第1話 夢への旅立ち パート1
アーチャー大佐は新しく建造された艦の艦長に就任。
だが、密命を帯びたと言うクリンゴン人が、何者かに追われ、
農夫に撃たれるという事件が発生。
100年に渡り地球に技術を供給していたバルカン人だが、
その内容は彼らの基準で選択されている。
ソバル大使は、クリンゴン人は死を選ぶと言うが、
アーチャーはクリンゴン人を見殺しにする事に反発し、送り届けると言う。
提督もこれを受け入れ、付き添い役としてバルカン士官トゥポルが同行。
言語能力に長けたホシや、エイリアン医師プロックスらも同行する事に。
クリンゴンの母星クロノスへ向かう。クリンゴン人フラングは意識を戻すが、
謎の侵入者の襲撃を受け、フラングが連れ去られる。
犯人はスリバン人だが、遺伝子操作で多くの能力を持たされているらしい。
トゥポルは任務中止を主張するが、アーチャーは彼らを追ってライジェル星へ。
怪しい地区を調べるが、何者かに襲われる。
TV放送 2004/02/25 35ch 0203-0258
第2話 夢への旅立ち パート2
アーチャーを捕らえたのは、スリバン人のサリーだった。
彼女によれば、一部のスリバン人は進化に熱心のため、愚かな計画をしたと言う。
そこでクラングに、彼らがクリンゴンの内戦を誘発した証拠を渡したが、
捕らえられたと言う。一味カバルらは、未来から指令を受けていると言う。
襲撃でサリーは殺され、アーチャーはトゥボルらと合流。彼女も助けるが自らが負傷。
艦に戻るやトゥボルが指揮をし、任務は終了すべきと言うが、タッカーが反対。
結局アーチャーの意志を尊重し、スリバン人の航跡を追跡する事に。
敵戦闘機を奪い、ガス巨星に隠れた建造物へ乗り込む事に。
眠らされたクラングを救出。タッカーが艦へ連れ戻すが、アーチャーは捜索を続行。
時間冷戦の技術を利用した部屋で、男と対決。
彼らは進化のスピードを上げるため、悪魔と手を組んだらしい。
間一髪アーチャーは転送収容され、艦はクロノスへ到着。
クラングの血液に隠された情報から、クリンゴンは事態を理解する。
艦隊は航行続行の指示を出し、トゥボルは戻る事に。
だが、彼女は自らクルーとなる事を望み、留まる事にする。
と言うわけで、スタートレックの新シリーズは、カーク以前の時代に。
クリンゴンやバルカンとの交流もあまりできていないと言うのは面白そうだが、
いつまで面白さを維持できるのか。
TV放送 2004/03/03 35ch 0203-0258
第3話 死のファースト・コンタクト
艦は航行を続けるが、ファーストコンタクトしたのはナメクジのような生物のみ。
艦の整備も進んでいない状況だ。前方に被弾したらしい艦を発見。
いやがるホシを連れて乗り込んで調査する事に。
そこでは乗員が殺され天井から吊されており、ホシはパニックを起こす。
トゥポルは何もできないと立ち去る事を主張するが、アーチャーは調査を続行させる。
何者かが彼らの体液を抽出し、媚薬等にしようとしたらしい。
ホシは彼らの言語の翻訳に取り組むが、任務に向かないと辞める決意だ。
やがて敵らしき艦が接近。船内スキャンされ、彼らの体液も狙われそうだ。
艦は攻撃を受け、反撃も効果なく、補足ビームで捕らわれてしまう。
そこへ襲われたのと同じ種族の艦が。翻訳機も役に立たず、ホシが必死に事情を説明。
ようやく理解され、敵艦を攻撃。離脱したエンタープライズも攻撃し、
敵艦を爆破すること成功。
アクサナル人とは友好関係を結べる事になり、ホシは艦に留まる事を決意する。
と言うわけで、シリーズも始まったばかりで、
今回はホシのキャラを紹介するようなエピソード。
まあ辞めようとするが、意外に活躍なんて展開はありきたりだが、
アーチャーとトゥポルの微妙な関係の方が面白い。
TV放送 2004/03/10 35ch 0218-0318
第4話 風が呼んだエイリアン
艦は地球に似た惑星に接近。ヒューマノイドはいないらしい。
アーチャー、トゥポルの他、タッカー、昆虫学者カトラーらが調査に向かう事に。
アーチャーは戻るが、トゥポルらは留まり調査を継続。だが嵐になり洞窟へ避難。
その頃から、人影を見たとタッカーらが騒ぎ出す。
岩が人間になったと言い、カトラーはトゥポルと話していたのを目撃。
だがトゥポルは否定。センサーにもその形跡はない。
混乱したノボコビッチは飛び出し、艦に転送収容される。
検査の結果、花の中のトロポライシンが、幻覚作用を起こすと判明。
毒物を放出するため、早期に薬を投与する必要がある。
だが、タッカーらはトゥポルの罠だと言い出し、聞こうとせずフェーザーを向ける。
そこでアーチャーは岩人間と接触する極秘任務だと説明。
タッカーを信用させ、フェーザーをおろしたスキに気絶させ、薬を注射する。
気がついたタッカーらは、事態を理解して反省。シャトルが迎えに来る。
と言うわけで、バルカン人のトゥポルが、乗員たちの疑惑を受けるハメにと言うのは
旧シリーズで初めてロミュラン人がでた時に、スポックが疑われた時のよう。
そう思うと、見た事あるような感じで、あまり感心しない。
TV放送 2004/03/17 35ch 0233-0333
第5話 予期せぬ侵入者
艦内の各装置に不調が発生。航跡パターンがゆがめられている事に気付き、
プラズマ廃棄したところ、ステルス技術を持つ船が追尾している事が判明。
交信の結果、相手ジリリアン船に攻撃の意図はなく、
エンジン不調のためプラズマ廃棄を利用していたと言う。
修理を手伝うため、タッカーがジリリアン船に乗り込む事に。
最初は環境の違いに苦戦するタッカーだが、しばらくすると慣れるように。
女性技師アーレンと作業をし、高度なホログラム技術や、
相手の心を読めるゲームに驚かされ、興奮気味に帰還する。
だが、タッカーの体に異変が発生。ドクターによると、妊娠だと言う。
ジリリアンは母親の遺伝子を父の体を使用して育てると言うのだ。
アーレンとは、触れてもいないが、テレパシーの箱を通じて妊娠した可能性はある。
胎児の取り出しが可能かを突き止めるため、ジリリアン船を探す事に。
ついにジリリアン船を発見。再び艦が不調になり、
クリンゴン艦のプラズマ航跡に隠れていた。アーチャーはボルク船長に事情を説明。
ボルクはジリリアン船を攻撃、乗員を処刑すると言う。
アーチャーがクロノスの総裁に貸しがあると称し、
ホロ技術とエンジンの技術を交換する事に。タッカーはアーレンと再会。
彼女は、他の種族の妊娠は予想しなかったと言い、胎児を他のホストへ移す事に。
ボルクはジリリアンを解放。借りは返したと言って去る。
と言うわけで、まあ序盤だから、いろんな人を主役にしたエピソードがあるわけ。
今回はタッカーが主役で、男が妊娠すると言うのも
SF的にはそれほど奇抜な発想とも思えず。
当時はまだ仲の悪かったはずのクリンゴンが、
妙にいい連中に描かれているのが変な感じ。
TV放送 2004/03/24 35ch 0233-0333
第6話 植民星テラ・ノヴァの謎
艦は70年前に植民星となったが、その後音信不通のテラ・ノヴァへ行く事に。
当時は往復に17年もかかるため、その後の調査もしなかったのだ。
惑星を調査すると、70年前は致死レベルだったと思われる放射能を検出。
コロニーは無人だが、洞窟にウロコのあるヒューマノイドを発見。
マルコムが捕らわれる。彼らはどうやら入植者の子孫らしい。
アーチャーらは再び乗り込むが、人々は人間が毒の雨で裁いたと決めつける。
母親ナデットの肺ガンに気づき、船で治療する事に。
70年前、小惑星の衝突で放射能の雨が降ったと判明。幼児だけが無事だったのだ。
第2次入植者を拒否するノーガンによる、人間の攻撃と言う記録だけが残り、
残された者の記憶に刻み込まれたらしい。
調査の結果、土壌の放射能汚染が判明。住民を南の大陸へ移動させる必要が出る。
だが住民は拒否。トゥポルも彼らの文化を破壊する事になると批判する。
男が木の下敷きに。アーチャーが救出し、
ナデットは人間だった過去を思い出し、移動するよう皆を説得する。
と言うわけで、地球人が変貌して独自の文化を築いていたと言う話で
そんなような話は、旧シリーズから何度もあり、
その真相も、結末もある程度予想がついてしまうからいまいち。
TV放送 2004/04/01 35ch 0239-0339
第7話 汚された聖地
アーチャーらは植民地プジェムで、バルカンの聖地である神殿を訪問。
そこでコリナールの儀式を見学しようとするが、
ひそかに彼らを征圧していたアンドリア人に捕らわれる。
凶暴で疑い深いと言うアンドリア人は、かねてから長距離センサーがあると主張。
何度も乗り込んできていたが、アーチャーらの登場で疑いを増幅させてしまう。
通信機も奪われるが、地下に隠された通路にあった通信装置で艦に連絡。
アンドリア人が知らない転送の技術で、密かに隊員を呼び、撃ち合いに。
逃げる一味は、地下のバルカン人の秘宝の間へ。
入ってはならない部屋だが、やむなくアーチャーらも中へ。
そこには隠された扉があり、その奥にはまさに長距離センサーがあったのだ。
アーチャーはバルカン人が条約を破ったとして、その映像をアンドリア人に渡す。
艦にもアンドリア船に手を出さないよう指示し、立ち去る事にする。
と言うわけで、今度はアンドリア人が登場。
バルカン人にたいしてあらぬ疑いをかけて苦戦すると言う展開だが、
最後の最後に、実はと言う展開で、普段と異なる感じで教訓がありそうだが、
そんな設定を変えちゃっていいのと言う気もする。
TV放送 2004/04/07 35ch 0150-0251
第8話 彗星は去り行くとも
艦は未発見の彗星と接近。アーチャーは追跡調査を決定。
希少鉱物であるアイシリウムが地核にあるため、掘削作業を行う事になる。
現れたバルカン船ティムール号のバニック船長は、作業を観察したいと言うが、
アーチャーは不審に思い、トゥポルへの私信をタッカーに傍受させる。
しかし、それがプライベートな内容だったため、タッカーはトゥポルに謝罪。
アーチャーはバニックを追い払おうとするが、彼はスパイ行為はしていないと言う。
トゥポルは悩み事は誰かに相談せよとドクターに勧められ、タッカーに相談。
彼女は親が決めた相手コスとの結婚が迫っているが、艦を降りねばキャンセルされる。
タッカーは意見を求められるが、バルカンの伝統よりも自分で決めるべきと言う。
掘削活動の影響で、彗星の回転軸が傾き、恒星へ向かう事態に。
シャトルでは脱出できず、艦がワイヤーで釣り上げようとするが失敗。
バニックに協力を要請するのに抵抗を感じるアーチャーだが、
トゥポルは人間には選ぶ自由があると言われ、協力を要請。トラクタービームで救出。
バニックは去る事になり、タッカーはアーチャーにさえ私信の内容は話さなかった。
と言うわけで、地球人とバルカン人の文化の違いを示すような物語で、
まあ今さらという感じあり。
それよりも、彗星を破壊するような行為は許されるのか。
TV放送 2004/04/14 35ch 0150-0251
第9話 狙われた星アカーリ
艦は産業化以前の惑星アカーリに接近。
トゥポルは接触に反対するが、アーチャーらは変装して密かに乗り込む事に。
ところが、ニュートリノ放射を検出。そんな文化はないはずだ。
発信源の骨董店を調査するが、薬剤師リアーンに怪しまれる。
彼女によると、店の主人ギャロスが来て以来、病気が増え、死者も出ていると言う。
ギャロスを調査すると、彼が異星人と判明。ここの生活が気に入り留まっており、
工作機を密かに動かしているが、死のウイルスとは無関係だと言う。
リアーンによると、初期の患者は店の周囲に集中。トゥポルが地下水の汚染を検出。
劇物である潤滑油が地下水に染みこんだとすれば、疫病の原因になりうる。
ギャロスらの荷物の搬出を探るが、見つかって撃ち合いに。
リアーンにフェーザーを見られ、事情を説明。ギャロスの店を調べる。
一味はアルリア人で、爆薬の原料ベリリウムを掘り出しているらしい。
敵艦が現れ、艦を攻撃。星を立ち去れと言うが、アーチャーは妨害フィールドを停止。
一味のリアクターを艦へ転送し、さらに宇宙へ転送して破壊。
衝撃で敵艦のシールドはダウン。一味は退散する事に。
アーチャーは治療薬をリアーンに託し、艦の事は彼女だけの秘密にさせる。
と言うわけで、文化の遅れた惑星へ行く話は過去もいろいろあったが、
この連中がそうするあたりの微妙な関係が、ちょっと面白いかも。
まあ物語の展開自体は、ありきたりという気もするが。
TV放送 2004/04/21 35ch 0150-0251
第10話 復讐の連鎖
艦は貨物船フォーチュネート号の救難信号を受けて急行する。
副長ライアンによれば、ノーシカン人の攻撃を受けたと言い、キーン船長は重傷。
艦も損傷を受けており、修理等の協力を提案するが、ライアンはなぜか否定的だ。
かつて貨物船にいたと言うトラビスは、ライアンに共感を覚えるが、
トラビスが貨物船を捨てたと知り、ライアンは急に反発するように。
トゥポルはノーシカン人の生体反応を発見。ライアンが捕虜を取っていると知る。
何度も襲撃を受けており、艦隊には口出しが出来ないと言う。
一味は長距離センサーを破壊して逃走。
ライアンは捕虜からシールドのコードを聞き出し、反撃の機会をうかがう。
貨物船はノーシカン船を発見して攻撃。ノーシカンも反撃し、貨物船に乗り込む。
艦もその痕跡に気づいて急行。
アーチャーは、捕虜を解放する代わりに撤退するよう提案。
ライアンにその申し出を伝えるが、あくまで抵抗する気だ。
人質を解放せねば全滅すると言われ、ついにライアンも断念。ノーシカンは撤退する。
回復したキーン船長は、ライアンを格下げに。
貨物船の縄張り意識がある事も認め、これからはいろんな船を見るだろうと言う。
と言うわけで、貨物船の乗員の文化があると言うあたりが、
今回初めて聞いた話でピンと来ず、
乗員が異星人に極端に敵意を燃やすあたりも何か共感がもてない。
TV放送 2004/04/28 35ch 0150-0251
第11話 時を見つめる男
惑星の爆発を聖なる現象として巡礼に来る人々。
アーチャーはその現場を訪れ、彼らを食事に招く事に。
艦はプラズマストームに巻き込まれるが、なぜか爆発が回避される。
何者かが装置に工作したためとわかるが、誰の仕業かは不明だ。
やがてダニエルズと言う男が現れ、スリバン人のシリックが巡礼者にいると言う。
彼は時間をゆがめないよう監視し、シリックのような違反者を見張っているのだ。
シリックは艦の危機を救ったようにも思え、アーチャーは戸惑うが、
シリックの追跡にはアーチャーらの技術協力が必要だと言う。
やがて現れたシリックは、彼らこそ歴史を破壊に来たと称し、
その正体を知りたがるが、ダニエルズとわかるとアーチャーを撃って逃走。
ダニエルズが殺される。逃走するシリックを追跡。
彼は機械の中をすり抜けて逃走するが、アーチャーがダニエルズの装置で追跡。
何かを持ち去ろうとするが、格闘になり、ダニエルズは宇宙へ飛び去る。
