月刊短波 2017年5月号(第2版)
編集 赤林隆仁  時間 JST

◎「HCJB東北リスナーの集い」開催 2版新規
  
HCJBの尾崎一夫師が、今年も「ふるさと訪問」で来日することになった。各地でミーティング が開催されるが、仙台では次のように「HCJB東北リスナーの集い」が開催される。
 日時: 6月10日(土) 12:30-15:30
 場所: 寿司勝(すしかつ) 
仙台市青葉区中央4丁目2-30 TEL 022-222-7225 (仙台駅西口「イービーンズ」裏側出口を出て、西に10m)
 会費: 1,800円(昼食代含む)
 出欠: 参加希望者は昼食(寿司勝特製・づけ丼)の準備の関係上、6月4日(日)までにEメール(
akiba63 @ ybb.ne.jp) にて幹事の秋葉浩之氏に連絡する。
(JSWC 秋葉浩之氏)

◎オーストラリアに新短波局NQ RADIO ~ 開局は6月末に! 2 版追加
 
オーストラリアのBill Richards氏によると、Queensland州北部InnisfailにあるNQ Radioが来る5月17日より、5055kHzにて毎日15:00-08:00に短波放送を開始する。現在531kHz(コールサイン4KZ)で放送さ れている中波放送の内容をそのまま中継する予定である。出力は1.5kW、アンテナは高さ10mの逆V型を使用する予定である。AM局や FM 局の電波が届かないヨーク岬半島の僻地でラジオが受信できるようにする事が目的。正式放送免許は3月21日に交付された。送信所は現在の中波 放送(531、873kHz)の送信所と同じ地点(南緯17.523744度 東経146.05071度)の地点に設置される。同局の URL はhttp://www.nqradio.com.au/、4KZのlive streamはhttp://tunein.com/radio/4kz-Innisfail-531-s7008/。(WWDXC TP 1295)
 5月17日になっても放送が出ていないため、同局にE-mailで問い合わせたところ、同局のGeneral ManagerであるAl Kirton氏より、「5055kHzの放送開始は6月末の 予定、開始前にはまた知らせる」との返信が入った。(大阪府 影山敦久氏) 丸一ヶ月以上延期ですね、気長に待ちましょう。同局のQTH は1 Edith Street, Innisfail, Queensland 4860, Australia、E-mailはreception @ 4kz.com.au。General ManagerはAl Kirton氏。アンテナはkW級アマチュア向に市販されているBPA-1000Eが使用されるとのことです。これも「Outbackistan」(後述 記事参照)向放送と言えましょう!



◎RAEは事実上短波中止
 
アルゼンチンのArnold Slaen氏によると、RAE(最近はArgentina al Mundoと称している)はGeneral Pacheco送信所の送信管が故障したままで電波が出ていない。送信管の故障は上層部に伝えられているそうであるが、現在のところ手は打たれていない。 現在はインターネット(http://www.radionacional.com.ar/rae-argentina-al- mundo /)上でのみ聞くことができる。(WWDXC TP 1295)

◎WRMIがRAEを中継
 
英国のAlan Roe氏によると、短波送信を事実上中止したアルゼンチンのRAE(Radiodifusion Argentina Al Exterior)をWRMIは以下のように短波送信する。
 スペイン語 火ー土曜 07:00-08:00 5950
  英語 火ー土曜 10:00-11:00 9395
  受信報告に対してRAEからは番号入りの特別QSLカードが発行される。(WWDXC TP 1297)

◎CRIのアルバニア中継は継続

 スウェーデンのUllmar Qvick氏によると、アルバニア国営放送RTSHの局長命令により3月末でFallka送信所及びShijak送信所からのRadio Tiranaの短波・中波放送は廃止され、衛星放送・インターネット放送に切り替えられた。これで、1938年に3kWの送信機から ZAAのコールで自 国・近隣向に開始されたアルバニアの短波放送は幕を閉じた。しかし残るCerrik送信所からの中国国際放送(CRI)の中継は継続されてい る。 Cerrik送信所自体は現在のアルバニアでの重要性はなく、またCRIの送信時間やリスナー数も少ない状況である。(DXLDyg 3/26) 多分中国との契約期間によるものでしょう。
 
