第1シーズン
第1話 非情の街ラスベガス
ラスベガスでロイスと言う男性が自殺。
遺言のテープの声を、母はロイスではないと証言。科学捜査班に新人のホリーが到着。
居座ったホームレスを正当防衛で、マイクと言う男が射殺。
だが、グリソムは犠牲者の靴のヒモの結び方が違う事に疑問を感じる。
靴には爪が付着しており、ウォレックは賭け仲間の判事に会い、捜査状を得る。
自殺死体は、巧妙に偽装されている事が判明。
昏睡強盗事件が多発し、プロの女が乳首に毒を塗ったとわかる。
ブロス警部はウォレックを、マイクの事件からはずし、ホリーのおもりに。
だが彼は、賭のために、ホリーを一人で現場に行かせる。
靴の爪がマイクの物と一致し、実は彼が犠牲者をいきなり射殺し、
偽装しようと自分で靴を履いたと判明。マイクは逮捕されるが、
ホリーは舞い戻った犯人に撃たれて危篤状態に。ウォリックは謹慎処分となる。
と言うわけで、科学捜査班に目を向けたシリーズで
第一話はいろんな事件が同時に起こる上、登場人物の紹介がなかなかないので混乱。
リーダーのグリソムは、ちょっと背が低くて中年太り。
有名な俳優でもないし、主役としてはちょっと花がない。
TV放送 2002/04/02 BS5WOWOW 2100-2200
第2話 呪いのジャックポット
カジノで4000万ドルを当てたテッドが飛び降り自殺をするが、
グリソムは自殺ではないと判断。警部が異動になり、グリソムが新リーダーに。
ホリーがやられたため、グリソムはかつての部下サラを呼び寄せる。
キャサリンとサラは、ホリーの事件を調査。
一方、テッドの遺体には腕にケガがあり、もめていた恋人に疑いがかかるが
部屋から出た事が確認され、再度部屋に入れば、保安記録が残るはず。
テッドの前にゲームマシンで11時間も遊んでいた男に注目。
その直後に、テッドが大当たりをしたので、逆恨みしたと判断して取り調べる。
彼が屋上に行ったのは確かだが、一人で自殺しようとし断念したと判明。
テッドの靴には屋上の土はついていなかった。
ホリーは自分の銃で撃たれたと判明。
ウォリックは、賭のために仕事を離れ、その間にホリーが撃たれと事を悔やむ。
おまけにホリーは死亡。犯人は現場に残ったポケベルを取り戻そうとし逮捕。
テッドの頭にはダイヤの傷があり、これが致命傷に。
ドアも閉め方によっては記録は残らず、ひそんでいた恋人がテッドを殺害したと判明。
ウォリックは自殺を決意するが、グリソムは君まで失えないと引き留める。
と言うわけで、今回も2つの事件がからんで、見ているとちょっとつらい。
おまけに、普通だとシリーズを通じて成長していくべき新人がいきなり殉職。
古株の連中ばかりが残って、一人は何やら賭の事が影を投げて
どうなる事やらと言う感じだ。
TV放送 2002/04/09 BS05 2100-2200
第3話 誘惑の罠
女性ローラが生き埋めにされ、脅迫テープが届く。
周囲の音から送電線の近くと判明。残された土から金山が近い事もわかる。
夫ギャラスは身代金を払い、受け渡し場所に現れたチップが逮捕される。
グリソムらは赤外線でローラを発見、救出する。
子供のひき逃げ事件が発生。ナンバープレートの痕跡から、ムーア氏が判明。
ムーアは認めるが、座高が異なる事が判明。孫のジェームズが運転したと確信。
キャサリンはムーアが孫をかばっていると感じるが、事実を暴くべきか悩む。
ハンドルにジェームズの歯のかけらが見つかり、彼の犯行と確定する。
ローラは犯人の顔を見ていないと言うが、彼女の毛髪が前の座席で見つかる。
縛られても薬も飲まされておらず、共犯の可能性が。
ローラはチップとかけおちする気だったが、身代金を独り占めしようと
彼女を生き埋めに。脅迫テープにかすかに彼女の言葉が録音されていた。
裏切りにもかかわらず、共犯である事を隠すために、ローラは黙っていたのだ。
と言うわけで、ようやく第3話を見る。1話と2話のような連続性はないが、
被害者かに思える人物がウソの証言をしたりしても、
緻密な捜査で暴いていく展開はなかなか面白い。
ただし、まだキャラの区別はあまりつかず。
TV放送 2002/04/16 BS05 2100-2200
第4話 不倫の果て DNAの証言
湖で切断された死体が見つかる。ウエンディという女性で、切断は死後と判明。
犠牲者の体内には、夫バージャ氏とは別の精液が。浮気していたらしい。
大学寮でジェームズが首吊り自殺。だが、舌をかんでいないのは不自然。
しごきによる事故の疑いが出る。
ウエンディの頭部には緑色の破片が。肺に水が入っていないから溺死ではない。
胃の内容からイカ料理を食べたとわかり、浮気相手はスウェルコと判明。
ジェームズの先輩カイルは、レバーを飲みこんでみせて窒息したと言い、
応急措置したと言うが、痕跡はない。ペニスにはジルのサインが。
ジルはカイルの恋人で、嫉妬してレバーを飲み込ませて窒息死したと判明。
