第25話 南米の極悪人

 ファッションショーの会場から飛び出した、モデルのテスがひき逃げされて死ぬ。
現場には加速した形跡があり、殺人だと判明。
残されたガラスから、ランボルギーニだと判明。
車はスコットの物で、パーティに呼んだ客に貸したと言う。
ビデオにテスと口論する、プレイボーイのクラーボが映っており、彼を尋問する事に。
だが、某国大使の息子と言う彼は、外交特権を主張。
泥酔で拘留はできるが、翌日には釈放しなくてはならない。
車にはテスの服らしき繊維が付着。さらにミシェルの死体が見つかり、レイプ反応が。
クラーボではなく、兄ラモンによる物らしい。
上司の圧力がかかり、上司は兄弟の捜査をやめさせる。
ラモンはプールでミシェルを殺害した事を認めるが。
灰の中の成分を分析。カナダ領事館のプールだと判明。現場はそこだった。
さらに、女性たちと沖へ出たヨットを包囲。
カナダでの犯罪に特権はきかず、公海であるラモンを逮捕する事に。
クラーボもいずれ逮捕すると警告する。

 と言うわけで、第2シーズンの最初のエピソードだが、
事件は1つしかなく、しかもすぐに犯人がわかってしまい、
それが外交特権を主張し、裏をかいて逮捕するのはいいのだが、
科学捜査としてはあまり面白くない。

TV放送 2004/10/12 BS05 2100-2154
 

第26話 海上の死角

 ボートで水中銃に刺されたポールの死体が見つかる。水中銃は船内にはない。
新品のボートだが、トイレを使用した形跡が。
手には銀の痕跡があり、相棒マーティンと宝探しをしていたとわかる。
トイレに行っている間に、出資者ベタンコートがポールを殺害。
金づるを失いたくなく黙っていたと言う。
ベタンコートは、手紙に仕込まれた爆弾で爆殺される。
カリーは水中銃を撃つとあざができる事に気づく。
ベタンコートの船には特徴が一致する銃が。
彼らは宝探しを隠れ蓑に麻薬の密輸をしていたらしい。
マーティはそれに気づき、山分けを持ちかけたあげく、ポールを殺害したのかも。
腹にはあざがあり、ベタンコートの水中銃を使用したらしい。だが目撃者はいない。
現場に残された血の跡から、そこに十字架があったと判明。
美術品は転売され、宝探し仲間のペネロペが売ったとわかる。
彼女は殺人は否定するが、美術品を売った罪で逮捕。
マーティンは、麻薬取引の相手であるコロンビア人に始末される。

 と言うわけで、今度は宝探しとか密輸とか出てくるが、
相変わらずパッとしない感じ。

TV放送 2004/10/19 BS05 2100-2154
 

第27話 罪と罰

 マンションで大量のウジ虫が発生。ペグという女性の死体が見つかる。
だが角膜が混濁しておらず、彼女が実は生きていると判明。
彼女はここの住人ではなく、護身用具を持っており、過去にもレイプ経験がある。
今回はレイプはされておらず、角材で殴られたらしい。
だが無理矢理連れてこられた形跡はない。
ペグはメイスンにレイプされ、メイスンは仮釈放の審理中だ。
メイスンにクリスタルと言う女性が面会している。彼のファンと言う可能性も。
どうやら、レイプ犠牲者に扮して、ペグを連れ出したらしい。
メイスンの息子マックスは、父の潔白を信じ、ペグに証言しないよう求めたが
断られたという。資料を見せられ、父の実情を知った彼は、
メイスンに頼まれ金を運んでいたと告白。殺しの報酬だった可能性もある。
ペグのブーツから携帯が見つかるが、通話記録は残されていない。
実は補聴器に反応して、発信したらしい。それは現場にいた看守の補聴器だった。
彼は囚人の妻とセックスしているのをメイスンに見られ、
脅されてペグを襲撃したのだ。
メイスンの仮釈放は却下され、関係者全員が関与を証言した事で逮捕される。

 と言うわけで、レイプの犠牲者と、刑務所にいる犯人のつながりを追求する話で
展開は面白いのだが、科学捜査の方は何かいまいちという感じ。

TV放送 2004/10/26 BS05 2100-2154
 

第28話 餌食

 嵐の夜、2人の娘が行方不明になる事件が発生。妹は隠れていたと判明。
だが、14歳の姉ラナはさらわれたらしい。
近所に住むウイリーに性犯罪の前科があると判明するが、対象は男だけとわかる。
やがて腕が見つかるが、まだ生きている可能性はある。腕はワニに食われた形跡が。
母クリスト(バージニア・マドセン)は、別れた浮気相手アートを怪しむ。
だが彼が夜盲症と判明。夜の運転は無理だ。
目撃者のビデオから、コルベットが特定され、テニスプレイヤーデビッドが捕まる。
その部屋にはラナが。彼はラナのコーチで愛し合っていると言う。
ラナが未成年なので違法かに思えたが、実は両親がテニス選手として活躍させるため
年齢を偽っており、16歳とわかる。フロリダでは合法となり釈放に。
腕はテニス肘。残された繊維はアートが配ったシャツの物で、
行方不明のデビッドの生徒コンスエラが着ていたとわかる。
保護用のチップからワニを特定。胃を洗浄しテニスシューズが見つかる。
コンスエラがデビッドからもらったラケットのガットを分析。
切り口から、それでコンスエラを縛ったと判明。
クリストは、デビッドを銃で脅すが、デビッドはラナを人質に。
ホレイショがかけつけデビッドを逮捕する。

