第4シーズン

第70話 終末の淵まで

 カジノのホテルでアリスが惨殺される。
犯人は向かい合ってノドを裂いたようだが、抵抗した形跡はない。
アルコールとエクスタシーを摂取しており、そのため抵抗出来なかったらしい。
足に付着した紙片から、ストリップの店が判明。
ドミンゲスの部屋で夫の死体が見つかるが、ナイフの指紋は夫の物とわかる。
ストリップダンサーから、別のカップルといたとわかり、カジノのビデオを分析。
カップルはマンディとキャメロンと判明。
安宿で女性ウエンディが殺され、製氷器で夫の死体が見つかる。
手口が変わっているが、コインに残された指紋からマンディと判明。
マンディらの足にはストリップ店の紙片がついていた。
夫婦は夫にアリス殺害を強要。その後夫も殺害し、紙片が付着したらしい。
だが、判事は証拠不足だと礼状を出さない。
ビデオから、キャメロンが相手の耳に舌を入れるクセがあると判明。
製氷器の死体の耳から、女のDNAが検出。製氷器の血痕とも一致し礼状が出る。
マンディらの屋敷へ向かうが、何者かに先を越され、夫婦は殺されていた。

TV放送 2005/04/12 BS05 2100-2200
 

第71話 狂気の仕置き人

 容疑者夫婦が殺され、警備していた警官に疑いが。
彼らは付近で発砲事件があったとの連絡を受け、急行したと言う。
部屋にはホテルと安宿のシーツがあり、夫婦が犯人に違いないが、
何者かが処刑した可能性が。少年が警官が入るのを見たと証言。
犯人はペットボトルをサイレンサーに使ったらしく、周囲に破片が。
サラらは、バスタブでゆだっていた死体を捜査。
湯があふれ、証拠は洗い流されたに違いない。
体にはシャツのペイントらしき痕跡が。死体はダニエルと判明する。
スポーツバーでケンカ騒ぎを起こしたらしい。
ケンカ相手は指輪でダニエルを殴り、それが致命傷となり、バスタブで死んだのだ。
警官の制服が見つかり、専門店で買った物でとわかる。
バッチをなくしたフロマンスキー巡査に疑いが。
巡査は無関係とわかり、結論を先に出した事をグリソムは悔やむ。
足跡から判事の関係者と判明。タバコを踏み消した跡から元警官スチュアートと判明。
彼は夫婦を処刑。正義感はあるが、近道を選んでしまったのだ。

 と言うわけで、第4シーズンはグリソムの聴覚の事などどこへやら。
初の前後編でスタートだが、後編は別の事件も登場し、
前編で怪しまれた夫妻は、やっぱり前編での犯行は犯していたとわかって
何か尻すぼみな感じ。

TV放送 2005/04/19 BS05 2100-2200
 

第72話 喪失 傷だらけの屍

 強盗の入った家で、ミイラ化したマデリンの死体が見つかる。
4週間閉じこめられていたようだ。
家宅侵入騒ぎが発生。父は何もないと言うが、娘スザーナはレイプ検査を要求。
恐怖心を植え付けクローゼットに閉じこめられ、マデリンと犯人は同一らしい。
少年院にいたジャンソンに疑いが。
庭で5歳の少年がピストルを発見。銃はウォリックが担当した殺人の物と一致。
賞金稼ぎマドックスが殺された事件だ。
殺人犯テラングを捕らえると豪語していたが、他の男に捕らえられ、
その後他の逃亡犯も捕まえられず、自殺した可能性もある。
銃にはリボンが挟まっていた形跡が。
風船をつけて銃を飛ばし、他殺に見せかけたのだ。
スザーナの肩の歯形はジャンソンと一致。精液は一致しないが、相棒がいた可能性も。
グリソムはスザーナの協力を求めるが、父がこれを拒む。
ジャンソンの相棒を捜索。ジェームズに疑いがかかるが、
DNAを取るためにはスザーナの証言が必要だ。
面通しをさせるが、怖がる彼女は証言せず。その後釈放された一味に殺されてしまう。

 と言うわけで、今回も2つの事件だが、1つはおまけ程度。
ただし手口は推理クイズのような感じで、そんな事本当にあるんかいと言う感じ。
もう1つは凶悪な事件だが、結局解決せず、最悪の結末で後味は悪い。

