月刊短波2022年12月号(第6版)
編集 赤林隆仁  時間 JST


◎FRS-Hollandのクリスマス特番 
6版新規
 2022年はFRS-Hollandにとっては良い年であった。創立42周年を迎えられたし夏には「Summer Splash」放送も行うことができた。12月18日に行った年末特別放送が不調であったため、2022年12月25日の19:52-24:35にクリスマス特別放送を実施する。周波数は5870、7700、9300kHz。今回9300kHzは出力を上げて、7700kHzは出力を下げて送信する。家庭でのクリスマス行事の合間に受信して欲しい。(FRS-Holland)

◎Girmeton Radio SAQのクリスマスイブ特別送信新型コロナで中止
 6版新規
 ドイツのRalf Bender氏によると、2022年12月24日に17.2kHzで行われる予定であったスウェーデンGrimeton Radio SAQの特別長波送信は、同国で新型コロナが蔓延し始めたために中止と決まった。スタッフに感染者は出ていないが大事をとった。(WORIG 12/22)

◎アラスカKSKO局がクリスマス特別短波送信 6版新規
 米国アラスカ州McGrathにあるKSKO局が、2022年12月24日にクリスマス特別短波送信を実施する。放送は英語。
 12/24 08:00-10:00 4980 Okeechobee 100kW 160° ラテンアメリカ向 5900 Kostinbrod  50kW 306° 北米東部向 7570 Okeechobee 100kW 315° 北米西部向
(Bulgarian DX blog 12/23) 通常は89.5MHzで放送している公共FM局です。電話は+1 800 605 5756、E-mailは<GM.KSKO @ gmail.com>です。URLはhttps://www.kskopublicradio.com/。


◎486kHzで個人による記念放送
  6版新規
 米国のKraig Krist氏によると、1906年のクリスマスイブにカナダの発明家Reginald Fessendenが486kHzで自分の声と音楽を米国マサチューセッツ州Brant Rockから放送したのが、世界の音声放送の始まりと言われている。116年前のこの業績を記念してヴァージア州ForestのBrian Justin氏(WA1ZMS)は、2022年12月25日の03:00より24時間の予定で特別記念放送を486kHzで実施し、2023年1月2日03:00よりは再放送を行う。この局はコールサインWI2XLQで、FCCより実験無線局として承認されたものである。送信機は自作のHeiseng変調器を使用する、これは第一次大戦の頃にAM波を出すのに使用されていた形式のものである。Fessendenが1906年に使用した送信機はスウェーデンGrimeton Radioに残るAlexanderson Alternatorより前に使用された高速回転式のものであったという。(WORIG 12/22)Marconi-T型アンテナから150W程度の出力で放送するとのこと、2012年より行われており、2021年にはeQSLも発行されました。FCCによると、住所は、Brian Justin, 1704 Cottontown Road,  Forest, VA 24551, USA、E-mailは<wa1zms @ att.net>とのことです。

◎WRTH2023の提供形態と価格決まる  5版新規
 
World Radio TV Handbook 2023年版は2023年1月中旬発行の予定だが、このほど発行形態と価格が決まった。
 オンライン版 €24.90
 冊子版 €39.90 US$39.90 £34.90 送料込
 オンライン版+冊子版 €49.90 US$49.90 £44.90 送料込
 今後新しく開設されるWRTH webshop、Amazon、各DXクラブで入手可能となる予定である。
(新WRTH発行チーム 12/15)

◎12月26日に「Shortwave Marathon」挙行!  5版新規
  
ドイツのRoger Thauer氏によると、2022年12月26日の18:00-24:00に、ドイツ6放送局による6時間の高出力短波放送「Shortwave Marathon」が挙行される。送信所はオーストリアMoosbrunn、出力100kW、周波数は6070kHzである。スケジュールは以下の通り。放送はすべてドイツ語。
 18:00-19:00 SM Radio Dessau  <https://www.smradio-dessau.de/>
 19:00-20:00 Radio DARC  <https://www.darc.de/nachrichten/radio-darc/>
 20:00-21:00 SATzentrale - Dein Technikradio  <https://www.satzentrale.de/>
 21:00-22:00 JakeFM  <https://jake-fm.de/kurzwelle.html> <http://jake-fm.stream.laut.fm/jake-fm>
 22:00-23:00 Radio Power Rumpel  < https://radio-powerrumpel-de/> & Radio DX Freunde<https://radiodxfreunde.de/>
 23:00-24:00 Radio Klein Paris (HPなし、スタジオはドイツ北西部Mecklenburg-Vorpommern州Guestrow) 
 このプロジェクトはSM Radio Dessauが主催・企画するもので、今回で4回目である。このプロジェクトに関する受信報告は同局が一括して扱い同一フォームのQSLを発行する。 (WWDXC TP 1525) 受信報告の宛先は <maxberger @ smradio-dessau.de>の同局Max Berger氏。なお同局は更に12月31日の22:00-24:00にも「Moosbrunn送信所300kW送信機引退記念送信」を 6070kHz(300kW?)で予定しています。

◎Radio Delta Internationalクリスマス特番  5版新規
 オランダのRadio Delta Internationalによれば、同局は放送休止中であったが、送信機を整備してクリスマス特別番組「DRI Christmas Show」を2022年12月25日及び26日に放送する。スケジュールは以下の通り。なお9760kHzでも試験送信は行っているが、使用するかどうか決まっていない。
 12/25・26 16:00-25:00 6020 11730 Elburg 1kW 無指向性 欧州西部向英語・オランダ語
(Bulgarian DX blog 12/15)(WORIG 12/15)

◎スロバキアが年内で中波放送終了
  5版新規
 英国のMike Barraclough氏によると、スロバキアのRadio and Television of Slovakiavakは現地時間の2022年12月31いっぱいで中波放送を終了する。
 終了するのは最後まで残っていたKošice局 720kHzとNitra局 1098kHzで、両局とも現地時間18:00までは「Radio Patria」の番組を中継、それ以降は「RTVS Rádio Devín」の番組を中継している。 1926年に開始された同国の中波放送は92年の幕を閉じることになり、以降はFM放送及びT-DAB+放送に転換される。Radio and Television of SlovakiavakはHP上で中波リスナーに転換を呼びかけている。https://www.rtvs.org/ako-naladit-radiaを参照のこと。(WORIG 12/16)


