第26回  やはり「未開国」だったか・・・
 
 竹島に大統領が上陸するという、とんでもない「禁じ手」を使ってきた韓国。実質的には「国内向けのパフォーマンス」にするつもりだったのだが、もともと領有権を持っている日本側にしてみれば、戦争中のドサクサでの所得になっている北方領土と違い、敵味方に分かれてもいない国から勝手に「うちの国のものニダ」といわれて、占拠されているのだから、納得できようはずがない。確かにかの国から政治資金を受け取ってるどぜうにしたところで、こと国益が絡む問題となれば、動かざるを得ないわけで、「このご時勢になんちゅうことをしてくれるんや」と思っていることは想像に難くない。

 世論は当然、韓国憎し(今誤変換で【韓国に串】となったが、これでもいいww)、となっていることはどこぞの放送局が「それでもK−pop/寒ドラ」と無理筋の展開をしようとも、元に戻れない状況になっていることは間違いない。不法占拠している領地に訪れるだけではなく、天皇陛下への謝罪要求(それもわれわれが思っているような、生易しい内容ではない模様である)。ここまでこじれさせても、結局は「日本に責任がある」という言質は一向に変わらない。国家として「対等」にものを言えている、と勘違いしているのか、ここまで言い放てる元首は、おそらく彼例外にいないだろう。

 そして、親書を付き返すという、これまた前代未聞の暴挙を韓国はやってのけた。このことをもってしても、「話もしたくない」と強硬に出ているのは相手側であり、「ああ、そうですか、ならご自由に」と受け流す態度を日本がしているようなのだが、普通であれば、ここまで無礼な振る舞いをしてくるのなら、それこそ、「言い過ぎました」とかの国の大統領を呼んで、陛下の前で謝罪させるのが先というものである。あまあまと、「話し合いで何とか」と考えている、及び腰の日本外交が、冷や水を浴びせられたとも言えるわけで、もっともっと強硬に出てもしかるべきである。

 晩節を汚す、といったようなことわざは、かの国にはないのであろう。むしろ、「嘘も100回言えば真実」と、自身を都合よく見せることが最良とされる国家と言い切っていい(だから、整形外科が大流行するのである)。どういう行動にでたとしても、裏打ちされる基礎的なものがないので(竹島にしても従軍慰安婦にしても、そして、天皇陛下の謝罪にしても)、自分たちは正しいことをしているつもりでも、世界的な常識や歴史認識に照らし合わせると、矛盾が生じてしまう。そこで又歪曲した理論を持ってきてつじつまを合わせようとする。そうやってかの国は生きてきた。
 しかし、今度ばかりは、物の言いようも含めて、「こんな人が大統領をしている国ってどうなの」と思っている人も少なくなかろう。彼個人の資質も含めて、外交的には、土人並、「未開な国」と断ぜざるを得ない。もう本当は、かかわりたくないのだが・・・。
 
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