語)
 DMedia Broadcast社 <http://www.media-broadcast.com/hoerfunk/analoge-hoerfunknetze/kurzwelle.html>
 Wertachtal送信所・ Nauen送信所、100〜500kW多数波使用
 放送局はhttp://www.media- broadcast.com/fileadmin/user_upload/Downloads/B12_planned_151012_MBR.pdf 参照
(WWDXC TP 1089)

◎ドイツHCJBのB12スケジュール
 3995kHzで行われているドイツHCJBのスケジュールは以下の通りである。
 13:00-13:30  ロシア語
 13:30-02:00 ドイツ語(14:30 16:30 01:00 HCJB Quito、15:00 01:00 Missionswerk Werner Heukelbach、15:30 Licht des Evangeliums、16:00 Missionswerk Neues Leben)
  02:30-05:00  ドイツ語(03:00 Licht des Evangeliums、03:30 Missionswerk Neues Leben、04:30 HCJB Quito)
  05:30-08:30  ドイツ語(07:00 HCJB Quito)
 08:30-13:00 夜の国際番組(アイルランドのLife FMの英語放送中継を含む)
(WWDXC TP 1089)
 
◎Radio PMRのB12スケジュール
 モルドバのRadio PMRのB12スケジュールは以下の通りである。
 火〜土曜 03:00-08:00 7290kHz
     04:00 06:00 ロシア語、03:00 05:00 07:00 英語、04:30 06:30 仏語、03:30 05:30 07:30 独語、03:15 03:45 04:45 05:15 05:45 06:15 06:45 07:15 07:45 音楽
 月〜金曜 12:00-14:00 999kHz ロシア語
 国内向放送は以下の通りである。
 火〜土曜  02:00-07:00  621kHz ロシア語・ウクライナ語・モルドバ語
 毎日  13:00-07:00 FM  74, 100.1, 100.7, 103.4, 104.0, 105.0, 106.0, 106.4, 106.5 MHz
 同局へは郵便が届かないためURL上(http://www.radiopmr.org/about/form.phpまたはhttp: //www.radiopmr.org/about/27/about/23/about/23/Kontakt)で連絡するか同局のAndrej Smolensky氏にE-mail(andreysmolensky @ yahoo.de)で連絡する必要がある。(WWDXC TP 1089)

◎CVC 1 Africa 1日1回に
 CVC Internationalの1Africaの放送はB12より1日1回(15:00-07:00 13590kHz 100kW 315度)のみとなった。西アフリカ・ナイジェリア向英語放送である。(DX RE MIX NEWS 11/1)

◎ポーランドはKostinbrod送信所を継続使用
 設備の老朽化から廃止が取り沙汰されているブルガリアのKostinbrod送信所より、Polish RadioはB12シーズンの送信を以下のように行うことになった。
 23:00-01:00 12095kHz 50kW 30度 東欧向 23:00 ロシア語 23:30 白ロシア語 00:00 ポーランド語
 01:30-04:00 9755kHz 50kW 30度 東欧向 01:30 ポーランド語 02:30 白ロシア語 03:30 ロシア語
(DXLD 1244)

◎PFCの作成サービス開始
 ブラジルのFabricio A. Silva氏はPFCの作成サービスを開始した。各自デザインのPFCではなく、洗練・統一されたデザインのPFCにより各局よりQSLを獲得しようとす るもので、中波、短波、FM、ユーティリティ、NDB等どんな局のものも製作する。製作依頼はblogで受け付ける。ブログのURLは http://ppcdx.blogspot.com.br/である。(DXLD 1244)

同氏デザインのパキスタン海軍局のQSLカード


◎IRCA Mexican Log最新版発行
 International Radio Club of America(IRCA)は「Mexican Log」の最新版を発行した。メキシコの全中波局について周波数順に、コールサイン、所在地、出力(昼/夜間)、スローガン、放送スケジュール、放送 フォーマット、所属ネットワーク、その他の情報を掲載している。周波数順の他、コールサイン、所在地(都市、送信所)別のインデックスもついている。メキ シコ局マニア必携の書である。大きさは8.5×11インチで、海外非会員向価格は送料込みで$14.50である。IRCA Bookstore(9705 Mary NW, Seattle, WA 98117-2334, U.S.A.)に送金するかPayPal(手数料$1追加必要)でphil_tekno @ yahoo.comに送金する。(DXLD 1244)