判事はウォリックに証拠隠滅を要求するが、警部に連絡。判事は逮捕される。
グリソムは漂流したボートを発見。ボートの色はウェンディの頭部の木片と判明。
ボートはガス欠しており、強引にエンジンをかけようとして転倒。
肩を脱臼し、湖に落ち、スクリューで足を切断する事故だったとわかる。
だが、バージャはスウェルコの犯行と思いこみ、彼を射殺してしまう。
と言うわけで、毎回、複数の事件が同時進行なので物語はスピーディ。
今回のメインの話は、不倫の男性をめぐる話で
結局事故死だったのにと言う展開が面白いのだが、
かなり特殊な死に方だと断定するには、証拠がまだ少ない気もするが。
TV放送 2002/04/23 BS05 2100-2200
第5話 血しぶきの謎
砂漠で男の全裸死体が見つかる。乾燥して証拠がなくなっているが、
グリソムはウジを分析。ボビーと言う男が、友人エリックだと証言。
ウジからは合法麻薬ジムソンウィードが検出される。
ゴミ捨て場で死体が見つかる。死体は先週葬儀があった女性だ。
何者かが墓泥棒をし、棺まで盗まれたと判明。葬儀社が棺を使い回ししていた。
校長が鈍器で殴殺され、理事長ケートは襲われて殴ったと証言。
だが、血のついていない壁があり、キャサリンは第三の人物がいたと確信。
友人ジュリアが二人が会う際に、証人として立ち合っていたと認める。
麻薬の売人イーサンが見つかり、致死性があったのではと追求。
だが毒性は低く、釈放する事に。
校長の服の血痕から、小指に特徴のある手形が浮かぶ。
ジュリアは小指をねんざしており、彼女が校長を押さえていたと判明。
ケートとのレズ関係を校長にゆすられ殺害したのだ。
ボビーの手に歯形が見つかる。薬で幻覚を起こし、エリックは体温が上がり全裸に。
幻覚を見たボビーは、エリックを殺害したのだが、記憶がないと言う。
エリックの鼻には、ボビーが作った花火の粉末が。そして歯形はエリックと一致した。
と言うわけで、今回のメインの話は麻薬がらみ。
麻薬の売人とかはおとがめなしで、
同じ犠牲者とも言うべき青年が逮捕されるのが気の毒。
売人にも何らかのダメージを与えたいところだが
人間味を捨てろと言うやり方が、このドラマの特色か。
TV放送 2002/04/30 BS05 2100-2200
第6話 犯罪の真実の謎
床下から女性の白骨死体が見つかり、肋骨に傷が見つかる。
顔の復元のプロ、テリーが女性の顔を復元。犠牲者はフェイと判明する。
鈍器で頭を殴られたらしく、塩が付着している。海岸での犯行かも知れない。
タイナー巡査が追いつめた男が自殺した事件を調査。タイナーの銃弾が減っていた。
現場を捜索するが、弾丸は見つからず、少年はタイナーが射殺したと証言する。
ジープのスペアタイヤに弾丸が見つかり、弾道から少年の証言がウソと判明。
タイナーの話が正しかったのだ。
キャサリンの元夫エディがレイプ容疑で訴えられる。当人は合意だと主張。
被害者エイプリルには避妊フィルムをつけた形跡があり、予期していたと判明。
彼女は、エディを困らせようとウソをついたのだ。
フェイの当時の恋人ジェイソンを調査。床板に砂粒を見つけ、
水槽の砂と判明。床には手形の血の痕跡が残されていた。
ジェイソンに疑いがかかるが、当時二人の関係をねたんだ妻エイミーの犯行だった。
と言うわけで、今回は白骨から事件を探るわけだが
白骨の復顔術は、科学捜査と言っても目新しい物ではない。
いつも怪しい人とは別に真犯人がいるので、
容疑者の妻は最初から怪しかった。
TV放送 2002/05/07 BS05 2100-2200
第7話 惨劇の家
夫婦と子供4人が惨殺され、多数の刺し傷と落書きが見つかる。
生き延びたのは娘ティナと妹ブレンダ。無表情なブレンダはバッファローと言う。
カルトの犯行説もあるが、庭ではタバコ等を発見。さらにバイクの痕跡も。
血の量とティナの行動が不審な事から、彼女に疑いが。
スクーターを借りた男が、ティナの恋人ジョシュと判明。タバコも彼の物だ。
ゴミ箱でスクーターと血のついたズボンが見つかり、犯行を認める。
だがウソ発見器では、動機だけがウソと判明。
廊下の血痕はブレンダの部屋から移動しており、
あきらかにジョシュとは別人の犯行だ。ブレンダが性的虐待を受けていたと判明。
ティナが犯人である父と、守ってくれなかったと、家族も殺害したのだ。
ティナ自身も父の虐待を受け、ブレンダは彼女の娘だった。
彼女は娘を守るためにやったのだ。
と言うわけで、今まで3つくらいの事件が同時進行だったが
今回は1つの大事件に当たると言う感じ。
それは4人が惨殺される事件で、難解な事件かと思えば
割に当たり前な犯人。だがその真相たるや後味はあまり良くない。
TV放送 2002/05/14 BS05 2100-2200
第8話 グリッソムへの挑戦者
ホテルのバスタブでピストル自殺死体が見つかる。テープの遺言を残していたが
