第19回  まさに、「御意」!
 
 ようやく、大飯原発が再稼動し、周囲の電力会社にまで電気を融通してもらわないといけない、極度の電力不足状態は、何とか回避できそうである。
 しかし、大飯原発周辺でも、反対派が気勢をあげる様子がニュースになっており、一筋縄ではいかない状況は相変わらずである。

 さて、当方もあちこちのブログを参照して回ることが多くなっている。自身の意見の裏打ちや、いわゆる「トリガー」としての役割も果たしていただいている。
 そんな中、やや古い(10カ月ほど前)エントリーながら、ほかのブログから誘導されて、読ませてもらった内容を今回は紹介したいと思う。
   →英語が苦手のえいと@ののんびりお気楽アメリカ日記  作者のえいと@さんはどうやら女性の模様。

 2011.9.23の日付があるのだが、今の日本が抱える諸問題を、まさに「腑に落ちる」筆致で書き綴っていただいた。
 特に面白かった、というか、「そういうことかぁ」とうなったのは、普天間基地問題。文章をこの部分だけ抜粋させていただく(フォント等は当方で統一)。


           沖縄の普天間米軍基地に隣接する「普天間第二小学校」があるんですが、

             騒音の問題や、万が一米軍の飛行機が小学校に墜落したら大惨事になるということで、

               子供の安全のために 小学校の移転の話が 過去に2回ほど上がったのです。

        しかし、基地反対運動を展開する市民団体などの抵抗で 小学校移転の話が頓挫してしまったのですよ。

                      なぜ市民団体が小学校の移転に反対したのか…!

              基地反対の運動をするためには 危険な小学校があった方がいいからです。

 これが、実態である、ということなのだ。基地のことはどうでもよく、「基地をどかせるためには、子供も利用する、そして結果がどうあれ、これで活動できる」ということなのだ。
 わかりやすい、そして、疑う余地のない「左翼」ならではの考え方である。取り敢えず目の前のものに「反対」と投げかける。もちろんその際には、対処策や代替案は必要ない。とにかく「何がなんでも反対」なのだ。
 その結果がどういうことになっても「自身の主張さえ通れば問題ない」から、原発反対、基地はどこかいけ、と言い放てるのである。国益や自身にも降りかかる不都合や不具合には見てみぬ振りをするのも彼らの特性だ。実際、ディベート番組等でやり込められるのは、幅広い視点からものを見ておらず、目の前の事象にしか考えのない彼らである。

 何でも、デモに参加しているのは「雇われ」もいるそうである。その資金がどこから出ているのか・・・。日本の国力がこのままでは具合が悪いと感じている勢力が出している、という説もあながち間違ってはおるまい。
 それにしてもすべての論調に、膝を打ち続けられる内容にお目にかかることはめったにない。「仰せのとおり」な内容は、私の心情を代弁していただいた風にも受け取れる。


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