TV放送 2005/04/26 BS05 2100-2200
 

第73話 灼かれて眠れ

 摂氏42度の暑い日。駐車場の車の中で赤ん坊ジョシュが死ぬ。
父ポールは仕事で車をはずしてしまい、母もまた仕事で出張だったと言う。
地方検事はポールを実刑にすべきと言い、綿密な調査を指示される。
車には何かの液体の跡が。風邪薬のシロップを飲ませたとわかる。
トランクからハワードと言う名前の服が見つかり、
Tサックス病と言う不治の病でジョシュの兄が死んでいたとわかる。
シロップは規定量だが、ジョシュは熟睡した事に。そして体内から殺虫剤も検出。
湖に女性の死体が漂着。溺死ではなく首が折れて死亡したらしい。
持っていた鍵からロッカーを調査。学生証からソフィアと判明。
マークという男が声をかけ、ボート遊びをしていたとわかる。
体には岩のけい藻が付着。ボートから転落し、マークは逃げた可能性もある。
乗り捨てられたボートが見つかり、足跡を追跡。
足跡は断崖へ。マークはソフィアをふざけて崖から落とし、死因になったかも。
海底でマークの死体を発見。鼓膜を破裂しており、自身も飛び込んだとわかる。
ソフィアを救おうとしたが、失神した事に。
ニックはマークをヒーローだと父親に告げるが、証拠はないと不満げなサラ。
マッサージチェアでムスリーと言う男性が死亡。外傷はなく、指先に傷がある程度。
ダイエットしたくてもできなかったタイプだ。熱射病ではなく薬物も出ない。
皮膚組織が凝固しており、体に低電流が流れ正常な脈を打てなくなったと判明。
電話の配線が溶けており、落雷が疑われる。しかし付近に雷は発生していない。
裸足で床に足を着いており、床をたどると溶けたコンセントが見つかる。
氷と扇風機で冷風機を作ったが、コンセントから漏電し、感電死したのだ。
ハワードの遺体には殺虫剤は検出されず、なぜ健康な弟を殺害したのか。
医師によると、ジョシュにはTサックス病は遺伝しなかったと診断されたが、
数日前の検査で初期症状が見つかる。その可能性は1%以下のはずだ。
農薬を扱う仕事をする母に触れたジョシュは、Dサックス病に似た症状に。
ハワードの死を悲しんだ夫婦は、悪夢を繰り返したくないと、
車でシロップを飲ませ放置したのだった。
だが、抗体検査の結果、ジョシュは発病していないと判明。彼は健康だった。

 と言うわけで、今回はうだる暑さをポイントに3つも事件が発生。
女性の水死はありきたりな感じ。感電死の話はCSIらしい、奇抜な状況。
メインの赤ん坊の話は、またまた後味の悪いの感じで印象に残り、
こんな話ばかりだと、ちょっとつらいかも。

TV放送 2005/05/10 BS05 2100-2200
 

第74話 心優しき獣たち

 女性リンダが動物をはね、運転を誤りトラックと正面衝突して死ぬ。
アライグマの着ぐるみと判明。背中を撃たれており、撃たれてからはねられている。
着ぐるみの男はピット。動物のぬいぐるみを着て、
動物になりきるパーティに参加していたと判明。
彼らは着ぐるみのままセックスしており、ピットの精液が付着する物を発見。
リーはキティをピットに奪われたと恨んでおり、リンダもまた恋人だったと言う。
はねた女性こそリンダで、浮気に腹を立て車から降ろし、戻した可能性が出てくる。
冷凍庫でアルが凍死。同僚ジョージと共に警備員をするが、
自販機の金を狙う男に襲われ、ジョージはトランクに詰め込まれたと言う。
ジョージのズボンには血液が。球状になった血液がすそに潜り込んだらしい。
二重に塗装した塗料や花崗岩用の接着剤も見つかり、従業員の車を探す事に。
従業員バージルが浮かぶ。
バージルはジョージのいとこで自販機の話を聞いて、彼らを利用したのだった。
ホテルマンがピットらを記憶しており、飲まないと約束したピットが嘔吐し
怒ったリンダとケンカになり、車を降ろされたらしい。
現場で弾丸を発見。上から撃たれたらしい。
付近に住むフリーダは、コヨーテがうるさいので始末したと言う。
痴話げんかがエスカレートした事件だった。