3ヶ月前にも、同様の手口で、自殺に見せかけた殺人があった。
大量の指紋を残したが、すべか偽装。グリソムに挑戦しているかのようだ。
ダムから車が転落し、後部座席の男は意識不明。ニックらは事件を推理する。
落下寸前に運転手が逃走した説。強盗に襲われ、後部座席に座らされた説。
いろいろ考えるが、意識の戻った男によると、酔っぱらって運転を誤り
崖の所で後部座席に逃げたが転落したと言う。他の車の跡は以前からあった物だ。
自殺事件のテープを分析。二人とも何かを読まされている。紙の音がするのだ。
二人は1歳違いだが、誕生日は同じ。テープも逆に録音されており、
1年さかのぼっている事に意味があるらしい。
レコーダに指紋を見つけるが、それは何とグリソムの指紋だった。
特殊メイクのミランダが作った手が現場に。犠牲者の金が下ろされており
監視カメラには、鳩の絵を見せるホームレスの映像が。
ホームレスを追求。その特徴から、頼んだのがミランダだと判明。
彼の手に触った際に、グリソムの指紋を採られたのだ。
彼の父はバスタブで射殺されたが、警察は自殺として処理した。
そしてその殺された日に生まれた人物を犠牲者に選んでいたのだ。
警察はミランダの家を急襲するがもぬけの殻。
その頃、オフィスに現れたミランダは、監視カメラに姿を残していた。
と言うわけで、シリーズ初めての強敵登場。
いろいろ裏をかかれて、最後に逃げ切られるあたりも面白いが
最初の内から容疑者の中にいたと言うのは拍子抜け。
今後の活躍に期待したい。
TV放送 2002/05/21 BS05 2100-2200
第9話 高度3万フィートの密室殺人
旅客機で飛行中に、乗客のトニーが死亡。
ファーストクラスの10人は暴れて死んだと一致するが、口裏を合わせてるかも。
離陸30分後に彼は騒ぎ出したが、薬物の兆候はなかった。
メッツはイスを蹴られたと言うが、彼のこぶしにも傷が。ルーの頬にも傷が。
マリーンの席には割れたボトルが。マーサらはトイレでセックスしていたらしい。
トニー背中には足跡があり、エベレット。マックス。ドクターバリーの物と判明。
バリーは人工呼吸をした際に踏んでしまったと主張。
だが人工呼吸器を使用した形跡はない。トニーの頭蓋内には出血が。
脳炎にかかっており、幻覚で錯乱する可能性がある。人形で状況を再現。
トニーが暴れたため、何人かともめ、彼はドアを開けようとする。
あわてた皆ともみ合い、逃げようとしたが興奮した皆が踏みつけたのだ。
死体はドアから3メートル離れていたのだ。バリーは努力したように細工。
5人の犯行と確信するが、保安官は有罪にできないと立件しない事に。
興奮するのも仕方ないとの意見も出たがグリソムは、トニーの立場で考えろと言う。
と言うわけで、今回も1つの事件に集中。
誰も証言しない事から、全員が犯人と言うのは予想でき、
「オリエント急行殺人事件」のノリかと思ったが、動機は割に突発的。
証拠が出ても逮捕できない事もあるのは、ちょっと後味が良くない。
TV放送 2002/05/28 BS05 2100-2200
第10話 死者の悲鳴
虫のたかった腐乱死体が見つかる。虐待を受けた形跡があり、
至近距離から撃たれたらしい。
被害者はケイ。夫スコットは家出したと思ったと言い、暴力は否定。
ソレンセンと言う画家の絵が盗まれ捜査。壁に耳の跡が残され分析。
耳型から息子ジェーソンの犯行と判明。売ろうとした絵は車のトランクで見つかる。
だが分析の結果、それは贋作とわかる。
絵に夢中で息子に関心のない父に反発した犯行で、
それを悟った父は、告訴する事で息子と対峙する事にする。
シビルと言う女性の失踪事件も調査。だが浮気と判明。
死体の虫から、ケイの死亡時期は3日前と判明。だがスコットにはアリバイがあった。
毛布で死体を巻けば、虫がたかるのも時間がかかる。
死後5日だったと修正するが、保安官はそれでは陪審員が納得しないと言う。
そこでケイを解剖。スコット特製の弾の痕跡が見つかり、彼が逮捕される。
ウォリックが、勤務中にギャンブルをしていたとの噂が。
カジノの監視カメラに彼の姿が見つかる。
と言うわけで、今回はグリソムが得意分野だという虫に挑戦。
根気のいる作業で死亡時間を特定するが
それが証拠に使えないと言われ、前回と同じパターンかに思えたが
最後には一応逮捕。しかし、新たな証拠の方は割に当たり前の物で
物語としてはいまいち。
TV放送 2002/06/04 BS05 2100-2200
第11話 刻まれた5つの殺人予告
スーパーでマーガレットと言う女性が失踪。トイレのドアには落書きが。
「5人殺した。捕まらない」筆跡鑑定家は、女性の字と判断。
各地のスーパーで同様の落書きが見つかり、5名が行方不明とわかる。
それはすべて15号線沿いだった。やがて、ジョーンと言う不明者の死体が見つかる。