◎12月17日は「BCLの日」 4版新規
 
来る12月17日(土)は「BCLの神様」と言われ2008年に世を去った山田耕嗣氏(JSWCの会員でもあった)の83回目の誕生日に当たる「BCLの日」である。
 山田氏と関係の深かったHCJB日本語放送(Reach Beyond Australia)は毎年特集番組を放送しているが、今年(2022年)は日本短波クラブ(JSWC)創立70周年に当たることから、日本短波クラブの大武逞伯、赤林隆仁両氏の出演による「JSWC70周年を振り返る」を12月17日(第1回)、18日(第2回)の両日に放送する。放送時間は両日ともに 07:30-08:00 15420、再放送20:00-20:30 11905kHz(何れもKununura送信所 75kW 5°)である。日本短波クラブは日本が戦後の再独立(1952年4月28日、前年のサンフランシスコ講和条約に基づき、連合国総司令部が撤収した)を果たした1952年7月に当時の東北大学の学生により仙台で設立され、1952年7月に謄写版刷りの全文英文8ページの会誌「SW DX Guide」が初めて発行された。第1号会誌には当時のWorld Radio Handbookの編集発行人であったO. Lund Johansen氏による巻頭言が掲載されている。当時の会費は年間300円、外国人は80セントであったため、外国人会員も多数いた。1953年入会の大武氏が当時の状況を詳しく振り返る。
 また年末の12月31日(土)には両氏による年末対談「2022年のBCLを振り返る」を同時刻、同周波数で放送する。これらの放送の受信報告に対しては HCJB日本語放送の他、JSWCからも70周年記念特別QSLカードが発行される。e-QSL希望の場合は<jswc70qsl @ gmail.com>へ、紙のQSL希望の場合はSASE(宛先を書いて84円切手を貼った封筒)に発行手数料84円切手1枚を同封の上〒 248-8691 鎌倉郵便局私書箱44号 JSWC70 QSL係へ受信報告を送付する。
 同じく山田氏と関係の深かった「ラジオライフ」誌は現在発行中の2023年1月号(定価¥880)に18ページに渡る「BCLラジオ再入門」特集を組み、Sangean ATX-909X2、Eton Elite executive等のBCLラジオに関するレポートの他、「山田耕嗣さんが教えてくれたBCLの楽しみ方」(山下透氏)、「リアルな交流を求めて」(せきやま れいわ氏)等山田氏を偲ぶ記事を掲載している。(赤林) 

◎FRS-Hollandが12月18日に年末特別放送 4版新規
 スペインのManuel Méndez氏によれば、FRS-Hollandは1980年のクリスマスに初めて放送を開始して以来、数回を除いて毎年クリスマスの季節に放送を行ってきた。2022年の年末特別放送は12月18日(日)の17:52-22:30に7700 6185 9335(9300に変更される場合あり)kHzで実施される。放送はオランダ語・英語・ドイツ語である。E-mail<frs @ frsholland.nl>による受信報告にはeQSLを発行する。現在放送開始42年を迎えて、手製の見栄えの良いQSLカードを制作中である。このQSLをカードを希望する場合はPaypalで€5を上記メルアドに送金するか、P.O.Box 2702 Herten, 6049 ZG, the Netherlandsに郵便送金する。詳しくはhttp://www.frsholland.nl/を参照のこと。(WORIG 12/9)

◎Grimeton Radio SAQの定例クリスマス送信 3版新規
 
スウェーデンの世界遺産保存無線局Grimetton Radio SAQは2022年の定例クリスマス送信を2022年12月24日(土)に、1924年設置のAlexanderson alternatorより、17.2kHz、200kWで実施する。スケジュールは以下の通り。
 16:00  送信施設の一般公開開始
 16:30 Alexanderson alternatorの調整及び試験送信開始
 17:00  CWによるクリスマスメッセージの本送信開始
 12月24日の本送信に先立ち12月23日の21:00と24:00に短時間試験電波を発射する。24日17:00からの本送信に対する受信報告にはeQSLを発行する。受信報告は2022年12月24日~2023年1月14日の間のみ同局のHP(https://alexander.n.se/)のオンライン受信報告フォームから送付することができる。E-mailや郵便での受信報告は原則として受けつけない。(WORIG 12/5)
 
◎TWR-Sri Lankaの特別クリスマス送信 3版新規
 
インドのJose Jacob氏によると、Trans World Radio-Sri Lankaは12月4日~12月31日の22:00-22:30及びその翌日の01:30-02:30に諸言語(30分づつ)によるクリスマス特別放送を882kHz(Puttalam送信所 400kW)で実施する。詳しい放送予定はhttps://qsl.net/vu2jos/TWR_XMAS.htmを参照のこと。(WORIG 12/5 12/6)  基本的にはTWR-Indiaの制作によります。E-mailは<info @ twrindia.org>。

◎Media Broadcastの試験送信予定 2版新規
 
Media Broadcastは2022年12月に以下のような試験送信を予定している。
 09:00-10:30 12/6まで9870 Tashkent 100kW 90° 東南アジア向 12/7より9870 Nauen 250kW 61° 東南アジア向
 15:00-16:30 11/29より 15:00-16:30 11850 Nauen 250kW 40° 東アジア向 17660 Tashkent 100kW 66° 東アジア向
 16:00-17:30 12/5まで21460 Nauen 250kW 61° 東南アジア向 12/7より21460 Tashkent 100kW 110°  東南アジア向
 20:00-21:30 11/2912010 Nauen 250kW 61°  東南アジア向
    21:00-22:30 12/5まで13650 Nauen 250kW 61° 東南アジア向 12/7より13650 Tashkent 100kW 90° 東南アジア向
 08:00-09:30 11/29より9545 Nauen 250kW 40° 東アジア向
(Bulgarian DX blog 12/3)

◎12月新資料 2版新規
 
米国のGlenn Hauser氏によるとDSWCI発行のTropical Bands Monitor12月版が発表された。http://www.dswci.org/tbmonitor/2022.pdfより入手できる。またEuropean private SW stationsの12月版がhttps://www.radioheritage.com/mdocs-posts/european-private-shortwave-stations-december-2022/より入手できる。(WORIG 12/1)

◎オランダMike Radioの新スケジュール 2版新規
 オランダMike RadioがHFCCに11月26日に登録したB22の新スケジュールは以下の通りである。送信はHeerde送信所、出力1kW、無指向性送信、欧州西部向オランダ語、送信は不定期。
 土・日 09:00-01:00 5870
    土・日 01:00-09:00 3940 (5840のことあり)
    以前登録されていた20:00-00:00 6110kHzは削除された。11月27日の21:30にはRadio Pacmanが出ていた。
(BULgarian DX blog 12/1)

◎12月初旬の特別放送 2版新規
 
スペインのManuel Méndez氏によると、ドイツのRadio Welle 370(http://welle370.de)は来る12月4日(日)の18:00-19:00に6140kHz(Moosbrunn 100kW)でドイツ語放送を行う。以降も毎月第1日曜日のこの時間に放送される。
 またドイツのRadio Joystickは12月4日の20:00-21:00に11935kHz(Kostinbrod 100kW)よりドイツ語「Charlie Prince Show」を放送する。以降各月の第1日曜日のこのスケジュールで放送する。
 フィンランドのScandinavian Shortwave Radioは12月の月例放送を12月3日07:00ー12月4日07:00の放送する。番組・周波数はhttp://www.swradio.net/schedule.htmを参照のこと。
 ドイツShortwaveradioのChristian Milling氏によると、Radio Andorra Revivalの2022年最後の放送が12月4日の01:00-03:30に6180kHz(Moosbrunn 100kW)で行われる。1979年に放送されたフランス人歌手Hervé Vilard等によるフランス語のショー番組。(WORIG 12/1)

◎WRTH2023発行は2023年1月

 新しいWRTH発行チームは過去数ヶ月WRTHの発行再開に取り組んできた。しかし発行再開が本格的に決まったのが2022年9月であったためと、新しいやり方でWRTHを編集する準備に時間を要したため、現在2022年12月12日印刷を目標に努力中である。そのため実際に入手可能となるのは2023年1月17日からとなる予定である。期待することは最大の喜びと言われている。新WRTHに記載された最新データ、最新レビューと記事に大いなる期待を! (WRTH Team 11/25)

