MyLog    2014

 第一回  2年ぶりの沖縄!何年ぶりかのビーチ!! 2014.2.17−18 2DAYS
 
 実は、今回沖縄行きを決めたのには理由がある。
 長年勤めていた「あそこ」を、起業目的で退くつもりにしていたからである。起業、とはいっても、大それた資金もないわけであり、口に糊できるくらい稼げればいいので、またそれを出してくれる人がいることで俄然現実味を帯びていた。
 ところが、その金主氏が年明け早々に音信不通に(体調不良が本当のところ)。これは流れたのかも、と言うことで、前言撤回、しばらく居続けることに方向転換したのが2月初旬。つまり、旅行から帰っても何とか稼ぎ口は残っているようにしたのだ。

 まあ、とにかく沖縄に来たからには楽しまなくてはならない。2年前のように、ボートに乗って2本止まりと言うのがやはり堪えるとして、3本/日をいい条件でいけるところをいろいろWEBで探してみると、「オーシャンビーチちゃたん」が、3本潜ってレンタル無料サービスをしているのである。
 ちょうど当方の器材のオーバーホールとかち合っているので、これはそこそこ朗報。そうはいっても、度付きレンズのマスクだの、オーダーウエットだのはもって行くつもりだったので、ほぼ完全手ぶら、にするつもりはなかった。

 2/17。那覇ビーチサイドホテルを7時過ぎにチェックアウト。そのまま普通に58号線に合流して北上する。途中の「すき家」でたまごかけご飯朝食。お店には7:45には到着。
 初日は久しぶりの砂辺でのダイビング。実は、ログをあさっていると、6年前以来である。とはいうものの、同一ポイントで3本と言う、なかなか変化に富まないシチュエーションになった。

 とは思ったのだが、被写体となるお魚・・・特にウミウシは半端なくいる。そもそも冬場の海はウミウシ系を狙うダイバーが潜ることが多く、それはどこでも同じである(水温が低いところに出没する生物であり、水温が高くなればもっと深いところに生活の拠点を移してしまうため、見つけにくくなるのである)。
 と言うわけで、ガイド氏もびっくりするくらい、色とりどりのウミウシに遭遇できた。

       

  2014.2.17  3本とも 砂辺(93/94/95) ポイント名:カリフォルニア 水温 20度 気温23度  透明度 8〜10m

 翌日は、砂辺に飽きた、と思われるガイド氏が、「レッドビーチ行きましょうか」と提案。そもそものきっかけは海況が思わしくないということだったのだが、ポイント来訪数が増えるのは願ったりかなったり、なので、あまり深く考えずにOKをだす。

 2/18。北谷町内にあるゲストハウス「おやど」を出て10分足らずでお店に到着。8時集合だったが、7:45に着いたら、すでにショップはオープン。そりゃそうだ。店の上がガイド氏の住まいなのだから・・・。
 ガイド氏の運転で58号線を北上。どこまで行くのか、と気をもんだが、仲泊で東に進路をとり、東海岸に出てくる。所要40分くらいでレッドビーチに到着する。
 到着して、「あ、ミニ版の佐津ではないか」と思ってしまったくらいである。とは言うものの、砂浜自体はあまり整備されているとは思えず、実際の盛夏の時期のここがどういうことになっているのか、は良く知りたいところである。

 ともかく入ってみる。ここも冬の海って言う感じのガレバが横たわるだけ。そんな中でも、結構ウミウシたちは健在。しかも、ほとんど種類がかぶらず見つけられるというのがちょっと面白くなってきてしまう。
  
      

  2014.2.18  3本とも レッドビーチ(金武町:96/97/98) 水温 20度 気温21度 透明度 8〜10m

  利用代金 1日目 9000円 +追加1本3500円 =12500円  2日目 (9000+3000)+追加一本 3500円=15500円<いずれも施設利用料/ランチ/ウエイト/ガイド代込み・重器材レンタル=3本利用に付き無料>

