第 3回  せっかくの問題提起も野党が利用すると・・・


 「保育園落ちた日本死ね!!!」と言うタイトルで投稿されたブログが日本を揺るがすほどにまで拡散している。
 私事で恐縮だが、自分のブログが沸騰した事例は、アフィリエイトブログが閉鎖されたことを悔やむ記事と、スーパー新店の開店日時を推測した記事くらい。炎上や賛否両論が戦われるほどにまで発展したことはない。

 さて、当方のスタンスをまず明らかにしておきたい。

         すべて国のせいだとする投稿主の炎上商法を疑ったりもする。

 不満をぶちまけたくなる気持ちも分かる。わが身の不運振りを嘆くのもありだろう。だが・・・「日本死ね」は本当に余分だった。
 感情に身を任せてうわぁぁぁぁっと書き綴った結果なのだろうが、今までそんな事例は山とあったはずである。そもそも待機児童は減っていないと言うではないか。
 自分の子どもは大丈夫・・・そんな期待を裏切ったのは「アベが悪い、日本死ね」・・・向ける矛先を間違えすぎである。
 そもそも政治がどうにかしてうまく行く事案ばかりではないはず。自分の不幸は政治のせい、に転嫁したくなる気持ちは、どこから出てくるのだろう?
 
 望むと望まざるとにかかわらず、こういった「格好のネタ」をひっさげてドヤ顔で国会に臨む野党議員の腹黒さ。現実に起こっていることであっても、どこかのマスコミが報じたものでもないものを使うなど、引用元に弱さがある。
 「アベ政治を許さない」同様、早速アカい連中にも利用される始末→へぇっと思ったが、何で男が参加してるんだょwww
 うまく失政を叩けると踏んでいるようだが、昨日今日の保育情勢ではなく、こればっかりは「日本死ね」といわれているのだから、与党野党の問題ではない。日本がまずいことに警鐘を鳴らしてくれているわけである。

 つまり、野党は「何でも攻撃なんでも反対」とするから、戦略が乏しいのである。時には厳しく、時にはやさしく。失策を責めるのではなく、得点しないといけない状況だということにいまだ気が付いていないようである。
 奇しくも、野合の衆は、党名を公募で選ぶそうである。理念もへったくれもないそんな党が、日本のためを思う道筋を与党と作る・・・あ、土台無理なお話でした。

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