◎Finnish DX Associationが年末特別番組を放送
 
フィンランドのKari Kallio氏によると、Finnish DX Association (SDXL:Suomen DX-Liitto ry)が年末特別番組をWRMIとChannel292より放送する。番組は1時間で、同国 Scandinavian Weekend RadioのHeppu Hyypiö・Tricky Trev氏が制作する。内容はSDXLメンバーとのインタビュー、フィンランド情報、フィンランドの放送・DXingの歴史、フィンランド音楽等である。 受信報告にはeQSLが発行される、宛先は<sdxlqsl @ gmail.com>である。
 放送スケジュールは以下の通り。
 12/11(日) 11:00-12:00 WRMI 5950  21:00-22:00 WRMI 15770
    12/18(日) 03:00-04:00 Channel 292 3955
   なお更に2023年2月4日にはScandinavian Weekend Radioから再放送が行われる予定である。



◎NDR " Gruß an Bord"のスケジュール
 スペインのManuel Méndez氏によると、ドイツNDRのクリスマス特別短波放送” Gruß an Bord"の放送予定周波数は以下の通りである。放送はドイツ語、放送日は2022年12月25日、放送時間は03:00-06:00である。
    15770 Okeechobee 100kW 44° 大西洋北西部向
    6030 Issoudun 250kW 251° 大西洋西部向
  13725 Nauen 250kW 205° 大西洋南部向
  11650 Issoudun 250kW 148° 大西洋・インド洋向
    9740 Nauen 250kW 130° インド洋向
       6080 Tashkent 100kW 301° 欧州向
(WORIG 11/23)

◎Radio Northern Star放送再開
 
ノルウェーNorthern Star Media Services ASのCEOであるSvenn Martinsen氏によると、Radio Northern Starは1611kHzと5895kHzで2022年10月28日の01:02及び04:00に電波を発射した。これは2021年12月15日以来の送信再開である。
 1611kHz(コールLLE-4)は出力400W(最大2kWまで出せる)で、古いカントリーミュージック専門の「The Sea」の番組を放送している。アンテナは逆V型である。スケジュールは01:00-08:15。 
 5895kHz(コールLLE-3)は出力30Wで、Radio Northern Star(大西洋両岸で人気のあるクラシックやポップスを放送)と「The Sea」の番組を放送している。アンテナは逆V型である。スケジュールは13:30-08:10。
 局の放送免許は2022年12月いっぱいだが、既に更新手続きが行われている。上記の放送に対する受信報告を歓迎する。受信報告にはIDが確認出来るmp3録音を添付すること。宛先は<1000 @ northernstar.no>。
 以前出ていたLLE-2 1134kHzをどうするかはまだ決まっていない。
(Arctic Radio Club mv-eko Oct 31 via WORIG 11/1)

◎殉教者之声が中国語放送を開始
 
米国のRon Howard氏によれば、韓国の殉教者之声(Voice of Martyrs)が中国語放送を開始した。スケジュールは以下の通り。
 00:00-00:30 7630
    06:00-06:30 7630
 日本の天野氏、小松原氏、フィンランドのMauno Ritola氏らによれば、IDは「你现在收听殉道者之声电台、TVOM殉道电台中文节目」のように確認されている。(WORIG 11/11)
   10/31にモニターした時は11620kHzでも中国語が出ていた。
 12月初旬現在のVoice of Martyrsの全スケジュールは以下の通り。
 朝鮮語
  18:00-18:30 9860 Kununuara 100kW 335°
  21:00-22:30 9930 Tashkent 100kW 76°
  00:30-01:00 7520 Tashkent 100kW 76°
       06:00-06:30 7550 Tashkent 100kW 76°
 中国語
  00:00-00:30 7630 Tashkent 100kW 66°
  06:00-06:30 7630 Tashkent 100kW 66°
 英語・ディベヒ語
  00:00-00:30 11620 Tashkent 100kW 163°
(Bulgarian DX blog 11/17) (WWDXC TP 1524) 中国語放送開始の直前には朝鮮語のアナウンスが出ることもあります。 既に中国語のHPが作成されています。https://vomkorea.com/zh/。また中国語放送の開始についてはhttps://vomkorea.com/zh/china-radio-broadcasts/に以下の様に記載されています。
 中国語放送は2022年5月1日より1日2回オンラインで開始された。内容は独自制作の番組及び中国国内の地下教会の牧師からのメッセージ等である。特殊な方法で調査した結果、中国で確かに聞かれていることを確認した。中国ではネット規制が厳しく、すぐにブロックされてしまう恐れがある。中国は世界の短波ラジオの生産拠点で、中国政府の短波放送は勿論のこと、米国政府からの中国向短波放送も放送時間が増えている傾向にある。そこで短波放送を開始することを決定した。短波放送で神のご加護が中国のキリスト教徒にももたらされるであろう。
 また中国語のfacebookページもhttps://www.facebook.com/VOMKCN/上で開設されています。

◎新しい対北放送RBC誕生
 米国のRon Howard氏によると、新しい対北放送RBCが誕生した。同国のRick Barton氏が9430kHzにて2022年7月19日23:00に見つけたもので、B22版の青木リスト及びIvo Observer 11/7では「水・金曜 23:00-23:28  5900 淡水送信所 300kW 2°Revival Broadcasting System」のように掲載されており、周波数が5900kHzに変更されている。なお放送曜日は実際には火・金曜である。
 くしくも2022年11月17日のVOA News(https://www.voanews.com/a/experts-information-campaign-key-to-pressuring-north-korea-/6839814.html)では米国の対北放送への取り組みが報道されていた。(WORIG 11/18)  火・金曜日に放送されていることを確認しました。日本でも大変強く入りますが、北朝鮮からかなり強いジャミングがかけられています。当初に局名アナウンスがあります。2022年11月22日の放送を日本のDXer天野氏が解析した結果、朝鮮語では「復興福音統一放送(부흥 복음 통일 방송)」とアナウンスされていると報告しています。

◎Griogoripol送信所中波送信のB22変更

 Pridnestrovian Radio CenterのGriogoripol送信所からの中波621kHzはB22で次の変更があった。
 Radio 1 Plus(PMR) 月-金 22:00-01:10
    Trans World Radio  毎日 03:30-04:30 
(RUS-DX 10/30 via WORIG 10/31)
 999kHzで行われているRadio Russiaの中継は現在03:00-07:00に出力を削減して行われている。また621kHz、1548kHzでは休止されている。(RUS-DX 11/13 via WORIG 11/15)
 上記の削減・停止の理由は同送信所のあるPrednestrovie (Transnistria)地域で電力事情が悪化していることによる。なおVesti-FMの中継は1413kHzで継続されている。 (https://vk.com/public158109176 via WWDXC TP 1523)