◎米国ではIRC販売停止に
 英国のMike Terry氏によると、2013年1月27日より米国では国際返信切手券(IRC)の販売が停止される。既に販売されたIRCは当面は切手に交換できる。 (DXLD 1245) 各国におけるIRCの価格差を利用した投機を企業化する動きがあり、これを封じ込める動きかも知れません。

米国のIRC デザインは同じ、額面は$2.10となっているが現在の価格は$2.20



◎英国のラジオデジタル化事情
 英国のMike Terry氏がBBCで聞いたDaily Telegraph紙(11/5付)の記事によると、英国政府が目指しているラジオ放送のデジタル化は予定より遅れそうである。当初の計画では2013年 には半分以上のラジオ受信機がデジタル対応になっている筈であったが、現在は29.2%にすぎず、計画達成は不可能な状況である。現行のFM放送を廃止し てデジタル放送化する利点が理解されないためと政府では見ている。政府計画では2015年には完全デジタル化を行い現行のAM/FM放送を廃止する予定で あったが、遅れそうである。政府はデジタル放送に関する大キャンペーンを行ってデジタル化の利点を訴求することにしている。「デジタル受信機を持っていな い人は、その便利さや重要性を理解できないでいる。」と業界トップは語っている。今後販売される車にはデジタルラジオ受信機が標準搭載される予定だが、 2015年にAM/FM放送が全廃されると75%の車ではラジオが受信できなくなってしまうことになる。(DXLDyg 11/6)デジタルラジオ放送の 利点はどのようなものでしょうか?ラジオでTVが見られることか?

◎リビアが夏時間制度を採用
 英国のAlan Roe氏によると、リビアは2012年11月10日より時間を1時間戻し、2013年よりは夏時間を採用することにした。これにより2012年 冬期の標準時間は UTC+1時間となり、2013年3月の最終金曜日〜10月の最終最終金曜日前日までは夏時間(DST)となってUTC+2時間となる。結果として中部欧 州の夏時間(3月・10月の最終日曜日を区切りとする)と同じになる、3月・10月の最終金曜日を区切りとしている点が異なり、最大で2日間早く切り替 わり、5日間遅く切り替わる場合があるので注意が必要である。リビアは1989年以来夏時間制度を停止していた。(DXLDyg 11/11)

◎ストリーミング放送利用者は増加 〜ラジオ放送の存続も望む
 Inside Radio誌が伝えたところによると、NPG Groupの調査で米国のインターネット利用者の内37%が過去3ヵ月以内にインターネット上でのストリーミングサービスで音楽を聴いており、利用率は前 年よりも27%も増加した。但し45%はデジタル音楽時代になってもFM/AM放送は聞くと回答した。(DXLDyg 11/9)

◎アルゼンチン南極局長期停波中
 アルゼンチンのArnaldo Slaen氏によれば、アルゼンチン南極局LRA36は依然として停波中である。停波の理由は送信機の主要部品が故障したためで、Buenso Airesから送付されるのを待っているが半年以上経っても届いていない。内部事情に詳しい信頼すべき筋からの情報では、部品の発注さえされていないとの ことである。(DXLD 1245)
 11月15日の23:00頃ウルグアイのMontevideoで弱いながら受信できた。(DXLDyg 11/15)
  アルゼンチンのJorge Villavicencio氏は、11月17日にEsperanza基地に電話して同局のアナウンサーMitra女史より話を聞いた。彼女によれば現在一 時的に送信をしているだけであり、送信機の修理終了予定は2013年初めになるだろうということであった。基地の要員は氷の状態を見て2月には一時撤退す ることが予定されており、本格的に修理が終わり送信が開始されるのは次の観測隊が到着した後になる可能性がある。現在Esperanza基地では基地内及 び周辺向にFM放送を実施している。(DXLDyg 11/17)

