月刊短波2013年9月号(第3版)
編集 赤林隆仁  時間 JST

◎アイルランド今年もサッカー短波中継 3版新規
 
アイルランド
RTÉ Radioは全アイルランドサッカー最終戦を今年も短波放送でアフリカにいるアイルランド人向に臨時中継する。予定期日は9月22-23日(日)で、スケ ジュールは以下の通り。
 9/22 22:00-02:00 7405kHz アフリカ南部向
 9/22 22:00-01:00  11725kHz アフリカ東部向
  9/22 22:00-02:00  7405kHz アフリカ西部向
 9/23 01:00-02:00  11620kHz アフリカ東部向
 他の地域向にはhttp://www.rte.ie/sportでインターネット放送を行う。(DXLD 1336) Wofferton送信所らしいです。

◎KVOH が試験放送実施 2版新規
 KVOH-Hoice of HopeのRay Robinson氏によると同局は来る9月7日より、土曜・日曜の10:00-13:00に9975kHzにてにメキシコ、中央アメリカ、カリブ海向試験 放送を実施する。受信報告はKVOH - Voice of Hope, P.O. Box 102, Los Angeles, CA 90078. U.S.A.に。正しい報告にはQSLカードが発行される。(DXLDyg 9/5)

◎コンゴRadio Télé Candipのs/off時間延長 2版新規
 スウェーデンのThomas Nilsson氏によると、コンゴのRadio Télé Candip(5066kHz)は最近06:00過ぎにs/offしている。s/off時にIDが何とか確認できる。(DXLDyg 9/1)

◎Voice of Russia年内で短波放送中止
 英国の
Alan Roe氏によると、ロシアNovosti通信が8月21日Digit.ru online journalの報道としてVoice of Russiaの短波放送停止を伝えた。それによるとVoice of Russia(VOR)は2014年1月1日以降短波放送を停止することになった。VORのdeputy directorであるNatalya Zhmai氏、Russian Television and Radio Broadcasting Network (RTRBN)の社長Andrei Romanchenko氏ともに予 算カットがその理由であると語った。1929年に設立されたVORは、現在RTRBN の送信機を使用して短波・中波で海外向放送を行っている。短波放送がなくなると、直接の海外向放送は3基の低出力中波送信機からに限定され、大半の放送は 海外のFM放送局から中継されることになる。VORは予算カットにより2012年の1日50時間から2013年には26時間に放送時間を半減していた。 (DXLD 1334) 日本にVORを中継しているFM放送ありましたっけ?

◎Radio PMR短波放送中止
 Leo Barmaleo氏によると、モルドバのRadio PMRは短波放送を中止しpodcastのみに移行すると発表した。ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、月ー金曜の08:00-09:00に9665kHz(300kW)で行われていた短波放送は8月20日現在受信されていない。8 月21日からはVORがこの周波数で中継されていた。Stephen Cooper氏が局にE-mailで問い合わせたところ「短波放送は停止した、来年復活するかも知れないのでお楽しみに」という返事が来た。(DXLD 1334) 来年復活するのは短波放送ではなく、podcastでは?VORの短波停止の序曲か?

◎ウルグアイの短波放送事情
 ウルグアイのHoracio Nigro氏によると、現在同国には電波を出している短波放送局は存在しない。最後まで出ていたのはTacuarembóから無許 可で出ていた Emisora Chaná (5900kHz)の放送であったが、数ヶ月前に送信を停止している。旧SODREから変わった Radiodifusora Nacional del UruguayのCXA4局(6125kHz)は、送信管のストックを増やしたにも拘わらず停波している。送信には送信管813が4本必要だが、まともに 送信すると真空管は6ヵ月しかもたないのがネックとなっている。中国やロシアから安い真空管を買う方法もあるし、送信機を思い切ってソリッドステート化 することも考えられたが予算が認められなかった。
 Radio Sport 890/Radio Sarandiには現在も6045kHz用のSSB送信機があるが、送信アンテナが故障して電波が出ていない。同局の技術者は「その内に修理するさ」と 言っている。
 Radio Universo (CWA148 6055kHz)、La Voz de Artigas(CXA 6075kHz)は不定期送信ということになっているが地元でも受信されていない。
 6155kHzのBanda Orientalは数年にわたり放送していない。電力を食うため経済上の理由で放送できないらしい。Emissora Ciudad de Montevideo(6010/9650kHz)も同様の事情でオフジエアーしている。Radio Oriental(11735kHz)、Radio Monte Carlo(9595kHz)は短波送信機を保有してはいるものの、短波放送の興味を失っており、WRTHには記載があるものの長年に渡り放送を行ってい ない。当面復活の可能性があるのは6045kHzのRadio Sarandi位である。(DXLDyg 8/2)
  Emisora Chaná についてはBuenos AiresのDXer Ernesto Paulero氏より、8月9日に聞こえたという連絡が入った。早速局に電話したところ局長のOmar Lima氏につながり、15日前に30W(公称50W)で短波24時間放送を復活させたとのことであった。クリスタル制御ではないため送信周波数(再開時 は5980kHz)は不安定である。またアンテナは4m高という貧弱なものであるが、15m高に改善する計画があるという。FMでも同時放送しているとの こと、またアンカバ局ながら当局に踏み込まれたことはないとのことであった。E-mailはemisorachanatacuarembo @ hotmail.comで、eQSLが発行される。(DXLDyg 8/9) 要は短波で出ているのは無許可局のみということですね!