◎キルギスのRadio Liberty支局に活動禁止命令
 キルギス文化省はRadio Libertyの事実上の支局となっているAzattyk Mediaに10月26日から2ヶ月間の活動禁止命令を出した。理由は9月14-17日に起きたキルギスとタジキスタンの国境での戦闘について「キルギスが先に攻撃した」との虚偽の報道を行いタジキスタンの肩を持ったというものである。キルギス文化省はAzattyk Mediaに対し報道を取り消すことを再三求めたが回答がなかったためとしている。(RUS-DX 10/30 via WORIG 10/31) 両国とも独裁的な政権です。

◎米国中波局返信状況リスト公表
 米国IRCAのKraing Kris氏によると、米国中波局の受信報告に対する最新返信状況をとりまとめた「Recent MW Station Contacts for Reception Report Verifications」が発表された。作成にはKraing Kris氏の他、Stephen Howe氏が尽力した。https://misc.kg4lac.com/ircaより参照できる。(WORIG 10/31)

◎中波・長波局は今のうちに録音を
 ドイツのradiomuseum.orgを運営するHermann Scharfetter氏は、今のうちに中波・長波局の録音をとっておくことを薦めている。最近の電力コストの上昇で中波・長波局の閉局が相次ぎ、ついには消滅してしまうことになるだろう。radiomuseum.orgでは中波・長波で出ていた放送をすべて記録しておくCOHIRADIAプロジェクトを進めているが、早く実施しないといけない状況になってきている。現在次の作業を進めているところである。①韓国中波局、②欧州長波局、③英国中波・長波局、④モンゴル長波局。(MWCircle iog via WORIG 11/1)

◎Grayland DXpeditionの録音公開
 米国IRCAのBruce Portzer氏によると、2022年10月11-13日に米国ワシントン州の太平洋岸にあるGrayland Beach州立公園で行われた「Grayland DXpedition」の受信成果の録音がhttps://drive.google.com/drive/folders/13-iPUPw3q4W8ahe7K3vB6yX-f95ODp_q?usp=share_linkで公開されている。このDXペディションでは日本、韓国、北朝鮮、中国、フィリピン、米国アラスカ州の中波局が多数受信できた。(WORIG 11/1)

◎ベネズエラで放送局が次々と閉鎖
 ニュージーランドのRay Crawford氏によると、ベネズエラでは2022年に入ってから少なくとも50の放送局が免許更新を拒否され閉局させられている。2022年10月には15局が閉局させられた、2021年10月には9局であった。同国のNicolas Maduro政権は、言論統制の一環として今後メディアを国営に一本化する方針である。現在同国でニュースや情報を放送している民間放送局は74局で、他は音楽のみを放送している。放送局は現在の放送免許の期限まで放送を続けて免許更新を拒絶させるか、自ら免許を返上して閉局するかの選択を迫られている。原記事はhttps://news.yahoo.com/radio-silence-grows-venezuela-government-130227067.html?guccounter=1。(NZ DX Times Nov 2022 via WORIG 11/2)

◎BBC放送開始100周年
 BBCは2022年に放送開始100周年を迎えたため、特設サイトhttps://www.bbc.co.uk/100で各時代の同局の活動を紹介して いる。BCL的に注目したいのは1924年に海上船舶向気象通報を開始し、1932年にはWorld Serviceを開始したこと。1967年海賊局出現の影響でBBCが新たに開始したRadio 1が1,000万人以上のリスナーを獲得し英国で最も人気のある放送となったことなどである。100周年記念TV番組としては「How the BBC Began」が制作され、最初のTV衛星中継がアンテナの設定ミスで失敗したこと、BBC第二TVの放送開始が停電でできなかったことなどのエピソードが紹介されている。この番組は英国内に限りhttps://www.bbc.co.uk/iplayer/episodes/p0d5w8pf/how-the-bbc-beganで公開されている。(Medium Wave News Nov via WORIG 11/2)



◎ロシア「ブザー放送」の役割についての分析レポート
 英国のMike Terry氏によると、4625kHzで四六時中出ているロシアの「ブザー放送」UVB-76について米国陸軍の専門家Christopher D. Booth氏が分析・解説したレポート「Use Numbers Stations to Communicate in Future High-Intensity Conflict」が米海軍研究所(US Navy Institute)の論文ページに掲載・公開されている。漫然と聞いているとブザー音だけだが、その中で定期的にロシア語の単語や数字が読み上げられているのだ。詳細はhttps://www.usni.org/magazines/proceedings/2022/october/use-numbers-stations-communicate-future-high-intensity-conflictを参照のこと。(WORIG 11/3)

◎超強力な磁気嵐が到来するか?
 英国のMike Terry氏が2022年10月26日の「Tech Times」の報道として伝えたところによると、史上最大の磁気嵐は1859年9月に天文学者Richard C. Carringtonらによって観測され、これは「Carrington現象」と名付けられている。これと同様の現象が再び今日の地球を襲った場合にはネットワークや電子機器に深刻な影響を与えることになる。「Carrinton現象」は他の太陽の現象とは比較にならないほど激烈だが、最近の天文学者の研究によると、1000年に1回くらいは「Carrinton現象」より12倍位大きなエネルギーを持った磁気嵐が押し寄せるという。この磁気嵐は「Miyake現象」と名付けられている。次の「Miyake現象」がいつ起こるかについては、今後木の年輪を分析すると予測することができるかも知れないとオーストラリアQueensland大学の研究チームは見ている。原記事はhttps://www.techtimes.com/articles/282504/20221026/tree-rings-predict-biggest-solar-storm-hit-earth-scientists-claim.htmを参照のこと。(WORIG 11/3) 飛脚やのろしの時代には到来しても大丈夫だったようですが?

◎BBC Monitoring「Summary of World Broadcasts」のアーカイブを提供
 かつて世界の海外放送関係者やBCLの情報源となっていたBBC Monitoring発行の「Summary of World Broadcasts」のデジタルアーカイブ版が2023年1月に発行されることになった。1939ー2001年のすべての号が全4巻で提供される。第1巻は1939-1958年、第2巻は1959-1973年、第3巻は1974-1988年、第5巻は1989-2001年となっている。すべて入った全巻版も提供される。詳しくはhttp://www.readex.com/bbc-monitoring-summary-world-broadcastsを参照のこと。なおBBC Monitoringでは現在もオンラインのnewsletterなどで有料提供している。(BDXC Communication Nov 2022 via WORIG 11/3) 相当高そうですが!当時の「Summary of World Broadcasts」も個人では高くて購読できませんでした。

◎Radio Australiaの聞き方
 短波放送のなくなったRadio Australiaを今でも聞く方法がある。太平洋諸国ではhttps://www.abc.net.au/radio-australia/frequencies/に記載されている地元FM局、または衛星放送を通じて聞くことができる。更にhttps://www.abc.net.au/radio-australia/ではインターネットスト リーミング放送が行われている。AM放送はRadio Marshall Islands(V7AB)で03:30(月曜は04:00)-20:30に1098kHz(25kW)から行われている。(BDXC Communication Nov 2022 via WORIG 11/3) 「ABC Listen」アプリやスマートスピーカーに「Play Radio Australia」と言うことでも可能だそうです。

◎Australian Radio Worldのアーカイブ
 スペインのManuel Méndez氏によると、往年のオーストラリアのラジオ雑誌「Australian Radio World」の1936-1951年の各号180冊がアーカイブ化されて公開されている。https://worldradiohistory.com/Australian-Radio-World.htm。(WORIG 11/6)