 <総評>
  前回の沖縄が「ドライ初体験」がメインであったのに対して、今回は、本数稼ぎが主眼に置かれているわけであり、そうなるとビーチでまったり、と言う選択そのものはまちがっていなかったとみるべきである。
  とはいうものの、ここまでお魚がいない、と言うのはがっかりである。もちろん根魚系はいるわけであり、一年越したと思われるソラスズメダイにもあえるわけだから、まったくトロピカルでない、と言うのでもない。
  満足度と言う部分では、正直半減ではあったが、ここまでいろいろなウミウシに遭遇できるとも思っていなかっただけに、収穫ゼロでなかったのが幸いである。(今回:初日/2日目とも、☆☆☆★)

  番外編:オーシャナパーティーは意外な出会い満載!
  「オーシャナ」と言うサイトとの付き合いは、前身に当たる、ダイビング・ドット・コミュくらいにまでさかのぼる。2012年にさまざまな情報発信サイトが統合されて、現在の形に収まった観があるのだが、コラム記事も充実しており、なかなか「読める」サイトだと思っていた。
  今年2月のバリ島でのダイバーロスト事故に関する情報でも載っていないかな、と思いつつ、このサイトを開いて驚いた。もちろん、ここのサイトの懸命な募金活動などは一般に知られることではなく、ここにたどり着かないと知らない情報でもあった。
  それにも増して私を震撼させたのが、鳥取でのダンゴウオ鑑賞ツアーの開催と、アフターが計画されていることだった。しかも、開催する現地サービスは、私も知っている人がやっている場所。ご無沙汰になっているついでに挨拶もして、楽しもうか、と言うことで、勇躍予約を入れる。

  さてパーティー出席にはもうひとつの「目的」があった。それが、ダイビング業界の有名人でもある、テラ和尚こと寺山英樹氏にご対面を果たすこと。どんな方なのかはすごく興味があった。
  結論から言うと、パーティー自体は大盛況。私もちょいとばかり羽目をはずしてしまった嫌いはあったものの、数々の出会いに彩られたすばらしい会になった。
  テラさんの人懐っこく、それでいて包容力もある立ち居振る舞いに、早くもとりこになってしまった。もう少しえらそばっているのかな、と思っていた私が恥ずかしい。海が好きな人たちってこういう温和な性格になっていくのだろうか・・・。
  それにも増して、当方にとっては、関東方面の現地サービスの方々と関係がもてようとしているところは、非常に意味がある。2箇所の現地サービスと名刺やら何やら交換したわけだが、私としても、「行きたい」場所であるだけに、今後(特に今年)の課題がますます増えそうである。

  と言うわけで100本目をどこにするか・・・既に候補に揚がっている「牟岐」にすべきか、新規開拓でメモリアルを飾るべきか・・・。またしても、悩ましい日々を送ることになりそうである。
  
      

 第二回 やはり最善の選択だったか?新規なのにこのフレンドリー振りってどうよ?100本目はあまりにメモリアル。2014.5.23
 前回の鳥取でのパーティーで知り合いになった、東伊豆のショップ。代表氏が現地にいたわけだが、人見知りをしないというどころか、誰でも来い、状態のオールタイムウェルカムで”歓迎”されてしまった。
 100本目と言うひとつの節目をどこで迎えるか、は今年に入ってからのひとつの命題でもあり、ここをどう超えるか、で今後のダイビング人生もかわっていくように感じていたりする。つまり、節目であり、スタート地点でもあるここは、どこでもいいというわけにはいかないと感じていた。