 と言うわけで、冷凍庫の方はさておき、
着ぐるみ事件の方はCSIらしいアブノーマルな展開。
とは言え、その驚きを過ぎると、まあ後はありきたりかな。

TV放送 2005/05/17 BS05 2100-2200
 

第75話 埋められた秘密

 検死官の所へ生首が届く。薬品で腐敗は防がれたが、DNAは失われる。
刃物で切られた痕跡があり、グリソムはネバダへ調査に向かう事に。
ブルックス警部補は行方不明者はいないと言う。
首を見つけたのは山小屋の犬トリッパーだが、食べてから弱っていると言う。
山の斜面で埋められた死体を発見。虫がたかり、死後4日以上経過している。
生き埋めにし、あごに傷をつけ、捕食者を呼び寄せたのだ。
持っていた教科書から、犠牲者はロスと判明。車で立ち寄り襲われたらしい。
ロスは町の人間とつきあいがあったと言う。
グリソムの捜査グッズが盗まれるが、彼は日用品で代用。
マーティのスタンドで給油したと判明。彼は警部補の弟だ。
ロスのシャツにマーティの猫の毛があり、彼のゲイの恋人リーランドに疑いが。
警部補は、ロスは初めてこの町へ来たと言うが、
彼の寮には、町にしかない葉っぱが落ちていた。
ロスのルームメイトは、リーランドの息子エリックと判明。車の指紋も彼の物だ。
母がほしかったエリックは、父がロスとゲイに走った事に失望。
麻薬でロスを眠らせ、楽に死なせないようにしたと言う。
エリックもまた、ロスを愛していたが、拒まれたのだった。
警部補は、犯人がリーランドの恋人と感づき、グリソムの捜査を妨害していた。

 と言うわけで、今回は番外編的で、グリソムがよその土地で活躍する展開に。
現地の警察が非協力的で妨害があったりする中
あくまでグリソムが自分のペースで仕事を仕上げるあたり
単発の映画にしてもいいような出来で面白い。

TV放送 2005/05/24 BS05 2100-2200
 

第76話 猶予24時間

 ウォリックは裁判で証言。被告ファイクの車でナイフを見つけたと言う物だが
ワトソン巡査が捜査令状を取っていないと判明。
証拠は無効となり、24時間以内に新たな証拠を出さない限り、釈放せざるを得ない。
一同は改めて事件を見直す事に。グリソムの強引なやり方にサラは不満げだ。
事件はレイチェルを殺害したレイプ事件で、指紋は見つかっていない。
遺体は首の付近に刺し傷が集中。犯人は首飾りを持ち去ったらしい。
ゴミ箱のビンには指紋が。シーツにも似た物質が付着し、ワックスと判明。
トイレでは精液が付着したコンドームを発見。DNAは隣人ファイクと一致しない。
犯人が別人ならば、ナイフは証拠として使用できる。
犯人はレイチェルを押さえつけた際、手にワックスがついたと判明。
ワックスは業務用で、ファイクが使用した洗車場を探す事に。
洗車場までは無事だったランプが、犯人によって故意に壊され疑いをかけさせたのだ。
放水路でランプの破片を発見。店員のDNAを採取し、一致するクインを発見。
レイチェルの車をワックスがけし、ついでに彼女をレイプ。
名前が知られたと気づき殺害。洗車場で隣人であるファイクの車を発見。
容疑者に仕立てるため、ナイフを隠したのだ。
彼はレイチェルのペンダントを持っており、隠そうとした事で疑惑が深まる。
裁判では、クインこそ容疑者と認められる。

 と言うわけで、今回はウォリックが窮地に陥る話で、
24時間の猶予で解決するという面白さもあるのだが、
結果的に真犯人が別にいたとなると、
もし最初に令状を取っていたら、無実の人が有罪になりかねず、
日頃のCSIの活動が疑われてしまう感じ。

TV放送 2005/06/08 BS05 2100-2200
 

第77話 殺さずにいられない

 モデルのジュリーが行方不明に。犯人らしきカメラマンのハワードが逮捕される。
だが家にはジュリーはおらず、誘拐についても具体的には話していない。
母親によると、彼女はプロデューサーと食事する予定だったと言う。
黙秘を続けるハワードは、キャサリンには話すと言う。
だが振り回されるばかりで成果は出ず、明日には釈放せざるを得ない。
注目の事件で、担当を奪われたサラは不満げだ。
最近12名の女性が行方不明になり、中にはモデルのロビンも。
カメラマンにはハワードの名もあり、撮影現場で埋められたジュリーの死体を発見。
ロビンは白骨化し証拠は出ないため、ジュリーで有罪にするしかない。
ハワードは頼まれて撮影し、誤って車で引いてしまったと言うが、痕跡はない。
圧迫された形跡があり、アルコールも検出。無理に飲まされた可能性もある。
ハワードの弟がフィルムを届け、そこにはジュリーの写真が。
だが偽造した形跡があり、アリバイの偽装工作の可能性もある。
分析の結果、ジュリーとは別人と判明。
ジュリーが有名になるのが寂しくての犯行と思われ、終身刑を求刑する事に。
ロビンは忘れられたが、ジュリーは有名人なのでマスコミが解決したのだ。

 というわけで、今回もマスコミが話題にする派手な事件。
サラとキャサリンの確執なんてのも見所だが
容疑者は、自供したような感じで、それで違うかもという証拠をでっち上げ
最後にやはり犯人とわかるなんて、ちょっとまだるこしい感じ。

