いいかげんにしてよ!
2002 2月
寒い日だった。
私は家から左程遠くないスーパーに居た。特に買いたいものが有ったわけではないが、
たまに何となく物色に行きたくなる。
3階の食器売リ場あたりで、はたと思い出した。
まずい!今日どうしても送らなければならない荷物があったよ!
明日、着かないとえらいことになってしまう。
時計を見たら7時ちょっと前だ。慌てて*川急便に携帯から電話した。
集荷は終わったと言われ、持ち込む事に。
時間が無い。8時半までに持ち込まないとアウトだ。
私は走った。家まで行って荷物を持ってタクシーで行けば何とか間に合う。
丁度、後150M位の所まで来た時の事だった。
「イターイ!」体当たりをくらっておまけに足を思い切り踏んづけられた。
何???
面食らっている私の前に小柄なおばさんが私の前に立ちふさがった。
「ちょっと、あんた! ・・・・・」偉い剣幕だ。
「何ですか?」と私が聞いた。
ブツブツ言ってるけど何言ってるのかさっぱり解らない。
もう一度聞いた。「何ですか?」と。
相変わらずブツブツ言っていて何が何だか分からない。
「私急いでるんです。」と言って行こうとすると、前に立ちはだかって行かせてくれない。
何だ、このおばさん???(自分もおばさんだということを忘れている私)
時間が無いんだよ〜。何なの?
いらいらしちゃった私は、言ったね。
「解りました、警察行きましょう!」
「ほら、すぐそこに交番あるし、訳わかんないし、私も体当たりされて、足踏まれて
もう、こんなんじゃしょうがないから、ね。」と言っておばさんの腕に手をまわして
連れて行こうとした。
そのとたん、「あんたの髪が頬にさわったのよ。」だって。
私は呆れかえってしまった。
悪いけど、どうみても私の髪がおばさんの頬に届くわけもなく、???だ。
きっと着ていたコートの毛でも触れたのかな・・・と一瞬思ったが、それにしても
そんな些細な事で、体当たりして足踏んづけはないだろう。
警察と言う言葉にびびったのか、おとなしくなってしまったおばさん。
何が貴女をそうさせたのか?
本当に痛い思いをしたのは私だよ!思いっきり踏んづけたでしょ。
足の甲が腫れてしまった。
「私も急いでいたからごめんなさいね。」
と言ってその場を去ったが、何と言う世の中だ。
あのおばさん、私を若い娘と勘違いしたな。おきょうさんは後姿は20代だからね(爆)
残念でした。駄目だよ、若い娘いじめちゃ!
これに懲りたら、もうくだらない事で人にいちゃもんつけて面倒起こすの止めた
方がいいよ。
今時は私なんかよりもっと怖い怖い人間がいるんだからね!
あんたみたいな人見ると、家庭が上手くいってないのかなぁ〜と
思っちゃったりして。
よくよく考えたら気の毒になってしまった。
まあ、主婦もストレス溜まるよね。
上手に発散しないとね。人に当り散らしても何にもならないと思うよ。
自分流の発散の仕方をみつけようよ。
電話したら、一台だけ出発しないで待っててくれたサ*ワ急便のお兄さん、おかげで無事
荷物間に合いました。
どうもありがとう!感謝しています。
さて、明日は晴れかなぁ・・・・