1936年8月発行の創刊号表紙


◎Sarawak FM 短波放送停止中
 米国のRon Howard氏によると、マレーシアから行われているSarawak FMの短波放送9835kHzが最近停波している。11665kHzのWai FMは聞こえている。短波送信所に問い合わせたところ、Principal Assistant Director のTs. Kharuddin HJ Osman氏より「送信機のトラブルで停波中である。トラブルの原因を調査中であり、修理が終わり次第送信を再開する」との返信があった。(WORIG 11/9)

◎Radio Prague InternationalとShortwaveService
 Radio Prague International(RPI)はドイツShortwaveServiceからの短波中継を11月1日以降中止した。高騰した電気料金に対応する中継料金をPRIが支払えなくなったのが撤退理由である。この点についてShortwaveService社長の Christian Milling氏は「年末まで中継することも考えたが、他の料金を支払った局との兼ね合いもあり今回の措置となった」と語っている。RPIでは「ドイツ語放送を短波で聞くリスナーは多く、手紙も多く寄せられているので残念である」としている。またShortwaveServiceは「今回多くの局が撤退したことで短波送信所を閉めてしまうつもりはないが、今後拡張するつもりもない、状況を見て判断して行くしかない」としている。(WWDXC TP 1453)

◎戦時に強い短波放送 ~ウクライナ戦争でも活躍
 英国のMike Terry氏によると、「Engineering & Technology」の11月号でSarah Griffiths氏は戦時における短波放送の役割について次のように分析している。
 ウクライナ戦争は物理的な軍事力による戦いであるだけでなく、ロシアが流す偽情報との戦いでもある。偽情報への対抗手段として短波ラジオは大きな強みを発揮する。短波放送は冷戦時代の古いメディアではない、現在でも戦時には多くの力を発揮する。戦争で電力やメディアを遮断された地域の人々に対して低コストで効果的なライフラインを提供することができる。BBC World Serviceは2022年3月よりウクライナ・ロシア向にロシアの侵攻状況に関する詳細な情報を提供するため1日4時間の短波放送を開始した。この放送内容はインターネットでも聴取できるが、ロシアではブロックされており、短波以外では聴取できない。携帯電話やネットは電力やネットワーク施設が攻撃を受ければ使えなくなるが、短波ラジオならば乾電池で長時間受信することができるし、短波放送を妨害するには大きなコストがかかり容易には行えない。また携帯電話よりはるかに長い波長を利用しているので、かなり遠方の送信所からでも放送を対象地域全土に行うことができる。BBCのウクライナ語webサイトは開戦以来2週間で直接視聴者数が390万人と2倍になった。このことからも戦争地域の人々が外部からの正確な情報を求めていることが分かる。記事全文は https://eandt.theiet.org/content/articles/2022/11/how-to-defeat-disinformation-with-short-wave-radio/。(WORIG 11/9)

◎米国CIVIL AIR PATROLの使用短波ネット周波数
 米国のCIVIL AIR PATROLの短波ネット(CAP HF)の地域別使用周波数は以下の通りである。モードはUSB。
 ネット1 - 北東地域:コネチカット、マサチューセッツ、メイン、ニューハンプシャー、ニュージャージー、ニューヨーク、ペンシルバニア、ロードアイランド、バーモント 
      2374 4576 4636# 6773 7656 10557 12218 14914
   ネット2 - 中部東地域:デラウェア、メリーランド、ノースカロライナ、サウスカロライナ、バージニア、ウェストバージニア
      2393 3385 4585# 4633 5447 7665 9082 12124 14445
   ネット3 - 五大湖地域:イリノイ、インディアナ、ケンタッキー、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシン
      2508 4591 4604# 7630 10504 12200 14438 18513 24553
   ネット4 - 南東部地域:アラバマ、フロリダ、ジョージア、ミシシッピ、プエルトリコ、テネシー
      2511 4502 4630# 7704 10545 14424 16350 18205 20873 22862
   ネット5 - 北中部地域:アイオワ、カンサス、ミネソタ、ミズーリ、ネブラスカ、ノースダコタ、サウスダコタ
      2371 4482 4505# 7341 10510 12098 14450 16353 20511
   ネット6 - 南西地域:アリゾナ、アーカンソー、ルイジアナ、ニューメキシコ、オクラホマ、テキサス
      2379 4512 4627# 7416 10550 12183 14457 16333 22872 26617
  ネット7 - ロッキー山脈地域:コロラド、アイダホ、モンタナ、ユタ、ワイオミング
     2560 3160 4509 4601# 7618 10542 14430 18516 22875 24566
  ネット8 - 太平洋地域:アラスカ、カリフォルニア、ハワイ、ネバダ、オレゴン、ワシントン
     2525 4515 4582# 7637 10518 12177 16330 20508 24563 26620
 #はその地域の第1使用周波数。
 全国ネット<Net 9(音声)/(デジタル)>
  2011 3204 4477 5006 6806 7602* 8012 9047 10162 11402* 12081 13415 14357 15602 17412 19814** 21863 23006 25354 27546  29894
 *Net 9のみ、**Net 10のみ。
 共通周波数
  2200 4472 7615 14902
  CIVIL AIR PATROLについての詳しい情報はhttps://www.gocivilairpatrol.com/media/cms/DOKO__HF_Data_EB8D1E572A805.pdfを参照のこと。
送信のほとんどはSSBによる音声通信だが、ALE 141AモードのMultiPSKが使用される場合もある。全国ネットの14902kHzがMontrealではいつも受信できる。(CIDX Nov via WORIG 11/8)



◎ロシア時報局RWMの送信内容
 4996、9996、14996kHzでモスクワから送信されているロシアの時報局RWMは音声によるアナウンスはないがCWによるIDが出るため確認しやすい局である。送信内容は次の通りである。
 毎時00・30分 非変調キャリア 7分55秒
    毎時08・38分 キャリアなし 1分
 毎時09・39分 モールスコードによる”RWM”のID繰り返し 55秒
 毎時10・40分 1Hzのタイムパルス 毎正分500ms長 他は毎秒100ms長 9分55秒
 毎時20・50分 10Hzのタイムパルス 20msおき 毎正秒40ms 毎正分500ms 9分55秒
(CIDX Nov via WORIG 11/8)

◎KNLSロシアにはeQSL ~郵便停止のため
 アラスカKNLSはロシアからの受信報告にはeQSLを発行している。米国ロシア間の郵便送達が停止されているためである。KNLSの短波放送はロシアでもモスクワ地域では受信が難しい状況である。(RUS-DX #1210 via WWDXC TP 1522) 日本とロシアの間も全面途絶中です。

◎オーストリアMoosbrunn送信所の今後の運用
 ドイツのKai Ludwig氏によると、オーストリアMoosbrunn送信所の運用時間は13:00-06:00に限られている。理由は現地時間の深夜には送信所に運 用人員を配置していないからである。正確な情報ではないが、1960年代導入のTelefunken社製300kW送信機が2022年いっぱいで運用を終える予定で、その後は2001年に設置したThomcast社製100kW送信機2基で運用すると見られる。しかし同送信所を使用しているAWRの最新スケジュールでは2023年3月末までは300kW送信を行うとしている。蓋を開けてみれば判明することだが、この件についてAWRと協議されていないのかとも思われる?(WWDXC TP 1522)