◎ドイツ気象庁放送は近日中にAM化
 ニュージーランドのBryan Clark氏によると、ドイツ気象庁放送Deutsche Wetterdienstは6180kHz(Pinneberg送信所)の受信報告に対してe-QSLを発行した。発行者はNational NAVTEX CoordinatorのWilfried Behncke氏。氏によると、数週間以内に現在CUSB(搬送波添加上側波帯方式)で行われている送信モードを普通のAMに変更する予定である。(NZ DX Times 4月号 via WWDXC TP 1294)

◎AIRのDRM化第Ⅱ期に入る
 英国のMike Terry氏によると、インドのAll India Radio(AIR)は同局のDRM化計画が第Ⅱ期に入ったと発表した。発表によると既に全国で37基(中波35基、短波2基)の新型DRM送信機が稼働 中である。2基の短波DRM送信機はDRMモードのみで運用中である。35基の中波DRM送信機の内33基はDRMとAMの同時発信モー ド (但し 内25基は1日1時間はDRMモードのみで運用)、残り2基はDRMモードでのみ送信している。送信出力は短波用が500kW及び250kW、中波用は 1000kWが2基、300kWが6基、200kWが10基、100kWが11基、20kWが6基である。(WWDXC TP 1294) AIR中にはDRM推進派(これにも第Ⅱ期派とⅢ期派があるらしい)とFM推進派の派閥があるらしく、それぞれが別々に独自の発表をしている 模様です。

◎ロシア更に短波送信復活か?
 ロシアのAnatoly Klepov氏によると、シベリアのChukotokaとMagadanの2地方が同地区に向けた短波放送の復活を計画中であるといわれる。それによる と、カムチャッカ半島のYelizov送信所にあるそれぞれ「Thunder」型、「Purga」型の100kW短波送信機が使用される こと になるという。(WWDXC TP 1294)

◎英国に「大英無線通信博物館」
 英国のMike Terry氏によると、英国中部のDerbyに「大英無線通信博物館」(Radio Communication Museum of Great Britain)が開館予定である。この博物館に行けば英国の無線通信に関するすべての遺物を見ることができるようになる。今年2月に建物は完成し、ボラ ンティアによる運営チームに引き渡され、現在展示準備にかかっている。この博物館には実際の送信室や送信アンテナが設置され、電波を出し て運 用することも可能なようになっている。また組立実験室等も整備される。 HP(http://radiocommunicationmuseum.org/)は現在建設中である。(WWDXC TP 1294)

◎Vatican Radioアジア向英語放送廃止宣言 ~実際は継続中
 英国のMike Terry氏によると、Vatican RadioはA17シーズンより1958年以来60年間続いたアジア向英語放送を廃止すると発表した。これはバチカン幹部の短波撤退方針に基づく措置であ り、代替措置としてインターネットで聞くように勧めている。20世紀に同局は南アジアを含むアジア向放送を順次強化してきたが、方針転換 によ り2013 年にはウルドー語放送も廃止されている。(WWDXC TP 1294)
 ところがブルガリアのIvo Ivanocv氏にyると、4月1日以降次のスケジュールで継続されている。ただしB16スケジュールでは毎日放送であったものが、同時刻で毎週1回に削 減されている。
 日曜 00:30-01:00  9800(Tinang送信所、250kW、283度) 11700(Palauig送信所、250kW、280度)
(DXLD 1713)


◎End Time is Coming RadioのA17スケジュール
  ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、カトリック系宗教局End Times Coming RadioはA17スケジュールでは時間を変更して放送している。新スケジュールは次の通り。
 11:30-12:00 9400 (Kostinbrod送信所、50kW、126度) 中東向英語
 米国のRich D'Angelo氏は同局の
James G. Battell氏より eQSLを受け取った。それによれば同局は英国に本部があり、今年10月に放送開始4周年を迎えるとのこと。(DXLD 1713) 日本ではちょっと無理なスケジュールですが、昨年は03:00から放送していました。QTHはETC Ministry, c/o Hilton House, 71-73 Chapel Street, Manchester, M3 5BZ U.K.でURLはhttp://www.excatholicsforchrist.com。