アーチャーは事態に戸惑いながら、ダニエルズの部屋は封印させる。
と言うわけで、また第1話に出てきた連中が再登場。
しかし、この後の話になる旧シリーズでは、
こんな奴らがいるなんて話は出ていないわけで、ちょっと違和感あり。
TV放送 2004/05/04 35ch 0150-0251
第12話 言葉なき遭遇
アーチャーは誕生日の近い武器士官マルコムが、家族さえその好物を知らないと知り
ホシに探るよう命ずる。
艦は、バルカンさえ知らない未知の船に接近。生体反応もなく通信に応答もない。
再び接近した宇宙船は、攻撃を加え、多大な損傷を受ける。
復旧のため地球へ向かう事に。だが再度攻撃を加え、乗り込んで乗員も調べられる。
バルカン最高司令部に助けを求めるが、通信が届かず、復旧にも手こずる。
マルコムは改造を提案。タッカーが反対するが、結局その案を進める事に。
フェーザーを修理するが、オーバーロードで予想の10倍の破壊力に。
敵が仕掛けた装置の影響らしく、ほとんどの機器に影響している。
またも敵艦が接近。攻撃も効果ないが、再びオーバーロードさせてはどうか。
マルコムの提案で、重力プレートにより艦の損傷も防げる。
攻撃で敵艦に損傷を与え、敵艦は撤退。アーチャーは地球への帰還を中止。
マルコムらの労をねぎらい、ホシが聞き出した好物パイナップルを贈る。
と言うわけで、謎の宇宙人との遭遇と、
マルコムなんて今まで影の薄かったヤツがメインに展開。
何か深いテーマがありそうだが、いまいちピンと来ない。
TV放送 2004/05/12 35ch 0150-0251
第13話 遥かなる友へ
ドクターはドクタールーファスへの通信で、艦の様子を知らせる。
彼は助手の女性カトラが、自分に愛情を感じていると感じて戸惑うが、
友達になりたかっただけと知らされる。
艦はバラケア人と言う種族に助けを求められる。
病気で1000万人の死者が出ている彼らは、
ワープ技術を持つ種族ならばと、治療法を期待してるのだ。
ドクターの分析で、それは病気ではなく、バラケア人の遺伝的な物と判明。
治療法を発見しない限り、2世紀で全滅してしまう。
治療法が見つからねば、ワープで探しに行きたいと言うバラケア人。
一方、同じ惑星に住む原始的なメンク人は、バラケア人の管理下で生活していた。
メンク人の知的能力も高まり、将来的には惑星を支配する存在になるかも。
どちらの種を選ぶかは自然に任せるべきではとドクターは考え、
見捨てられないとアーチャーは戸惑う。
他の種族に対して何が出来るか、原則が出来るまで神を演じてはならないと結論。
病気の進行を止める方法を伝え、ワープ技術の提供は断る。
ドクターは、アーチャーの新たな側面を見た気がした。
と言うわけで、今回はドクターの目を通じた艦の様子と言う感じ。
2つの種族にいる惑星の運命を描くという感じ。
他の惑星の運命を操作していいのかと言うテーマは面白いのだが、
あくまでドクター中心になっているので、何かしっくり来ない。
TV放送 2004/05/18 35ch 0150-0251
第14話 名誉に生きる者
ホシは乗員としての意識に目覚め、難破船調査に同行する事に。
それはクリンゴン船で、生存者は3名。神経毒にやられたらしい。
ホシらは助けるべきだと言うが、トゥポルはクリンゴンは望まないだろうと反対する。
船は30分で落下の危機にあり、
逃走した生存者は、エンタープライズに攻撃されたと仲間に連絡してしまう。
ホシらは船の修理を試みるが、修理は困難。気圧に耐えられるよう補強する。
艦が救出に向かうが、気圧のせいで近づけない。
逃走した女性クルーを捕らえるが非協力的だ。
記録から、敵を倒した乗員は、戦利品のザランティンエールを飲んだが、
ここに毒素があり、乗員が死亡したと判明。ドクターが中和に成功。
間に合えば、全員が助けられるが、さもなくば全員が不名誉な死を遂げるだろう。
ホシらは魚雷の衝撃で軌道を維持。
ようやくアーチャーが女性士官ブカーと共に乗り込み、全員を救出。
クリンゴンは船を乗っ取ったと抗議するが、
不名誉な結果になる前に立ち去れと警告。クリンゴンも退去する。
と言うわけで、カークの時代にようやくクリンゴンとうち解けはじめたはずが、
この時代に割合仲良かったりするので、何か調子狂う。
TV放送 2004/05/26 35ch 0150-0251
第15話 恩讐を超えて
バルカン司令部は、アーチャーがプジェム秘密基地の存在を知らせたため
アンドリア人に攻撃を受けた事に抗議。
共同探査を中止し、トゥポルを返せと要求する。
司令部はトゥポルに責任を押しつける考えだ。
アーチャーは、ホリダン星首相の招待を受け、トゥポルと向かう事にする。
だが一味に捕らわれる。政府はバルカンの傀儡政権で、抵抗していると言う。
彼らはバルカンが他の種族に従うはずがないと、トゥポルを船長と決めつける。
タッカーらがアーチャーの捜索をするが、バルカンソペック大佐は攻撃すると言う。
2人は見殺しにされかねず、プジェムの復讐にも思えた。
タッカーはポッドを発見して密かに向かうが、それはアンドリアの罠だった。
アンドリア司令官は、アーチャーへの借りを返そうとしていたのだ。
一味に潜んでいたスパイのおかげでアーチャーらを救出。
だが、バルカンが踏み込み撃ち合いに。
一味はソペックを撃つが、トゥポルがかばってやられる。
トゥポルは治療の結果危機を脱し、
ソペックが司令部に掛け合う事でトゥポルは艦に留まる事となる。
と言うわけで、カークの時代は他のエピソードとあまり話が絡んだりしなかったが
このシリーズでは、早くもアーチャーの行動のおかげで、
バルカンの政治に影響がと言うわけ。
それにしてもバルカン人が割に感情的で、
まだまだ最近デビューしたばかりの地球人に諭されたりするのを見るにつけ
こんなはずではないのだがと言いたくはなる。
TV放送 2004/06/02 35ch 0150-0251
第16話 引き裂かれたクルー
艦は遭難したヘスニア船を調査。
トゥポルは、バルカンの言うマイクロ特異点と言う現象が起きたのでと言う。
シャトル任務に出たタッカーとマルコムは、
艦とのランデブー地点で、艦らしき残骸を発見する。
センサーの故障で分析はできず、最寄りの惑星までも酸素が持ちそうもない。
悲観的なマルコムは私的記録を残すが、この行為にタッカーは腹を立てる。
さらに現象の影響で空気が流出。あと2日しか持たず、
室温を下げる事で、半日延ばす事に成功する。
ようやくホシの通信を受信し、艦が無事だった事を知るが、応答は出来ない。
しかもランデブー地点までは酸素が持たないのだ。
そこでエンジンを爆発させ、注意を惹く事に。後は漂流するだけだ。
凍えそうな中、タッカーは自らを犠牲にマルコムを生き延びさせようとするが口論に。
気がつくと、2人は爆発に気づいた艦に救出されていた。
2人は低体温症で病室に。マルコムは上官であるタッカーを相棒と感じるのであった。
と言うわけで、艦が大破したらどうなると言う展開で、
SFだから平行世界の話だったとか出来そうだが、そうはならないので拍子抜け。
漂流するのが、いまだ区別が付かないタッカーとマルコムで
もう少しメリハリのある組合せなら良かったが。
TV放送 2004/06/09 35ch 0150-0251
第17話 果てなき心の旅
艦は、アーチャーの子供の頃からの憧れと言うアラクリッド星系へ。
そこへバルカンの民間船バークラス号が修理を求めて来る。
彼らは、論理を欠いたと言われる一派で、
論理を重んじるのに感情を抑圧する必要はないと主張する連中だった。
船の修理の間、星雲の探査にも同行する事に。
ソボル大使から連絡があり、大臣の息子コブが一員にいると聞かされる。
大臣は死の床にあり、勘当したコブと再会を望んでいるのだ。
コブと親しいタッカーは、後悔は最悪な感情だと説得する。
コブは父と連絡し、治療で効果が出ていると聞かされる。
乗員トラリスは、トゥポルの感情を解放しようとそそのかす。
トゥポルは心を乱され、快楽を望む夢に困惑する。
トラリスは精神融合で、トゥポルが宿舎を抜け出し興奮した思い出を引き出す。
だが、トゥポルには嫌な思い出で、トラリスを追い出す。
トラリスは目覚めの段階だと言うが、アーチャーは彼を追い返す事に。
バルカン船は去り、トゥポルは回復。
アーチャーの見る夢が、楽しい夢が多いと聞き、うらやましいと言うのであった。
と言うわけで、バルカン人にそんな一派があるとは、
その後のシリーズもあまり語られていなかったので変な感じ。
まあボチボチ面白い展開とは思うが。
TV放送 2004/06/16 35ch 0150-0251
第18話 幻を狩る惑星
星系から離れたはぐれ惑星を探査する事に。
氷の惑星だが、地中からのガスで一部だけに生物がいるのだ。
そこでは、エスカ人が伝統的な野生動物の狩りをしていた。
アーチャーは、いるはずのない女性を見かけ、どこかで見たと感じる。
彼は、それが人間ではなく、狩りの対象となっていると感じる。
エスカ人のハンターは獣に襲われ負傷。
それはドラジンという獣で、細胞を変化させ何にでも変身。スキャナをも欺くと言う。
仲間も殺されたが、パニックを起こすと化学反応を起こし、
スキャナで見つける事が出来るとわかったのだ。
アーチャーは永続的に狩りを止めるため、信号を隠す方法を検討。
女性が、子供の頃詩を読んで想像した、理想の女性である事に気づく。
ハンターは獣を見失い、期日が来たため退散する事に。
アーチャーは、彼らに遮蔽剤を与えていたのだ。
女性は、これからも理想を追い続けてと言い残す。
と言うわけで、惑星に身を潜めて住んでいる住人を守ろうと奮戦する話だが、
狩りをする異星人の方も立てたりして、
何か穏やかにまとめすぎるのも、ちょっと物足りない。
TV放送 2004/06/23 35ch 0200-0301
第19話 獲物たちの罠
フェレンギ人は、ガスで乗員を眠らせ乗り込んでくる。
汚染除去室にいたタッカーだけが難を逃れ、事態を理解する。
一味はアーチャーを目覚めさせ、金庫の在処を教えろと言う。
さもなくば女を奴隷にすると言われ、アーチャーは取引しようとするが、
一味は自分たちで探す事に。
その間アーチャーは盗んだ物をシャトルへ積み込む作業をさせられる。
タッカーは、ハイポスプレーでトゥポルを起こす事に成功。
どうやらタッカーが持ち帰った遺物から、ガスが吹き出したらしい。
トゥポルの細工により、一味は互いに戦利品を盗まれたと疑心暗鬼に。
アーチャーは監視役のクレムが、従兄弟であるリーダーのユリスに、
いいように利用されていると指摘する。
一味は船長の部屋を調べるが何も出ず。潜んでいたタッカーが捕らわれる。
タッカーは妻を奴隷にされるくらいなら金庫の場所を教えると言い、一同を案内。
一同は競って部屋へ入るが、タッカーが彼らを閉じこめる。
一同を働かせて艦を元に戻し、再び艦隊に近づけば攻撃すると警告。
そしてクレムにリーダーをさせる事にする。
と言うわけで、またまたカークの時代に出てこないフェレンギとの接触だが
最後まで彼らはフェレンギと名乗っていないので、
たまには謎の異星人との接触があっても不思議ではないと思わせる。
展開はダイハード風だが、さすがにタッカー1人だけでと言うわけにも行かず
3人対フェレンギに。
フェレンギの価値観から、艦には金庫があるはずと決めつけるのも面白いが
まんまと部屋に閉じこめられるあたりは、ちょっとご都合主義。
TV放送 2004/06/30 35ch 0200-0301
第20話 閉ざされたオアシス
アーチャーらは、商人ドゥマールの紹介で、付近の惑星へ。
そこには無人の輸送船が不時着しており、部品が調達できるかも知れないのだ。
トゥポルが、妨害フィールドでかくされた部屋に、
ディアナと言う女性ら大勢が隠れているのを発見する。
彼らは3年前に不時着したカンターレ星人で、タッカーが船の修理に取り組む事に。
アーチャーらは、船の傷が攻撃による物ではなく偽装した物とと突き止める。
しかも不時着したのは20年前で、
回収された脱出ポッドからね先ほど会ったばかりの船長の死体が見つかる。
一味はシステムを修理させるため、タッカーを捕らえてアーチャーらを追い出す。
アーチャーらは侵入し撃ち合いになるが、ディアナが装置をはずすと、
次々乗員が消え、彼女の父親だけになる。乗員はホログラムだったのだ。
彼が持ち場を離れたため、船は事故に遭い、全員が死亡。
不自由を感じず、そこで暮らす事にしていたのだが、
ディアナの事を思い、船を修理する事にする。
と言うわけで、まあ物語はどこかで聞いたような話をくっつけた感じ。
ただ、ディアナの父親が、オドーの人だったのでそれは印象に残る。
TV放送 2004/07/07 35ch 0150-0251
第21話 テンダーの虜囚
アーチャーらはテンダー人に捕らわれる。
ブラット大佐は誤解を認めるが、艦へ戻す事を求める権限はないと言う。
同じく捕らわれているのは、スリバン人だが、
彼らはスリバン人の一派遺伝子強化されたカバルだと誤解されているらしい。
テンダーにすれば、スリバンならば危険だと言うのだ。
大佐は、かつて地球人がスリバンと接触した時に、何があったかを知りたがり、
アーチャーらの拘留期間を延長する。
艦のトゥポルがアーチャーと通信。転送可能になるが、スリバン人を見捨てられない。
マルコムがスリバン人に扮して乗り込み、攻撃を加える。
スリバン人を解放するが、大佐はその行為が、スリバンを自由にしたどころか
かえって死に追い込んだと指摘する。
スリバンが逃げ切れるか、アーチャーは無事を信じるしかなかった。
と言うわけで、過去のシリーズに出てこなかったスリバン人がまた登場。
物語はどこかで聞いたことあるような感じだが、
どうもスリバン人と言うのがなじめなくて。
TV放送 2004/07/14 35ch 0300-0401
第22話 漂流生命体の叫び
艦にクリタサン人を招待するが、言語が理解できず彼らを怒らせてしまう。
その後、ホシは艦内で奇妙な音を聞き、各所でパワーダウンが発生。
機関室に粘着質の生命体が住み着き、アーチャーらが捕らわれてしまう。
どうやらクリタサン船とのドッキングの際侵入したらしい。
アーチャーらは身動き取れず、生命体は高度な知性を持つ生物と判明。
マルコムが電磁放射で切り取ろうとするが、すでに神経がつながっているため
アーチャーらに危険が及ぶと断念。
このままでは分離不能になり、ホシが生命体の言語を解読するのを期待するしかない。
トゥポルの協力で解読を進める事に。
再びクリタサンとの接触に成功。彼らも言語を研究しており交信可能になる。
彼らが人前で食事をした事が侮辱だと抗議したため、これを謝罪。
生命体が存在した惑星を知らせ、そこへ向かう事にする。
ホシが翻訳に成功。生命体と更新を試みると、彼らは惑星上の座標を知らせる。
そこへ連れて行くと告げると、アーチャーらを解放。
座標には仲間がおり、合体する。生命体がクルーと合体しようとした理由は不明だが、
