第16回  ねじれ解消は喜ぶべきだが・・・
 
 7/21、ようやく「日本が取り戻された」記念すべき日である。
 確かに自民党は他を寄せ付けない圧勝振り。公明との連立解消を模索するレベルまでは及ばなかったものの、連立与党で安定多数の結果に落ち着いたのは、今後の日本の急速な景気回復に期待が持てると判断できる。

 では手放しで喜べるか、といったらそうではない。
 日本をどん底にまで叩き落した幾人かの候補の当選はかなってしまったからである。 
 特に、ゾンビのようなしつこさで当選してしまった山本太郎氏の当確に、当方はテレビのスイッチを切ってしまったほどである。
 反原発を旗印に、いろいろとややこしい人々も取り巻きにいるとは聞いているが、ややエキセントリックな考え方や、ヒステリックなまでの「放射脳」の持ち主で、支持などされるはずがないと思っていた。
 まあ議員として実績を残せるとは思えず、無所属のままで終わるとも思えないが、6年間は議員としてやっていけるだけに、東京都民の罪はしばらく消えないであろう。

 勿論選挙結果だけですべてが終わるわけではない。むしろ、これからがスタートラインである。日本がどのような道筋を通るのか・・・。選挙が終わったこの日から日本を本当に取り戻す動きになることを希望せずにはいられない。

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