月刊短波2013年4月号(第3版)
編集 赤林隆仁  時間 JST



◎浦江之声廣播電台の送信所は上海市街地 〜日本語QSLも発行 2版追加 3版追加
 ハンガリーの Istvan Hegedüs氏が浦江之声廣播電台(中華人民共和国20051上海市長寧区虹橋路1376号廣播大楼11楼)から受け取ったQSLレターによると、短波 の送信所は上海市街にあると記載されていた。インドネシアのAlan Davis氏がこの事実を確認したところ、短波送信は上海真如送信所(北緯31度16分55秒、東経121度23分24秒)から行われており、台湾南部及 び香港向の ビームで出ている。この送信所にはGE社製の小型カーテンアンテナ、リフレクター付ダイポールアンテナ、2基のログペリアンテナが設置されている。以前は 上海桃浦鎮の業務用送信所から出ていると考えられてきた。(WWDXC TP 1106)
 米国のRon Howard氏によると、同局はレター形式のE-QSLも発行している。宛先はvictor.pujiang @ gmail.comで、英語で回答が来た。(DXLDyg 4/5)
 同局のVictor Qian氏によると、同氏はBCLを趣味としており、同局に1年前に入社したが、同僚の机の上に多くの受信報告が返信されずに積み上がっているのを見て自 分で受信証を作って返信することにした。中国語、英語の受信報告は勿論のこと、日本語の受信報告も受付け、日本語で返信する。但し受信報告には返信料とし てIRCを同封して欲しいとのことである。(赤林)


◎民放連FMデジタル化断念 3版追加
 民放連(日本民間放送連盟)は3月21日、FM放送のデジタル化を断念する方針を決定した。VHFのアナログTV放送の廃止で空いた領域 (90〜108MHz)でFMデジタル 放送を実施する計画であったが、FM同時放送を希望するAM局の中には費用負担の大きさからデジタル化に否定的な意見もあったため、加盟局による一斉参入 は断念した。(時事通信 3/21)
 FM放送のデジタル化には399億円の設備投資が必要となるが、総務省が受信人口に比例して費用を負担するように求めてるため東京のラジオ局には負担が 重くビジネスにならないというのが断念の理由である。また若者のラジオ離れでAMラジオ局の2012年度収入は846億円、FMラジオ局は604億円と 1991年度と比べてそれぞれ41%、62%も減少しているためデジタル化しても改善が望めない背景がある。総務省の計画では2006年にデジタル化ラジ オ放送を開始する予定であった。ニッポン放送はアンテナが津波被害に遭った場合の予備用や都市部での難視聴解消のため90〜108MHz帯での通常のFM 放送実施を要求している。(4/14 東京新聞)

◎Radio Voice of Justice送信機新設・スケジュール変更 2版修正
 ブルガリアのRumen Pankov氏によると、3月13日よりアゼルバイジャンのRadio Voice of Justice(Ädalätin Säsi Radiosu)は送信機、スタジオを更新した。所在地はNagorno-Karabakh州のStepanakertである。
 同局のA13スケジュールは以下のようになっていることが確認された。送信所はStepanakertの10kW送信機。周波数は9677.6kHz、 言語はアゼリ語。
 水・土曜 15:00-15:28
  火・金曜 23:00-23:28
(DX REMIX NEWS 4/5)

◎朝鮮の声HP再生ソフト変更  2版新規
 朝鮮の声のHPで音声・動画を再生するソフトは 従来の北朝鮮製マルウエアから、米国製「Flash Player Ver.10.0」に最近変更された。米国Googleの会長がピョンヤンを訪問しているので、その時に説得されたのかも知れない。(大阪府 山森健志 氏) 
  米国のMartyn Williams氏が、2月初旬まで使用されていた従来の北朝鮮製再生ソフトを情報セキュリティの専門家に解析してもらったところ、いくつかのウィルス検 出ソフトで「malicious」と認識されるが、特に悪さを行うものではないということであった。(DXLD 1313)

◎RFE/RL A13より削減 2版新規
 ドイツのKai Wisdruff氏によると、A13よりRFE/RLはアゼルバイジャン、カザフスタン、キルギスタン、モルドバ向短波放送を中止した。またイラク向の Radio Free Iraqは1593kHz(Kuwat)の使用を中止し、1593kHzの送信は役割を終える見込みである。これらカットの決定は電撃的に行われるので、 HFCCのスケジュールに反映されていないことがあるので注意。(DXLDyg 3/31)


◎TDFのMontsinéry中継局4月1日に廃止
 dxing.infoによると、TDFのMontsinéry中継局(仏領ギアナ)が4月1日で廃止される。この中継局は1981年に旧 Télé Diffusion de Franceによって建設され、最盛期の1993年には5基の500kW短波送信機を備えてRFI、BBCを南北米大陸、アフリカ、オーストラリアに中継 する大送信拠点となった。しかし設備はその後更新されず、インターネットや衛星放送と競合するようになり、またターゲットエリアであった国々の政治経済が 安定し、短波放送の必要性が低下したことも影響して中継局の必要性が減少した。この送信所は仏領ギアナで最も多くの電力を消費する施設で、しかも運用費用 は収入の4倍を上回るようになった。RNW Bonaire中継局の廃止もあり、TDFではもはや中継局の維持は不可能と判断した。現在6名いる維持要員 は配転する。TDFによれば「今後ラジオは不要で、コンピュータや衛星TVがあれば良い。短波の如き音質の悪いメディアは時代遅れで不愉快である」として いる。短波送信設備は今後6〜9ヵ月で撤去される。(DXLDyg 3/21)

TDF Montsinéry中継局のアンテナ群(TDF社の説明資料より)



◎キプロスの短波放送中止

 英国のDave Kernick氏によると、月〜土曜の07:15-07:45に6135、7220、9760kHzで行われていたCyprus Broadcasting Corporationの短波放送が2月3日以降確認されていない。この短波放送はBBCのCyprus中継局の送信機から行われていた。同送信所が3月 末で閉鎖になるため先に中止されたものと思われる。(DXLD 1311) 短波放送を廃止した「祟り」か?キプロス自体がおかしくなって来ました!