◎MT廃刊後もTeak Publishingは残存
 Gayle及Lary Van Horn夫妻によると、同夫妻はMonitoring Times上で20年以上に渡りQSLや周波数別の部の執筆に携わってきた。最近はblogやtwitter上だけでなくTeak Publishing社を起こしてMTに掲載された記事を元にした出版も行っている。Monitoring Timesの今年末の廃刊は残念だが、夫妻は廃刊後もTeak Publishingによる出版、軍用通信blog http://mt -milcom.blogspot.com/、 「Shortwave Central」のblog http://mt-shortwave.blogspot.in/p/monitoring -times-is-closing-but-teak.htmlを継続する予定である。(DXLDyg 8/1)




◎RAEのDX番組「各国語でも放送している筈」

 ブルガリアのRumen Pankov氏がアルゼンチンのArnaldo Slaen氏に確かめたところ、Arnaldo氏制作のRAE DX番組(オリジナルはスペイン語)、はRAEが放送している各国語でも流されているが、その時刻や放送日は不定であるという。外国語放送の担当者はその 時の都合によって何時放送するか決めているという。BDXCによると、英語では最近放送された実績がない。(DXLDyg 8/6)

◎RHCのDX番組情報をweb上で公開
 英国BDXCのAlan Pennington氏によると、キューバのRadio Habana Cuba(RHC)はDX番組「DXers Unlimited」(週刊)の内容を同局のwebサイト上に定期的に公開している。 http://www.radiohc.cu/ing/news/dxera-unlimited.html。(DXLDyg 8/6)

◎エジプトに反政府FM局
 英国のChris Greenway氏によると、エジプトの元大統領Muhammad Morsi氏の支持者が反政府放送局「Huna Rabi'ah」を設立しFMの100MHzで放送を開始した。局は反政府派の本拠地、カイロ東部にあるRabi'ah al-Adawiyahモスクに設置されている。エジプト政府はERTUから同一周波数の音楽放送を開始して妨害を行っているとされている。 (DXLDyg 8/6)

◎VOMBE第一放送復活
 ブルガリアのRumen Pankov氏によると、エリトレアのVOMBE 第一放送が7月20日に7205kHzで復活した。同局は5月より60mb、41mb、31mbともに受信されていなかった。なおこの間も7235kHz と9565kHzにおいてエチオピアに対する「Dya-Dya-Nya-Nya-DyaP」対応のジャミングは発射されてい る。(DXLDyg 8/6)

Radio Free Kenyalang放送中止
 サラワク向にPalau送信所から行われていた秘密放送Radio Free Kenyalangは8月1日以降放送を中止した。(DX RE MIX NEWS 8/5)

Khmer Post Radio 1日1回の放送に戻る
 カンボジア総選挙のために1時間多く(19:00-20:00)放送していた秘密放送Khmer Post Radioは8月1日より平常の21:00-22:00(9960kHz Palau送信所 100kW 270度)のみの放送に戻った。(DX RE MIX NEWS 8/5)

◎SLBCシンハリ語短波放送週によって放送日が異なる
  スリランカSLBCのシンハリ語短波放送は、Trincomalee送信所(125kW 345度)より01:30-03:30に11750kHz(125kW 345度)で出ているが、放送美は週によって異なり、7月22日からの週には火・水・金・日曜日に、7月29日からの週には水・木・土・日曜日に出てい た。(DX RE MIX NEWS 8/5) 水曜日と日曜日には毎週放送がある?