 と言うわけで、バージニア・マドセンがゲストで出ていて驚かせるが
ワニとかいろいろ出てくる割に、物語の方は何かあまりひねりがない感じで
ヒスパニックが差別されてるなんて話にすり替わると変な感じ。

TV放送 2004/11/02 BS05 2100-2154
 

第29話 空白の1時間

 クラブで銃の乱射事件が発生。2名が殺され、通報者リッキーが重傷を負う。
客たちはコカインをやっており、表には清掃車が通過した際車が駐車されていた。
犠牲者ブラッドとジャスティンは、抵抗した形跡があり、リッキーの証言と異なる。
近所のクラブのオーナーアンジェロは、店に寄っておりブラッドらともめたらしい。
銃は犯行に使用された物と同型だが、犯行に使用された物とは一致せず。
リッキーは富豪マードック家の一員で、
弁護士アーロンはアンジェロに罪を着せようとする。
リッキーは90センチから撃たれていて、自分で撃つ事は不可能だ。
カリーの父はアル中を克服し、殺人事件の弁護をする事に。
恋人ドゥエンを刺殺したグロリアを担当するが、正当防衛かもと言う。
シートベルトにグロリアのドライバーで刺された形跡を発見。
だが、血痕から意識を失った状態で撃たれたと判明。
最初は確かにドゥエンに襲われたが、反撃し意識を失った上で撃ったのは殺人だ。
父は司法取引を拒否した事を悔やみ、再び酒におぼれてしまう。
不良品の銃では、同時に2発の弾が出てしまう事がある。
アーロンはリッキーを犠牲者に見せるため、肩を狙ったが、
暴発でもう1発が胸に当たってしまったのだ。
リッキーは商売をめぐりブラッドらともめ、アーロンの前で2人を射殺。
事件を隠すため、アーロンが仕組んだのだ。
指紋が残らないようスーツで銃を持ったのだが、その繊維が銃に付着していた。

 と言うわけで、銃の乱射事件はちょっと面白い感じ。
弁護士にも疑いがかかると言うのも面白いが、
カリーの父の事件の方は、何かわざわざ挿入したにしては軽い感じ。

TV放送 2004/11/09 BS05 2100-2154
 

第30話 嵐に咲くバラ

 ハリケーンが接近し、多くの被害が出る。
避難する男女は、男をはねとばすが、車にひかれたのか嵐に飛ばされたのか不明。
男の手には黄色い物質が付着。物質はサーフィンの滑り止めで、
男はギャングの会計士で、組織の金を持ち出し身を隠したが、
サーフィンに出て嵐で飛ばされたとわかる。
柵に刺さっていたマーティンが見つかる。
やがて死亡するが、横風なのに垂直に刺さっておりふくらはぎには打撲の跡が。
義弟ミゲルはマーティンと折り合いが悪かったとわかる。クギには血が付着。
血液は、なぜか会計士をはねた運転手トッドと一致する。
家からステレオを持ち出す男ジェドを発見。
自分の家だと言うが、寝室には撃たれた妻リナの死体があり逮捕。
ジェドはリナと離婚し、接近禁止命令が出されていたが、殺人は否定。
テーブルには銃が見つかるが、リナが護身用に持った物らしい。
しかも最近撃った形跡がなく、傷口の射入口は避けており、
弾丸の侵入速度が低かった事がわかる。角度から外から撃たれた可能性も。
弾は使用済みで酸化しており、リナが練習してバケツに入れておいた物が
強風で飛ばされリナに命中したと判明。ジェドは銃の窃盗罪で逮捕される。
マーティンはハリケーンに備えて、ハシゴで作業をしていたが、
近所のトッドがハシゴを貸してくれと強引に引っ張り、倒れたのだ。

 と言うわけで、ただでさえ大変なハリケーンで、3つもの事件が発生。
1つくらいはただの事故があっても良さそうだが、意外やすべて殺人がらみで
しかも2つは関連していたなんてなると、さすがはCSIと言う感じ。

TV放送 2004/11/16 BS05 2100-2154
 

第31話 死のピットイン

 レース場で給油係のクリスが焼死。レーサーのジミーは行方不明に。
給油用のホースは細工されており、殺人の疑いが。
メタノールの炎は透明で皆気がつかない。クルーの誰かの仕業だ
クリスのツールボックスに細工の跡があり、不審な足跡が。
気晴らしに行っていたと言うジミーが舞い戻るが、足跡は一致せず。
オイルのブランドから、ライバルチームジュネの物と判明。
レーサーアーネストを逮捕。細工して目撃され殺害したとの疑いをかけるが、
エンジンにはむしろ性能を上げる細工がされていた。
ジミーは細工を認めるが、クルーリーダーのエルナーがさらに細工し、
わざと負けるようし向けたと判明。
マシンにはアスベストの手袋の跡があり、それをしているのはエルナーだけだった。
それをクリスに見られ殺害。
大敗して二流企業に愛想を尽かせ、一流企業のスポンサーに乗り換えるための行動で
オーナーの女性ヘイリーも、気づきながら黙認していたらしい。
ジュネとの契約は成立するが、エルナー逮捕を知りジュネはジミーを引き抜き
ヘイリーの所には何も残らなかった。

 と言うわけで、レース場で起こった殺人の話で、
その理由を追及していくあたりの科学捜査の妙はあまり感じられないのだが、
逮捕を逃れた影の黒幕を陥れるあたりは、割に面白い感じ。