仲間とはぐれ、他の生命体とつながりを持ちたくなったに違いない。
と言うわけで、怪しい生命体が現れ、何とか彼らと話せないかとホシが奮戦。
何でもホシが翻訳してしまうあたりに、何かばかばかしい物を感じるのだが。
TV放送 2004/07/21 35ch 0150-0251
第23話 追放された者への祈り
艦隊の命令で、バルカンのブラー大使をマザールから移送する任務を受ける。
大使はマザールを追放されたと言い、彼女を尊敬するトゥポルは失望する。
しかし、マザールは再び尋問する事になったとして、大使を渡すよう要求。
大使は外交上の問題だと詳細を語らず、仕方なくマザールへ向かう事に。
トゥポルもまた大使に同意するように。アーチャーは心理の変化に戸惑う。
マザール艦が攻撃を加えるに至り、大使は真相を告白する。
実は追跡しているのはマザールを牛耳ろうとする犯罪者で、
彼らの犯罪の証拠をつかみ、罷免されたとして脱出したが、一味に感づかれたらしい。
一味は大使を渡せと要求し追跡してくる。
マザールの知らない外交用周波数でバルカン船に助けを求め、
エンジンの限界まで逃走するが、ついにマザール艦に追いつかれ乗り込まれる。
一味は医療室の大使を攻撃するが、大使は別の部屋にいたので無事。
バルカン戦艦がかけつけ一味は捕らえれ、大使はアーチャーらに絆を感じる。
と言うわけで、なぜか惑星を追放されたバルカン大使の話だが、
どうせ実は考えあっての事だろうと思えば、案の定その通りに。
後半は追ってくる一味との攻防になって、間延びした感じ。
TV放送 2004/07/28 35ch 0150-0251
第24話 幻影の戦士
救難信号を受信し、シャトルで惑星へ向かう事に。
惑星では歓待され、アーチャーらはエスカーナ競技と言う物に参加させられる。
一方、艦へは総裁トレビットから連絡が。
アーチャーらが会っているゾブラルはテロリストだと言う。
ゾブラルは、総裁らの圧政を受けており、
スリバン人を解放したと言うアーチャーに助けてほしいと言う。
キャンプは攻撃を受け、逃げたアーチャーらは砂漠の灼熱で倒れる。
トゥポルはゾブラルと合流。アーチャーが無敵の戦士でないと告げると
ゾブラルは彼らを見捨てようとするが、2人の運命に責任があると指摘。
改心したゾブラルとトゥポルと共に救援に。
総裁らの攻撃を受けるが無事救出。
惑星を去るが、アーチャーはゾブラルらに共感を覚えるのであった。
と言うわけで、まあアーチャーが早くも伝説的な人物になりつつあると言う話で
そう言う意味ではカークの線を狙っているようだが、
そんなに早く噂が広まるとはちょっとピンと来ない感じ。
TV放送 2004/08/04 35ch 0150-0251
第25話 楽園での出来事
ついにライサへ到着し、アーチャーらは休暇を取る事に。
トラビスはロッククライミングで負傷。
ドクターは冬眠中で、何とか起こすが、寝ぼけていて手元が怪しげだ。
タッカーとマルコムは女性をナンパ。
だがそれは異星人で身ぐるみがされ金を奪われ、下着姿で退散。
ホシは異星人と翻訳機なしで話そうと奮戦。ラヴィスと言う異星人と親しくなる。
アーチャーは犬を飼うキーラと知り合う。
彼女は家族がスリバンに殺されたと言う。
実は彼女はテンダー人で、何かを探っていたと気づくが、アーチャーを眠らせて退散。
一同は帰還する事になるが、皆複雑な想いであった。
と言うわけで、実はこれだけ以前に見た事があるのだが
休暇の話で番外編的なので、クルーの特徴が分かってきてようやく楽しめる感じ。
ホシのキャラだけはいまいち見えない気がするが。
TV放送 2004/08/11 35ch 0200-0300
第26話 暗黒からの衝撃波
パラーガ星へ向かうが、大爆発が発生。コロニーが全滅し、3600人が死ぬ。
シャトルの廃棄プラズマによる爆発が疑われ、アーチャーは責任を感じる。
プラズマの漏れる要因はないはずだが、地球への帰還が命じられる。
アーチャーらは落ち込むが、トゥポルは艦隊を説得すべきだと言う。
気がつくと、アーチャーは別の場所に。そこへ死んだはずのダニエルズが現れる。
アーチャーの任務を阻止するため、何者かが工作していると告げる。
タッカーに連絡し、ビーコンを作らせる。
スリバンのディスクを分析し、ステルス船を探知できるように。
トゥポルは時間旅行の話が信じられないでいるが、
常識にとらわれるなと言うアーチャー。
一味は艦を包囲し、アーチャーを引き渡せと要求する。
気がつくとアーチャーは破壊された31世紀の世界に。
装置と時間の入り口も破壊されてしまい、過去へは戻れなくなってしまう。
TV放送 2004/08/18 35ch 0200-0300
第27話 暗黒からの衝撃波パート2
スリバンはアーチャーがいない事に気づき、艦に乗り込んできて
居場所を教えろと言う。クルーを拘束する。一味はトゥポルを尋問。
未来のダニエルズは、アーチャーを守るため避難させたが、戻れなくなったと言う。
彼らは図書館を見つけ、1000年間に何があったか調べる事にする。
アーチャーが消えた事で、惑星連邦は誕生しなくなり歴史が変わったのだ。
アーチャーこそ鍵で、元の時代へ戻すしかない。
アーチャーはトゥポルとの通信に成功。ひそかに作戦を実行。
マルコムがダニエルズの部屋から何かの装置を取り出すが、スリバンに見つかる。
スリバンが装置にふれると母船が爆発。撤退する事に。アーチャーも無事帰還する。
爆発に艦の責任がないと判明するが、バルカンのソボル大使は作戦中止を求める。
だが、人間は過ちから学ぶと主張。トゥポルもこれを支持し、任務は続行となる。
と言うわけで、1シーズンと2シーズンをまたぐ前後編もので
タイムトラベルの話とか、艦が征圧されるなど
比較的おもしろ目のエピソードが盛り込まれているが、
何となくこれまでのエピソードの繰り返しという感じ。
TV放送 2004/08/25 35ch 0150-0251
第28話 スプートニクの飛んだ夜に
アーチャーらは、トゥポルが休暇で立ち寄った場所について聞く。
カーボンクリークと言う人間とのファーストコンタクトの地で、
それはコックレーンとの接触よりも前。そしてトゥポルの曾祖母だと言う。
バルカンは、地球のスプートニク打ち上げを調査するが、宇宙船の異常で緊急着陸。
船長が死亡し、トゥポルの曾祖母トゥミアが指揮をする事となる。
彼らは住人として住み、救助船が来るのを待つ事にする。
落盤事故が発生し、乗員メストラルは見捨てられないと素粒子銃を使用。
3日後に救出に向かうとの連絡が入る。
トゥミアは大学へ行く学費がないと言う少年ジャックのため、
マジックテープの発明費で大金を得る。
結局、メストラルは留まる事にし、死亡した事にして帰還。
話を聞いたタッカーは、トゥポルにかつがれたと言うが。
と言うわけで、トゥポルの祖先の話で、ちょっホラ話的。
この話の方が、この前の前後編より面白かったりするが、
物語の締めがパッとしない感じ。
TV放送 2004/09/01 35ch 0150-0251
第29話 許されざる越境
未知の惑星に接近。謎の動を受け、艦隊に損傷を受ける。
機雷が衝突したらしく、爆発すれば航行不能に。
マルコムが船外作業で解除に取り組むが、遮蔽装置をつけた未知の船が現れる。
ホシが脳しんとうで動けないが、どうやら立ち去れと言っているらしい。
機雷が自動で動き出し、スパイク部分がマルコムの脚を貫通。動けなくなる。
どうやら異星人はロミュラン人で、バルカンも接触した事はないが好戦的だと言う。
アーチャーが船外へ出て、除去作業を代わりにする事に。
ロミュランは早く立ち去れと言い、機雷を解体しない限り除去は不可能とわかる。
外壁をはずさせ、アーチャーとマルコムが残る事に。その上で、アーム部分を切除。
機雷は作動するが、爆発の前にジェットで脱出。
爆発の反動で飛ばされて艦に無事回収される。
と言うわけで、いまいち目立たない存在のマルコムのエピソード。
前回まだ接触のないフェレンギが出てくるエピソードがあったが、
今回はロミュランが出てくる。
ロミュランが最初に姿を現すのはカークの時なので、今回は顔を見せないまま。
一応、そう言う設定は持っているようだが、何か苦しい感じ。
TV放送 2004/09/08 35ch 0150-0251
第30話 謎の自立浮遊基地
ロミュラン機雷原による損傷の修復には、数ヶ月かかりそうだ。
テラライト船に修理基地を教えられ向かう事に。
そこは可変型のドックで、コンピュータが制御し、全自動で損傷箇所を分析。
ワーププラズマコアの提供等で、修理してくれると言う。
乗員も休暇を取る事になるが、アーチャーはその基地の意図に不審を覚える。
トラビスが殺され、その原因を追及しようとするが、コンピュータは答えない。
ドクターは分析の結果、それはトラビスに似せたレプリカだと気づく。
コンピュータは修理により、プラズマを渡せと要求するが、
すぐには渡さず、アーチャーらはドック内を捜索する。
倉庫にトラビスらが捕らわれていて、
大脳皮質を利用してコンピュータ制御に使用されていた。
コンピュータは艦の制御を奪おうとするが、ドックを爆破。
制御を取り戻し、トラビスを救出して脱出。他の者は回復不能だった。
破壊されたドックだったが、自動的に修復を開始した。
と言うわけで、奇妙な修理ドックを巡る話で、
トラビスがここで死ぬ事はないと思っていたから、
旧シリーズの、不思議の国のアリスのエピソードのような展開かと思うがさにあらず。
出し抜いて脱出するあたりはあまり面白くなく、ドックの目的も不明なまま。
TV放送 2004/09/15 35ch 0150-0251
第31話 小さな生命の灯
アーチャーは、クリタサン人に無礼と思われたらしく謝罪し続ける。
犬のポートスが大切な木にオシッコをしたのが気に入らないらしい。
おかげでプラズマ注入装置はもらえず、ポートスは病気を持ち帰る。
病原体は除去するが、免疫力が回復しない。
クリタサン人は和解の条件を提示し、早急に返事をしろと要求。
ドクターはポートスの手術に取り組む事に。
一方、アーチャーも病原体を持ち帰ったらしく、トゥポルを意識するように。
ドクターは家族の大切さを力説し、改心したアーチャーは謝罪する事に。
謝罪の儀式で、裸で木を切ってみせ、謝罪を受け入れられる。
ポートスの手術も成功する。
と言うわけで、アーチャーが異星人との交流でとまどう話で、
愛犬の病気を通じて改心するなんて教訓くさくてダメ。
トゥポルに妙な気持ちを持っている事も明らかになるが、
そういう話も、具体的にセリフに出す必要はなかったのでは。
TV放送 2004/09/22 35ch 0205-0306
第32話 招かれざる訪問者
アーチャーらは燃料デューティリアムを求め、とある惑星へ。
物々交換する事になるが、2日で立ち去れと言う。
不審に思っていると、クリンゴン船が現れる。4日で燃料を用意しろと言う。
彼らは5年前から現れ、大勢殺害しており、住人は服従しているのだ。
相手は7人しかおらず、アーチャーは戦うべきだと主張。
住居をカモフラージュしたり、戦闘訓練をしたりして待機。
現れるカラーク一味を待ち伏せして撃退。
一味は退散し、アーチャーらは約束の10倍の燃料を得るのであった。
と言うわけで、クリンゴンに略奪される惑星を助ける話で、
まあどこかで聞いたようなひねりのない展開だが、
当時の地球人がクリンゴンに勝てるのかという気はする。
TV放送 2004/09/29 35ch 0150-0251
第33話 封印された記憶
フォレスト提督から連絡があり、バルカン司令船の命令に従えと言われる。
トゥポルが極秘任務につく事になり、惑星に数日滞在すると言う。
17年前、訓練中のトゥポルは、アガロンと言う惑星の犯罪組織に潜入。
メノスと言う男を取り逃がし、任務を全うするのが名誉だと言うのだ。
そして信頼できる人物として、アーチャーに同行を求める。
盛り場でメノスを発見。逮捕するが、デッキが改装中で足止めを食う。
メノスは保安省の情報に誤りがあると、犯行への関与を否定。
実はメノスにはジョセンという仲間がいて、トゥポルは2人を逮捕に向かったのだが
ジョセンを射殺したと言う記憶を、バルカンのフラナと言う儀式で封印したのだ。
ジョセンが犯行に関与していると言う確証がなく罪悪感を覚えたのだが、
この任務に就いたために記憶がよみがえったのだ。
さらにメノスも密売人ではないのではと不安になる。
アーチャーは、メノスがトゥポルの罪悪感を利用しているのだと言う。
逃走したメノスと撃ち合いになり、逮捕に成功。
メノスが生物毒素を隠し持っていた事が判明する。
と言うわけで、バルカン人のトゥポルが悩まされる話で
そこらへんが面白いはずなのだが、
どうもトゥポルは割に普段から感情的な気がするので、何を今さらという感じ。
TV放送 2004/10/06 35ch 0229-0330
第34話 危険なコンタクト
アーチャーらはワープ以前の惑星の探検任務から帰還する。
だが、マルコムが通信機を紛失。回収のため再び惑星へ戻る事に。
しかし、アーチャーとマルコムは将軍に捕らわれてしまう。
旅行者だと主張するが、対立する同盟のスパイだと疑われる。
だが血が赤い事から、宇宙人ではと疑われるようになる。
そこでアーチャーは、同盟の一員で、遺伝子強化された兵士だと主張。
解剖するため2人は処刑される事となる。
一方、アーチャーらが捕らわれたと気づいたトゥポルらは、
遮蔽装置を利用して、惑星に接近しようと試みる。
処刑寸前にトゥポルらがかけつけ、無事退散する。
装置はすべて回収できたが、将軍らは同盟が武器開発したと信じるようになり、
文化は汚染されてしまったのだ。
と言うわけで、一行が文化汚染をしかけるという話で
まあ最終的に引き上げる展開は予想できるので、むしろドタバタという感じ。
一応は、物を残さないでも文化は汚染したと言うテーマもあるようだが。
TV放送 2004/10/13 35ch 0159-0300
第35話 三重星系の誘惑
数日前。艦はブラックホールへの接近を試みる事となる。
その頃、ホシはシェフ代理として奮戦。アーチャーはイスの修理をタッカーに依頼。
アーチャーは父の伝記の序文を考えるが、
それぞれ過度なまでに夢中になり、邪魔になる周囲にいらだつように。
ドクターはトラビスを延々と診察。マルコムは艦内の警備強化に夢中だ。
乗員たちのケンカが絶えなくなる中、トゥポルだけが正常だ。
どうやら三重星系に接近して以来、症状が発生したらしい。
アーチャーに異常事態と忠告するが聞き入れられず、やがて全員が倒れてしまう。
このままでは生命の危険があり、星系を脱出すれば回復するが、
操縦できるのはアーチャーだけだ。
何とかもうろうとしたアーチャーを起こして操縦させるが苦戦。
マルコムの兵器システムのおかげで岩石を突破。
無事星系を脱出し、放射線の影響を逃れる。
アーチャーのイスの座り心地は良くなる。タッカーは高さを下げただけだった。