◎Montoring TimesとともにGrove Enterprises社も解散
 SWLing Post誌によると、Montoring Timesの発行者Bob Grove氏、Judy Grove氏の引退に伴い、Monitoring Timesの発行が止まるだけでなく、両氏が社長を務める無線機器販売会社Grove Enterprisesも解散することになった。既に「閉店セール」が行われている。今後米国のBCLは残ったUniversal Radio社やC.Crane社を利用することになる。(DXLDyg 8/9)

一時代の終焉を感じさせる



◎Radio Habana Cubaトロピカルバンド周波数を追加に

 Radio Habana Cuba(RHC)のArnie Coro氏によると、同局は現在使用中の5040kHzに加えてトロピカルバンドの周波数を追加する予定である。これは今後太陽活動が低下することに伴う 措置で、現地時間の夕方はスペイン語を中心とした番組を放送し、他にフランス語、クレオール語、英語の放送も行う。打ち上げ角の高い垂直アンテナを使用し て近隣地域に放送する。使用周波数は60mbと考えているが、Radio Rebldeが90mbの3365kHz(5kW)を使用した実績もあるため、太陽活動が異常に低くなる場合には90mbも選択肢と考えられる。 (WWDXC TP 1126)

◎中国BBEF内蒙古に新送信機納入
 北京の北広科技集団(BBEF)は内蒙古の農村地区をカバーするための第二期工事として内蒙古人民広播電 台より3基の中波アンテナを受注した。既に昨年8月に第一期工事として8基の中波アンテナを受注していた。内蒙古地区の天候が冷涼で10月下旬には地面が 凍結してしまい着工が遅れたが、この間内蒙古人民広播電台の幹部が北京の本社を視察するなどの協力信頼関係 を構築したため、困難な中工事は完成し期日通りに中波アンテナを完成させ使用にこぎ着けた。2013年3月に開催されたCCBN展示会では内蒙古人 民広播電台の幹部はまずBBEFの展示を訪れるなど第一期工事の完成に満足である意向を示した。これが幸いして第二期工事も順調に受注することができたの である。(BBEF HP)

Deutschlandfunk/Deutschland Radio Kultur中波・長波から撤退
 ドイツのDennis Gibson氏によると、同国の公共放送であるDeutschlandfunk とDeutschland Radio Kulturは、大半がMedia Broadcast社から送信所を借用している形になっている中波・長波の送信を2014年末で打ち切ることになった。中波・長波放送の廃止で余った資金 はDAB+の設備に投資する。Deutschlandfunkは現在長波の153kHz・207kHzと中波7波 (1269kHz、549kHzなど)で放送している。Deutschland Radio Kulturは177kHzの990kHz(Berlinの独自施設)で放送している。長波は500kW、中波は100-400kWで送信しており、廃止 で電力料金だけでも年間数百万ユーロの節約になるとされている。今後両局の放送はドイツ国内でFM放送のみで受信できる。両局ともに更にDAB+でもイン ターネットでも受信できるので大丈夫としている。(DXLD 1333)

◎Radio Free Sarawak放送再開
  Radio Free Sarawakは8月12日より放送を再開した。スケジュールは月−土曜日の20:00-21:30 15420kHzで台湾の褒忠(Paochung)送信所より100kW、208度で出ている。8月12日には20:50-22:21に放送があった。 (DX RE MIX NEWS 8/13)
 
◎VOA旧Bethany送信所の訪問ビデオ公開
 英国のMike Barraclough氏によると、米国VOAの旧Bethany送信所の訪問ビデオが 公開されている。DXerやSWLにとっては面白い内容である。http://medxr.blogspot.com.au/2013/08/visit -fascinating-voa-museum.htmlを参照のこと。(WWDXC TP 1128)

◎台湾短波送信所2ヵ所を更新
 スイスAmpegon社の発表によると、台湾国際放送(RTI)は2ヵ所の短波送信所の設備を全面更新す ることを決め、昨年11月同社に300kW DRM対応短波送信機10基、固定ダイポールアンテナ HR2/2/0.3 12基、送信制御システム2基発注した。送信機はスイスのTugi、アンテナはドイツのSchifferstadt で生産された。2013年5月より現地への設置が開始されており、2014年秋にはすべての工事が完了する。台北近くの送信所に4基の送信機と2基のアン テナ、もう一ヵ所の送信所に6基の送信機と2基のアンテナが最終的に設置される。(WWDXC TP 1128) RTIの短波撤退はなさそうでうね。

