第1話 ロイスとクラーク

 デイリープラネット社の敏腕記者ロイスは、
宇宙ステーションへの移住計画に対して、妨害工作が行われるとの噂を聞く。
カンザス出身のクラークが入社し、ロイスの助手につく事に。
シャトルが爆破され、予告したプラット博士を取材。
彼は工作に気づき、ベインズ博士に報告したが無視されたと言う。
億万長者ルーサーは、宇宙開発に出資すると発表。
実はベインズとルーサーは手を組み、破壊工作を進めていた。
プラットが殺され、責任を感じたクラークは、ケント夫妻の協力で、
顔を覚えられないための、コスチュームを作る事に。
ロイスは破壊工作を調査するため基地に侵入。捕らえられるが、ケントが救出。
ベインズのヘリが爆破され、彼女が犯人として事件は解決したかに見えた。
シャトル発射が行われ、忍び込んだロイスは爆弾を発見。
気づいたクラークは、コスチュームで急行し、爆弾を解除。
彼はシャトルをステーションへ運び、世界中の話題となる。
独占取材を約束したロイスは、彼をスーパーマンと名づける。
一方、ステーションでの新薬開発で富を得ようとする
ルーサーの陰謀に気づいたスーパーマンは、彼に正体を暴くと警告する。

 と言うわけで、新スーパーマンシリーズの記念すべき第1作。
映画等でもおなじみのメンバーが勢ぞろい。
ちょっと異色なのは、ケント夫妻が健在で、彼に何かとアドバイスするくだり。
当初は、普段着で中国に飛んでいって、中華料理を買ったりする。
ロイスの妹はルーシー。芸能担当記者キャットと言うのもいる。

TV放送 94/10/02 BS05 19:00-20:35
 

第2話 スーパーマンを殺せ

 裁判所はロイスとクラークを取り調べる。
理由は、スーパーマンの居場所を聞き出すためで、令状はニセ物だった。
ロイスは政府のトンプソンを尾行。
彼の仲間トラスクは、スーパーマンを侵略者と決め付け、殺せと言う。
両親によれば、クラークは66年に宇宙船と共に落下。父が宇宙船を隠したのだ。
だが、宇宙船は消えていた。空軍のUFO調査担当だったトラスクは、現在行方不明。
トンプソンの死体が見つかり、元同僚ニューコム将軍に居場所を聞く。
倉庫でUFOの資料と共に、スーパーマンの宇宙船を発見。クラークは玉を盗み出す。
彼らはトラスクに捕らわれ、スーパーマンをおびき出すため、
6000m上空から突き落とされる。スーパーマンがロイスを救出。
彼はミサイルもはじき返すが、倉庫はすでに無人だった。
玉に触れたクラークは、彼がクリプトン星の出身だと知る。

 と言うわけで、ルーサーとは別の敵トラスクの出現。
もっとも、この後1作出ただけで死んでしまうが。まだまだ本調子は出ず。

TV放送 94/10/09 BS05 19:00-20:00
 

第3話 仕組まれた能力テスト

 デイリープラネットは全力でスーパーマンを取材するが、ロイスは独占したがる。
ルーサーは能力テストを企み、飛び降り自殺で速度を調査。爆弾にも平気とわかる。
ロイスはデタラメのネタに飛びつき、ひどい目に。
自殺者がルーサー社の人間であるため、彼が黒幕と判断。テストをやめるよう警告。
だが、証拠はなく、スーパーマンのために人が死ぬかもと脅される。
彼はすべての人間は救えないと活躍をやめるが、ロイスは彼の存在が重要と言う。
改心して再び平和のために活躍。ルーサーは手強いライバルの出現に喜ぶ。

 と言うわけで、スーパーマンの能力を示すための最初の方に必要な話。
わかりきっているので、とりたてて言う事もない。

TV放送 94/10/16 BS05 19:00-20:00
 

第4話 透明人間 現れる

 スーパーマンが名誉市民に選ばれた頃、透明人間の噂が流れる。
やがてロイスの所へ、科学者である夫アランのしわざと言う女性ヘレンが現れる。
彼の研究所が襲われ、宝石店が襲われる。ヘレンはアランを第三者と主張。
ついにロイスの家にアランが現れる。蛍光灯の逆の原理で15年かかったと言う。
そしてスーツのスペアが盗まれたのだ。透明人間によって刑務所から大量脱走が発生。
一味の狙いが金である事から、指名犯バーンズ一味と判明。
ロイスは金塊保管所へ向かうが、一味に捕らわれ、地下室に閉じ込められる。
警察が急行するが、透明のため逮捕できず。
スーパーマンが蛍光塗料をかけると姿を現し、一味を逮捕。ロイスも救出する。

 と言うわけで、透明人間ものは大体バカバカしいが、これもそんな感じ。
毎回、ルーサーが事件に関係したりしなかったりで登場するのは、なかなか面白い。

TV放送 94/10/23 BS05 19:00-20:00
 

第5話 リングでの闘い

 ロイスとクラークは、史上最大と言うボクシング試合を取材。
メンケンという男が主催で、最強の5人が対戦。優勝者がスーパーマンと戦うと言う。
ロイスは、スポーツ選手再生手術の権威である父と再会。
家庭をかえりみない父とロイスは険悪な様子だ。
友人のコーチアリーは、ロイスに何かを伝えようとするが、ひき殺される。
父のサイボーグ手術で、選手が驚異的に強くなっている事がわかるが、
公表すれば父も危険だ。実は超人による軍隊を作ると言うルーサーの企みだった。
メンケンはパワーアップを要求するが、博士は拒否。録音テープをロイスに渡す。
事件は公表され、試合は中止に。メンケンはロイスをさらうが、ルーサーが射殺。
選手のトミーはスーパーマンと対決するが倒され、博士の罪は問われなかった。

 と言うわけで、連絡先のわからないスーパーマンを出し物にするとは。
史上最大の試合も、それほど大きいとは思えない会場で開催。
サイボーグたちは、どれも全然強くないのでつまらない。

TV放送 94/10/30 BS05 19:00-20:00
 

第6話 連続放火魔をさがせ!

 ウエストリバー地区で連続放火が発生。ロイスはギャングのメトロ会に潜入する。
トースターズと言う放火集団がメトロ会を襲撃。
それが原因で、ボスのジョニーは失脚し、妹トニーが実権を握る。
トニーは命の恩人クラークに接近。ロイスは嫉妬心を覚える。
実は、ルーサーと手を組んだトニーが、実権を握るため放火させていたのだが、
集団は味をしめて放火を続行。スーパーマンが放火を阻止。
トニーも警察に捕まるが、ルーサーは放火のため、土地を相場より安く入手する。

 と言うわけで、毎回ルーサーがいろんな事件に関与し、
スーパーマンが阻止しても、それなりに利益を得ると言う展開。
まあ、そこそこだが、それよりもロイスとの三角関係のほうが面白い。

TV放送 94/11/06 BS05 19:00-19:50
 

第7話 作られた天才児

 問題児を集めた収容所から、天才児たちが脱走。
実はルーサー配下のカールトン教授の薬で、子供たちはIQが高められていた。
妹アイネズを助けようとしたエイミーが捕まり、ロイスが引き取る事に。
残る子供たちは監視システムで街中を掌握。クラークの正体にも気づいてしまう。
子供たちは戦闘機や島等を要求。クラークはカールトンの薬に注目し、成分を分析。
服用を続ければ、脳が破壊される事が判明。
ルーサーは、思考能力をなくす新薬をカールトンで実験。
子供たちにも服用させようとするが、逆に人質にとられ、製造法を改良される。
エイミーが隠れ家を案内し、スーパーマンは子供時代は大切と説得に成功する。

 と言うわけで、子供たちが妙に天才になって、街を掌握する展開は面白いが
やった事がテレビ電波の乗っ取りや、銀行口座から金を奪うくらいで失望。
それよりはクラークの正体がばれた事の方が面白い。

TV放送 94/11/13 BS05 19:00-20:00
 

第8話 謎の隕石

 スモールビルで殺虫剤汚染の調査があると知り、クラークらが取材に。
両親は、友人ウエインが石を研究所に調査させて以来の騒ぎだと言う。
預かった石を見ると、クラークの様子がおかしくなる。
実は調査班はトラスクの一味で、彼はスーパーマンと共に飛来した隕石が
人間には影響がないが、クリプトン星人を殺すと推測。その隕石を探していたのだ。
トラスクはクラークらを捕らえ、スーパーマンとの交渉を求める。
彼はケント夫妻を人質に脅迫。力を回復したクラークは両親を救出する。
トラスクはスーパーマンの正体を知り、彼と格闘。
クラークを銃で撃とうとするが、かけつけた保安官が射殺。彼の妄想と処理される。

 と言うわけで、第2話のトラスクが再登場。
スーパーマンの正体を知るが、死ぬと言う展開。
敵にも正体がばれると言うのは、この手のシリーズでは面白い展開。
隕石はクリプトナイトと名づけられる。

TV放送 94/11/20 BS05 19:00-20:00
 

第9話 スーパーパワーはく奪命令

 メトロポリスは秋になっても暑さが衰えず、電力不足に陥る。
ザクソン博士は、スーパーマンが活躍すると温度が上がる事から、関係があると仮説。
裁判所はパワーの使用禁止を命ずるが、犯人逮捕に使ってしまい留置所へ。
ホワイトらに監視義務が委ねられるが、列車暴走を阻止し、ついに退去命令が。
実は、ルーサーが各地で事件を起こし、同時に温度を上昇させていたのだ。
クラークまでもが故郷に帰ると言い出し、ロイスはショックを受ける。
温度上昇が地下水と関係あると知り、調査。煮え立った地下水こそ熱波の原因だ。
その地下水はレックス社の原発が原因だった。
ロイスの呼びかけで原発に急行したスーパーマンは、稼働を阻止。
クラークもメトロポリスへ舞い戻る。

