マンガは繰り返すと言っても、別に最近のマンガは何年か前のものに似ている、やはり、歴史が繰り返すようにマンガの傾向も繰り返していくのだ、などという比較論を繰り広げようと言うわけではありません。あしからず。 わたくしの部屋は散らかっている。これは悲しいけれど、事実だったりします。原因は・・・・結局あの大量に買い込まれたマンガをはじめとする書籍類だと思う。と言うわけで、わたくしは部屋の片づけのために、年に何度か大量にマンガを処分することになるのです。処分するとなると、結構思い切りがよくなってしまうわたくし。最近あれもほとんど読んでいないし、あのシリーズも集め始めた当初の情熱はなくなってしまったし、と言うわけで、処分するマンガが山のようになります。であとは古紙回収に出したり、古本屋に持っていったりしてさっぱりとするわけですが・・・・恐ろしいことが起きるのはその後なのです。 処分する際にはあんなに冷めていた情熱の再燃。 つまり、古本屋に持っていったはずの本をまた読みたいって気分になってしまうことなんですが、読みたいだけなら、古本屋にでも行って立ち読みすればいいのです。それが一度立ち読みしてみると、やっぱり面白いんじゃあ・・・・?と言う気分になってしまった場合・・・・せっかく処分したはずのコミックス類がもう一度我が家に戻ってくるという意味のないことが起きてしまいます。シリーズが終了したものだったらまだいいのですけれど、シリーズ途中で処分したものは、その後の分まで買い込んでしまい、最初よりもますます場所塞ぎになってしまうのです。 そんな風にして戻ってきたシリーズも我が家には何シリーズかあります(苦笑)なので、文庫サイズでマンガが出始めたときにはわたくし、うれしくてたまりませんでしたわ。だって、文庫サイズだったら、改めて同じシリーズを買ったとしても、少しは場所の節約になるじゃないですか! まぁ、話がそれで終わればいいんですけれどもね。 ところが・・・・。そうやって復活したはずのコミックス類が、またしても処分の憂き目にあうことがあるのです。と言うか、そうなることは珍しくないと言うか・・・・。このことを思うたびに何やってんだか、わたくし・・・・と言う暗澹たる気分になってしまうのは言うまでもありません。 某月刊少年誌連載のバスケットマンガは、4巻まで買って処分され、その後また集め始めて、8巻まで買ったものの、やはり処分の憂き目を見、もう一度17巻まで買われたもののやはり処分・・・・そして今、ちょっとあの後どうなったかなぁ?と気になっているという・・・・。絶対に読み出したら、また面白いと思うんですよね。読まないようにしなくちゃ!・・・・でも気になって仕方ないわ(苦笑) えっと、一見明るい(でも実は傷を負っていたりする)主人公くんの出てくるマンガです。最初は部員がぎりぎりの5人しかいないんですけれどね。それをSMAPに当てはめられるかなぁ?なんて思ったら気になり始めた、ってあたりがちょっと苦笑ものなのですが。ちなみに、バスケをやるには少し身長が低めで、でも素晴らしいバスケのセンスを持っている主人公くん、そして、最初は彼に反発するものの、いつしか主人公くんとすごいコンビプレーをどしどしするようになる拓ちゃん(本当にそう呼ばれることもあるんです・・・・)などの出てくるバスケマンガです。えっと・・・・作者は、女の子書くのが好きみたいです。そのマンガではそんなでもないけれど、女の子のえっちっぽいイラストなんかも描いています(苦笑)。って、これでマンガが判る人いるかしら? とにかく、マンガのこの妙な循環運動を絶つことが、部屋を片付けるためには何よりも大事だってことは判っているんですけど・・・・ねぇ?一体それは可能なんでしょうか?(大苦笑)