◎Apegon社AIRにも短波送信機納入
 スイスAmpegon社の発表によると、インドのAll India Radioは2基の100kW短波送信機をスイスAmpegon社に発注した。現在使用中の真空管式送信機を置き換えて、効率の向上させ、DRM放送に対 応させるのが目的である。Ampegon社は1983-2012年にかけてAIRに多くの送信機を納入した実績がある。送信機はスイスのTugiで生産さ れ、New Delhi近郊の送信所に設置され、2014年10月より運用に入る予定である。AIRは現在48基の短波送信機を所有しており、内21基が250または 500kWの高出力、27基が50または100kWの中出力である。またAIRは更に36基の中波送信機と4基の短波送信機をDRM放送用に更新する予定 を持っている。(WWDXC TP 1128)

◎Ampegon社の短波送信機納入実績と予定 〜短波は死んだ訳ではない!
 スイスAmpegon社のCEOであるJosef Troxler氏によると、同社は以下のように短波送信機やアンテナを納入している。
 ナイジェリア Abuja送信所 2012年  250 kW短波送信機3基 回転アンテナ4/4/1.0
 ウズベキスタン Tashkent送信所 2012年 100kW短波送信機1基
 バングラデシュ Dhaka近郊の送信所 2012年 250kW短波送信機1基
 日本 KDDI八俣送信所 2013年 250kW短波送信機4基
 台湾 2ヵ所の送信所 2013年5月 300kW短波送信機10基 固定ダイポールアンテナ12基
 インド AIR 受注済 100kW短波送信機2基
 他にAIR、サウジアラビア、アルジェリアとの間で受注に向けた協議中である。(DXLD 1335)  Ampegon社はThomson社が2012年9月に改名したものです。増幅器を表す「amp」と、動画像を表す「mpeg」、と強力な会社へのス イッチ 「on」を組みあわせてampegonという名称になったとのこと。

Radio EYSC放送中止
 ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、Media Broadcast社のIssoudun送信所から週2回(水・土 02:30-03:00 15310kHz 100kW 125度)放送していたエリトレア向秘密局 Radio EYSC - Eritrean Youth Solidarityは8月中旬以降放送を中止した。(DXLD 1333)

◎ギリシアERTの公式状況
 英国のMike Terry氏がギリシアERTのMichael Nevradakis氏より得た情報では、ERTはギリシア政府の閉鎖命令以降公式には放送を行っていない。しかしERTの従業員が短波送信所を含む可能 な限りの送信所を稼働させて放送を継続している。ERTのURLも閉鎖された。現在従業員達はhttp://www.ertopen.com を運用している。またE-mailアドレスはertopen @ gmail.comである。(WWDXC TP 1127)

◎ギリシアERTの従業員排除・送信機封印
 英国のAlan Roe氏によると、ギリシア政府は8月9日より、勝手に送信を行っている従業員の排除と 送信機の封印を個別に開始した。手始めにStyraとEviaの放送局から局員を排除、次にVitsi 局、Florina局からも排除、更にPelion山とLesvos島の送信所を封印した。これでエーゲ海 地域からERTの放送は一切出なくなった。運用が一切出来ないように電力線と電話線が切断され、従業員は軍によって排除された。ギリシア政府にとって短波 放送のプライオリティーは低い模様でまだ強制排除の対象になっていないようだ。(DXLD 1333)
 短波放送は毎日スケジュールが異なり、出ていない日もあるが、8月26/27日には次のように出ていた。すべてギリシア語。Avilisの170kW送 信機から323度(欧州/北米向)の方向に発信されていた。
 21:00-08:00 9420
  08:00-13:00 9420
 13:00-17:00 9420
(DX REMIX NEWS 8/27)

◎インド国産送信機も導入
 インドのAlokesh Gupta氏によると、同国の送信機メーカーNautel社はAIRを管理するPrasar Bharatiから国内27基の中波送信機を受注することになった。AIRの技術者がNautel社の工場に8月より出向き、まず100kW送信機 NX100 4基、200kW送信機NX200 1基、300kW送信機NX300 3基の検収を行った。NX200の内の1基は8月27日にDelhiに向けて発送され、10月末には用に入る予定である。NX300はJammu、 Jalandhar、 Lucknowにそれぞれ設置される。DRM送信機導入で対話型テキスト送信や災害時の緊急メッセージ放送が可能になるとしている。Nautel社の送信 機製造には同じインドのAltronic社が高周波負荷装置を、Digidia社がDRM変調 器を、Kintronic Labs社が整合装置を供給する。Nautel社によればNXシリーズでは従来の機種に比べ90%の効率アップになるという。(DXLD 1333) DRM送信機でテキスト送信というのは非常に適切な選択では?