と言うわけで、艦が麻痺する話だが、まあどこかユーモラスな感じ。
この手のエピソードがあるのも面白いが、解決策がちょっと拍子抜け。
TV放送 2004/10/20 35ch 0229-0330
第36話 転送空間の恐怖
タッカーとホシは生命反応のない惑星の遺跡を調査。
嵐が近づき、緊急で転送収容する事に。
まずタッカーが収容され、転送装置をいやがるホシも何とか収容する。
無事帰還したかに思えたホシだが、周囲が彼女に反応しないような不安に陥る。
その後、惑星に生命がいて、タッカーらが拉致されたと判明。
神聖な遺物があったらしく、ホシが翻訳機で通訳しようとするが苦戦。
任務からはずされ、別の者が翻訳機で事態を収拾したと知りショックを受ける。
ターボリフトも反応しなくなり、手が物をすり抜けるように。
やがて周囲の人々が、ホシが行方不明になったと言い出す。
ドクターは分子結合画報解したと言い、センサーでスキャンするが見つけられない。
そんな中、異星人が艦内に潜入し、シャフトに細工している事に気づく。
乗員に何とか知らせようと、モールス信号を起こすが、
なかなか気づいてもらえない。ホシは単身異星人の爆弾を解除するが。
気がつくとホシは転送装置で実体化。実は転送収容に多少手間取ったが、
数秒間の出来事だったのだ。
ホシが艦を救うため異星人の転送装置に飛び乗ったと聞き、
アーチャーは恐怖を克服したと言うが、ホシはしばらく転送装置は遠慮したいと言う。
と言うわけで、転送装置になじめない時代の話だから
この手のエピソードがあってもおかしくはないが、
時代は新しくても、過去のシリーズで描かれすぎたテーマなので、今さらという感じ。
TV放送 2004/10/27 35ch 0238-0339
第37話 眠る女の謎
タッカーはエイリアン人の生命維持装置の修理を依頼される。
彼らの船は女性を冬眠ポッドで送り届けているが、ポッドが不調だと言う。
アーチャーは同行すればポッドが不調でも問題ないと提案するが、拒否される。
タッカーはポッドの不調に気づき、こじ開けてしまうが、
事態に気づいた一味は、タッカーらを捕らえ、船を離脱させる。
翻訳機を使用して女性との会話に成功したタッカーは、
女性がクリオスプライムの女王で、身代金目的で誘拐されたと知る。
女王はタッカーにいろいろ命令するが、タッカーは従おうとしない。
タッカーは脱出ポッドを細工して脱出。
惑星へ不時着。反発しながらアーチャーらの助けを待つ事に。
女王を侮辱するなと怒るが、激しく愛し合うように。
一味が彼らを追っ手現れるが、アーチャーがかけつけ救出。
クリオスの巡洋艦が現れ女王は去る事に。再び会う事を約束するのであった。
と言うわけで、まあ割に早い段階から、
これはローマの休日風になるなと予想したら、その通りの展開に。
まあお約束という感じで、意外性はあまりない。
TV放送 2004/11/10 35ch 0159-0300
第38話 嵐を告げる男達
艦にタクレットという異星人の船が接近してくる。
彼らはまもなく中性子嵐が接近するので、乗船させてほしいと言う。
遭遇まで4時間で避難は不能。被爆すれば死亡は免れないため、
乗員は被爆を避けられる作業用通路へ避難し、8日近くを過ごす事となる。
狭い場所で、乗員たちのいざこざが絶えず、タクレット人にも不満が高まる。
そんな中、機関室で反物質インジェクターが動作した事が判明。
調査のため、防護スーツを着てタッカーが調査に向かう事に。
だが彼は、タクレット人の船がドッキングし、艦内を歩き回るのを発見する。
実はタクレット人はアイソトープに免疫があったのだ。
彼らはタクレット軍の兵士で、略奪を続ける軍から逃げてきたと言う。
一味は彼らを追い、この船も奪うに違いないと言う。
アーチャーらが防護服を着て乗り込み、艦の制御を奪い返す事に成功。
一味も事態に気づくが、アーチャーは艦を爆破すると脅す。
プラズマの渦へコース変更し、やむなく一味は脱出。艦も元のコースへ戻る。
と言うわけで、艦が知らない間に奪われそうになると言う展開だったり、
逃げてきた異星人が怪しかったり、実際はそれを追う方が悪かったりと
どこかで聞いたような展開。
前半の通路で生活するハメになった展開は面白かったのだが。
TV放送 2004/11/17 35ch 0208-0309
第39話 熱き夜明け
タッカーはシャトルで自動操縦のテストを行うが、異星人の攻撃受け、不時着する。
アーコニアンのカダーン船長は、アーチャーに進入禁止区域だから立ち去れと警告。
アーチャーは、タッカーとアーコニアンのパトロール船が行方不明になったと気づき
協力して捜索するよう求める。だがこの付近は無数に月があり、通信状態は最悪だ。
さらに、トゥポルによると、アーコニアンは疑い深く、
バルカンとの交流もうまく行かなかったと言う。
タッカーはシャトルの損傷で立ち往生。
同様にアーコニアンのパイロットも不時着したとわかるが、
翻訳機がないため、会話ができない。何とかゾカーンと言う名前だけはわかる。
タッカーは通信機を修理し、協力して高台へ運べば、助けを呼べるかもと考えるが、
ゾカーンがなかなか協力してくれずに苦戦。
何とか通信に成功。日の出で灼熱地獄と化す中、艦から連絡が。
大気の影響でシャトルは無理とわかり、転送収容する事になるが、
ドクターによると、脱水症状のアーコニアンを転送すると死んでしまうと言う。
アーチャーはタッカーだけ連れ帰ろうとするが、彼はゾカーンととどまる事を決意。
タッカーのアドバイスで、アーコニアンのシャトルを改造し、救出に成功する。
カダーン船長は、警告なしの攻撃を問題視するが、アーチャーは誤解だったと言う。
トゥポルは、バルカン人の1世紀より成果の大きい遭遇だったと言う。
翻訳機を得たゾカーンは、タッカーの船を破壊しなくて良かったと言うのであった。
と言うわけで、タッカーは前にも言葉の通じない女王と恋に落ちたりしたが
今回も似たような展開で、全体の話は「太平洋の地獄」ぽいしどこかで見た感じ。
TV放送 2004/11/24 35ch 0214-0315
第40話 消せない汚名
ドクターはバルカン医師にパナー症候群の資料を求める。
だがバルカン側はトゥポルが感染しているとにらむ。
実は、パナー症候群は不治の病とされ、精神融合で感染するのだ。
しかし、精神融合は少数派のみが行う行為で、大半のバルカンは恥辱としていた。
トゥポルは強制されての精神融合だったが、
それを口実に処罰を逃れれば、少数派を陥れる事になると
バルカンからは治療法は得られなかったが、
ひそかにドクターユリスが研究データを渡す。実はユリスもまた少数派なのだ。
研究は進んでいなかったが、病気の進行を止める事は可能に。
トゥポルの罷免が決まるが、アーチャーが抗議し審問会をする事に。
審問会では精神融合が問題視されるが、トゥポルは少数派の弾圧だと反論。
ユリスは自らの素性を明かし、トゥポルが強制されたと告げたため、
審問会の態度が一転。これにもトゥポルは不満を漏らす。
ユリスは停職となり、審問会は拒否する。
トゥポルの罷免はなくなるが、ユリスを擁護するため連絡を取る事にする。
と言うわけで、トゥポルが病気になりそれがもとで彼女が窮地にと言うわけで
まあSFの設定だから何とでもなりそうだが、
レイプ被害者の事を扱ったと言う狙いが見え見えな感じで、ちょっと教訓くさい。
スポックが精神融合を多用するようになるまでに、どう変化があったのか
それとも脚本家はそこまで考えていないのか。
TV放送 2004/12/01 35ch 0159-0300
第41話 戦場の絆
バルカンとの戦闘状態が続いているアンドリア人のシュナンは、
停戦交渉をアーチャーに仲介してほしいと求める。
ソバル大使はアーチャーの関与を不要と言う。
シュナンは捕虜を帰す代わりに、ウェイターンの統治権を要求。
ソバルとの面会を求められ、シャトルで乗り込む事に。
だが、何者かの攻撃を受けシャトルは墜落。
シュナンの部下はバルカンの猿芝居だと主張。
双方が交戦体制に。タッカーは艦を割り込ませて何とか阻止。
シュナンは副官タラーの暴走と判断し、タラーを逮捕。
アンドレア兵が引き、ソバルも交渉をする事に。
交渉の成功は人間のおかげで、ソバルもアーチャーを評価する。
と言うわけで、不信感を抱く2つの異星人をアーチャーが取り持つ話だが
片方がバルカンだったりして、なぜ地球人がと言う感じもあり。
遅れてるはずの地球人がこういう訳で、と言う意外性があれば面白いのだが。
TV放送 2004/12/08 35ch 0208-0309
第42話 沈黙の漂流船
未知の領域で漂流する船を発見。中には焼けこげた死体があり、人間と判明。
地球から100光年離れた場所に人間が来ていた事になる。
船を調査するが、所有権を求めてスリバンが攻撃してくる。
調査の結果、遺体の遺伝子には多く種族が混在しており、中にはバルカンの物も。
タイムトラベラーダニエルズの装置で調査したところ、
それは900年先の船で、どうやら過去の調査に来ていたらしい。
さらにソリアン船も現れ船を要求。
船を調査するタッカーらは、時間のずれが発生している事に気づく。
スリバン船とソリアン船が現れ、三つ巴の戦いに。
スリバンは全滅し、ソリアンは船を要求。
タッカーは船のビーコンを修理し、魚雷で放出。
すると船と遺体は非物質化され、送り主に回収されたらしい。ソリアン船は撤退。
トゥポルは、地球人とバルカンの混血よりも
タイムトラベルの方が信じられないと言う。
と言うわけで、いろんな異星人が入り乱れる展開は面白そうだが
意外に苦戦せずに解決していくので拍子抜け。
いまだタイムトラベルを信じないトゥポルも変な感じだし。
TV放送 2004/12/15 35ch 0229-0330
第43話 地獄への護送船
アーチャーらの乗ったシャトルが攻撃され、アーチャーが姿を消す。
実はリノール人の護送船に乗せられており、裁判もなしに密輸犯とされたらしい。
トゥポルはパトロール船の誤解と納得させ、アーチャーは釈放される事に。
だが、囚人の一部が反乱を起こし、パイロットを殺害。
リーダーのクロダは、アーチャーに操縦を命じ、とある星系へ向かわせる。
タマールという基地で仲間と合流する計画だ。
クロダも最初は無実だったが、リノール人の冷酷な仕打ちを受け人が変わったのだ。
タッカーは船を修理すると見せてひそかに工作。
マルコムらがドッキングして乗り込み、全員を救出するが、
クロダだけは留まると言う。時間切れで船は惑星に墜落。
帰還したアーチャーは、他にも無実の者がいるのではとリノールに抗議する。
と言うわけで、アーチャーらが囚人に囚人仲間と誤解され捕らわれる話で
どこかで聞いたような展開。まあそんな感じ。
TV放送 2004/12/22 35ch 0259-0400
第44話 光の意志
バルカンも知らない未知の宇宙船が接近。
普通の生命体は存在せず、光がタッカーに接触。不思議な経験をさせる。
彼らはタッカーの体を借り、肉体を楽しむ。
タッカーは光と接触する事で、どこの時代のどの場所も体験出来ると喜ぶ。
だが、アーチャーは肉体が乗っ取られるのではと不運に感じる。
乗っ取られたマルコムはトゥポルを襲おうとして拘束される。
クルーに次々と異変が発生。ドクターが判別方法を突き止め、ナセルに避難する事に。
トゥポルは侵入を阻止出来ると主張。一体化するまでに目的を突き止めると言う。
何とか生命体を追い出した彼女によると、
彼らはクルーを奪い、生き残るため船を奪おうとしていた。
ガスでタッカーを昏睡状態にし、生命体を追い出し、追ってくるが攻撃して爆破する。
と言うわけで、光の生命体なんて旧シリーズもよく出てきた発想だが
割に志が低いというか、ただ艦を狙っていただけなんて拍子抜け。
TV放送 2005/01/12 35ch 0229-0330
第45話 反逆の法廷
アーチャーはクリンゴンに捕らわれ裁判を受ける事に。有罪ならば死刑だ。
代弁人コロスによると、アーチャーの発言は許されないと言う。
反逆者を追うデュラス元艦長は、アーチャーに引き渡しを要求したが拒否され、
攻撃で甚大な被害を受けたと言う。
反論は許されず、反逆者の居場所を知らせる事だけが、死刑を避ける手段だと言う。
かつては法廷でも証言が許されたと言うコロスの言葉から、
アーチャーの証言が認められる事に。
クリンゴンに搾取された種族を救出。事情も知らずに引き渡せないと引き渡しを拒否。
するとデュラスの攻撃を受けたと主張。アーチャーが内戦を回避した事も強調する。
反乱の扇動はなかったとされるが、法は犯されたとして鉱山で終身刑に。
1年生きられないと言う過酷な状況に、コロスは反論するが、彼も同罪とされる。
バルカンによる釈放要求は期待出来ず、トゥポルは新たな手段を執る事に。
流刑地に乗り込んだマルコムは、買収で脱出出来る事に。
だが、20年間無実の者を流刑にした事を悔やむコロスは、
逃げる事で彼らの名誉回復ができないと留まる事にする。
と言うわけで、クリンゴンの裁判を受けるなんて
スタートレック6をなぞったようでオリジナリティがないが
裁判には勝てず、脱走すると言うのは何か困った感じ。
TV放送 2005/01/19 35ch 0229-0330
第46話 兄弟の地平
トラビスの家族の輸送船ホライゾン号が付近を通るため、彼は船に乗る事に。
父が死に、弟ポールが船長になったと知らされる。
トラビスは船を改良しようとしたがるが、ポールはトラビスが口出しするのを嫌がる。
実は父の死後、ポールの指揮に疑問を持つ者がいて、彼も苛立っていると言う。
何者かにビーコンが取り付けられ、何者かの攻撃を受ける。
トラビスは改造で攻撃可能になると言うが、ポールはこれに反対。
敵に従うのが一番安全だと主張。
異星人は攻撃を加え、降伏を要求。
ついにポールはトラビスに協力を求め、彼の操縦と武器で痛手を与える。
異星人は去り、トラビスは船を離れる事となる。
と言うわけで、あまり目立たないトラビスを主人公にしたエピソード。
たまにはそう言う話があってもいいけど、エピソード的にはありきたり。
TV放送 2005/01/26 35ch 0229-0330
第47話 理由なき憎しみ
政情不安のザントラスの洞窟内でデノビュラ人の科学者が音信不通に。
タッカーらが救出に向かう事に。
事情を説明するが、彼らは立ち去るわけには行かないと言う。
だが、パトロール船が攻撃を開始。何とか脱出する。
一方、遭難した船から異星人を救出するが、中にはアンタラン人が。
彼らは300年前からデノビュラ人と敵対しており、ドクターの治療を拒否。
子供の頃から敵と教わっており、和解する動きはないと言う。
ドクターの祖父もまたアンタランを嫌っていたが、
彼らの住んでいた土地に特に問題はなかった。
患者を死なせるのは、息子に示す手本にならないと主張。
治療を受け入れる事にし、患者は無事回復。デノビュラ人の船で帰還したいと言う。
と言うわけで、根深い偏見を描いたような話だが
