そうすると、おのずと、カテゴリー分けが、従来の新聞とは変わってくることになります。従来の新聞は、政治家・政党が発表（またはリーク）した情報が政治面に載り、警察や裁判所が発表した情報が社会面に載り・・・というように、供給者（組織）が情報を得る際に都合の良い分類になっていました。ですから、例えば環境問題に興味のある人は、法案に関するものは政治面、裁判が起きれば社会面、企業の環境意識については経済面、というように全部に目を通さなければならないので、非常に不便なのです。
オールドメディアは供給者（組織）のためのメディアですから、当然でしょう。しかし我々は受益者（個人）のためのメディアですから、分け方も、受益者（個人）の関心事別、つまり立場別になります。もちろん、従来の分け方と１：１で対応することには、なりません。例えば環境面というものがあれば、従来の政治・経済・社会の各面に載っていた情報が集約され、しかも個人の視点による情報として編集される訳ですから、ずっと便利になります。
|
|
|