 と言うわけで、スーパーマンが途端に人気を失墜させてしまう話。
今回も、ロイスがクラークを失ってショックを受けるあたりがよい。

TV放送 94/11/27 BS05 19:00-20:00
 

第10話 魅惑の香水

 ミランダは自制心を失わせる香水を開発するが、ルーサーは投資を打ち切る。
彼女はデイリープラネット社にばらまき、社員は皆愛し合う。
ロイスまでもクラークに迫るが、効果が切れて元に戻る。
クラークは香水が原因と考え、ミランダの店からサンプルを奪う。
ロイスとルーサーの仲に嫉妬したミランダは、香水を空中散布し、
ロイスに罪を押しつけようとする。
だが、ルーサーの連絡でスーパーマンが急行。散布を阻止。
ロイスはスーパーマンにキスし、ルーサーは嫉妬を覚える。

 と言うわけで、物語的にはたわいないが、
ルーサーも含めた奇妙な4角関係が今回の面白みか。
ロイスが実はクラークに気があるのに、認めたがらない所も面白い。

TV放送 94/12/04 BS05 19:00-20:00
 

第11話 張り込み取材

 休暇でホテルに止まったロイスは、下院議員ハリントンの密会を目撃。
極秘情報を売ったと考え、クラークと張り込む。
相手は兵器会社アポカリプス社のローク。何かのテストを妨害する計画らしい。
ルーサー社による沿岸防衛網ショックウェーブ計画のテストがあると判明。
ロイスとハリントンがロークに捕らわれ、テストは津波を起こし彼らが危機に。
スーパーマンがこれを阻止。大きな敵がいると誤認させ、津波を起こさせたのだ。
ロークは逮捕され、ハリントンは関係を否定した。

 と言うわけで、巨大な兵器をめぐる犯罪よりも、
ロイスとクラークが張り込みを通じて、意識し合う方が肝心か。

TV放送 94/12/17 BS05 13:00-13:55
 

第12話 帰ってきたヒーロー(TV作品)

 エプラド研究所は、直径27qの小惑星が地球に接近するのを観測。
4日後に地球壊滅が迫り、スーパーマンが体当たりで破壊を試みる。
地上に墜落したクラークは記憶喪失になり、ロイスらが気長に見守る事となる。
依然、小惑星の破片が地球に迫っており、スーパーマンの行方が話題に。
人々がパニックになる中、ジミーは、スラムに落ちた隕石がスーパーマンだと確信。
クラークの義父母が見舞い、彼がスーパーマンだと教える。
核ミサイル攻撃も失敗に終わり、地球を救えるのはクラークだけだ。
変身方法すら忘れた彼だが、ロイスとの出会いを思い出し、ついに変身。
小惑星を破壊し、地球の危機は去る。

 と言うわけで、クラークとロイスとスーパーマンの三角関係を中心にしたと言う
映画を無視すれば、久々のTVシリーズ。あの衣裳は義母が縫ったと言う事実も判明。
あまり貫禄のない有力者レックス・ルーサーも登場。今回は悪事はなし。

TV放送 94/07/03 BS05 19:00-20:00
 

第13話 狙われたロイス

 ロイスはウイニンジャー博士のインタビューをするが、
別室にいる間に、彼は何者かに射殺されてしまう。
彼はバーバラの熱帯雨林協会会長就任の阻止を主張していた。
ロイスはヒューバート博士を犯人と断定するが、彼にはアリバイがあり別人と判明。
クラークの心配通り、ロイスは変装の達人に命を狙われる。
ウイニンジャーの旧友で俳優のセバスチャンが犯人と断定。スーパーマンが捕らえる。
バーバラは熱帯雨林の鉱山に開発資格を与え、利益を得ようとしていた。
だが、実現すれば環境破壊になる。バーバラは掃除婦に扮してロイスを襲撃。
ジミーらに捕まり、ロイスが何も知らなかったと知る。

 と言うわけで、強気のロイスが殺人を目撃したために危機に陥り、
クラークらに助けを求めるあたりが面白い。
このシリーズ、ロイスがクラークに傾く展開が捨て難い。

TV放送 94/12/25 BS05 19:00-20:00
 

第14話 マジシャンの陰謀

 7人の金持ちの子供が誘拐され、返された子供には記憶がなかった。
モスカル氏の家政婦コリンズは、息子ニックがクリスと間違えて誘拐される。
相談されたクラークらが取材するが、関係者は口を閉ざす。
犯人との取引にスーパーマンが急行するが、彼は催眠術をかけられてしまう。
マジシャンのロミックに注目。彼は急に羽振りがよくなったと言う。
ロイスが捕らわれ催眠術をかけられる。犯人はロミックの助手コンスタンスで
ロミックを犯人に仕立て、世界中の要人をコントロールしようとしていた。
彼女はロイスらを自殺させようとするが、スーパーマンは良心を取り戻し
ロイスらを救出。コンスタンスを捕らえる。

 と言うわけで、金持ちの息子と間違えられたと言うのは「天国と地獄」みたいだが
特にそれが物語には影響しない。
スーパーマンがコントロールされるのも面白いが、簡単に復活するし。

TV放送 95/01/08 BS05 19:00-19:55
 

第15話 ハイテク社会を救え!

 終身犯ユージーンは逃走し、ロイスに助けを求める。
恋人リナの夫ハリソンを殺した罪で、リード刑事はロイスを怪しむ。
ユージーンはハリソンとプログラム開発していたが、彼とケンカしたらしい。
彼はハリソンがすべてのコンピューターを、悪化させるウイルスを作ったと言う。
これは自動的に作動し、全国に影響を及ぼす。
やがて、ハリソンの死体が別人と判明。各コンピューターに不調が起こる。
ユージーンはウイルスに侵入し、解除を試みる。
ロイスとリードはハリソン夫婦に捕らわれる。彼らは解除プログラムで儲ける計画だ。
全米3つのセンターで解除プログラムを起動するため、スーパーマンが急行。
間一髪ウイルスは停止し、ハリソンらは逮捕される。

 と言うわけで、コンピューターをマヒさせる最近にありがちな話。
もし、徹底的に描いたら面白いと思うが、テレビゆえの描写不足。

TV放送 95/01/15 BS05 19:00-20:00
 

第16話 出生の秘密

 クラークが軍の倉庫から持ち出した玉が光り、映像を映し出す。
それは父ジョー・エルで、クラークの本名はカル・エルと知る。
だが、玉が泥棒に盗まれ、ルーサーの手に渡ってしまう。
ロイスはクラークが玉を隠した事を知り、彼に不信感を抱く。
ルーサーは玉の科学的分析を試みるが失敗。だが、映像から情報を得る。
クリプトンに危機が起き、父は息子を共通点が多い地球に送ったのだ。
玉を盗んだ少年ジャックを捕らえ、入手場所を追及。
スーパーマンは玉の動きに反応し、地下のルーサーの基地を発見。
ルーサーらは脱出するが、玉を取り戻す。玉はカンザスの木の上に隠される。
ルーサーは、スーパーマンが地球人にまぎれている事を知る。

 と言うわけで、出生の秘密がわかる展開。母の名はララ。
ルーサーだけが秘密を知ってしまうと言う展開も、面白い。
ルーサーは、モナリザの全身像、ミロのビーナスの手、ゴッホの耳の絵等を所有。
スーパーマンが見つけて美術館行きになるが、持ち主は不明のまま。

TV放送 95/01/22 BS05 19:00-20:00
 

第17話 女の戦い

 スター新聞の売上が上がり、スクープ合戦に。
しかも、スター新聞の記者リンダは、ロイスの同級生で仲が悪かったのだ。
リンダはホテル火災やエレベーター事故に偶然居合わせ、特ダネ続きに。
だが、ケーブルの切断が判明。スター紙の社長カーペンターの記事も早すぎる。
ニュースを捏造する者がいると考え、クラークはスター新聞へ転職。
ロイスは裏切られたと誤解。クラークはオーミヤ国の宝石強盗を未然に防ぐ。
リンダは無関係とわかり、黒幕はカーペンターと推理。
情報を操作し、大政府のリーダーになるのが目的。次の狙いは長官暗殺だ。
ロイスとリンダはカーペンターを見張るが捕らわれ、スーパーマンが救出。
彼は長官襲撃も阻止し、カーペンターは逮捕。
リンダは一連の事件の映画化に参加する事になる。

 と言うわけで、かつて恋人を奪われたリンダにロイスが対抗心を燃やし、
クラークまでとられるのかとあわてるのが面白いと言う展開。
情報を操作する男の発想もいいが、やってる事はたいした事ではない。

TV放送 95/01/29 BS05 19:00-20:00
 

第18話 2人のスーパーマン

 パリの飛行機事故でスーパーマンが現れ、身に覚えのないクラークは驚く。
海外で活躍を続けるスーパーマンだが、ロイスは別人のようだと感じる。
実はルーサーが育てたニセ者は、本物と同じ能力を持ち、世界制覇を企んでいた。
ロイスはチャリティ用に寄付したスーパーマンの髪の毛から、
クローンが製造されたと推理。だが、ニセ者の生命兆候は衰えていた。
ニセ者はロイスを人質にして本物をおびき出すが、
ルーサーの野望の産物と知り、髪の毛を奪って自らも命を断つ。

 と言うわけで、ついにスーパーマンと同等のライバル出現と言う感じだが、
意外に長持ちせず、拍子抜け。

TV放送 95/02/05 BS05 19:00-20:00
 

第19話 プラネットの秘宝

 武装集団がプラネットのビルを占拠。休日出勤のクラークらも捕らわれる。
彼らの目的は、禁酒法時代にドラゴネッティが、このビルに隠した金庫が狙いだ。
実は警備員のウイリーこそドラゴネッティの右腕で、計画の首謀者だった。
一味はウイリーを裏切り、独占を狙うが、
スーパーマンが一味を次々倒し、警察に逮捕される。