何か決定的な決め手があったわけでもないのに、異星人が改心するのが拍子抜け。
一方、当初はメインの話かに思えたタッカーの方のエピソードがおまけと化してる。
TV放送 2005/02/02 35ch 0159-0300
第48話 第3の性
艦はヴィシアと言う星系から来た異星人と接触する。
アーチャーは彼らの技術に感心させられる。
彼らに子供を作るための「第3の性」が存在し、共同親と呼ばれていた。
存在理由は1つだけで、教育は不要とされている。
ペット並みの扱いを受ける彼女を心配するタッカーは、同程度の知識を持つと知り、
読み方を教える。関心を持つようになった彼女に次々知識を教え、進化するように。
事態はヴィシアの知るところとなり、勉強を禁止された彼女は不満を示すように。
彼女は亡命を求めるが、受け入れられず、ヴィシア船と別れる事に。
だが彼女は自殺してしまい、夫妻も子供を持つ事ができなくなった。
タッカーは自分の行為がどういう影響を及ぼすか考えずに行動し、
自分の基準で正義を押しつけたとアーチャーに批判される。
と言うわけで、よその種族の習慣を理不尽に思い、口出ししたために
予想もつかない展開になると言う話で
まあ毎回それなりの事をしているくせに、今回だけ否定するのもおかしな感じ。
ちょっと教訓くさい気がする。
TV放送 2005/02/09 35ch 0159-0300
第49話 覚醒する恐怖
北極圏。墜落で埋まっていた後にボーグとして知られる異星人の船が発見される。
100年の前に墜落した物だが蘇生が始まり、調査隊が襲われる。
宇宙船は艦に接近しており、調査する事に。どうやら未知の種族が改造したらしい。
乗員はナノプローブを体内に埋め込み、ドクターにも除去は不可能。
コックレーンが未来人が退治したと言う異星人に酷似している。
調査隊員が暴れ出し、ドクターもナノプローブを入れられてしまう。
同化された調査隊員は、攻撃も効果なく、地区を切り離して宇宙を放り出す事に。
船から異星人が乗り込み、乗員を同化すると警告してくる。
アーチャーは逆に異星人の船へ乗り込み、貨物船を爆破する事に。
回路を停止させ、異星人は姿を消す。危険な治療でドクターは何とか回復。
彼らと同化しかけた間に得た情報によると、地球の場所を母星へ送っていたようだ。
危機は去ったが、24世紀に先送りしただけかも知れない。
と言うわけで、ボーグが登場するエピソード。
まあアーチャーらとボーグの対決というのは面白いのだが
彼らがボーグの事を、ピカードらの時代へ警告を残しておかなかったのはおかしい。
TV放送 2005/02/16 35ch 0159-0300
第50話 運命の飛行
未知の暗黒物質星雲を調査するため、アーチャーとトゥポルがシャトルで向かう。
そんな中、アーチャーの所へ旧友ロビンソンの事故死が伝えられる。
アーチャーとロビンソンはNS計画に参加し、
アーチャーの父が開発したエンジンの、テストパイロットの座を狙っていた。
危険な飛行で船は崩壊。脱出ポッドで生還し、エンジンを批判する。
バルカンは地球人の進出に批判的で、計画を中止させようとする。
タッカーはエンジンに問題はないと主張し、補正でテスト再開できると考える。
バルカンの説得は無理と考え、アーチャーらはテスト船を奪ってテストを強行。
違反行為で謹慎処分とされるが、エンジンは認められエンタープライズが完成。
艦長候補には2人とも名前が出るが、結局アーチャーに決定。
2人は乾杯し、再会を約束して別れた。
星雲を確認したトゥポルは、ロビンソン星雲と名付けてはと言う。
と言うわけで、アーチャーの過去について語るエピソード。
それほど意外な展開もなく、昔話を聞かされた程度。
TV放送 2005/02/23 35ch 0159-0300
第51話 狙われた首
アーチャーは、テラライト人のスカラー船長に強引に捕らわれる。
クリンゴンのゴロス船長に引き渡すと言う。
この事態に、細菌に感染しているトゥポルとドクターは除去室を出られない。
トゥポルは最近の影響でポンファーが早まり、体に異変が。
性行為をしないと命を落とすと、ドクターに迫る。
トゥポルは暴れ出すが、何とか捕らわれ、細菌の駆除に成功。
生殖サイクルも過ぎたが、何があったかはドクターの胸の内だけだ。
アーチャーはスカラーに無実だと主張するが、取り合われない。
彼は報酬で貨物船テズラを買い戻そうとしている。
弟と仕事をしていたが、クリンゴンに奪われたと言う。
囚人を横取りしようとする者の攻撃で、惑星へ不時着。
だが、テズラは既に分解され、取り戻す事はできないと知るが、
アーチャーを逃がせば殺されると言うスカラー。
アーチャーはゴロスに引き渡されるが、報酬は予定よりも少なかった。
脱出ポッドを奪い、かけつけた艦に回収される。
連絡してきたスカラーは、中古の貨物船を買うと言い、
クリンゴンには気をつけろと警告する。
と言うわけで、アーチャーが賞金稼ぎに捕らわれる話。
しつこくクリンゴンに追われているようだが、
まあ賞金稼ぎと分かり合えるだろうと言うのは予想出来る展開。
TV放送 2005/03/02 35ch 0159-0300
第52話 帰還なき旅
艦はフォレスト提督に呼び出される。
未知の異星人により地球が攻撃を受け、犠牲は300万人を超えたらしい。
スリバンのシリックは、アーチャーを謎の人物に会わせる。
彼によると、敵はズィンディーと言い、未来に地球人の攻撃を受けると知り
地球を滅ぼすつもりで来たと言う。
さらにクリンゴンのデュラスは、アーチャーを渡せと要求。
司令部やバルカン大使は、ズィンディーの話を信じない。
ズィンディーはデルフィク領域にあり、物理の法則が通用しないと言う空間では
バルカン船も無事戻った者はいないと言う。
異星人の船の残骸から、未来の合金があると判明。
アーチャーの決断に、大金のクルーが同行する事に。
トゥポルはバルカン司令部から反対されるが、結局同行を決断。
だがその決断は解任を意味する。
家族を殺されたタッカーは、復讐心を燃やす。
デュラスの攻撃を受けるが反撃して倒し、未知の領域へ突入する事となる。
と言うわけで、第2シーズンの最終エピソードで、次のシーズンへ続く感じだが
日本ではとりあえず見られるのはここまで。
とは言え、何となく謎をいろいろ残して終わったと言う感じでもなく、
仮にここで終わったとしてもいいんじゃないと言う感じ。
TV放送
第53話 トレリウムD
ズィンディ人の男 拉致され鉱山でトレリウム採掘に働かされる。座標知らせる。
ヘイズ少佐 攻撃隊隊長。強行攻撃を主張
艦はズィンディ捜索のため出発。軍事攻撃隊のヘイズらも同行する。
ヘイズはマルコムの保安チームの能力を疑問視し、衝突する。
家族の死でショックを受けたタッカーは、トゥポルからバルカンマッサージを受ける。
トレリアムDを採掘していると言う鉱山で、ズィンディらしき作業員がいると判明。
男は拉致されたと言い、逃走を手伝えと求める。
男によると、ズィンディには5つの種族があると判明。
鉱山長は、逃走するアーチャーらを追跡。
何とか逃げ切るが男は撃たれ、母星の座標を告げて死ぬ。
艦は座標に到着するが、120年前に爆発したと判明。
ズィンディが地球を攻撃する目的は、母星を守る事だったはずだが。
と言うわけで、ズィンディと言う新たな敵が現れ、これからずっと戦い続ける様子は
まるでDS9のドミニオンを連想させ、何か人気が落ちるとこれかと言う感じ。
まして、歴史的に後のシリーズでズィンディという名前は
まったく出てこないので困ってしまう感じ。
TV放送 2005/11/10 CS 0400-0500
第54話 オサーリア人の襲撃
オサーリア人 貨物室を盗む。ズィンディの情報を持つ。
艦のシステムが不調になり、不審な船が接近し、何かを盗み出す。
ドクターによれば彼らはオサーリア人で、貨物室やエネルギーを盗まれる。
アーチャーは一味を追跡。捕虜を尋問する。
捕虜によると、トレリアムDで防御しない船は、領域から脱出できず
やむを得ず強奪をするようになり、今は良心の呵責も感じないと言う。
オサーリアのイオン痕跡を追跡。中に都市がある巨大な球体を発見する。
艦はオサーリア船に接近し、その情報を奪う事に成功。
捕虜を解放するが、道徳心は役に立たないと警告される。
と言うわけで、あと2シーズンあるはずだけど、何か最終回に向かってる感じで
しかもそのスローペースに勿体ぶられてると言う気がしてならない。
TV放送 2005/11/17 CS 0400-0500
第55話 突然変異
駆除チーム ウイルス撲滅が使命の異星人。
艦はズィンディを追い、とある惑星へ。アーチャーら上陸班に異変が。
転移性ウイルスで異星人のようになってしまい、言葉も通じなくなる。
バルカン人のトゥポルだけは影響を受けず、彼女のサンプルを分析する。
アーチャーらは、絶滅したアーカート星のドケック人の意志を受け継ぎ
帰巣本能で惑星へ帰ろうとする。
ウイルスを追ってきた駆除チームは、ドクターが治療法を見つけたにもかかわらず
一同を始末しようとするが、何とか逃げ切る。
アーチャーは抗体で回復。ドケックを滅ぼすわけにはいかないと感じる。
と言うわけで、いきなりアーチャーらが異星人に変身してしまうと言う展開で
トゥポルだけ平気だし、何だかどこかで聞いたような感じで物足りない。
TV放送 2005/11/24 CS 0400-0500
第56話 美しき潜入者
ブラット・ウッド 科学者。トレリウムDの生成を知る
ラジーン オランタク星の奴隷。実は特殊能力を持つズィンディのスパイ
アーチャーは、科学者ブラット・ウッドを捜索。
商人に奴隷とされている、オランタク星のラジーンを保護する。
科学者はトレリウムDの生成法を教えるが、極度に不安定だと言う。
ラジーンは特殊な能力を持ち、艦内をかぎ回る。ズィンディのスパイだったのだ。
ズィンディは生物兵器を作ろうとしており、地球人の情報が必要だったのだ。
ラジーンはズィンディに連れ去られ、彼女は用済みとされる。
と言うわけで、美人スパイの話なんて今さら目新しくもなく
結局逃げ切られて中途半端な感じ。
TV放送 2005/12/01 CS 0400-0500
第57話 幽霊船
トゥポル 精神不安定に。神経組織麻痺
ボリス船長 セレア号船長。トゥポルの元上官。消息を絶っていた
バルカンの救難信号を受信。それはボリス船長のセレア号で
トゥポルはかつてボリスの下で乗船していたが、その後船は消息を絶ったのだ。
アーチャーらは乗船するが、隠れていたバルカン人が暴れ出し襲われる。
トゥポルもまた不安定になり、乗員と同じ症状が出てきたのだ。
セレア号はトレリウムDを含む小惑星に接近するが、
これがバルカン人の神経組織を麻痺させたらしい。
トゥポルはシナプスを再生されるが、他のバルカン人は手遅れだった。
トゥポルを連れて退散するが、セレア号は爆発する。
生還したトゥポルだったが、悪夢を見続けるようになる。
と言うわけで、少し前にトゥポル以外が暴れる事件があったが
今度はトゥポルを含めバルカン人だけが暴れる展開。
まあ何だかんだと言いながら、バルカン人が暴れるエピソードはよくあるから。
TV放送 2005/12/08 CS 0400-0500
第58話 孤独な亡命者
タークウィン 1人で暮らす異星人。ホシに好意を持ち、ズィンディの情報を持つ。
アーチャーらは第2の球体の存在を知り、調査しようとする。
空間のゆがみから、50以上の球体の存在が判明する。
一方、ホシは周囲に何者かの気配を感じる。
テレパシーの声でズィンディの情報があると話され、罠と感じながらも急行する事に。
相手はタークウィンと言う人物で、周囲に気味悪がられ、1人で暮らしていたと言う。
彼は400歳で、多くのパートナーがいたが、寿命は短かった。
ホシはタークウィンのパートナーになる気はないと言うが。
タークウィンは情報を送る代わりに、ホシに留まってほしいと要請。
アーチャーも迎えに来ると約束するが、それがタークウィンの幻影だと気づく。
タークウィンは船を攻撃するが、ホシはテレパシーを制御する水晶玉を破壊。
能力を失ったタークウィンは、ホシを解放。
彼が渡した情報には、ズィンディのコロニーの位置が示されていた。
と言うわけで、これもどこかで聞いたようなエピソードで
まあアーチャーとかでなく、ホシをメインに置いたのは
たまには活躍させなきゃという配慮か。
TV放送 2005/12/15 CS 0400-0500
第59話 兵器工場潜入
ダール 兵器を開発し、デグラに売る
デグラ ズィンディ。
タークウィンの情報をもとにズィンディの星を捜索。
兵器工場に関係するダールという男を脅し、ティモサイトの用途について聞く。
ティモサイトはやはりズィンディの兵器に使用されており、
700万人が犠牲になったと知り、怒りを覚えるダール。
アーチャーはティモサイトを取りに来たデグラのズィンディ艦を追跡する事に。
ダーは同胞を裏切ったのではと不安になるが、アーチャーは信頼しろと言う。
と言うわけで、ズィンディと言うのが何だかよくわからないまま展開するが
意外に悪くない人もいたと言う話。
まあ設定がよくわからないので、例えばクリンゴンにも意外にいい人がいた
なんてのに比べると、インパクトは低い。
TV放送 2005/12/22 CS 0400-0500
第60話 留められない記憶
パラサイト細胞 時空外生物
ソボル大使 トゥポルにバルカンへ戻れと指示
アーチャーは気がつくと白髪になっていた。トゥポルが状況を説明。
12年前、アーチャーは空間のひずみに巻き込まれる。
時空外の生物らしきパラサイト細胞組織により機能障害を受け、
事故以降の出来事は、短期間しか記憶を残せなくなったのだ。
トゥポルが後任になるが、ズィンディの攻撃を受け、地球は壊滅的な状況となる。
トゥポルは船を降り、アーチャーの世話をする事に。
ドクターはついに治療法を見つけ、タッカーが船長をする船へ戻る。
パラサイトを根絶すれば、すべての出来事がなかった事になるのだ。
ズィンディの攻撃で船は危機的状態になるが、
船を亜空間で爆発させる事で、パラサイトを駆除する事に。
ドクターやトゥポルもやられるが、爆発でアーチャーは無事回復。元の時代に戻る。
と言うわけで、アーチャーとトゥポルがあやしげな関係になり
あれから12年という感じで展開。
まあ、最終話ではないので、最後には元に戻るのだろうと思って見るが
全体的にはメメントとかそんな雰囲気もあり。
別の歴史という感覚で見ると割に面白いエピソードと言えるが、
アーチャーを治療すると歴史が戻ると言うのがピンと来ない。
TV放送 2006/01/05 CS 0400-0500
第61話 ウエスタン
レザニー スカボラ人リーダー
ベニングス 地球人リーダー
保安官 地球人だが、ベニングスの不法行為には反発
クーパー 地球人を解放した歴史上の人物
アーチャーらはとある惑星に、西部劇時代の地球人が住むのを発見する。
200年以上放置された船を発見。
かつてスカボラ人がコロニーを作るため地球人を拉致し奴隷とされたが、
