第2回 通してはならない法案
第174回通常国会が幕を開けた。プロローグとするには余りに恰好のネタ過ぎる、与党幹事長の政治資金規正法違反事案がクローズアップされるなど、この国会でも「政治とカネ」問題が焦点といわれそうである。正直、こういうやり方が、小沢流錬金術であるのであれば、「やましいことは何もない」と開き直れる理由も判らないでもない。しかし、巨額の資金の流れを「忘れた」「書き漏らした」で済むわけがない。書けなかった本当の理由があるはず…。特捜はそこに目を向けているといえる(残念なことに、あのイラク戦争でアメリカが犯した、「大量破壊兵器を持っているはずだ」で戦争をおっぱじめたときと状況は似ている。確たる証拠はどこにもない。ただ、立件してやろうという執念だけは感じ取れる。とりあえず、地検、ガンガレ!)
しかし、今国会では、それこそ国の根幹を揺るがせるような法案が提出されようとしている。
それが「永住外国人に対する地方での参政権付与法案」である。あらかじめお断りしておくが、「差別」意識からこの法案に反対しているのではない。先にも書いたが、「国の根幹を揺るがしかねない」法案だから反対するのである。
反対する理由は山ほどある。
○自国籍(日本以外の国籍)を持ちながら日本の、「地方」とはいえ口出しできるようになる事を意味し、日本自体が「地方の集積」で成り立っている事を考えれば、一部の地方が国の政策や方針から外れた事を行なおうとしても歯止めが利かなくなり、最悪の場合「独立」してしまいかねない。
○「日本国民でない」人たちが牛耳る場所に日本人は寄り付かなくなってしまう。特に人口の少ない町/村単位でこういった現象は起こりえる。→対馬がまさにこの状態。
○日本人は日本に難が訪れても日本国と運命をともにしなければならない(今がその状態)。永住とは言っても国籍は他国なのだから逃げ出すことは簡単にできる。
○参政権は国民に有する権利。諸外国でも参政権を外国人に付与している国は少数派(国際化という論拠は通用しない)
○特に現与党が特定外国人への便宜供与(=選挙協力のみかえり)のために法案を通そうとしている嫌いがある(この法案を胸に秘めている政党なので当方は決して支持しないことにした)
最後の指摘部分は、はっきり言って「日本国民をなめているのか」と思われるようなことである。勿論、現与党の実質トップである「小沢」が韓国系の「民潭」(「朝鮮総連」は北の組織です)と妙な約束を取り付けたり、極めつけは、かの国に訪問した際「法案通します」と安受けあいしてきていること。そんなに好きなら、かの国に住めばいいのに、と思ってしまうくらいのリップサービス振り。こんな背景があるから今国会での上程→可決はほぼレールに乗ってしまったようなものである。
確かにだれぞのいう「友愛精神」に則れば、「人類みな兄弟」なんだし、地方に口出しできるくらいの権利を差し上げても「ま、いいか…」。と考えていると思われる。しかし、これまでのヤタケタ振り、ビジョンのまるでない政治力からしても、この法案が、今後、日本にどれだけの禍根を残すことになるのか、わかっていないと思われる。判っている良識のある大人なら、この法案には普通に反対するからだ。
そして、そんな人たちを選んでしまった我々は、子孫はもとより、先祖の人々に顔向けできないのではないか、と思ってしまう。そう!まさにハトのたわごと・・・
「日本列島は日本人だけの所有物じゃないんですから」(ニコニコ動画での発言)
が現実のものになる日が近づきつつあるのだ。
<ご参考>
「外国人参政権がなぜ危険なのか?」→国民が知らない反日の実態(諸外国の例もあり。オランダでそんな事件が起こっていたとは知らなかった)
「もっとやさしくおせーて!」→在日特権を許さない市民の会 なぜなに? ザイ子ちゃん 06 外国人参政権編(漫画仕立て。でも書いてることは結構強烈)
と、ここでは、どういうわけか在日/反日系サイトからのリンクになってしまいましたが、ある種その手の人たちが一番影響を受ける(勿論プラス方向に)からだと思います。
動画 関西テレビアンカー 水曜日コーナー「ニュースDEズバリ」 09.9.23放送分(後半部分)
その文字起こしはこちら→本コーナーでも結構の採用率の「ぼやきくっくり」(毎週青山氏コーナーを文字起こし。頭が下がります)
コーナートップへ