 そして、当方が選んだ選択は、「知り合いにもなり、必ず行くといったここに行くべきだ」と言う結論に達し、今までのあまたのポイント/ショップを押しのけて、急遽候補地に選ばれたのである。
 5/22、初めての近鉄の夜行バスを利用。Willerが一杯だったのではなく、最安値/3900円で行けるとなれば、どの道鉄道利用のこともあるので少しでも節約したかったという側面がある。3列独立シートであり、今回の運行会社は共同運航の富士急湘南バス持ち。ただ、独立シートなのもあってか、隣人が女性客で、少々戸惑う。車内はまあまあ快適だったのが何よりだった。
 沼津北口にはほぼ定刻着。先を急いでも、あまりに時間があまりまくるので、北口のマクドナルドで朝食としゃれ込む。沼津発7:23→熱海7:42。伊東線直通の見慣れたステンレス車両・・・元・東急のお下がりに乗り込む。車内は海側をクロスシートに改造していたりして、ただの通勤型とは趣を異にしている。伊豆高原には8:43。本来の集合指定時刻よりは一本早い電車だったが、お迎えの車はすぐに到着。ものの5分足らずでショップに着いた。
 ここの変わっているところは、完全に販売を犠牲にしているという点。器材で儲ける気がないという、すがすがしいまでのコンセプトに、一気に緊張感が解けた。何しろ、ショップはマンションの2階、一棟借りしているとは言うものの、今まででは一番でかいといっても差し支えない。まるで連れの家に遊びに来たかのような親近感・・・。ほかではまねのできない「おもてなし」である。
 八幡野の凄いところはまだまだある。漁協が施設を運営しているという点である。本来ダイバーと漁師は場所によっては敵対関係にあったりするものだが、ここでは、やはり、漁師町に来てくれる=一種の収入源と言う考え方があるのだろう。歓迎の意思表示もそこかしこでされて、気分がよく滞在できた。

 さて、いよいよ初体験のポイント・八幡野に挑戦。当初水温が17度台だといわれていたのだが(そして、インナー等もなしで5ミリフルオーダー)、日本海の冷たさに比べてそれほどでもなく感じた。何のことはない、18度中盤まで上昇していたからであり、私の耐寒度が上がったわけではなかった。
 海中は、ややにごってはいたものの、前後不覚と言うところまでは透明度は悪くなく、波がやや高かったせいもあり、エントリー直後は翻弄される場面もあったが、至って普通に遠浅のビーチが楽しめた。
                     
 
 食事を済ませて、いよいよの当方としてはメモリアルの100本目。意外にも常連一名と別のゲスト二名も同伴しての、歓迎式典と相成った。まあそもそも、代表に「これで100本なんですよ」なんて、アピールしたこともあるのだが、初めての来訪でここまでしてくれるとは・・・
 そして、何よりも、今回「ただ100回目」と言う部分だけではなく、海の中では、いわゆる食物連鎖が織り成す、食べるもの・食べられるものの葛藤がそこかしこで見られ、それこそダイバーそっちのけで一大スペクタクルが展開される、インプレッション高めの100本目になったところは大きい。
                               

 ログにはこう感想を書いている。『苦節(?)16年・・・。本質を見失っていなければ、ここまでかかっていなかった、一つの節目。だが、エキサイティングな一本になり、一気にここ・八幡野のよさもわかる回になった。まあ、このサービスを選んだ、もっと言えば、あの出会いがなければ今回はありえないものであり、「一魚一会」が現実のものとなったことでも意義のある一本になった。』
 普通一回やそこらで「ここも」なんて早計過ぎるのだが、ガイディングといい、いろいろな面で自分の間合いでことが運ぶショップも早々ない。
 帰りはWillerで割高のリラックス。金曜日に設定した当方のミスでもあるのだが、すべてはこの100本目のため。心地よい疲労感でほぼ熟睡できた。

 2014.5.23 1本目(99)     八幡野ビーチ      水温 18.6度    透明度 5〜7m   潜水時間  46分
           2本目(100)        〃         水温 18.9度    透明度 7〜10m  潜水時間  45分