◎Radio Slovakia Internationalサイトを変更
 ロシアのDmitry Kutuzov氏によると、Radio Slovakia Internationalのwebサイトがhttp: //www.rtvs.skの中の一部に変更された。但し従来の http://www.rsi.sk.からもリダイレクトされるようになっている。(DXLD 1333)

Scandinavian Weekend Radio免許継続問題
  Scandinavian Weekend RadioのAlpo Heinonen氏によると、同局は現 在放送免許継続問題が発生しており、8月中は放送することができない。次回の放送は9月7日からになる見込みである。免許継続申請が役所に届くのが1日遅 れたというのがその理由である。(DXLD 1333)

◎ブルガリア送信所からの短波送信
 ブルガリアのSecretbrod/Kostinbrod送信所からの8月14日以降の短波送信スケジュールは次のようになって いる。*送信出力70kW、**50kW、他は100kW
 11:30-13:00 11545 90度 Radio Salam Watandar パシュトン語
 22:00-22:30 12095 30度 Polish Radio ロシア語
 22:30-23:00 12095 30度 Polish Radio ベラルシ語
 22:30-24:00 15615 90度 Radio Salam Watandar パシュトン語
  00:30-01:30  9400 30度  Polish Radio ポーランド語
 火−木 01:00-02:00 11610* 195度 Radio Shorouq ア ラビア語
 01:30-02:30  9400 30度  Polish Radio ベラルシ語
  01:30-03:30 12150 126度 BVBN ペルシャ語
 02:00-02:30 11560 * 195度 Dimtse Radio Erena オロモ語
 02:30-03:00  9400 30度 Polish Radio ロシア語
  03:00-07:00 9700** 306度 Brother Stair TOM 英語
 04:00-06:00 11850* 195度 Brother Stair TOM 英語
  月03:30-04:15 9635 126度 BVBN 英語
(DX REMIX NEWS 8/20)
 
 
◎VOAより中国の歴史暴露本刊行
 VOAの広報担当Kyle King,氏によると、同局は中国語放送で放送した中国の歴史上の汚点を記述 した歴史暴露本「国家秘密」を香港で刊行した。チベットの精神的指導者ダライ・ラマ、創生期の中国共産党、粛正された趙紫陽元主席、国民党の蒋介石総統な ど歴史上のタブーとして大陸の中国人が知らされていない事実について記述している。内容はVOAの中国語webサイト及びYou Tubeで2012年6月から映像公開されたもので、中国政府のブロックにも拘わらず110万回もアクセスがあったものである。VOAは番組として放送 したこの種の素材を順次中国語で刊行する予定である。(DXLD 1334) 明鏡出版社からHK$139で発売されている。




◎星星廣播電台の実像

 米国のRon Howard氏によると、乱数放送を行っている台湾の星星廣播電台のスケジュールは次のようになっている。
 11:00-11:30 9548
  12:00-12:30 9548
  13:00-13:30 9570
  14:00-14:30 11430
  15:00-15:30 11430
  16:00-16:30 10522
  17:00-17:30 10522
  21:00-21:30 11430
  22:00-22:30 11430
 台湾のKeith Perron氏によれば、公式には台湾の軍も省庁もこの放送への関与を否定している。台湾では「中国からのスパイ放送だ」、「漁業向けの放送だ」という意 見が出ているが、台湾国防部は「中国大陸以外から出ている放送」としてこれを否定している(「台湾本土からもで出ていない」としている)。また放送で使用 されている4桁の乱数は中国・台湾で使用されている電信コードと合致せず、漁業向の放送という見方も間違っている。放送を行っているのは台湾訛りの発音を するア ナウンサーである。またある筋からの情報では乱数で伝えられている内容は「公表したり調査するのが憚られるような話題」とのことである。他にいくらでも通 信手段があるのにこのような古風な方法が残っている理由について諜報専門家は、簡単な短波受信機さえ持っていれば中国大陸のどこでも傍受できるので、 他の近代的通信手段が途絶した場合の最後の秘密通信手段として残しておくのが好都合であると見ている。(DXLD 1334) そうなると送信地もある程度特定できますね。

◎PCJ Radioオーストラリアの送信所からも出る予定
 英国のMike Terry氏が、Keith Perron氏のfacebookで確認したとことによると、PCJ Radio Internationalは現在のスリランカTrincomaleeからの送信に加えて、太平洋向にオーストラリアのShepparton及び Brandon送信所から送信する計画にしている。(DXLD 1334) Radio Australiaが短波から撤退した後の送信所は時間貸しを行うのですかね?