◎Radio Free Asia新受信報告システムを稼働開始
  Radio Free Asia (RFA) は新受信報告システムを稼働させた。以前はhttp://www.techweb.rfa.orgにアクセスして受信事項を書き込むと手紙でQSLカード が送られる仕組みであった。新システムではインターフェースを改善し、氏名を登録しておけるようにした他、匿名の受信報告も送ることができるようにした。 同時にRFAを簡単に受信できるスマホ向アプリをhttp://gettag.mobiより無料入手できるようにした。受信報告は従来通りE-mail (qsl @ rfa.org)及び郵便(2025 M. Street NW, Suite 300、Washington DC 20036, U.S.A.)でも送付できる。(RFA A.J.Janitschek氏)
セキュリティー強化のためかかなり重くなりました。

◎Radio BiafraのB12スケジュール
 英国からナイジェリアに向けた秘密放送Radio BiafraのB12スケジュールは、毎週金曜・月曜 04:00-05:00に11830kHzとなった。送信所はWertachal(125kW、180度)で放送はIgbo語及び英語。WRNの仲介によ る。(DXLD 1245)

◎Radio Verdad送信機をカナダ人がボランティア補修
 グアテマラRadio VerdadのÉdgar Amílcar Madrid局長によると、カナダから技術者のRalph Borthwick氏が来訪し、送信機内の基板2枚を無償修理、また新型アンテナを寄附して行った。そのため同局の信号は以前より効率的に届くようになっ た。Madrid局長によれば「Ralph氏は天使のように現れて局を救ってくれた。彼に神の祝福あれ!」。(DXLD 1245)

◎いよいよVoice of Russiaも短波ロシア語放送を大幅に削減
 ウクライナのAleksandr Diadischev氏によると、Voice of Russiaは2013年1月より短波によるロシア語放送を80%削減する計画である。この事実は「Radiopnorama」というVORのWRN向番 組内でホストのVadim Alekseyev氏より報じられた。(DXLD 1245)
 ドイツのKai Ludwig氏によると、VORは短波送信の縮小で2012年の5億5000万ルーブルから2013年には2億2000万ルーブルに予算を削減する予定で ある。既に11月8日以降RTRSが管理するロシア国内の短波送信所からの短波送信を事実上半減している。更に国外の送信所からの短波送信も75%削減す る。その結果として旧ユーゴ、スペイン、ポルトガル、イラン、アフガニスタン、ウクライナ、モルドバ向放送が廃止されることになる。(DXKDyg 11/16)

◎Trans World Radio-Africa南アフリカからの短波放送を停止
 南アフリカのTrans World Radio-AfricaはB12シーズンから放送を停止した。同局は1994年12月よりJonannesburg近郊にスタジオを持ち主として Meyrton送信所から短波送信を行ってきたが、送信コストの高騰で南アフリカからの短波送信を断念した。B12からは送信拠点を従来の Swazilandに戻し、他の短波中継局を併用して送信自体は継続する。(DXLD 1245) TWR-Africaの本部、スタジオは南アフリカに残っている模様です。Meyerton送信所の使用を止めたという意味でしょう。

◎NHKはDRM導入予定なし
 NHKの該当部局はDRMについて受信機の普及が進んでいない状況のため今のところDRM化を行う予定はない明言した。DRM技術については今世紀初め 頃東京・品川のホテルで、DRMを誘致する放送関係者向けのデモンストレーションが行われ、NHK、ソニー、ビクターなどのドイツ現地法人、フランスの送 信機メーカーなど多数が参加した。ソニーについては日本側(本社)の担当部署などからの参加はなく、欧州での需要を見込んで現地法人のみが参加し たものと思われる。(東京 紺野敦氏) 八俣に導入されるDRM対応新短波送信機からもDRMは出ないのでしょう。