 経費一覧
 往復交通費 往路3900円(大阪−沼津まで/金太郎号/WEB早割り)  復路 5470円(Willer/三島−梅田BT/割引クーポン併用) 電車利用 往路 沼津−伊豆高原 1330円 復路 伊豆高原−三島 1240円
 器材現地配送/返却 2508円 現地サービス払い 13560円(ランチ/入海料・施設使用料込み・ガイド2ビーチ=12000円(税別))  計28,008円<当日支払い 16130円/ほかにコインロッカー利用料などは含まず>

 実は、西伊豆(大瀬崎)の場合、バスのみで済む為、割安なイメージがあったのだが、ちょっと足を伸ばすと、5000円程度高ものについてしまうという結論になる。まあ満足度が高ければ、誤差の範囲、といっても過言ではないのだが。

 第三回 早くも3回目・3桁突入第一弾は大瀬。ちょっとしょんぼりだったりもする。2014.6.17
 3桁ダイバーにようやく成長w。本来であれば、30代でカードを所得しているのだから、せめて40になる手前で節目を迎えておくべきだった。しかし、「趣味」として捉えられたのが2004年。カード所得してからの数年間のブランクに等しい期間が悔やまれる。
 しかし、時間が取り戻せるわけでもない。そして海は、どうあれそこにある。だったら動くのがベストではなかろうか・・・。

 100本達成の興奮冷めやらぬ中、次に指名したのはやはり大瀬。静岡づいているわけだが、太平洋側/ビーチエントリーできるポイントは早々ない。八幡野はやや遠く余計な経費もかかるが、大瀬であれば、せいぜいJR一駅分くらい。大阪-静岡便の安値圏で押さえられたのだから、行くしかない。

 梅雨の中休みで、雨こそ降らなかったが、霞がかかったような天候。駿河湾から見る富士山が送迎の行きも帰りでも見られなかったのが残念である。
 そして海の中は、意外なことに、大物も、小物もそれほどいない、と言う、前回・八幡野ほどのにぎやかしさがないというちょっとしょんぼりな2本となった。水温もやや低めに推移。もちろん寒さに震えるほどではないものの、ちょっぴりしょっぱい内容になってしまった。
 理由は「マンボウ」狙い。現れなかったばかりか、それほど透明度もよくなく、2本目などは、突然の流れに襲われる、アクシデントと言うかハプニングにも遭遇。びっくりするような生き物にも出会えず、2本潜りました程度。

                         

 2014.6.17 1本目(101)   大川下→門下   水温 17.9度   透明度 10mほど   潜水時間 40分
           2本目(102)   大川下       水温 22.2度   透明度 10m      潜水時間 34分

 経費一覧
 往復交通費 往路3000円(Willer/梅田BT−沼津/25%オフキャンペーン)  復路 3070円(Willer/三島−梅田BT/無料グレードアップでリラックスワイド) 電車利用 往路 沼津−三島 190円 
 器材現地配送/返却 2508円 現地サービス払い 12284円(ランチ/入海料・施設使用料込み・ガイド2ビーチ=9500円(税別))  計21,052円


 第四回 年間二桁潜水は久しぶりw そしてホームグラウンドに 2014.8.19
 
 今回ほど、紆余曲折に苛まれた回は早々ないと思われる。そもそものきっかけは、仕事のシフトのせい。誕生日たる8月29日にショップもレンタカーも押さえて余裕をぶっこいていたら、もらったシフトは休みがずれている! 作成者に文句を言ったが、後の祭り。
 仕方なく、直近の休みである「8月19日」に変更する。もちろんレンタカーはこの時点ではキャンセル。8/18に福知山までバスで向い、宿泊、8/19は、残っている「青春18きっぷ」で向う算段にしていた。
 そして、迎えた8月17日。丹波/福知山付近を豪雨が襲い、福知山の市街地が水没するというニュースに接する。いやな予感がよぎる。そして次の瞬間、頭の中が真っ白になってしまったのだ。
                                   「JRが動かない」・・・
 どんぴしゃで不通区間に飲み込まれてしまっている福知山。そう。福知山まで向えてもそこから先は足止めを食らうのである。うぎゃーーー!!
 あわてて、バスと宿のキャンセル。レンタカーを検索するのだが、直近過ぎて空車がなかなか見つからない。ようやく見つけたのは、以前にもつかった尼崎市内の店舗。ラスト一台に救われた感じである。
 