TV放送 2005/06/14 BS05 2100-2200
 

第78話 愛の毒薬

 カジノの前で車が爆発。ドアマンら3人が死亡する。
燃料タンクに爆弾が仕掛けられ、時限爆弾だったと判明。
犠牲者は特殊な弾丸を持っており、航空保安官ワトソン氏と判明。
ワトソンが乗っていたのはレンタカーで、返却後9分で借りており
狙われたのは前の客ロジャーと判明。時限装置が時間通りに動作しなかったのだ。
ロジャーの車から、妻子とは異なる女性の血痕のついた絆創膏が見つかり、
彼はデビーとベスと言う2人の妻を持つ、二重生活をしていたとわかる。
歌手マイルスの妻アメリアが浴槽で死亡。心停止だが、心臓に問題はなかったはず。
工業用材が体内に入った毒殺と判明。
彼女は夫を愛していたが、仕事中心の夫のためひとりぼっちだったと言う。
窓用の洗剤がワインに混入。だが彼女の指紋が出て自殺とわかる。
工作が得意なベスの道具を拝借し、デビーの娘用に工作をしたロジャー。
ベスは浮気には気づいていたが、子供までいると知り、殺害を計画。
爆発が遅れたのは予想外だったが、彼女にとって爆弾を作るのは造作もなかった。

 と言うわけで、歌手の妻の方はあまり面白くなく、
爆破事故の方は、派手そうなのに、だんだん尻すぼみに。
簡単に爆弾が作れるというあたりが言いたかったのか。

TV放送 2005/06/21 BS05 2100-2200
 

第79話 歪んだ果実

 建設現場で死体が見つかる。若者のたまり場になっており、週末に殺されたらしい。
被害者がつかんでいた服のニオイを警察犬が追跡。
監視カメラの映像から、アシュリが服を買い換えたとわかる。
兄グレゴリーは現場にハンマーを忘れ、現場を通りかかったアシュリが、
同級生ブライアンに襲われ、抵抗して夢中で逃げたと言うが、その証言は怪しい。
両親によるとブライアンは不良だったが、最近はまじめになったと言う。
ブライアンの手には、2人以外の皮膚サンプルが。
血痕から、ハンマーは3本。3人の犯人がいたとわかる。
現場の靴跡はマッキンリー高校の物で、ベリーが浮かぶ。
マーリーンが射殺される。離婚した夫と今の夫がケンカになり、
止めに入ったマーリーンが突然倒れたと言う。2人とも撃った形跡はない。
傷から、弾は550メートルの距離から発射されたと判明。
通常、弾は180メートルしか飛ばず、上へ撃った可能性がある。
射撃を練習していた男が抗議され、空へ向けて撃ってしまったのだ。
ベリーは現場へ行き、死体を見つけ退散したと言う。
スイカで殴る練習をしており、スイカを持参したアーロンも仲間と判明。
彼らのDNAはブライアンに付着していた。
彼らはアシュリを助けたのではなく、アシュリがブライアンを襲わせたのだ。
かつて仲間だったブライアンが、まじめになったため、おびき出して殺害したと言う。
サラは有罪にすると言うが、アシュリは犠牲者を演じてみせるとうそぶくのであった。

 と言うわけで、今回も2つの事件で、どちらもCSIらしい。
まあ、撃たれた女性の方はあっさりした感じだし
もう1つも今ひとつヒネリがないが、
悪びれない真犯人はイヤらしい感じ。

TV放送 2005/06/28 BS05 2100-2200
 

第80話 地獄の12人

 妻殺害の事件で、陪審員のクリスだけが証拠がないと主張し
他の陪審員をいらつかせる。だが休憩中にクリスが死亡。
鈍器による損傷と、ペニシリンアレルギーの痕跡が。
死因は鈍器ではなく、じんましんと判明。全員が彼のアレルギーは知っていた。
バウハムがピーナッツを飛ばし、発作を起こした可能性も。
食事にピーナッツバターを入れられたとわかり、
早く終わらせたかった女性が食事に入れたと判明。だがそれは死因ではないと判明。
首に刺された痕跡があり、窓から入った蜂に刺されたのだった。
リタの失踪事件で、妹ミンディはかつて捜査したニックに再捜査を求める。
実は夫アローンが浮気に気づかれリタを殺害し、ドラム缶で死体を焼いたと言う。
その浮気相手こそミンディだったのだ。
死体を焼いた場所を調査するが、炭化水素は検出されず。
姉妹の三女テリーが、アーロンと婚約したと判明。だがテリーは取り合わない。
付近の年輪がゆがんでおり、ガソリンを燃やした証拠かも知れない。
アーロンのガソリンは燃やした痕跡がなく、
同じ無鉛ガソリンをタンクに入れているのはミンディとわかる。
ミンディはアーロンを奪うため、リタを殺害した燃やしたが
彼がテリーと婚約したため、罪を着せようとしたのだった。
あくまで感情移入して捜査すると言うニックを認め、昇進の推薦をするグリソム。

