第5シーズン

第93話 ラスベガス狂気の夜

事件a.
 ニコール 犠牲者。ストリッパー。売春もしている
 ジョンソン ニコールの隣で目覚める
 用心棒

事件b.
 ランス ホテルの浴槽で感電死。自殺癖があったが、カジノで大当たり
 ダニエル ホットドック屋を辞めたばかり

事件c.
 エドワード 軍事基地で死体が見つかる。エイリアンの扮装をする牧師
 エルビス プレスリーに扮する牧師仲間

事件d.
 ウイラード クラブを燃やそうとしたが、自分も殺される
 マニー クラブの共同経営者
 クリスタル 麻薬の運び屋

 コールガールが惨殺され、ベットでジョンソン氏が目覚める。
彼女はストリッパーのニコールと判明。許容量の4倍のアルコールを飲んでいた。
用心棒はニコールの売春が許せず、ジョンソンに薬を持って眠らせ殺害したのだった。
安ホテルの浴槽で、ランスが感電死する。ホテル従業員は自殺癖があったと言う。
だが彼はカジノで大儲けしたと判明。彼がなじみのホットドック屋ダニエルを追求。
ランスが5万ドルを儲けたが、自分は損したため殺害し、金を奪ったのだった。
軍事基地でエイリアンのミイラが見つかる。
それはエイリアンの扮装をする牧師エドワードと判明。
エルビスの扮装をする牧師とは、何かと対立していた。
エルビスはエドワードが死んだと誤解し埋葬したが、
検死の結果、エドワードは埋められた時点で生きており、埋葬され窒息死したのだ。
人気クラブの経営者ウイラードの遺体が見つかり、自分のクラブを燃やそうとして
何者かに殺されたらしい。共同経営者マニーに疑いが。
麻薬の運び屋をしていた女性クリスタルは、
マニーの下で働いていたが、自立するためウイラードを射殺したと言う。

 と言うわけで、第5シーズンの先頭のエピソードは、派手目に3つも発生。
てんこ盛りでだから面白いと言う線を狙った感じだが、
前シーズンの最終で心配させた、サラの飲酒運転の方がさらりと片づけられ拍子抜け。

TV放送 2006/04/08 BS05 2200-2254
 

第94話 天使の生き血

 アリシア 13歳の少女。誘拐される?
 エイプリル 麻薬で勘当されていたアリシアの姉。アリシア誘拐を目撃
 ジミー アリシアの同級生
 ダニエル アリシアの兄。白血病
 アーロン 不審な黒人
 アリシアの両親

 13歳のアリシアは学校をズル休みし、麻薬で勘当された姉エイプリルと会うが
店で黒人に誘拐されてしまう。店員は目撃していない。
アリシアの兄ジミーは腎不全で、アリシアがドナーだとわかる。
同級生ジミーの証言で、不審な黒人アーロンを調査。
アリシアをつけ回した事はわかるが、違法行為はなく釈放。
空き地でアリシアの遺体が見つかる。布でくるまれ、遺体を損なうまいとした痕跡が。
背中に骨髄採取した痕跡が。おとといには死亡しており、エイプリルのウソが判明。
ダニエルは白血病で、アリシアはダニエルに輸血するため体外受精で出産。
いわば生きたDNA工場だったのだ。
ラテン系には移植は行われず、他に手段はなかったと言う両親。
アリシアに抗うつ剤を飲ませていたが、大量すぎて死亡。
母親が死体遺棄し、エイプリルに偽装を協力させたのだ。
ダニエルは一番の親友を失ったと悲しむ。
彼はアリシアを愛するあまり安楽死させたのだった。
ダニエルの余命は半年で、裁判までは生きられないだろう。

 と言うわけで、腎臓移植用に妹を作ったと言う何ともCSIぽい設定の事件。
そのインパクトに対して、真相とか科学捜査の方はいまいち。

TV放送 2006/04/22 BS05 2200-2254
 

第95話 凶暴な躾け

事件a.
 カルバン 下水道で溺死

事件b.
 トラビス 行方不明の人物。下水道で人骨が見つかる
 オーウェン トラビスと同じ高校
 オーウェンの父 爆弾マニア

 下水道で死体が発見される。身分証からカルバンと判明。
サーフィンをしていて水路に飛び込み溺死したとわかる。
下水道を捜索し、数年経過した人骨が見つかる。
行方不明の少年トラビスらしく、近所の武器マニアオーウェンと同級生とわかる。
オーウェンの父は、近所でも有名な爆弾マニアだ。
オーウェンの家を調べるがあちこちに血痕が。
トラビスの血液サンプルはないが、幼い頃の歯が見つかり、DNAが一致。
トラビスはナイフを買いに来るが金がないと言い出し
逃げ出して誤って自分を刺したと言う。だが2箇所刺されており事故ではない。
オーウェンが殺害し、証拠隠滅のため母親が協力。
どんな親子でも、無条件の親子愛があったのだ。

 と言うわけで、今回は事件が2つあり、途中で何となくシフトした感じ。
後者がメインで、それも爆弾好きの一家と言う異色さが中心。

TV放送 2006/04/15 BS05 2200-2254
 

第96話 鏡よ鏡

事件a.
 ジュリー 変死した女性。尿セラピーをしていた
 ジュリーの息子 ジュリーが整形に夢中だったと語る。
 レニータ ジュリーと同様変死。彼女も尿セラピーをしていた
 マナカ医師 2人を診た整形医。スプレーを調合。

