第 2回  もうね、アホかと、バカかと・・・。
 
 有名なコピペを持ち出すまでもなく、先ごろの中川財務大臣の辞任はセンセーショナルなものだった。
 何しろ、G7の記者会見での醜態。世界が注目する、世界第2位の経済大国の大臣のあのような無様な会見をいったい誰が予想しえよう?
 もうこの際、理由はどうでもいい。どうして、こんな馬鹿な閣僚しか輩出できないのか、日本の政治家のレベルの低さをいまさらながら思い返す。

 それにしても、「よくやってくれたよ」という恨み節が総理周辺から出ていることは想像に難くない。ただでさえ支持率は底辺をさまよい、浮上のきっかけすらつかめない。ぶら下がりの記者会見でもなんとなく投げやりな答弁ばかりで、いまひとつ思いが伝わらないのも原因かと思う。そこへ飛び出した、財務大臣の醜態。当初は続投を要請したといわれる首相。その神経もどうだか、といいたいところだ。
 もはや末期症状となった麻生内閣。もう待ったなしでの総選挙をするべきときではないのか、と思うのは私だけではあるまい。
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