 と言うわけで、陪審員による犯行は面白そうだが、
結末は何か拍子抜けな感じ。
迷宮入りの事件の方は、わざわざ犯人が乗り出しあたりでこちらも変な感じ。

TV放送 2005/07/05 BS05 2100-2200
 

第81話 蝶の亡霊

 看護士デビーの死体が見つかる。恋人マイケルと無断欠勤していた。
車に鍵をしておらず、帰宅時に来客が来た可能性も。
血痕から立っている時に襲われたようだが、漂白剤で死体を洗ったらしい。
近所のゴミ箱を捜索すると、バラバラにされた男性の死体や衣類を発見。
男性の解体は12時間はかかる物で、犯人は医師である可能性が。
死体はマイケルと判明。デビーはマイケルと数日過ごすため用意していたようだ。
凶器はどちらもメス。デビーは背後から殺害し、
入ってきたマイケルが気がつくように死体を配置。
マイケルは何時間もかけて殺害しており、憎んでいたのはマイケルの方とわかる。
デビーは恋人たちからもらった蝶のプレゼントを集めていたが
犯人は自分のプレゼントを取り返そうとしたらしい。
ベットの指紋からトリプトン医師が浮かぶが、アリバイがあるとわかる。
現場に残された毛髪には育毛剤が付着し、傷口には左利きの特徴が。
新たな医師が浮かび、彼の贈った蝶だけが傷ついていたとわかる。
立件は無理と言われるが、彼女のためすべてを捨てたが、捨てられ復讐をしたのだ。

 と言うわけで、まあ何か似たようなエピソードが多いが、
またも未解決のまま終わってしまい、煮え切らない感じ。

TV放送 2005/07/12 BS05 2100-2200
 

第82話 牙を持つ人々

 カジノで山本氏の美術品コレクションが展示される。
だがパーティのさなか、プールで男が感電死する事故が発生。
訓練用の人形とわかるが、その間にコレクションの刀が盗まれてしまう。
縛られた警備員ミラーが見つかるが、指紋は警備員本人の物と判明。
天井裏に刀が隠され、ミラーは姿を消す。
金庫に移したコレクションには1つだけ時代の違う鎧があり
金庫を調べると、現金1000万ドルが盗まれていた。鎧に何者かが潜んでいたのだ。
監視カメラから、職員ネイサンが関係していたと判明。
目録を作ったバネッサと共に姿を消し、コレクションがガラクタばかりと判明。
山本氏も姿を消し、最初から現金が目当てとわかる。
キャサリンは失血死した女性アンジェラを捜査。バンパイアの儀式をしていたらしい。
アンジェラを採血した医師ジョーンズの冷蔵庫から、彼女の血液が見つかる。
ジョーンズは牙が自慢で、彼女は血を捧げ、肉体を解放したと言う。
刀業者チェンこそ山本の正体で、ミラーらも仲間と判明。
1000万ドルは99キロの重さで、1人で持ち去るのは無理。
しかも帯を破らずにはずすのは困難だが、1枚も破れずに残されていた。
オーナーはチェンらを雇い、被害額をわかるように、わざと帯を残させたのだ。
確証はないが、いずれ一味が自慢げに話すだろうし、
保険会社からの保険金も期待出来ないと言うグリソム。

 と言うわけで、今回も2つの事件が発生。
オカルトぽい方はあまり好みではなく、
もう1つの事件は派手で面白いが、何かルパン三世的で、CSIらしくはないかも。

TV放送 2005/07/19 BS05 2100-2200
 

第83話 標的の死角

 スーパーで警官プロマンスキーと犯人が撃ち合いになり、5名が死亡する。
プロマンスキーは、グリソムと因縁のある人物だ。
彼は3人と撃ち合いになったと言うが、犯人の死体は2つ。
映像でも3人目の存在は認められず、
代わりにホステスジュリアを撃ったのが、彼の弾だと判明する。
ジュリアの夫は、彼女が転んで彼女だけ撃たれたと言うが、転んだ形跡はない。
プロマンスキーは左から右へ撃ったが、ジュリアは動いていない。
裏口のカメラの死角に、逃げた車の形跡が。
混乱で誰も気がつかなかったが、878ドルが持ち逃げされていた。
容疑者の車が見つかり、中の携帯には店から着信した形跡が。誰かが連絡している。
運転手トッドを見つけるが、店員とのつながりは不明だ。
積み出し係ラウールに前科があり、現金を持ち逃げしたとわかるが、
撃ち合いで偶然金を手に入れ逃げただけで、撃ち合い自体には無関係とわかる。
一味はポリエステルの服を着ており、
プロマンスキーはジュリアを見間違い誤って撃ったと判明。
監視カメラは、2日前に動かされた形跡があり、店員の女性の指紋が検出される。
彼女は給料が上がらない事に不満で犯行に及んだが、傷つける気はなかったと言う。
プロマンスキーは表彰される。

