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2年前からログ公開をしているわけだが、昨年は、遂に「新規ポイント開拓」という、壁を乗り越えた一年であった。
しかも、ボートでのダイビングがこんなにも楽しいと感じさせてくれたポイントがあるということだけでも十分に満足である(もっとも、本来の目的である千年サンゴとのご対面を果たしていないので、今年はその達成が急務)。
というわけで2010年の潜り記録、どんなことになりますことやら…。
第一回・番外編からスタート?
「クラブノア主宰パーティー」に参加させて貰いました!
写真は落とし忘れもあり、ビンゴ大会中の当方撮影分だけ。ちなみにビンゴでは、そこそこの商品(watertight Bagと表記あり/World Dive社製+ファスナー潤滑剤)をゲットし、一応のお土産(Tシャツやら、次回ファンダイビング割引券などなど) をいただき、満足して帰路に着きました。
実際のところ、牟岐自体は『拾い物』のポイント。交通費や距離的に考えれば、どちらかというと、『いきたいのだけれども、行きづらい』という場所になってしまう。せめて淡路島の距離に牟岐があるなら、ちょっと交通費割高でも行ってしまうのだが・・・
第二回・これまた番外編 某大手器材店での出来事
12年もの長きにわたって、一応趣味として続いているダイビング。この間、中断を含めていろいろなことがあったわけだが、『そろそろいろいろなもののリニューアルを図らないといけないな』とおもう様になってきている。
すでにウエットスーツは、2006年/2009年と2着を新調。特に直近スーツはいわゆる高機能素材のスーツ。確か8万何がしかしたと思う。ブーツ・グローブは3代目。フィンも一回買い換えている。マスクも、度つきながら、その度が進んでいないのに買い換えている。意外と消耗品的な商品は、もぐっている頻度とは無関係に新調するのは当方の傾向のようだ。
だが、重器材はそういうわけには行かない。下手すればレギュレーターなどは『一生もの』といってもいいくらいである。そのレギュに付属している3連ゲージのコンパスが、リング部分の欠落で使えなくなったので、大阪にも支店のある某有名ショップを訪れ、物色をするつもりでいた。
ゲージの話を店員にすると、2連でしたら、といろいろ商品を薦め始める。『見てるだけにしておきたい』小生としては、ややうんざり。挙句の果てに、『最後の一台だからお安くしておく』と必死の売り込み。もっとも、当方としても、スタイルなどは気に入ったので、『是が非でも』と思わないまでも、心がちょっと揺れ動いた。そして、店員が、2回目の電卓をたたく。正札の33%引き・・・『あ、ここって、値引き交渉オッケーなんだ』と思いつつ、いい前例を作ったと勝手に解釈、また、店員の熱意にも押されて、手付金を支払うことにした。
とはいえ、ゲージ代は、ダイビング1回分相当の金額。どうやって、捻出していこうか、悩むところ仕切りである。
第三回・お隣とはいえ、一応の新規ポイント開拓・・・9月5日
日本海側がホームグラウンドになりつつある小生。今年は、はっきり言って、春・夏に向けた資金作りが暗礁に乗り上げ、結局、第一回目が9月に延び延びになってしまった。総額的に安いはずの場所でもいけなかったわけで、この数ヶ月のブランクは、大きい。
今回は、以前からお世話になっている香住ダイビングサービスの支店的な位置づけとも言える、竹野に居を構える、T−styleを利用。ボートメインでもぐらせてくれる現地サービスである。
とはいえボートということになると、当方の懸念は、Exit時の酔い症状である。こればっかりは、どうすることも出来かねると判断しているが、牟岐の例もある。ベタなぎもありえる話しかな、とチャレンジしてみることに。
結論から言うと、やはり「酔い」はやってきたが、今回の場合は特別である。そう、Exitに至る海中で波酔いにさらされてしまったのである。原因はいま思うと簡単なはなし。ラダーに到達するときに海面移動をしてしまい、波のパワーをまともに受けてしまったのが原因だ。もっとも、昼過ぎの2本目の出来事で、流れも結構あり、もう少し沈んでからラダーへのアプローチをすれば解決していたかも、と思うと、2本目終了後にあまりのことに完全にグロッキーになってしまい、いろいろな楽しかった部分が半減したのがなんとも後味の悪い結果になってしまった。
特別大物がいる訳でもない日本海側なので、深度が取れたこと以外は大きな収穫もなく、2本終了。ややヘロヘロになりながら帰路に着いた。
LOG 2010.9.5(日) 天候 晴れ 海況 良好 波 外洋 1.0m 海中 やや流れあり(2本目) 場所 兵庫県竹野町 ポイント名 平床/西鼻
透明度 上下・左右ともに15M以上。 水温 27度前後/二本目最深部は24度程度
第四回・今年も参加の海そうじ
毎年恒例になっている、竹野浜の海底清掃に今年も参加した。
今年は、ダイバー組が、意外に少なく(近畿大学のダイビング部(潜水部が正式名称/体育会系でなかったのが意外)は、今年もバスチャーターで乗り込み。その心意気には頭が下がる)、前回同様の海水浴場側のテトラポット周辺では、3組だけと言うショボさ。とはいえ、回遊してたどり着いたと思われる大型のペットボトルや、ドッヂボール様のものも見つけられて、そこそこに大漁となった。
今回も、潜行に手間取ってしまったが、そもそも水深が2メートル前後しかなく、ほとんど素潜りでも問題ない感じ。天候も落ち着いており、水温もやや高かったこともあって、快適に40分を過ごした。
実は今回、テレビクルーが大量に取材に来ていた。在阪全局が顔をそろえていたように思う。こんなしょっぱい地元イベントに出せる人手があるなら、他にやるべきことがあるだろうに、と思うが、彼らも仕事ゆえ仕方ない。もっとも、どこまで映像化/番組化されているかどうか、当方は知らない。4枚目のゆるキャラは、豊岡市のマスコットで、こうのとりの「コーちゃん」と言うことらしい。「赤ちゃん、どないした?」と突っ込みいれたかったが、彼も仕事ゆえ(^ ^)口をつぐんだ。
第五回・念願の『千年サンゴ』にご対面 11月3日
徳島・牟岐に行くようになったきっかけは、ずばり、関西テレビの『アンカー』での千年サンゴの紹介と、サンゴの大敵であるオニヒトデの駆除の話と相互で報告されていたと思う。撮影の仕方がよかったのか、その威容はまさに見るものを圧倒するものだったといえる。それが至近距離の徳島にあるのなら、行かない手はない。ところが、昨年は台風の余波でいけるタイミングのときに一回クローズを喰らい、今年も10月頭に計画していたが、台風の残り風の影響もあり、当方からキャンセルを申し入れた(ただ結果的にダイビングは開催された模様)。
と言うわけで、すんなりとはあわせてくれない千年サンゴのいるポイント・大島内湾。しかし、今回は2本目での対面が可能となり、勢い込んだはずなのだが・・・。
トラブル続きのダイビングになんとはなしの消化不良。1本目は潜行途上にマスク水没と言う不運に見舞われ、イントラ氏の手間をかけさせ、続いての2本目では、船上でデジカメの電池切れに気付く大失態・・・。まあ、ついていないときはこんなものだ、と割り切るしかしょうがなかった。
と言うわけで、今年最後になるであろうダイビングは思っても見ない幕切れを迎えてしまったことになる。
ただ、当方とてただでは起きない。春先早々にドライ初体験を含めて牟岐に再度チャレンジするつもりだ。