◎HCJB日本語放送夜にも再放送
 HCJBの尾崎一夫師からの連絡によると3月31日からのA13スケッジュールよりHCJBでは土日の朝の日本語放送番組を夜も再放送することになっ た。
 今後日本語放送は毎週土・日曜日の以下の時間になる。
 07:30-08:00 15525
  20:00-20:30 15400 (朝の番組の再放送)
(JSWC 大武逞伯氏)

◎Radio Japan北米向短波英語放送を中止
 米国のJoe Hanlon氏によると、Radio Japanは北米向短波英語放送(B12では14:00-14:30 11740、21:00-21:30  15190 Montsinery中継)をA13より中止することになった。代替措置としてNHKではwebsiteで英語放送を聴取できるようにした他、WRNでも 中継を行い、WRNのwebsite上及び衛星放送SiriuXMの第120チャンネルでも放送することになった。昨年迄はSackville中継が良好 に聞こえていたのに隔世の感がある。NHK Workd TVをケーブルTV(例えばComcast Xfinity、WYBE/MiND-TV等)で聴取する方法もある。北米で短波のRadio Japanを聴くにはGreenvilleまたはWRHI中継の中南米向を聴くことが出来るが、英語放送は今後Madagascar中継のアフリカ向を聴 くしかなくなる。(DXLD 1310)
 米国のGlenn Hauser氏によると、Radio Japanはweb上でも、放送内でも北米向英語放送の中止に関して何も予告していない。(DXLD 1312)

◎VOA A13シーズンより送信時間削減
 VOAのPress ReleaseによるとA13シーズンよりVOAは、番組を他手段で受信できる地域向のラジオ放送の送信時間を削減し、短波放送の送信 は打ち切る。送信時間の削減は予算削減によってスタッフの首が切られるのを防ぐためである。3月31日でアルバニア、グルジア、イラン、ラテンアメリカ向 の短波・中波のラジオ放送は全廃される。またアフガニスタン、中東向英語放送も廃止される。代わりに地元TV・ラジオ局による中継、衛星放送によるTV、 携帯電話放送で番組を聴取できるようにする。広東語、ダリ語、パシュトン語、アフリカ向英語、クメール語、クルド語、中国語、ポルトガル語、ウルドー語、 ベトナム語は、放送時間を削減するものの短波・中波放送は残存する。他の手段を提供するので廃止・削減が聴取者に与える影響は最小限に抑えられている。短 波・中波の放送は今後、熱心な聴取者がいる地域、他の代替手段がとれない地域向のみになる。(DXLDyg 3/27) 民主党政権になってもVOAは嫌われているようで、結局RNWのようになってしまう予感がします。

◎BBC WS A13シーズンの削減状況 〜影響は「軽 微」?
 英国のMike Terry氏がBBCMedia Centreの報道として伝えるところによると、BBC World ServiceはA13シーズンより各地域に特化した英語番組の制作を最小限に抑え、またアラビア語の短波放送を廃止する。各地域向の短波・中波英語放送 は1日当たり6時間(朝2時間、夜4時間)のみに削減される。但し現地でFM中継されている地域では影響はない。BBC WSのSenior Commissioning EditorであるSteve Titherington氏によれば「聴取者の大半は現地FMか、インターネットでラジオ放送を聞くか、BBCワールドTVで見ている。また番組内容を工 夫して面白くしているので影響はない」と語っている。英語放送の削減措置でBBCが失う聴取者数は150万人で、聴取者全体の1.3%にすぎない。またア ラビア語短波放送の廃止で失う聴取者数は80万人にすぎず、FM中継、BBCワールドTV、インターネット放送で補うことができる。また他の手段をとるこ とができないスーダン向には短波放送を継続している。(DXLDyg 3/25) 一回の削減による影響は「軽微」でも毎回削減して行くのですから累積すると膨大になるのでは?

◎BBC-WS B12とA13の比較
 英国のStephen Cooper氏によると、BBC World ServiceのB13スケジュールが発表されたが、A12スケジュールと比べると下表のような差がある。

送信所別送信時間(H/D)
送信所 B12 A13
Singapore 69.75 54.25
Nakon Sawan 64.25 50.75
A'Seela 52.00 47.00
Ascension 54.50 43.52
Meyerton 37.50 24.97
Seychelles 31.50 24.50
Wofferton 24.02 20.00
Dhabbaya 8.50 15.00
Gavar(Erevan)
- 3.00
Tashkent 1.00 2.50
Moosburun 2.00 2.00
Grigoripol - 1.00
Kigali - 1.00
Madagascar(Talata) - 0.50
Skelton 16.48 -
Cyprus(Zyigi) 98.50 -
Kimje 2.00 -

言語別放送時間(H/D)
言 語 B12 A13
英語 297.50 174.00
アラビア語 57.00 10.00
パシュトン語 13.00 12.00
ペルシャ語 12.50 11.00
ダリ語 12.00 12.50
ソマリ語 10.50 13.50
ハウサ語 10.10 9.10
バンガル語 8.50 8.50
ヒンズー語 8.50 8.00
フランス語 8.40 8.40
ウルドー語 7.75 7.75
ビルマ語 5.25 6.75
クルワンダ語 4.50 3.98
タミール語 2.00 1.50
シンハラ語 1.50 1.50
ウズベク語 1.50 1.50

(DXLDyg 3/13)
 ドイツのKai Ludwig氏によれば、Grigoriopol、Gavar、Kigaliからの中継新設でCyprus中継局廃止の影響を補填しているのであろう。ま たMoosbrunnはDRM放送用の筈である。
 英国のChris Greenway氏によれば、この統計では使用周波数の数に送信時間を掛け合わせてあるので、例えばTashkent送信所は3周波数で30分間送信し ているので、1.5時間と計算される。また言語別でハウサ語やソマリ語が多いのは土曜日の午後だけ特別にスポーツ中継を行うからである。但しソマリ語番組 に関していえば実際に放送時間が増加している。英語、アラビア語放送の削減が著しい。(DXLD 1311) 送信時間全体に関してはB12の462時間からA12では290時間と37.2%も減少しています。送信所については元々自局の送信所であった Babcock社の送信所の利用時間が大幅に下がり、特にCyprus、Skelton送信所はゼロとなりました。代わりにDWのKigali、RNWの Madagascar等時間が空いた他局の送信所をからの送信を開始してコストを削減しています。言語では英語放送が41.5%、アラビア語放送 83.2%カットされました。放送時間が増えたのはソマリ語など僅かに留まっており、かっての電波戦覇者の勢いは見られません。電波戦からサイバー 戦への移行が色濃く反映していますね。