 と言うわけで、スーパーで撃ち合いがあり、
グリソムと因縁のある警官が一般人を射殺した疑いがと言う展開で
それはもうCSIらしい展開と言えるのだが、
結局、犯人探しは別の方向へ進んでいき、警官はおとがめなしでは拍子抜け。

TV放送 2005/07/26 BS05 2100-2200
 

第84話 盛者必衰

 富豪マイクとローレルの夫妻が殺され、夫の遺体は車道まで引きずられる。
暗証番号が必要なゲート。盗まれた宝石。妻はアマチュアポルノに出ていたとわかる。
遺体にはクビにスタンガンの熱傷。何らかの理由で時間稼ぎをしたらしい。
犯人は自転車で逃走したらしく、外には犯人が食べたらしいオレンジが見つかる。
自転車の持ち主ロスは、盗まれたと主張するが、彼にもスタンガンの熱傷が。
ポルノ関係者スノーのタバコが見つかるが、どうやら犯人がわざと残したらしい。
元パートナーで、金銭トラブルを起こしたと言うカイルに会う。
彼は息子といたと主張し、ドライブインのカメラにも彼の映像が。
モーテルで死体が見つかり、報酬をもらった後始末されたらしい。黒幕は別にいる。
残された札束には、何者かの血痕が。カイルの物と判明する。
カイルの息子の毛髪から、催眠性のある薬が検出される。息子は眠らされていたのだ。
マイクに復讐するため、殺し屋を雇い、マイクに復讐する事に。
スタンガンで弱らせ、目の前で妻を射殺。
復讐心から息子を利用したのだった。

 と言うわけで、富豪が殺される事件で、まあ科学捜査らしいものはいろいろ出るが
何か前に聞いたような事件で、目新しさはいまいち。

TV放送 2005/08/02 BS05 2100-2200
 

第85話 向こうの世界を見た女

 路地で所持品すべてが奪われた死体が見つかる。
被害者エドは麻薬の前科があると判明。肝硬変で肝臓移植を受けていたとわかる。
エドの車で事故を起こしたジャマールが見つかる。どうやら車を盗んだらしい。
エドはリハビリセンターで働いており、車からは違法な刺激剤が見つかる。
ミンディは彼のおかげで立ち直ったと言う。
タイヤ置き場で女装の様なメイクをした死体が見つかる。ピエロと判明。
ピエロはルードルスと判明。プロモーターの仲介以外の影の仕事もしていたようだ。
マグワイア家はルードルスを呼んだが、因縁のあるパントマイマーと格闘に。
パントマイマーは格闘を認めるが、その後のアリバイを主張。
ルードルスはマグワイアの妻とセックスしていたと判明。
それもマンネリになり殺害。オカマタウンに遺体を捨て、
衣装を夫用に残しておいたと言う。
ミンディのアパート経営者ライリーは、彼女を麻薬漬けにして売春しようとしたが
エドが皆を更生させたため殺害。ミンディには再び薬を与えたとわかる。

 と言うわけで、2件の死体が見つかる事件が発生。
最初は似たような展開で紛らわしいが、
まあ、ピエロの話なんかはいかにもCSIらしい感じ。

TV放送 2005/08/09 BS05 2100-2200
 

第86話 ベビーガールのドクロ

 囚人の護送車から切れた腕が飛んでくるのが見つかる。
タイヤにも血痕が付着。脱走のため車体の下にしがみついていたのだろうか。
死体はステラと判明。来月出所予定だった事から、殺されたと断定。
頭蓋骨を殴られ、腕にも傷が。
洗車は囚人にさせており、駐車場への出入りは可能だ。
遺体にはタトゥーがあり、ハートの半分とわかる。
彼女は妊娠していたが、所長は所員の性行為を否定。
ドライバーダグは妊娠させた事を認めるが、殺人は否定。
アダントが知恵遅れの兄ゼロを訪ねて刺殺される。その傷口は血痕と一致しない。
ゼロの後見人サミュエルズは、遺体を見つけゼロの仕業と思ったと言う。
傷は綺麗すぎ、胃にはカジノの借用書が。
アダントはカジノで大負け。兄の金を失い絶望したはずだ。
アダントは、保険金の受け取りを兄にし、殺されたように偽装して自殺したのだ。
ステラに巻き付けられた布には女性の皮膚が。
頭蓋骨の傷がロッカーの鍵と判明。持ち主はアニタとわかる。
夫に見捨てられたアニタは、ステラに恋愛感情を持ち同じタトゥーをする。
だが、ダグの子を妊娠したと知り、殺害したのだ。
アニタは、ステラが彼女を避け監房を変えたと誤解していたが
実はアニタに贈るためのネックレスを盗み、所長に移されたのだった。