◎AIRのExternal Serviceが時々出ない
 インドのJose Jacob氏によると、All India Radio External Serviceの放送がこのところ時々B22スケジュール通りに出ていないで休波していることがある。HQがこのことを認識していると良いのだが。 (WWDXC TP 1522)

◎WWVが20MHzで試験送信
 ドイツのAndree Bollin氏によると11月初旬現在米国時報局WWVが20000kHzで試験送信を行っている。http://www.hamsci.org/wwvに詳しい情報が掲載されている。英国のNick Rank氏によると、CWで信号を送っている場合もある。(WWDXC TP 1522) 電離層の状況を調べるためだそうです。

◎米国ではカーラジオを撤去方向に
 英国のMike Terry氏によると、米国フォード社は、最新のトラック車種よりAMカーラジオを搭載しない方針となった。テスラ社は昨年より多くの車種でAM/FMラジオの搭載を止めている。これらの動きについて連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Association)は「カーラジオの撤去は米国における救助活動・復旧活動に相当な悪影響を与える」としている。原記事はhttps://www.postandcourier.com/opinion/commentary/commentary-hurricane-ian-a-reminder-of-the-importance-of-am-car-radios/article_ea745b0e-5a16-11ed-b222-2bfcf171186b.html。(WWDXC TP 1522)

◎RIAS-Berlinの録音公開
 英国の Richard Langley氏はかって放送していた放送局の録音アーカイブを作成中だが、このほど冷戦中にベルリンから放送していたRIAS(Rundfunk im amerikanischen Sektor)の1992年に録音したアーカイブを作成・公開した。https://shortwavearchive.com/archive/rundfunk-im-amerikanischen-sektor-october-22-1992またはhttps://archive.org/details/rias-6.005-mhz-22-october-1992-2315-utcで聞くことができる。(WORIG 11/10)

◎WMR及びRadio 208の現状
 デンマークWorld Music Radio/Radio 208のStig Hartvig Nielson氏によると、World Music Radio(WMR)はすべての周波数で24時間放送を行っている。周波数は927kHz (300W) Hvidovre、930kHz (100W) Bramming、15700kHz (10W) Randers、25800kHz (60W) Mårsletである。なお15700kHzについては年内に300W送信機に置き換える予定であるが、その場合はこの周波数での24時間放送を行わない。ストリーミング放送はhttp://www.wmr.radio。Radio 208については5970kHz(Hvidovre 100W)は24H、13:00-09:00に1440kHz(Ishøj 400W)で放送中である。オンライン放送はhttp://www.radio208.dk。受信報告はIRC2枚または€5を同封の上、PO Box 112, DK-8960 Randers SØ, Denmarkへ。リモートSDRでの受信にはQSLを発行しない。(WORIG 11/11)

◎ヘルソンでウクライナが放送局を再建
 米国のWalter Salmaniw氏によると、ウクライナ軍がロシアから奪還した南部ドニエプロ川北岸のヘルソンでは、ポーランドの支援によりいち早くTV及びラジオ放送局の再建が行われた。詳細はhttps://www.polskieradio.pl/395/7789/Artykul/3069453,Poles-help-restore-TV-radio-in-recaptured-Kherson?fbclid=IwAR35nJdaFtP3kvizopbpk0mq5TBJ_RQNqzFSFANbV96XIb_JHChYBD1SLPQを参照のこと。(WORIG 11/14)
  フィンランドのKari Kallio氏によると、この内ラジオ放送はオデッサ州Kurisoveに設置された100kW送信所から出ており周波数は1287kHz、夜間欧州では良好に受信できる。(WORIG 11/15)

◎BBC 100年の起源に新事実
 英国のMike Terry氏がBBCの報道としてとして伝えたところによると、ロンドンの2LO局が1922年11月14日の現地時間18:00にロンドンの霧予報、ビリヤード試合のスコア等をニュースで伝えたのがBBCの始まりとされてきた。但しこの時BBCは発足していなかった。2LO局はMarconi Companyによって運営されていた。但し最近の調査でこれと同時期にManchesterで2ZY局が、子供番組や天気予報を放送していたことや、 Birminghamの5IT局がコンサート番組を放送していたことが明らかになった。2ZY局は1922年11月15日に子供向番組を放送 したことが記録に残っており、これらの局もBBCの起源の一つであると言える。元記事はhttps://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-63583081を参照のこと。(WORIG 11/14)

◎「BBCの100年」記念ビデオ公開
 英国のMike Terry氏によると、ビデオ「100 Years of BBC Radio in 100 minutes」がYouTube上で公開されている。当時の写真や録音で100分に渡り過去のBBCの歴史について説明している。https://www.youtube.com/watch?v=tvgpwlQlY_A。(WORIG 11/13)



◎「英国の放送:BBCの100年」発行
 「Broadcasting Britain: 100 Years of the BBC 」が発行された。BBC歴史部長のRobert Seatter氏がBBCと国家との関係を中心に100年の歩みを記述したものである。1920年代「Radio Magic」から2010年代「Brand GB」に至る10年ずつに名称をつけて、その期間のBBCの活動について豊富な写真とともに説明している。DK Publishing発行、296ページ。電子版(Kindle)もある。(赤林)日本のアマゾンでは書籍版¥4,532、kindle版\4,247で販売されています。


 
◎EiBi英語放送スケジュール提供
 米国のKraig Krist氏は11月9日現在のEiBiスケジュールから英語放送のみを抽出したものを作成・提供した。https://www.kg4lac.comのscheduleセクションから参照・ダウンロードできる。(WORIG 11/14)

◎残ったイタリアの中波局
   フィンランドのMika Makelainen氏によると、http://www.omitaliane.itにRAI中波廃止後の2022年10月現在のイタリアの中波局リストが掲載されている。それによると残存するのは次の23局である。
  603 Nuova Radio AM, Spoltore, PE
  693 R Zainet, Siziano, PV
  711 Media Radio Castellana, C. San Pietro, BO
  846 R Luce, Grottaaferrata, Roma
  927 Power 9-2-7, Abbiategrasso, MI
  1017 Amica Radio Veneta, Vigonza, PD
  1098 Media Radio Castellana, C. San Pietro, BO
  1188 R Studio X, Momigno, PI
  1278 MRV 1.2.7.8 – R Attiva, P. di Sacco, PD
  1395 Regional Radio, Settebagni
  1404 Radio Sorrisi e Canzoni, Casagrande, RE
  1440 Regional Radio, Rieti
  1485 Radio Studio X, Livorno、Regional Radio, Terni、Radio Luce, Ascoli Piceno
  1566 Radio Kolbe, Schio, VI、Radio King Italia, Cerveteri, RM
  1584 Regional Radio, Terni、RDE, Trieste、Radio Studio X, Arezzo、Radio Piterpan, Vicenza
  1602 Radio A Colori, Bologna、Radio Treviso, Treviso
(WORIG 11/15)

