第23回  「かの国」クオリティ
 
 今回のロンドンオリンピックでも、やはり「かの国」はいろいろやらかしてくれる。
 女子のバトミントンの無気力試合にはペア2チームが絡み、自らの意思でそうしたにもかかわらず、「中国に引っ張られた」とわけのわからない言い訳をする始末。フェンシングでも、抗議の座り込みをするなどした。極めつけはやはりサッカー。けが人が出なかったのが唯一の救いだが、試合終了後に一選手が「独島はわれわれのもの」というプラカードを持ってアピールしてしまったというのである。

 メダル獲得とそうでないと、韓国選手の処遇が雲泥の差になることはよく知られたところである。サッカーの場合、メダル獲得で、兵役の免除がある上に年金ももらえるのだそうだ。せいぜい報奨金程度の日本に比べると破格といっても言い過ぎではない。
 だからといって、勝ったとたんに政治パフォーマンスにすることが出来る彼らの精神構造がよくわからない。そもそも、オリンピックが、そういう場でないことすら知らないとでも言うのだろうか?
 
 こんな低レベルな、スポーツマンシップが何たるかをわかっていない「ヒトモドキ」が同じフィールドで、同じルールで試合が出来ているというのがほぼ奇跡に近いことだと思う。
 出場した選手一人の問題ですむとは到底思えない(プラカードを作成・手渡したのがかの国のサッカー協会の関係者という話もある!)。厳正なる対処をお願いしたいものである。
 
 
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