 と言うわけで、脱走事件の方はCSIらしい異色の展開。
もう1つの方はちょっと推測の域を出ない気がするが。

TV放送 2005/08/16 BS05 2100-2200
 

第87話 骨の音

 カジノの駐車場でトニーの惨殺死体が見つかる。
監視カメラによると、彼はチップをくすねた大男と口論していたようだ。
トニーの顔は骨折だらけだが、凶器を使用した痕跡はない。
掃除夫の証言より、容疑者ダリアンを逮捕。
彼は黙秘するが、39度の高熱を出して暴れ出し急死する。
妹によると、ほしい物は我慢できない性格で、高熱は幼い頃からの体質だと言う。
ダリアンの経営するモーテルには大量のガラクタが。
3年前から行方不明のウエイトレスリビーらしき白骨死体が見つかる。
凶器はナイフらしく、ダリアンの手口とは異なる。
骨盤からは男性のDNAも見つかり、一緒に埋葬された疑いが。
復顔の結果、遺体はリビーではなくマリッサと判明。DNAは彼女の胎児の疑いが。
産道からは出産しておらず、ナイフで取り出されたらしい。
マリッサの夫は、彼女が家出し、後に手紙が届いたと言うが、
筆跡はマリッサの物ではなく、ダリアンのプリンタとも一致しない。
手紙はヘンダーソンから来ており、ダリアンの妹がそこに住んでいると判明。
モーテルに宿泊したマリッサはダリアンに殺害され、
赤ん坊を取り出して妹に預けて去ったとわかる。
マリッサは夫を悲しませまいと、手紙を偽装したと告白する。

 と言うわけで、CSIらしい展開でいろいろ二転三転するが
犯人が高熱で怪力だと言うあたりが、よくわからなかったが。

TV放送 2005/08/23 BS05 2100-2200
 

第88話 言霊

 アバナシー家で火災が発生。外出したはずの娘サブリナが焼死してしまう。
床の接着剤は引火性が強い。母ジェシカが戸締まりしたはずの裏口は開いていた。
ガレージには燃えた新聞があるが、火の道筋とは一致しない。
連続放火犯はガレージに放火しており、
サブリナが帰宅したため、家に侵入した可能性もある。
複数の現場で目撃された娘ガイルが見つかり、放火未遂の前科があるとわかる。
だが彼女のマッチは一致せず。火種だけが見つからない。
トイレの清掃員が殺害される。頭を傷つけられ、暗号のようなメモが残される。
彼は窒息しており、6枚のチップを飲み込んでいたと判明。
被害者は郵便局員アダムで、彼は言葉並べの大会で優秀な成績を収めていた。
割れた鏡についたDNAは、対戦相手の物とわかるが、鏡を殴っただけと言う。
アダムのメモから、彼が辞書にはない単語で相手をだましたと判明。
怒った対戦相手が、チップを食わせて殺害したとわかる。
祖母のタバコが火種との疑いがかかるが、発火地点はリビングではないと判明。
促進剤も見つかり、メス犬との落書きも。再び怨恨の疑いが浮かび上がる。
幼い息子サムは、いつしか火遊びをするようになり、
夜帰宅したサブリナに起こされ、燃料を見つけ床に落書きをした末、
火をつけて寝たとわかる。落書きは皆が使っていた言葉だった。

 と言うわけで、今回もCSIらしい2つの事件が発生。
文字並べの方は異色だが、動機はありきたり。
放火の方は、やはりCSIらしい、世の中の闇の部分の話という感じ。

TV放送 2005/08/30 BS05 2100-2200
 

第89話 警官たちの饗宴

 警官によるマラソン大会が行われ、コースの脇で選手コールマンの死体が見つかる。
血圧の薬プロセミドが検出され、脱水症状を起こし、精神錯乱を起こした可能性が。
コールマンは増強剤クレアチンを摂取、プロセミドで不整脈を起こしたらしい。
死後9時間たって、彼の口座から金が引き出されたと判明。
バーガー屋店員クライドは、犯行を否定する。
サマータイムで時計がずれていたと判明。真犯人ドレイクが捕まる。
婦警パトリシアが殺される。同僚のセンテナも死んでいた。
無理心中も考えられるが、銃にはティッシュが挟まり、別の婦警イリアの指紋が。
イリアは7年間センテナと浮気していた。
彼女の夫アーチーは浮気に気づいて暴れたと言うが、殺人は否定。
センテナの妻は浮気を知り、部屋へ怒鳴り込み、センテナとパトリシアを殺害。
だが、パトリシアは浮気相手ではなかった。
コールマンが飲んだ水には、薬物が混入されていた。
選手の座を奪われた同僚が、混入したとわかる。