◎ ロシアの「マヤーク」AM放送を中止
 ロシアの「マヤーク」(灯台)放送は3月14日のモスクワ時間6時にロシア国内での長波、中波、UHFのAM放送の大半を中止した。中波放送がまだ行わ れているのはMakhachkala(918kHz)とKyzyl(828kHz)のみとなった。またUHFはMoscowとSochi周辺のみが残存し た。他の54都市ではFM放送のみとなった。FM放送の出力が低いため、都市の中心部でしか受信できなくなり、ロシア全土の大半を占める農村地帯や、都市 間の道路上では受信できなくなった。通信相Nikolai Nikiforov氏によると、「マヤーク」のAM放送中止とVoice of Russiaのリストラで5億ルーブルもの資金が浮くとしている。(WWDXC TP 1108)

◎E-SAT Radio周波数攪乱戦術
 ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、エチオピア向秘密局E-SAT Radioはエチオピア政府によるDRM音に似た新型ジャミングを逃れるため毎日周波数を変える戦術を打ち出している。しかしどの周波数もジャミングを受 けている。2/1〜3/1の確認された周波数は以下の通り。毎日02:00-03:00に以下の一波のみ。 15395 15390 15385 15380 15375 15370  15365 15360kHz。(WWDXC TP 1106)

◎Radio 700が21mb使用開始
 ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、ドイツのRadio 700は3月1日より試験的に21mbの13820kHzを使用開始した。
 スケジュールは17:55-23:00でKall送信所から出力1kWで無指向性送信である。周波数は若干振れていた。(WWDXC TP 1106)

◎Shepparton送信所のビデオ公開
 英国のMike Barraclough氏によると、Radio AustraliaのShepparton送信所のビデオ「 Behind the scenes: Radio Australia Shepparton」(Terry Fahey氏解説、90秒)が公開されている。 http://www.youtube.com/watch?v=MavmLK0A9Yo。(DXLD 1309)

◎ブラジル Radio Relógio復活
 ブラジルのJorge Freitas氏によると、同国のRadio Relógioが4905kHzで2月21日より復活した。宗教番組の合間に国立研究所からの時報が入る形式であった。この局はNova Vida教会のRobert McAlister神父によって運営されていたが、神父が死亡したため売りに出されてNossa Rádio(580kHz、89.3MHz)の配下に入っていた。現在50kW送信を行っている。QTHは Estrada dos Bandeirantes 1000, Taquara, Rio de Janeiro,  RJ CEP 20 040 009, Brasil、E-mailはnossaradiorio @ gmail.com である。(DXLD 1309)

◎Radio Logos電力事情の悪化で苦労
 NASWAのRichard D'Angelo氏によると、同氏はペルーChazutaのRadio Logos(4810kHz)のRay Rising氏(Project Director)よりE-mailで返信を受けた。それによると同局はTarapoto市の郊外に延びる道路の終点に位置している。信号は Loretho地方のジャングル地域に向けられており9つの現地言語で放送している。電力供給に関しても終点であり、電力事情が悪く1kW送信機TB- 1000は昨年7月に設置以来3度も故障した。1回はSKYPEでビデオを参照しながら自前で修理したが、他の2回はカナダから技術者の訪問が必要であっ た。最終的には電力が変動しても送信機が障害を受けにくくするトランスをつけた。ジャングル地域には周波数固定のGalcom社製受信機を配布している。 URLはhttp://EthnicRadio.org である。(DXLD 1309)

◎PCJラジオ今後の計画
 台湾から放送を予定しているPCJ Radioについて主催者のKeith Perron氏は次のように語った。局が完成した時には1日2時間の放送を実施する。最初の10分間はニュース、次の50分間はマガジン形式の情報(平 日)または娯楽(土日)番組となる。更に土曜日は中国語の「Media Network Plus」、「Focus Asia Pacific」、「Jazz For The Asking」を放送する。中国語番組制作スタッフは18名になる予定。(DXLD 1309)

◎ブルガリアのDXer Ognyan Chengeliev氏死去 〜巌窟のDXer極貧の内に
 ブルガリアのRumen Pankov氏によると、3月3日同国の著名なDXerであったOgnyan Chengeliev氏が死去した。享年65歳。1960年台よりアクティブなDXerとして知られ、Sweden Calling DXersの常連レポーター、DSWCIなど有名なDXクラブのメンバーとなっていた。しかし1975年、共産主義政権の国家保安部よりDSWCIな ど外国のDXクラブと連絡を取ったことがスパイ行為と見なされて1979年まで4年間投獄された。釈放後はDXingから身を引くことを命令されたが、こ れに従わ ず英語やロシア語の外国放送を聞き続けた。1990年代のDSWCIの会誌「SWN Monthly」にGabriel Ivan Barrera氏、Rumen Pankov氏と一緒に写した写真が掲載されてる。この数年は病気で視力を失い、99歳の母親を残して極貧の中で息を引き取ったという。(DX REMIX NEWS 3/7) Rumen Pankov氏自身もブルガリアの共産主義政権がなくなるまで投獄されていました。