 と言うわけで、結局、財宝は酒だった気がするが、
ちょっと前に見たので忘れてしまった。
やや盛り上がりに欠ける事件だが、ルーサーとロイスを接近させるきっかけに。

TV放送 95/02/12 BS05 19:00-20:00
 

第20話 悲しき三角関係

 ルーサーはロイスに求婚。プラネット社は不渡を出し、解雇者が続出。
ルーサーが社を買い取るが、編集長は座を奪われ、クラークの記事にも検閲が。
印刷所が爆破され、ジャックが犯人として逮捕される。
200年目の休刊となり、編集長は引退を決意。
ロイスはテレビ局に移り、クラークも誘うが、彼は拒否。
クラークもロイスに求婚するが、友人にしか思えないと、断られる。
ロイスはルーサーへの中傷を無視。彼との結婚を決意する。

 と言うわけで、第1シーズンのクライマックス。ついにロイスが結婚する展開に。
三角関係の展開は、このシリーズの魅力だ。

TV放送 95/02/19 BS05 19:00-20:00
 

第21話 ロイスの結婚

 脱走したジャックは、彼らが何者かの罠にかけられた事を知る。
編集長の指揮で調査。ルーサーはプラネット社の重役を買収。
爆破の際も、ビルに保険をかけていたらしい。
ルーサーはスーパーマンを呼びだし、クリプトナイトの檻に閉じこめる。
結婚式当日。クラークとの関係に悩むロイスは、結婚を断念。
警察が現れ、放火、殺人、詐欺等の罪でルーサーを逮捕すると言う。
スーパーマンは檻から脱出。追い込まれたルーサーはビルから飛び降り自殺する。
だが、遺体は何者かに盗まれる。スタン氏の出資で、プラネット紙は再建。
クラークはロイスへの愛の告白は、ウソだった事にする。

 と言うわけで、急展開したかに思えた彼らの恋の関係が、
最後には無理矢理もとのさやに戻る展開。ルーサーは死ぬが、復活の可能性を残す。
スタン氏は、ジェームズ・アール・ジョーンズと思う。

TV放送 95/02/26 BS05 19:00-20:00
 

第22話 復讐

 スーパーマンがルーサーを見殺しにしたと批判が高まり、メトロ市民の2割が批判。
整形医ヘラーの死体を捨てたのはロイスと言う噂や、
反スーパーマンのデモにロイスが参加するが、当人には記憶がない。
ルーサーの遺言公開で、前夫人アリアナの存在が判明。
彼女は研究室で、ルーサーの蘇生の準備をしていた。
整形医を利用してロイスのそっくりさんを作り、彼女を罠に陥れたのだ。
アリアナの著作には、「スーパーマンは悪魔」のメッセージが隠されていた。
アリアナはスーパーマンを呼び出し、クリプトナイトの特性の弾で彼を撃つ。
気づいたロイスが彼を救出。スーパーマンは逃走するアリアナらを捕らえる。

 と言うわけで、第2シーズンに入って、ルーサーの復活の予感や、
新たな敵の可能性をにおわせるが、三角関係はなくなる。
ジミーの役者が代わり、キャットとジャックはいなくなる。

TV放送 95/03/05 BS05 19:00-20:00
 

第23話 音波を操る男

 銀行強盗が発生。音波を利用して、行員や客を眠らせての犯行だ。
この道の専門家は、ロック歌手のストークか狂人と言われるキャムデンだ。
今度は宝石店が現れ、かけつけたスーパーマンも音波で撃退される。
キャムデンはストークと仕事をしていたが、発明を盗まれたと言う。
ストークは地下の電線より電気を得て、市庁舎破壊を計画。
スーパーマンが急行するが、音波のバリアで接近できない。
彼は超音速で飛び衝撃波を利用して、装置を破壊する。

 と言うわけで、音波を利用すれば、スーパーマンも倒すことも可能と言う
新しい方向性を出したが、相変わらず三角関係の方はない。

TV放送 95/03/12 BS05 19:00-20:00
 

第24話 情報源を守れ

 観覧車の暴走が発生。バイオロジック社のスチュアートは、ロイスに不良品と言う。
ロイスは特ダネにするが、ノルペ社長はスチュアートを脅し、会見では否定。
社に忍び込んだ彼は、社長がハンセン議員と結託し、彼を大統領にし、
兵器を採用させる計画と知る。バイオロジック社に訴えられ、ロイスは停職処分に。
スチュアートの協力を得、欠陥スイッチが地下鉄に使われていると突き止める。
ハンセンを知事にするため、地下鉄を暴走させたのだ。
スーパーマンが急行し、列車を停止。一味を捕らえ、ロイスは現場に復帰する。

 と言うわけで、ロイスが情報源を証せず窮地に陥る話だが、
スチュアートが意外に簡単に協力するので、拍子抜け。

TV放送 95/03/19 BS05 19:00-20:00
 

第25話 恐怖の贈り物

 ロイスに復讐を企むグリフィンとビクターは、チップの輸送車を襲う。
ニュースに割り込み、軍研究所爆破を予告。ロイスへの復讐と宣言する。
だが、爆弾はニセ物。情報屋ミックは、電話機で感電死する。
ミックの囚人仲間で設計技師のグリフィンの存在が判明。
兵器売買に関わるロイスの特ダネで、逮捕されたのだ。
爆弾騒ぎの間にチタン合金が盗まれ、続いてプルトニウムも盗まれる。
プラネット社を光線で消失させるデモで、ハイテク兵器を売る計画だ。
だが、スーパーマンが光線をはじき、ロイスが2人を捕まえる。

 と言うわけで、またも驚異の発明家が登場するが、今度はちと抜けている。
ロイスに対する復讐と言いながら、それほど彼女に被害は及ばない。

TV放送 95/03/26 BS05 19:00-19:55
 

第26話 腐敗していく街

 サウスサイド地区はチキンズと言う集団が台頭。ロイスの叔父も嫌がらせを受ける。
慈善家チャーチが影で暗躍。地区を物騒にして、地価を下げる計画だ。
弁護士スネルは、スーパーマンに手を出すなと警告。ロイスらにミサイルの照準が。
スネルはチャーチの弁護士で、ドレイク検事も彼の下で働いていた。
だが、ドレイクは計画に関与せず、チャーチを糾弾する事を決意。
ハエに見せたカメラで受信器を植え込み、ミサイルの目標としたのだ。
監視基地を発見し破壊。スネルも捕まるが、チャーチに爆殺される。

 と言うわけで、新しい大物が登場したわけだが、やはり三角関係はない。
チャーチ会長はピーター・ボイルに見えるのだが。

TV放送 95/04/02 BS05 19:00-20:00
 

第27話 死者たちの野望

 トルーマン基地の新兵器デモで、事故が発生。マーシャル司令官が死ぬ。
ロイスは客席に、死んだはずの同級生ライアンを発見。
基地に関心を持つが、様々な機械が故障する等の事件が発生。
ライアンの恋人でアンチテクノロジー作家モリーに、疑惑がかかる。
ライアン死亡事故の調査は、チャック新司令官が担当。2人が結託したに違いない。
基地に潜入したロイスは、モリーとともに捕まる。
軍事衛星で基地を破壊し、モリーのしわざにする計画だ。
だが、スーパーマンが急行。衛星の軌道を変え、ライアンらを捕らえる。

 と言うわけで、あらゆる機械をコントロールする男と言うのは面白いが、
その目的がいまいちわからないのだが。

TV放送 95/04/09 BS05 19:00-20:00
 

第28話 よみがえった犯罪者たち

 編集長がボニーとクライドそっくりの男女に、車を盗まれる。
デリンジャーそっくりの銀行強盗も現れる。ハミルトン博士がギャングの衣装を借り、
クライドらの骨等からDNAを抽出したと判明。悪の要素を消す実験が失敗したのだ。
一味のボス、カポネは賭博クラブを襲撃。ロイスを守ろうとしてクラークが撃たれる。
カポネ一味はロイスを捕らえ、プラネットのパーティ襲撃を計画。
スーパーマンがロイスを救出。襲撃を阻止。クラークは博士の技術で蘇った事にする。

 と言うわけで、過去のなみいる犯罪者が蘇ると言う発想は面白いが、
意外に簡単に捕まるので拍子抜け。この後、彼らはどうなるのか。

TV放送 95/04/16 BS05 19:00-20:00
 

第29話 スーパーパワーを手にした男

 スーパーマンは墓地で自殺をはかるウォルデッカーを助けるが、
その際落雷を受け、彼にもスーパーパワーが転送されてしまう。
彼はパワーを使って商売を始めたため、スーパーマンは何とかやめさせようとする。
故ルーサーの秘書はこの秘密を知り、姉を人質にウォルデッカーを実験。転送に成功。
だがスーパーマンがかけつけ、改心したウォルデッカーの協力で、パワーを奪う。
しかし秘書は逃走。ルーサーの死体は処分されるが、またも秘書が回収する。

 と言うわけで、スーパーパワーを持つ男が現れたと言う話だが
たいして悪用されないのでやや拍子抜け。
ルーサーの死体がある事が判明するが、これも特に物語には影響しない。

TV放送 95/04/30 BS05 19:00-20:00
 

第30話 悪魔のクリスマス

 クリスマス。ネズミのおもちゃが大ヒットし、大人まで巻き込み奪い合いに。
ロイスやクラークまでもが、一時的に子供のように欲張りになる。
おもちゃ会社をクビになったショット氏が、薬をネズミに仕込んだのだ。
真相が発覚。ショットは薬を飲料水に混入させる。
だが、愛想を尽かした秘書は、かつての彼の作品を孤児院に配ると大人気。
ショットは改心し、スーパーマンが薬を回収する。

