第39回  汚らわしい記念碑

 どうも、この国がらみ−−韓国ですが−−のことを書くときに、いやぁな気持ちが先立つのはどうしてなのだろうか?とよく考える。
 
 大体、海を隔てているとはいえ、立派な「隣国」であり、仲良く付き合うのはごく自然のことであると言える。もちろん、日本側が、かの国と敵対したり、一戦交えたのは、はるか昔のことであり、又、日韓併合と言う、同一国家になってしまったときにしても、国家の合併であり、日本が主で韓国が従というような扱いにはほとんどなっていなかったと言っていい(植民地支配という言い方をよくされるのだが、植民地であるならば搾取の対象になっていたはずであるが、残念ながら当時の韓国には、資源も文化も何もなく、むしろ日本側の資金でインフラが整備されていったのが実態。歴史を細かく読み解けば、これくらいの事実はいくらでも出てくる)。
 そして、あの「従軍慰安婦」とか言う、誰が作ったのかわからないような職業の人たちが出てくる。彼女たちの主張は「軍に連行されていやいややっていた、奴隷だった」と言うのである。
 ところが、ご存知のように、この事実が露呈したのは、ごく最近のことであり、終戦直後から問題になっていた事案では到底ない。まして、日韓基本条約(正式には、「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」)が締結された時点で、個人的な戦時賠償などはできなくなり、仮にそれを申し出るのなら、日本ではなく、当時賠償金をたんまりもらった韓国政府のはずである。

 韓国にある、日本大使館の前に据えられた、慰安婦をモチーフにした記念碑は、そうした歴史背景の下に作られたものであるが、そもそも、慰安婦と言うものが存在したのか、はなはだ疑問である(慰安婦と、正式な賃金をもらっていた売春婦と当方は同一視していない。彼女たちがただ同然の慰安婦でない事実は、いくらでも証明できる)。しかも、戦後70年近くが経とうとしており、すでに戦後処理は少なくとも韓国との間では完了している。なのに、なぜ今になって慰安婦モデルのブロンズ像なのか?もちろん、国家を挙げて反日の韓国なので、「相手が気分を損ねるだろうな」と言うような、思慮深さなどあろうはずがない。もし仮に、アメリカ大使館の前に同様の目的の像を建てようとしたら、少なくとも強制排除されてしまうような事案だ。
 それが平気でできてしまう国・韓国。そんな国にやれスワップ協定だ、儀軌返還だなどと、常に配慮ばかりしている感が否めない。ぶっちゃけさせてもらうと、「国交断絶」も視野に入れた強硬な姿勢で臨んでもしかるべき行為だと思っている。その意味では、慰安婦の1000回アクションを迎撃したデモは、むしろ当然と言え、彼女たちの虚構を鋭くえぐったのは痛快でもあった。→花うさぎの「世界は腹黒い」2ブログに詳報あり。

 今週末に、韓国の大統領が日本に来るらしい。険悪な雰囲気のまま会談をするのか、またしても土下座外交にしてしまうのか・・・。どぜうが又泥の中を這いずり回る絵が浮かんできて、気がめいる。

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