事件b.
 ベックマン ガス会社の作業用テントで死亡。
 ローリー ベックマンの隣人。かれともめていた。ガス中毒の症状。
 ザック 意識不明で病院へ。ベックマンを救おうとして自身が倒れる。
 マーティ 害虫駆除業者。

 女性ジュリーが変死。レーザーによる美容整形を受けていたと判明。
ジュリーの毛髪からはヒ素が検出。息子は彼女が整形に散財していたと言う。
レニータが同様の変死。2人とも尿セラピーをしていたとわかる。
マナカ医師は2人にスプレーを調合。
過酸化水素を10倍も注射しており、治療ミスだったとわかる。
ガス会社の作業用テントでベックマンが死亡。隣人のローリーにもガス中毒の症状が。
さらに近所のザックはベックマンを助けようとして倒れる。
ベックマンともめていたローリーに疑いが。
だが、ベックマンとローリーの家はつながっており、穴からガスが漏れたと判明。
害虫駆除業者マーティは腕時計などを物色するが、
ベックマンが戻ってきたため殺害したのだった。

 と言うわけで、今回は2つの事件が発生。
1つは美容整形にまつわる話で、以前ダイエットによる変死があったから似た感じ。
もう1つは害虫駆除のガスによる変死で、
状況のインパクトの割に真相の方はさほどでもなし。

TV放送 2006/04/29 BS05 2200-2254
 

第97話 掟破り

事件a.
 バネッサ 噴水で死体が見つかる。交換セックスしていた
 ダン バネッサの夫
 トム・カニンガム バネッサと密会していた?
 エイミー 15歳の少女

事件b.
 バセンジー ゲームセンターの大家。惨殺される
 チャーリー ゲームセンターの店長
 メリッサ チャーリーの恋人。ゲーム機から死体が見つかる
 バセンジーの妻

 夫婦を交換するパーティで、バネッサが死体で見つかる。
犠牲者は4名とセックスしており、恋愛なし、子供には内緒と言うルールだ。
バネッサの肺の水はカニンガムのスパの物で、
彼が若い女性と、パーティ以外で密会していたとわかる。
だがカニンガムにメールで送られた裸の写真は、バネッサとは特徴が一致せず。
15歳のエイミーはパーティの事を知り、カニンガムを誘惑。
串でバネッサを刺し、致命傷ではなかったがそのまま放置したのだった。
閉鎖になったゲームセンターで、大家バセンジーがノコギリで惨殺される。
店長チャーリーは恋人メリッサが行方不明と言うが、
ゲーム機の中で死体が見つかる。彼女はバセンジーと浮気していた。
チャーリーは立ち退きを求めるバセンジーを脅そうとし、誤って殺してしまう。
メリッサについては否定。泥棒対策用のバットで殴られており
バセンジーの妻メリッサの指紋が。夫の浮気を知り撲殺したのだった。

 と言うわけで、乱交パーティとか、いかにもCSIらしい展開で
その真相は、何だか前に見たような見てないようなと言う感じ。
ゲームセンターの事件の方は、真相はちょっと面白いが
オーナーとか大家とか、人物関係がわかりづらい。

TV放送 2006/05/06 BS05 2200-2254
 

第98話 青の衝撃

 ジョニー 学生寮で行方不明に
 マザース 連続殺人で処刑される(52話)
 ケイトリン 犠牲者の1人
 H用品の店員 ヒッピーが絵を売ったと証言
 ルイス 絵の講師。犠牲者3人と接点
 ケビン コピーセンター職員。犠牲者5人と接点
 ブリット 6人目の犠牲者?

 学生寮で大量のウジが発生。人間の歯も見つかり殺人の可能性が高い。
連続殺人で処刑されたマザースと同じ手口で、マザースの方が模倣犯だったらしい。
不明の学生はジョニーと判明。ダッチワイフに「女はもらった」とメモが。
メモに描かれた絵から、女の背後にH用品の店の看板が見える。
H用品の店員は、ヒッピーが絵を持ってきて人形と交換したと言う。
バンの車内で女性の遺体が発見。大学が封鎖され遺棄できなかったらしい。
犠牲者ケイトリンは絵の講師ルイスの授業を受けており、彼には犠牲者3人と接点が。
だが5人には共通点がない。ニックはマザーズが犯人の子分だったと推理。
5人はすべてコピーセンターに寄っており、職員ケビンに疑いが。
正体がばれたと知るケビンは自ら出頭する。
部屋には6人の顔の絵が貼られ、6人目のブリットがいると判明。
だが、ブリットは大学には存在せず、
カレンダーにあるミス・オクトーバーのアナグラムと判明。
ケビンはトイレで自殺する。

 と言うわけで、過去に出演した凶悪な殺人犯が再登場する展開。
当初連続犯と思われ処刑された男との関係が面白そうな所だが
いざ真犯人が捕まってからは、割にスムーズに展開して拍子抜け。

TV放送 2006/05/13 BS05 2200-2254
 

第99話 狼少女

 ニコール パーティで死亡。急性麻薬中毒
 ジャネル 誘拐された?
 ジャネルの父 ホテルのオーナー
 監視係 ジャネルに頼まれニセの映像を流す
 ジャネルの友人 誘拐を装う
 ジェンセン 運転手。ニコールの父