 と言うわけで、脚本はスーパーマン役のディーン・ケイン自身で
クリスマスを題材にほのぼのした感じを出したつもりだが
ちょっと物語的には簡単すぎる。

TV放送 95/05/07 BS05 19:10-20:00
 

第31話 完全無敵のサイボーグ

 宝石店が強盗に襲われ、犯人はロボットと判明。
実はレックス研究所のエメットとローリー兄弟が作った物で、無線に弱い事が判明。
ロイスの妹ルーシーの恋人ジョニーはゴロツキで、車泥棒に撃たれて負傷。
エメットらは彼の体をサイボーグに。クリプトナイトをエネルギー源にする。
スーパーマンを倒すため、クラークを人質におびき出そうとする。
ロイスらがクラークを救出。スーパーマンはジョニーに近づかず熱線で倒す。
エメットは逮捕するが、ローリーは逃げられる。

 と言うわけで、クリプトナイトがエネルギー源になるらしく
そのサイボーグだから最強かと思えば、離れれば平気ときたので拍子抜け。
結局熱線で溶かしてジョニーは死んじゃうし。

TV放送 95/05/14 BS05 19:00-20:00
 

第32話 謎の中国拳法

 編集長はメンズクラブの友人ハーラムに誘われ投資するが、謎の侵入者に奪われる。
金庫には龍の跡があり、クラークは中国人の友人チェンに相談。
彼によれば、黒頭巾の男が三光工業を再三襲撃していると言う。
スーパーマンは黒頭巾の男と対決。だがやられてしまう。
チェンの祖父によれば、腕輪はイーチーの達人が使う物だが、何者かに盗まれていた。
三光工業の黒幕はハーラムで、中国人を不法就労させていると言う噂だ。
実はチェンの妹リンが黒頭巾だったが、一味のチュクマウに腕輪が奪われる。
祖父が人質にとられる。リンはスーパーマンにイーチーを教授。
スーパーマンはチュクマウを倒し、腕輪はリンに譲られる事となる。

 と言うわけで、空手と忍術を混ぜたような、怪しい中国拳法の使い手が登場。
拳法の方がスーパーマンより強いと言うのは面白いが、敵ではないので拍子抜け。

TV放送 95/05/21 BS05 19:00-20:00
 

第33話 光を奪われたスーパーマン

 ロイスの家へ科学者が逃げ込み、彼女に奇妙な光を当て、ペン型の器具を渡す。
ファラデーと言う男は殺され、ロイスには妙な知識が身についていた。
眼科医ライトらはロイスの情報を狙い、急行したスーパーマンの視力を奪う。
クラークは行方をくらまし、デートと誤解したロイスは激怒。
メイソン検事によれば、ライトとファラデーは光で知識を伝達する方法を開発。
ライトは悪用をたくらみ、ファラデーを殺害。知識を取り出すには器具が必要だ。
ロイスは器具の場所と引き替えに、スーパーマンの視力を回復する方法を聞く。
紫外線を当てたので、赤外線で回復するのだ。共に器具を求めてプラネット社へ。
間一髪ロイスがスーパーマンの視力を回復させ、彼は器具を溶かす事に成功する。

 と言うわけで、メイソン検事は26話に出たドレイクの事。
久々に、三角関係的な展開になって、ちょっと面白かったが、
犯罪の話の方は、なんだか使い道のよくわからない器具が狙いで拍子抜け。

TV放送 95/05/28 BS05 19:00-20:00
 

第34話 レックス・ルーサー復活!!

 医師グレッチェンとルーサーの右腕ナイジェルは、ルーサーの蘇生に成功する。
財産を奪った弁護士ベンダーを脅し、刑務所のベイルがクリプトナイトを持つと知る。
ルーサーはロイスの前にも現れ、クラークらはベンダーを見張る事に。
だがベンダーは殺され、護送中のベイルもルーサーの手助けで脱獄。
ロイスも捕まる。しかしナイジェルはインナーギャングに寝返って逃走。
嫉妬心からロイスを殺そうとしたグレッチェンは、ルーサーに殺される。
スーパーマンがロイスを救出し、ルーサーは刑務所へ。

 と言うわけで、ようやくルーサーが復活するが、たいした事なく捕まる。
グレッチェンは29話の秘書。ベイルは31話でサイボーグ作った奴だが、
いろいろ出すぎて収集つかない感じ。

TV放送 95/06/04 BS05 19:00-20:00
 

第35話 美人キャスターの殺意

 ニュースキャスターのダイアナは、スーパーマンに発信器をつける事に成功。
インナーギャングの犯行を証言する者が現れ、実は殺し屋のダイアナは証言者を狙う。
ダイアナはクリプトナイト製の口紅で、スーパーマンにキス。全身に回り弱り始める。
原発でクリプトナイトを除去。ダイアナはクラークがスーパーマンと知って発表。
だがクラークはホログラムで別人のフリをしてごまかし、ダイアナを捕らえる。

 と言うわけで、ついにスーパーマンの正体を知っているのに生き残ってる奴が登場。
世間はごまかせても、彼女は知ってるままだし、大丈夫なのだろうか。
インナーギャングの幹部みたいな男に、たぶんロバート・カルプ。

TV放送 95/06/11 BS05 19:00-20:00
 

第36話 大統領の危機

 脱獄したグリフィンらは、人をマヒさせる装置を開発。
発電所の力を利用して強化するが、スーパーマンには効果がない。
彼らはプラネット社員をマヒさせ、ロイスの情報を盗み出す。
ファラデー博士の光線で失明した事から、波長を調整。スーパーマンをマヒさせる。
大統領が訪問。スーパーマンはコンタクトで光線を回避。一味を逮捕する。

 と言うわけで、失明の次はマヒさせる光線が登場。
25話のグリフィンが再登場し、33話のファラデーの話も出てくる焼き増し的な話。

TV放送 95/06/18 BS05 19:00-20:00
 

第37話 盗まれた核弾頭

 夜間宅配のバイトをするジミーは、ポルゲス氏殺害の容疑をかけられる。
実は元KGBのレオンが、彼の会社の文房具でポルゲスを監視殺害したのだ。
スーパーマンは核弾頭が輸送中盗まれたとの情報を得て、奪還に成功。
だがその情報は罠で、スーパーマンはまんまとインナーギャングに核を渡してしまう。
スーパーマンは核を宇宙へ廃棄。レオンらを捕らえる。
だがメイソンの車が爆破され、彼女は「復活」と言い残して死ぬ。

 と言うわけで、スーパーマンがだまされ犯罪に荷担してしまうアイデアはいまいち。
最後に三角関係の1人メイソンが死に、直前にクラークの正体を知るのは意外な展開。
インナーギャングに、またもロバート・カルプらしき男が出るが逮捕される。

TV放送 95/07/02 BS05 19:00-20:00
 

第38話 遺された言葉

 メイソンの死について、麻薬捜査局のダニエルが捜査。
その爆弾は、死んだはずの爆弾犯マッカーシーによるものだった。
スター研究所をクビになったゲーブルズは、復讐心から仮死状態を起こす薬を開発。
マッカーシーらを死んだとして刑務所から出し、復活させ犯罪に協力させた。
メイソンはその計画に気づき、殺されたのだ。一味はウイルスの盗難に成功。
だがスーパーマンが急行し、一味を逮捕。ウイルスは凍らせて宇宙へ捨てる。

 と言うわけで、前話と続きになっているクセに、話的には全く関係ない。
メイソンの代わりに、レギュラーになりそうなダニエルが登場。
ロイスを狙いそうだが、同じパターンの繰り返しでやや失望。

TV放送 95/07/09 BS05 19:00-20:00
 

第39話 タイムマシーンで来た男

 クラークらの前に、H・G・ウェルズと未来の男テンパスが現れる。
ウェルズは本当にタイムマシンを開発し、証明にテンパスを連れ帰ったのだ。
だがスーパーマンとロイスが築いた、平和で退屈な未来に嫌気がさしたテンパスは
66年のスモールビルへ行き、赤ん坊のスーパーマン殺害を計画。
クラークらは後を追うが、ロイスはクラークこそスーパーマンと知る。
テンパスは赤ん坊をクリプトナイトで包み、クラークの体も弱り始める。
だがロイスがテンパスを倒し、赤ん坊は元の場所へ。
テンパスは19世紀の刑務所へ入れられ、帰還したロイスは記憶を失う。

 と言うわけで、タイムマシンを利用した荒唐無稽な話かと思えば、
ロイスがクラークの正体を知るという意外な展開。
しかしウェルズに会う以前へ戻る事で記憶が消え、
ウェルズの記憶に異常がないと言うのは、納得がいかない。

TV放送 95/07/16 BS05 19:00-20:00
 

第40話 暗殺者ジミー・オルセン

 ジミーの主治医が殺され、彼のカルテが消える。
赤ん坊にウイルスを投与し、暗殺者を製造すると言う陸軍の中止になった計画を
発案者の妻と娘が受け継ぎ、ヌーハワー氏に売ろうする。
ジミーこそモルモットで、デモ用に殺人者にされる羽目に。
もう1人のサラはクラークを襲い、ジミーはロイスを狙う。
クラークは急行してロイスを救出。一味を逮捕する。

 と言うわけで、暗示で暗殺者に豹変すると言う「テレフォン」と同じアイデア。
レギュラーのジミーが暗殺者と言うのはいただけない。
物語とは別に、ロイスがいつもいなくなるクラークに怒る展開。

TV放送 95/07/29 BS05 13:00-14:00
 

第41話 もう1つのクリプトナイト

 インナーギャングはスーパーマンを倒すため、宇宙船墜落現場付近を捜索。
赤いクリプトナイトを発見。これはスーパーマンが正義のために働く意欲を失わせる。
スーパーマンは原因がわからず、精神医に相談。ロイスが原因ではと悩む。
クリプトナイトが原因と知った彼は、一味を捕らえる。

 と言うわけで、スーパーマンが働かなくなると言う展開だが
ロイスとの仲を思い悩む事の方が、物語の本来の目的らしい。
ロイスに特ダネを持ち込む男は、ポリアカのタックルベリーだ。