TV放送 2004/11/30 BS05 2100-2150
 

第32話 憎しみの絆

 ブレーメン氏がオフィスで死亡。狩猟用ナイフで刺されたらしい。
狩猟用ナイフならば、自らも負傷するはずだが、周囲に血痕はない。
コンピュータは起動中で、現場にはハイヒールの跡。ケーキも残されていた。
経営者がパソコンを監視していたため、
無線で向かいのビルのネットに侵入していたと判明。
ラフトレーラーと称して、売春婦アマンダを呼んでいた。
彼は毎日、女子寮を覗くと言う設定のサイトを見ており、アマンダもここにいた。
だがハイヒールに付着した薬品が、オフィスを洗浄した物と判明。
オフィスへは行ったと認めるが、犯行時刻はシャワーを浴びており、
それはネットで配信されており間違いない。
実はオーナーのジェーソンは外での仕事を禁止しており、密かに働いていたため
ブレーメンが死んだと気づき、ノートパソコンを持ち去り捨てたと認める。
ホレイショの知人であるスージーが覚醒剤の容疑で調べられる。
スージーは尿検査で問題は出なかったが、夫ボブを拘留。2人は娘マディソンがいるが
ホレイショはマディソンが弟レイモンドの子供と気づく。
レイモンドが殺された夜、ボブは一緒にいたらしい。
ボブは配線の技術を利用し、部屋に銃を隠しレイモンドを射殺したのだ。
銃が一致し、ボブは逮捕される。
捨てられてたノートを回収し分析。なぜか接着剤が付着している。
ハードディスクを復旧したところ、アマンダからのメールで
10時に会うと約束し、続いて12時に会うと言っている。
10時の方が偽物で別のコンピュータから送られたと判明。
ジェーソンのパソコンとわかるが、彼の手に傷はない。
社員のロイドには、手に接着剤の跡が。ナイフで負傷し止血に利用したのだ。
彼はアマンダにあこがれており、密会するブレーメンを殺害し、
ジェーソンに罪を着せようとしたのだった。

 と言うわけで、インターネットを絡めた事件は面白い感じだが
もう1つアッと言わせるようなトリックがあるわけでもない。
ホレイショの弟に絡むエピソードの方は、
もともと出し惜しみしてる感じでわかりづらい。

TV放送 2004/12/07 BS05 2100-2150
 

第33話 破滅への誘い

 マリーナでブイにしがみつく女性が、サメに襲われて死ぬ。
彼女は着飾っており、サメに襲われる前に撃たれた形跡が。
精液が検出され、隠しマイクをつけていた事から、
ブルーノ探偵事務所のシンディと判明。浮気調査をしていたが、
彼女が原因で接近命令を出され、恨んでいた者も多い。
彼女の車にイタズラした離婚したバディに疑いが。車は認めるが殺人は否定。
ホテルで血痕が見つかり、バディは精液が一致せず。
現場の指紋から、トリップ刑事が浮上する。
顧客リストにも名前があり、刑事仲間の非難を恐れるがデルコは本人に聞く。
バーでいた事は認めるが、浮気と犯行は否定する。
顧客のマシューに容疑がかかり、シンディの家で彼を発見。
彼女のために祭壇を作ったと称し、愛し合っていたと言う。精液も一致。
マシューの妻は、銃を発見し、マシューの犯行と思いこみプールに捨てたと言う。
ブルーノがシンディを覗いていたと判明するが、見張っていたのみと言う。
マシューの銃は犯行に使用された物と一致するが、
プールに捨てたのに腐食している。
犯人はシンディともみ合い、海に落ち、犯人だけが陸に上がったのだ。
マシューの靴を調べようとするが、妻はこれを隠してしまう。
どうやら真犯人は妻らしい。シンディは妊娠しており、赤ちゃんを守ろうとした。
夫を奪われたと感じた妻は、マシューの指紋をホテルに残し、
彼女を撃ったが、シンディは逃げ出しもみ合って海へ転落したのだ。
自分の子供の母になる気でいたのが許せなかったと言うが、
結果的に母親ではいられなくなったのだ。

 と言うわけで、まあ事件はボチボチという感じだが、
刑事が事件にからむと言うのが面白そうだったのに、何も関係なくて拍子抜け。

TV放送 2004/12/07 BS05 2100-2150
 

第34話 殺しのキス

 女性がホテルから落下して死亡。
だが既に死後硬直しており、落ちる前に死んでいたと判明。泣いていた形跡も。
全身にはホコリが付着。死因は呼吸困難の窒息らしく、監禁されていたらしい。
持っていた時計から、それを贈った恋人トミーが判明。
トミーは女性はニッキーで、誘拐ゲームを楽しんだと言う。
それは合法的なゴッチャ社という会社による物で、トミーが救出するはずだった。
彼女自身が承諾すると言うビデオも残されている。
現場に残されたビニールは、爆薬を包む物で、軍の使われなくなった基地が判明。
そこの箱にはひっかいた形跡があり、そこへ閉じこめられていたらしい。
継母による遺産狙いとも思えたが、ニッキーが死んでも遺産は入らない取り決めだ。
誘拐犯役ジャックの靴に、現場の樹脂が付着しており、死体を廃棄した事は認める。
基地からいなくなり、死体を発見したので捨てたと言うのだ。
窓には侵入した形跡があり、トミーの友人キースがフリークライミングで侵入。
ニッキーを救出しトミーに渡す手はずだったが、トミーが異常に思え退散したと言う。
デルコは盗難車の解体工場を見つけ、へクターに殴られたと言う。
かつての事件の証人である女性はデルコに親切にされており、彼が襲われたと証言。
へクターが紛失したコンタクトからDNAが検出される。
ホレイショは、証人と親しくなるのは危険だと警告。まずは生き残る事だと言う。
現場に残されたラップから、トミーのピアスの跡が検出。
セックスに飽きた彼は、誘拐を楽しもうとするが、それさえも飽きてしまったのだ。
ラップから唾液が検出。彼は窒息させながらニッキーにキスしたのだ。

