記事タイトル:「謎」の再構築(その2) 


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お名前: 薊子   
「はじめ」とは各物語の書き出しのことではないかというのは第一感だったのですが、
「人に申さむ」とどう繋がるかがわからず、狭衣をあたってみるに到りませんでした。
やはり、じいくんさんのお蔭です。

わたくしたちは学生の頃、よく古典(枕草子、平家物語、方丈記、奥の細道...)の冒頭を
暗唱させられましたが、それと同じように狭衣物語も暗唱のスタンダードナンバー
だったのでは?という気もしました。
[2000年1月12日 10時39分9秒]

お名前: 塔婆守   
薊子さま、お見事。正解です。

「源氏のはじめ狭衣のはじめ」というのはそれぞれの
物語の冒頭の一字を合わせて「いせ」を導き出すとい
う趣向だったわけで、それによく気が付かれました。

「狭衣物語」はマイナーな作品なので、書き出しの文
句を知っておられる方は現代では少ないでしょうが、
当時はまだ根強い人気があったのでしょう。「少年」
は薊子さま仰せのように仮名書きならば「せうねん」
ですね。

謎としてはまとも過ぎる感もなしとはしませんが、二
つの作品の名前から第三の作品名を導き出すというと
ころが優雅で捨てがたい味があります。

じいくんとお二人で見事に金星を射止められました。
[2000年1月11日 17時23分46秒]

お名前: 薊子   
別案です。

はずかしながら狭衣物語は開いてみたこともありませんでしたが、
ひょっとしてと思い調べてみますと、

「少年の春は惜しめども止まらぬものなりければ」

と始まっているようです。
源氏の冒頭は、

「いづれの御時にか...」

ですので (こちらはわずかに記憶あり(^^;)、
はじめの一字をあわせれば「いせ」になります。

人に申さむは、じいくんさんの通り。
[2000年1月11日 13時13分42秒]

お名前: じいくん   
こんにちは。難しかったです。

源氏のはじめの文字→みなもと→井
狭衣のはじめの文字→狭(せ)
人に申す→物語

でしょうか。はじめは桐壷だっけ、人に申すは伸かな、
とか、さ迷っていました。
[2000年1月11日 12時18分13秒]

お名前: 塔婆守   
今回はまだどなたからもお答えがないところを見ると、少々
難しかったのでしょうか。

それでは(解)をお示しします。

 (問)源氏のはじめ狭衣のはじめ人に申さむ

 (解)伊勢物語


これならばどうでしょうか。
[2000年1月10日 21時3分45秒]

お名前: 塔婆守   
さっそく次に参りましょう。

(問)源氏のはじめ狭衣のはじめ人に申さむ

この(解)と(心)をお考え下さい。

(ヒント)有名な古典の作品名です。
[2000年1月8日 8時53分58秒]

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