腐敗の様子から冷凍されていたらしい。冷凍車で移動している可能性がある。
勤務中にカジノにいたとウォリックが、職場復帰した事にサラは不満げだ。
二人は空き巣に兄が撃たれたと言う事件を捜査。だが金品は盗まれていない。
弟のズボンには、ガラスの破片が。彼は株の売買で借金しているらしい。
実験の結果、ガラスの痕跡は室内から割った物と判明。
パソコンの中に隠された拳銃が見つかる。拳銃にはめり込んだガラスが。
親の遺産を兄が管理している事を不満に思っての犯行だった。
ニックは娼婦の知人クリスティが、警備員を殴ったと言う傷害事件を調査。
クリスティの服には、つばを吐かれた痕跡が。警備員の物かは不明だ。
封筒をなめた唾液から鑑定し、クリスティは無実と判明。事件は取り下げられる。
女性運転手を見つけるが、筆跡から別人と判明。犯人は男かも知れない。
5つのスーパーへ行っている車を見つけ、運転手と一緒にいた女性を逮捕。
冷凍車で死体を発見。運転席でまだ生きていたマーガレットも見つかる。
女性が助けを求め、隠れていた男が捕らえ、その間に女性が落書きを残したのだ。
ウォリックは少年の保釈金を払うため、貸した金を取り立てにカジノへ行ったと判明。
賭はしていなかった。彼は疑問があれば直接聞けと言う。
と言うわけで、賭をしていた疑惑でウォリックが窮地にと思いきや
その話は大して展開せず。
もっぱら、女性失踪事件の捜査がメインで
5つのトイレのドアを並べるのも面白いが、ドアの大きさが全部同じなのが気になる。
犯行の面白さに比べて、犯人が意外に簡単に捕まるのも困りもの。
TV放送 2002/07/27 BS05 0140-0230
第12話 逆転無罪 逆転有罪
グリソムの所に、拘置所のデーモンよりビデオテープが届く。
妻子を殺した容疑で逮捕された男で、不利な条件がそろい死刑とも言われる。
別の課のエクリンが担当した事件で、火をつけた形跡があると言う。
夫婦仲は悪かったと言うが、デーモンはコンビニに行ったと証言。
部屋に火がこもっていると感じ、消防士であるデーモンはドアを開けずに逃げた。
購入したガソリンは、芝刈り機用でガレージに置いたと言う。
だが、デーモンの手にはヤケドが。ドアの周囲の燃え方も不自然だ。
放火なら何カ所にも火をつけるが、なぜ1カ所だけが燃えているのか。
賭場で使い走りをしていた少年が射殺される。車には大量の札束が。
仲間の犯行として調査。犯行現場の車に鼻汁が付着しており、彼らの鼻を分析。
だが、誰ともDNAは一致しない。賭場の男が風邪を引いていたため犯人と判明。
上がりの金を狙ったが、怖くなって逃げ出したのだ。
ドアの燃え方は、ドアを開けた事によると断定。
消防士だが基礎を忘れたため隠していたと認める。家族を守れなかったと悔やむ。
消防士が別の部屋に移していたが、大型のヒーターが見つかる。
業務用で、オーバーロードし配線から出火する可能性もある。
デーモンはケンカしていたと認め、妻がランプを投げたと言う。
ランプの灯油がこぼれ、スパークした火が引火したのだ。
デーモンは釈放されるが、彼が妹と言っていたのは、浮気相手とわかる。
と言うわけで、副題から、容疑者が無実に思えるが、
実はやっぱり犯人だったと言う展開と思いきや、そうでもなかった。
必ずしも悪役がいないと言うのも、このドラマの結末の変わったパターン。
少年殺しの方は、いまいち面白くない。
TV放送 2002/06/25 BS05 2100-2200
第13話 大爆破 絶体絶命
ビルで爆破事件が発生。警備員のジェイクが死亡。部品にはFPの文字が。
同僚のドミニクは爆弾マニアで、容疑がかかるが、捜査に協力する事に浮かれる。
爆弾に使用された目覚まし時計もドミニクが購入している。
破片を記念に持ち帰っており、ドミニクは逮捕される。
ニックはカジノでもめていた娼婦クリスティを家まで送るが、翌日、彼女が殺される。
家には大量の指紋があり、一度逮捕されれば疑いが晴れてもクビは免れない。
もめていたジャックの車が駐車場で目撃されているが、状況はニックに不利だ。
保安官はニックを逮捕しようとするが、キャサリンは12時間待たせる。
精子を分析すると、セックスと犯行時刻が離れている事が判明。
犯行現場で見つかったヒモに付着したDNAは、ジャックと一致。
ぽん引きのジャックは、クリスティに手を引くと言われ殺害したのだった。
レンタカー屋で新たな爆破事件が発生し、ドミニクは釈放される。
レンタカーの本部は、爆破されたビルにあり、失業中の元店長スターリングに疑いが。
だが、部品に掘ったのはエッチングの針で、スターリングは購入していない。
購入したのは、彼の息子タイラーが通学する学校だった。
タイラーは、父の失業に腹を立て、インターネットで覚えた爆弾を爆破。
高校にも爆弾をセットしたと自供。警察無線を傍受したドミニクも現場へ。
グリソムらもかけつけるが、爆弾を動かしてドミニクは爆死。