◎DARCによる40mb侵入局調査
 ドイツアマチュア無線連盟DARCのUlrich Bihlmayer氏(DJ9KR)は40mbアマチュアバンド内の放送局について次のように報告した。
 7120kHzにはソマリランドの Radio Hargaisaが9月13日より出現し13:30-14:30及び00:00-04:00に出ている。ドイツの通信当局はソマリランド政府に対してアマ チュアバンド内で混信を生じていると警告した。
 7117kHzに出ていたMoscowからのF1A電波(コールREA4、周波数シフト1kHz)は昨年11月以来ドイツ通信当局がロシアに警告した結 果7018kHzにQSYしたが、それでもアマチュアバンド内である。ロシアの軍局はアマチュアバンドなど考慮していない証拠である。
 10mbではスポラデックE伝搬によりロシア及びCIS諸国のタクシー無線(FMモード)が沢山聞こえて混信を与えている。 Wolf Hadel氏(DK2OM)によるとロシア、カザフスタン、ウクライナ、ウズベキスタンのタクシー無線が確認されている。最近は10mbだけでなく 15mb の21402kHzでも受信されている。
 29525kHzではブラジル東部の海岸にある「Datawel」社の電波ブイから出ているF1B信号(速度82ボー)が受信されている。ジブラルタル とカサブラカからも29500kHz、29525kHzで電波ブイの信号が受信できる。これらの電波ブイはオランダ製で同一周波数帯を使用している。
 中国、トルコ、キプロス、フランスは50kHzの帯域幅でOTHレーダーの電波を10、14、18、21、28MHzアマチュア帯の中にまき散らしてい る。DG0JBJによれば15mb内で62波、10mb内で126波確認できた。特にフランスは7000、14000、14250、21000KHzにて 20kHz幅で毎秒6回スウィープするOTH波を出している。
 インドはベンガル湾より14075〜14125kHzに50kHz幅の海洋レーダー(CODAR)波を出している。
(WWDXC TP 1091)

◎Vitebskローカル局短波放送
 ロシアのDmitry Kutuzov氏によると、ベラルーシのVitebsk Oblast Radioは00:00-01:00に7255kHz(Kolodischi送信所250kW)より白ロシア語プロを中継している。(WWDXC TP 1090) Vitebskといえばかの有名なマルク・シャガールの故郷ですな。

◎もっと「高度なリスナーをターゲットにする」Polish Radio
 ポーランドのKrzysztof Rybus氏によると、Polish Radioは今後短波の送信比率を下げて衛星放送及び携帯電話放送にシフトする方針である。米国ではSiriusXM衛星放送が普及しカーラジオや飛行機 ラジオもこれに対応していることからWRNを介して同局中継での提供を増加させる。既に10月28日より米国・カナダ向英語放送の時間を30分から1時間 に延長して衛星放送で提供している。Polish RadioのJuliusz Michal Maliszewski局長によれば、同局のリスナーは昔はBCLやハムの連中だったが、現在はもっと高級なオピニオンリーダー級がメインターゲットと なっており、彼等の程度に即した高度な経済番組等を今後提供して行く。衛星放送の番組増にはコストも全くかからないとしている。(WWDXC TP 1090) ホンマかいな? 大丈夫かこの局。

◎ロシア・中国の相互送信中止
 中国CRIとロシアVORは政府間相互協定で互いの送信所から相手の局の中継を行っていたが、2012年10月27日で協定が終了した。そのためB12 シーズンでは中国の西安及び東方送信所(海南省)から中継されていたVORのベトナム向放送は廃止された。現在太陽黒点数が増加傾向にあるため中国の 送信所を使わなくてもロシアのVladivostok及びPetropavlovsk送信所で北米地域も十分カバーできる態勢にある。(WWDXC TP 1090)

◎MayakがAMから撤退
 ドイツのKai Ludwig氏によると、ロシアのVGTRKは財政上の理由から2013年1月1日より中波・長波のMayak放送を全廃する。以後Mayak放送はFM でのみ放送される。(DXLDyg11/16)

MayakもE-spoでしか受信不能に


◎ロシアAM放送網も整理か
 ドイツのKai Ludwig氏によると、MayakやVORのAM放送削減によりRTRSのAM放送網全体では老朽化した設備の入替を行う必要がなくなり137億ルーブ ルの節減となる。実際にはMoscow、St.Petersburg、Krasnodar、Khabarovsk、PetropavlovskのAM設備 が閉鎖廃棄されることになると推測される。(DXLDyg 11/16)

◎ベトナムから「サイレンジャミング」
 ドイツのWolfang Bueschel氏によると、RFAのベトナム語放送(08:30-09:30 15170kHz Tinian送信所)に向けてベトナムは大きな音量のサイレン音のジャミングをかけている。またジャミングに35kHz下までに4波の スプリアス信号が確認された。(DXLDyg 11/16)