 エクリーが昇進するが、事件発生でグリソムはスピーチを抜け出して現場へ。
高校生ニコールがパーティで死亡。
ホテルオーナーの娘ジャネルに頼み上の階へ行き、麻薬中毒で嘔吐し窒息死。
監視カメラの映像から、ジャネルがさらわれたと判明。
スイートにいた全員が一味に縛られ、抜け出したニコールは興奮状態に。
落ち着かせようとした仲間が押さえつけ、窒息したとわかる。
だが、ジャネルの父は、ジャネルが自分の気を引くための狂言誘拐だと言う。
監視係はジャネルに頼まれ偽の映像を流し、仲間も誘拐を演じたと証言。
その後メールが来て、あわててジャネルは業務用エレベータで出ていったと言うが。
空港でトランクに押し込まれたジャネルの死体が見つかる。
ニコールの父で運転手のジェンセンは、ニコールの死に怒り
父親に同じ思いをさせようと呼び出したが、逃げられたと証言。
薬で眠らせトランクで窒息したが、ジェンセンのDNAは検出されず。
結び目からジャネルは父が助けに来る事を期待し、自分で縛ったと判明する。

 と言うわけで、まあいろいろ容疑者が右往左往したり
いろいろあるけど、題名から展開はまあまあ予想できる感じ。

TV放送 2006/05/20 BS05 2200-2254
 

第100話 第三の性

 ウェンディ 殺された女性。豊胸手術受けてる。実はウォルター
 ラバル 女医。ウェンディを診療した
 フランシス ラバルの夫
 アンバー ラバルの助手
 ベンウェイ 医師。実はラベル。違法手術で資格剥奪
 バーン 手術台で死亡。2日前に失血死

 女性ウェンディが車でのどを切られ惨殺される。
彼女は実は男で、元は車の持ち主ウォルターだったとわかる。
女医ラベルは、昨夜ウェンディを診療した事を認める。
倉庫にあった手術台でバーンが死亡。
医師は違法手術で資格剥奪されたベンウェイと判明。
そして実はベンウェイがラベルだったのだ。
ラベルは闇の手術を請け負い、バーンの事故については認めるが、
ウェンディについては関与を否定。
ゴミ箱で見つかったテープから、ウェンディがラベルを告発しようとしたとわかる。
ラベルの夫フランシスは、妻の仕事を守るため、ウェンディを始末したのだった。

 と言うわけで、いよいよ第100話と大騒ぎするが、意外に地味な感じの話。
第三の性なんて言うから、
またキメラ遺伝子みたいに知られていない存在を持ち出すのかと思えば、
ありきたりのニューハーフの話で、CSIとしてはいまいち。

TV放送 2006/06/03 BS05 2200-2254
 

第101話 CSIチーム解散

事件a
 マックス 被害者
 ガーペット 容疑者。マックスともめていた
 リーバ マックスの共同経営者
 キース ガーペットの息子。獣医。

事件b
 ポール 改造銃を売っていた

CSI関係者
 エクリー グリソムの上司。彼に対抗心を燃やす
 ソフィア エクリーの部下
 ボビー ラボメンバー。触っていた銃が暴発。

 5年前の金物店での殺人について、グリソムは裁判で証言を求められる。
だが、証拠の紙マッチに、かつてはなかったはずの指紋が見つかる。
グリソムはキャサリンに再調査を指示。
被害者マックスともめていたガーペットが犯人とされたが。
マッチの指紋は、凶器であるレンチの指紋と一致。
だが、マックスの共同経営者リーバらの指紋とは一致しない。
ラボのボビーが扱っていた証拠の銃が暴発。
銃は改造されており、シリアルナンバーを再現。
ポールが売っていたと判明するが、潜入捜査官はポールが死んだと伝える。
グリソムは、薬品の反応に数ヶ月かかり、後になって指紋が現れた可能性を指摘。
獣医であるガーペットの息子キースの指紋が一致。
ゴミ箱の場所をめぐり、父とマックスが裁判になり、キースは父を守ろうとしたのだ。
エクリーはグリソムのチームの問題と追求。
グリソムの行動についてソフィアは、再捜査を求め、自分は参加しなかった点を評価。
だがエクリーは指導力を問題視しチームを解体。キャサリンを主任にする。


 と言うわけで、CSIとしてはたびたびある、過去の事件を蒸し返す話だが
今回はグリソムが窮地に陥り、チームが解散の危機に。
と言うか、実際解散させられてしまったようで、来週からどうなるのやら。
ガーペットの妻はキラ少佐の人。

TV放送 2006/06/17 BS05 2200-2254
 

第102話 子供たちの戦場

事件a.
 デボン ゴミ箱で死体が発見。里子に出されていたが母の出所で引き取られる
 ケビンとレイモンド デボンの兄。行方不明
 ダーリンマル ストリッパー

事件b.
 サミュエル 留置場で暴行を受ける
 チャン警部補 留置所勤務。ウォリックらの捜査に不満
 メンドーサ サミュエルの顔から靴跡

 少年らの発砲事件が発生。現場近くのゴミ箱で少年の死体が見つかる。
少年デボンと一致し、里子ホームにいたが
刑務所にいた母親が出所し、再度引き取られたとわかる。
ストリッパーのダーリンマルは、子供デボンを餓死させ、
残りの兄弟ケビンとレイモンドも衰弱した状態で見つかる。
留置場で暴動が発生。サミュエルが虫の息に。
ウォリックはチャン警部補の過剰暴力ではと疑うが。
メンドーサはサミュエルを痛めつけ、騒ぎを起こして銃を隠そうとしていたとわかる。

 と言うわけで、チームが2つになっても、何事もなかったかのように継続。
刑務所の暴動の方はありがちな感じ。
虐待の方も同様だが、サラの過去に何かありそうな感じ。
グリソムの出番が減った?