トップニュースになりたいと言う彼の願いは、こうしてかなえられた。
と言うわけで、爆破事件の散らばった破片の分析というのが目新しい点で
メンバーのニックが窮地に陥る展開も。
怪しい警備員が犯人でないのは、まあありそうな話だが、
結末はちょっとかわいそう。
TV放送 2002/07/02 BS05 2100-2200
第14話 享楽の一夜
山中で骨が発見。緻密な調査の結果、100個以上の骨が見つかる。
歯形を検索し、骨の専門家テリーにも調査を依頼。死後直後に切断されたらしい。
ベネット氏と判明。夫人とは仲は良かったと言う。
風呂場で血痕が見つかり、電動ノコギリも見つかる。切断面にも特徴が。
7ヶ月も行方不明なのに、捜査願いを出さなかったのも不審だ。
切断時に血が出ていない事から、死亡後に切断したと判断。
夫人は、お金がないので葬式ができず、切断した事を認める。
しかし、死後も夫の年金を小切手化した事は詐欺になる。
骨に付着した筋肉から、致死量を上回る強心剤が見つかる。
毒殺も考えられたが、心臓病で悩む夫は、年金を減らされないよう、
遺体を隠すよう指示。犯罪の証明は不可能だと、捜査を中止する。
モーテルで頭部を殴られた死体が見つかる。リンという女性が呼んだダンサーらしい。
メグの独身最後のパーティで、3人で遊んだが、彼だけが残ったと称する。
しかしリンの手首には不審な傷が。彼女たちはなかなか話そうとしないが、
リンは彼にレイプされ、手首の傷はその時の物と証言。モーテルでダイヤを発見。
検査の結果、レイプはされていないとわかり、式を中止させて取り調べする。
セックスしたのはメグと判明。メグは途中で気が変わり、
やめようとしない相手をスタンドで殴ったと認める。だが、彼女の指輪に損傷はない。
一方、婚約者ルークの指輪は損傷していた。彼はパーティの話を聞いてかけつけ
リンともめ彼女の手首に傷が、そしてスタンドで殴り、ダイヤがはずれたのだった。
と言うわけで、今回は骨の分析とかがメインで
そこからどう犯行を見つけ出すかと思えば、結局特定できず。
この手のパターンが多いような気がするが、見ていてつらい。
ちょっと生意気そうな女性陣の犯行が明らかになるのは面白そうだったが
真犯人は別だったし。
TV放送 2002/07/09 BS05 2100-2200
第15話 歪んだ愛
ウォリックはエレベータでの射殺死体を捜査。
銃も残している手口は、むしろプロの犯行で、指紋が見つかる事も期待できない。
射殺されたタイソンは、カジノの借金を払えず始末されたらしい。
捜査続行は断念。ウォリックは同じギャンブラーとして同情する。
海外旅行中のポーシャの屋敷で開かれたパーティで、プールに死体が見つかる。
プールの底にはCMと書かれたカフスボタンが。
絞殺されたらしく、ダンサーのレイシーとわかるが、ゲストのリストに名前はない。
彼女の楽屋には、ポーシャからもらったらしきオルゴールが見つかる。
オルゴールは毎年夫が贈った物らしく、人へ譲る事は考えにくい。
レイシーはレイプされた形跡があり、
その精液は10年前の未解決レイプ事件の容疑者チャド・マシューズの物と判明。
ポーラの水着や財布は残されており、カードを使用した形跡もない。
暖炉では歯が見つかり、ポーシャ殺害の疑いもかかる。
舞台用のカツラからポーシャの歯と判明。
留守番をしていたパトリック夫妻は偽名で、パトリックこそチャドと判明。
彼らはパーティで得た募金が現金化されるのを待ち、屋敷に留まっていたのだ。
さらに二人のDNAより、彼らが兄妹と判明。
妹はレイシーがパトリックの相棒になると言いだしため殺害。
ポーシャは池のピラニアが食べたと判明。殺したのはパトリックだった。
と言うわけで、いかにも怪しい二人を追いつめる話で
ヘアブラシの毛髪を隠したりして、最初は巧みな感じだったが
何となく、最後はあっさりしすぎ。
もう一つの事件の方は、結局解決しないし。
TV放送 2002/07/16 BS05 2100-2200
第16話 氏名不詳の女ジェーン・ドー
身元不明で意識不明の黒人女性が見つかり、レイプの可能性もある。
現場にはベルト通しが落ちており、犯人の物かも知れない。
非行少年グループの帽子が残されており、度胸試しで人を襲った可能性も。
精液と野球帽のDNAは一致するが、記録にある人物ではない。
ロイがチャッキーを撃った事件で、ロイは正当防衛と主張するが、
チャッキーの妻ドリアンは背後から撃ったと言う。
ドリアンの証言を聞く内、最初の銃声の際には部屋にいたと判明。
2発目には外に出たと言うが、すばやく外へ出られたとは考えにくい。
ロイはドライバーで腕を刺されたと言い、確かにその傷もある。
しかし、検死官の分析では、撃たれたのは確かに背後からだ。
分析では、2発目は距離が近づいており、逃げていたと言う妻の証言とは合わない。