TV放送 95/07/30 BS05 19:00-20:00
 

第42話 告訴されたスーパーマン

 スーパーマンは歌手カルビンを助けるが、彼はその際腕を折ったと訴える。
ロイスはスカルディーノとクラークの間で揺れる。
スーパーマンは裁判でスカルディーノを狙う爆弾を阻止。
カルビンの告訴癖も発覚し、スーパーマンは釈放。
1人2役の限界を感ずるクラークは、町を出る事を決意。
だがロイスはスカルディーノと会わない事を決意。2人は真の恋人になると約束する。

 と言うわけで、スーパーマンが訴えられると言う展開だが、
またもクラークとロイスの仲とこじつけたような話だ。

TV放送 95/08/06 BS05 19:00-20:00
 

第43話 クラークのプロポーズ

 メイジックは、テンパスが19世紀に残した日記で、
クラークがスーパーマンと知る。彼はクリプトナイトを持つナイジェルと手を組む。
メイジックは両親を誘拐しクラークを脅迫。宝石を盗ませる。
続いてロイス殺害を要求。スーパーマンは彼女を凍らせて仮死状態に。
仲間割れでナイジェルは死に、日記を燃やしてメイジックを逮捕。
ロイスの蘇生に成功。彼女への愛を確認したクラークは、ついに求婚する。

 と言うわけで、第2シーズンの最終作だとか。
一般の犯罪者でスーパーマンの正体に気づく者が登場。
何と言っても最後の求婚が肝心だが、その前の凍らせる時に
手の感触でスーパーマンがクラークと感づいたかも知れない。今後が気になる。

TV放送 95/08/13 BS05 19:00-20:00
 

第44話 プロポーズの返事

 クラークはロイスに求婚するが、ロイスは手の感触で彼の正体に気づいていた。
彼女は恋人がスーパーマンである事にとまどい、答えをためらう。
インナーギャングのチャーチは改心し、町のパトロール等を開始。
失望した息子ビリーは、義母ミンディと権力を奪う事を画策。
パーティ会場に爆弾を仕掛けるが、ロイスらが阻止。
ミンディが裏切り、チャーチ親子の犯行として逮捕させ、彼女がボスの座に。
クラークはロイスの心が落ち着くまで、答えを待つ事とする。

 と言うわけで、第3シーズンの1作目。求婚がどうなったかも注目だったが、
やっぱりロイスはクラークの正体に気づいていたわけで、
これからの展開もますます見逃せないと言うところか。

TV放送 96/05/12 BS05 19:00-19:50
 

第45話 ”普通”の貴方と一緒……

 組織との関係が噂される謎の人物スペンサー氏は、全身が不自由で
ピスカード博士の首の移植手術で、スーパーマンの体を手に入れようとする。
そこでロイスとクラークを人質として誘拐。
クラークがスーパーマンと知り、クリプトナイトで苦しめるが、ロイスが助け、
一味は氷づけになった上、バラバラになる。

 と言うわけで、ロイスとクラークの微妙な関係が続く中、
周囲ではややケチくさい事件が続く。犯人たちに正体がばれるのも新しい展開だ。

TV放送 96/05/26 BS05 19:00-19:50
 

第46話 友だちのまま……!?

 ロイスはエイリアンに誘拐され、夢遊病のようになってしまう。
だがそれは催眠術で、彼女の危機にスーパーマンがかけつける間に
一味はハイテク会社を襲撃していた。黒幕はナノウェア社のボブだ。
彼はエイリアンとの交信用のビームを悪用し、都市破壊で諸国を脅迫する。
だが、スーパーマンが阻止。彼は一緒にいるとロイスが危険だと別れようと言い出す。

 と言うわけで、ロイスを心配するあまり、思いがけない展開にと言うわけだが
事件の方は相変わらず、ややケチくさい。

TV放送 96/06/02 BS05 19:00-19:50
 

第47話 愛するが故に

 美術品が教われる事件が発生。盗まれたのは杓と王冠。
犯人はロイスの元恋人パトリックで、実はドルイド教の信者だった。
王冠についたエメラルドを仮面につけ、愛する者を生け贄にすれば、魔力を得るのだ。
ロイスが捕らわれ仮面は復元。パトリックは怪光線を出すがスーパーマンが倒す。
クラークはロイスへの愛を再認識するが、ロイスはつきあう自信を失う。

 と言うわけで、クラークとロイスの仲がぎこちなくなる中、
昔の恋人が現れてややこしく……と思ったが、ほとんど役にも立たず死ぬ。
2人の仲の件は、ややまだるっこしい感も。

TV放送 96/06/09 BS05 19:00-19:50
 

第48話 ふたりは最強のパートナー

 ロイスは愛するからこそ別れようと言う、クラークの態度に怒りを覚える。
彼女は隣人ミッシェルら、連続失踪事件を調査する事に。
彼らがスマイリーによる夫婦セミナーに参加したと知り、クラークと共に参加。
スマイリーは選んだ連中を冷凍し、洪水を起こして彼らだけの未来を作ろうとする
現代の箱船を計画していた。だがスーパーマンが洪水発生装置を破壊。
捕らわれた人々を救出する。

 と言うわけで、第3シーズンで見逃していたと思ったから見たが、前に見ていた。
現代の箱船計画と言うのは、どっかで聞いた感じ。
スーパーマンが疑問も感じずに、セミナーで一席ぶつのは困りもの。

TV放送 97/01/24 BS05 17:00-17:50
 

第49話 夜明けに乾杯!

 富豪のレイク夫妻は珍しい物の収集家で、今度はスーパーマンを狙う。
彼らは脱走したブレンを殺害し、彼の犯行としてクリプトナイトを盗む。
さらにロイスを捕らえ、爆弾に縛りつける。スーパーマンが急行するが手が出せない。
彼は分子構造で体を分解してバリアを突破。ロイスの救出に成功。夫妻を逮捕。
クラークはロイスへ再度求婚する事を決意する。

 と言うわけで、スーパーマンをまったく恐れない敵が現れ……と言う感じだが
毎度の事ながら、それほど強いわけではない。2人の仲はグズグズしてるし。
レイク夫妻の夫の方は、「新スタートレック」のジョナサン・フレイクスぽいが?

TV放送 96/06/23 BS05 19:00-19:50
 

第50話 ロイスのプロポーズ

 ルシールとネルの姉妹は、クリプトナイトを悪用。スーパーマンを倒そうとする。
レーザーで攻撃するが倒せず、ロイスにスーパーパワーが移ってしまう。
ロイスは仕方なくウルトラウーマンとして活躍。だが万能でない事に苦悩する。
真相に気づいた姉妹は、ロイスを誘い出し、パワーを奪う事に成功。2億ドルを強奪。
研究所でレーザーの復元に成功したスーパーマンは、パワーを奪い返し2人を逮捕。
クラークの心理を理解したロイスは、彼に求婚。クラークはこれを承諾する。

 と言うわけで、ロイスがスーパーウーマンになると言う奇想天外な展開。
それで心理を理解できると言うのは、やや安易な気がするが、
何はともあれ、ようやく結婚しそうだし、よしとするか。

TV放送 96/06/30 BS05 19:00-19:50
 

第51話 スーパーマンの子供

 婚約したクラークらの前に、スーパーマンの子供を産んだと言うリアンが現れる。
確かに息子ジェシーは怪力で、空も飛べる。ロイスは隠し子騒動にショックを受ける。
実は飛行機墜落事故の際、落雷でパワーが移り、リアンが金儲けのネタに使ったのだ。
テロリストのアムニマスはジェシーを悪用し、大統領誘拐に成功。
核ミサイルを発射させる。ロイスも捕らわれ、ジェシーはパワーを失ってしまう。
だが、スーパーマンが急行し、アムニマスを捕らえ、核ミサイルを止める。

 と言うわけで、スーパーマンが隠し子騒ぎにオロオロすると言う展開は面白いが
簡単に誤解だと判明して、しかもパワーを失わせるおまけつきで、やや期待はずれ。

TV放送 96/07/07 BS05 19:00-19:50
 

第52話 眠りから醒めたナチス

 冷凍されていたナチの男女3名は、歌手やモデル等に扮し米国社会に浸透する。
彼らはドイツによる支配を計画。ロイスらの命を狙うが、スーパーマンが阻止。
モデルのリサは自殺。ナチの極秘計画が明るみに出る。
国家社会党はメトロポリスを制圧。政府の権限を要求する。
スーパーマンは核爆発で放射能に汚染されるが、太陽の重力を利用して回復。
大統領の爆殺を阻止し、党員全員が逮捕される。

 と言うわけで、いつかは出てくると思ったナチが生きていたエピソード。
メトロポリスが制圧されるなど、ハードな展開だが、
1話の中で解決してしまうので、逆に拍子抜け。

TV放送 96/07/14 BS05 19:00-19:50
 

第53話 バーチャル・ワールドのロイス

 ルーサー帝国を奪うためのパスワードを狙うジャクソンは、
そのカギを握るロイスとクラークをバーチャルセンターに招待。
バーチャル体験後クラークはパワーを失い、スーパーマンも別に存在。
まだバーチャルワールド内にいる事に気づく。何とかクラークだけが脱出。
しかし無理にロイスを助ければ、彼女の心は世界に置き去りになってしまう。
ジャクソンこそルーサーの息子で、洗脳システムを入手しようとしていたのだ。
スーパーマンはジミーと協力し、ジャクソンのシステムに侵入。
時計で世界から脱出できると気づき、ロイスを救出。ジャクソンは取り残される。

 と言うわけで、スーパーマン役のディーン・ケイン自身が脚本の1作。
バーチャル体験を駆使した犯罪と言うのは、なかなか面白いが、やっぱりバカげてる。
ジミーが妙にコンピューターに詳しいのも気になる。
ちなみにクラークは童貞と言う話が出てくるのも、新しい時代のシリーズなればこそ。