TV放送 2006/06/24 BS05 2200-2254
 

第103話 ホームズ最後の夜

事件a.
 デニス ホームズ通。自殺?
 ワトソン 警備員。警官志望だが薬物療養中のためかなわず。
 モリアーティ教授 ホームズ初版本をめぐり、デニスと争う。
 アドラー 末期ガンの女性。

事件b.
 コーリー ジープで事故死
 ライル コーリーの友人。頭部に傷が。

 ホームズ通の男性デニスが死亡。自殺にも思えるが銃の所在は不明だ。
グリソムは、グレッグをメンバに加えるための最終試験とする。
デニスは、仲間の連中にホームズを辞めると告げていたらしい。
蔵書には血痕が。彼はモルヒネを投与しており、その状態での自殺は困難だ。
ワトソン役の警備員の靴にも血痕が。彼はデニスの後釜としてホームズの座を狙う。
靴の血はデニスの物だが、凝固しており、誰かがワトソンに罪を着せようとしている。
蔵書の血はモリアーティ役の物と判明。蔵書をめぐって争い、手を切ったと言う。
ジープが道路から転落死、運転手コーリーが死亡。
コーリーの友人ライルは頭部に傷があるが、一緒には帰らなかったと言う。
ワイヤーの破片が見つかり、電線が断線していた事が判明。
電線が金属に接触。時計などの金属で通電し、感電死したのだ。
グレッグは暖炉で銃を発見。チューブで自殺した後に暖炉に銃が隠される仕組みだ。
自分以外がホームズになる事を嫌がり、ワトソンによる殺人に見せかけたのでは。
グレッグは、コカインでなくモルヒネを使った事に疑問を感じる。
アドラー役の女性は末期ガンで、デニスが辞める事でクラブが解散になると知り失望。
デニスを射殺し、辞めるようそそのかしたワトソンに罪を着せようとしたのだ。
グレッグは自らの判断ミスに失望するが、グリソムは評価し正式メンバとなる。

 と言うわけで、とうの昔にメンバーになっていると思ったグレッグがようやく採用。
ホームズに扮する一団の殺人事件で、トリックがいろいろ出るが
ホームズになじみがないとちょっとつらい所も。

TV放送 2006/07/01 BS05 2200-2254
 

第104話 裏切り者に蛇の祈りを

事件a.
 ベロニカ 別名カーラ。首を切られて見つかる。バンドのおっかけ?実は記者
 ナルコ 歌手。ベロニカが批判的な記事を書く
 ハニート バーテン

事件b.
 ビンセント 車で射殺死体が見つかる。トップセールスマン。
 ボニー 買い物好きの老婆
 ダックス 成績2位のセールスマン
 老兵 ボニーの身を心配する

 新聞販売機で女性の首が見つかる。死後6時間が経過し、首を切られたのは死後だ。
女性はベロニカで、パーティへよく出入りしていたと判明。
だがバーテンは彼女はカーラと名乗り、歌手の追っかけをしていたと言う。
実はカーラは記者で、歌手ナルコが犯罪者を美化しているとして取材し
批判的な記事を書いていたのだ。
ナルコはカーラとつき合っていたが、記者とわかり別れたと証言。
タイヤ痕からバーテンのハニートが関係していたと判明。
彼はバーテンのまま終わるわけにはいかないと感じ
殺人を犯す事で、自分の曲が出来る事を期待したと言う。
車でビンセントの死体が見つかる。車いすがあり、製造番号からボニーの物と判明。
ボニーは先週亡くなり、孫が荷物を取りに来る予定だと言う。
彼女はテレホンセールスを楽しみにし、
ビンセントのインチキセールスにだまされていたらしい。
彼女の孫ダックスはビンセントの同僚で、ビンセントが祖母に売りつけた事で対立。
しかし彼の祖母はボニーではなかった。薬莢には大戦時のドイツの刻印が。
それは戦利品で、ボニーの身を心配する老兵は、
ビンセントを呼び出し始末したのだった。

 と言うわけで、悪徳商法をめぐる殺人は、どこかで見た感じだがCSI風。
一方、怪しげな歌を崇拝する犯人による殺人は、
実際にそう言う歌があるわけでもないと思うし、どうもピンと来ない。

TV放送 2006/07/08 BS05 2200-2254
 

第105話 人形の牢獄

スベトラーナ ロシア人女性。タールに包まれた遺体が見つかる。
別の女性 同様に遺体が見つかる。5年前に死亡。
アンドリュー スベトラーナの元夫。現在はアジア系女性と結婚
クロエ 美容師。スベトラーナと働いていた
ケン スベトラーナの恋人。
ブラト 店の受付係。

 建築現場でタールに包まれた2人の女性遺体が見つかる。
1人はめった打ちにされ、身元を隠すためか指先が切断されている。
その女性は2年前の遺体。もう一人は5年前の遺体と判明する。
2年前の遺体は行方不明のロシア女性スベトラーナで、
夫アンドリューは仲介業者を通じて結婚。
暴行を訴えられ離婚しようとしたが、姿を消したため別の女性と結婚したと言う。
夫の暴力に耐えかね殺害した母を持つサラは、アンドリューに嫌悪感を示す。
スベトラーナが務めていた美容院の同僚クロエから、
スベトラーナは夫に暴力をふるわれ、ケンと親しかったとわかる。
ケンによると、彼女は夫に暴力をふるわれた事はなく、
逃れるためケンが殴ったと言う。
店のイスには染みがあり、アジア系である今の妻のペンダントには血痕が。
今の妻もまた、夫によって行動を制限されていた。
アンドリューは妻への暴行容疑で刑務所へ入れられ、出所後殺害。
店の受付係ブラトはロシアでも死体の処分をしており、
アンドリューに頼まれスベトラーナの遺体を始末。
5年前には密入国に失敗して死んだ女性を始末していたと言う。