◎RFE/RL創立60周年記念
 Radio World誌によると、Radio Free Europe/Radio Libertyは3月1日に創立60周年記念を迎えた。局は最近厳しい財務環境の中に置かれているが、これを一時的に吹き飛ばすべく Washington、Prague、Moscowで記念のパーティーが行われ、Kevin Klose社長、チェコの Karel Schwarzenberg外相兼副首相、ロシアの人権活動家Lyudmila Alekseyeva等が参加した。その中で同局の最初のアナウンスが当時の共産主義諸国向に「さあ聴きなさい、聴きなさい、新しい放送局を、自由が放送 を始めたのだ!」であったことが披露された。(DXLDyg 3/5) 地上に残る共産主義国は現在5ヵ国(中国、北朝鮮、ベトナム、キューバ、ラオス)となってしまいました。

◎DW Antugua中継局のビデオ公開
 オーストラリアのIan Baxter氏によると、2005年に閉鎖されたDWのカリブ海中継局(Antiguaにあった)のビデオがYou Tube上に公開されている。2003年に撮影されたもので低画質ながら使用されている技術が良くわかり、電力供給ビジネスまで行っていたことが説明され ており、興味深いものである。 http://www.youtube.com/watch?v=5m8RND5xgmI。(DXLD 1310)

◎13363.5kHzLSBでアルゼンチン
 アルゼンチン陸軍のBuenos Aires送信所より13363.5kHzで他局の中継を行っているのが受信されている。米国のHarold Frodge氏は3月7日の06:40-07:00過ぎにRadio Rivadaviaの中継が行われていることを確認した。(DXLD 1310)

◎Ozy Music Radioが近々に復活か?
 オーストラリアのOzy Music Radioの社長Craig Allen氏によると、同局(5050kHz)は過去8週間くらい出ていないが、今後試験電波を発射するので5050kHzに注意して欲しいとのこと である。(DXLD 1310)

◎オーストラリアの気象放送がDRMモードで! 〜DRMはデータ送信専用にも使用可能
 ドイツのDaniel Kaehler氏によると、オーストラリアの気象放送が17:00に5960kHzDRMで受信された。Wolfgang Bueschel氏がリモートPerseusで確認したところBrisbaneとSydneyのPerseusでは復調できた。Kai Ludwig氏によると、業務用送信機から出ている模様だが、業務用のDRMを使用する意義が見当たらない。(DXLD 1310)
 米国のBrendan Wahl氏によると、これはオーストラリアBureau of Meteorologyの1kW送信機から出ている。何故DRM送信など行うのかは謎だが、12ヵ月の研究用ライセンスで、DRMの実験も行ったという見 方ができる。(DXLD 1311) 
 米国のGough Lui氏によると、オーストラリア通信当局の免許記録では、送信者の住所はBMTC Annex Glenlitta Ave BROADMEADOWS、免許日は2012年9月11日、空中線はVerticalと記載されている。Broadmeadowsはオーストラリア Victoria州にある。Glenn Hauser氏によると、送信所の正確な地点はM80, Western Ring Road, Broadmeadowsである。Bingmapでは垂直アンテナが確認できる。(WWDXC TP 1107)
 オーストラリアのRobin Harwood氏によると、これは試験送信で「Journaline」と呼ばれるDRMモードを使用している。このモードはテキスト及び画像伝送専用で、 オーディオ信号は送らずスクリーン上に情報が表示される。詳しい仕様は以下の通りである。
 Mode: C/10 kHz
 SDC/MSC: 4 QAM
 Data: 8.64 kb/sec
 最初に「BOM Data」と表示され、次ぎに「Geoscience Test」と表示され、太平洋・東南アジア地域(バヌアツ、ニューブリテン島、パプアニューギニア、ジャワ島、フィリピン、フィージー諸島)の実測気象 データが表示される。(DXLD 1312) DRMを純粋にデータ通信のみに使用しているのですね。




◎中国の新型ジャミング「BUZZER」

 スウェーデンのOlle Alm氏によると、中国が数ヶ月前から使用している新型ジャミングは「BUZZER」と呼ばれている。「BUZZER」の波形を見ると、キャリアを抑圧し たDSB(両側波帯)波で、キャリアから±2.5kHzの側波帯に矩形波がオーディオ信号として載せられている。音調としてはブザー音に近い。どの程度の 効果があるかは不明だが、中国新執行部が対外的な強硬路線を誇示するために開始したものと見られる。ジャミング送信機は5kHzステップで周波数を変える ことが出来るようで、台湾局は5kHzステップから離れた周波数でこれを避けようとしている。ドイツのKai Ludwig氏によると、このジャミングは明らかに放送用の送信機から出ている。ジャミング開始時に1〜2秒キャリアが出る現象が見られ、これは最近の放 送用送信機の特徴である。ジャミング音を出す変調器も新型のものが使用されている模様で、場合によっては国産ではないかも知れない。(DXLD 1310)
 NDXCの長谷川清一氏が名古屋のDXerに聞いたところでは、この新形式ジャミングはチベット自治区の他、新疆ウ イグル自治区、雲南省から発信されているものと推測される。(WWDXC TP 1108)

◎新秘密局Radio EYSC出る
 新秘密局Radio EYSC(Eritrean Youth Solidarity for Change)が1月30日よりエリトレア向にMedia Broadcast社Wertachal送信所から出ている。スケジュールは02:30-03:00 11810kHz(100kW、135度)で毎週 水・土曜日のみの放送である。ティグリナ語。(DX REMIX NEWS 3/7)

YouTubeでも聴取できる



◎TDPの「Disco Palace」復活

 米国のDavid Zantow氏によると、送信機の故障でしばらく休止していたTDPのDRM放送「Disco Palace」が3月1日の05:00-06:00より復活した。周波数は17875kHz、伝送速度は21kbps。(DXLD 1310)
  アジア向には00:30-01:30にIssoudun送信所より15775kHz(以前の12115kHzよりQRT)で出ている。英語放送。 (DXLD 1312)  

◎ モンゴルVOMのKhonhor送信所のビデオ公開
 オーストラリアのMark Fahey氏は昨年10月に北京からモンゴルのウランバートルまで列車で30時間の旅をした。ウランバートルの30km手前の線路沿いにKhonhor送 信所があり、線路は送信所の周囲を円を描くように回っている、そのためKhonhor送信所を詳細にビデオに納めることができた。ビデオは http://youtu.be/rfUJWwCqbtg上に公開されている。(DXLD 1310)