スミスになって地球人は解放。
逆にベニングスらはスカボラ人を支配し、その教育さえも禁じてきたのだ。
アーチャーは、スカボラ人のリーダーレザニーを脱獄させる。
ベニングスはスカボラ人の町を焼き払おうとするが、
これには地球人の保安官も反発。
アーチャーは保安官に事情を説明。
保安官は説得を試みるが、すぐには争いはなくならず、
アーチャーらが再び戻ってきた時には、何か変わっているはずだと約束する。
と言うわけで、未知の世界へ行くのになぜか地球人がいると言う展開は
旧シリーズから何度もあるが、今回もなかなかに強引な設定。
拉致された方が形勢逆転したが、そろそろ許してやれよと言うのは何か教訓ぽいけど、
例えば北朝鮮と日本との事とかをイメージしているとすると、ちょっとやな感じ。
TV放送 2006/01/12 CS 0400-0500
第62話 ライサリア砂漠幼虫
ライサリア砂漠幼虫 クローンで移植用組織を作り出す
シム タッカーのクローン
2週間前。ワープでコントロール不能になり、タッカーが重傷を負う。
タッカーは神経に損傷を受け、最悪の状態だ。
ドクターは禁じられた方法だが、ライサリアの砂漠幼虫を利用する事に。
幼虫によりタッカーのクローンを生み出す事が出来、その組織を移植に利用するのだ。
成長したクローンは急成長し、タッカーの記憶を受け継いでシムと名づけられる。
シムはトゥポルに対して恋愛感情を示す。
やがて、組織移植をする事により、シムが死んでしまう事が判明。
タッカーを救うためにはどんな事もすると言うアーチャー。
シムはシャトルで逃げ出すが、改心して舞い戻る。
いい人生だったとトゥポルにキスし、アーチャーは犠牲をムダにしないと約束する。
と言うわけで、移植のための存在と言う設定は、CSIでもあったので
SFである本作としては、いささかインパクトに欠ける感じ。
まあその後は、ありがちな描写が続くわけだが、
トゥポルが、別に病気になったりしたわけでもないのに、
シムとキスするのが、ちょっと驚き。
TV放送 2006/01/19 CS 0400-0500
第63話 デトロイト2004
ルーミス 病院の患者をさらう男
ダニエルズ 未来人
アーチャーの前に未来人ダニエルズが現れる。
彼によると、ズィンディはまだ歴史には刻まれていないが、
150年前に検知されたと言う。アーチャーはトゥポルと共に向かう事に。
ルーミスという男は、病院の患者ばかりをさらっている。
正体不明の人物の依頼で、未認可の薬の試験に使っていると言う。
アーチャーが患者に扮して工場に潜入。
ズィンディ一味は生物兵器を合成し、未来へ持ち込む気だ。
だが撃ち合いで時間ビーコンを破壊し、未来へ戻れなくなる。
アーチャーは捕らえたズィンディと装置を持ち帰り、
ルーミスは逮捕。彼の未来人の話は警察に本気にされなかった。
と言うわけで、アーチャーらが現代に現れると言うのがポイントで
それ以外は取り立てて言う事なしか。
TV放送 2006/01/26 CS 0400-0500
第64話 選ばれし領域
リシャマット トリアノン星から来た巡礼者のリーダー
救難信号を受診し、トリアノン星から来たと言うリシャマットらを救出する。
彼らは巡礼者で、球体を作った創造者を呼び戻すのが目的だと言う。
一味は創造者の意志と称して、船を制圧。
トリアノンへ向かい、異端者との戦いを終わらせると言う。
アーチャーは身勝手な論理で戦争をするのは許されないと主張。
異端者の船が接近する中、ドクターのガスで一味の爆弾は中和。
ブリッジを制圧し武器を停止させると、異端者の船は立ち去る。
リシャマットは聖なる戦いを妨害されたと怒るが、トリアノンの都市は壊滅していた。
平和をもたらすという戦いだったが、それが真実だったのだ。
と言うわけで、あやしげな宗教によって振り回されるアーチャーらと言う展開で
こんな話は旧シリーズにもあったが、
最後に惑星が壊滅していたのは、少なくともリーダーの責任ではない気がする。
TV放送 2006/02/02 CS 0400-0500
第65話 アンドリア人の協力
シュラン アンドリア人。アーチャーとは因縁が
アンドリアの将軍 ズィンディの兵器を奪うよう指示
艦はひずみの多発地域に侵入し、飲み込まれるがアンドリア艦に助けられる。
アーチャーとは因縁のあるシュランは、協力を申し出る。
アーチャーらは不信感を抱きながらも、やむを得ず共同作戦をとる事に。
区域からの脱出に成功。付近ではズィンディ艦が新兵器の実験中。
実はアンドリア将軍の指示で、ズィンディの兵器を奪うのが一味の任務だったのだ。
アーチャーは自爆命令を出し、やむなくシュランは兵器を廃棄する。
と言うわけで、設定的に怪しげなエイリアンと言う事で重宝するのがアンドリア人。
彼らがアーチャーらと組むが実は、と言う展開だが
何か別に面白くも何ともない。
TV放送 2006/02/09 CS 0400-0500
第66話 策略
デグラ ズィンディ。昆虫族に捕らわれる
ターレン ズィンディの仲間
ズィンディのデグラは、気がつくとアーチャーとシャトルに乗っていた。
アーチャーによると、デグラは昆虫族に捕らわれ、3年間同じ監房にいたと言う。
尋問で自白用の虫を使われて記憶を失い、一緒に収容所から逃げだしたのだ。
ズィンディの兵器で地球は破壊され、ズィンディ同志の戦いが再燃した。
実はすべてはアーチャーらの演技だった。
3日前デグラを捕らえたアーチャーらは、兵器の場所を聞き出すため
ドクターの協力で最近の記憶を消す事に成功したのだ。
シャトルに仲間のターレンから連絡があり、デグラにコロニーの座標を入力させる。
アーチャーらの罠と気づくが、艦は座標に到着。
デグラはズィンディの船へ戻される。
と言うわけで、これはスパイ大作戦やね。
TV放送 2005/08/25 CS 0400-0500
第67話 新たなる脅威の兆し
ヘイズ少佐 攻撃隊。マルコムと対立
異星人 何かの実験台にされていた
艦はデグラから聞き出した座標へ向かう事に。
攻撃隊のヘイズ少佐は保安部隊に訓練を受けさせたいと言い、マルコムと対立。
シムとの関係からタッカーに迫るトゥポル。タッカーは彼女の態度に戸惑う。
艦は空間のひずみの集まった惑星で救難信号を受信し、艦を回収。
中の異星人は最後の生存者らしく、何かの実験台にされていたらしい。
異星人は艦内を歩き回り、艦の武器が使用不能に。
ズィンディが地球を破壊すれば、後は思うままだと言い残し、姿を消す。
と言うわけで、ズィンディと言うのがよくわからないまま、
さらに改造された輩まで登場。最後まで謎ばかりでピンと来ない。
TV放送 2005/09/01 CS 0400-0500
第68話 フロックス船長の孤独
艦の周囲に超次元変動が発生。迂回すれば2週間かかるため、突入する事になるが、
地球人は影響を受けるため、全員が昏睡状態になる事に。
ドクターは変動の影響を受けず、留守番をする事となる。
艦内にズィンディが目撃するが、もう1人起きているトゥポルは幻覚だと言う。
トゥポルもまた幻覚を見て動揺するが、ドクターだけで任務はできない。
空間の膨張率が加速したらしく、脱出にさらに時間がかかる事が判明。
ワープを使うしかないが、タッカーは危険だと言っており、
しかもタッカーを起こせば、彼を死なせる事になる。
ワープを使用し空間を脱出。無事アーチャーらは目覚めるが、
実はすべてドクターの幻覚だったのかも知れない。
と言うわけで、ボイジャーでも似たような話があった気がするが、
番外編的なエピソード。
ドクターが体験したのが、どこまで幻影なのやらハッキリしない。
TV放送 2005/09/08 CS 0400-0500
第69話 トゥポルの反乱
昆虫族 墜落で死体を発見
ヘイズ少佐 攻撃隊
惑星で墜落したズィンディ船を発見。
上陸したアーチャーは謎の生命体の神経毒にやられる。
墜落した昆虫族は死亡していたが、卵が残っていたのを発見。
アーチャーは誤解を解くチャンスだとして、卵をふ化させる事に全力を投入する。
いったんは失敗するが、装置のために艦の反物質を使用すると主張。
反発したトゥポルは解任され、タッカーらとアーチャーの指揮権剥奪を計画。
マルコムも解任され、アーチャーはヘイズに警備を任せる。
トゥポルらは武器を奪い、ブリッジを制圧。アーチャーも拘束する。
ドクターの分析で、アーチャーは神経経路に侵入され、
卵を守る事をすべてに優先させられたと判明。
トゥポルらにとってヘイズも仲間にする選択肢もあったが、リスクを避けたのだった。
と言うわけで、乗員が反乱を起こす話は時々あるが、
今回はおかしいのが船長だけという点で目新しい感じ。
まあ、アーチャーが操られているのは予想できるわけで、そうなると結末も予想通り。
TV放送 2005/09/15 CS 0400-0500
第70話 爬虫類族の攻撃
ダニエルズ 未来人
デグラ ズィンディ
アーチャーは未来人ダニエルズに会う。
彼によると、ズィンディを説得できるのはアーチャーだけだと言う。
アーチャーはズィンディ船団に乗り込む事に。だが捕らわれて尋問を受ける。
デグラに、異次元の種族が球体を作り、それがズィンディを崩壊させると説明。
地球人を滅ぼせば、やがてズィンディも滅びると、協力を求める。
デグラはアーチャーの説明を信用するが、他の連中は半信半疑だ。
やがて爬虫類は激しい攻撃を開始する。
と言うわけで、いよいよズィンディとの戦いが迫ってきたところで
またまた正体のよくわからない未来人が出てきて、話が妙な感じに。
とは言え、全体的にはとにかく爬虫類族が攻めてきたぞと言う感じ。
TV放送 2005/09/22 CS 0400-0500
第71話 球体創造者
異星人 遭難して艦に助けられる。
艦は損傷を受ける。返されたアーチャーは、遭難した異星人を救出。
だが、彼らのワープコイルを奪うしかないと決断する。
トゥポルは略奪者と変わりないと反発するが。
そのトゥポルは、感情を抑えるためトリリウムを注射し、中毒になっていた。
ズィンディ内部でも、爬虫類族に対する不信感が高まる。
アーチャーは異星人の船に乗り込み、装置を奪う事に成功するが、その心は複雑だ。
と言うわけで、凶悪な敵と戦うため無関係の人を犠牲にしてしまうなんて
実際の戦争でもありそうなテーマだが
何となくズィンディとの戦いが、対ドミニオンと同じ雰囲気の中
何かあっさり次へ進んでいってしまう感じ。
TV放送 2005/09/29 CS 0400-0500
第72話 デグラの決断
デグラ ズィンディ
トゥポルはトリリウム中毒を克服する。
デグラはアーチャーに同調するが、いまだズィンディ評議会の説得は困難だ。
タッカーはデグラとの協力に抵抗を示す。
デグラはアーチャーらの球体の情報に関心を示す。
ズィンディも中に入った者はいないのだ。
爬虫類族の船が接近するが、さしものデグラも同胞は裏切れないと言う。
デグラは、アーチャーの証言で評議会で過半数の支持を得られるとして、
亜空間トンネルで急行させる。
と言うわけで、物語的にはデグラが味方につく事を最終決定する話だが
今まででも味方みたいなものだったので、何を今さらという感じ。
TV放送 2005/10/06 CS 0400-0500
第73話 エンタープライズ2
ロリアン エンタープライズ2の艦長。トゥポルとタッカーの子
老トゥポル エンタープライズ2に乗船
艦の前に、別のエンタープライズが現れる。
船長ロリアンによれば、艦はやがて亜空間トンネルから100年前に飛ばされ、
現れた乗員はアーチャーらの子孫だと言う。ロリアンはトゥポルとタッカーの子だ。
トンネルは不安定になり時間移動してしまい、戻る事はできなかったのだ。
ロリアンはデグラと合流すべきだと言い、
亜空間トンネルを利用するようにワープエンジンを改良する事を求める。
だが、エンタープライズ2に残っていた老トゥポルは、ロリアンの計算を疑う。
ロリアンは地球を守るためとして破壊工作を開始する。しかしこれを阻止。
艦はトンネルに突入し、脱出に成功。
エンタープライズ2は消え、歴史は変わったらしい。
と言うわけで、ちょっと前に見たDS9の、
惑星に子孫がいたというエピソードと似た感じ。
タイムトラベル物としては、何かひねり方が足りない気もする。
TV放送 2005/10/13 CS 0400-0500
第74話 評議会の分裂
守護者 ズィンディの神のような存在
デグラ ズィンディの協力者
ドラム ズィンディの爬虫類族
ズィンディは母星爆発の際、「守護者」と言う神のような存在に救われ、
以来その教えに従ってきた。
アーチャーらは評議会に乗り込み、守護者が球体を作り、地球を攻撃させたと証言。
水棲族も納得するが、爬虫類族のドラムだけはこれに反発。
ドラムはデグラを殺し、爬虫類族を招集。評議会を脱退する。
彼は地球攻撃のため兵器を作動させようとするが、それには3種族の合意が必要だ。
だが彼はホシを転送収容してしまう。
と言うわけで、何か最終回が迫ってるという感じで大味な感じ。
守護者なんて言うのは、ドミニオンの創設者みたいでダブる。
TV放送 2005/10/20 CS 0400-0500
第75話 地球攻撃10時間前
ドラム ズィンディの爬虫類族
ヘイズ少佐 攻撃隊
爬虫類族のドラムは、ホシを捕らえ、兵器発射のための暗号解読を求める。
アーチャーは水棲族や毛長族の説得に成功。
攻撃隊が乗り込み、ホシを発見するが、ヘイズが撃たれて死ぬ。
爬虫類族は地球へ向けて兵器を発射。アーチャーは兵器を追跡する。
と言うわけで、今回も最終回に迫る感じ。
地球が攻撃されるとも思えず、ズィンディも大半が味方についたりして
さほど緊迫感が高まらない感じだが。
TV放送 2005/10/27 CS 0400-0500
第76話 最終決戦
ダニエルズ 未来人
ドラム 爬虫類族
シュラン アンドリア人
守護者 ズィンディの神のような存在
アーチャーは兵器を停止させるため、ホシと共に兵器に乗り込む事に。
爬虫類族ドラムは地球への攻撃態勢に。ステーションの攻撃を開始する。
だが、アンドリア人シュランが手助けのため急行する。
形勢不利と感じた守護者は退散。
ホシの奮戦で兵器を解除。アーチャーはドラムと格闘になり、
ドラムを倒すが爆発に巻き込まれる。
アーチャーの死に落ち込む乗員は、水棲族に送られ地球に帰還する事に。
だが、司令部からは応答はなく、タッカーらが上陸して調査。
地上では生きていたアーチャーがナチスに捕らわれ、
ナチスの中には異星人の将校がいた。
と言うわけで、対ドミニオンみたいな話が続き
ちょっと退屈な感じだったが、来シーズンへ続く終わり方は期待させる。
TV放送 2005/11/03 CS 0400-0500
第77話 時間冷戦 パート1
アリシア レジスタンス。アーチャーを保護する
異星人 ナチを支援
ダニエルズ 未来人
シリック スリバン人。アーチャーとは因縁が
タッカーらはチャーチルの演説を傍受。200年以上昔へ来たと知る。