TV放送 96/07/21 BS05 19:00-19:50
 

第54話 クリスマスの出来事

 チャーチ夫人ミンディは、インナーギャング再建のため殺し屋ジョーイと手を組む。
スーパーマンを殺すため、クリプトン星の風邪をひかせる計画で、まんまと発病。
ロイスは、医師である父サムに診察させるが、通常の治療では効果がない。
クリプトナイトで仮死状態にし、ウイルスの活動を止めるしかないのだ。
治療は見事成功。ロイスを狙うジョーイを阻止。ミンディは彼に罪を押しつけ逃げる。

 と言うわけで、結婚を目前にとまどう2人の前に、
またもスーパーマンをも恐れぬ連中が現れると言う展開。治療方法は強引だが。
バカそうなミンディが、意外にしたたかなのがいいが、再登場はしそうもない。

TV放送 96/07/28 BS05 19:00-19:50
 

第55話 結婚へのステップ

 市バス運転手クレメンスが幻覚を見て、暴走した上死亡する。
彼はエリス大尉の部下だった。情報局のヤングも幻覚を見て死ぬ。
すべては魔術師バロンの仕業で、さらに彼はクラークを狙い、彼は苦痛を覚える。
バロンの正体は、死んだはずの銃の運び屋ヘンドリックス。
密輸に関与したヤングやクレメンスに復讐し、記事にしたクラークも標的にしたのだ。
幻覚を逃れたクラークは、殺されそうなロイスを救出。
だが、バロンは蛇に化けて逃げてしまう。

 と言うわけで、結婚を目前にしていろいろあるが、平行して事件も発生。
過去の事件に関与してとか言われても、その事件を知らないのでだまされたよう。
最後に魔術師が逃げるのもお約束だが、これでは何でもアリだ。

TV放送 96/08/04 BS05 19:00-19:50
 

第56話 スパイだった僕の父

 国家諜報局のトレバニアンらは、情報を私的利用していた。
一連の事件に感づいたクラークらを始末するため、殺し屋ジャックが現れるが
彼は実はジミーの父親だった。クラークは彼の正体に気づくが、ジミーは信じない。
一味はFBI、CIA等の長官が乗った飛行機を墜落させ、
トレバニアンが国家の実権を握る計画だ。改心したジャックの協力もあり、
スーパーマンはトレバニアンを捕らえ、飛行機墜落を阻止する。

 と言うわけで、ジミー親子を通じて、親になるべきクラークの心境を描いたはずだが
以前は生まれながらに殺し屋にされていたはずのジミーが、
今度は父親がスパイとは、好きなように設定をいじられていると言う感じだ。

TV放送 96/08/11 BS05 19:00-19:50
 

第57話 タイムマシーンの男再び

 タイムトラベラーのテンパスは、ロイスをタイムマシンでさらってしまう。
彼女が訪れた並列の世界では、ロイスは93年に死亡しており、
クラークはラナ・ラングと婚約していた。
さらに彼の両親も死亡しており、こちらの世界ではスーパーマンは存在しないのだ。
ロイスはクラークに会い、1人でも世界を変えられるとスーパーマンになるよう説得。
テンパスはスーパーマンをエイリアンだと非難するが、
爆弾の危機から人々を救った事から、彼は一躍ヒーローに。こちらのクラークも
ロイスを愛するようになるが、ロイスはあちらのクラークのため帰還する。

 と言うわけで、世界が違っても、ロイスとクラークはくっつく運命と描いた話。
クラークがスーパーマンになる事を恥ずかしがるのもおかしい。
こちらの大統領はチャールトン・ヘストンで、前大統領は生きていたプレスリー。

TV放送 96/08/18 BS05 19:00-19:50
 

第58話 ふたりの結婚式

 クローンの権威マンバ(トニー・カーチス)博士は、大統領のクローンを作成。
彼の後ろには、刑務所のルーサーがいた。大統領をすり替えるのが目的だ。
結婚を目前にしたロイスは、ペットショップのカエル盗難事件を調査。
カエルを作ったのはマンバで、クローンのエサになっていると判明。
スーパーマンが急行し、マンバとニセ者の大統領を捕らえるが、
ニセ者はルーサーを特赦で釈放していた。
ついにロイスとクラークは結婚を遂げるが、実はロイスがニセ者とすり替わっていた。

 と言うわけで、ついに2人の結婚式が見られるのだが、
ルーサーが復活し、ニセ者のロイスとすり替わると言う展開は、
ここのところ盛り上がりに欠けたこのシリーズを、一気に盛り返した。
次回へ続くと言う展開も期待させる。

TV放送 96/08/25 BS05 19:00-19:50
 

第59話 偽りの花嫁

 ルーサーはニセ者のロイスに、スーパーマンの正体を調べる任務を与える。
クラークはロイスの様子がおかしいと戸惑い、ニセ者はスーパーマンの正体に気づく。
彼女はむしろクラークの味方になるべきと、ルーサーに対して反発を始める。
一方本物のロイスは逃走をはかるが、車にひかれて記憶喪失になってしまう。
かつて書いた小説の主人公ワンダと混同。彼女はクラークを嫌っているのだ。
だが、クラークの事を愛していると知ったルーサーは、彼に扮してロイスに接近。
彼を信じたロイスは、かけつけたクラークに愛していないと言って去ってしまう。

 と言うわけで、結婚直前でこうも急転するかと言うほど、ロイスが哀れな状態に。
かなり前からロイスはクラークを嫌っているフリして惹かれていたと判明。
それにしても、いくらロイスがルーサーを愛しているからと言って、
犯罪王を野放しにするのは問題がある気がするが。

TV放送 96/09/01 BS05 19:00-19:50
 

第60話 愛の力

 ルーサーはロイスと共に、別の体に魂を移す事を計画する。
彼女のクラークへの愛を完全に断ち切るには、ロイスに彼を殺させるしかない。
ルーサーはニセロイスを捕らえ、スーパーマンが実はクラークと聞き、母親を誘拐。
かけつけたスーパーマンを量子銃でロイスに殺させようとするが、ロイスは撃てない。
改心したニセロイスがかけつけ、量子銃を受けて彼女とルーサーはやられる。
建物が崩れる中、母親とロイスを救出するが、ロイスは頭を強打。
またも記憶が混乱し、ワンダではなくなったが、クラークの事を覚えていなかった。

 と言うわけで、ついにルーサーに正体がばれる展開。
しかし、一応死んだように見える展開は、ややがっかり。
ニセロイスもがんばったのに、片づけられてかわいそうだ。
それにしても、ロイスは頭打ってばかりで大丈夫だろうか。

TV放送 96/09/15 BS05 19:00-19:50
 

第61話 仕組まれた愛

 クラークはロイスの記憶喪失治療を、ディーター博士に委ねる。
博士は、治療の妨げになると、婚約の事を話す事を禁ずる。
プロの手口の連続殺人が発生。同じ療養所のメンデンホール博士は、
患者を洗脳で殺し屋にし、依頼主とインナーギャングの関係をもみ消そうとしていた。
ロイスは事件に気づくが、彼女も洗脳を受け編集長暗殺に向けられる。
スーパーマンが阻止し、メンデンホールを逮捕。
ロイスは徐々に記憶を戻すが、ディーター博士を愛していると言い出す。

 と言うわけで、新たにディーター博士と言う怪しい奴が登場。
メンデンホールと言う怪しい奴の同僚で、明らかにロイスを横取りしようとしていて
こいつも犯罪がらみかに思えるのに、それはないので拍子抜け。

TV放送 96/09/22 BS05 19:00-19:50
 

第62話 愛した日の記憶

 ロイスは仕事に復帰するが、ディーター博士を愛しているままだ。
患者スミスは、実はバッド・ブレンの弟で、発明の電磁波で人々の思考力を鈍らせる。
クラークはロイスに恋人だと告げ、彼女は混乱。博士は暗示で退職すると言わせる。
スミスは電磁波を起こし、兄の敵ロイスを殺そうとするが、スーパーマンが救出。
ショックで、ロイスはすべての記憶を取り戻し、再びクラークを愛するようになる。

 と言うわけで、ディーター博士はあいかわらず怪しいまま。
人々を苦しめる電磁波のおかげで記憶を取り戻すと言う展開は、ややご都合主義的。
この後、結婚式のやり直しとかはあるのだろうか。

TV放送 96/09/29 BS05 19:00-19:50
 

第63話 小さくなる恐怖

 ロイスの同窓生の夫や妻が次々と失踪。実はいつも脇役だったアネットが、
注目を浴びるため、彼らを特殊なシャンプーで縮小させさらっていたのだ。
クラークまでもがこのシャンプーで縮小し、ついには人形大に。
ロイスはそれがプラハム博士が開発した技術で、出資者がアネットだと気づく。
アネットの部屋で失踪者を発見。アネットが撃つが、小さいスーパーマンが阻止。
アネット自身が薬を浴びてしまい、クラークらは解毒剤で元のサイズに戻る。

 と言うわけで、いろんなアイデアを出してきたと言う感じだが
今回は「縮みゆく男」のパクリだし。ロイス役のテリー・ハッチャーが脚本。

TV放送 96/10/06 BS05 19:00-19:50
 

第64話 スーパーマンの試練

 大事件が多発。だがそれは何者かがスーパーマンをテストする目的だった。
謎の人物ミラーは、旅先の編集長たちに爆弾をセット。同時にクラークの部屋にも。
爆発すれば、メトロポリスは壊滅だ。スーパーマンは顕微鏡を利用し
上空から2カ所同時に熱戦で爆弾を破壊する。
ミラーはクリプトナイトでバリアを作り、その中で自殺しようとする。
だがスーパーマンは危険を冒して助ける。すると、ミラーたちは合格だと言って去る。