◎RAF London局の実情
 英国のNoel Green氏によると、Royal Air Force(RAF)が行っているLondon Volmet放送(5450、11253kHzSSB)のロボット音声の速度が遅くなり、聴いていてID がとれるようになった。しかし機械の調子が悪いらしく音声が時々ジャンプして聞きにくい。18:57等に放送がある。(DXLD 1334)

◎BABCOK社仲介の秘密放送1ヵ月ずれる
 ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、BABCOK社仲介の放送で8月1日開始であった以下の秘密放送が9月1日開始と1ヵ月延期となった。
  Radio Payem e-Doost
  11:30-12:15  11710 Tashkent 100 kW / 236度 西アジア向 ペルシャ語
  03:00-03:45  5900 Dhabbaya 250 kW / 035度 西アジア向 ペルシャ語
 Radio Okapi:
  13:00-14:00  11690 Meyerton 250 kW / 340度 アフリカ中部向 フランス語/リンガラ語
 Radio Damal:
  13:00-16:00  15700 Dhabbaya  250 kW / 205 度 アフリカ東部向 ソマリ語
  03:30-04:30  11980 Wofferton 300 kW / 122度 アフリカ東部向 ソマ リ語
    04:30-06:30  11980 Dhabbaya 250 kW / 205度  アフリカ東部向  ソマリ語
(DXLD 1334)

◎New York Volmet一時送信停止
 米国のKen Zichi氏によると、New York Volmetは8月初旬一時送信を停止したが8月10日に復活した。毎正時00及び30分の放送が3485、6604、10051kHz(何れもUSB) で受信された。但し13270kHzUSBは聞こえていない。Glen Hauser氏によると、以後アナウンスされる通報地点の数が減少傾向になる。同Volmetを管理するARIBC社がRockwell Collins社に13億9千万ドルで買収されたことと関係があるのかも知れない。短波のVolmet放送は情報提供手段として重要視されていないよう だ。(DXLD 1334)
 米国のGlenn Hauser氏によると、8月26日には2000kHzUSBというおかしな周波数で出てきた。翌日以降も聞こえている。(DXLD 1335)

◎VOA Radiogramで漢字送信
 VOAのKim Andrew Elliott氏によると、VOA Radiogramの放送は引き続きEdward R. Murrow(Greenville)送信所より以下のように行われている。
 日曜 01:00-01:30 17860
  日曜 11:30-12:00 5745
  日曜 22:00-22:30 6095
  月曜 04:30-05:00 15670
  8月17・18日には初めて中国語の漢字をRadigramで送る試験が行われ、「スマホBlackBerryの今後」という文が送信された。またスペイ ン語の文章の送信試験も同時に行われた。なお文字種類が変わる場合復調用ソフトFlidigiは、その都度一度終了させてリスター トしなければならない。両日の番組の時間配分は次の通りであった。(DXLD 1334)

◎DRM受信機DR111失敗・撤退 〜Tecsunは新製品開発中
 英国のMike Terry氏が台湾のKieth Perron氏の情報として伝えたところによると、中国四川省の成都紐斯達電子有限公司Chengdu Newstar Electronics)は昨年発売したDRM受信機DR111の製造販売を停止した。12ヶ月間で50台以下しか売れなかった。(DXLD 1334) 
 ルーマニアのTudor Vedeanu氏が台湾のKieth Perron氏の情報として伝えたところによると、PL-660で有名な中国Tecsun社がDRM機能付短波受信機を開発中である。発売期日は未定。 Tudor Vedeanu氏がDR111を持っているが、DRM復調部は優れているものの、他の部分の性能がお粗末すぎて使い物にならない。技術の優れた Tecsun社が作れば成功するかも知れない。(WWDXC TP 1129) DR111受信機は長波150-288kHz、中 波522-1720kHz、短波2.3-27MHzでDRM放送受信可能でした。FMの 87.5-108MHzもついていましたがこちらは普通のFM放送のみ受信可能。米国での価格は$135でした。

