第24回   放射脳、ここに極まれり。

 9月後半から10月は、ブログに力を入れていたこともあって、こちらのほうがちょっとおろそかになってしまった。
 とはいえ、怒り、というか、恐れ多いことをしでかした、一年生議員の突拍子もない「直訴」が日本中を覆っている。

 普通なら、有名人と歓談をする天皇陛下のお姿を見ながら、対峙した有名人たちの緊張感あふれる応答を楽しむ、というのが園遊会の映像の本来のありようなのだが、その有名人たちにお会いになる前に、不躾ながら呼び止め<ここ重要!!呼び止めて歩みを止めさせるなどあってはならない行為>、手紙を渡した人物がいる。
 こんなことをするのは、「ベクレてる」山本太郎参議院議員しか考えられない。

 ではなぜこの場に呼ばれていたのか?いろいろ調べると、一年生議員はほぼ漏れなく呼ばれるようなのだ。それでも、一般に呼ばれる有名人が、最前列をなし、頭数要員のへっぽこ議員などが陛下と言葉を交わせる位置には普通であれば立てないはずである。また仮にそれであっても、陛下から声をかけられない限り、話を始めることは例がない。今回の件は、園遊会のしきたりやら、天皇というものをカジュアルに考えすぎている点やら、議員になってこんなことをするほど知能レベルが低いとか、最も重要な身辺警護の問題など、もういろいろな問題を一気にあぶりだしてしまい、その部分で考えると荒唐無稽ともいえるこの行為は、いまや日本人が一枚岩でなくなり、不規則行動をも辞さない世の中になりつつあることを露呈したともいえる。

 議会の中は「辞めさせるべき」という声も盛んながら、ただの請願法違反でしか処罰できず、その量刑もないに等しい。それどころか、「太郎ちゃん、GJ」とばかりに、一部の取り巻きや支援者でもある左翼の連中までもが天皇に手紙を送ることを画策しようとする、某左巻き新聞は、識者の意見として、「ほかでも天皇を政治利用している」とばかりに論点を摩り替えようと必死である→まとめサイトはこちら

 園遊会という、本来政治的意図も働かない場所での直訴同然の奇行。本人は悪びれる様子もなく、むしろ正しいことをやったとばかりに開き直っている。しかし、もし一般人/俳優・山本太郎だったらできないこと。それをやってのけるところにこの人の浅はかさがある。そもそも福島問題を解決するのは議員である自分自身であり、無所属で行き詰っているからといって天皇を後ろ盾に使おうとする魂胆は、万死に値する不敬な行為である。
 だいたい、「東京は放射脳まみれ」といっておきながらその都民の支持を集める鬼畜ぶり。厨二病の持ち主が議員になると、こうなるという見本だが、こんな低レベルの左翼議員、とっとと追放しないと議会政治の根幹を揺るがしかねない。

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