 と言うわけで、第3シーズン終幕のため、いわくありげなクリプトン星人が登場。
その目的は次回明らかになるはずである。

TV放送 96/10/13 BS05 19:00-19:50
 

第65話 旅立つ貴方に……

 ミラーらはクリプトン人だった。彼らはニュークリプトンと言う小惑星に移住。
しかもザーラは許嫁。略奪者ノアの反乱に対し、星を治めてほしいと言うのだ。
それに値する人物かどうかをテストしていたと言う。
ニュークリプトンではパワーは使えず、いつ死んでもおかしくないと言う。
ノアはクラークを倒すため、何者にも姿を変えられるテズと言う動物を送り込んだ。
対決の末テズを倒したクラークは、クリプトンを救うため旅立つ事を決意。
ロイスや両親との別れを惜しみ、必ず戻ると約束し旅立っていった。

 と言うわけで、第3シーズン最終エピソード。
別のクリプトン星人が出てきた事は、それほど意外性を維持せず、
むしろロイスたちの別れのシーンが一番の見所という感じ。
どうせ戻ってくるんだし、こういうエピソードがあってもいいかも。

TV放送 96/10/20 BS05 19:00-19:50
 

第66話 地球へ馳せる想い

 スーパーマンは故郷の危機を救うため、ロイスを残しザーラと政略結婚。
だがノア一味は地球を支配するため、まずスモールビルを制圧。
バリアで軍も寄せつけず、世界各国を支配すると宣言する。
スーパーマンは住民の安全を考え、ニュークリプトン議会の反発を受ける。
彼はロイスと共にスモールビルへ潜入。
しかし、ノアは彼の潜入に気づき、両親を殺すと脅迫。玉座を要求する。

 と言うわけで、第4シーズンに入った第1作。
前シーズンから話は続いていて3話目。まだこの後も続きそう。
冒頭ニュークリプトンへ行くが、後半すぐに帰ってくる急展開。
スモールビル制圧が面白いが、最初に選ぶべき町ではなく、
なかなか手を広げないのも困りもの。

TV放送 97/05/04 BS05 19:00-19:50
 

第67話 再び、貴方と……

 クラークはロイスや両親を人質に取られ監禁状態となる。
議会はノアの地球植民地計画を評価。ザーラとの結婚の意志がない事が判明し、
反逆罪でクラークは有罪に。宇宙へ追放される事となる。
ノアは新たな君主として権力を行使。メトロポリスを攻撃する。
だが、クラークに決闘の権利があると判明し、宇宙から呼び戻す事に。
決闘の末、ノアに勝つが、軍はクリプトナイトで2人を攻撃。ノア一味はガスで全滅。
クラークは生き残り、ザーラに君主の座を譲り地球へ残る事に。
ロイスと今度こそ結婚しようと誓う。

 と言うわけで、4話続いた故郷の危機の話もようやくここで完結。
ノアが意外に簡単に倒され、クラークがとどまる事が認められるのはご都合主義。

TV放送 97/05/11 BS05 19:00-19:50
 

第68話 悲願のウェディングベル

 ロイスとクラークはついに結婚する事になるが、結婚妨害の常習犯マートルが脱走。
ロイスは標的が自分たちと警戒。実は精神医グラマンが研究のため、
結婚に失敗したマートルに復讐をさせていたと判明。
彼女は結婚式を襲うが、クラークがこれ以上人を傷つけるなと説得。
2人は天使らしきマイクと言う男に見守られ、結婚式を成し遂げる。

 と言うわけで、ロイスとクラークがついに本当に結婚する話。
妨害が入るが、意外に簡単に断念。前にも出てきた奴ぽいが、出てないようだ。

TV放送 97/05/18 BS05 19:00-19:50
 

第69話 本当の夫婦に

 ロイスらの前に、またもH・G・ウェルズが現れる。
彼ら夫妻は前世でも結ばれる運命だが、呪いがあって子供ができないと言うのだ。
そこで中世へ。クラークの前世は領主テンパスに抵抗する義賊フォックス。
ロイスの前世ロイゼット姫の心を奪ったため、魔術師が呪いをかけたのだ。
そのため、わざと決闘に負け現代へ帰還。ところが歴史が変わり、テンパスが国王に。
ロイスは彼と結婚する事となる。今度はより近い前世の西部開拓期へ。
クラークの祖先ローンライダーは、悪党テンパスと対決しこれを倒す。
これにより、歴史は正常に戻り、呪いもとく事ができた。

 と言うわけで、タイムトラベルを利用してロイスらの前世が描かれる。
どこの時代でも人物の配置は似た感じ。しょせんは思いつきのネタと言う感じだ。

TV放送 97/05/25 BS05 19:00-19:50
 

第70話 盗まれた若さ

 ジミーの幼なじみベニーが、なぜか急に老化して死ぬ。
老化を研究するビーダと強盗シェーンは手を組み、若さを吸い取る装置を作ったのだ。
一方ロイスはスーパーマンの老化が人より遅いと知り、ショックを受ける。
ジミーはビーダを突き止めるが捕まり、シェーンに若さを吸い取られる。
ロイスらは真相に気づくが、シェーンはスーパーマンの生命力を要求。
シェーンは赤ん坊まで若返るが、ジミーは元に戻す事に成功。ビーダは捕らわれる。
クラークは寿命を縮めるが、大切なのは今の愛だと気に留めなかった。

 と言うわけで、老化したり若返ったりは、SFでよく出る手。
どう元に戻るかがポイントだが、若さを吸い取るという手は、意外に説明がつく。
もっとも、シェーンは再び老化するのに、ジミーが平気なのは納得いかない。

TV放送 97/06/01 BS05 19:00-19:50
 

第71話 真実の行方 <前編>

 ロイスは情報屋サイクスと会うが、持たされた銃が突然発砲し、逮捕される。
彼女に復讐心を抱くコール教授は、人気取りの検事と手を組み、ロイスを陥れたのだ。
さらに彼女は銃を持って町中で暴れ回る。だが、スーパーマンは幻影と気づく。
だが裁判での彼の証言は、ロイスへの愛から信用されない。
幻影の編集長が、ロイスはサイクスに復讐心を持っていたと証言。有罪となる。

TV放送 97/06/08 BS05 19:00-19:50
 

第72話 真実の行方 <後編>

 ロイスに死刑の可能性が生じ、スーパーマンはロイスを脱獄させる。
コール教授は、かつて研究していたハイブリットクリプトナイトを盗み出す。
これは建物を破壊せず、人間を死滅させられるのだ。
ロイスの殺人を証言したシーラが殺され、残されたビデオからコールが犯人と判明。
コールはハイブリットKで嵐を起こすが、スーパーマンが阻止。
コールを捕らえ、検事は辞職。ロイスは無罪となる。

 と言うわけで、連続する話はいくつかあったが、前後編は初めて。
復讐心からロイスが陥れられると言う展開はなかなか面白い。
ウソのつけないスーパーマンが、裁判でロイスを愛しているかと聞かれ、
愛しているのはクラークだとごまかすあたりも面白いが、
後編になると、脱獄させたり、急に事件が解決したりしてちょっと拍子抜け。

TV放送 97/06/15 BS05 19:00-19:50
 

第73話 夫婦VS夫婦

 健康な人間が次々突然死する事件が発生。被害者は大物ばかりだ。
犯人のデスストロークと言う殺し屋は捜査官を狙い、スーパーマンと対決。
相手は血液に磁気を帯びさせ死に至らしめる。次回はスーパーマンも危険だ。
ロイスは友人ボブが事故で磁気を帯び、スーツで制御したと知る。
謎の富豪ゲンデルを倒し、彼になりすます気だ。だがスーパーマンがかけつけ対決。
スーツを破ると、周囲の金属がボブに貼りつき、彼は逮捕される。

 と言うわけで、スーパーマン夫妻に対抗する強敵出現と言う感じだが
ただの人間だし、クラークらの正体には気づかずじまい出しちょっと拍子抜け。

TV放送 97/06/22 BS05 19:00-19:50
 

第74話 ゴースト 〜メトロポリスの幻〜

 ロイスらの隣人バーサが、幽霊を見たと家を売る事に。
実はマフィアと手を組んだハービーが、黒魔術で死者を甦らせ、地上げをしたのだ。
次はロイスらを追い出せと、主婦キャサリンの幽霊で脅かす。
ロイスは彼女を調査。マフィアの妻で10年前に殺されたのだ。
ハービーに利用されたと知り怒ったキャサリンは、ロイスの体を奪おうとする。
だが、友人ライラが夫と浮気し、キャサリンを殺したと白状。
真相を知ったキャサリンは、去っていった。

 と言うわけで、地上げをはかる連中の話よりは、利用される幽霊の方が重要な展開。
でもどこかで見たような感じで、そろそろネタ不足かと言う気も。

TV放送 97/06/29 BS05 19:00-19:50
 

第75話 キャリアアップは結婚の敵!?