DR111受信機

 

◎北朝鮮より新送信機の試験電波発射
 ドイツのWolfgang Bueschel氏は日本の奈良にあるリモート設備で、15105kHzにて8月12日の11:50-11:55に1000Hzの試験放送音を受信した。 これは中国の北広科技集団(BBEF)が球場(クジャン)送信所に設置した新送信機からのものであり、12:00よりは朝鮮の声の 中国語放送となった。(WWDXC TP 1128)

◎送信不調が続くVOK日本語放送 〜メール・HPは回復
 VOK日本語放送は、8/3の早朝06:00〜06:32の間11865kHzのみが出遅れていた。また中波621kHz、中継波3250kHzは確認 出来なかった。8/17の朝の放送も途中からかなり不調となった。同日夜の放送も、20:10頃までは、なんとか聴こえていましたが、途中から 11865kH,一波になり、更にその後、全周波数が停波した。20:30に11865kHzが、20:39に9650kHzが回復したが、 6070kHzは長時間停波のままであった。中波、中継波は受信不能であった。8/24の夜には20:11に11865kHz、9650kHzで短時間の 停波があった。20:18には回復した。6070kHzは正常であった。8/31には16:00 頃より、放送終了までの間、終日送信異常があった。音声が1秒から2秒ほど連続で途切れていた。短時間の停波はしばしば起こり、正常だったのは 6070kHz、3250kHzのみで、9650kHz、11865kHzは常に停波を繰り返していた。電子メール送信、ホームページは正常に 戻った。(大阪府 山森健志氏) 6070、3250kHzは送信所が平壌ですので、停波のパターンが違うのでしょう。11865、9650kHzは球場 送信所で中国製送信機に更新中の筈なのですが。

◎北朝鮮の短波送信周波数安定化する
 ドイツのWolfgang Bueschel氏が日本とオーストラリアのリモートサーバーで調査したところ、北朝鮮の球場(クジャン)、江界(カンゲ) 両短波送信所ともに、昨年中国北北広科技集団(BBEF)による送信機更新後は周波数が安定し、小数点以下 3桁まで(xxx.000kHz)正確であった。 例外は18:00-22:00に行われている6070kHzの日本語放送で、6069.981kHz付近にずれている。6070kHzの送信機のみは平壌 (ピョンヤン) 近郊にある。(WWDXC TP 1129)
 
◎Radio Fijiは今
 かって短波放送を行っていたフィジーをこのほど訪れた。オールドファンには懐かしいRadio Fijiを運営するFiji Broadcasting Corporationは首都スバに局舎がある。土曜日に訪問したところ、受付に女性がいるだけで、内部に立ち入ることは出来なかった。同局を訪問したい 人はウィークデーの現地時間でアポを取った上で訪問すると見学も可能とのことであった。一方、同国では"Fiji Sun""Fiji Times"などのタブロイド紙が発行されている。国際関係欄に目を向けると"World update""Asia update""Regional update"といった短信欄に情報源として"BBC News""BBC" "Radio New Zealad"と言った文言が躍る。テレビ・ラジオの区別は不明だが、日本の新聞でかってはよくみられた「RP(ラジオ・プレス)東京」のような記事が掲 載されている。特に 国際情報については海外メディアからの引用が目立つ。また、紙面には放送局の広告も掲載されており、番組欄にはテレビの番組表のみが掲載されている。(東 京都 紺野敦氏) 短波の3260、5045kHzで放送しており水色のQSLカードが人気でした!

(左)現在のFBC庁舎 (右)7月に35歳で死亡した局員のFBCによる死亡広告 FBCに勤めるのは大変栄誉なことらしい 日本では社 長・会長じゃない限り会社は社員の死亡広告など出さない!
  


◎元DW永井潤子氏の本出版
  元DW日本語放送の永井潤子氏の新刊「放送記者、ドイツに生きる」(未来社、2310円)が出版された。未来社の月 刊広報誌『未来』に掲載されていたエッセーを編集し、1冊にまとめた。環境問題への意識の高いドイツに暮らし、脱原発のプロセスや 再生可能エネルギーの発展状況、エネルギー転換の現状も伝える。「ドイツ」を通し、今一度立ち止まり、日本の政治、社会のあり方、そして日本人の生き 方を見つめ直す内容となっている。第1章は「放送記者50年の人生を振り返る」で「ラジオ人生50年」、「ドイチェ・ウェ レで一番 『若く美しい日本人女性記者』」等の記述がある。第2章は「変化するドイツ(2004〜2013年)、第3章は「3.11以後の日本とドイツ」。全部で 63編のエッセーが掲載されている。(東京都 平原哲也氏)