◎Istanbul Radioの気象放送
 トルコ海岸局Istanbul Radio(コールTAN)は次の時刻にトルコ語と英語で気象放送を行っている。
 19:00-19:30 8812 13128
    03:00-03:30 4405 8812 13128
   同局のE-mailは<telsiz @ kiyiemniyeti.gov.tr>または<turkradyo @ kiyiemniyeti.gov.tr>である。
(RUS-DX 11/13 via WORIG 11/15)

◎「Australia Calling:The ABC Radio Australia Story」発行
 オーストラリアのMatt Francis氏によると、ABCはRadio Australiaの歴史について記述した「Australia Calling:The ABC Radio Australia Story」を発行した。ジャーナリストとしても有名なPhil Kafcaloudes博士著で、Radio Australiaの国際放送としての成り立ちから、相次ぐ予算削減による衰退までを記述している。詳しくはhttps://radioinfo.com.au/news/abc-launches-australia-calling-the-abc-radio-australia-story/を参照のこと。224ページ、価格AUS$34.95。(WORIG 11/17)


 
◎南スーダンに米国系新キリスト教局の構想
 米国WBCQのAlan Weiner社長によると、米国マサチューセッツ州Lanesboroughに本部がある宗教団体Operation Nehemiah Missions(https://www.operationsnehemiah.org/)が南スーダンに短波局「Nehemiah Trumpet Call」を設立すべく準備を進めている。計画では300フィート高の無指向性モノポ-ルアンテナから11950kHz、10kWで放送する。電力はすべて40枚のソーラパネルによる太陽光発電でまかない、サービス範囲は2000kmとなる。送信機は韓国のキリスト教団体から提供を受けることにしている。同団体は2003-2008年に南スーダンでFM局を運営していたことがあるが、短波化でサービス範囲の拡大を図りたいとしている。(WORIG 11/19)

◎EV車の無線充電で中波受信に妨害
 米国のIden Rogers氏がRadio World誌の報道として伝えるところによると、EV車に遠隔から無線で充電するコードレス充電システムがユーザーから熱望されているが、米国でデジタル規格のHDラジオを推進しているXperi社によると、EV車コードレス充電システム(WPT-EV)は、強い高周波パワーを使って電力を伝送するため その高調波が中波帯の低い方の周波数の受信に悪影響を与える恐れがある。Xperi社はこの事実を報告にまとめてFCCに提出した。原記事は https://www.radioworld.com/tech-and-gear/wireless-ev-charging-could-pose-threat-to-am-receptionを参照のこと。(WORIG 11/18)

◎カナダNew Brunswick州は中波局3局のみに!
 カナダのJon Pearkins氏によると、同国New Brunswick州では残存する中波局がわずか3局という状況となった。CBCも中波の低電力中継局もすべて廃止されてFMに移行してしまった。残存す る3局は以下の通り。すべて無指向性送信、出力は昼間/夜間。
 590kHz CJCW Sussex 1/0.25kW
    930kHz CFBC Saint John 2/0.15kW
  1260kHz CKHJ Fredericton 10/0.032kW (夜間はFM放送で代替中)
(IRCA DX Monitor 11/26 via WORIG 11/21) 

◎Kaliningrad Radio CenterからRadio Russiiの中波復活
 11月15日よりロシアKaliningrad Radio CenterからのRadio Rossiiの中波放送は通常ベースで毎日行われている。周波数は1143kHz、出力は150kWである。先駆けて行われた試験送信で昼間・夜間で良好な結果が得られたため。試験送信を黒海再奥部に面したロストフ州BatayskのValentin Glushchenko氏がSONY ICF-2010で受信した結果がhttps://vk.com/club206578745?z=video-206578745_456239936%2F164af4a35f7afb5788%2Fpl_wall_-206578745上で公開されている。 (RUS-DX 11/20 via WORIG 11/21)

◎DSWCI Niels Jakob Jensen氏のQSLコレクション
 Danish Shortwave Club Internationalの初代会長Niels Jakob Jensen氏によるQSLカードコレクションがDSWCIのHP上で公開されている。①世界編、②日本編(Radio Japanのカード)、③ペナントに分かれている。http://www.dswci.org/tbmonitor/より閲覧できる。 (RUS-DX 11/20 via WORIG 11/21) Niels Jakob Jensen氏は1956-1962年に会長を務めました。カードは1950年・60年代のものが多いようです。またRadio Japanの熱心なファンでもあったようです。

◎Regional DX Guides無料提供
 以前BDXCより提供されていた地域別DX Guideが編集者のTony Rogers氏より直接提供されている。11月改訂の最新版配下の通りに提供されている。Shortwave GuidesのAmericas及び South Asia & Afghanistanは現在改定中である。
 Shortwave Guides for B22; Europe on Shortwave / Africa on Shortwave / Middle East on Shortwave / Asia-Pacific on Shortwave
 Mediumwave and Longwave Guides; Mediumwave Frequency Guide(記載されているのは欧州・中東・アフリカと欧州で受信可能なアジア局の一部)/ Europe on Mediumwave / Africa on Mediumwave / Middle East & Caucasus on Mediumwave / Longwave Now and Then
   何れもhttp://www.dxguides.info/よりダウンロードできる。
(WORIG 11/22)(赤林)

◎Mighty KBCが新年よりNauen中継を断念しWRMIからに ~電力料金高騰の影響 2版追加
 カナダのRichard Lemke氏はオランダのMighty KBCより受け取った情報では、ドイツでの(ウクライナ戦争による)電力料金高騰を受けて中継料金が37%も値上がりすることになったため。同局は2023年1月以降ドイツNauen送信所からの中継(5960kHz)を断念した。(WORIG 11/22) 
 オランダのMighty KBCは現在Nauen送信所から行われている欧州・北米向英語放送(日曜 09:00-11:00 5960 125kW 300°)を2022年12月25日で打ち切り、2023年1月2日よりは月曜 07:00-09:00に5950kHzでWRMIのOkeechobee送信所(100kW 355°)より実施する。(Bulgarian DX blog 12/1)

◎ノルウェーとスイスの「FMスイッチオフ」の効果と影響
 英国のMike Terry氏がRadio World誌の報道として伝えたところによると、欧州ではノルウェーが2017年にFM放送の廃止(FMスイッチオフ)とDAB+への置き換えを行った、 続いてスイスが2024年にこれを行う予定である。「WorldDAB Summit 2022」ではこれらの動きについての報告が出された。そのあらましは次の通りである。
 ノルウェー: 地形が複雑でFM放送が到達しにくいため多数の中継局を設置しなければならなかったので、FMのネットワーク費用、中継局の電力費用が問題化していた。FMネットワークの更新時期に当たる2017年にネットワークが小さくて済み、消費電力の少ないDAB+に思い切って切換えた。カーラジオの切換が進展せず、高価なDAB+機器に買い換えるのを嫌ったリスナーはラジオを聞くのを止めてしまい、その結果放送局は聴取者数を減らしたが、その内に元に戻るかも知れない。
 スイス: 山岳地帯でノルウェーと同様な状況である。既にFMラジオの聴取者は13%に過ぎないため、彼らが機器を買い換えるだけなので、影響は少ない。放送局にとってはFMで飽和していた地域にネットワークを広げるチャンスとなる。懸念点としては国境地域のリスナーがドイツやフランスのFM局にシフトしてしまう恐れがある。
 詳細記事はhttps://www.radioworld.com/news-and-business/switching-off-fm-in-norway-and-soon-switzerland参照のこと。
(WORIG 11/24)