◎「Isle of Music」A17で各地に向け放送
  RusDX 3/26号によると、4月2日より「 Isle of Music」はブルガリアのKostinbrod送信所より毎週月曜日の00:00-01:00に9400kHz(100kW)で放送を開始した。元々は 欧州東部向だが、欧州西部や中東でも受信されている。また北米・欧州西部向にはWBCQ中継で火曜日の09:00-10:00に 7490kHzで放送している。更に欧州西部向に4月4日よりChannel 292中継で水曜日の04:00-05:00に6070kHzで放送する。すべてテーマを絞った音楽番組である。(DXLD 1713)
 米国のIsle of Musicのオーナー兼プロデューサーのWillian Bill Tilford氏によると、同局は1950年代から現在に至るキューバ音楽を次のように短波送信している。
 欧州東部向 月曜 00:00-01:00 Kostinbrod 9400 100kW
  米州・欧州向 火曜 09:00-10:00 WBCQ 7490
  欧州向 水曜 04:00-05:00  土曜 21:00-22:00 Rohrbach 6070
 QTHはTilford Productions, LLC, 5713 N. St. Louis Av.,Chicago IL 60659-4405, USA、E-mailはbill @ tilfordproductions.com、URLはhttp://www.tilfordproductions.com、電話は+1 773 267 6548である。(DXLD 1716) 「音楽の島」とはキューバのことなのですね。





◎IBCのA17スケジュール
 Italian Broadcasting Corporation(IBC)はA17スケジュールでは以下のように放送する。今期より新たに北米・欧州向の30分の英語放送が増強された。また英語 放送の最後の5分間にはMFSK32形式のデータ放送「IBC DIGITAL」が放送される。
 英語放送(MFSK32データ放送は終了5分前に開始) 
  木曜 03:30-04:00 6070 1584 欧州向
  木曜 11:30-12:00 1584 欧州向
    金曜 10:00-10:30 9955 中米・北米向
  土曜 10:30-11:00 11580 北米向
  日曜 05:00-05:30 1584 欧州南部向
  日曜 09:30-10:00 7730 北米向
  日曜 19:30-20:00 6070 欧州向
 イタリア語放送
  木曜 02:00-03:00 6070 1584 欧州向
  木曜 10:00-10:30 1584 欧州向
  土曜 22:00-23:00 6070 欧州向
 E-mailはibc @ europe.com、URLはhttp://www.ibcradio.webs.com、Facebookは @ITALIANBROADCASTINGCORPORATION、Twitterは
@RADIOIBCである。 (DXLD 1713)
◎Voice of PalestineがJeninにローカルFM局
 英国のDavid Kernick氏によると、Voice of PalestineはJeninにローカルFM局を設け89.5MHzで放送している。Ramallah本局の番組を中継する他にローカル番組も制作している。設立は2016年9月7日。Voice of Palestineは数局のローカル局を設置する予定だが、その最初のローカル局であり、次の局はBethlehemに設置される予定である。この局のストリーミング放送はhttp://www.vop.ps上で聞くこともできる。Ramallahからの本番組の受信中に画面左に出現するトランジスタラジオのアイコンをクリックすると受信できる。この局の詳細はhttp://tinyurl.com/vopjeninを参照のこと。(DXLD 1713)




◎東チモールがインターネット放送

 
英国のDavid Kernick氏によると、東チモールの国営放送がインターネット上でストリーミング放送を開始した。URLはhttp://rttlep.tl。684kHzとFM(首都Diliでは91.7MHz)で放送されているポルトガル語及びテツム語の番組が四六時中受信できる。06:00には国歌が放送される。但し中波は番組内でアナウンスされるものの、実際には2010年12月以来出ていない。なおHP上にはTV放送へのリンクもあるが、働いていない。(DXLD 1713)




◎トーゴのRadio Karaがストリーミング放送

 英国のDavid Kernick氏によると、かって短波でも放送していたトーゴの地方局Radio Karaがインターネット上でストリーミング放送を開始した。http://www.radiokara.tg。四六時中放送が行われており、番組表も表示される。(DXLS 1713)