弾道を分析すると、頭から突っ込もうとしたチャッキーを、背中から撃ったと判明。
これは正当防衛だが、2発目は背後から撃っている。これは犯罪だ。
サラは、黒人女性が買い物中に失踪した女性パメラだと判断。
警察犬がトニーと言う少年を発見。ベルト通しも彼の物と判明。
パメラは植物状態で生き長らえ、未成年ゆえにトニーは4年で出所できる。
サラはやりきれなかったが、グリソムは割り切る事だと言う。
と言うわけで、レイプ事件と犯罪か正当防衛かわからない射殺事件の話。
射殺事件の方は、弾道でそこまで推理するのは難しい気がするし
レイプ事件の方と合わせて、何やら解決したと言う感じがせず後味は良くない。
TV放送 2002/07/23 BS05 2100-2200
第17話 心の闇多重人格
陶器店が荒らされ、フェントンという男の死体が。泥棒の仲間割れかも知れない。
彼の服には裏口にあったシダの胞子が。そして金庫にはメリッサという女性の指紋が。
20年前に4歳で行方不明になった女性だ。かなり古く、殺人には無関係らしい。
フェントンと同様の手口でかつて逮捕された、元相棒ハンソンにも疑いが。
だがアリバイがあり釈放される。フェントンの娘タミーも盗みにつきあったと認めるが
先に一人だけ逃げたと言う。やがてテリーがメリッサの25歳の顔を復元。
タミーこそ、成長したメリッサと判明する。指紋は下見の際についたに違いない。
ナディアがイスで焼死。木綿の切れ端は残っているのに、死体は骨まで燃えている。
夫は寝室で寝ており、起きたら燃え尽きていたと言い、自然発火説まで出る。
骨髄も燃えており、死体を切断した場合とは異なり、イスには燃やした形跡がない。
大量の睡眠薬を飲んだ形跡があり、タバコで発火した可能性もある。
ナイトガウンが芯となり、芯だけが燃え残ったのだ。
フェントンの死体に付着したペンキから、凶器に使われた置物が見つかる。
メリッサの真の母によると、タミーが母と言うマーラはベビーシッターだったと言う。
タミーの家で見つかった手袋には、置物のペンキが付着。彼女は逮捕される。
だが、彼女は二重人格らしく、メリッサの人格が殺したと主張。
しかし、タミーは精神異常を演じている節があり、信用できない。
真の両親は、借金した末彼女を保釈させ、その後タミーは姿を消してしまう。
両親は逃亡を幇助するため、複数のバスのキップを購入して、捜査を攪乱。
逮捕されるが、納得の上の行動だった。逃走したタミーは、ハンソンと合流。
二人は知り合いで、ハンソンがフェントンの素性を知らせ殺人をそそのかしたのだ。
と言うわけで、今回も3つの事件と思わせて
2つに関連があったという展開も面白いが
少女が二重人格というあたりは、大して描かれず消化不良。
育ての父の元相棒が、殺人をそそのかしたという展開も面白いが
そこで終わられてしまうと、ちょっと最悪の結末という感じだ。
TV放送 2002/07/30 BS05 2100-2200
第18話 殺人依頼 第三の犯人
レストランを出た男女が惨殺され、車が盗まれる。目撃者はジャスティンのみ。
人工呼吸しようとしたが、助からなかったと言う。
切り傷から、犯人は左利きらしく、女性エイミーは1回で殺害。
男性ケビンは抵抗したらしい。切り傷は二種類あり、犯人は二人らしい。
やがて盗まれた車が見つかるが、中にはジェシカと言う女性の死体が。
エイミーの体内からは刃物の破片が見つかり、ダガーという凶器と判明。
犯人は折れた状態でケビンを刺しており、凶器は1つ。犯人も一人とわかる。
車にはジェシカの指紋しかなく、最後に運転したのはジェシカらしい。
キャサリンは崩壊し3人が死亡した家を調査。地下室には木材を食べる虫があり
ずさんな修理の形跡があり、監督官の怠慢もあり得る。
柱には打撃を受けた形跡が。かつての住人が、改善を求めてハンマーで叩いた事があり
崩壊を招くほどではなかったらしい。
家の上空は訓練機が飛行し、50年間音の振動で家が崩壊したと証明。
様々な原因が複合して要因になったと断定する。
ケビンの傷は腰から上だけなのに、靴に血が付いている事に注目。
犯人は刃物を振り回し、ジェシカを傷つけ、彼女が足を押さえていた可能性もある。
ジェシカは共犯なのだ。さらに、ケビンがジェシカに電話した事が判明。
ケビンはジェシカとできており、送金して妻を殺させようとしたが、何かの手違いが。
ジャスティンの服には、ケビンの手形が。ケビンは抵抗しており、人工呼吸はウソだ。
さらにエイミーもジャスティンに送金したと判明。浮気を知ったエイミーは
金を倍にしてケビン殺害を依頼したが、ジャスティンは双方を殺害して総取りに。
騒いだジェシカも始末したと判明。ジェシカは逃走し、
人が来たため、ケビンらを助けたフリしたのだった。
と言うわけで、3人が謎の死を遂げる事件が発生。
互いに複雑な関係にあったと言うわけだが、
やはり第1発見者は最も怪しいわけで、