 と言うわけで、今回は事件が1つだけ。
キャサリン側の事件だがグリソムも口を出すと言う展開に。
おかげで時間帯がどうなっているのか、いまいちわからず、
グリソムは結局たいして出番がない。
このシーズンはサラの闇の部分を時々描く気らしいがどうなる事か。

TV放送 2006/07/15 BS05 2200-2254
 

第106話 もの言わぬ反撃者

事件a.
 ローリー 行方不明の後、死体で発見。父親は金持ち。
 マーク ローリーの夫。暴力的
 エイミー 友人。マークとの浮気?
 ブラッド ローリーに言い寄る。
 ダイアン ローリーの義母。

事件b.
 男 公園で熊に殺される。動物園職員。
 ケン 動物密売のブローカー
 ブライト 銃の持ち主。

 ローリーが行方不明に。車が見つかるが争った痕跡はない。
ローリーは夫マークと友人エイミーの浮気を疑い、
昨日はブラッドがローリーに言い寄ったと言う。
エイミーは浮気を認めた上で、暴力的なマークが疑わしいと言う。
公園で男がヒグマに襲われて死亡。熊は頭部が撃たれている。
埋め込まれていたチップから、熊は動物園のチッピーと判明。
ブローカーのケンが、他の動物園へ売ろうとしていたとわかる。
銃はブライトの物と判明。熊を殺したが、男は死亡していたと言う。
熊からは麻酔薬が検出され、ケンの書類が動物園のコピー機でコピーされたと判明。
ブライトと男が熊を盗み出す事を計画したが、反撃され男が殺されたのだった。
ローリーの遺体が見つかり、ベントリーの繊維が付着。
ローリーの義母ダイアンがベントリーを借りた事を認め、
彼女がローリーを殺害し、ブラッドに死体遺棄を頼んだと判明。
ダイアンは、ローリーの父親の財産を狙っていたのだった。

 と言うわけで、熊の話はCSI風。
もう1つの事件もCSI風と言えばそうだが、何かありきたりで物足りない感じ。

TV放送 2006/07/22 BS05 2200-2254
 

第106話 王様の秘密

ブルース カジノ王。裸で殺される。実は幼児プレイの趣味が。
ダナ ブルースの妻。遺体の発見者。ブルースとは契約結婚状態だった。
マグリー ブルースの友人。ダナと浮気していた
タナヤ マグリーに雇われた歌手。ブルースの世話をしていた。

 カジノ王ブルースが豪邸で死亡。顔面を強打し、ベランダから転落したらしい。
首が折れており、自力で仰向けにはなれないはずだ。
発見者である妻ダナは、全裸だったため下着を着せた事を認める。
即死ではなく動かさねば助かった可能性も。
キャサリンは自分の事件なのに、エクリーの指示でグリソムが担当する事に不満。
おむつかぶれ用の軟膏や、幼児プレイ用の隠し部屋が見つかる。
警備システムから、ダナは生きていたブルースを放置したと判明。
おむつの世話はできず、夫婦の契約をしていただけだった。
子守を雇っていたが、何者かは知らないと言う。
友人マグリーが雇った歌手タニヤが世話をしており、LSDを与えたと判明。
ブルースは暴れ出し、バルコニーから転落。彼はタニヤの子供を養っており、
ブルースの世話をする事でしかつながりを維持できなかったのだ。
タニヤの母乳からはLSDが検出。罪には問われるだろう。

 と言うわけで、CSIらしい新たな性癖が関わる事件が発生。
いろいろエピソードは出てくるが、
まあどの性癖を題材にするかまでがポイントと言う感じ。

TV放送 2006/07/29 BS05 2200-2254
 

第107話 潰された誇り

事件a.
 ケルビン・ラッセル 至近距離から撃たれ死亡
 ゲイブ・ミュラー 議員。元フットボール選手
 ミッチ スポーツ賭博の予想屋。ケルビンの部下
 バーンズ ケルビンの同僚。彼も撃たれる
 ダボ 元ボクサー

事件b.
 モリス・ハドソン ホテルで死亡。太った女性好き
 ブレンダ ハドソンの恋人。枕で彼を殺害したと証言
 レジーナ ハドソンの恋人

 至近距離からショットガンで撃たれ、顔のえぐれた死体が見つかる。
死後2週間経過。指輪からゲイビ・ミュラーと判明。
だがそれは議員の名前で、元フットボール選手の議員は、指輪を処分したと言う。
指輪を買ったのは予想屋のミッチで、死亡したラッセルの部下だった。
ケルビンとは険悪な関係だった。
元ボクサーのダボは、かつての縁でケルビンの汚れ仕事を手伝うように。
ミッチに恥をかかせたとして、ラッセルを殺害したのだった。
ホテルでモリスの死体が見つかる。圧迫による窒息死で、何かが乗っていたらしい。
モリスは太ってはいないが、太った女性が好きでイベントに出入りしていた。
レジーナとつき合っていた事がわかるが、彼女は先に帰ったと判明。
別の女性ブレンダは、枕で押さえつけて殺害したと証言するが、
酔ったブレンダはグレッグの上で寝てしまい、身動きできなくなったモリスは死亡。
笑い話のネタにされるのを嫌がり、殺人を犯したと称したのであった。

