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ロボコップ 新たなる挑戦（９４） （ＴＶ作品）
オムニ社はニューロブレインでデトロイトを統治する事を計画。
チェイケン副社長とモラード博士（クリフ・デヤング）が実験を進めるが、
実はホームレスを襲って、その脳を実験に利用していた。
ロボコップの相棒マディガンは、ホームレス失踪と不良たちの関係を調査。
実は博士らと通じる院長ラムーアが、不良を更生、オムニ社のために働かせていた。
ロボコップは浮浪者の死体の網膜を分析。犯人がモラード博士と知る。
だが、博士らはテロリスト、モーガンを味方にし、ロボコップは撃たれて故障。
博士らはブレインを利用し、都市の支配を計画。
オムニ社社長は、ロボコップを修理し、望みをかける。
ロボコップは不良やモーガンを一網打尽。
ブレインとなった副社長秘書が、博士らを拘束、逮捕させる。
と言うわけで、ＴＶシリーズの第１作。人物がいろいろ出る事に終始。
その他の登場人物としては、孤児院を逃げた少女ガジェット。
彼女を養女にする事になるバークス巡査部長。孤児院から不良を供給したラムーア。
不良の中には、マーフィの息子ジミーもいた。まあ、いろいろだ。
ＴＶ放送 95/02/10 04CH 21:03-22:54
第１話
ヤン博士は負傷兵のロボコップ化を提案。牧師を中心に反対運動が起こる。
牧師がロボの銃で射殺され、処分が決定。マディガンの協力で逃走する。
博士がロボコップ計画を続けるため、銃をコピーして使用したと判明。
撃ち合いの末、博士を捕らえる。
と言うわけで、ロボコップテレビ版の第１作。
ロボコップって、毎回故障したり、嫌われたり、大変な奴だ。
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第２話
マディガンが車を暴走させ、停職処分に。さらにデルタシティに暴動が続発。
実は、獄中のマラード博士（クリフ・デヤング）の作ったやせ薬ノーゲインに
感情の抑制をなくすと言う副作用があったのだ。
だが、脱走したモーガンは薬のバラまきを計画。
真相に気づいたロボが到着。一味を捕らえる。
と言うわけで、やせ薬が犯罪の原因になるわけだが、
習慣性があると言う段階で、薬に問題がある事に気づきそうだが。
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第３話
ロボはＯＣＰ社長に、省エネ規制の旧都市部の実態を見せる事に。
だが、暴走族ストンパーズに襲われ、ロボは故障。
肺移植を待つ少年ジョシュの父ジョーが住む廃工場へ。ジョーがロボを修理。
暴走族は工場を包囲。ロボの発信器で警察も到着し、一味を撃退する。
と言うわけで、ＯＣＰ社長が実態を知って良心に目覚める話で、
ＴＶ版は割と社長がいい人。それにしても、各話とも話が単純だ。
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第４話
ジョシュ少年の移植用の肺が盗まれる。移植臓器は高価で闇で売買されているのだ。
仲介屋オットーの名前が浮かび、彼は殺されていたが、
残されたＣＤより医大出身のデトリティが犯人と分かる。
しかも、執刀医師がデトリティの級友で、臓器を流していたとわかり逮捕。
ロボは逃走をはかるデトリティらを捕らえ、ジョシュの手術は成功する。
と言うわけで、移植臓器が高価で病院では入手できないと言うが
闇にそんな技術を持った医師が大勢いるのか不思議になる。話は毎回単純だ。
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第５話
ＯＣＰの兵器庫が襲われ、プラズマ砲が奪われる。
ロボは一味の中に、幼なじみフランクの姿を見つける。
残された鑑札から、アマゾン戦争の特殊部隊Ｈ隊の連中とわかる。
生化学実験による、極秘の殺戮計画のための部隊で、全滅したとされていた。
一味はプラズマ砲でメトロネットを破壊すると脅迫。計画の内容公表を要求。
ロボが急行。首謀者の大佐は、オムニウム奪取にフランクらを利用しただけだった。
フランクの協力で大佐を倒すのに成功するが、彼は死ぬ。