今ではFM放送だけになってしまったRadio Kara



◎A17のロシア語放送
 ロシアの
Igor Yaremenko氏によると、A17のロシア語放送スケジュールがNovosibirsk DX Siteにアップされている。http://www.novosibdx.info/schedules.html。すべてのロシア語放送を網羅している訳ではないが順次掲載されて行く。
 ロシアの
Konstantin Aseyev氏によると、Kursk DX Siteでも同様なスケジュールがアップされている。
http://www.aseevka.ru/radio-po-russki/radio-po-russki.html。
(DXLD 1713)
RusDX 4/2号によると、「自由ロシアの声」(Голос Свободнои России)というサイトが開設されており、そのメインページでA17シーズンの各国のロシア語放送のスケジュールが紹介されている。URLはhttp://freerutube.info/2017/03/13/raspisanie-radio-na-russkom-yazyike-sezon-a17-leto-2017/。(DXLD 1714)

◎バヌアツ政府がRadio Australia短波放送の復活要請
米国の
Artie Bigley氏によると、バヌアツ政府はオーストラリア議会上院に対してABCの短波放送を再開して欲しい旨の書簡を送った。その中でバヌアツの首相Charlot Salwai氏は、短波放送はサイクロン等の自然災害から同国民の命を守るために非常に有用であると主張した。特に離島をカテゴリー5の大型サイクロンが襲った場合に犠牲を最小限に抑えることができるとしている。オーストラリア国民の税金で太平洋諸国の人々の命が救われるのは良いことであるとしている。(DXLD 1714) 

◎豪州北部地域の牧畜業者「Radio Outbackistanでも作るか!」
 
米国のArtie Bigley氏によると、太平洋諸島の人々とともに短波放送の廃止で切り捨てられたオーストラリア北部地域の牧畜業組合(Northern Territory Cattlemen's Association)は、ABCのNorthen Territory Shortwave Serviceの廃止に伴い、Tennant Creekにあった気象観測レーダーまで同時に廃止されてしまったとして怒りを露わにしている。この地域では情報を得る手段がなくなってしまったとして、自分たちで「Radio Outbackistan」(outbackは「(見捨てられた)僻地」、「あっちのほう」という意味)でも立ち上げるしか方法はないとしている。組合長は「ABCはすべてのオーストラリア人に向けて放送を行わないのだから『国営放送』とは言えない」と批判している。氏によれば、Radio OutbackistanにはOBC1とOBC2の2系統の放送を行い、前者はニュースとABCの番組、後者はスポーツを放送したいとしている。「この地域ではインターネットが使用できないので、ツイートすることもコメントすることもできない。高価な衛星電話を持ち歩かなければ通話もできない。短波放送に対する投資など安いものだ。」ともしている。(DXLD 1714) VOA radiogramもこの地域向に放送したらどうでしょうか? 少数者の切り捨てというのはこのところ世界的な傾向のようです。

◎米国FCCの放送局DB公開
 米国WTFDAの
Bill Nollman氏によると、同氏は米国のTV局、FM局、AM局のFCC登録データを公開するシステムを4月に完成した。以下のURLより参照できる。
 TV局 
https://www.dropbox.com/s/1fwt76c0747q55q/2017-04-02-FCC%20TV%20Database-v1.xlsm?dl=0
 FM局 
https://www.dropbox.com/s/wd5jxlvjuh6bvuv/2017-03-29-FCC%20FM%20Database-v2.xlsm?dl=0
 AM局 
https://www.dropbox.com/s/5zupuzqry0yey8u/2017-04-02-FCC%20AM%20Database-v2.xlsm?dl=0 
(DXLD 1714)