 編集長が重役に昇進し、ロイスが後任に選ばれる。
ハッカーのプレス兄弟は、スーパーマンのエネルギーを消耗させ倒す事を計画。
クラークは研究所の火災と、プレスの失踪の関連を追及するが、
ロイスは証拠がなければ記事にできないと言い対立。
兄弟は核ミサイルを暴走させ、さらに光線銃で攻撃。
地下で太陽光線も遮られるが、ドームを開いて体力回復。一味を逮捕。
結局、編集長が戻る事になり、ロイスとクラークは絆を取り戻す。

 と言うわけで、ひょんな事からロイスとクラークが夫婦ゲンカになると言う展開だが
せっかく強敵ハッカーとの対決も簡単に解決してしまい、
夫婦ゲンカの方も、何だか安易な感じだ。

TV放送 97/07/06 BS05 19:00-19:50
 

第76話 悪魔のナイトメアー・ビフォア・クリスマス

 5次元から現れたミキシズペトリックは、3次元の支配をたくらむ。
唯一の敵はスーパーマンだが、人々の希望を奪えばただの宇宙人だと言う。
彼はクリスマスイブの時間を繰り返させ、人々は何度もそれを体験する事に。
事態に気づいたのはクラークだけで、人々は次第に絶望的になっていく。
だがロイスが人間にはわずかでも希望があるはずと気づくと、影響されなくなる。
そこで人々に希望を与えるよう努力。ミキシズペトリックを5次元に戻す魔法も成功。
世界は元通りになる。

 と言うわけで、有名な映画のタイトルを拝借した作品が何作か続く。
内容自体は、むしろ「恋はデジャブ」と同じ感じ。
でも希望を持てば魔法に影響されないと言うあたりが、説明不足。

TV放送 97/07/13 BS05 19:00-19:50
 

第77話 新たなるリーサル・ウェポン

 出所した編集長の息子ジェリーは、赤いクリプトナイトを入手。
その影響で、スーパーマンのパワーが暴走。その間に悪事を働く。
犯罪王ガジェットは、ジェリーと手を組み、街中のビルを破壊。10億ドルを要求。
だが、改心したジェリーのおかげで、スーパーマンは一味を逮捕する。

 と言うわけで、今回は暴走したスーパーマンが迷惑をかける話。
編集長の息子が悪事を犯すと言う展開もあるが、簡単に改心したりしておまけみたい。

TV放送 97/07/20 BS05 19:00-19:50
 

第78話 セックスと嘘とビデオテープのふたり

 スーパーマンの人気をねたむ新聞社社長グードは、部下に彼の欠点を探らせる。
その結果、スーパーマンとロイスが親密だと知り、世紀の不倫だと騒ぎを起こす。
評判を落とし、仲介していた和平交渉も決裂しそうだ。
スーパーマンは真実を告げる事を決意。だがスクープ写真が合成だと判明する。
グードは両国首脳を殺害し、スーパーマンを悪役にしようとするが、感づいて阻止。
会見で合成だったと発表し、スーパーマンは信頼を回復する。

 と言うわけで、今回はスーパーマンの不倫の話。
不倫と言っても、実は夫なのだからたちが悪いと言う展開で、
いろいろ目先を変えようと言う努力はうかがえるが、新鮮味には欠ける。

TV放送 97/07/27 BS05 19:00-19:50
 

第79話 永遠の別れ<前編>

 時間犯罪を犯したテンパスは、逮捕に来たピースキーパーのアンドラスを倒し逃走。
謎の大統領候補ジョン・ドゥーとなり、衛星を利用し大衆を洗脳。支持率を上げる。
大統領に当選し、ただちに体制を牛耳り、スーパーマンの行動を制限する事に成功。
クラークはアンドラスに事情を聞き、歴史を変えかねないテンパスの逮捕に協力。
彼を時間の窓に押し入れるが、それはニセ者で、逆に閉じこめられてしまう。
それにより歴史が変わり、アンドラスは存在しなくなり、姿を消してしまった。

TV放送 97/08/03 BS05 19:00-19:50
 

第80話 永遠の別れ<後編>

 歴史の異変に気づいたH・G・ウェルズがロイスを助けに来る。
彼は、並列世界のクラークを連れてきて、協力させる事に。
テンパスが電線を利用して、人々を洗脳している事を突き止める。
テンパスは核戦争で世界を滅亡させ、もう1人のスーパーマンも倒し、
もう1つの世界を支配する気だ。だがもう1人のスーパーマンは洗脳装置を破壊。
壊れた時計から、スーパーマンが閉じこめられた正確な時間を突き止め救出に成功。
捕らわれたテンパスは、人々の前でスーパーマンの正体はクラークだと言うが
もう1人のスーパーマンの前にクラークが現れ、人々は信じようとはしなかった。

 と言うわけで、ルーサーが出てこない今、最強の敵と言うべきテンパスがまた登場。
世界を制覇しかけたテンパスの計画が失敗するのはわかっているが、
もう少し事態が悪化するところまで話を展開させてもらいたいものだ。
後編には、本物のスーパーマンの活躍がまったくないと言うのも異色。

TV放送 97/08/10 BS05 19:00-19:50

第81話 ファンには御注意!?

 スーパーマンを愛するペニーは、ジミーがスーパーマンと誤解し、彼に接近する。
戦争抑止に防衛衛星破壊の妨害をたくらむグリフィンは、
ペニーがスーパーマンの恋人と思い、彼女を誘拐し、協力させようとする。
かけつけたジミーが防音装置を破壊し、スーパーマンが急行。一味を捕らえる。
ペニーはジミーがニセ者と気づくが、危険を冒したと知り感激する。

 と言うわけで、敵の陰謀はともかく、ジミーがスーパーマンと誤解されるのが主題。
でもそこまで接近したのなら、クラークの方が怪しいと気づいても良さそうだが。

TV放送 97/08/17 BS05 19:00-19:50
 

第82話 セクシー新ヒーロー登場!

 プラネットに新オーナーのレズリーが現れる。
その頃、スーパーパワーを持つ美女ビクセンが現れ、犯罪者を処刑。
強引なやり方に批判が出る。悪事に手を出した企業トップも処刑したらしい。
そこでレズリーは、自らを囮にビクセンをおびき出す。
スーパーマンは、正体はロボットと分かったビクセンを倒す。
だが、実はレズリーはルーサーの息子で、人々にヒーローと思わせようとしたのだ。
そしてロイスやスーパーマンに復讐するのが目的だったのだ。

 と言うわけで、最終回へ向けて、大物ルーサーの息子登場の気配。
ビクセンと、息子の協力者の存在が余計という気もするが、なかなか面白そうだ。

TV放送 97/08/24 BS05 19:00-19:50
 

第83話 レックス・ルーサー!?の陰謀

 レズリーは右腕スミスと共に、影で移動できる殺し屋ハンスンを利用し、
秘密を知る者を次々始末する。レズリーはロイスに接近。
ロイスらは困惑。レズリーの素性に疑問を感じるようになる。
レズリーは企業トップ殺害の容疑者オニールを射殺。
これにより、オニールの会社を奪えば、レズリーはルーサー帝国を復活させられる。
クラークらはレズリーがルーサーの息子ではと考えるように。
一方、レズリーはルーサーの残したテープから、スーパーマンの正体を知る。

 と言うわけで、ルーサーの息子が登場した第2弾。
またも妙な殺し屋が現れるが、今度も1回限りで倒される。
そしてクラークの正体がばれるが、この状態がいつまで続くものやら。

TV放送 97/08/31 BS05 19:00-19:50
 

第84話 ルーサー帝国を再び……

 レズリーはルーサーの息子と認め、父の罪を償うと宣言する。
実は、右腕スミスこそ本当の息子で、役者志望レズリーを代役として利用していた。
2人はロイスをめぐり反発。スミスはロイスに頭痛を与え、コントロール。
クラークとの結婚を破棄させ、地下に住ませようとする。反発するレズリーを射殺。
爆破装置の電波から居場所を突き止めたスーパーマンが急行。
スミスは接近すると爆破する装置で抵抗。だが生きていたレズリーが道連れに爆死。
ロイスは救出される。

 と言うわけで、ルーサーの息子が登場した第3弾だが、このまま続くわけではなく
今回でどうやら完結。意外に簡単に片づいてしまい、
本当の息子スミスが、それほどすごい相手かはわからないまま。ちょっと拍子抜け。

TV放送 97/09/07 BS05 19:00-19:50
 

第85話 魂に気をつけろ!!

 泥棒のウッディは、魔術師から魂交換の技術を得る。
彼はマフィアのトニーから逃れるため、クラークと入れ替わり、
さらにトニーに入れ替わって暗殺指令を止めさせようとする。
ところが、クラークがスーパーマンと気づき、その体を自分のものにしようとする。
そのためには、ウッディの体を持つクラークを殺さなくてはならないのだ。
クラークはウッディの娘ベッキーと共に、トニー一味に捕らわれる。暴れて火事に。
ウッディは娘の危機に急行するが、体の機能が衰え、助ける事ができない。
やむなくクラークに体を返し、ベッキーの救出に成功。
ウッディはトニーに撃たれ死ぬが、寸前に犬に魂を移していた。

 と言うわけで、SFではよくある体が入れ替わる話。
今回も正体がばれるが、一応死んでしまい、娘は気づかないまま。
ロイスが本物のクラークに気づくのがミソだが、そんなにうまくは行くまい。

TV放送 97/09/14 BS05 19:00-19:50
 

第86話 ロイスのトイ・ストーリー

 おもちゃ開発の天才クリプスリー博士は、転送装置のアイデアを盗まれた事を怒り
会社重役の子供たちを転送装置を利用し誘拐。
事件を追跡するクラークの殺害を企むが失敗。
子供と間違え、ロイスを誘拐してしまう。ロイスは転送装置を利用し、隠れ家を連絡。
急行したスーパーマンが、クリプスリーを捕らえる。

 と言うわけで、最終回を前にして、クラークらが子供について考えさせられる話。
悪役の方は、マザコンみたいな奴で、魅力に欠ける。
離婚した編集長が、ここへ来て別れた妻とよりを戻すのも、最終回を見越してか。

TV放送 97/09/21 BS05 19:00-19:50
 

第87話 最高のプレゼント

 クライン博士の診断により、スーパーマンに子供を作る事は不可能と判明。
失意のロイスは科学者である父サムに事情を説明し、相談する事に。
犯罪集団の指導者メイサンは、超能力を利用し、スーパーマンの正体を知る。
彼はクラークとロイスの両親を誘拐。金塊強奪に協力しろと要求。
だが、脳を増強する装置と思い、記憶喪失になる装置で能力を失う。
そして、クラークたちの所へ、何者かから赤ん坊が届けられる。

 と言うわけで、どうやら今度こそ本当の最終回らしい。
子供をどうすると言う話と、ロイス側の両親が正体に気づくと言う展開があるが
何しろ1話だけではたいした展開はなく、敵も割と情けない奴。
最後の赤ん坊は、コウノトリが届けたとか言っていたが、いい話なんだか何だか。

TV放送 97/09/28 BS05 19:00-19:50