MyLog    2013

 第一回   今年は大瀬で、開幕   2013.5.14
 カードを手にして、今年で15年目の節目を迎える。
 とはいうものの、一時期は、趣味としてとらえられず、1年に1回/2本、それも船酔いにさいなまれる南部しかポイントを知らず、持っている器材のメンテナンス代ばかりがかかる時期で過ごしていたこともあり、未だに100の大台には乗っていない。
 今年は、資金面でも去年とほぼ同等のレベルに落ち着いてしまいそうで、本当に100が見えるのは、来年かな、と思っている。正直今年に達成したいところなのだが、そううまく行くとは思えない。

 本来であれば、「佐津」でのオープニングがこれまでの慣わしだったのだが、価格の安いツアーバスの存在で、天秤にかけることとなり、今年は静岡西伊豆・大瀬崎でスタートと決めた。

 ショップの方のピックアップを三島・9時前に受け、ショップに10時前に到着。準備をして、一本目は湾内をうろうろ。
 とは言っても、水深5mを過ぎると一気に水温が低下。まあ18度程度なので、ウエットでも何とか過ごせる状態。大物がいるでなく、かといって、すごいのがいたわけでもない。最大のアイドル・カエルアンコウの幼魚は超がつくはにかみ屋さんで、とにかく海藻の下に隠れようとする姿が結構愛くるしかった。
 2本目は、外海・大川下。ゴロタのエントリー口は、藻が乗っているのか、つるつる滑って足元がおぼつかない。これで波があったら大変だろうが、.5m程度でエントリーはスムーズ。
 ここは、マンボウねらいというややアグレッシブな選択ながら、いないと分かるやガイド氏はマクロ探しに没頭。なかなかにきれいなウミウシたちがお出迎えで当方も満足する。

 さて、ここで体の「変調」に関して報告しておかねばならない。当方、これまでEXIT時に必ずといっていいほど鼻血を出しており、これはいわゆる「副鼻腔炎の影響だ」といわれ続けていた。別件で受けた頭部CTでも発見されており、裏付ける形で耳鼻咽喉科にも通っていたが、そのときはそれほど重症でもなく放置していた。ところが去年の11月、ついに自覚症状を伴う副鼻腔炎が発症。風邪のウイルスが鼻に入って炎症を起こした模様で、これまでの約半年、気長に治療を続けた。
 それ以降初のダイビング。またぞろ大量の鼻血発生か・・・と思いきや、ちょっとの出血のみ。その代わり、今膿が大量にいると思われる右側の鼻から大量の黄色い痰と思しき液体が・・・。まあ「すべてが繋がっている」ことが証明された一こまであり、また、これで普通のダイバーに一歩近づいたといえる。ちなみにガイド氏も海から上がると必死に鼻をかんでいる。同様の症状をお持ちなのかもしれない。

 2013.5.14 1本目(88)    湾内           水温 18〜20度    透明度 12m  潜水時間  43分
           2本目(89)    外海  大川下     水温 18〜20度      透明度 12m  潜水時間  37分

           
 
 今回の経費一覧
 往復交通費 6200円(ツアーバス 大阪−三島 3100円/早割併用) 器材現地配送/返却 2440円 現地サービス払い 11942円(ランチ/入海料・施設使用料込み・ガイド2ビーチ=9500円(税別))  計20582円

 第二回  竹野の海掃除はちょっと厳しかった・・・  2013.10.20
 毎年恒例の竹野浜の清掃イベント。確か数年前は、海・陸ともにかなりの参加者が来ていたと思っていたのだが、今回は、陸上班(いわゆる釣り人グループ)が多くて50人程度、対してダイバーは、大増量した大学のクラブ員達が花を添え、40人近くになるという逆転すら想起されるような人数配置になってしまっている。
 今回は、確かに天候は芳しくなく、海のほうもやや荒れ模様。しかも、台風26号の影響もあってか、砂浜にはごみが半端なく打ち上げられている。これは少々一苦労かな・・・。
 装備は、急に気温が下がったこともあって、ライトスーツを下に着込んだ、2008年と同じいでたち。バディ組みの発表の際にも、聞いた風な名前に、お互い顔を見合わせて、「ああっ」てなるというおまけつき。場所もまったく同じ海水浴場内側と、結構な条件の一致を見た。
 しかしながら、海中は透明度が悪いことはなはだしい。これはボート組みでも同じことが言えるのだが、波の高さは1.5m程度、波消しのテトラがあるので海水浴場側の影響はあまりないかに思われたが、ここでうねりやらを感じられるのだから、ボート組は少々難儀したのではないかと推察される。

 さあ、そうなると、はぐれないように行動するしかないのだが、ふっと気を抜くと、フィンすら見えなくなりきょろきょろ。相手の呼吸音で何とか位置を捉えるといった気を使う動きに。それでも見事にバディ氏は朽ちた空き缶だの、プラ容器だのを集めている。
 45分が規定なので、戻ろうというバディ。しかし、途中で、方角を見失ったのか、逆に泳いでいるような感覚に。案の定、浮上してみるとエントリー口とは逆方向。ダッシュしてエントリー口に戻る。まあこの10分足らずは、おまけといった趣。

 本来、3班も出たボート組がわずかな”釣果”に終わってしまったところから見ても、かなりコンディション的にまずかったと推測され、来年にはかなり引き上げられるのではないか、と思われる。

 2013.10.20 90本目    竹野浜海水浴場  水温 22度  透明度 2〜3m  潜水時間 9:22→10:05 47分

 第三回  晩秋の大瀬も乙でした。  2013.11.22
 今までだと、秋の海掃除イベントが終われば、休眠状態。レギュのメンテナンスとかをこの時期に行って、春先に備えると言うのが定番であった。
 ところがここで降って沸いたような、平日絡めての3連休。まあ降って沸いたは語弊があるか、計画したものだからww
 というわけで、当初の計画では22日ダイビング/23日店舗周り/24日モーターショーとスケジュールしていた。
 しかし、刻一刻変化する財布の中身に、黄色信号が・・・。結果、23日のレンタカーを駆使しての店舗周りは14年の1月に変更して、ダイビングに集中することにした。
 当日は、結構うららかな日差しが印象的。しかし、ショップの方によると、数日前まで結構荒れ模様だったそうだ。平日と言うことで、またしても貸しきり状態。しかし、これだと、自分の間合いですべてがうまく運ぶ。

 1本目は、外海のダイナミックな地形を堪能。カエルアンコウにもあえたし、バラクーダーならぬ「ぼらクーダー」(と言っても、取り囲まれるほどの大群ではない)にも遭遇して、一気にテンションは上がる。
 2本目はことしの最終。湾内でまったりの予定が、急な深度変化を失念していて、耳抜きのタイミングに失敗。とはいえ、ちょっと水深をあげて事なきを得る。着底したらそこになんとウミテングが!意外にもヨチヨチっという感じで、ちょっぴりキュート。
 カミソリウオの見事なまでの擬態振りに、これまで見たことのない魚群に取り囲まれる場面もあり、最後を飾るにふさわしい一本となった。

 2013.11.22 1本目(91)    外海  大川下   水温 18度    透明度 12m  潜水時間  37分
            2本目(92)    湾内          水温 18度    透明度 12m  潜水時間  34分