◎フィンランド北部でDXペディション実施 〜日本のDXerにもキャビンを開放!  3版追加
 フィンランドの Mika Makelainen氏によると、10月初めにフィンランド北部で実施されたDXペディションAIH18の詳細報告がhttp: //www.dxing.info/dxpeditions/aih18rep.dxに掲載されている。このペディションではマラウィ、ウガンダ等のア フリカ中波局、中国、タイ(新局発見!)の中波局を受信するという成果が得られた。このDXペディションでは長さ1kmのBeverageアンテナを13 本架設した!特に今回は160度の方向に指向性を持つBeverageを追加架設したところ多いに効果があった。(DXLFyg 11/16) 
 FinlandのMW DXerからAihkiniemi DX Cabinで11月10日から17日にDXペディションを行ったが1000kHz以上の日本民放は受信できるのに900kHz以下の常連局の大出力NHK (JOGB 873, JOUB 774, JOBB 828, JOIB 747, JOAB 693, JOAK 594 etc)が46、60、70°のビバレージ3本(各1000m)を張ったにも関わらず非常に弱いか殆ど聞こえなかったという報告が届いた。「福島の影響で 減力放送を行ってい るのではないか?」とされていたが、実際にはフルパワーで放送を継続しており減力放送は行っていない。多分コンディションの問題だと思われる。 Aihkiniemi DX CabinはSDXLが管理運営している2つ目のDX Cabinで現在は14本のビバレージが常設されていると聞く。この常設アンテナとキャビンは一般のDXerにレンタルされており€500で1週間レンタ ルすることができる。キャビンはDXingを行うリビング と2ベッドのベッドルームがあり、リビングには自炊用の電子レンジなども付いている。Jari Sinisalo氏(jani.sinisalo @ anvia.fi)とコンタクトを取り、空いていれば日本のDXerも利用できる。キャビ ンの鍵はヘルシンキ空港で受け渡しが行わる。11月14日と15日には磁気嵐によるオーロラがキャビンの上に広がりその写真がhttp: //www.taivaanvahti.fi/observations/show/9053にアップされている。4枚目の奥に見える灯りがキャビンのも のである。(NDXC 長谷川清一氏)
 
◎カナダ大西洋沿岸警備隊局 
 米国のGlenn Hauser氏によると、2749kHzUSBでカナダ大西洋岸の沿岸警備隊局が受信できる。http: //www.dxinfocentre.com/mb.htm#O%20ATLによればスケジュールは以下の通りである。
 VCN Grindstone 15:33 20:18 21:18 02:35 03:18 08:33
  VCO Sydney 16:40 23:30 00:10 06:10 06:40 09:40
  VCS2 Halifax  17:40 22:10 00:40 04:10 05:10 10:10
  VAR3 Fundy 19:40 21:40 01:40 04:40 05:40 10:40
  これらの局の詳細はhttp://www.ccg-gcc.gc.ca/RAMN2012/Atlantic/Part2に詳しく掲載されている。使用し ている電波形式はJ3E(搬送波抑圧単側波帯)方式である。モニターした結果ではVCNは出ていないようで沿岸警備隊リストにも掲載はない。(DXLD 1246)
 
◎バンドエッジに中国からの怪電波出現
 ドイツのアマチュア無線家の観測によると、アマチュアバンドのバンドエッジに当たる14000、21000、21010、18000kHzに中国からの 信号が出ている。送信地は中国中央部と推測されている。14000kHzと21000kHzの信号は上下の側波帯にノイズ信号が載っている。更に11月初 めになって7000、15000、19000、20000kHzにも6kHz幅のA3E信号が出現した。これらの信号の真の目的は不明である。(DXLD 1246)

◎Voice of Tiger周波数変更
 スリランカ向秘密放送Voice of Tigerは11月4/11/18日(毎週日曜日)には00:30-01:30に12160kHz(以前は12140kHz)で出ていた。B12より周波 数を変更した模様。送信地はTashkentで出力は100kW、163度である。タミール語プロ。(DX RE MIX NEWS #756)

◎Radio Habana Cubaがテキスト送信試験実施
 Radio Habana CubaのArnie Coro氏によると、同局は週末の「DXers Unlimited」の番組内でBPSK31方式によるテキスト送信の試験を行った。既に北米・欧州から良好に受信できたという報告が入っている。同局で は更にBPSK63、BPSK125、 MFSK16方式の試験も実施する。送信は100kWまたは250kW送信機を使用し変調率90%の状態で行われる。BSPK方式とは昔アマチュアや軍の テレタイプ通信で使用されたPhase-shift keying (PSK)方式をデジタル化したものである。デジタル放送方式であるDRMとは関係ない。なおオランダのMighty KBCも最近同様の試験送信(QPSK125方式)を実施した。(DXLD 1247)