◎ノルウェイSveio短波送信所解体風景公開
 オーストラリアのIan Baxter氏によると、ノルウェイの旧Sveio短波送信所の巨大なカーテンアンテナ群が破壊撤去されて行く過程を納めた6本のビデオが公開されてい る。
 最初のマストが倒壊  http://www.youtube.com/watch?v=Gf_bF9ogEsU
 倒壊したマストから白煙が上がる  http://www.youtube.com/watch?v=U-ZcIjtwNNE
 撤去前のカーテンアレーアンテナ  http://www.youtube.com/watch?v=Bk0QWWmYJRo
 カーテンアレイアンテナのマストに火薬を仕掛ける  http://www.youtube.com/watch?v=JM-HpIJizAM
 カーテンアレイアンテナのマスト倒壊  http://www.youtube.com/watch?v=GVdQ14qmhP8
 2基のカーテンアレイアンテナが一気に倒壊 http://www.youtube.com/watch?v=VYMiLB4wvDg
(DXLD 1310)

◎BCL用ログ・受信報告フォーム等を無料公開
 「JH3YKV's Amateur Radino News」が伝えたところでは、潟Tンケイ広伸社が運営する「A4maniax」という会社が、アマチュア無線やBCL/SWL向けの書類フォーマットを 公開し、無料で公開している。開されているのは受信報告書(日本語、英語)、BCL用ログ、アマチュア無線用ログ(A5版)、PFC(日本語、英語)の6 種類のフォーマットで、全てPDF形式で提供される。詳細はhttp://blog.a4maniax.shop-pro.jp/?day= 20130305参照のこと。ダウンロードはhttps://www.box.com/s/gvbfk9hhhoga7tydtj5rより行う。(愛知県  桑原光宏氏)

◎VORレヴィン前日本語課長死亡
 ソ連時代の「モスクワ放送」から現在のVORまでの日本語放送課長を42年間勤めたリップマン・ゼルコヴィチ・レヴィン氏が3月6日死去し、3月9日に モスクワ北西部のミチンスコエ墓地で葬儀が行われた。87歳であった。氏は1925年生まれで、モスクワ東洋学院卒業後、1959年当時のソ連国家TVラ ジオ委員会に入局し、1967年から2009年まで日本語課長を勤めた。日本語書籍のロシア語訳が90冊以上あり、日露交流に貢献した。葬儀には現在の VOR日本語放送責任者サーキャン氏、放送進行係のA.ソレヴィヨワ氏、日本人スタッフの日向寺、真野、後閑氏が参列した。棺にはvostok編集部宛に 届けられた日本のリスナーや氏の友人、元放送スタッフからの手紙やメッセージ、リスナーズクラブ「ペチカ」から届けられた書籍・絵葉書、日本語アナからに よる千代紙の折り鶴が納められ火葬された。葬儀後故人宅で追善供養が営まれ後閑アナが日本の歌を歌って故人を送った。遺族(リーリヤ夫人、長男エフゲーニ イ氏、次男ミハイル氏)より「葬儀に際し、日本の皆様が示して下さった温かい心遣いに深く感謝すると共に、皆様の御健康と御多幸をモスクワからこれからも ずっと祈り続ける」とのメッセージがあった。(VOR) 石田ナオキ氏からも情報がありました。

◎シンプル短波受信機 ComRadio CR-1出る!
 米国のガレージメーカーComRadio社から超シンプル・小型な短波受信機CR-1が発売された。小型軽量とシンプルな操作が特徴で、S表示もメータ 形式ではなく「S9」のように数字表示である。電源はPCのUSBからとれるほど省電力で、しかもSDR受信機としての機能もある(別途SDR用ソフトが 発売されている)。日本の代理店は「ベストカカク」で、価格は¥59,800、予約販売で納期は15日程である。(大阪府 山森健志氏)
 同社(URLはhttp://www.commradio.com)のスペックによると、受信可能周波数は500kHz〜30MHz、 64〜225MHz、437〜468MHzとスキャナーに近い。150kHz〜500kHzのLWバンドも受信可能だが感度が低くなる。同調ステップは 10Hz〜1MHz(UHF/VHF帯は1kHz〜1MHz)、選択度はAM5/7.5kHz、SSB1.8/2.6kHz、CW1/0.5kHz固定。 0.8Wスピーカ内蔵。今後USB経由でのスペクトラムディスプレイ機能、CWリーダー機能、PSK-31テレタイプデコーダ機能、FM放送受信機能が付 加される予定。サイズは143×62×155mm、重さ794g。電源USBまたは6-18VDC。米国での販売価格は$500(送料別)。AMで狭い選 択度にできるのか気に なりますが。(赤林)

CR-1受信機



◎エジプトから短波でMiddle East Radio出る 〜実は送信所での相互変調

 ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、エジプトのAbis送信所から中波の774kHzで出ているMiddle East Radio( Izaat Al-Sharq Al-Awsat إذاعة الشرق الأوسط من القاهره) が短波でも聞こえている。スケジュールは次の通りである。送信所はAbis、出力200kW、325度(欧州・北米方面)である。
 03:00-04:00 9655 欧州向イタリア語
  04:00-05:00 11560 欧州向ドイツ語
 05:00-06:15 11560 欧州向フランス語
  06:15-07:45 11890 欧州向英語
 08:00-09:30 9965 北米向英語
 09:30-13:30 9965 北米向アラビア語
(DXLDyg 3/13)
 一見短波放送開始のように見えるが、実はAbis送信所内で中波の774kHz送信用アンテナと、短波の325度用アンテナとの間で相互変調が生じて、 短波に774kHzの放送内容が載ってしまっているのである。(WWDXC TP 1108) Middle East Radioはロンドンに本部があるアラビア語日刊紙の会社が制作するラジオ番組でインターネットで出ていましたが、Egyptian Radio & TVが774kHzで中継するようになった。