と言うわけで、ありがちな極秘任務の連中が生きていたと言う話。
幼なじみと再会するあたりに、感激させる演出はできないものか。
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第６話
ＯＣＰは新麻薬ファンによる犯罪増加に対抗して、自警団ＣＡＰを設立。
更正したと、元ギャングの殺し屋アルバートら前科者に、第５地区をまかせる。
だが彼らはＣＡＰを隠れ蓑に犯罪を続け、実はファンも製造していた。
ＯＣＰはロボやパトカーに、第５地区への侵入を制御する処置を行う。
だが、マディガンはファンの黒幕がＣＡＰと突き止め、社長が侵入禁止を解除。
ロボや警察が急行し、アルバート一味を倒す。
と言うわけで、自警団が犯罪の黒幕と言うのは面白そうだが、
ＯＣＰが陰謀に加担しているわけではなく、何だかやっぱり単純すぎる。
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第７話
ＯＣＰの福祉事業ウェブ・ケアは、生活保護の金で私服を肥やすと非難される。
マーフィの妻ナンシーは不法就労で逮捕され、息子ジミーはロボに助けを求める。
ロボは適法と手出しできないが、逮捕申請がないと知り、ナンシーを助け出す。
社長は違法行為に気づき、首謀者ロイスをクビに。謝罪する事を決意。
ロイスは会見会場襲撃を指示。音波で廃人にする計画だが、ロボが防止波で防御。
一味を逮捕する。
と言うわけで、ロボがかつての妻子を助ける展開。
適法なので手が出せないと言う展開はいいが、後はいまいち。
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第８話
モネ博士はＤＮＡ組み替えで、３時間だけ自由に顔を変える装置を発明。
だが賊に盗まれ、刑務所のモーガンの手に。彼は顔を変えて脱走する。
一味はポール判事を襲撃。ジミーは子供に扮した刺客を目撃する。
ジミーが捕まり、急行したロボは、クレーンで破壊される。ジミーが応急措置。
モーガンはＯＣＰ社長に扮し、ロボの破壊システムを作動させる。
気づいたダイアナが、機能復活プログラムを作動。危機一髪回復。モーガンを倒す。
と言うわけで、自由に顔を変えられる装置は、もっと使い道がありそう。
モーガンは社長を縛って、横で社長に扮して網膜検査するが、これはムダな気がする。
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第９話
トーラン女史は、ＯＣＰのロケット燃料企業を乗っ取る。
実はこの燃料は、１０時間で凝固する欠陥があるが、発射を強行する考えだ。
トーランの部下ビドルは、秘密を知る連中を次々処分。
ロボに感化されたトーランは、爆発を危惧。だがビドルは彼女を人質に。
急行したロボがビドルを氷づけにして倒す。
直前にロケット発射は中止され、トーランは研究所を手放す。
と言うわけで、ちょっときな臭いトーラン女史が、
ロボを欲しがると言う展開は面白いが、途中で改心してしまうので拍子抜け。
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第１０話
ＯＣＰに恨みを持つ爆弾魔ウェバーが脱走。逮捕したマーフィの父にも危険が迫る。
ハイテクが自慢の、対企業テロ部隊グレンジャー隊長は、
過去の手口から次の狙いは記念公園と推理。だがそれは囮。
父は精油所と見抜き、ロボとの協力で爆弾解除に成功する。
続く狙いはＯＣＰ本社。ウェバーはグレンジャーを人質に核爆弾で立てこもる。
復讐が目的で交渉に応じないが、ロボがヘリから突入。寸前で爆弾を解除する。
と言うわけで、今度はマーフィの両親が登場する話。
爆弾魔との対決だが、今回だけ父親ばかり活躍するのはいただけない。
爆弾魔のクセに、立てこもると言う手口もちょっと。
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第１１話
テレビ局のカーニーらは、手出ししない約束で、強盗犯罪の取材を行う。
覆面強盗の正体はモーガンで、ロボとの再三の対決に視聴率が上がる。
次の狙いは１０億ドルの金塊輸送。実はカーニーがモーガンに情報を流していたのだ。
モーガンはロボに失敗させ、評判を落とす計画。本社に乱入。社長らを人質に。