歴史通りならば、ナチスはアメリカ上陸はしていないはずだ。
異星人はナチスに強力な武器を支給。
時間冷戦は全面戦争となり、エージェントがタイムラインに散らばった結果
パラドックスが生じたらしい。
レジスタントのアリシアと言う女性に助けられたアーチャーは、
そこが1944年のブルックリンと聞かされる。
アーチャーはレジスタンスの情報をほしがる情報屋に会う。
情報屋は異星人で、母星へ帰るための装置を独軍に作らせていたのだ。
だが撃ち合いで異星人は射殺される。スキを見て逃げたアーチャーは艦に帰還。
弱っているダニエルズは、一味は時間戦争で最も危険な勢力だと言い
装置を完成させるなと言って死ぬ。
タッカーはシリックを止めろと言うダニエルズの言葉に従い、シャトルを追跡。
シャトルに爆弾を設置するが独軍に捕らわれる。
そこでは何かの装置が建設されていた。
TV放送
第78話 時間冷戦 パート2
ボスク 異星人のリーダー
シリック スリバン人。アーチャーとは因縁が
アリシア レジスタンスの女性
ダニエルズ 未来人
レーニンは暗殺され、ロシアは共産主義にならず、独軍は英国を越えて米国へ。
異星人のリーダーボスクは、独軍の物資でタイムマシンを作り、
元の時代へ戻り、タイムラインを消すための戦争を起こす気だ。
アーチャーはボスクと交渉するが、攻撃を受ける。
シリックもまた、仲間が絶滅させられそうになったと協力する事に。
工場を襲撃するがやられて死ぬ。
アーチャーはタッカーを救出して帰還。
ボスクは装置を作動させようとするが、アーチャーが装置を破壊しボスクは死ぬ。
歴史は元に戻り、艦は地球へ帰還する。
と言うわけで、第4シーズンはこの路線がずっと続くのかと思いきや
2作で完結してしまった感じでどうなる事やら。
TV放送
第79話 ヒーローたちの帰還
エリカ・ヘルナンデス アーチャーの元部下で元恋人の女性艦長
ソバル大使 バルカン代表
フォレスト提督
トゥレス トゥポルの母
コス トゥポルの元婚約者。大臣の息子
アーチャーらは地球へ帰還し、歓迎を受ける。
だが、報告会でセレア号のバルカン人を救えたはずと非難を受ける。(57話)
元部下で恋人の女性艦長エリカと再会。宇宙探査は辞めるべきと言うアーチャー。
しかしバルカンのソバル大使は、アーチャーの行動は正しかったと言う。
トゥポルはタッカーを連れてバルカンを訪れ、母トゥレスを驚かせる。
元婚約者コスから、トゥレスが教職を辞めさせられたと聞かされる。
コスはトゥポルに結婚を申し込み、代償としてトゥレスを復職させると言う。
母は保安省から極秘データにアクセスしたとして、アカデミーを追われたのだ。
トゥポルはコスと結婚する事に。
タッカーは彼女への気持ちに気づき、トゥレスはトゥポルに知らせるべきだと言う。
と言うわけで、艦が地球に戻り、最終回みたいなノリだが、
その後いろいろ問題が出てきたり、新しい登場人物も出て
出し殻のような印象も受けるが、物語はまだまだ続くわけ。
TV放送 2006/05/25 スーパー 0400-0500
第80話 ボーダーランド
スン博士 データの生みの親である科学者
ラーキン 優勢人類のリーダー
マリック 優勢人類の男
パーシス 優勢人類の女
クリンゴン艦が襲われ、犯人のDNAは優生人類の物と判明。
刑務所にいるスン博士(ブレント・スパイナー)が盗んだ物だ。
博士の逮捕当時、10歳だった子供たちが成長したらしい。
襲われたのはボーダーランドと言う地区で、クリンゴンとオリオンが対立している。
戦争を回避するには、優生人類を連れ帰るしかない。艦は捜索に向かう事に。
優生人類のマリックは、リーダーのラーキンの弱腰を批判。彼を始末してしまう。
艦はスン博士を同行させるが、オリオンの迎撃船によりトゥポルが捕らわれる。
スンの助言で、アーチャーらは奴隷市場へ。
トゥポルを救出。逃げようとしたスンも捕らえる。
だが、マリックらの船がドッキングし、スンを救出。
新しい世界を築こうと言って去る。
と言うわけで、前話から話が続くのかと思いきや、
今度は優生人類とスン博士が登場。
優生人類がカーンでなく、スンを慕っているのは妙な気もするが
まあどうなる事か。
TV放送 2006/06/01 スーパー 0400-0500
第81話 コールド・ステーション
スン博士 データの生みの親である科学者
マリック 優勢人類の男
パーシス 優勢人類の女
ウダ 優生人類の変異。別名スマイク
ドクタールーカス ドクターの友人
アーチャーらは、スン博士の言葉を手がかりに医療施設へ。
そこに隠れていたウダという男を捕らえる。
彼は優生人類の仲間だが変異で、人間以上の能力を持たない存在。
置き去りにされたが、兄弟は裏切れないと言う。
スン一味はコールドステーションを制圧。
ここには研究目的で保管されていた受精卵が、まだ1800以上もあるのだ。
スンはドクタールーカスを脅し、保管コードを聞き出そうとするが、
マリックはスンのやり方を生ぬるいと感じ、助手をウイルスで殺害。
続いてドクターを殺そうとすると、観念してルーカスは保管室を開く。
楽に死なせてやるとウダは殺され一味は退散。
アーチャーらの残った部屋には、病原菌が放出されようとしていた。
と言うわけで、スン一味が病原菌を盗む話で、この展開はまだ続く。
能力のない優生人類と言うのが、何かを引き起こすかと思ったが何もしない。
TV放送 2006/06/08 スーパー 0400-0500
第82話 野望の果て
スン博士 データの生みの親である博士
マリック 優勢人類の男
パーシス 優勢人類の女
アーチャーは艦に外部ハッチを攻撃させ、宇宙に吸い出されたところを回収される。
スンはプライヤーパッチという場所へ逃れようとするが、
マリックは戦うべきと言う。
受精卵を改良し、攻撃性をなくそうとするスンの考えにも反発し、彼を拘束。
人間の仕業に見せてクリンゴンを攻撃し、戦争を引き起こそうとする。
パーシスはひそかにスンを脱出させ、脱出ポッドは艦に回収される。
だがマリックはパーシスの仕業と見抜き、彼女を始末する。
艦の攻撃でパワーダウンし、マリックは自爆を決意。
スンは説得しようとするが、地球に住む場所はないと、受精卵と共に自爆する。
ところが実は艦に潜入していたマリックは、裏切り者とスンを襲撃。
アーチャーに射殺される。
再び刑務所に戻ったスンは、人工生命体として完璧な人間を作れるかもと考える。
と言うわけで、スン博士の出てくるエピソードもこれで完結の感じ。
何やら続き物になりそうで、たいして続かず中途半端な感じの繰り返し。
スン博士はデータ開発のヒントを得たようだけど、
そもそもこんなに古い時代の人だっけ?
TV放送 2006/06/15 スーパー 0400-0500
第83話 狙われた地球大使館
フォレスト提督
ソバル大使 バルカン代表
ブラス長官 バルカン最高司令部
トゥパウ シラナイトの一員
コス トゥポルの夫
トゥレス トゥポルの母。シラナイトの一員
アスクイズ伍長 爆破事件の目撃者
アレブ 謎の男
バルカンの地球大使館が爆破され、フォレスト提督が犠牲になる。
アーチャーはバルカン最高司令部のブラス長官に会う。
容疑者はアンドリア人か、過激な行動をするバルカンのシラナイトと言う連中だ。
シラナイトは、リーダーシランのもと、異種族への暴力行為が目立つと言う。
大使館を調査。残された爆弾で、シラナイトのトゥパウのDNAが発見される。
フォレストに救われたソバル大使は、犯人はシラナイトではなく
答えはバルカン内部にあると言う。
DNAの再分析で、トゥパウのDNAは生後数ヶ月の時のもので偽装と判明。
爆破事件の目撃者はアスクイズ伍長だけだが、現在意識不明だ。
そこでソバルが精神融合を試す事に。
犯人がステルだと突き止めるが、バルカンでは精神融合は恥とされ、証拠にならない。
しかもブラスら上層部も陰謀に関与していると疑う。
トゥポルは夫コスから、シラナイトである母トゥレスが身を隠したと知らされ、
アーチャーと共に隠れ家を探す事に。
砂漠を進み、悟りを開く旅をしていると言うアレブと言う男に助けられる。
雷に打たれアレブは死に、アーチャーらは洞窟で一味に捕らわれる。
と言うわけで、何やらバルカン内部のいざこざに巻き込まれる話で
まだ序盤だが、ST2を見た人なら、
アレブが意志をアーチャーに託したのは明らかで、謎解きも中くらい。
TV放送 2006/06/22 スーパー 0400-0500
第84話 陰謀の嵐
ソバル大使 バルカン代表
ブラス長官 バルカン最高司令部
トゥパウ シラナイトの一員
トゥレス トゥポルの母。シラナイトの一員
アレブ 本名シラン。シラナイトのリーダー
ソバル大使はその地位を剥奪される。
ブラス長官はシラナイト一掃すべきと強硬に主張。
アーチャーは洞窟に連れてこられる。
そこにはトゥパウや、トゥポルの母トゥレスがいた。
トゥパウは2年間砂漠を離れておらず、事件とは無関係だと言う。
アレブの死を知った彼らは、彼こそリーダーのシランと言う。
アーチャーは目覚めの時代の夢を見るように。
バルカンは道を誤り、誰かが正さなくてはならないのだ。
トゥパウが精神融合を試し、シランがアーチャーにカトラを預けたと知る。
科学的にはカトラの存在は認められておらず、トゥポルには信じられない。
トゥパウは地球人をリーダーにはできないと主張し、
カトラを取り出す儀式をする事になる。だが儀式は失敗する。
気がついたアーチャーは、洞窟の奥にキルシャラがあると言う。
ブラスによる攻撃が開始。アーチャーはキルシャラと言う三角錐を発見。
攻撃でトゥレスは負傷。ここへ来たのはトゥポルのためでもあると言って死ぬ。
ブラスはアンドレア攻撃を主張し、平和主義者のシラナイトを邪魔に感じていた。
アンドリアとは平和条約を結んだばかりだが、
戦争が始まれば周囲も巻き込まれかねない。
と言うわけで、何やらバルカンがきな臭い事になってきて
それにアーチャーらが巻き込まれる話。
バルカンの歴史とか設定とかは、何でもアリと言う感じ。
TV放送 2006/06/29 スーパー 0400-0500
第85話 バルカンの夜明け
ソバル大使 バルカン代表
ブラス長官 バルカン最高司令部
トゥパウ シラナイトの一員
シュラン アンドリア人。アーチャーと因縁あり
コス トゥポルの夫
ブラス長官は、アンドリアがズィンディの技術で極秘に侵攻に備えていると言う。
アーチャーがキルシャラを持っているとの情報を得るが取り合わず
シラナイトを全員殺せと言う。
タッカーはアンドリアのシュランに接触。
ソバルがバルカンの侵略計画を伝えるが、シュランはなかなか信用しない。
シュランはソバルを誘拐し、拷問の結果、彼の言葉を信ずる事に。
アーチャーはキルシャラを首都に届けようとし、全バルカンに衝撃を与えるはずだ。
キルシャラを狙う一味が現れ、トゥポルが捕らわれる。トゥポルはブラスの所へ。
キルシャラの存在がわかれば、ブラスを支持する者はいなくなるのだ。
アーチャーはブラスの所へ乗り込み、大使館爆破をブラスが仕組んだと指摘。
キルシャラを発見させないため、シラナイトを一掃しようとしたのだ。
キルシャラを動かすと空間に文字が浮かび、止めようとするブラスは撃たれる。
ブラスは職を解かれ、アンドリアとの戦いは回避される。
コスは、トゥレスの死でトゥポルは自由になったと言う。
アーチャーのカトラは移され、キルシャラはいずれ解読されるだろう。
バルカンはアーチャーに借りを作る事に。
ブラスは某所でアーチャーを殺すべきだったと話すが、そこにはロミュラン人が。
と言うわけで、バルカンとアンドリアの戦争が迫り、アーチャーが阻止する話で、
バルカンの方が理性的でないのが困りもの。
引き続きロミュランが出てくるようだが。
TV放送 2006/07/06 スーパードラマ 0400-0500
第86話 亜量子転送
エモリー・エリクソン博士 亜量子転送の権威
ダニカ 博士の娘
クイン 博士の息子。実験で行方不明に
エリクソン博士が娘ダニカと共に、亜量子テレポーテーションの実験で艦を訪れる。
成功すれば16光年はあるバルカンへも転送可能だ。
兵器室で異変が発生。隊員が細胞を破壊されて死ぬ。
実験は成功らしいが、タッカーは博士が何かを隠していると感じる。
そんな時空間のひずみが出現。映像を見ると、そこには博士の息子クインの姿が。
最初の実験で実験台になったクインは、ひずみの中に消えたが
タイミングを計れば助け出せると言う博士。
アーチャーは助けられるクインを見殺しにはできないと、事情を考慮するが
タッカーは隊員を犠牲にした行為を批判する。
再三に渡って挑戦するが、転送収容できず。
だが博士だけはあきらめず、ついにクインを実体化させるが彼は息絶える。
だが博士は目的を達したと言う。
トゥポルはバナー症候群を治癒。
キルシャラに影響されている自分に戸惑いを感じるのであった。
と言うわけで、未来のシリーズでも実現していない新技術の話なので
失敗するのは予想通り。カークが異次元を漂流した事があるが、まあそんな感じの話。
あちらは助かり、こちらは助からないけど。
TV放送 2006/07/13 スーパードラマ 0400-0500
第87話 死の観察者
オルガニア人 人間よりも高度な存在の異星人
タッカーとホシが任務から帰還するが、2人に異常が発生。隔離される事に。
人間よりも高度な存在である「彼ら」は、マルコムらに憑依し、
タッカーらの反応を観察していた。
その目的は、人間がファーストコンタクト可能か判断するためだ。
タッカーらはうなされ、その対応に苦慮するアーチャーら。
ドクターは脳波の違いに気づき、アーチャーは何者かがウイルスを持ち込んだと知る。
ホシが危険な状態になり、アーチャーは宇宙服を脱いで治療する。
望みがないと知っているはずで、「彼ら」には理解できない行為だ。
心臓マッサージも効果なくホシが死亡。続いてタッカーも死ぬ。
オルガニア人は、ウイルスの反応を見るため観察していたと明かす。
干渉はできない規則だが、他者への思いやりを失った進化をアーチャーは批判。
改心したオルガニア人はタッカーらを元へ戻す。
彼らは、地球人とのファーストコンタクトまで
5000年もかからないと感ずるのであった。
と言うわけで、旧シリーズに出てきたいろんな異星人が再登場するが、
今度はオルガニア人。
観察のために人間をもてあそぶ話は前に見た感じ。
TV放送 2006/07/20 スーパードラマ 0400-0500
第88話 バベル1号星
シュラン アンドリア人。アーチャーと因縁が
タラス シュランの部下。実は親密な仲
グラル大使 テラライト大使
テラライトは、地球を介してアンドリアと和解交渉するため、
グラル大使がバベルへ向かう事になる。
途中アンドリアのシュランらを救助し、彼らはテラライトの攻撃を受けたと言う。
双方に緊張が走る。
分析では、テラライトの素粒子砲の痕跡が出るが大使は否定。
今度はアンドリア船が現るが、シールドマトリックスが異なると判明。