 と言うわけで、誘拐を楽しむというサービスがあると言うのが今回の目玉で、
まあそんな事をしていたら死人も出そうだが、
一応は最初に犯人ではなさそうと思われた人物が、やはり犯人という王道の展開。
デルコのエピソードは地味すぎて、必要ない感じ。

TV放送 2004/12/21 BS05 2100-2150
 

第35話 造られた女

 美容整形医カルロスの首つり死体が見つかる。自殺に見せた殺人だ。
ドアには蹴破った形跡。何かの粘着物質も床にあね。
首には2つの傷があり、首を絞めてから吊したらしい。
太股に脂肪吸引に使うジェルが付着しており、患者ブライスといた事が判明。
ヒモの縛り方から、カルロスの手術で死んだサラの夫フォスターが浮かぶ。
カルロスを訴えており、ドアには彼の靴の跡が。
フォスターは押しかけたが、怖がっていたので何もせずに帰ったと言う。
アレックスはサラの死が医療ミスの可能性もあると考える。
不整脈が発生したが、点滴で針が正しく刺さらず、急死したらしい。
フォスターの毛が残されていたが、現場へ行ったら死んでいたので退散したと言う。
現場の粘着物質は、クリニックの駐車場にある特殊な木に生息する
アブラムシの排泄物と判明。院長が車で現場に運んだらしい。
ブライスは手術費のために、院長のアリバイ証言をしたと判明。
遺体に絨毯の繊維が付着しているのは、カルロスを絨毯に乗せて運んだためだ。
それは仕事のクセかも知れない。そして残された皮膚は女性の物と判明。
院長と看護士デビーはカルロスの所へ行き、裁判で口裏合わせをしようとしたが
カルロスがクリニックがつぶれてもいいと言い出し、戻ったデビーが殺害。
自殺のように偽装。絨毯に乗せると、力がなくても運びやすい事を知っていたのだ。
だがデビーは、殺害の理由はカルロスが浮気したからだと言う。
アレックスの調査で、サラの死はシリコンの破裂が原因で不整脈が発生したと判明。
しかもそれは手術前に破裂していたのだ。
フォスターが彼女をヨットに乗せ、風でマストに当たり転倒した際に破裂。
それは本人も自覚がなかったはずだった。

 と言うわけで、整形手術の事故なんて言うのはありがちな展開で、
容疑者が二転三転するあたりもCSIらしい感じ。
女性の死因が意外な感じだが、事件に関係ないので、
追及する必要はなかった気もするが。

TV放送 2005/01/04 BS05 2100-2150
 

第36話 全てを見ていた男

 駐車場で男が射殺され、ユージーンと言う男が目撃。
彼はコルトンが犯人と言うが、精神年齢が7歳で、その証言で捜査できるかは微妙だ。
殺されたのはベッカムで、ダイヤのブローカーだと判明。
ユージーンの証言からジムのトレーナー、ザックが浮かぶ。
彼はベッカムがダイヤを売ったブリアンナのトレーナーだ。
だがユージーンは彼はコルトンではないと言う。
ザックの車を分析。バックでベッカムにぶつけたと判明。
ザックを逮捕するが、撃ったのは別人だと判明。
草むらで女性ジュリーの死体が見つかる。首が折れてここまで運ばれたらしい。
だが死体は検死官アレックスに届かず、行方不明に。
輸送業者が遺体を売ったとわかり、受け取った紙幣からジュリーの父と判明。
父親は彼女が階段で転落死したと言う。
実は彼女が浮気に気づき、口論になって誤って転落。
浮気相手が妻の妹カレンのため、隠そうとしたと言う。
しかし、その骨格には突き落とされた形跡が。父親は殺意を否定。
ジュリーの歯に相手の皮膚が残されており、カレンの物と判明。
カレンは口論となり、ジュリーを突き落とし、父が隠したとわかる。
ユージーンが何者かに襲われ、余命わずかとなってしまう。
ベッカムを撃った銃はクリスと言う女性の物だが、同僚ウエインに盗まれたと言う。
ウエインは否定するが、彼の仲間ピートがコルトンのスニーカーを履いていると判明。
ロッカーにはダイヤがあり、シャツにはユージーンの血痕がDNAで検出される。
ホレイショはユージーンを相棒と感じ、その遺体を引き取る事にする。