◎eBook「カーテンの向こう」
 オーストラリアの
Rob Wagner氏によると、北朝鮮を何回も訪問している無線専門家であるMark Fahey氏が同国の放送・メディア事情についてマルチメディアを駆使して対話的に解説したeBook「カーテンの向こう ~ 北朝鮮におけるプロパガンダとメディア」(Behind the Curtain ~ The Guide to the Propaganda and Media of North Korea))が発行された。このeBookは長年をかけて準備されたもので、多数の音声・動画が含まれている。北朝鮮人民に対する国家のメディア統制の現状(外国メディアとの接触禁止、海外からの放送受信禁止、訪問外国人のラジオ持込禁止等)、国家メディアによるプロパガンダの状況、日本からのものも含めた対北放送の現状等が写真・音声・動画で多面的に理解できる。Apple iBook(MacまたはiOSが必要)用にこれらの機器より「iTunes Storeより無料で入手することができる。多くの動画・音声が含まれるために容量は1.8GBとかなり大きい。詳しい説明はhttp://itunes.apple.com/us/book/id1215367066またはhttp://behindthecurtain.asia/を参照のこと。(DXLD 1714)

Behind the Curtainのインタラクティブ画面例


◎SWL QSL CARD MUSEUM
米国の
Artie Bigley氏によると、歴史的価値のある短波放送局の受信証(QSLカード)のイメージを、世界各地の協力者より収集したバーチャルミュージアム「SWL QSL CARD MUSEUM」が開設されている。http://www.antique-corner.com/SWLQSL/で、国別に閲覧することができる。また手持ちの貴重なQSLカードのイメージを提供して展示することもでできる。(DXLD 1714)

◎American Radio History.com
 American Radio History.comには20世紀に米国で発行されたほぼすべてのラジオ・無線関係の雑誌・刊行物がpdf形式で公開されている。中にはSPEEDX等DXクラブの会誌も含まれる。

http://www.americanradiohistory.com/Speedx.htm。(DXLD 1714) 日本にもこういうものが欲しいですね。

◎1920年代のBBC Radio Timesが閲覧可能に
 英国の
Mike Barraclough氏によると、同国BBCは「BBC Genome Project」の一環として1923年の初刊から2009年までの同局発行のラジオ雑誌「Radio Times」(週刊)のデジタル化作業に取り組んでいる。膨大なデーターベースの一部公開は2014年10月より開始されたが、現在1923-1929年に発行された初期のものはpdf形式で閲覧可能となっている。アクセスはhttp://genome.ch.bbc.co.uk。(DXLD 1714) 日本の実情については「放送研究と調査」2014年8月号に「放送関連資料のデジタル・アーカイブ化に向けた試み」という記事があります。

◎Radio DARCが秋に特別放送
 ドイツアマチュア無線連盟の放送Radio DARCは、同国のLandshutで開催されるIARU Region1の短波放送連絡会議開催に合わせて、来る9月18日(月)~23日(土)にオーストリアMoosbrunn送信所より以下のような特別送信を行う。
 02:30-03:00 13775 300kW アフリカ向 9790 100kW 欧州東部・ロシア・中東向
 03:00-03:30 6070 100kW 欧州中部・北部・南部向 9540 100kW 欧州西部向
(WWDXC TP 1295)

◎Radio Stations in the UK & Ireland第26版発行
 British DX Club(BDXC)はこのほど第26(2017年)版の「Radio Stations in the UK & Ireland」を発行した。英国・アイルランドのすべての国内向ラジオ放送局(中波、FM、DAB)の情報を周波数別、局別に掲載している。価格は送料込で、£8またはUS$12、ないしはIRC8枚である。詳細と送付先はhttp://www.bdxc.org.uk/rsuk.htmlを参照のこと。
(WWDXC TP 1295)




◎RFAよりIBB KuwaitのQSLカード

 Radio Free AsiaはIBB送信所シリーズQSLカードの第4弾として、IBB Kuwait中継局のQSLカードを発行する。RFAのQSLカードとしては第64番目である。発行対象受信期間は2017年5月1日-8月31日。受信報告は
http://techweb.rfa.org 上から直接、E-mailでqsl @ rfa.org、またはS-mailでReception Reports, Radio Free Asia, 2025 M. Street NW, Suite 300, Washington DC 20036, USAへ。(RFA Andrew.J.Janitschek氏)