乗り込んで調査するが攻撃を受け、タッカーらが置き去りになる。
その技術は、アンドリアやテラライトではなく、ロミュランの物だった。
カモフラージュシステムでテラライト船に偽装していたのだ。
互いの疑惑が深まり、シュランの恋人タラスが撃たれる。
タッカーは謎の船を調査し、何者かが遠隔で操作していると気づく。
と言うわけで、バルカンの1件でロミュランの影が見えたが、数話置いて再登場。
アンドリアとテラライトなんて、旧シリーズでちょっと出ただけのキャラをふくらませ
双方が戦争の危機にと言う展開だが、どうなる事か。
TV放送 2006/07/27 スーパードラマ 0400-0500
第89話 ロミュランの陰謀
シュラン アンドリア人。アーチャーと因縁が
グラル大使 テラライト人
ナーグ グラルの部下
謎の敵船探知のためには128隻の船が必要と判明。
地球とバルカンが奔走。アンドリアとテラライトにも、互いの協力を求める。
タラスが死に、シュランは彼女を殺したナーグとの決闘を求める。
拒否すれば同盟も断ると言う。
代理を立てられるルールを利用し、アーチャーが決闘の相手となる事に。
決闘の末、アーチャーはシュランの触覚を切る。
命の別状はないが、無防備になったとして決闘は終了。
タッカーは敵船のワープを解除。一味は放射能を浴びせ殺すと脅す。
ワープシステムを戻すが、今度はオーバーロードさせ爆発させようとする。
アーチャーは退散する敵船からタッカーの反応を探知し回収に成功。
アンドリアはテラライトと手を組む事に。
その頃、ロミュランの指示で、船を遠隔操作していたのは
白いアンドリア人だった。
と言うわけで、旧シリーズでカークとスポックが決闘した話を思わせるが
結果は前回と同様拍子抜け。
最後に白いアンドリア人が出てきて、もうどうにでもしてと言う感じ。
TV放送 2006/08/03 スーパードラマ 0400-0500
第90話 氷窟の民
シュラン アンドリア人。アーチャーと因縁
ジャメル イーナーの女性
ゲイレブ ジャメルの兄。行方不明
敵船はテレパシーで遠隔操作していると判明。
それほどのテレパシーを持つ種族はいないが、近いのはアンドリア人だ。
脳波を分析すると、普通のアンドリア人ではなく、亜種イーナーと判明。
神話の存在とされ、実際に見た者は少ない平和主義者だ。
アーチャーはシュランと共に、イーナーの領域に乗り込む事に。
彼らは非暴力的で、アーチャーらを攻撃するとは思えない。
だが、仲間のゲイレブは1年間行方不明で、強制されたかもしれない。
イーナーは自営の暴力も認めない種族で、協力は得られそうもない。
だがゲイレブの妹ジャメルが協力する事に。
ジャメルを装置につなぎ接触。ゲイレブを感じるが攻撃を受け彼は死ぬ。
タッカーはトゥポルを意識するようになり転属を求める。
と言うわけで、いろいろ話がでかくなりそうだが、少しずつ横道にそれてる感も。
今回はアンドリア対テラライトでも、ロミュランの陰謀でもなく
アンドリアの一種族の話が中心に。
TV放送 2006/08/10 スーパードラマ 0400-0500
第91話 クリンゴンの苦境
エリカ・ヘルナンデス船長 アーチャーの元部下で元恋人
ドクター・アンターク クリンゴン人医師
ドクターが何者かに捕らわれ、一緒にいたホシからライジェル人と判明。
ドクターはクリンゴンに連れられ、医師アンタークと会う。
クリンゴンを滅ぼしかねない病原菌に対処しろと言われる。
感染者を安楽死させ、解剖するクリンゴンのやり方に困惑するドクター。
ウイルスは優先人類のDNAで、
クリンゴンは地球人に対抗するため、優生クリンゴンを作ろうとするが失敗。
神経経路が劣化し、空気感染するウイルスになったのだ。
タッカーは異動でヘルナンデス船長の船へ。
だがトゥポルといる白昼夢を見て戸惑う。
マルコムは謎の人物に呼び出され、新たに任務を与えられる。
マルコムは戸惑うが、かつての誓いを忘れるなと言われる。
アーチャーはライジェルに関する情報が消されており、マルコムの仕業と知る。
だがマルコムは目的を語らず拘束する事に。
アーチャーよりも優先する任務だと言うが。
感染コロニーを全滅させる指示が出るが、優生クリンゴンが成功すれば止められる。
だがドクターは協力を拒否。
艦が何者かの攻撃を受け、1人を捕らえる。
彼は人間のようだが、生体サインはクリンゴンだった。
艦は何者かによって指令プロトコルが破壊されていた。
と言うわけで、今度はクリンゴンの話。
優生クリンゴンの発想はなかなか面白いが、
タッカーの異動はすぐにでも戻りそうでわざとらしい。
TV放送 2006/08/17 スーパードラマ 0400-0500
第92話 優生クリンゴン
エリカ・ヘルナンデス船長 アーチャーの元部下で元恋人。タッカーの新上官
ドクター・アンターク クリンゴン人医師
クヴァグ クリンゴンの将軍
クレル提督 クリンゴン
ハリス 宇宙艦隊保安部の男。マルコムの元上官
艦は暴走し、ワープ速度を落とせば爆発の危機に。
ワープのまま50メートルに接近し、タッカーが乗り込み、危機一髪修理に成功する。
ドクターとアンタークは、ウイルスの進行を止めるための研究を進める。
優生クリンゴンを作れないと知れば、クヴァグ将軍は許さないだろう。
アーチャーは、マルコムがかつて所属した保安部のハリスと通信していたと知り、
ハリスからドクターの居場所を聞き出そうとする。
ハリスはクリンゴンの安定のためと言うが信用できず、
マルコムは遺伝子の研究コロニーの場所を教え、任務に戻される。
将軍らは自ら実験台になり、数百万の命を救う道を選ぶ。
将軍は無事だがアンタークが発病する。
アーチャーらが乗り込み、ドクターは治療薬がまもなく完成すると言う。
クリンゴンのクレル提督は、コロニーの攻撃を開始。
薬を早く完成させるため、アーチャーは自らに抗体を打つ危険を冒す。
ドクターはクレルの艦にウイルスを送り、
コロニーを破壊すれば抗ウイルス剤は得られないと警告。攻撃は中止となる。
修理のためタッカーは艦にとどまる事になり、
マルコムは以後のハリスからの通信を拒否する事を決意する。
と言うわけで、カークの時代以前に、
地球とクリンゴンが親密になりそうな事件があったとはやや違和感あり。
優生クリンゴンの話が何か尻すぼみになり、
タッカーが早くも艦に戻りそうだし、作戦はエクゼクティブデシジョン風。
TV放送 2006/08/24 スーパードラマ 0400-0500
第93話 誘惑の甘い罠
ハラッド・サー オリオンシンジケートの男
ナヴァール オリオンの奴隷娘
ケルビー 機関主任
オリオンシンジケートのハラッド・サーは、鉱脈の採掘施設を作るよう求める。
贈り物としてオリオンの三姉妹を送ってくるが、
乗員たちは彼女らに夢中になり仕事が手につかない。
アーチャーは科学船に攻撃を指示。
機関主任ケルビーはタッカーに反感を持ち格闘に。
フェロモンで男性は幻惑された上、ドクターや女性も影響を受けているらしい。
無事なのはトゥポルと、彼女とつながりのあるタッカーだけだ。
シンジケートはアーチャーの首を狙い、彼女たちを送り込んだのだ。
さらには奴隷なのは男の方で、主導権を握っているのは女の方とわかる。
三姉妹は艦を停止させようとするが、タッカーには効果なく三姉妹は返される。
トゥポルはタッカーへの気持ちに気づき戻ってきてと言うが
タッカーは既に再転属を申し出ていた。
と言うわけで、百恵ちゃんの歌みたいなサブタイトルだが
旧シリーズにもこんな話があった気がする。
話は意外に単純で、男の方が実は奴隷という設定はさほど効果的ではない。
TV放送 2006/08/31 スーパードラマ 0400-0500
第94話 暗黒の地球帝国 パート1
ゼフラム・コックレイン ワープ航法を発明した科学者だが
フォレスト船長 平行世界におけるアーチャーの上官
2063年モンタナ。コックレインらの前にバルカン宇宙船が現れるが
彼らは乗員を射殺し、船を奪う。そこは地球人が凶悪な平行世界だったのだ。
フォレスト船長の部下アーチャーは反乱を起こし、指揮権を奪う。
ソリア領に向かい、反乱軍の息の根を止めろと指示。
奴隷であるバルカン人トゥポルを副長に。
フォレストの愛人だったホシは、アーチャーに乗り換える事に。
ソリア人を捕らえ、拿捕した地球船の居場所聞き出す。
遮蔽装置が何者かの工作で破壊され、マルコムはタッカーを尋問。
だがアーチャーはトゥポルを疑う。
トゥポルはバルカンの仲間と共にフォレストを救出しブリッジを制圧。
だが制御は回復できず、アーチャーを拷問する。
アーチャーは元帥から謎の船の調査を指示されたと称し、協力せざるを得ない。
ソリア人のトリコバルト弾頭により裂け目ができ、平行世界と行き来できるように。
100年後の船デファイアント号を発見。
アーチャーは100年後の技術を手に入れようと乗り込む。
乗員は殺されており、ソリア船は周囲に網を張る。
フォレストは一人で応戦するが爆死。アーチャーはデファイアントを起動させる事に。
TV放送 2006/09/07 スーパードラマ 0400-0500
第95話 暗黒の地球帝国 パート2
スラー ゴーン人
ソバル バルカン人
ブラック提督 アーチャーの上官
ガードナー元帥 アーチャーの上官
アーチャーらはデファイアント号を発進させソリア船を破壊。
ワープエンジンを組み直し、前線に届けねば帝国は敗れると言う。
回収作業をしていたゴーン人のスラーが船内に侵入。乗員が殺される。
ゴーン人はセンサーには反応せず、アーチャーは隊を組んで捕らえる事に。
格闘の上奪われた部品を回収する。
戦闘中のブラック提督の所へかけつけ、敵船を蹴散らすが、
提督をも始末し、手柄を独り占めしようとする。
さらに地球に接近し、ガードナー元帥にも降伏を求め、皇帝の座を奪おうとする。
トゥポルはソバルと組んで反乱を計画。
アーチャーはトゥポルらの破壊工作に気づくが、タッカーの奮戦で回復。
勝利に喜ぶアーチャーだが、ホシに毒を盛られ倒れる。
彼女は新しい皇帝として、元帥に降伏を求めるのであった。
と言うわけで、最終回目前の前後編は、
本来のアーチャーがまったく出ない平行世界の話。
テーマ曲からしておどろおどろしい感じで、常に裏切りが渦巻く状況で
アーチャーがのし上がろうとするが。。。と言う展開で
ホシが意外な活躍ぶりで、まあこういうのはこれで面白いと思う。
TV放送 2006/09/14 スーパードラマ 0400-0500
第96話 テラ・プライム パート1
ジョン・パクストン 鉱山のオーナー。テラプライムのリーダー
ネイサン・サミュエルズ大臣
スーザン・コウリ 謎の女性
ガネット メイウェザーと親しい記者。
ジョサイア 鉱山労働者
艦は地球へ帰還。宇宙の代表者たちと同盟を結ぶが、艦の功績は語られない。
コウリと言う女性が「あいつらを止めて」とトゥポルに毛髪を渡して死ぬ。
彼女は医療関係者で、毛髪はトゥポルとタッカーの子供の物だと言う。
宇宙への進出に疑問を示す者もおり、
地球人とバルカンの子供が産まれたとわかれば騒ぎになるはずだ。
コウリは孤立主義を主張するテラプライムという組織に所属していた。
コウリから筋繊維薬が検出。
採掘コロニーで使用される物で、タッカーらが乗り込む事に。
そこでは鉱山労働者ジョサイアらが異星人を排除しようと言う集会を開き
見つかったトゥポルが捕らわれる。
鉱山のオーナーパクストン(ピーター・ウェラー)は、
地球を本来の持ち主に戻すと称し、採掘施設ごと宇宙へ飛び立つ。
一味は彗星の軌道を変更する装置で、月を攻撃すると脅迫し
今後異星人の干渉を受けない事を求める。
TV放送 2006/09/21 スーパードラマ 0400-0500
第97話 テラ・プライム パート2
ジョン・パクストン 鉱山のオーナー。テラ・プライムのリーダー
ネイサン・サミュエルズ大臣
ガネット メイウェザーと親しい記者
マッサーロ少尉 スパイ
エリザベス トゥポルとタッカーの赤ん坊
一味は、異星人が去らねば艦隊本部を破壊すると脅す。
ネイサン大臣は攻撃を命ずるが、攻撃すればコロニーの住人が犠牲になる。
アーチャーらが乗り込む事に。
トゥポルらの子供は、医療用の冷蔵庫から遺伝子を入手した物らしい。
メイウェザーと親しい記者ガネットは、テラプライムのスパイと疑われるが
実は艦隊情報局に所属して、スパイは別にいると言う。
シャトルに細工したマッサーロがスパイと判明。彼は自殺する。
一味はサンフランシスコ全体を破壊すると脅迫。
アーチャーらは彗星に紛れて、コロニーに接近する。
大臣は時間切れと攻撃を命ずるが、艦を指揮するホシは拒否。
アーチャーらが突入し撃ち合い。攻撃の狙いがそれビームは海へ。
トゥポルを救出するが、赤ん坊エリザベスはDNAが適合せず死にかけていた。
会議は再開され、ネイサン大臣はアーチャーらの功績をたたえ
ソバル大使ら異星人たちも拍手する。
タッカーらはエリザベスの死を悲しむが、
パクストンのクローン技術にはミスがあると判明。
もし望むなら、2人が子供を持つ事は可能なのだ。
と言うわけで、最後の前後編。宇宙進出の是非を問う一味や
トゥポルとタッカーの子供の行方など、最終回を飾るにふさわしいエピソードだが
実はこの後にもう1話あり。
TV放送 2006/09/28 スーパードラマ 0400-0500
第98話 最後のフロンティア
ライカー ピカード時代の副長
トロイ ピカード時代のカウンセラー
シュラン アンドリア人。アーチャーと因縁が
タラス シュランの娘
ライカーはプレストン船長の出現で困惑。
ペガサスの事故で71名が死亡し、ライカーは責任を感じていたが、
禁止された遮蔽装置の実験をしており、他言無用とされていた。
プレストンは研究を再開しようとしており、発覚すれば条約が無効になりかねない。
アーチャーの時代のホログラムに解決策を求める。
あれから6年。アーチャーは調印式に向かし、スピーチの原稿を考えていた。
その前に死んだはずのシュランが現れる。
シュランは盗みの疑いをかけられ姿を消したが、娘タラスが誘拐されたと言う。
一味はライジェル貿易基地にいると突き止め、急行する事に。
盗んだとされるアメジストを化合し、タラスと交換するが、気づかれ撃ち合いに。
タッカーはアーチャーを助けるため犠牲になり、異星人を倒すがタッカーは死ぬ。
アーチャーは調印式でスピーチし、この連合が後の惑星連邦につながる。
ライカーは一連の問題をピカードへ報告する事を決意する。
と言うわけで、最終回はまさに異色の作品で
アーチャーの話としても、6年後と言う前話までのつながりがない上に
物語はゲストであるライカーを中心に展開。
そのライカーが、ピカードの部下だった時代という設定に疑問を感じさせる体型。
トゥポルとの関係に発展を期待させたタッカーは、
6年たっても何の進展もなかった上に、まさに犬死にしてしまい
どうにも、このエピソードは蛇足という感じがしてならない。
TV放送 2006/10/05 スーパードラマ 0400-0500

|