 どうあれ、足が確保できたとあれば、後は向うだけ。ちなみに豪雨災害とは無縁のルートであるため、状況はうかがい知れなかった。

 夜通し走って店舗には4時過ぎ着。早くも遅くもない、普通のドライブである。仮眠を取って8時前にショップの紅一点の挨拶を受ける。二人だけと言うこともあり、ちょっとはや目に行きますか、の言葉につられるように、9時過ぎにはエントリー。
 実は、今回、富士のデジカメ「XQ1」の、防水ハウジングの進水式も兼ねているのであった。既に陸上での再現度の高さは折り紙つきなので、問題となる、水中での挙動はどうでるのか、が気になっていた。
 結論から言うと、「ウン、大き目のシリカゲルがいるネ/もしくは小さいの2個」と言う、2本目にくもり発生で、せっかくの再現度もやや台無しに。そもそも、レンズ回りとか、若干大きめに見せていたところもあって、今まで1個で十分だったから、いらないと思っていたのだが、
 意外なことが分かった。

 水中は、実は、一台スペクタクルが発生していた。ヤドカリが大量発生して、大行進をしているのだ。佐津ビーチで初めてみる光景。一応動画にも収めたが、なかなかない体験をさせてもらった。
 それを含めて、水深8メートル越えが最深と言う、佐津ビーチならではのあまり何もない2本。しかし、手の内に入っている、ホームグラウンドでの1本は落ち着くし、格別である。

                                



 2014.8.19 2本とも佐津ビーチ
           1本目(103)   水温 25.6度   透明度 10mほど   潜水時間 46分
           2本目(104)   水温 24.6度   透明度 10m      潜水時間 44分

 経費一覧
 往復交通費 レンタカー利用 内訳 免責含む車両代金 5420円(夏季付加料金込み) ガソリン代 2500円+1490円+前後の満タン入れ500円弱=4500円 計9920円
 現地サービス払い 11600円(ランチ800円/入海料・施設使用料込み・ガイド2ビーチ=10000円(税別))  計21,520円
 <参考>当初の利用予定では、福知山までバス 1650円 宿代が2000円強。往復のJRは既に購入済みの青春18きっぷ利用なので、交通費自体は4000円かかっていない(厳密には青春18分の2500円くらいを足して6000円強が正解)。

 第五回  新規開拓はまだまだ続く。そして、ひっさしぶりのボートやいかに? 2014.9.23
 日本海側のダイビングスポットは、ここ最近、急速に開発が進んでいるように見受けられる。東側では越前海岸(福井)、中央に当たる竹野/佐津(兵庫)、老舗に分類される青海島(山口)といった具合である。
 そして、ダンゴウオの発見など、ホットな場所になりつつあるのが、鳥取である。その中でも、今回訪れたブルーライン田後(たじり)は、まだまだ出来立てといってもいい、施設とスタッフ連のフレッシュさで売り出し中のショップでもある。

 何のことはない。前回の鳥取でのパーティの前に行っていた、ダンゴウオツアーの現地サービスそのものであり、しかも現代表氏は、研修と言うか、武者修行を香住DSで行っていたという人物。つまり、私自身は代表氏を軽くではあるが知っていたわけである。
 ショップができて数年が経過していたわけだが、どうも鳥取となると足代が・・・と言うこともあって足が向かずにここまで来てしまっていた。しかし、4月の再会がここにも一度は、と思わせるいいきっかけになった。

 そう考えるとあのパーティーは、本当にいろいろな出会いときっかけを当方にもたらせてくれたといっても過言ではない。八幡野での100本しかり、ここでのダイビングしかり・・・。動けば結果がでる、とはよく言ったものである。
 自宅を0時手前に出発。第二神明→加古川BP→姫路BP→太子竜野BPと、2号線のバイパスを突っ切り、179号を北上。無料である鳥取道も走破して、予定より少し早めに現地に着く(AM3:45)。
 