 と言うわけで、2つの事件とも何やら世の中の裏側みたいな感じで
重苦しい感じ。
ただし、相変わらず科学捜査の方はボチボチという程度。

TV放送 2005/01/11 BS05 2100-2150
 

第37話 満月の惨劇

 葉巻屋のファンが、イスに縛られ拷問された末殺される。
背中には焼き印が入れられ、犯人のメッセージを思わせる。
ファンはキューバの活動家マルセラから電話を受けていた。
彼女は難民を保護する団体におり、ファンの事は知らないと言う。
携帯の指紋からカルロスが浮かぶ。彼は昨夜は海岸にいたと証言。
ファンは既に死亡しており、本当の名はカストロの拷問者ミゲルと判明。
彼は17年前に渡米しており、恨まれたとすれば年長の人物と言う事になる。
マルセラもまた、ミゲルに拷問された形跡があった。
ATMの前でマットが撃たれて殺される。車の鍵には何かが付着。
監視カメラの映像から、メラニーと言う女性の車が後ろにいたと判明。
彼女はビーチで映画を見ていて車は盗まれたと言う。
マットの靴には、ビーチにいた痕跡が。係員も2人が口論していたと証言。
鍵に付着したのはメラニーの車の塗料だった。
彼女は些細な事から口論になり、車に傷つけられ、
ATMまでついて行って文句を言ったと認めるが、殺人については否定。
映画館の近くで拳銃が見つかり、メラニーのローションが検出される。
彼女は脅そうとしてつまずいた拍子に発砲してしまい、
隠そうと車の盗難届を出したと認める。
カリーらは事故で発砲しない事を証明しようとするが失敗。メラニーは釈放される。
ナイフからカルロスの血液が検出される。
母を拷問された恨みから、復讐をしたと認める。
DNAからミゲルの父がファンだと判明。
ホレイショはマルセラに同情し、弁護士を紹介する。

 と言うわけで、今回は2つの事件が発生。
難民の話はマイアミの好きそうなテーマだがいまいち。
ATMの方が面白そうだが、最後は尻すぼみ。

TV放送 2005/01/18 BS05 2100-2150
 

第38話 骨に刻まれた凶器

 草原で火災が発生。ウエイドの死体を発見。撃たれたらしい。
デルコらは急に広がった炎に包まれるが、何とか難を逃れる。
何者かが発火灯で火をつけ、かく乱を狙ったらしい。
ウエイドのハンター仲間キッティングは彼とケンカになった事を認める。
さらに彼らは絶滅危惧種の猫を密猟していたらしい。
犯行に使われたのはウエイドのライフルだが、射程距離から自殺ではない。
キッティングとウエイドは些細な事でケンカになり、
興奮した犬が、立ててあったライフルを倒し、弾みで弾が発射されたと判明。
キッティングは犬が処分されるのが耐えられず、隠そうとしたと言う。
さらに女性の焼死体が見つかる。レイプはされていないが、かまれた形跡が。
速度違反記録から、デイルの車がいたとわかるが、彼は犯行を否定。
デイルの車には、へこまされた形跡が。ブロンドの髪は女性とDNAが一致。
犠牲者はジュリーで、カジノで乗せたが、男にバットで襲われ
ジュリーは草原へ逃げ、デイルは立ち去ったと言う。
ジュリーの恋人シェリダンは、彼女を追った事は認めるが、見失ったと言う。
その際、発火灯を落としたと言う。しかし彼は、死体はジュリーではないと言う。
歯形から犠牲者はサンディと判明。3年前から行方不明だったとわかる。
マイクの指輪の跡があり、彼がサンディを襲い、
さらに興奮してジュリーも狙ったが、相手にされなかったとわかる。
ジュリーがかけつけ、マイクが暴力をふるう事は認めるが、
彼は愛してくれてるとかばうのであった。

 と言うわけで、草原の火災をめぐって2つの殺人が発生。
当初は1つかに思わせたのでややこしい感じ。
デルコらが炎に包まれる見せ場が、本筋から見るとたいして重要でない。

TV放送 2005/01/25 BS05 2100-2150
 

第39話 偶然のゴースト

 車が激突して運転手が死亡。通報者は姿を消す。
あごが血で汚れており、窒息の形跡も。通報者が犯人らしい。
犠牲者ジェリーはチョコバーを食べており、鼻には何かの繊維が。
腕には木片が刺さっている。
あごの掌紋から、芸能人を追うカメラマンラルフが浮かぶ。
彼によると、ジェリーは同業者で、やり方が悪質だったと言う。
ジェリーが有名人らしき人物に追われるのを目撃。
追跡したが、追いついた時には衝突しており、相手は退散していた。
ラルフは死体の写真を撮って売ろうとし、その際あごに触れたと認める。
ラルフの写真から、何者かが事故後シートを動かしたと判明。
木片から、ジェリーがB級映画俳優ブラッドを見張っていたと判明。
タブロイド誌にブラッドがゲイである証拠写真が掲載。
ジェリーが撮影した物とわかり、事故後巡査部長がカメラを持ち去ったとわかる。
同じく持ち去った帽子には唾液が。それが凶器とわかるが、ジェリーの物ではない。
写真を分析すると、隣の家で男が女を射殺する現場が偶然写されている事がわかる。
隣の住人は俳優ダニー。帽子は彼の代役ゲイブの物と判明。
キャリアのないゲイブは、ダニーに言われるままジェリーを追跡。
カメラを奪おうとしたが、ジェリーは衝突を起こし、
彼がゲイブをダニーと誤解したため、口をふさいだと言う。
女性を撃ったのはダニーだと言い、やがて犠牲者クロエの死体が見つかる。
写真から犯人の顔は特定できないが、手に傷があると判明。
ダニーはゲイブの犯行と言うが、メイクで隠した傷が見つかる。
彼は逮捕され、ブラッドはゲイ疑惑で契約を破棄される。

 と言うわけで、パパラッチをめぐる事件の話で、
相変わらず科学捜査の方はいまいちな気もするが、物語の展開はそこそこ。
ただ、途中に出てきた車で死んでた人の死体の話がどこかへ行った気がする。