◎SONYからデジタルFM受信機XDR-S40DBP発売
 インドのJaisakthivel氏によると、SONYはデジタルFM受信機XDR-S40DBPを発売した。ポータブル型で大きさは180 x 95 x 36mm、重量は445g。DAB方式のFMデジタル放送に対応しており、同方式のFM放送を10チャンネルメモリーすることもでききる。単三電池4本で 13時間聴くことが出来る。通常のFM放送も受信可能。価格は£50である。色は白、黒、赤の三色がある。(DXLDyg 3/12) FM専用のようです。日本ではやっていないので、購入した人は英国で使用してください。

XDR-S40DBP 日本では使えない


◎2局の「Moscow FM」が出現
 英国のDave Kernick氏によると、ロシアMoscowで従来「Govorit Moskva」という名称で92.0MHzで放送していたFM局が2月1日に局名を「Moskva FM」に改称した。Moscowには昨年11月に英語専門局「Moscow FM」(105.2MHz)が開局しており、同一名称のFM局2局が並立することになった。但し両局ともにモスクワ市の運営である。(DXLDyg 3/9) 「Tokyo FM」と「東京FM」が別局というような感じで紛らわしいです。Moscowにお出かけの節は聴いてみて下さい。

◎受信報告への音声ファイル添付にBoxを利用
 米国のBruce W. Churchill氏はブータンBBSのGeneral ManagerであるKaka Tshering氏宛にE-mailで受信報告を送ったが、その際録音音声ファイルをファイルシェアサービス「Box」(http: //www.box.com)を利用して送り、Tshering氏は「Box」にアクセスして音声を確認し、E-QSLを発行してくれた。(WWDXC TP 1107) 重い音声ファイルを添付すると相手に負荷がかかたり、システムによっては拒絶されますので、一つの方法でしょう。

◎「統一の声」に対する韓国側からのジャミング停止
 NDXCの長谷川清一氏によると、3月6日以降、北朝鮮からの「統一の声」放送(13:00-15:00 21:00-23:00 07:00-08:00 6250kHz)に対する韓国側からのジャミングが停止されている。上側には海上保安庁のビーコン電波が出ているため、LSBモードにすると日本では良好 に受信できる。(WWDXC TP 1107)

◎まだ出ているロシアの「ブザー」
 スウェーデンのOlle Alm氏によると、ロシアの「ブザー」送信機4625kHzがまだ出ている。3月初旬現在、側波帯にスプリアスを伴っている。過去にも数回こういうことが あったが、送信機が終末を迎えているものと思われる。1分間に20回のブザー音が聞こえている。1年前は59回聞こえた。ブザーの音声周波数は変動してい た。数ヶ月前にはブザーのピッチが早まったこともあったが、意図的なものか故障かは不明である。(WWDXC TP 1107)

◎EDXC総会今年はポルトガルで
 2013年のEDXC(European DX Council)総会は来る9月6〜9日にポルトガルFigueira da FozのSweet Residence & Gardensホテルで開催されることになった。大西洋に面した町であり、ホテルからビーチまでわずか500mの距離である。総会の予定は次の通り。時 間は現地時間(欧州DST)。
 9/6(金) 19:00 ホテルにチェックイン
       21:00 :到着歓迎会(カクテル)
 9/7(土) 08:00 朝食会
       10:00 DXingとEDXCの活動に関するセッション(ポルトガルの短波・中波放送、ポルトガルのDXer、EDXCからの話題報 告)
       15:00 Sottomayor宮殿と地元FM局Radio Foz do Mondego見学
       18:00 Dario Monferini氏のペルー訪問報告
       20:00 晩餐会
 9/8(日) 08:00 朝食会
       10:00 日帰りバスツアー(コインブラ歴史地区、RDP中央送信所、Anadiaのワイン博物館)
       18:00 ホテル帰着後自由行動またはDXミーティング
 9/9(月) 07:30 軽朝食
       08:00 ホテルチェックアアウト
       08:15 バスでLisboaに移動
       11:00 Lisboa観光(RDP Internacional 及びRadio Renascencaの見学を含む)
       17:00 解散
  参加料は上記の食事、会議、観光、宿泊料込みでシングルルーム€320、ダブルルーム(1名当たり)€270である。参加希望者はポルトガル側ホスト のMika Palo氏(E-mail: mika.palo @ clix.pt)またはEDXC事務局長のKari Kivekaes氏(E-mail:ksk @ sdxl.org)に連絡すること。詳細はhttp://www.edxcnews.wordpress.comを参照のこと。(WWDXC TP 1107)

EDXC2013の会場となるSweet Residence & Gardensホテル



◎IRC7月に更新 〜現行IRCは年内で無効に

 7月1日よりIRC(国際返信切手券)が新しい「Dohaモデル」に変更される。新IRCは2017年末まで有効である。現在発行されている 「Nairobiモデル」のIRCは2013年末で無効になる。(WWDXC TP 1107) 現行IRCの買いだめなどはしない方が賢明です。
 
◎カナダ沿岸警備隊の気象放送
 英国のNick Rank氏らによると、カナダ沿岸警備隊の気象通報が受信できる。
 2598kHzUSB: Newfoundland州Placentia 16:43に英語による海上気象予報及び航路情報
 2749kHzUSB: Nova Scotia州Sydney 16:42に英語・フランス語による海上気象予報及び航路情報
(DXLD 1311)

◎15880kHzでRadio Spaceshuttle
 イタリアのRoberto Pavanello氏、米国のChris Lobdell氏らによると、3月9日の20:00過ぎよりオランダの海賊局Radio Spaceshuttleが15880kHzUSBで受信できた。この日のみの特別放送であった。E-mailはspaceshuttleradio @ yahoo.com、QTHはP. O. Box 2702, 6049ZG, Herten, Hollandである。 (DXLD 1311) また放送される可能性大です。

◎6950kHzでBlue Star Radio
 米国のStephen Wood氏によると、欧州海賊局Blue Star Radioが6950kHzで出現した。06:15頃より07:00過ぎまでドイツのウンパー音楽が受信できた。同局のE-mailは bluestarradio @ live.nl、QTHは P.O. Box 73, 7160AB Neede, Hollandである。(DXLD 1311)