◎米国海兵隊DRM送信試験
 米国のMike Agner氏によると、米国海兵隊はKodiak等から決まった日付の01:00にDRM送信試験を実施している。スケジュールは
http://mt-milcom.blogspot.com/2016/12/us-coast-guard-testing-drm-journaline.htmlに発表されている。但し必ずしも予定通り出ている訳ではない。今度の送信予定は5月9日の01:00より12100kHzである。(DXLD 1716)
 米国のWalt Salmaniw氏によると、海兵隊の5月のDRM送信試験の予定は次の通り。
 5/2 8000、5/4 2450、5/6 9900、5/9 12100、5/11 2450、5/13 6850、5/16 5200、5/18 8000、5/20 2450、5/23 9900、5/25 5200、5/27 12100、5/30 2450。
 受信報告は次へ。Irene M. Gonin, USCG R&D Center,1 Chelsea Street, New London, CT 06320, USA。E-mailはIrene.M.Gonin @ uscg.mil、URLはhttp://www.uscg.mil/acquisition/rdc。(DXLD 1717)

Radio Sedaye Baharが改名
 ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、イラン向秘密放送Radio Sedaye Bahar(「春の声」放送)がRadio Sedoye Mardoに改名した。イランで収監されている人々向の秘密放送である。スケジュールは以下の通り。放送はペルシャ語。
 金・土曜 02:00-02:30 7530 Grigoriopol 500kW 116度
 米国のGlenn Hauser氏によると、当初イラン暦の新年や春(spring)を意味する「Bahar」を使用していたが、出獄(spring out)を意味する「Mardo」に変更された模様である。URLは

http://sedayebahar.com or http://voiceofspring.comで、2016年4月16日よりBabcock社の仲介で放送を行っている。本拠地は米国で電話番号は+1 209 210 2072、これはカリフォルニア州Stockton付近の番号である。(DXLD 1716)

◎秘密時報局ItalCable
 米国のKenneth Vito Zichi氏によると、イタリアの秘密時報局ItalCableが15000kHz/RCUSBで受信された。Wagnerの楽曲の電子音、デジタル時報音、イタリア時間のアナウンス等多彩な内容である。イタリアを短波で聞く重要なチャンスである。(DXLD 1716) RCUSBは赤外線USB端子ではなく、搬送波低減上側波帯(Reduced Carrier Upper Side Band)のこと。

◎北朝鮮短波送信所の現状
 ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、北朝鮮の球場送信所には200kW送信機8基の他、ジャミング専用送信機、送信アンテナが存在するが、これらの設備は長年に渡り中国の北京北広電子集団(BBEF)によって順次整備されてきたものであるため、一度に制御することはなかなか困難のようであるである。200kW送信機は100kW送信機2基を結合して制作されているが、一方の送信機に多の信号が載ってしまい、混合して受信できることが良くある。例えばフランス語放送ではジャミングと本来の放送が本来の放送が一緒に聞こえたり、英語放送と中国語放送が一緒に聞こえたりする現象が観測されている。(DXLD 1716)

◎「しおかぜ」放送でミサイル攻撃警告
 米国の
Artie Bigley氏によると、日本の特定失踪者問題調査会は北朝鮮拉致被害者向放送「しおかぜ」で、4月16日より北朝鮮にいる拉致被害者に対して米国による空襲に関しての警告放送を開始した。北朝鮮が核実験やミサイル発射を行った場合に米国が(ミサイル等による)空襲を行う可能性が高まっているためで、拉致被害者に対してそのような事態を想定して自分の身を守ることを推奨する内容である。なお今後緊急事態が起きた場合には臨時放送で情報を提供する予定である。(DXLD 1716) 北朝鮮によるミサイル攻撃から身を守る方法についてはhttp://www.kokuminhogo.go.jp/に掲載されています。

◎台湾国際放送リスナーの集い
 台湾国際放送のリスナーズクラブ「玉山会」はリスナーの集いを以下のように開催する。台湾国際放送のスタッフが参加する予定である。
 日時: 2017年7月16日(日曜日)12時30分より受付入場 13時 -15時 リスナーの集い 15時 -17時 懇親会
会場: 大阪キャッスルホテル(〒540-0032 大阪市中央区天満橋京町1番1号、電話06-6942-2401)大阪市営地下鉄谷町線天満橋駅・京阪本線天満橋駅出口直結
  http://www.osaka-castle.co.jp/access/
 参加費: リスナーの集いのみへの参加は無料、懇親会参加は1名6,500円(税込) 当日受付で支払い
 申込方法:
 ①メール rtiosaka @ gmail.com、②ファクス 06-6941-4471、③こくちーずPRO」のweb site(http://www.kokuchpro.com/)から検索して申込む。
 申込締切: 6月30日
(滋賀県 居松重和氏)