TV放送 2005/02/01 BS05 2100-2150
 

第40話 戻せない時間

 サーフボードメーカー社長ヘンダーソンの家が襲われる。
妻ジョアンは縛られ、息子ジェイソンは冷蔵庫で無事発見される。
だが、ヘンダーソンは姿を消し、大量の出血から絶望的だ。
ホレイショはジョアンの妊娠に気づく。
金目の物が盗まれ、ジェイソンの部屋からは麻薬が見つかる。
どうやら麻薬の売買に手を出していたらしい。
取引相手モーリスの家から美術品が見つかるが、ジェイソンが金の代わりに持ってきたと言う。
ジェイソンの顧客には、ヘンダーソンの部下ゼラーがいた。
現場に残されたマスクから、ボードのグラスファイバーが出るが、
関係者は皆吸っていると殺人を否定。
犯行に使用されたロープを買ったのはやはり部下のデービスと判明。彼も犯行を否定。
工場近くでヘンダーソンの遺体が見つかり、弾からカリーは細工したライフルと判断。
デービスがライフルで自殺。遺書も見つかるが、ゼラーが偽装した可能性もある。
ヘンダーソンがパイプカットしていた事がわかり、
ジョアンがゼラーと浮気していたと判明。彼女も認めるが、ゼラーとは別れたと言う。
デービスの車でジェイソンの毛髪が見つかる。
ジェイソンは美術品を持ち出した事を隠すため、デービスに盗みを依頼したのだ。
さらにデービスはゼラーも仲間にし、留守中にやるはずだった約束を破った。
ゼラーはライフルの細工に使用した万力を処分。
だが、ジョアンに贈ったペンダントとライフルの傷が一致。
状況証拠だが、ホレイショは陪審員を説得できると言う。
法的にはジェイソンも共犯で、逮捕され、ジョアンはやりきれない気持ちになる。

 と言うわけで関係者が皆どこかやましいところのある連中で、
結果として一家がバラバラにと言う展開。
サーモグラフィで埋められた死体を見つける以外は、
科学捜査としてはいまいちと言う気もするが、病んだ感じは相変わらず。

TV放送 2005/02/08 BS05 2100-2150
 

第41話 消えた320万ドル

 ホレイショの目の前で銀行強盗が発生。320万ドルが盗まれる。
袋につけた小型GPSで一味を逮捕するが、見つかったのは偽札だった。
奪われたのは確かに本物の札なので、どこかですり替わった事になる。
偽札に隠されていたGPSから、運転手ポールの指紋が見つかり、
妹メリーが誘拐されたポールがすり替えた事を求める。
シートには石灰石が付着、地下室で偽札を印刷していたらしい。
さらにメリーが監禁されていたらしき痕跡も。
パスポートらしきラミネートの破片も発見。
血液はポールの血縁の物だが保存料で凝固しておらず、誘拐が偽装と言う事になる。
シートからふけ症の治療薬が見つかり、輸送会社の男が浮かび上がる。
彼はメリーと恋仲で、偽札を作り、ポールにすり替えを指示。
高飛びする予定だったが、予想外の銀行強盗が発生してしまったのだ。
メリーは1人で逃げる気で、ラミネート片からスイス行きのチャーター便を特定。
別の恋人といたメリーを逮捕。
恋人は釈放になるが、メリーは有罪にできる証拠がそろっている。
ポールは溺愛する妹のためなら何でもしてきたが、
甘やかしすぎて、人生を棒に振ったと感じるのであった。

 と言うわけで、銀行強盗が盗んだのが偽札だったと言う異色の展開。
運転手がからんでいたが、実は妹が誘拐されて脅されて
しかもそれが狂言でなんて展開はまさにCSIと言う感じ。
科学捜査の方は相変わらず。

TV放送 2005/02/15 BS05 2100-2150
 

第42話 盗まれた証拠品

 白昼堂々、逃走する男が何度も刺されて死ぬ事件が発生。血痕は50メートル続く。
そんな中、スピードルは現場から証拠品を何者かに盗まれてしまう。
犠牲者は密輸業者アビで、FBIデイビスが彼を捜査に協力させていた。
殺人容疑者は、仮出所中の殺し屋ダニーだ。
現場から手袋が紛失したとわかり、盗まれたのはそれらしい。
鑑識マニアのウォリーが浮かび、彼から手袋を取り戻す。
手袋からダニーの上皮が見つかるが、証拠として使えるかは微妙だ。
ウォリーの死体が見つかり、スピードルはダニーの仕業と決めつけるが、
ためらい傷もあり、自殺と断定される。彼は自殺常習者だったのだ。
現場に残された血はアビの物ばかりだったが、1つだけがダニーの物だった。
ゴミ箱でバーバラの死体が見つかる。ビニールにくるまれ、撃たれた出血死。
胃の中にアリがいるが、コロンビア料理に出るアリと判明。
彼女は店員で、バーテンのマイクともめていたとわかる。
だが女性の部屋で犯行に使われた物と一致するビニールが見つかる。犯人は女性だ。
弾丸には宝くじの液体ラテックスが付着。弾は宝くじを貫通したらしい。
25万ドルが当選したが、死体からはクジが見つからない。
弾には皮膚が付着していたが、バーバラにやけどの跡はない。
さらに腰から下には血痕がなく、誰かが馬乗りになって射殺していた事になる。
犯人は2人だ。カーテンに飛んだ血で共犯者の輪郭が浮かび、ジェニファーと判明。
さらにレイチェルの胸には薬莢のやけどが。
もらえるはずの分け前がもらえず、殺害したのだった。