◎WTWWがLebanon送信所のアンテナを売却に
 米国WTWWのGeorge McClintock社長によると、同局はテネシー州Lebanon送信所のTCIアンテナ(TCI515型、送信最大出力100kW、周波数範囲 3.9-18MHz、利得12DBI) を送信ラインも含めて売りに出す方針である。このアンテナは2008年に閉局した旧KAIJ局から譲り受けたものである。(WORIG 11/24)
 米国のRicky Leong氏によれば、Lebanon送信所には2基のアンテナがあるため、使用していない古いアンテナを売却したものと思われる。(WORIG 11/25)
   WTWWのGeorge McClintock社長によれば、同局の送信所は先頃のハリケーンで被害を受け、フルパワーで送信することが出来なくなっており、そのための補充部品も入手不可能な状態である。このためLebanon送信所は復旧不能な送信停止状態であり、売却を検討せざるを得ない状況となった。(NASWA Electronic Flashsheet #1075 via WWDXC TP 1523)

Lebanon送信所のTCIアンテナ


◎Funklust DRM
 英国のIan Brooks氏によると、ドイツBavaria州Erlangenから250kWでDRM送信を行っているFunklust DRMが15785kHzで受信できる。DRMに2系列のデータを載せていた。定期送信かどうかは不明。英国のAlan Roe氏によれば、11月2日の23:10には15785kHzで2つのチャンネルに同じ音楽を流しているのを短時間復調できた。(WWDXC TP 1523) FunklustとはErlangenにあるFriedric Alexander大学のマルメディア実験局です。URLはhttps://www.funklust.de/。

◎インド関連の情報公開
 インドのJose Jacob氏によると、All India Radio External ServiceのB22公式スケジュールがhttps://prasarbharati.gov.in/wp-content/uploads/2022/11/External-Services-23.11.2022.pdfで公開されている。またインド情報通信省の2021-22年の年次レポートがhttps://mib.gov.in/sites/default/files/English%20Annual%20Report%202021_22%20Ministry%20of%20Information%20%26%20Broadcasting_Website.pdfで公開されている。放送関連については68ページからの章で述べられている。(WWDXC TP 1523)

◎World Radio Historyに「Funkschau」追加
 カナダのCollin Miller氏によると、世界のラジオ雑誌のアーカイブを公開している「World Radio History」サイトにドイツの週刊ラジオ雑誌「Funkschau」が追加された。1928-1974年に発行された800冊、3万ページ分を収めている。https://worldradiohistory.com/上で検索・閲覧可能である。(WWDXC TP 1523)  現在はIT雑誌として継続発行されています。

1928年7月第1週号


◎B22「Music Programmes on Shortwave」発行
 ロシアのAnatoly Klepov氏によると、英国のAlan Roe氏編集の短波音楽番組リスト「Music Programmes on Shortwave」が発行され、以下のサイトで入手できる。
 https://swling.com/blog/resources/alan-roes-guide-to-music-on-shortwave/
 https://swling.com/blog/wp-content/uploads/2022/11/Music-on-Shortwave-B-22-Version-1.pdf
(RUS-DX #1212 via WWDXC TP 1523)

◎コロンビア沿岸警備隊気象放送
 米国のDon Moore氏によると、コロンビア沿岸警備隊(Guardacostas de Colombia)のSan Andres島無線局のスペイン語による気象通報・船舶通交情報が8210.5kHzUSBで07:00及び20:00に10分間受信された。以前は8211.5kHzで放送されていた。(WORIG 11/28) San Andres島はニカラグア沖のカリブ海に浮かぶコロンビア領の島です。

同局の入口(facebookより)



◎ウクライナの中波放送ロシアの電力施設攻撃で中断
 László Tringer氏によると、2022年11月23日にロシアによる大規模な電力施設攻撃が行われた結果、中波で行われていたウクライナ第一放送の内873、1278、1404kHzは聞こえなくなった。657kHzでは電力をかなり下げて継続されている。(ARC mv-eko 11/28 via WORIG 11/28)
11月28日に1404kHzは回復した模様です。ストリーミング放送(http://ukr.radio/)も停止しています。

◎Organización Radial El Prado
 コロンビアのOrganización Radial El Pradoが6017kHzで受信されている。米国のMark Taylor氏は11:00過ぎに、Jim Evans氏は09:00頃に受信できた。所在地はPalermoである。純粋な「海賊局」ではないが、「合法局」ともいえない。(NASWA Flashsheet 11/27 via WORIG 11/27) Palermo(パレモ)は首都Bogotaの南、ネイバ州にあります。

◎Radio Pakistanが英語専門FM局開設
 英国のMike Terry氏がRadioinfo.asiaの報道として伝えたところによると、Radio Pakistanは初の英語専門局Planet FMを87.6MHzで立ち上げることになった。番組はニュース、時事解説、娯楽、情報、教育、有名人へのインタビュー等多岐に渡る。Planet FMは同一周波数で当初Islamabad、Lahore、Karachiで24時間放送を開始し、将来は全国に展開する予定である。放送局の運営には中国が協力することになっており、11月23日にCRIの放送チームがIslamabadのNational Broadcasting Houseを訪れ局側の説明を受けた後協力の意思を表明した。原記事はhttps://radioinfo.asia/news/radio-pakistan-launches-first-english-language-channel/参照のこと。(WORIG 11/27)

◎Krasnodarに残るキリスト教中波局
 ロシア・コーカサス南部のKrasnodar地区 にあるBelorechenskにはロシアには珍しく中波のキリスト教局Radio Chistaya Volna(Радио Чистая Волна、粋波)が残存している。周波数は1584kHz、出力は30Wと超小電力だが、夜間には周辺地域でも受信できる。この局の創立者である Stanislav Zhuchenko(Станислав Жученко)氏が局の内容や存在理由について述べた内容がhttps://swling.ru/2022/11/24/radio-chistaja-volna-1584-kgc-majachok-dobra-i-very-na-srednih-volnah/に掲載されている。(RUS-DX 11/27 via WORIG 11/27)URLはhttp://cwradio.ru。



◎世界ボルメット局最新情報公開
 米国のWilliam Hepburn氏編集の「WORLDWIDE Volmet Broadcasts」最新版がhttps://www.dxinfocentre.com/volmet.htmに掲載されている。(RUS-DX 11/27 via WORIG 11/27)

◎RCA AR-88受信機情報
 1940年代に米国RCA社から発売されたプロ用 短波受信機AR-88についての詳細情報がhttps://www.radioblvd.com/ar88.htm上に公開されている。この受信機は第二次大戦中は軍用で使われ、戦後の1950年代、60年代にはスウェーデンのDXerに使われて好評を博した。(SW Bulletin 11/27 via WORIG 11/27)


出典の略称

 
   WORIG : World of Radio io group
   WWDXC TP:World Wide DX Club Topnews  
   HCDX: Hard-Core-DX  
   JSWC: Japan Shortwave Club  
   NDXC: Nagoya DXers' Circle  

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