◎英国 国防上の観点からAM放送を廃止に
 Southgate誌によると、英国政府は2016年よりAM放送を徐々に廃止して行く方針である。英国政府の報告によると、AM放送は少ない数の送信 機で英本土全体をカバーできるので災害時には役立つという利点があるものの、英国の家庭ではAM放送は聞かれていない。英国ではBBC第4放送(長波)で 英本土が核攻撃等を受ける可能性がある場合の緊急情報を発信するシステムが完備されていたが、長波受信機を持っている家庭がないため意味が無くなり廃止さ れた。AM放送を廃止してFMデジタル放送に全面的に切り替える予定である。(DXLDyg 3/17)

◎マルディブからのQSLを獲得するには?
 インドネシアのT. R. Rajeesh氏はVoice of Maidives(1449kHz)に過去15年間受信報告を出し続けたが、QSLを得ることはできなかった。デンマークのStig Hartvig Nielsen氏はマルディブに1日だけ滞在する機会があったが、それに合わせてNielsen氏にE-mailで受信報告を送った。Nielsen氏は それを印刷したものを局に直接持参し、局印と責任者の署名を受信報告上に記入してもあり、それを送り返してきた。貴重なQSLである!(WWDXC TP 1108)

◎AWR よりEkala送信所特別QSLカード
 米国のJerry Berg氏がAWRのPress Releaseとして伝えたところによると、SLBCはEkala送信所の廃止を計画している。AWRが1951年以来SLBCと協力してEkala短波 送信所を利用して来た。AWRではDX番組「Wavescan」で特別番組「Tribute to Ekala」を放送してEkala送信所の過去を偲ぶこととした、その時の番組名は昔のDX番組名にちなんで「Wavescan-Radio Monitors International」とする。。SLBCは何日Ekala送信所を廃止するのかは決まっていないが、もし決まった場合には、廃止日の前の最終週の Wavesacanでこの記念番組を放送することにしている。この記念番組への受信報告に対しては特別QSLカードが発行される。受信報告の宛先はこの時 に限りAdventist World Radio, Box 29235, Indianapolis, Indiana 46229, USAである。(WWDXC TP 1108)

◎VOA Radiogram続報
 ARRLによると、VOAのテキスト情報提供番組RadiogramはKim Andrew Elliot氏の主催で行われている。3月17〜18日に行われた試験放送は復調ソフト(Fldigi,、Ham Radio Deluxe、 MixW、ultiPSK,、DigiPan,Mac用ではCocoaModem)を持っていれば受信できた。試験放送では16形式の信号が 1500〜3100Hzに載せられて各1分間程度行われた。今後行われる試験放送の受信報告はatradiogram @ voanews.comで受け付ける。(WWDXC TP 1108)
  VOAは3月31日〜4月1日にMFSKモードでの試験放送を実施する。スケジュールは以下の通り。送信所はGreenville。
 3/31 01:00-01:30 17860
      11:30-12:00 5745
      22:00-22:30 6095
 4/1   04:30-05:00 15670
(DXLDyg 3/31) その後も週末に試験放送を行う見込みです。

◎HAARPが短波で試験信号発射
 カナダのGreg Hardison氏によると、アラスカのHAARPがこのところ50kHz幅の広帯域パルスを発射している。周波数は8625kHzと9322kHzで、 3月15日の13:15頃気づいた。(DXLD 1312)

◎BNL Rock Radio短波放送中止
 ドイツのKahl送信所から3985kHzで08:00-14:00に行われていたBNL Rock Radioの短波放送は3月9日以降中止された。(DXLD 1312)

◎キルギスのShortwave Relay Service放送復活
 イタリアのMauro Giroletti氏によると、キルギスののShortwave Relay Serviceの短波放送が復活しているのが確認された。3月9日の02:50に5130kHzで宗教音楽を放送していた。変調が浅かった。(DXLD 1312) スケジュールでは00:00-03:00にペルシャ語の放送です。

◎Radio Libya新スケジュールに
 Radio Libyaが3月19日より新スケジュールで放送している。新しい放送時間は00:00-06:00で11600kHz。以前より1時間早まった。(DX REMIX NEWS 3/18)

◎ラジオライフDX No.6発売
 三才ブックスよりラジオライフDXのNo.6が発売された。第一特集として「いま買いたい人気アマチュア無線機+受信機50機種レビュー&ベス トバイ」、第二特集として「BCLフィールド受信」が取り上げられている。第二特集はBCL向の内容で、「中華ラジオで挑戦!! BCLフィールド受信術」と題して・ポータブルラジオでフィールド受信を楽しむ、・フィールド受信の場所選定のコツ、・フィールド受信に必要なグッズ、・ 屋外アンテナ仮設グッズ、・国内民放ラジオ全局受信に挑戦、・ロッドアンテナで6大陸の短波局を受信、の記事が掲載されている。価格は\1,400。(星  浩二氏)




◎Media Broadcast社設備をNauenに集中

 オランダのJan Oosterveen氏によると、Media Broadcast社はRNWとYFRという大きなクライエントを失ったため、送信所の再編に動いている。具体的にはA13スケジュールより Wertachal送信所の分をかなりNauen送信所に移行している。Nauen送信所の設備の方が運用費用がWertachal送信所に比べて安くて 済むからである。Nauen送信所のAllisaアンテナと旧RBI用だったDrehstandアンテナは基本的にメンテナンス費用があまりかからない構 造である。多分Wertachal送信所は将来廃止されてNauen送信所に一本化されるのであろう。ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、A13シーズンの1日の送信予定時間数はNauen 69時間、Wertachal 129時間、Issoudun 11時間、Trincomalee 10時間、Madagascar 1時間でまだWertachal送信所の方が多い。(WWDXC TP 1109) Issoudun、Madagascarの時間の少なさに驚かされますね。