 と言うわけで、証拠品が盗まれる展開は面白そうだが、
奇想天外な展開にはならず、もう1つの事件の方が科学捜査的には面白い。

TV放送 2005/02/22 BS05 2100-2150
 

第43話 握りしめた暗号

 記者ジョシュと情報源マイクが取材をするが、マイクがドア越しに撃たれて死ぬ。
麻薬汚染の実態を追っていて、部屋の中では取引をしていたらしい。
機関銃で撃たれたが、ジョシュは無傷。銃に気づきとっさによけたと言うが。
銃の指紋からボビーが浮かぶが、殺人は否定。
マイクは、上院議員パットナムのお使いで麻薬をボビーから買っていたと判明。
現場には速記文字のメモがあるが、左利きの人物による物でジョシュではない。
内容は革命家ソンブラスの記事で、ジョシュの同僚エイミーの物とわかる。
手袋代わりの袋からボビーの指紋が見つかり、警察と間違え撃ったと認める。
エイミーから携帯で「助けて」と連絡。GPSで場所を突き止め急行。
盗まれた車のトランクに、既に死んでいたエイミーが。
内出血で即死しなかったようだ。手には住所が書かれ、そこにいた男は、
爆弾でソンブラスを記事にするなと脅していたらしい。
留守電から上司ジムが、記事を止めるよう命じたと判明。
ジョシュの密輸入の記事により発行部数は増加したが、でっち上げと判明。
エイミーが批判し、ジムが邪魔に感じた可能性もある。
ジョシュの車を調査すると、重量に誤差があり、タンクに銃を隠したと判明。
彼はエイミーのメモを盗み見て、暴露させないため殺害したのだ。
ジョシュはあくまで否定するが、真実はいつかは明るみに出るのだ。

 と言うわけで、記者が2つの事件にからむが、
話が後半の方に傾いた感じで、前半の事件はごまかされた感が。

TV放送 2005/03/01 BS05 2100-2200
 

第44話 沈黙の青い壁

 警官コーフィールドが血を吐いて倒れる。
胸には撃たれた形跡があるが、車には弾がなく、現場は別らしい。
車内カメラには、隣人フレッドを止め、殴ったらしき映像があるが、詳細は不明だ。
彼は運転席におり、現場にはオートバイと高級車のタイヤ痕が。
時計の血痕は女性ナタリーの物で、密入国していたと判明。
フレッドは彼女の家を世話しており、ナタリーは暴力に耐えかね彼を刺していた。
フレッドの家から暴行に使用された物が多数見つかり、彼は逮捕される。
パトカーのガムには複数のDNAが。連行中の売春婦と客ゲリーが判明。
ゲリーはティファニーという娼婦を呼び、彼女はコーフィールドの相手をしていた。
実はコーフィールドは彼女を情報提供者にしていたのだ。
彼が追っていたのはジミー。ティファニーが客引きし、ジミーが客を襲う計画で
事前にコーフィールドに知らせる事になっていたのだ。
ジミーを逮捕。彼はゲリーの車を盗んだが、殺人は否定する。
ゲリーはティファニーを降ろしたら、ジミーに脅され退散。
コーフィルードがかけつけ撃ち合いになり、彼は被弾したのだ。

 と言うわけで、またも悪徳警官の話かと思わせて
そうでもないと言う展開はこのシリーズではやや意外。
それでも最初から怪しい人物が犯人で拍子抜け。

TV放送 2005/03/08 BS05 2100-2200
 

第45話 不倫の方程式

 海岸にセスナが墜落。パイロットが死亡する。
どうやらコカインを密輸していたらしいが、排出されてしまっていた。
パイロットは薬品会社のアダムで、メンテしたのは相棒のデッカー。
燃料の排気で窒息死したらしい。付近のレイサム氏と犬猿の仲と判明。
無線を傍受していたと言うマッケンが、操縦士が眠そうだと連絡してきていた。
通報に時間がかかったが、アダムの妻ウェンディと浮気していたためと判明。
ウェンディは、何者かに監視されていたと言う。
レイサムの家にも盗聴器があり、受信機は60メートルの間にあるはずだ。
駐車係が急死。調査する中、男の服が爆発を起こす。
盗んだ携帯電話に爆弾が仕掛けられていたのだ。爆弾を仕掛けた男を逮捕。
トニーが周辺の家に隠しカメラを仕掛けていたと判明。
カメラの映像では、レイサムの映像は途中でとぎれ、外出したかは不明だ。
枕カバーに夢の飛行機のための化学式が書かれており、アイラインが使われていた。
アダムはレイサムの妻ヘディと不倫し、妻ウエンディが気づいた。
実はヘディはMITにいた人物で、方程式を発見したのは彼女だったが、
アダムが特許申請したため、命を奪ったのだ。
セスナに細工の際ゴーグルを使用しており、彼女の表皮が付着していた。
へディはセスナで逃げようとするが、阻止され逮捕される。

 と言うわけで、またも派手そうな事件だが
何かいろいろ入り組んだ人物関係でややこしいばかりで
いつもの痛快さはいまいち。
もう1つの事件はあまりにも軽い感じで、
これなら1つだけにした方が良かったのでは。