 到着直後に酔い止めである「アネロンニスキャップ」を服用。そのまま仮眠を取る。7時過ぎにいつもどおりに目覚めて、朝食。その際にもう一錠。8時の受付、そして乗船と相成る。
 ログをあさると、なんと、沖縄のドライ初体験以来のボート。しかし、今回は酔い止めのせいもあるが、妙な自信もあった。そして一本目のエントリー。だが、ちょっとしたバックロール恐怖症にとらわれ、なかなかエントリーできない。入ってしまってからは、水流に翻弄される始末。
 まあそれでも何とか水中には到達。銘々で被写体をいろいろ捕らえるスタイルをとったこともあって、動きは各人ばらばら。バディ同士、と言うよりグルーピングできているというところは、意外に感じたところである。まあ、ここ最近、マンツーマンスタイルが多かったせいもあるのだろうか・・・

 EXIT直後のゆり戻しは今回なしで済んだ。「おお、アネロン、恐るべしwww」と思う反面、ヤッパリ酔い止めなしで潜ってみたいとも感じている。
 2本目は、島影の砂地ポイント。あの牟岐のような、波もたたないような、穏やかな水面状況で、一気にテンション上がる。こっちのほうが魚影と言うか、ラインアップは多彩。非常に面白く感じた一本になった。

                        

 2014.9.23 鳥取県岩美郡岩美町田後
      1本目(105) ポイント名 イガイトリゼ 水温 24.0度   透明度  8mほど   潜水時間 42分
      2本目(106) ポイント名 ゴイシワラ  水温 24.1度   透明度 10m      潜水時間 52分
 経費一覧
 往復交通費 レンタカー利用 内訳 免責含む車両代金 4680円 ガソリン代 4005円+250円程度=4250円 有料道路 第2神明 320円(往) 遠坂T 310円 舞鶴若狭道 春日−三田北 850円
 現地サービス払い 17150円(ランチ 650円/ガイド2ボート=16200円(税込み)+漁協協力金 300円)  計27,560円
 
 第六回  今年も参加♪  竹野浜海底清掃ボランティア  2014.10.19
 一年の締めくくり、にしている、竹野浜の清掃ボランティア。ほぼ毎年参加させてもらっているが、その時々で海が変わっていくことを肌で感じることができるのも定点的な行事ならではである。
 今年は、2度目となるボートでの疑似餌拾い。初体験と言うバディを引き連れての捜索・回収となるものの、当方の目がいいのか、うまいこと場所を引き当てたのか、いい具合で疑似餌やら、ごみやらが発見できていった。
 ざっと疑似餌20個弱、おもり10個程度、ごみ15ピース程度。"大漁"を期待していたのだが、案外な結果に終わってしまった。

 それでも、トータルで見ると、150個近い疑似餌が回収されている。7バディで取り組んだにしては上出来の部類ではないだろうか。
 今回から、海上の清掃部隊である「カヤック部隊」が初登場。たった2艇での参加だったが、その効果は絶大。海上・海面こそ浮遊ごみの宝庫であり、てんこ盛りの発泡スチロール系のごみが回収されていた。

 そして、今回も大学のクラブが大挙して登場。以前はマイクロバスで収まっていたはずだが、今回は大型バスで乗り付けてくる有様。40人以上が取り組む状態は、一種壮観でもある。

                    

 2014.10.19  場所 竹野浜海水浴場 ホテル前ビーチ
       107本目  水温 18.7度  透明度 5m程度  潜水時間  40分
 経費一覧
 往復交通費 レンタカー利用 内訳 免責含む車両代金 4680円 ガソリン代 3046円+1399円+153円=4500円強 有料道路 遠坂T 2×210円 六甲北 160円(復) ダイビングフィー なし