 と言うわけで、またまた特殊な性癖の人たちが出て来る話。
ややネタ切れの感もあるが。スポーツ賭博の方はいまいち。

TV放送 2006/08/05 BS05 2200-2254
 

第108話 制御不能

事件a.
 マーサ フライトアテンダント。刺殺された。
 スー 5年前に同様の事件の被害者
 ジェシー コカインの売人
 サンドラ ジェシーの妻
 ホテルのオーナー

事件b.
 カイ 12歳の少年。自宅で撲殺される
 ホーキンズ カイの父
 マット カイの兄
 カバリエ刑事 マットの犯行と決めつける
 ウォルター 公園に住むホームレス。血の付いたセーターを着る

 ホテルでフライトアテンダントが刺殺される。抵抗した形跡も。
エクリーは5年前の未解決殺人スーの事件と一致すると判断。
5年前の指紋から薬の売人ジェシーが浮かぶ。だが精液のDNAは一致しない。
ジェシーはスーにコカインを売りに行き、死んでいたので逃走したと言う。
2つのレイプ事件には共通点が多く、計画性がある。
サラはホテルのオーナーに被害者のスーツケースと同型の物を見せ、
始末したはずと動揺したホテルのオーナーが犯行を自供する。
12歳の少年カイが自宅ベットで撲殺される。洗濯物のシャツには血が。
父ホーキンズと兄マットを調査。14箇所もパイプで殴られている。
カバリエ刑事はマットを犯人と決めつけるが、ニックはこれを批判。
自白もとったと言うが、ニックは公園のホームレスウォルターを調査。
ウォルターが拾ったと言うセーターはホーキンスの物で、カイの血がついていた。
だが血の付き方から犯人は背の低いマットと判明。
おねしょをばらされ殺害。マットは最初から自白していたと言う。

 と言うわけで、連続レイプ犯の話と、自宅で少年を惨殺した謎の犯人の話。
レイプ事件の方は今さら目新しくもない感じ。
少年の方も、真相はいまいちだが、兄を犯人と決めつける刑事の存在は面白い。

TV放送 2006/08/12 BS05 2200-2254
 

第109話 生かされて

事件a.
 男性 公園で火事に巻き込まれ焼死
 タラ 同様に公園で大やけどする。ニールの妻
 トラック運転手 タラを乗せた
 ニール・マシューズ タラの夫。精子異常。モーガンの友人

事件b.
 ダニー 少女。自宅プールで溺死。胸を骨折
 コリーン ダニーの母。階段で死亡。卵管手術をしていた
 モーガン ダニー父。ベットで死亡
 ベビーシッター モーガンの助手

 公園で男が火災に巻き込まれて死亡。
さらに女性が大やけどで見つかるが、彼女は生きていた。
トラック運転手が1時間前に降ろしたと証言。
彼女はタラと判明。夫ニールはケンカしたが、仲直りする気だったと言う。
自宅プールで少女ダニーが死亡。階段では母コリーン、ベットでは父モーガンが死亡。
3人の死に方はそれぞれ異なる。
枕には茶色の毛髪があるが、ベビーシッターはモーガンとの浮気を否定。
ダニーは溺死で、胸を骨折しており、蘇生しようとした後プールに戻されたらしい。
毛髪のDNAは変則的で、タラと一致すると判明。2つは同じ事件だったのだ。
ライターはタラの手の中で爆発。自爆した可能性もある。
モーガンの妻コリーンは卵管手術をして出産する気がない一方、
ニールは精子異常があり、自分の子が産みたいタラはモーガンの子を妊娠したのだ。
ニールはタラの浮気を知りモーガンを射殺。警察を呼ぼうとするコリーンも射殺。
ショックを受けたタラは、プールに浮かぶダニーを発見し蘇生しようとしたが失敗。
絶望して生きる資格がないと姿を消したのだった。

 と言うわけで、今回は2つの事件が関係するとわかるパターン。
グリソム班とキャサリン班が一緒に動く口実ができていい気はするが。
いろいろ人間関係が入り組んではいるが、毎度おなじみCSI風という感じ。

TV放送 2006/08/19 BS05 2200-2254
 

第110話 冷たい街

事件a.
 夫婦 高級車ハマーを盗まれる
 タコス店長 強盗を追い払う

事件b.
 リサ ステージで死体が見つかる。妊娠していた
 ダルーカ オーナー。
 元恋人 ダルーカに罪を着せようとする

事件c.
 ポール ボディビルダー。自宅で死亡
 ティファニー 行方不明の生徒

事件d.
 チェイス ベンチで全身やけどの死体が見つかる
 ガイル チェイスの姉
 アンディ チェイスの友人
 ジャレッタ コインランドリー店長

 高級車ハマーが車に乗り上げ、運転手は置き去りにして消える。
ハマーの持ち主夫婦は強盗に奪われたと証言。
エアバックにタコスのラードが付着。
タコス店が昨夜2人組に襲われるが、店長が追い払っていた。
万引き犯が捕まり、特徴が強盗に一致。
タコス店長に仕返しするため、ハマーを盗むが運転を誤ったとわかる。
車ショーのステージにリサの死体が見つかる。首を絞められて窒息。
オーナーダルーカの子を妊娠していたが、
元恋人がダルーカに罪を着せようとした犯行と判明。
ボディビルダーのポールが変死。目から出血し感染病の疑いが出るが
ステロイドで免疫低下し、カビの感染症になったとわかる。
エアダクトに弾痕があり、誰かが撃たれたと判明。
ポールの生徒で行方不明のティファニーは、ポールのインポをバカにして射殺される。
だがその穴からカビが侵入し、感染症になったのだった。
ベンチでカートに乗せられた少年チェイスの死体が見つかる。
頭蓋骨折し全身やけどしている。
友人アンディによると、チェイスの姉ガイルのパーティを覗くが追い出されたと言う。
カートはコインランドリーの物で、店長ジャレッタは
店を開け戻ったら子供が死亡しており、店を離れた事を隠すため死体を始末したと証言。取っ手からはアンディの指紋が見つかり、
面白がってチェイスが機械の中に入り、死んでしまったとわかる。

