第29回 救いようのない隣国
8月に入って、急激に暑さを感じるようになった。それでも時々降る夕立のような通り雨で、空気がすっきりするのはいい感じだ。
とはいえ、そんな盛夏の空気をもひっくり返すような事件を韓国がやってのけた。
ウルルン島(某番組タイトルとは全く無縁との事です。)での、視察目的で入国しようとした、自民党の3議員が、韓国側からの入国を拒否され、即日帰国したのであるが、その理由が恐ろしくすごいのである。
俗に言われているのは、「身辺の安全確保が難しく、両国関係に及ぼす否定的影響を勘案し、議員一行の入国を許可できない」という、韓国政府の発表なのだが、本来友好国であるはずの日本の議員が向こうにいくと、「安全確保が難しい」だの「否定的影響がある」のと決め付けるのはさすがにやりすぎであろう。
もちろん、かの地に足を踏み入れて、暗殺された伊藤博文を例に取るまでもなく、安全が確保されないような国になど、行かないほうがましだし、むしろ、不測の事態を巻き起こしかねなかった可能性すらあるのは、空港内外でのおなじみのデモ行為などからも察しが付く。いい意味で捉えるなら、「本当はこういう形で来てほしくないんですよ、お願いしますよ」といっているようにも受け取れる。
とはいえ、理由付けがますますエスカレート。とうとう【出入国管理法第11条第1項第3号「韓国の国益或は公共の安全を害する行動をとる恐れがあると認めるに足る相当の理由」により、入国禁止】とするとしたそうだ(【】内は、ぼやきくっくりさんの、佐藤議員のツイッタ−まとめから拝借)。取りようによっては「テロリスト」か「スパイ」かといわれたのも同然の結末。こうなってしまっては、たかだか一議員であっても、「日本人」すべてがこういう見方をされているのではないか、とさえ感じ取ってしまう。
韓国のやったことは、戦争盛んな時期の世界情勢であれば、即開戦とされてもいたし方のない暴挙であることは間違いない。今の日本が、相手に弓を引くことが出来ないからといって、理由もまともに聞かずに「来るな」「帰れ」と言い放つのは、常軌を逸している。それにもまして、「国際空港」でのあのような汚辱パフォーマンスをしなくては気のすまない民族性というのも、又国内外に知れ渡ってしまったともいえる。
どこぞのテレビ局は、月に40時間もこの国のドラマを流しているそうである。国交断絶となってもしかるべきような、かの国の暴虐振りをもっともっと知らしめるべきなのであるが、そういう責務をマスコミは放棄してしまったのであろうか?
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