ドラマ上、ああいう形で出てくれば、
こいつが実は犯人だろうとと言うのは予想できてしまう。
むしろ、最初怪しまれて、違うと判明し、
別の犯人が明らかに、と思わせて、やっぱりと言う方が面白そうだが
あまりひねるのも考え物か。
TV放送 2002/08/06 BS05 2100-2200
第19話 殺意なき殺人
IT産業で儲けたアンダーソン夫妻の赤ん坊ザックが誘拐される。
窓にはハシゴが残され、庭には足跡が。ベットに毛髪。寝室の床には洗剤の匂い。
隣のゴルフ場でザックの死体が見つかる。窒息死らしい。
毛布にくるまれており、殺す意志はなかったのかも知れない。
子供部屋の血痕は、長男タイラーがガラスを割った時の物と判明。庭の跡も庭師の物。
ベットの毛髪は、アンダーソンの秘書ニードラの物で、不倫関係と判明。
アンダーソンはすでに別れたが、子供を見たいと言い、妻の不在中に見せたと白状。
妻グエンは、13年前にタイラーを揺さぶりすぎて意識不明にした事件を起こした。
幼児虐待で立件されたが、グエンは食べ物をのどに詰まらせたためと主張。
幼い次男ロビーと会っても、抱こうとしない事に不審に感ずる。
のどに詰まらせた繊維は鍋つかみの物と判明。アンダーソンが電話した時
背後にグエンの動揺した声が聞こえる。夫婦は死体をどう処分するかで混乱。
脅迫状をでっちあげたが、両親だからこそ値段をつけられなかったのだと推理する。
会社のプリンタで印字したが、殺した事にはならない。
ザックが死んだ夜には、タイラーが子守をしていたと追求すると、グエンが自供。
泣きやまなかったためと言うが、事実とは思えない。電話の記録を調査。
その会話から、タイラーが恋人に電話していた時、ロビーがイタズラをしたと断定。
救急車を呼ぼうとしたが躊躇。両親が帰宅し、ロビーのために事実を隠したのだ。
3歳の子供だが、その事は死ぬまで非難されるに違いない。
グエンがロビーを抱けなかったのはそのためだった。
と言うわけで、家族内に意外な犯人がと言う展開でなかなか面白い。
でもまあ、途中から容疑者は家族内に絞られたわけで
意外と言っても、ある程度は予想ついたかも。
TV放送 2002/08/20 BS05 2100-2200
第20話 引き裂かれた静寂の闇
女性が運転する車が人を引くが、すでに死亡しており、殺したのは大型車と判明。
死体は聴覚障害者のブライアン。近くの大学に通学している。
学長は健常者に偏見を持ち、捜査に非協力的だったが、グリソムが手話で説得。
同室のポールに疑いをかけるが、脳波にもウソをついている形跡はない。
服にはシラミがついており、犯人にシラミがいた可能性が。
コーヒー店で発砲事件があり、5名が死亡。店員エリンは妊娠していた。
カジノの元オーナーフリンとボディガードも殺されていた。
ボディガードは1発も撃っていない。フリンに雇われた店長ケンタルは銃を所持。
フリンを狙った事件として調査。しかし位置関係から考えると不審な弾痕が。
狙いがエリンだったとすると、説明がつく。後は口封じだ。
ケンタルは妊娠したエリンともめ、彼女を射殺。
他の店員も撃ち、たまたま現れたフリンらも射殺したのだ。
タイヤマークから車を特定。アダムの物と判明。
アダムは何かを引いたと認め、シラミから運転はマークとわかる。
口論中に引いたが、犬と思って立ち去ったと言うが、
被害者の服にシラミがあったため、車を止めたと推理。アダムが通報を止めたのだ。
未成年の彼らは、酒を買うためにブライアンに声をかけたが、
彼には聞こえず、無視されたと思い殴り、追ってきたのでひき殺したのだ。
と言うわけで、今回はひき逃げ事件なので
事件としては地味なのだが、聴覚障害者がかかわったところがミソ。
彼らにどう接するかがポイントになるわけだが
それは科学捜査とはあまり関係がない気がする。
一方の発砲事件の方は、
ある程度予想した通りの展開だが、そんなに射殺したら死刑だろうが。
TV放送 2002/08/27 BS05 2200-2257
第21話 悪魔に魅入られた女
ランニング中の男性テリーが、動物に襲われて死亡。内臓を取り出した形跡が。
大型犬でかみ癖のある犬から、栄養学の女医ヒルリッジの犬と断定される。
関与を否定するが、歯形から確信。内臓を密輸している可能性もある。
持ち物の血液反応を調査するが、意外にもジューサーから反応が出る。
臓器を売ったのではなく、自ら血液を飲んでいたのだ。
ポルフェリン症と言い、血液を採らないと死んでしまう体質なのだ。
人工の物もあるが人間の血には勝てず、血液の多い内臓を摘出。
血を汚さないように、銃で撃たず、犬に襲わせていたのだった。
移動遊園地で、娘サンディが落下して死ぬ。
乗り物のベルトはゆるめで、落下する危険性があった。
オーナーのピケンズは性犯罪で仮出獄中。薬物もやっているらしい。
キャサリンはトンネル内でイタズラをしていたと決めつける。