 と言うわけで、今回は各メンバーが活躍している所を見せようと思ったか
細かい事件がいっぱい発生。
ただし、時間がどんどんバックしてる感じで、
何かこの後どんでん返しでもあるのかと思えば、まったくなく拍子抜け。

TV放送 2006/08/26 BS05 2200-2254
 

第111話 汚れたエリー

エリー ブラスの娘。今は娼婦
ダコタ エリーの仕事仲間。行方不明に。
アニー ブラスの旧友であるロスの女警部。
ロニー ダコタの恋人。
トッド 検事補。ダコタを呼んだと認める。
ビック 有名俳優。トッドがダコタを引き合わせた。

 ブラスは娼婦になった娘エリーから連絡を受ける。
仕事仲間ダコタが行方不明と聞き、休暇を取りロスへ急行する。
旧友である女警部アニーや、会議で来ていたウォリックの協力を得る事に。
銃弾の跡のある車を発見。トッド警部補の車だが、盗まれたと主張。
ダコタの恋人ロニーを調べるが、殺人は否定。
やがてダコタの遺体が見つかり、ひどく殴られていたとわかる。
出血多量で腰に石が縛られ、沈める気だった可能性も。
トッドの家で血痕を発見。ダコタを招き友人に引き合わせたと認める。
相手の名前は語らないが、指紋から有名俳優ビックが浮かぶ。
彼の名で登録された拳銃が、現場の弾と一致。拳銃の持ち手で殴った事も判明。
証拠能力には欠けるが、後はアニーに託す事とする。
ブラスは心の準備が出来るまで待つと言い残し、エリーのもとを去る。

 と言うわけで、今回はブラス警部が主役で
何しろグリソム、キャサリン、サラがまったく出演しないと言う異色編。
ロスへ出張したりするから、「CSI:LA」とかの前フリかと思わせるが
「たまたま来ていた」がウォリックが協力したりするから微妙な感じ。
まあそんなわけだから、科学捜査的にはいまいち。

TV放送 2006/09/02 BS05 2200-2254
 

第112話 禁断の味

ロビー:犠牲者。患者。去勢していた。
ケニー:最初の容疑者。患者。遺体と一緒にいた
アダム:次の容疑者。患者。ベットの精液とDNAが一致
ジョアン:看護婦。アダムと関係が?

 精神障害の犯罪者を集めた収容所で、患者ロビーの遺体が見つかる。
近くにはケニーがいて興奮状態。患者たちからの事情聴取ははかどらない。
ベットで精液が見つかる。ロビーは去勢しており、別人の物だ。
ロビーの死因は窒息死で、拘束された疑いも。
院内で薬物のやりとりがあり、目撃したロビーが始末された可能性も。
ロビーの枕に手の跡があり、これが凶器らしい。
精液は患者アダムの物と判明。
アダムはロビーと関係しており、彼を叩きつけ殺したと言うが、つじつまが合わない。
アダムはサラを襲い、母が精神鑑定を受けた経験のあるサラはショックを受ける。
ゴミ箱のシャツから看護婦ジョアンの口紅が見つかる。
ジョアンはアダムと口論しており、会話はアダムが作った陶器に刻み込まれていた。
彼女は実はアダムの母で、彼を溺愛し、旧姓でアダムを見張っていたのだ。
ロビーとの仲を裂くため、彼を殺害。アダムに始末させ、ケニーが発見した。
証拠がなくても、半年間息子と離されれば、ジョアンは生きられないだろう。

 と言うわけで、ここのところ登場人物の少ない回が続くようだが
今回はグリソムとサラだけ。
まあ、物語は相変わらずで、看護婦は割に序盤から怪しかった気が。

TV放送 2006/09/09 BS05 2200-2254
 

第113話 主任失格

 ノバック キャサリンと飲んだ男。官選弁護人
 アリス 第一の犠牲者
 ダグラス アリスの身を案じ銃を渡していた。
 ジェフ アリスの元彼。アリスをつけ回していた。
 ホリー 第二の犠牲者
 ホリーの友人 飲んだホリーが男に言い寄られたと語る。

 仕事に疲れたキャサリンは、一人で飲みに行き男に迫られるが拒否する。
アリスという女性が頭が撃たれる事件が発生。車で銃が見つかるが口径が合わない。
電話番号が書かれたマッチを持っており、その相手がキャサリンに迫った男とわかる。
銃の持ち主ダグラスは、アリスの身を案じ銃を持たせたと言う。
ダグラスは元彼のジェフが犯人だと言い、ジェフがアリスの車にGPSをつけ
監視していた事が判明。
しかし、ジェフはスピード違反で捕まっており、犯行は無理とされる。
マッチの男ノバックか連行され、キャサリンとの関係が明るみに。
やがて同じ手口でホリーが殺され、ホリーがノバックの舌をかんでいた事が判明。
ノバックは、寄って人違いで迫っただけと主張。
落ちていたカードからジェフの指紋が検出され、
アリスを殺害し、翌日ホリーも殺害してノバックの犯行を偽装したとわかる。

 と言うわけで、今回はキャサリンが中心の話。
まあいろいろあるけど、キャサリンは飲酒運転ではないのか?