 と言うわけで、警官が絡んだ事件が2つ。
その点は異色だが、事件自体はまあありきたりという感じ。

TV放送 2005/09/06 BS05 2100-2200
 

第90話 残酷なスリル

 遊園地でジェットコースターが脱線し、6名が死亡する。1人だけは離れた場所に。
整備担当は8個のナットがはずれない限り、脱線はあり得ないと言う。
何者かが工具で緩めた疑いが。
死者1人は従業員ネビンズと判明。しかも彼が死んだのは、前日の夜とわかる。
従業員によると、ネビンズは閉園後に女の子を誘っていたと言う。
写真を分析し、相手の女の子を捜索。売店で働くリサと判明。だが別れたと言う。
柱にはかぶれの治療薬が付着。犯人にはかぶれがあるはずだ。
山で少女の死体テッサが発見。ウジから24時間経過したとわかる。
テッサはのどを切られ窒息していた。
彼女がトラックに乗るのが目撃されていた。テッサの傷口には肥料が付着。
テッサの母レナの恋人で造園会社のジャスティンに疑いが。
犯人の指紋がレナのシャベルで見つかる。
彼女は、テッサがジャスティンに送り迎えさせていると知り、嫉妬で殺害したのだ。
かぶれの薬を処方された中に、リサがいると判明。だがそれは足。
一方で、遊園地で働くザックもかぶれており、薬を分けてもらったと判明。
リサの事で嫉妬して、ナットを緩めたが、脱線せず、その後ネビンズを殺害。
ナットの事は忘れていたのだった。

 と言うわけで、コースター脱線という派手な事件が発生。
まあCSIぽい展開と言う気はするけれども、
係員がおとがめなしなのは不思議な気がする。

TV放送 2005/09/13 BS05 2100-2200
 

第91話 潰れた手

 ネオン工場でバーニーの死体が見つかる。
キャサリンの父ブローンのカジノで大勝ちしていたわかる。
ブローンはイカサマを疑ったが、殺害については否定する。
バーニーの本名はテディ。その両手はつぶされていた。
レコーダーでルームメイトデービスと通信。
電気工学の学生セスはテディらと組み、装置を作ったと認める。
だが、テディらは何者かに連れて行かれたと言う。
ブローンのリムジンで、テディの血痕が見つかり、彼は逮捕される。
セスの父ジョーは、ブローンにカジノから締め出された事があり、動機になる。
ブローンは無実だった。
テディらは一味に脅され、ジョーに助けを求めたが、
ジョーはブローンを犯人に仕立てようと彼らを殺害したのだった。

 と言うわけで、カジノをめぐる殺人で、
キャサリンの父が絡むあたりが面白そうだが、結局今回も彼は犯罪にかかわらず。
イカサマのトリックはいまいちよくわからない。

TV放送 2005/09/20 BS05 2100-2200
 

第92話 キメラの遺伝子

 リンレイと言う女性がレイプされ、スキを見て逃げ出す。
エマが殺害された事件と同一犯らしい。
似顔絵から精神医トッドが逮捕されるが人違いと言う。
リンレイは彼だと言うが、記憶はあてにならず、DNAは彼の兄弟だと判明。
彼には双子のロジャーやライリーと言う兄弟がいるのだ
リンレイが何者かに殺害され、兄弟にはアリバイが。
トッドも無関係と言うが、スタンドで掃除した掃除機には
リンレイが働いていた店のラベルが。
リンレイにはトッドの毛髪が付着し、一緒にいたのは確かだ。
トッドは死んだ末弟に骨髄移植したと判明。
背中にはキメラの像が浮かぶと言う、遺伝子異常で
1人で2人分のDNAを持っていたのだ。
そのため、毛髪は一致したが、DNAは一致しなかったのだ。
そんな中、サラが飲酒運転で捕まってしまう。

 と言うわけで、シーズン最終回にふさわしい異色の犯人登場。
そんな特異な人が犯人になるなんてと言う面白さはあるが、
科学装置は何となく空回りしてる感じ。最後にサラのハプニングがあるが。

TV放送 2005/09/27 BS05 2100-2200