だが溺死にしては池は浅く、頭部を打って気絶した形跡もない。
誰かが座席から引きずりおろしおぼれさせた殺人だ。だが、隣の母は事故だと言う。
人形で検証すると、ベルトをゆるめても引きずり下ろすのは不可能と判明。
可能なのは母カーラだけだった。
恋人ができ、新婚のようになりたくて、邪魔になった娘を殺害したのだった。
と言うわけで、今回も2つの事件が発生。
副題から、女性が犯人というのは予想ができ
特に、遊園地の事故の方は、最初から母親が怪しかった。
そして、女医の方も、ジュースを勧めたあたりに不審な物があり
いやーな予感がしたが、まさにその通りに。
いずれにせよ、どちらもだいたい読めてしまい、
そろそろネタ切れなのか。
TV放送 2002/09/10 BS05 2100-2200
第22話 血塗られた足跡
下着の女性が車を暴走させて逮捕され、トランクからは生首が見つかる。
首の正体はダシルバ氏の物。男と遊んでいたが、変質者と知りそのまま逃走。
注射されていた車を盗んで逃げ出したと証言。釈放される。
車にはピーナッツの殻が。ダシルバの家にはペンキ塗りの男がいたが無関係らしい。
荒れ地で頭のない死体が発見。皮もはがれ、手足も切られている。
周囲に足跡はなく、地面にめり込んでいる。ダシルバではと考えるが、胴の幅が広く
高所から落とされてつぶれたと判明。その正体はゴリラだった。
密猟者のしわざで、体の各所は商品として利用され、小型機から捨てられたのだ。
小型機を特定するのは、まず不可能だった。
やがてダシルバの倉庫で、胴体部分が見つかる。トランクに押し込もうとし
頭部が入らずに切断したらしい。現場に残された靴のサイズは、ダシルバと異なる。
死体はビニールにくるまれており、ペンキを塗っていた家で殺害されたらしい。
ピーナッツを出す店の店員ハップルに疑いが。
彼らは恋人同士だったが、ダシルバに男ができて追い出され、殺害に至ったのだ。
ビニールにも彼の指紋が。だが、現場に忘れ物をし、戻った間に盗まれたのだった。
少年院のジェームズは殺人事件を目撃し、ウォリックに相談。
少年同士の対立による殺人で、証言を拒否すれば刑務所へ。証言すれば殺される。
トイレの水道管から、とがらせた歯ブラシを発見。
ロニーがひげそりにも利用したため、DNAが一致し犯人を特定。
証拠がそろっているので、ジェームズは証言する必要がなくなった。
と言うわけで、今回は都合4つの事件が起こるが、死体の2つは同一人物。
ゴリラとは言え、もう1つの事件も死体が見つかるという事件。
少年院の事件も、登場人物は3話に出てきたジェームズだし
いろいろ工夫しているのはわかるが、何となく煮詰まったような感じだ。
TV放送 2002/09/17 BS05 2100-2200
第23話 CSI解散の危機!
3件の連続レイプ殺人事件が発生。同じ手口で頭部を殴り、そこにある凶器を使用。
意識を戻させてレイプし続け、最後には絞殺するのだ。
グリソムは顕示欲のある犯人と推理。だがFBIのカルペッパーが乗り出す。
警備員ゴーグルは、何者かが逃走するのを目撃したと言う。
プラスチックの破片が子宮に。口にはタオルらしき繊維が。
そして落ちていた毛髪は、ハサミで切った物で、犯人がわざと残したらしい。
残された精液は3回とも一致。中には赤いケチャップを混入。だがDNAは隠せない。
FBIはサラによる囮捜査を強行する。スーパーで不審な男を逮捕するがただのスリ。
一方で、ホテルにて新たな殺人が発生。だが手口が微妙に異なると感じるグリソム。
夫ブラッドが、報道を見て手口を真似たものと断定するが、
カルペッパーはすべての事件の犯人として公表。反対するグリソムは謹慎処分に。
チームはひそかに捜査を続行。精液の男ハンターを突き止めるが、彼はゲイだった。
犯人は精液を持ち去り利用したらしい。犯人は劣等感を持つタイプで
体を鍛えているに違いない。繊維はジムのタオル。3人は共通のジムに通っていた。
ゴーグルは車が急発進したと言うが、その形跡はない。犯人ゴーグルに違いない。
彼の家には体毛を剃ったらしきカミソリ。そしてゴミにはケチャップ。
ゴーグルは繊維から特定はできないと言うが、洗濯機のクセからも特定は可能と言う。
ゴーグルはグリソムを狙うが、かけつけたキャサリンが射殺。
連続殺人はゴーグルによる物だったと発表され、カルペッパーの手柄とされる。
と言うわけで、なんだかんだと言いながら、
1話ごとの中身の濃さで見せてきたシリーズも、とりあえず1シーズン終了。
強敵現れ、チームは解散の危機に。過去のエピソードとの関係も匂わせるが
最初の目撃者が怪しいという鉄則が守られ
意外に簡単にその通りになっては、ちょっと拍子抜けか。
TV放送 2002/09/24 BS05 2100-2200

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