TV放送 2006/09/16 BS05 2200-2254
 

第114話 死体たちの運命

事件a.
 トリップ 学生寮で死亡。
 ポーラ 学生寮で死亡。
 ザック トリップの隣の部屋。彼ともめていた。

事件b.
 ジェームズ 駐車場で死亡。安置室から遺体が消える。
 デビッド 安置室の職員

事件c.
 ケビン ミステリーサークルで死亡
 ボーガン ヘリのパイロット

 大学生寮でトリップとポーラが死亡。肌がピンク色で一酸化炭素中毒の疑いが。
さらにトイレが爆発。嘔吐物に二酸化炭素が多い事がわかる。
トリップは隣の部屋のザックともめており、部屋の間の壁に穴が見つかる。
ザックはロスにいて、穴については関与を否定。何かを拾い、指をやけどしたと言う。
何者かがドライアイスをザックの部屋に置き、トリップらを窒息させたらしい。
その結果体温が下がり肌がピンク色に。
犯人は大量にドライアイスを購入し、余りをトイレに捨てれば爆発もあり得る。
元恋人はトリップが遊びだったと知り、研究室からドライアイスを持ち出す。
気分を悪くさせるだけのはずが、トリップが床でセックスしたため死亡したのだ。
駐車場でジェームズが死亡。
だが安置室から遺体が消え、不在にした職員デビッドの責任が問われる。
ジェームズは服を着て、家の前のベンチで発見される。
高血圧症で死亡したジェームズは、死後ビールを飲まされ、葉巻をくわえさせられた。
ジェームズの友人は彼の死を知り、気の毒に思い遺体を盗み出しパーティをしたのだ。
ミステリーサークルでケビンが死亡。周囲に足跡はない。
サークルはヘリによって作られた物と判明。パイロットホーガンによれば、
ケビンは挑戦者としてアイマスクをしてヘリから落とされたのだ。
1メートルの高さを300メートルと思いこみ、ショック死。放置すれば殺人罪だ。

 と言うわけで、今回も事件は3つ。
どれもCSIぽい事件とは思うが、科学捜査的に面白いのは学生寮の件くらいかな。
ミステリーサークルなんてかなり拍子抜けだし。

TV放送 2006/09/23 BS05 2200-2254
 

第115話 CSI“12時間”の死闘 前編

警官:ニックといたが、現場から離れた
配達人:犯人からの封筒を届けた
ニックの父:判事
サム:カジノ王。キャサリンの父。キャサリンは接近を避けていた。
男:犯人

 体の一部が落ちているとの匿名通報があり、ニックが調査する事に。
同行した警官が現場を離れた間に、ニックは何者かに襲われる。
全員がこの事件に専念する事に。
肉片は犬の内臓と判明。遺留品から指紋は検出されない。
交差点のビデオに不審なフォードが記録されていた。
ニックの周辺に不審な人物は見つからず、偶然ニックが狙われた可能性も。
犯人から封筒が届き、12時間後に100万ドルを用意しろと要求。
ネットでニックが生き埋めにされ、もがく様子が中継される。
空気が補充され、クリックするたびに照明がつく事が判明。
市長は身代金を払わず、判事であるニックの父にも時間までに用意はできない。
キャサリンは疎遠な父サムに頭を下げ、何とか100万ドルを用意。
グリソムが取引現場に乗り込むと、犯人らしき男が現れる。
何もできないのは私の心境だと言い残し、男は自爆してしまう。

 と言うわけで、シーズン5最終話は前後編でタランティーノが演出。
しかもニックが誘拐され生き埋めにと言う大事件発生。
科学捜査としてどこまで面白くなるかはまだよくわからないが
展開的にはかなり期待させる感じ。

TV放送 2006/09/30 BS05 2200-2254
 

第116話 CSI“12時間”の死闘 後編

 ロバート 航空エンジニア
 ケリー・ゴードン ロバートの娘。服役中

 自爆した男はロバートと判明。航空エンジニアで爆弾にも詳しい。
そのDNAから娘ケリーが殺人容疑で服役中とわかる。
無実を主張し、面会に来た父が計画を話した可能性も。
だがケリーは協力を拒否。倉庫の地下に埋められた棺を発見するが、中は犬だった。
ニックの棺はガラス製で割れ始め、中にアリが侵入。ニックがたかられる。
ウォリックは自分がニックの立場になったかもと、重圧に耐えられない様子だ。
犬の棺は試作品とわかり、分析を始める。
グリソムはアリの種類から、それが存在するのは葉樹園だけと判明。
ついに埋められた棺を発見。時間切れで酸素がストップし、
ニックは自殺しようとが、間一髪棺を掘り出す。
しかし、試作品から箱に爆弾が仕掛けられている事が判明。
ニックの体重分の土を入れ、同時に引き上げ無事救出する。

 と言うわけで、タランティーノが演出する前後編は、チームの結束も描いてるし
グリソムの特技やら、ウォリックとニックの友情やら
キャサリンと父の確執やらまで描かれていてかなり上出来。

TV放送 2006/11/02 BS05 1600-1650