輸送車が襲われると言う予想に反し、社長を人質に金塊を要求する。
だがカーニーとモーガンが仲間割れ。ロボが急行し一味を逮捕する。
しかし、覆面の下のモーガンはニセ者。本物は金庫を掘るが、ロボが急行。逮捕する。
と言うわけで、犯罪現場を取材し、手出ししないと言う将来ありそうな話。
頭の悪そうなモーガンと何度目かの対決で、今回が一番面白い。
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第１２話
ＯＣＰのキャラクター、キャッシュ司令官の商品が子供に大人気に。盗難事件も。
おもちゃ屋にキャッシュのニセ者が現れ、勝手に子供に商品をタダでくばってしまう。
マディガンは、キャッシュの商品に催眠効果があると推理。だが毒物は検出されない。
ロボはニセ者を追跡。ジョーダンと言う科学者で、メガネで情報を伝える方法を発案。
だが、ＯＣＰ販売部長サイモンに横取りされ、爆殺されかけたのだ。
サイモンは、牛乳と混合で催眠薬になる菓子と合わせて、子供たちの心をひきつけ、
１０年後に世界征服する計画。だがジョーンズとロボが協力。サイモンを倒す。
と言うわけで、テレビ版では毎回出てくるキャッシュの本物が登場する話。
商品で洗脳する話はありがちだが、まあそこそこだ。
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第１３話
ロボは武器密輸の捜査で、レジーのテレビ電話を盗聴。一味に奇術師がいると知る。
狙いがＯＣＰ社長と考え、マディガンは奇術師を捜査。偉人マイロの扮装と判明。
マイロは１６年前死亡。息子ジェイミーも事故で死んでいた。
殺し屋は新パトカー発表会を襲撃するが、ロボが阻止。
だが走行テストで、運転するロボが爆破される。
実はジェイミーは娘で、コンパニオンのコーリアだった。
ロボはリモコンで爆死したと見せ、一味を逮捕する。
と言うわけで、奇術師が犯人で、その正体は不明と言うのは面白いが
手口自体に、奇術がたいして使われないのでは拍子抜け。
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第１４話
レジーとモロトフは賭博をめぐり抗争。謎の乱入者の襲撃を受ける。
急行したロボは、元先輩マロイと気づく。マロイはマーフィの証言で服役中のはずだ。
実は、ＯＣＰ警備部長トレントンとデルベッキオ刑務所長が手を組み
マロイをロボット化。自衛市民として賭博犯罪に対抗させると言う計画だ。
その結果、レジーらは手を組み、巨大な犯罪カルテルができてしまう。
計画発覚を恐れたトレントンは、マロイを脱走させ、レジーらに処分させようとする。
ロボが急行。彼がマーフィと知り、正気に戻る。
撃ち合いで一味を逮捕するが、マロイはやられる。
と言うわけで、囚人を改造すると言う展開は面白いが、
その計画が、何かの陰謀と言うわけでもなく、ちと拍子抜け。
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第１５話
ＯＣＰをクビになったカーニーを中心に、女性差別批判団体が台頭。
実はカーニーと元副社長チェイキンが手を組み、ＯＣＰへの復讐を企んでいた。
しかも、買収を企むハマースミスまでも、彼らの仲間だった。
社長に面会と称して彼を誘拐。チェイキンはＯＣＰのシステムにウイルスを入れ、
ダイアナの消去を企む。社長は行方不明で、このままでは理事会で買収されてしまう。
異常に気づいたロボは、抗ウイルスプログラムでダイアナを救出。
社長を救出。チェイキンらを捕らえ、ハマースミスも買収を中止する。
と言うわけで、過去２作品で登場した悪役が再登場する話。
話自体はそれほどでもないが、このシリーズは脇役の再登場に魅力がある気もする。
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第１６話
心臓キラーと言う武器が盗まれる。増幅器を使えば、軍をも倒す代物だ。
武器商人ブロックらは、ロボコップ対策のため、マーフィの妻ナンシーを誘拐。
ロボに直接、心臓キラーの付属品を要求する。ロボはしかたなくこれを盗み出す。
ロボは手配されるが、事情を知ったダイアナが部長らに説明。