◎Mighty KBC年末に各方面向特別放送実施
 オランダのMighty KBCは来る12月23、24、26、27日の00:00-01:00に以下のように特別放送を実施する。
 欧州向 9835kHz 無指向性送信 125kW
  北米向 21600kHz 300度 250kW
  アジア向 15470kHz 75度 250kW
  更に12月22、23日の18:00-01:00には6095kHz(100kW)でも放送する。土日は18:00-01:00に6095kHzで定時放 送を行っている。(DXLD 1247)

◎スペインREEが欧州・北米向短波放送を中止
 米国のGlenn Hauser氏によると、スペインのREE (Radio Exterior de España)は11月26日で、Noblejas(スペイン本国)及びCariari(コスタリカ)の両送信所から行われていた欧州及び北米向短波放送 を中止した。これらの地域向で残っているのはDRM放送のみとなった。他の地域向短波放送は出力を落として放送している。(DXLDyg 11/27)

◎「ラジオマニア2013」発刊
 三才ブックスより「ラジオマニア2013」が発刊された。国内のAM/FMラジオ受信ファン向に特化した内容で、巻頭カラーは「ラジオマニアニュース 2012」、「ラジオの達人に訊け!」、「我が愛しのB級ラジオたち」、「メイドインジャパン・ラジカセの魅力」、第1章は「マニア的番組ガイド」、第2 章は「最強の受信機材&テクニック」で「ミズホ通信・ループアンテナの威力」、「ワンランク上のradiko生活」、「日本が誇る高性能ラジオを愛で る」、第3章は「ラジオをもっと楽しくするための情報」、この中で星浩二氏が「AM中継局の大研究」を寄稿している。第4章は「ラジオ番組表アーカイ ブ」、付録は「AMラジオ・秋の新番組ダイジェスト」CDである。A5版177ページ。価格は\1,500。三才ブックス直接の他、日本アマゾンで注文可 能。(赤林)




◎Klingenfussの2013年出版物出揃う
 Klingenfuss Publicationsでは12月10日に以下の2013年用新出版物を発行する。
 2013/2014 Guide to Utility Radio Stations(第27版): 世界のユーティリティー局の周波数別(7597波)、国別リスト(250カントリー、1600局)、気象 放送スケジュール、NAVTEX送信スケジュール、各種コード表、略語表を集大成した最新資料。300枚のスクリーンショットも掲載。560ページ。価格 €50(送料別)。
 2013 Super Frequency List on CD:  世界の短波放送局(6351波)及び0-30MHz間の全ユーティリティ局(7597波+過去に使用していた22699波)の周波数リストを網羅した CD。コールサイン、周波数、局名等多方面から検索できるソフト付。付録としてデジタルデコーダ画面のスクリーンショット344枚、930語分の略語表 付。価格€30(送料別)。
 2013 Shortwave Frequency Guide(第17版):  世界の短波局の周波数6351波及びユーティリティ局7597波を掲載した周波数表及び国別局名表。380ページ。価格€40(送料別)。
 2013 Frequency Database for the Perseus LF-HF Software-Defined Receiver: Perseus受信機用の放送局・ユーティリティ局 掲載のデーターベース。13498波収録。価格€50(送料別)。
  注文、内容の詳細はhttp://www.klingenfuss.orgを参照のこと。(Kilingenfuss Publications)

(左)2013/2014 Guide to Utility Radio Stations (中)2013 Super Frequency List on CD (右)2013 Shortwave Frequency Guide
         







出展略称  

   DXLD DX Listening Digest
 DXLDyg: DX Listening Digest Yahoo Group
 WWDXC TP: World Wide DX Club Topnews
  DSWCI DXW
Danish Shortwave Club International  DX Window
  HCDX
Hard-Core-DX
  JSWC
Japan Shortwave Club
 
NDXC: Nagoya DXers' Circle
  ABU
: Asia-Pacific Broadcasting Union
 BBG: Broadcasting Board of Govenors
  WRTH
: World Radio TV Handbook


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