◎RNZIがRNZ Pacificに改名
 英国のAlan Roe氏によると、Radio New Zealand InternationalのHP上等の名称が「RNZ Pacific」に変更されている。但し番組名やIDでは旧来のRZNIが使用されている。これについて米国のJohn Figliozzi氏は、”International”という名称が入っていると(他国と同様)「税金や受信料を外国人のために投入している」という印象を与えて予算カットにつながることになるため、その印象を薄めつつ目的をはっきりさせる名称に変更したと推測している。(WWDXC TP 1297) そんな時代に突入したのか!

改名されたがfacebookや番組名はRZNI



◎「
懐かしきアナウンサー 放送頭 周進升」日本語訳発行
 台湾台中市毎日廣播の日本語番組「櫻花倶楽部」のアナウンサーで局経営者でもある周進升氏のラジオ人生をまとめた書籍「
懐かしきアナウンサー 放送頭 周進升」の日本語版(渡辺恭代訳)が台湾の毎日生活事業股份有限公司より出版された。価格はNTD500元(約1,800円)。第四章の「台湾を股にかけるラジオ局経営手腕~中興・建国・天声・燕声・成功ラジオ局~」をはじめ、興味深い内容となっている。台湾の民間放送史の一断面を知ることができそうである。因みに「櫻花倶楽部」は今年の3月25日が最後の放送となった。(東京都 平原哲也氏) 毎日廣播は98.7MHzで放送、2009年に発行された原題「懐念播音員 放送頭 
周進升」の日本語訳。

中国語版の表紙




◎Radio Tiranaの短波中継はドイツと米国から

 ドイツShortwaveservice.comのChristian Milling氏によると、Shortwaveservice.comはKall-Krekel送信所からのRadio Tiranaの短波中継を以下のように継続する。
 フランス語 03:30-04:00 6005
英語 04:00-04:30 6005
ドイツ語 04:30-05:00 6005 3985
またWRMIもOkeechobee送信所より4月28日から、火~日曜の08:00-08:30に5850kHzで北米向短波中継を開始した。
(DXLD 1717)

◎Radio Dandal Kura送信所変更
 ブルガリアのIvo Ivanov氏によると、ナイジェリア向秘密放送Radio Dandal Kuraの送信所が従来のAscensionから変更になっている。新スケジュールは次の通り。言語はKanuri語。
 03:00-04:00 12050 Dhabayya 250kW 270度
 04:00-06:00 12050 Wofferton 300kW 152度
(DXLD 1717)

◎Arctic Radio Clubが特別放送 ~但し中波
 スウェーデンのArctic Radio Clubは、同国Jönköpingで5月6-7日に開催される「2017 Convention」記念して、特別送信を行う。それに先立って現地時間の5日には試験送信を実施する。番組はスウェーデン語だが、IDは英語で出る。正式送信は7日の04:00-20:00。周波数は1593kHz、出力は250W。この放送は地元のSR P4 Radioの送信開始40周年を兼ねて同局の全面協力で実施される。局のアンテナは会場近くのVättern湖に面した丘の頂上にある。受信報告はArctic Radio,1593, Vita Huset, SE-17995 Svartsjö, SWEDENまたはE-mailでinfo @ rock.x.seに、eQSLが発行される。(DXLD 1717) GW中に近くへお出かけの節は是非受信を。




出典の略称

DXLD: DX Listening Digest
DXLDyg: DX Listening Digest Yahoo Group
  WWDXC TP: World Wide DX Club Topnews
HCDX: Hard-Core-DX
JSWC: Japan Shortwave Club
NDXC: Nagoya DXers' Circle
WRTH: World Radio TV Handbook


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