ロボは心臓キラーで襲われるが、エネルギーを反転させてブロックを倒す。
と言うわけで、今回の売りは、チャーリーがバーチャルリアリティ装置で
ニューロブレインに入って、ダイアナの存在を知るあたりか。
心臓キラー自体はたいして悪用されないし。
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第１７話
モロトフ一味は、ロシア製キャビアの密輸現場を押さえられるが、
ビデオ撮影は妨害され、部長の目撃証言のみが裁判の材料となる。
ガジェットは真の母サリーを見つけ出し、引き取り申請が受理される。
部長はショックを受けるが、サリーは実はモロトフの一味だった。
しかしサリーも利用されており、モロトフは２人を捕らえるが、ロボが急行して救出。
ＤＮＡ鑑定でサリーが真の母とわかるが、彼女は秘密にする。
と言うわけで、あまり目立たなかったガジェットが中心だが
身内を誘拐すると言うのは、前作と同じでネタ不足と言う感じか。
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第１８話
マディガンは宝石強盗を逮捕するが、バスが暴走。止めようとして重傷を負う。
バスに小型の針が発見される。続いて銀行も襲われ、同様の針が見つかる。
針はナノマシーンと言う極小ロボットの物で、これであらゆる機械を操作できるのだ。
脱走したフェルドトン開発の物で、逮捕した財務局フィンチが、悪用させていた。
フィンチは国税局押収財産を狙う。ナノマシーンで街中を停電させ、ダイアナも不調。
手術中のマディガンは危険な状態だ。ロボはナノマシーンで、逆にダイアナを回復。
フィンチを逮捕。ナノマシーンのおかげでマディガンの手術も成功する。
と言うわけで、超小型ロボットと言うのは、このシリーズ中でも最高のアイデア。
貸金庫のナノマシーンが、深夜に動いて銀行を簡単に襲えると言うのはなかなか。
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第１９話
ビッグビジネスの会略称ＢＢＢでジミーが受賞するが、
祖父ラッセルは、かつて彼が逮捕した爆破犯テッサがいる事に気づく。
彼女はＢＢＢを利用してインサイダー情報で大儲け。
社長とジミーを捕らえ、コンピューターでＯＣＰの株価を落とすのが狙いだ。
だがロボが急行、一味を逮捕。ロボのマスクがはずれ、ラッセルはそれが息子と知る。
と言うわけで、事件の方はさておき、今回の売りは、
父ラッセルがロボの正体を知ると言う展開。それ以外はどうと言う事も。
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第２０話
かつてマディガンが逮捕したロイは、自首死刑に処せられる事に。
だが彼が盗んだ毒ガスが見つかり、事件に対する疑惑が起こる。
当初犯行を否定したロイは、精神鑑定以来別の記憶を植えられたらしい。
実は毒ガス犯であるＯＣＰのサリバンは、犯罪情報網を利用して
組織の情報を消すと約束。だがロボが一味の前で彼を警察の仲間と言ったため、
身の危険を感じたロイは、逮捕されるため毒ガス犯である事を認める。
ロボは処刑場へ急行し、間一髪ロイを救出する。
と言うわけで、自首死刑やら、ニセの記憶を植えるやらはちょっと面白いが
犯罪情報網の発想や、身の危険を感じて逮捕される展開はいまいち。
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第２１話
モーガンは武器庫を襲撃。どうやらチェイキンと手を組んだらしい。
刑務所のマラード博士（クリフ・デヤング）は大統領暗殺を予言するが、
彼も関係している疑いが強い。モーガンが犯行を予告し、式典会場を変更。
だがロボは自身が爆弾と気づく。モーガンが円盤爆弾をすり替えたのだ。
ロボは爆弾を処理し、逃げる一味を逮捕する。
と言うわけで、最終話にふさわしく、３人の犯罪者が手を組む話で
犯行の方も大統領が狙いで大がかり。しかもロボ自身が爆弾と言うのも面白いが
やっぱり何か食いたらない。解決方法が簡単すぎるせいか。
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