◎Radio Free Malayasiaが台湾から中波放送
 インドのAlokesh Gupta氏によると、マレイシアの新しい秘密局Radio Free Malayasiaが22:00-24:00に1359kHzにて放送を開始した。マレイシアでは政権政党にしか言論の自由がないため政府の統制を受けな い自由な報道を目的とする。局のURLはhttp://www.radiofreemalaysia.org、E-mailはinfo @ radiofreemalaysia.org、電話は+1-800-815-309である。1359kHzは台湾の枋寮(Fangliao)送信所より 600kWで出ている。(WWDXC TP 1109)




◎パプアニューギニアRadio Flyの連絡先

 米国のRon Howard氏は、パプアニューギニアRadio Flyの旧職員James Kaltobie氏より以下の情報を受け取った。 現在James Kaltobie氏は同局を離職しており関係がなくなっている。現在Radio FlyはOTML社のMedia and Public Relations Departmentの配下にあり、その責任者はEstella Cheung氏(E-mail: Estella.Cheung @ oktedi.com)、またRadio Flyの担当者はSteven Gimbo氏(E-mail: Steven.Gimbo @ oktedi.com)である。同局への連絡はこの2人に対して行って欲しい。(DXLDyg 3/26) 郵便は届かない事が多いのでE-mailが確実です。

◎BBC WSがSLBC中継を中止
 インドのAlokesh Gupta氏によると、BBC World Serviceはスリランカ国内向に行っているSLBCからのFM中継放送を中止した。理由はスリランカ政府が、BBCの中継放送に対して妨害電波を発射 して現地での受信を妨害し続けているからである。3月中旬より大規模に妨害が行われていることが確認されたため中止に踏み切った。BBCでは短波放送及び インターネット放送で引き続き受信できるとしている。(DXLDyg 3/26) 国内FM中継は国家関係が悪くなればすぐに中止される不安定な方法といえます。

◎Radio Nederland小さなビルに移転
 ウルグアイのHoracio Nigro氏によると、リストラでスペイン語部門のみになってしまったオランダRNWは3月18日に放送センターから小さなビルに移転した。このビルは ジャーナリストの待機場所として使用されていた場所で、元の職場に比べるとかなり小さいサイズとなった。体を寄せ合って良い仕事ができることが期待されて いる。(DXLDyg 3/25)

◎今年中に太陽活動は第2回目のピークに
 SPACE.comによると、3月初旬現在も太陽活動は不活発であったが、3月15日には大規模なプラズマの流出とコロナが見られた。このままで行くと 今年中にはサイクル24の第2回目のピーク(最大活動期)に達すると予想される。第1回目のピークは2011年末に認められ、それ以降太陽活動は静かで あった。ピークが2回という現象は過去にもあり、珍しいことではない。(DXLDyg 3/24)

◎PCJ RadioがWRMIよりradiogramの試験放送実施
 PCJ RadioはVOAのradiogram計画に触発され、3月31日の11:27よりWRMIの9955kHzにてradiogramの試験放送を実施す る。形式はMSFK32。復調にはFldigiを必要とする。スクリーンショットを添付した受信報告をmnp @ pcjmedia.com宛に送って欲しい。(PCJ Media)

◎北朝鮮 球場送信所からの送信に混線現象
 スウェーデンのOlle Alm氏によると、北朝鮮の球場(クジャン)送信所からの7570kHzと12015kHzの放送には、ジャミング音と他のオーディオ音声が混線して背景 音として聞こえる。他の2送信機からの放送では逆にこの2波で出ている放送の音声が混線して聞こえる。またジャミング音は6349、6360、 6480kHzで出ているものと同期している。ドイツのKai Ludwig氏によると、混線は音声処理部分で起きていると思われる。衛星放送でも混線が認められるからである。但しジャミング音が混線する現象は前代未 聞で、旧ソ連でもこれを避けるためにジャミング送信所は通常の送信所とは別の場所に設置していた。ドイツのWolfgang Bueschel氏によれば球場送信所には中国の北広科技集団から納入された新型送信機が設置され、北京で9ヶ月間も訓練を受けた北朝鮮技術者が運用して いる筈なのであるが。(DXLD 1310)

◎朝鮮の声 変則状態続く? 
 米国で「朝鮮の声」をモニターしているDave Hughes氏によると、同局の変則的な状態はまだ継続している。3月下旬には22:00から開始の9335kHzには英語放送が出るべきところに毎日フ ランス語放送が出ていた。また放送開始は22:15になることが多かった。最近放送開始が遅れることが多く、場合によっては番組の中途から出ることもあ る。新しい短波送信設備の運営に不慣れなのであろう。キューバから技術者を呼んで指導を受けたら良いのでは。(DXLDyg 3/21)
  日本語放送では、北のスポークスマンが米国に対して激しい反発の論評がある日は短波での停波が些少であった。去年には稀に聴こえていた「中継波」の 4405kHzは,消滅した。役割を終えた模様である。QSLカードでは中継波の受信も証明してくれる。新しい QSLカードの裏面時刻欄にはUTCと印刷されているが、これを「JTC」と手書きで直している。新しい QSLカードの裏面時刻欄にはUTCと印刷されているが、これを「JTC」と手書きで直している。(大阪府 山森健志氏)

◎ 「朝鮮の声」による「平壌放送」の中継中止
 NDXCの長谷川清一氏によると、2月1日以降北朝鮮「朝鮮の声」で行われていた「平壌放送」(朝鮮語)の中継が中止されている。中継は以下のスケ ジュールで行われていた。
 12:00-12:50 9730  9345  7220  3250  621
  16:00-16:50 9345  7220
  18:00-18:50 15245 13760 11735  9975
  21:00-21:50 9345  7220
  22:00-22:50 9325  6170  3250   621
(WWDXC TP 1107)


出展略称  

   DXLD DX Listening Digest
 DXLDyg: DX Listening Digest Yahoo Group
 WWDXC TP: World Wide DX Club Topnews
  DSWCI DXW
Danish Shortwave Club International  DX Window
  HCDX
Hard-Core-DX
  JSWC
Japan Shortwave Club
 
NDXC: Nagoya DXers' Circle
  ABU
: Asia-Pacific Broadcasting Union
 
BBG: Broadcasting Board of Govenors
  WRTH
: World Radio TV Handbook


トップページ