TV放送 2005/03/15 BS05 2100-2200
 

第46話 弾丸の狙い

 ラップ歌手ラージが狙われ、代わりにボディガードのビリーが撃たれる。
観客の携帯を集め、写真を分析。ステージを見つめているジーンが判明。
彼は歌詞を奪われたと言うが、殺人は否定。
ジーンの銃は、犯行に使用された物と一致しない。
再び銃撃を受け、ジーンの疑いは晴れる。
犯行時の銃撃を再現。角度的に狙ったのはラージではなくビリーと判明。
ビリーは新しく警備担当になり、以前はダコタの警備をしていた。
彼が車を無断で乗り回したためクビに。
車には誰かの脳が付着しており、誰かがひき殺されたらしい。
警備員がひき逃げをしたとなれば、警備会社にはまずい話だ。
アレックスが検死していた、女性ベロニカが息を吹き返す。
冷水を浴び、低体温症になり、死亡と誤診されたのだ。
彼女の車は消火栓につっこみ、水を浴び、助手席の女性が木の上に飛ばされていた。
女性ニコルは木に刺さったが出血しておらず、事故前に死んでいたと判明。
ベロニカとニコルは恋人だったが、コルク抜きで襲われ、車まで引きずられたらしい。
グラスにスポーツクラブのTシャツのプリントが付着。
ベロニカには男の恋人がおり、奪われた事でニコルに暴行。
ベロニカが帰宅した際には生きており、病院へ連れて行こうとするが死亡し、
動揺して事故を起こしてしまったのだ。
ステージの指紋から前科者クレイグが判明。彼はダコタに雇われていた。
当日、車が事故を監視し、警備会社はダコタへ電話。
泥酔したダコタが出たと言う。キャリアを心配しダコタは退散。
事故を知ったビリーは通報しようとしたため、クレイグを雇いビリーを始末したのだ。

 と言うわけで、今回も2つの事件だが、2つともまさに奇想天外な展開を見せる。
これぞCSIと言うべき展開だが、ラップの方は尻すぼみな感がある。

TV放送 2005/03/22 BS05 2100-2200
 

第47話 マイアミ−NY合同捜査

 高級住宅街で夫婦が惨殺される。床には何かをはき出した形跡が。
とどめは刺されず、夫は娘を守ろうとし、とどめを刺されていた。
痰から特殊なアスベストが検出され、犯人はニューヨークの人物と判明。
レンタカーを借りた人物もニューヨークの免許証を持ち、ホレイショが急行する事に。
ニューヨークでは、麻薬課のマードックが殺される。
現地のCSIマック(ゲーリー・シニーズ)が捜査。
マイアミの犯人はマードックと似ており、ホレイショと協力して捜査する事に。
指紋から犯人ペンロッドの居場所を突き止めるが、犯人は逃走。足を負傷したはずだ。
残されたメモから、犯人は住所を間違えており、本当の狙いはハノーバー氏と判明。
ハノーバー家を調べるが、夫婦が殺され、マイアミと同じ手口だ。
非常口から何者かが出入りした形跡があり、内部の協力者がいたらしい。
ハノーバーはベルと不倫していたが、別れるつもりだったと言う。
ベルはハノーバーの息子マイケルともつきあっており、遺産は彼が継ぐ事に。
合い鍵は夫人の鍵から作られており、両親と息子を襲ったナイフは別物と判明。
エレベータシャフトの下に落ちた凶器と、ドアマンケビンの制服の飾りを発見。
ハノーバーは発作を起こした際、ケビンが蘇生したため、
遺産の一部はケビンがもらえる事になっていた。
だが、それを急ぎ、ペンロッドを手配し、始末させようとしたのだ。
身分を隠すため手に入れた身分証は覆面捜査官の物だった。
そして、始末したはずのハリーバー夫妻がマイアミから帰宅し、
あわてたケビンは再度ペンロッドを雇い、わざと妻の鍵から合い鍵を作成。
マイケルに容疑がかかるようにしたのだった。

 と言うわけで、CSI第3のシリーズニューヨークを紹介する意味合いで
前はベガスとマイアミが合同捜査したが、今度はマイアミとニューヨークで合同捜査。
各都市ごとに背景の色が違って、
マイアミはオレンジだったが、ニューヨークは灰色と言うのも面白いところ。
物語はCSIらしい奇想天外な展開で
それを2人のアクの強そうな俳優が、それぞれマイペースで動いて解決する。
仮面ライダー的に3人そろったりしたら、収集着かないかも。

TV放送 2005/03/29 BS05 2100-2200
 

第48話 CSIの汚名

 カップルが公園で女性の死体を発見。人気ポルノ女優アシュリーだ。
服を着ており、性犯罪ではなさそうだ。
彼女はポールンフィルムに雇われ、親会社はパーム社だ。
アシュリーの爪には、パーム社社長デビットの皮膚。彼には少女レイプの過去が。
電話記録には、アシュリーを何とかしろと言葉が。
パーティに呼んだが、帰ると言いだし、首をひっかかれたと言う。
証拠のテープが塩素によるガスで汚染。内部調査局が問題視する。
テープには模範囚カールの指紋が。弁護士の指示で薬品をこぼしたと認める。
アシュリーのDVDには現場の公園が映っており、犯人は地元の人物の可能性が。
アシュリーの同僚クッキーは、愛犬ルーファスを発見。
脇が腫れており、犯人に蹴られた可能性も。口には犯人らしき人物の皮膚が。
アシュリーは未成年の際にポルノに出ており、デビッドが隠そうとしたとわかる。
熱烈なファンネッドから、男が話していたと判明。
帽子からファンレターを出していた、発見者の学生カイルが浮かぶ。
カイルはアシュリーを知っており、昼に話して犬にかまれた。
恋人ジーナはポルノを嫌っていたため、隠していたと言う。
カイルの帽子には、現場の花の蜜が付着。首の掌紋はカイルと一致。
アシュリーを恋人と錯覚して絞殺し、わざと近くでセックスしたと言う。
アシュリーの生年月日は、デビッドが改ざんしたと判明。
殺害には関与していなかったが、動機は与えたのだ。

 と言うわけで、第2シーズンも最終回で、それなりに派手な事件だが、
「汚名」と言うほどメンバーが危機に陥っておらず、
元祖CSIのように、続シーズンへ続く終わり方でもないので
ここでシリーズが終わっても支障ないような感じ。

TV放送 2005/04/05 BS05 2100-2200