◎拉薩百定送信所メンテンスで休止
 スウェーデンのThomas Nilsson氏によると、チベットからのすべての短波放送が8月20日に 停止した。このことから拉薩百定(パイディン)にある第602号送信所が定期メンテナンスを行ったことが推測される。(WWDXC TP 1129)

◎新局Radio Inyabutatu出現
 インドのAlokesh Gupta氏によると、9月1日よりTDPの仲介で新局Radio Inyabutatuが毎週日曜日の02:00-03:00に17870kHz(Issoudun送信所と見られる)で放送を開始する。同局のURLは http://www.radioinyabutatu.com。(WWDXC TP 1129) ルワンダの王政復古派によるルワンダ向秘密放送のようです。ルワンダは独立前の1959年まで王国の形態をとっていました。




◎Radio Andernach DRMでスケジュール外の放送
 米国のRalph Brandi氏によると、ドイツの軍局Radio Andernachが11650kHzでDRMの公式スケジュールに載っていない放送を行っている。公式サイトhttp://www.radio -andernach.bundeswehr.de/には言及がない。探索したところhttp://bit.ly/13FHKtH に関連情報があり、Nauen送信所から海軍の軍艦向に試験放送であることが分かった。ウクライナのVladimir Titarev氏によると、音声が出ずにテキストのみであったこともある。(WWDXC TP 1129)
ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、8/26-28には21:00-22:00に5995、9590、11650kHzでも放送が行われていた。DREAMでは 復調できなかった。Fraunhofer研究所で開発された一般受信を排除するDRMエンコーディングの手法が使われていた可能性がある。(DXLD 1335) DRMのテキスト部分の復調安定度は高いため、非常時のテキスト通信手段として軍事的役割も注目されているようです。軍事用であれば当然通信 の隠秘技術が使われるでしょう。

◎FRS Holland周波数変更
 英国のDave Kennyによると、FRS Holandは8月26日より周波数を5800、7685(以前は7600)kHzに変更した。04:30頃に英国で受信が確認された。放送終了は07: 00で、受信報告等はFRS-Holland, P.O.Box 2702, 6049 ZG Herten, The Netherlandsまたはfrs @ frsholland.nlへ。(DXLD 1335)

◎イスラエル4XZが放送バンドに出現
 イスラエルHaifaにある海軍のユーティリティー局4XZが突如CWで放送バンドに出現した。まず欧米の複数のDXerが5000kHzでVマーカー を確認した。6000kHzでも同様に多くの受信結果がよせられた。本来は国際的に定められた海岸局の周波数が使われる筈である。(DXLD 1335) 周波数基準にする1000kHzの水晶を誤って送信機に挿してしまい、4MHz帯や6MHz帯で高調波が出てしまったのでは?

◎ニュージーランドの短波海賊局出現
 米国のTim Rahto氏、オーストラリアのDavid Sharp氏はニュージーランドの海賊局RadioTosteを20:00過ぎに受信した。ロックやブルースの番組であったがIDも出る。(DXLD 1335)

◎セルビア一波のみ
 セルビアのInternational Radio Serbia(IRS)は停波していたが02:30-03:00の欧州向イタリア語放送が6100kHzで8月23日復活した。停波についても復活につい てもIRSからは何の発表もされていない。(DX RE MIX NEWS 8/27)
 米国のGlenn Hauser氏によると、同局はE-mail(radioju @ sbb.rs)の問い合わせに対しても何も返信がない。北米のリスナーについては「いない」と結論して北米向は停止した模様。(DXLD 1335)
  8月に英国で受信した際には6100kHzにて06:00までフランス語、以後英語放送が受信できた。(JSWC 甲斐基文氏)



出典の略称 

  DXLD: DX Listening Digest
 DXLDyg: DX Listening Digest Yahoo Group
 WWDXC TP: World Wide DX Club Topnews
  DSWCI DXW: Danish Shortwave Club International  DX Window
  HCDX: Hard-Core-DX
  JSWC: Japan Shortwave Club
  NDXC: Nagoya DXers' Circle
  ABU: Asia-Pacific Broadcasting Union
  BBG: Broadcasting Board of Governors
  WRTH: World Radio TV Handbook


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