つれづれなるままに 2018  

  第一回   行くも地獄、行かないも地獄でいくを選択したわけ

 今年一発目の話題は『平昌五輪』(ひらまさごりん)に関してである。

 もういろいろと香ばしい会場風景だったり、競技場がまともに作れなかったりと上げ出したらきりがないわけだが、すでに我々は、仁川アジア大会で嫌というほど無茶苦茶な運営を見せつけられている。
 →NEWS U.S.さんのまとめ記事をご覧ください。 今回もフィギュアで逆銀河点が出そうな気がして仕方ないw

 たださえリッバートされかねないうえに、極寒の地で、身動き取れない開会式に出たところで、日本選手団はブーイングを浴び、下手すると慰安婦パフォーマンスまでありえる状況。
 それにも増して「行く」ことが間違ったメッセージにとられる、という大方の見方は私も支持している。

 それでも安倍首相は「行く」と言い放ったのだ。→もっとも『事情が許せば』と慎重な物言い。どうあっても行くというなら「万難を排してでも」「いかなる状況に陥ろうとも」などの強さは必要。あ、リンクは、今年から、極力一次ソース(新聞テレビ/週刊誌等は採用しないようにしていきます。

 通常国会のさなかの”外遊”。本来なら「国会を留守にするとは何事か」という野党の大合唱が聞こえるところなのだが、かの国に籠略されている連中ばかりなので、意外にもそういった声は聞こえない。しかも「世論は後押し」なる、疑わしい世論調査も出てきている。

 当方は、「行くことが韓国ageにつながる」「大使も襲われる韓国で首相が行って伊藤博文の二の前になったらどうする」という観点から、「行ってほしくない」というスタンスだった。それでなくても、G7だれ一人首長クラスが行っていない。日本だけが首相が行くというアンバランスは、逆にその異様さを際立たせる。
 間違いなく「行くことが目的化している」からに他ならない。行かないことと行くことのプラスマイナスをよくよく考えた結果の判断と見られる。

 時々、国民が思っていない方向の決断を首相はする。例えば、今回の慰安婦合意でも、当方は、「これでおしまいにできる」なんて思っていないから、どぶに捨てるに等しい10億円だ、との意識でいたし、2年経って、化けの皮がはがれてきている。まああそこの国は、酋長が変わってしまったら、先代の約束事は反故にできる(見直せる)と本気で思っているようなので、その意味からしてもグローバルスタンダードではない。
 だから「あえての合意だったのか」と思い知らされる。しかも、今回は、米国もいっちょ噛んでいる。それでも「お代わり」と言わないと火病してしまう民衆たち。実際「愛想が尽きている」状況だからほおっておくのも手ではある。

 今回もそうだ。基本「行ってほしくない」「行っても日本のためにならない」のは確実。そして、いくら韓国側と首脳会談したところで、相手が腫瘍なのだから、何かまともな結論が出てくるとは思えない。もし仮に、日本の言い分を飲みこむ、まともな結論が出た暁には、韓国世論を沸騰させ、ローソクがソウルの街並みを埋め尽くすきっかけになることは前政権を見ても明らかである。

 安倍さん、韓国にとどめを刺しに行くのかな? それもオリンピックというスポーツの祭典の開会式の日に・・・。なんだ、政治利用しているのは日本側じゃないかよwwwww